JPH07320642A - 薄板ガラス貼り付け方法と薄板ガラス貼り付け装置 - Google Patents

薄板ガラス貼り付け方法と薄板ガラス貼り付け装置

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JPH07320642A
JPH07320642A JP13509094A JP13509094A JPH07320642A JP H07320642 A JPH07320642 A JP H07320642A JP 13509094 A JP13509094 A JP 13509094A JP 13509094 A JP13509094 A JP 13509094A JP H07320642 A JPH07320642 A JP H07320642A
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JP
Japan
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thin glass
target
thin
shape
crt
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Application number
JP13509094A
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English (en)
Inventor
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
Yoshiaki Owada
義明 大和田
Takaharu Sato
隆治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】紫外線による接着剤を硬化させる際に紫外線の
露光を接着剤全体に対して行うことができる薄板ガラス
貼り付け方法と薄板ガラス貼り付け装置を提供するこ
と。 【構成】対象ガラス面40に紫外線硬化型接着剤を塗布
するステップと、薄板ガラスTGの形状を対象ガラス面
40の形状に合せるステップと、圧縮気体で薄板ガラス
TGを対象ガラス面40に押し付けるステップと、紫外
線を照射して紫外線硬化型接着剤を硬化させるステップ
を備える薄板ガラス貼り付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板ガラスを、たとえ
ばCRTディスプレイの表示画面のような対象ガラス面
に対して貼り付けるための薄板ガラス貼り付け方法と薄
板ガラス貼り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRTディスプレイの表示画面に対して
薄板ガラスを接着剤により貼り付ける場合には、この薄
板ガラスを真空吸引によりチャックするのが一般的な方
法である。そしてCRTディスプレイの表示画面に塗布
されている接着剤は、紫外線の露光により硬化させるの
であるが、この接着剤を硬化させる場合には、真空吸引
手段によりチャックした薄板ガラスをCRTディスプレ
イの表示画面に対して押し付ける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その際に、
薄板ガラスを表示画面に対して押し付けるための治具が
位置している部分だけ、紫外線照射の影になってしまい
紫外線がその部分だけ接着剤に対して露光されなくなっ
てしまう。従って治具がある部分だけ、紫外線による接
着剤の硬化を行うことができないという問題があった。
これにより薄板ガラスの貼り付け作業の品質を妨げてい
た。
【0004】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、紫外線による接着剤を硬化させる際に紫
外線の露光を接着剤全体に対して行うことができる薄板
ガラス貼り付け方法と薄板ガラス貼り付け装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあっては、対象ガラス面に薄板ガラスを貼り付ける薄
板ガラス貼り付け方法において、前記対象ガラス面に紫
外線硬化型接着剤を塗布するステップと、前記薄板ガラ
スの形状を対象ガラス面の形状に合せるステップと、圧
縮気体で前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付け
るステップと、紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤を
硬化させるステップと、を備える薄板ガラス貼り付け方
法により、達成される。
【0006】本発明にあっては、好ましくは前記薄板ガ
ラスの形状を前記対象ガラス面の形状に合せるステップ
では、前記薄板ガラスの形状を、前記対象ガラス面の形
状に対応する形状を有する治具に強制的に合せる。本発
明にあっては、好ましくは圧縮気体で前記薄板ガラスを
前記対象ガラス面に押し付けるステップでは、前記治具
の形状に強制的に合せた前記薄板ガラスの形状のまま
で、薄板ガラス保持手段に吸着して保持し、この薄板ガ
ラス保持手段において前記圧縮気体の圧力により、前記
薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付ける。本発明に
あっては、好ましくは前記対象ガラス面は、CRTディ
スプレイの表示画面である。
【0007】上記目的は、第2の発明にあっては、対象
ガラス面に薄板ガラスを貼り付ける薄板ガラス貼り付け
装置において、前記薄板ガラスの形状を前記対象ガラス
面の形状に強制的に合せるための治具と、この治具の形
状に強制的に合せた前記薄板ガラスの形状のままで前記
薄板ガラスを吸着して保持し、そして圧縮気体の圧力に
より前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付ける薄
板ガラス保持手段と、紫外線を照射して前記対象ガラス
面に設けられている紫外線硬化型接着剤を硬化させるた
めの紫外線照射手段と、を備える薄板ガラス貼り付け装
置により、達成される。
【0008】第2の発明は、好ましくは前記紫外線照射
手段は、前記薄板ガラス保持手段内に配置されている。
第2の発明は、好ましくは前記薄板ガラス保持手段内に
配置されている支持手段であって、前記薄板ガラスを吸
着して保持している際には、前記薄板ガラスを前記対象
ガラス面に対して支持し、そして前記圧縮気体の圧力に
より前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付ける際
には、前記薄板ガラスから離れて紫外線の照射範囲から
退避するようになっている支持手段を備える。第2の発
明にあっては、好ましくは前記対象ガラス面は、CRT
ディスプレイの表示画面である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、たとえば、対象ガラス面に
紫外線硬化型接着剤を塗布するとともに、薄板ガラスの
形状を対象ガラス面の形状に合せる。圧縮気体で薄板ガ
ラスを対象ガラス面に押し付けて、紫外線を照射して紫
外線硬化型接着剤を硬化させる。これにより、圧縮気体
で薄板ガラスを対象ガラス面に押し付けることができる
ので、紫外線照射に障害が生じない。
【0010】好ましくは薄板ガラスの形状を対象ガラス
面の形状に合せる場合には、薄板ガラスを治具に強制的
に合せる。しかも、好ましくは圧縮気体で薄板ガラスを
対象ガラス面に押し付ける場合には、治具の形状に強制
的に合せた薄板ガラスの形状のままで、薄板ガラス保持
手段に吸着して保持する。そして、この薄板ガラス保持
手段において圧縮気体の圧力により、薄板ガラスを対象
ガラス面に押し付ける。本発明にあっては、前記対象ガ
ラス面は、好ましくはCRTディスプレイの表示画面で
ある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0012】図1ないし図5は、本発明の薄板ガラス貼
り付け方法の好ましい実施例を実施するための装置およ
び手順を示している。この実施例では、薄板ガラスを湾
曲状に形成してCRTの表示画面上に貼り付ける例を示
している。
【0013】図1を参照すると、薄板ガラスTGは、複
数枚重ねて積み上げられている。この積み上げられた薄
板ガラスTGは、バキュームチャック1により1枚ずつ
吸着して別の場所にあるCRT曲率治具4の上に移すこ
とができるようになっている。このバキュームチャック
1により1枚の薄板ガラスTGを吸着する際には、薄板
ガラスTGの側部からエアブロー2を吹きつけることに
より、より簡単に1番上の薄板ガラスTGを下の薄板ガ
ラスTGから分離することができる。
【0014】図1のCRT曲率治具4は、CRTディス
プレCRTの湾曲の曲率を持つ治具であり、1枚の薄板
ガラスTGの形状を、CRTディスプレイCRTの表示
画面(表面ともいう)40の曲率に合せて強制的に作る
ための治具である。このCRT曲率治具4の上には押さ
え治具3,3が設けられている。CRT曲率治具4には
真空吸引用の通路5が形成されている。このCRT曲率
治具4は矢印X方向にそって上昇できるようになってい
る。
【0015】図2には、薄板ガラスTGを真空吸着して
保持するための薄板ガラス保持手段としてのバキューム
チャック6が示されている。このバキュームチャック6
の内部は真空引きをすることができるようになっている
とともに、真空引きの後には圧縮空気を入れることがで
きるようになっている。バキュームチャック6の周囲に
は気密を得るためのゴムシール10が設けられている。
バキュームチャック6の内部には紫外線ランプ8,8が
設けられている。この紫外線ランプ8,8は、CRTデ
ィスプレCRTの表示画面40の上に塗布された紫外線
硬化型接着剤を硬化させるための紫外線照射手段であ
る。
【0016】プランジャ7,7は、バキュームチャック
6において複数本配置されている支持手段である。この
プランジャ7,7は、その先端が伸長および退出するこ
とができるアクチュエータである。バキュームチャック
6のゴムシール10の側は、CRT曲率治具4の曲率に
対応するように作られている。
【0017】図3に示すように、バキュームチャック6
が薄板ガラスTGを吸着して保持している際には、この
支持手段としてのプランジャ7,7は、薄板ガラスTG
をCRTディスプレイの表示画面40に対して支持す
る。そして、図3に示すように、その後バキュームチャ
ック6内に入れた圧縮エアの圧力により薄板ガラスTG
をCRTディスプレイCRTの表示画面40に押し付け
て、紫外線を照射する際には、プランジャ7,7は薄板
ガラスTGから離れて紫外線の照射範囲から退避するよ
うになっている。
【0018】次に図1ないし図5を参照して本発明の薄
板ガラスの貼り付け方法の好ましい実施例について説明
する。まず図1を参照すると、複数枚もしくは多数枚積
層されている薄板ガラスTGの1番上に位置している1
枚の薄板ガラスTGを、バキュームチャック1により吸
着して引き離す。この際にはエアブロー2を供給する。
これにより容易に1番上の薄板ガラスTGを次の薄板ガ
ラスTGから引き離すことができる。
【0019】バキュームチャック1は、図示しない移動
手段によりその位置を移動して、CRT曲率治具4の上
部に位置させる。そしてバキュームチャック1の吸引を
解除して、薄板ガラスTGをCRT曲率治具4の曲面部
分に移載する。CRT曲率治具4を矢印X方向に上昇し
て、薄板ガラスTGを押さえ治具3,3によりCRT曲
率治具4に対して押し付ける。CRT曲率治具4の通路
5を介して薄板ガラスTGをCRT曲率治具4に対して
吸引する。これにより、図2に示すようにして、薄板ガ
ラスTGをCRT曲率治具4の曲面に沿った形状に強制
的に合せて貼り付けて保持する。
【0020】次に、図2を参照する。図2の状態で、押
さえ治具3,3を薄板ガラスTG上より離す。この状態
では、薄板ガラスTGはCRT曲率治具4上において真
空吸着力で貼り付けられている。薄板ガラスTGの横ず
れを防ぐために、その側部が横ずれ防止治具9,9によ
り保持して位置決めされている。次に、バキュームチャ
ック6を薄板ガラスTGの上に下降して、バキュームチ
ャック6のゴムシール10が薄板ガラスTGの外周部を
押さえて密着する。ゴムシール10が薄板ガラスTGの
外周部を押さえることにより、バキュームチャック6は
薄板ガラスTGとともに密閉容器を構成している。これ
と同時にバキュームチャック6に内蔵されている数個の
プランジャ7のスプリング力により薄板ガラスTGの数
箇所をCRT曲率治具4側に押し付ける。
【0021】次に図3を参照すると、この状態でバキュ
ームチャック6内を真空吸引し、CRT曲率治具4に設
けられた通路5からの真空吸引をブロー(エア吹き出
し)に切り換えて、薄板ガラスTGをバキュームチャッ
ク6側にチャックする。バキュームチャック6を移動し
て、チャックした薄板ガラスTGを、CRT曲率治具4
からCRTディスプレイCRTの表示画面40側に移載
する。
【0022】既にこのCRTディスプレイCRTの表示
画面には紫外線硬化型の接着剤(UV接着剤)を塗布済
みである。つまりこの紫外線硬化型接着剤を塗布済みの
CRTディスプレイの表示画面40へ、バキュームチャ
ック6にチャックされた薄板ガラスTGを下降して、薄
板ガラスTGとCRTディスプレイCRTの表示画面と
を密着させる。
【0023】次に、図4を参照すると、バキュームチャ
ック6内の真空吸引を圧縮エアに切り換えて、バキュー
ムチャック6と薄板ガラスTGで構成される密閉容器内
を加圧する。これにより、薄板ガラスTGはCRTディ
スプレイCRTの表示画面40側へ押し付けられる。ま
た、横ずれ防止治具11,12により、薄板ガラスTG
の端面をガイドして位置決めする。これにより薄板ガラ
スTGの横ずれを防止する。
【0024】この状態でプランジャ7,7を引っ込めて
薄板ガラスTGより離す。そして、紫外線ランプ8,8
から紫外線を照射し、薄板ガラスTGとCRTディスプ
レイCRTの表示画面との間の紫外線硬化型の接着剤の
全体を洩れなく硬化させる。
【0025】上述したように紫外線照射により接着剤を
硬化させる際に、プランジャ7,7を引っ込めて薄板ガ
ラスTGを離し、プランジャ7,7を紫外線ランプ8の
照射範囲から退避させているので、このプランジャ7が
紫外線照射の障害(影を作ること)を起こすことが全く
ない。
【0026】次に、バキュームチャック6内の圧縮エア
を抜いて、バキュームチャック6を薄板ガラスTGより
離す。これにより図5に示すように、薄板ガラスTGが
接着剤により貼り付けられたCRTディスプレイCRT
が完成する。
【0027】次に図6ないし図10を参照して、本発明
の薄板ガラス貼り付け装置について説明する。図6ない
し図10は、本発明の薄板ガラス貼り付け方法の別の好
ましい実施例を実施するための装置および手順を示して
いる。この実施例でも、薄板ガラスを湾曲状に形成して
CRTの表示画面上に貼り付ける例を示している。
【0028】図6を参照すると、薄板ガラスTGは、複
数枚重ねて積み上げられている。この積み上げられた薄
板ガラスTGは、バキュームチャック1により1枚ずつ
吸着して別の場所にあるCRT曲率治具4の上に移すこ
とができるようになっている。このバキュームチャック
1により1枚の薄板ガラスTGを吸着する際には、薄板
ガラスTGの側部からエアブロー2を吹きつけることに
より、より簡単に1番上の薄板ガラスTGを下の薄板ガ
ラスTGから分離することができる。
【0029】図6のCRT曲率治具4は、CRTディス
プレCRTの湾曲の曲率を持つ治具であり、1枚の薄板
ガラスTGの形状を、CRTディスプレイCRTの表示
画面(表面ともいう)40の曲率に合せて強制的に作る
ための治具である。このCRT曲率治具4の上には押さ
え治具3,3が設けられている。CRT曲率治具4には
真空吸引用の通路5が形成されている。このCRT曲率
治具4は矢印X方向にそって上昇できるようになってい
る。
【0030】図7には、薄板ガラスTGを真空吸着して
保持するための薄板ガラス保持手段としてのバキューム
チャック6が示されている。このバキュームチャック6
の内部は真空引きをすることができるようになっている
とともに、真空引きの後には圧縮空気を入れることがで
きるようになっている。バキュームチャック6の周囲に
は気密を得るためのゴムシール10が設けられている。
バキュームチャック6の内部には紫外線ランプ8,8が
設けられている。この紫外線ランプ8,8は、CRTデ
ィスプレCRTの表示画面40の上に塗布された紫外線
硬化型接着剤を硬化させるための紫外線照射手段であ
る。
【0031】プランジャ7,7は、バキュームチャック
6において複数本配置されている支持手段である。この
プランジャ7,7は、その先端が伸長および退出するこ
とができるアクチュエータである。このプランジャ7,
7の他に、バキュームパッド100,100が、バキュ
ームチャック6において複数本配置されている。このバ
キュームパッド100,100は、図6の押さえ治具
3,3を薄板ガラスTG上より離した後に、バキューム
チャック6が図7に示すように下降することにより、薄
板ガラスTGを真空吸着することができるとともに、プ
ランジャ7,7のスプリング力により薄板ガラスTGを
押さえることができる。バキュームチャック6のゴムシ
ール10の側は、CRT曲率治具4の曲率に対応するよ
うに作られている。
【0032】図8に示すように、プランジャ7,7は、
バキュームチャック6が薄板ガラスTGを吸着して保持
している際には、薄板ガラスTGをCRTディスプレイ
の表示画面40に対して支持する。そして、図3に示す
ように、その後バキュームチャック6内に入れた圧縮エ
アの圧力により薄板ガラスTGをCRTディスプレイC
RTの表示画面40に押し付けて、紫外線を照射する際
には、プランジャ7,7は薄板ガラスTGから離れて紫
外線の照射範囲から退避するようになっている。
【0033】次に図6ないし図10を参照して本発明の
薄板ガラスの貼り付け方法の好ましい実施例について説
明する。まず図6を参照すると、複数枚もしくは多数枚
積層されている薄板ガラスTGの1番上に位置している
1枚の薄板ガラスTGを、バキュームチャック1により
吸着して引き離す。この際にはエアブロー2を供給す
る。これにより容易に1番上の薄板ガラスTGを次の薄
板ガラスTGから引き離すことができる。
【0034】バキュームチャック1は、図示しない移動
手段によりその位置を移動して、CRT曲率治具4の上
部に位置させる。そしてバキュームチャック1の吸引を
解除して、薄板ガラスTGをCRT曲率治具4の曲面部
分に移載する。そして、CRT曲率治具4を矢印X方向
に上昇して、薄板ガラスTGを押さえ治具3,3により
CRT曲率治具4に対して押し付ける。CRT曲率治具
4の通路5を介して薄板ガラスTGをCRT曲率治具4
に対して吸引する。これにより、図7に示すようにし
て、薄板ガラスTGをCRT曲率治具4の曲面に沿った
形状に強制的に合せて貼り付けて保持する。
【0035】次に、図7を参照する。図7の状態で、押
さえ治具3,3を薄板ガラスTG上より離す。この状態
では、薄板ガラスTGはCRT曲率治具4上において真
空吸着力で貼り付けられている。薄板ガラスTGの横ず
れを防ぐために、その側部が横ずれ防止治具9,9によ
り保持して位置決めされている。次に、バキュームチャ
ック6を薄板ガラスTGの上に下降して、バキュームチ
ャック6のゴムシール10が薄板ガラスTGの外周部を
押さえて密着する。しかもバキュームパッド100,1
00により薄板ガラスTGを真空吸着するとともに、バ
キュームチャック6に内蔵されている数個のプランジャ
7のスプリング力により薄板ガラスTGの数箇所をCR
T曲率治具4側に押し付ける。
【0036】次に図8を参照すると、この状態でバキュ
ームチャック6内を真空吸引し、CRT曲率治具4に設
けられた通路5からの真空吸引をブロー(エア吹き出
し)に切り換えて、薄板ガラスTGをバキュームチャッ
ク6側にチャックする。バキュームチャック6を移動し
て、チャックした薄板ガラスTGを、CRT曲率治具4
からCRTディスプレイCRTの表示画面40側に移載
する。
【0037】既にこのCRTディスプレイCRTの表示
画面には紫外線硬化型の接着剤(UV接着剤)を塗布済
みである。つまりこの紫外線硬化型接着剤を塗布済みの
CRTディスプレイの表示画面40へ、バキュームチャ
ック6にチャックされた薄板ガラスTGを下降して、薄
板ガラスTGとCRTディスプレイCRTの表示画面と
を密着させる。
【0038】次に、図9を参照すると、バキュームチャ
ック6内に圧縮エアを供給して、バキュームチャック6
と薄板ガラスTGで構成される密閉容器内を加圧する。
これにより、薄板ガラスTGはCRTディスプレイCR
Tの表示画面40側へ押し付けられる。また、横ずれ防
止治具11,12により、薄板ガラスTGの端面をガイ
ドして位置決めする。これにより薄板ガラスTGの横ず
れを防止する。
【0039】この状態でプランジャ7,7とバキューム
パッド100,100を引っ込めて薄板ガラスTGより
離す。そして、紫外線ランプ8,8から紫外線を照射
し、薄板ガラスTGとCRTディスプレイCRTの表示
画面との間の紫外線硬化型の接着剤の全体を洩れなく硬
化させる。
【0040】上述したように紫外線照射により接着剤を
硬化させる際に、プランジャ7,7とバキュームパッド
100,100を引っ込めて薄板ガラスTGを離し、プ
ランジャ7,7とバキュームパッド100,100を紫
外線ランプ8の照射範囲から退避させているので、この
プランジャ7とバキュームパッド100が紫外線照射の
障害(影を作ること)を起こすことが全くない。
【0041】次に、バキュームチャック6内の圧縮エア
を抜いて、バキュームチャック6を薄板ガラスTGより
離す。これにより図10に示すように、薄板ガラスTG
が接着剤により貼り付けられたCRTディスプレイCR
Tが完成する。
【0042】このように本発明の薄板ガラス貼り付け方
法では、CRTディスプレイの表示画面等の曲率のある
ガラス面に対して、薄板ガラスを貼り付ける場合におい
て、ガラス面に対して紫外線硬化型接着剤を塗布した後
に、圧縮エア等の圧縮気体の圧力により薄板ガラスをガ
ラス面へ押し付ける。この状態で紫外線を照射し、接着
剤を硬化させることにより、薄板ガラスと対象ガラス面
との接着を実現することができる。
【0043】これにより薄板ガラス全面に対して均一に
ガラス面へ押し付けた状態で、ガラス面全面に対して影
ができることなく紫外線を照射でき、接着剤全域にわた
っての硬化が行える。
【0044】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。たとえば上述した実施例では対象ガラス面としてC
RTディスプレイの表示画面を適用しているが、これに
限らず他の曲面を有する対象ガラス面に対しても薄板ガ
ラスを貼り付ける場合に本発明を適用することができ
る。また、圧縮気体は、圧縮エアーに限らず、他の種類
の気体を適用することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紫
外線による接着剤を硬化させる際に紫外線の露光を接着
剤全体に対して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄板ガラス貼り付け方法を実施するた
めの好ましい実施例を示しており、1枚の薄板ガラスを
CRT曲率治具に対して真空吸着させようとしている状
態を示す図。
【図2】CRT曲率治具に貼り付けられている薄板ガラ
スに対してバキュームチャックを装着した状態を示す
図。
【図3】バキュームチャックにより薄板ガラスを真空吸
着しその薄板ガラスをCRTディスプレイの表示画面に
載せた状態を示す図。
【図4】紫外線照射を行っている状態を示す図。
【図5】完成した薄板ガラスを有するCRTディスプレ
イの図。
【図6】本発明の薄板ガラス貼り付け方法を実施するた
めの別の好ましい実施例を示しており、1枚の薄板ガラ
スをCRT曲率治具に対して真空吸着させようとしてい
る状態を示す図。
【図7】CRT曲率治具に貼り付けられている薄板ガラ
スに対してバキュームチャックを装着した状態を示す
図。
【図8】バキュームチャックにより薄板ガラスを真空吸
着しその薄板ガラスをCRTディスプレイの表示画面に
載せた状態を示す図。
【図9】紫外線照射を行っている状態を示す図。
【図10】完成した薄板ガラスを有するCRTディスプ
レイの図。
【符号の説明】
1 バキュームチャック 2 エアブロー 3 押さえ治具 4 CRT曲率治具 6 バキュームチャック(真空吸着手段) 7 プランジャ(支持手段) 8 紫外線ランプ(紫外線照射手段) 9 横ずれ防止治具 10 ゴムシール 100 バキュームパッド TG 薄板ガラス CRT CRTディスプレイ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象ガラス面に薄板ガラスを貼り付ける
    薄板ガラス貼り付け方法において、 前記対象ガラス面に紫外線硬化型接着剤を塗布するステ
    ップと、 前記薄板ガラスの形状を対象ガラス面の形状に合せるス
    テップと、 圧縮気体で前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付
    けるステップと、 紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤を硬化させるステ
    ップと、を備えることを特徴とする薄板ガラス貼り付け
    方法。
  2. 【請求項2】 前記薄板ガラスの形状を前記対象ガラス
    面の形状に合せるステップでは、 前記薄板ガラスの形状を、前記対象ガラス面の形状に対
    応する形状を有する治具に強制的に合せる請求項1に記
    載の薄板ガラス貼り付け方法。
  3. 【請求項3】 圧縮気体で前記薄板ガラスを前記対象ガ
    ラス面に押し付けるステップでは、 前記治具の形状に強制的に合せた前記薄板ガラスの形状
    のままで、薄板ガラス保持手段に吸着して保持し、 この薄板ガラス保持手段において前記圧縮気体の圧力に
    より、前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に押し付ける
    請求項2に記載の薄板ガラス貼り付け方法。
  4. 【請求項4】 前記対象ガラス面は、CRTディスプレ
    イの表示画面である請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の薄板ガラス貼り付け方法。
  5. 【請求項5】 対象ガラス面に薄板ガラスを貼り付ける
    薄板ガラス貼り付け装置において、 前記薄板ガラスの形状を前記対象ガラス面の形状に強制
    的に合せるための治具と、 この治具の形状に強制的に合せた前記薄板ガラスの形状
    のままで前記薄板ガラスを吸着して保持し、そして圧縮
    気体の圧力により前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に
    押し付ける薄板ガラス保持手段と、 紫外線を照射して前記対象ガラス面に設けられている紫
    外線硬化型接着剤を硬化させるための紫外線照射手段
    と、を備えることを特徴とする薄板ガラス貼り付け装
    置。
  6. 【請求項6】 前記紫外線照射手段は、前記薄板ガラス
    保持手段内に配置されている請求項5に記載の薄板ガラ
    ス貼り付け装置。
  7. 【請求項7】 前記薄板ガラス保持手段内に配置されて
    いる支持手段であって、前記薄板ガラスを吸着して保持
    している際には、前記薄板ガラスを前記対象ガラス面に
    対して支持し、そして前記圧縮気体の圧力により前記薄
    板ガラスを前記対象ガラス面に押し付ける際には、前記
    薄板ガラスから離れて紫外線の照射範囲から退避するよ
    うになっている支持手段を備える請求項5または請求項
    6に記載の薄板ガラス貼り付け装置。
  8. 【請求項8】 前記対象ガラス面は、CRTディスプレ
    イの表示画面である請求項5ないし請求項7のいずれか
    に記載の薄板ガラス貼り付け装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959762A (en) * 1996-11-08 1999-09-28 Optical Coating Laboratory, Inc. Variably adjustable contrast enhancement electrochromic panel adapted for curved display screens and methods of making and using same
WO2009021475A1 (de) * 2007-08-10 2009-02-19 Webasto Ag Glasdeckel oder glasfestelement für ein fahrzeugdach sowie verfahren zur herstellung eines glasdeckels oder glasfestelements
US20120151746A1 (en) * 2010-12-16 2012-06-21 Affymetrix, Inc. Apparatuses, Systems and Methods for the Attachment of Substrates to Supports with Light Curable Adhesives

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