JPH07320931A - プリンタヘッドコア用線材及びその製造方法 - Google Patents
プリンタヘッドコア用線材及びその製造方法Info
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- JPH07320931A JPH07320931A JP6131100A JP13110094A JPH07320931A JP H07320931 A JPH07320931 A JP H07320931A JP 6131100 A JP6131100 A JP 6131100A JP 13110094 A JP13110094 A JP 13110094A JP H07320931 A JPH07320931 A JP H07320931A
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- head core
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/143—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys in the form of wires
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱の少ない、低鉄損のプリンタヘッドコア
用線材及びその製造方法を提供すること。 【構成】 プリンタヘッドコア材となる、1%硅素鋼及
び2Vパーメンダー等の高透磁率金属磁性材料を用い
て、細線8として、この細線8を複数本撚り合わせてス
エージング加工して一本の撚線10とした後、該撚線1
0を塑性加工を施して一本の線材11としてプリンタヘ
ッドコアとする。
用線材及びその製造方法を提供すること。 【構成】 プリンタヘッドコア材となる、1%硅素鋼及
び2Vパーメンダー等の高透磁率金属磁性材料を用い
て、細線8として、この細線8を複数本撚り合わせてス
エージング加工して一本の撚線10とした後、該撚線1
0を塑性加工を施して一本の線材11としてプリンタヘ
ッドコアとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターの周辺
機器であるプリンタのヘッドコアに関し、特に、高速印
字が可能で、発熱の少ない低鉄損のドットプリンタヘッ
ドコア用線材及びその製造方法に関する。
機器であるプリンタのヘッドコアに関し、特に、高速印
字が可能で、発熱の少ない低鉄損のドットプリンタヘッ
ドコア用線材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドットプリンタのヘッドは、一般的に、
図2に示すように、ワイヤ1、アーマチュア2、コア
3、コイル4、ヨーク5、永久磁石6、バネ7等で構成
されており、その一般的動作原理は、次の通りである。
先ず、ドットを打印するワイヤ1が溶接、あるいはろう
付け等でアーマチュア2に固定されており、そのアーマ
チュア2がヨーク5と接続した永久磁石6の磁束によ
り、コア3に吸引保持されている。この場合、アーマチ
ュア2を開放するためのバネ7は、圧縮された状態にあ
る。この状態でコイル4に永久磁石6の磁束を打ち消す
ように電流を流すと、アーマチュア2に働いていた吸引
力が弱まり、圧縮されていたバネ7が緩んでアーマチュ
ア2を開放し、その先端に固定されたワイヤ1が印字面
に到達する。通常、印字の際には、その動作は1kHz
以上と、かなり高速で繰り返される。
図2に示すように、ワイヤ1、アーマチュア2、コア
3、コイル4、ヨーク5、永久磁石6、バネ7等で構成
されており、その一般的動作原理は、次の通りである。
先ず、ドットを打印するワイヤ1が溶接、あるいはろう
付け等でアーマチュア2に固定されており、そのアーマ
チュア2がヨーク5と接続した永久磁石6の磁束によ
り、コア3に吸引保持されている。この場合、アーマチ
ュア2を開放するためのバネ7は、圧縮された状態にあ
る。この状態でコイル4に永久磁石6の磁束を打ち消す
ように電流を流すと、アーマチュア2に働いていた吸引
力が弱まり、圧縮されていたバネ7が緩んでアーマチュ
ア2を開放し、その先端に固定されたワイヤ1が印字面
に到達する。通常、印字の際には、その動作は1kHz
以上と、かなり高速で繰り返される。
【0003】ここで、プリンタヘッドに要求される性能
としては、印字速度が速いことであり、発熱が低く、連
続的に長い時間印字ができることである(一般のドット
プリンタには連続印字で、ヘッドがある温度以上になる
と、自動的に印字停止する安全装置が取り付けられてい
る)。それに伴い、コア材に要求される特性としては、
高速印字のためには、磁束密度が高いこと、鉄損が低い
ことがあげられ、長時間印字のためには、高速印字同
様、鉄損が低いことがあげられる。
としては、印字速度が速いことであり、発熱が低く、連
続的に長い時間印字ができることである(一般のドット
プリンタには連続印字で、ヘッドがある温度以上になる
と、自動的に印字停止する安全装置が取り付けられてい
る)。それに伴い、コア材に要求される特性としては、
高速印字のためには、磁束密度が高いこと、鉄損が低い
ことがあげられ、長時間印字のためには、高速印字同
様、鉄損が低いことがあげられる。
【0004】従来、一般的に使用されているコア材とし
ては、硅素鋼がある。これは、軟磁性を有し、比較的磁
束密度が高く、安価なためである。又、近年、高速化の
ニーズに対応するため、高価ながらも、硅素鋼より磁束
密度の高い2Vパーメンダーをコア材に使用するヘッド
も提案され、実用化に至っている。
ては、硅素鋼がある。これは、軟磁性を有し、比較的磁
束密度が高く、安価なためである。又、近年、高速化の
ニーズに対応するため、高価ながらも、硅素鋼より磁束
密度の高い2Vパーメンダーをコア材に使用するヘッド
も提案され、実用化に至っている。
【0005】しかしながら、この2Vパーメンダーをコ
アに使用したプリンタヘッドにおいても、高速化のニー
ズに対しては不十分であり、又、長時間の印字について
は、ほとんど解決されていない状況である。これは、ヘ
ッドの発熱、即ちコアの低鉄損化の課題が解決されてい
ないためである。
アに使用したプリンタヘッドにおいても、高速化のニー
ズに対しては不十分であり、又、長時間の印字について
は、ほとんど解決されていない状況である。これは、ヘ
ッドの発熱、即ちコアの低鉄損化の課題が解決されてい
ないためである。
【0006】一方、ドットプリンタのヘッドコアの製造
方法としては、素線を伸線加工、異形圧延等の塑性加工
でコアの断面をなす線に加工し、所定長さに切断した
後、磁気焼鈍をする方法、あるいはコアとヨークを精密
鋳造により一体成型した後、磁気焼鈍する方法が一般的
である。
方法としては、素線を伸線加工、異形圧延等の塑性加工
でコアの断面をなす線に加工し、所定長さに切断した
後、磁気焼鈍をする方法、あるいはコアとヨークを精密
鋳造により一体成型した後、磁気焼鈍する方法が一般的
である。
【0007】前者は、塑性加工を行うため、寸法精度が
高いことが特長としてあげられ、後者は、前者と比較
し、寸法精度は劣るものの、ヨークと一体成型するた
め、安価に製造できることが特長である。
高いことが特長としてあげられ、後者は、前者と比較
し、寸法精度は劣るものの、ヨークと一体成型するた
め、安価に製造できることが特長である。
【0008】近年、コアとヨークを塑性加工により一体
成型することで、上記の二つの製造方法の長所を取り入
れた方法、即ち、冷間鍛造法が提案されている。この方
法は、硅素鋼等、冷間加工性の良好な材質については実
用化されている。
成型することで、上記の二つの製造方法の長所を取り入
れた方法、即ち、冷間鍛造法が提案されている。この方
法は、硅素鋼等、冷間加工性の良好な材質については実
用化されている。
【0009】しかしながら、これらの製造方法において
も、高速化、長時間印字のニーズについて解決がなされ
ていないのが現状である。
も、高速化、長時間印字のニーズについて解決がなされ
ていないのが現状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の技術
的課題は、上記のような実状に鑑み、ドットプリンタの
高速化、長時間印字のニーズに対応するための、発熱の
少ない、低鉄損のプリンタヘッドコア用線材及びその製
造方法を提供することにある。
的課題は、上記のような実状に鑑み、ドットプリンタの
高速化、長時間印字のニーズに対応するための、発熱の
少ない、低鉄損のプリンタヘッドコア用線材及びその製
造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ドット
プリンタコアのコア材となる高透磁率金属磁性材料の複
数の線材を撚って一本の撚線とした後、その撚線を塑性
加工により、ヘッドコアの断面形状を有する線材となす
ことで、発熱の少ない低鉄損の線材が得られ、その後、
所定長さに切断し、更に、磁気焼鈍を施すことにより、
低鉄損のヘッドコアが得られる。即ち、本発明は、プ
リンタヘッドのコア材となる高透磁率金属磁性材料の細
線を2以上用いて、該細線を撚って一本の線材に加工
し、前記線材を塑性加工手段により、プリンタヘッドコ
アに加工してなることを特徴とするプリンタヘッドコア
用線材であり、高透磁率金属磁性材料の複数の細線を
撚って一本の撚線とした後、該撚線を塑性加工により、
ヘッドコアの断面形状を有する線材に加工し、所定の長
さに切断して磁気焼鈍を施すことを特徴とするプリンタ
ヘッドコア用線材の製造方法である。
プリンタコアのコア材となる高透磁率金属磁性材料の複
数の線材を撚って一本の撚線とした後、その撚線を塑性
加工により、ヘッドコアの断面形状を有する線材となす
ことで、発熱の少ない低鉄損の線材が得られ、その後、
所定長さに切断し、更に、磁気焼鈍を施すことにより、
低鉄損のヘッドコアが得られる。即ち、本発明は、プ
リンタヘッドのコア材となる高透磁率金属磁性材料の細
線を2以上用いて、該細線を撚って一本の線材に加工
し、前記線材を塑性加工手段により、プリンタヘッドコ
アに加工してなることを特徴とするプリンタヘッドコア
用線材であり、高透磁率金属磁性材料の複数の細線を
撚って一本の撚線とした後、該撚線を塑性加工により、
ヘッドコアの断面形状を有する線材に加工し、所定の長
さに切断して磁気焼鈍を施すことを特徴とするプリンタ
ヘッドコア用線材の製造方法である。
【0012】
【作用】前記のごとく、高速化、長時間印字に有益な発
熱の低いコアとするためには、コアの鉄損を低くすれば
よい。鉄損の成分には、ヒステリシス損失、渦電流損失
等があるが、金属材料の場合、1kHz以上では渦電流
損失が最も大きい。従って、コアの鉄損を低くするに
は、渦電流損失を低く抑えればよい。
熱の低いコアとするためには、コアの鉄損を低くすれば
よい。鉄損の成分には、ヒステリシス損失、渦電流損失
等があるが、金属材料の場合、1kHz以上では渦電流
損失が最も大きい。従って、コアの鉄損を低くするに
は、渦電流損失を低く抑えればよい。
【0013】本発明によれば、複数の線を同時にコア断
面形状に一体成型することで、一本の線材をコア断面形
状に成型する従来の製造方法よりも低鉄損のコア用線材
が得られるが、これは複数の線材が塑性加工及び磁気焼
鈍しても、各々の線材の組成が完全に拡散しないため、
これに交流磁界が印加されても、線材どうしの界面が渦
電流の流れを阻害し、低鉄損のコアが得られる。従っ
て、より細い線材をより多く撚った撚線を使用すること
が、低鉄損の観点から望ましい。しかしながら、より多
くの線材を撚ることは、工業的に不利となることがある
ので、使用条件に応じて適切に選択すべきである。又、
塑性加工の前にその複数の線材の表面に、酸化皮膜を形
成したり、絶縁物をコーティングすることで、線材どう
しの界面の絶縁抵抗が増し、より低鉄損のコアが得られ
る。
面形状に一体成型することで、一本の線材をコア断面形
状に成型する従来の製造方法よりも低鉄損のコア用線材
が得られるが、これは複数の線材が塑性加工及び磁気焼
鈍しても、各々の線材の組成が完全に拡散しないため、
これに交流磁界が印加されても、線材どうしの界面が渦
電流の流れを阻害し、低鉄損のコアが得られる。従っ
て、より細い線材をより多く撚った撚線を使用すること
が、低鉄損の観点から望ましい。しかしながら、より多
くの線材を撚ることは、工業的に不利となることがある
ので、使用条件に応じて適切に選択すべきである。又、
塑性加工の前にその複数の線材の表面に、酸化皮膜を形
成したり、絶縁物をコーティングすることで、線材どう
しの界面の絶縁抵抗が増し、より低鉄損のコアが得られ
る。
【0014】複数の線材を撚って、一本の撚線とするの
は、その後の塑性加工において、線材どうしがはがれる
ことなく、密着するようにするためである。
は、その後の塑性加工において、線材どうしがはがれる
ことなく、密着するようにするためである。
【0015】塑性加工においては、コア断面形状に加工
する過程で、線材どうしの空間をできるだけなくすよう
に、加工率を設定するのが望ましい。これは、線材どう
しの空間が大きいと、それをコアとした場合、それだけ
磁束密度が低下するからである。例えば、中心に一本、
その回りに6本の線材をらせん状に撚った撚線において
は、その加工率は30%以上とすることが望ましい。
する過程で、線材どうしの空間をできるだけなくすよう
に、加工率を設定するのが望ましい。これは、線材どう
しの空間が大きいと、それをコアとした場合、それだけ
磁束密度が低下するからである。例えば、中心に一本、
その回りに6本の線材をらせん状に撚った撚線において
は、その加工率は30%以上とすることが望ましい。
【0016】ここで、加工率は、次のように規定する。 加工率(%)=(D1 2−D2 2)π/D1 2π×100 ただし、D1=塑性加工前の撚線の径、D2=塑性加工後
の撚線の径とする。
の撚線の径とする。
【0017】又、塑性加工は数段階にわけ、前段(中間
加工)では、比較的高温(純鉄、硅素鋼は300〜90
0℃、2Vパーメンダーは300〜500℃が望まし
い)で行い、後段(仕上加工)では、室温付近の温度で
加工するのが望ましい。前段で高温とするのは、素材の
変形抵抗を小さくして、線材どうしが密着しやすくする
ためであり、後段で室温とするのは、寸法精度を上げる
ためである。
加工)では、比較的高温(純鉄、硅素鋼は300〜90
0℃、2Vパーメンダーは300〜500℃が望まし
い)で行い、後段(仕上加工)では、室温付近の温度で
加工するのが望ましい。前段で高温とするのは、素材の
変形抵抗を小さくして、線材どうしが密着しやすくする
ためであり、後段で室温とするのは、寸法精度を上げる
ためである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0019】50kg真空高周波誘導炉を用いて、原料
を各々炉中に投入して2Vパーメンダー及び1%硅素鋼
を真空溶解して、約φ150mm×長さ400mmのイ
ンゴットを作製した。
を各々炉中に投入して2Vパーメンダー及び1%硅素鋼
を真空溶解して、約φ150mm×長さ400mmのイ
ンゴットを作製した。
【0020】その後、鍛圧により、2Vパーメンダーの
インゴットは、約1200℃で1時間、1%硅素のイン
ゴットは約1000℃で1時間、熱間加工を施して、約
φ100mm×長さ400mmの鍛造品を作製した。
インゴットは、約1200℃で1時間、1%硅素のイン
ゴットは約1000℃で1時間、熱間加工を施して、約
φ100mm×長さ400mmの鍛造品を作製した。
【0021】次に、この鍛造品を旋盤で外皮を削り、傷
を除去し、ピンホールがなくなるのを確かめて、約φ9
0mm×長さ400mmの棒状の素材を作製した。
を除去し、ピンホールがなくなるのを確かめて、約φ9
0mm×長さ400mmの棒状の素材を作製した。
【0022】上記φ90mm×400mmの棒状の素材
を炉中で加熱し、2Vパーメンダーは1100℃、1%
硅素鋼は1000℃に加熱し、型ロールで熱間圧延を十
数回施して、φ9mmの線材とした。その後、そのφ9
mmの線材をフープ状にして、2Vパーメンダー及び1
%硅素鋼のコイルを作製した。
を炉中で加熱し、2Vパーメンダーは1100℃、1%
硅素鋼は1000℃に加熱し、型ロールで熱間圧延を十
数回施して、φ9mmの線材とした。その後、そのφ9
mmの線材をフープ状にして、2Vパーメンダー及び1
%硅素鋼のコイルを作製した。
【0023】2Vパーメンダー及び1%硅素鋼のφ9m
mの線材に、2Vパーメンダーは1000℃×1時間、
1%硅素鋼は800℃×1時間、熱処理を施し、2Vパ
ーメンダーは水槽に投入し、水焼入れを施した。又、1
%硅素鋼は空気中に放冷し、自然放置した。
mの線材に、2Vパーメンダーは1000℃×1時間、
1%硅素鋼は800℃×1時間、熱処理を施し、2Vパ
ーメンダーは水槽に投入し、水焼入れを施した。又、1
%硅素鋼は空気中に放冷し、自然放置した。
【0024】これらの外径約φ9mmの素材を伸線機を
用いて冷間の伸線加工を施して、外径約φ3mmの線材
とした。
用いて冷間の伸線加工を施して、外径約φ3mmの線材
とした。
【0025】図1に示すように、得られた直径3mmの
2Vパーメンダー及び1%硅素鋼の細線8を、それぞれ
中心に一本、その回りに6本として束ねて、らせん状に
撚って、直径9mmの撚線9を作製した。
2Vパーメンダー及び1%硅素鋼の細線8を、それぞれ
中心に一本、その回りに6本として束ねて、らせん状に
撚って、直径9mmの撚線9を作製した。
【0026】その後、2Vパーメンダー及び1%硅素鋼
の撚線を、400℃の温度でスエージング加工を施し
て、各々直径4mmのスエージング加工した撚線10と
した。
の撚線を、400℃の温度でスエージング加工を施し
て、各々直径4mmのスエージング加工した撚線10と
した。
【0027】その後、この直径4mmのスエージング加
工した撚線10を伸線機にかけ、ダイスによる伸線加工
を施して、直径2.5mmの線材11に仕上げた。
工した撚線10を伸線機にかけ、ダイスによる伸線加工
を施して、直径2.5mmの線材11に仕上げた。
【0028】又、同様に、断面台形のダイスによる伸線
加工を施して、上底0.8mm、下底1.5mm、高さ
3mmの断面台形の線材11を得て、試料とした。
加工を施して、上底0.8mm、下底1.5mm、高さ
3mmの断面台形の線材11を得て、試料とした。
【0029】各々の線材を矯正機を通して矯正した後、
長さ100mmの試料に切り出し、850℃×30分間
で磁気焼鈍を施し、磁気特性及び上昇温度を測定した。
長さ100mmの試料に切り出し、850℃×30分間
で磁気焼鈍を施し、磁気特性及び上昇温度を測定した。
【0030】磁気特性は、ヨークを使用し、B−Hトレ
ーサで測定した。相対上昇温度は、試料に1kHzの交
流磁場を印加し、試料が一定時間に上昇する温度を測定
し、算出した。
ーサで測定した。相対上昇温度は、試料に1kHzの交
流磁場を印加し、試料が一定時間に上昇する温度を測定
し、算出した。
【0031】比較のため、2Vパーメンダー及び1%硅
素鋼の直径2.5mmの各々の材料から試料を切り出
し、同様に、磁気焼鈍を施し、磁気特性、上昇温度を測
定した。
素鋼の直径2.5mmの各々の材料から試料を切り出
し、同様に、磁気焼鈍を施し、磁気特性、上昇温度を測
定した。
【0032】その結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1からわかるように、本発明によれば、
磁気特性を損なうことなく、発熱量の少ない、即ち、低
鉄損のドットプリンタヘッドコア用線材が得られる。
磁気特性を損なうことなく、発熱量の少ない、即ち、低
鉄損のドットプリンタヘッドコア用線材が得られる。
【0035】前記上底0.8mm、下底1.5mm、高
さ3mmの断面台形の線材も、表1と同様な結果が得ら
れた。
さ3mmの断面台形の線材も、表1と同様な結果が得ら
れた。
【0036】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
ドットプリンタの高速化、長時間印字ニーズに対応した
ドットプリンタヘッドコア用に適した発熱の少ない、低
鉄損の線材が提供可能である。又、本発明によれば、そ
の原理から、ドットプリンタヘッドコア以外に交流磁界
が印加される他の用途の鉄芯にも応用が可能である。
ドットプリンタの高速化、長時間印字ニーズに対応した
ドットプリンタヘッドコア用に適した発熱の少ない、低
鉄損の線材が提供可能である。又、本発明によれば、そ
の原理から、ドットプリンタヘッドコア以外に交流磁界
が印加される他の用途の鉄芯にも応用が可能である。
【図1】本発明における複数の細線からなる撚線からプ
リンタヘッドコア用線材を作製する手順を示す説明図。
リンタヘッドコア用線材を作製する手順を示す説明図。
【図2】プリンタヘッドの構成図。
1 ワイヤ 2 アーマチュア 3 コア 4 コイル 5 ヨーク 6 永久磁石 7 バネ 8 細線 9 撚線 10 (スエージング加工した)撚線 11 線材
Claims (2)
- 【請求項1】 プリンタヘッドのコア材となる高透磁率
金属磁性材料の細線を2以上用いて、該細線を撚って一
本の線材に加工し、前記線材を塑性加工手段により、プ
リンタヘッドコアに加工してなることを特徴とするプリ
ンタヘッドコア用線材。 - 【請求項2】 高透磁率金属磁性材料の複数の細線を撚
って一本の撚線とした後、該撚線を塑性加工により、ヘ
ッドコアの断面形状を有する線材に加工し、所定の長さ
に切断して磁気焼鈍を施すことを特徴とするプリンタヘ
ッドコア用線材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131100A JPH07320931A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | プリンタヘッドコア用線材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131100A JPH07320931A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | プリンタヘッドコア用線材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320931A true JPH07320931A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15049984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6131100A Pending JPH07320931A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | プリンタヘッドコア用線材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320931A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999062082A1 (fr) * | 1998-05-28 | 1999-12-02 | Commissariat A L'energie Atomique | Textile inductif et utilisation d'un tel textile dans des dispositifs inductifs |
| JP2006128401A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Alps Electric Co Ltd | コイル芯材及びその製造方法並びにこのコイル芯材を備えた振動発生装置 |
| WO2006068039A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | アキシャルギャップ型超電導モータ |
| CN114515767A (zh) * | 2021-01-27 | 2022-05-20 | 河南科技大学 | 一种合金型材的制备方法 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6131100A patent/JPH07320931A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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