JPH07321703A - 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム - Google Patents

受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム

Info

Publication number
JPH07321703A
JPH07321703A JP6114836A JP11483694A JPH07321703A JP H07321703 A JPH07321703 A JP H07321703A JP 6114836 A JP6114836 A JP 6114836A JP 11483694 A JP11483694 A JP 11483694A JP H07321703 A JPH07321703 A JP H07321703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
station
signal
block
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6114836A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Kawahashi
明世志 川橋
Manabu Kawabe
学 川▲邉▼
Toshio Kato
俊雄 加藤
Takuro Sato
拓朗 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6114836A priority Critical patent/JPH07321703A/ja
Publication of JPH07321703A publication Critical patent/JPH07321703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡散コードとブロック符号(例えば、直交コ
ード)を使用した送信局数が多く備えられる場合でも、
信頼性の高い受信を行う。 【構成】 拡散コードと直交コードとを使用してスペク
トラム拡散変調した信号がアンテナ101で受信される
ので、相関計算部104は直交コード発生部106と拡
散コード発生部105からの乗算器111によるコード
積を用いて受信信号に対する相関演算を行い、送信局か
らの最適な信号を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は受信装置、基地局受信
システム及び移動局受信システムに関し、符号分割多元
接続通信(例えばパーソナル通信)に適用し得るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、符号分割多元接続システムの技術
開発が盛んに行われている。この技術における変復調装
置については、文献:BERNARD SKLAR著
作、「DEGITAL COMMUNICATIONS
Fundamentals and Applica
tions」ページ571〜573、Prentice
Hall発行などに説明されている。
【0003】この従来の変復調装置の技術では、送信デ
ータに拡散コードを掛けてスペクトラムを拡散するもの
である。そして、スペクトラム拡散された信号は、無線
機によって高周波に変換され、送信アンテナから輻射出
力される。そして、複数の送信局は同一の周波数を用い
て、使用する拡散コードはそれぞれ異なっている。
【0004】そして、復調装置では、受信アンテナで捕
捉された信号は、高周波からベースバンド信号に変換さ
れ、送信局と同期した拡散コードを乗じ、1シンボル分
を加算して復調信号を取り出す。そして、復調信号には
目的とする信号の他に、他局からの干渉信号が含まれて
いるが、干渉信号は目的とする信号に比べて比較的に小
さいため、復調信号としては、目的とする局の信号が得
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各送信
局が非同期で拡散コードとして疑似ランダム符号のよう
な非直交符号を用いた場合、ある局が送信する信号は、
他の局にとっては干渉として受信データに加算されるた
め、送信局数が多くなると、干渉量が多くなり受信デー
タに対する誤りが高くなるという大きな問題がある。従
って、あまり送信局数を多くとることができないという
問題に直面していた。
【0006】そこで、拡散コードとその他の符号などを
用いてスペクトラム拡散送信し、送信局数を多くしよう
とすることが提案されている。
【0007】このような、拡散コードとその他の符号と
を用いてスペクトラム拡散送信する送信局数が従来に比
べ多く備えられる場合であっても、受信局が干渉を十分
に抑え、復調データに対する誤りを低減することができ
る仕組みの提供が要請されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明の受信装置は、以下の特徴的な構成で実
現した。つまり、ブロック化されたブロック符号と、拡
散コードとを用いて送信信号をスぺクトラム拡散変調し
て送出している複数の送信局からの符号分割多元接続用
の信号を受信する受信手段を備える。そして、更に、予
め用意しているブロック符号と、拡散コード若しくは逆
拡散コードとからコード積を求めるコード積生成手段を
備え、上記受信手段の受信信号に対して上記コード積を
用いて相関演算を行い、各送信局からの送信信号を求め
る局信号推定手段とを備えることで、上述の課題を解決
するものである。
【0009】尚、ブロック符号としては、例えば、直交
コードや、BCH符号などが想定される。このBCH符
号とは、Bose−Chaudhuri−Hocque
nghem codeの略で、代数的符号のことであ
る。
【0010】(1a)また、上述の(1)の構成におい
て、局信号推定手段は、上記相関演算によって得られる
信号から各送信局間の干渉量を求める干渉量推定手段
と、上記各送信局間の干渉量を上記受信信号から除去し
て上記相関演算に与える干渉量除去手段とを備えること
が、上述の課題を解決し、干渉除去をより具体的に実現
する上で好ましい。
【0011】(2)更に、上述の(1)及び(1a)の
構成の受信装置を、基地局受信システムとして構成する
ことで、実際的にシステムへ組込むものである。尚、基
地局としては、固定局なども含むものである。更にま
た、上述の構成の受信装置を移動局受信システムとして
構成することで、実際的にシステムへ組込むものであ
る。尚、移動局としては、例えば、携帯型や車両型や船
舶や航空機や人工衛星局などでもよい。
【0012】
【作用】この発明の(1)の構成の受信装置は、送信信
号を拡散コードとブロック符号とを用いてスペクトラム
拡散変調した信号であって、複数の送信局からの符号分
割多元接続のための信号を受信するものである。
【0013】つまり、システムにおける送信局数を従来
に比べ増加させようとすると、従来のように拡散コード
を各送信局に割り当ててスペクトラム拡散変調していた
のでは、どうしても送信局数を増加させることに限度が
生じてくる。このため、符号間干渉の少ない、例えば、
直交コードなどによるブロック符号と拡散コードとを組
み合わせて使用することで、多くの送信局に異なるコー
ドを割り当てることが可能となる。しかも、符号間干渉
をそれほど増加させることなく実現することができる。
【0014】即ち、この受信装置は、各送信局からの信
号を受信するため、予めブロック符号の発生機能と、拡
散コードの発生機能を備えていて、このブロック符号と
拡散コードとの組み合わせを得るために、コード積を求
めて、このコード積を用いて受信信号に対して相関演算
を行うことで、各送信局からの信号を得るものである。
【0015】また、上述の(1a)の具体的な構成を備
えることで、各送信局間の拡散コードなどによる符号間
干渉の影響を除去しながら、相関演算を行うことで、各
送信局からの最適な信号を得ることができるものと考え
られる。このため、得られた各送信局からの信号は、信
頼性の高いものと考えられる。
【0016】また、上述(1)、(1a)の構成の受信
装置を基地局受信システムや移動局受信システムなどに
適用することで、符号分割多元接続のシステムの受信性
能を改善し、そして、システムに構成し得る基地局数や
移動局数などを増加させることに寄与させることができ
る。
【0017】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。『基本的な構成』:そこで、この実施例で
は、送信データを各ブロック毎に直交コードを用いて直
交変調し、更に局固有の拡散コードを用いて拡散し、こ
れをベースバンドの送信信号として無線回線を介して送
信する符号分割多元接続通信の受信装置に関し、特に、
各送信局のブロック周期が非同期で符号分割多元接続通
信する場合における干渉除去の構成を実現するものであ
る。
【0018】(a)そこで、この実施例では、ベースバ
ンドの受信信号の複数ブロックを記憶できる容量を有す
る記憶領域が各送信局に対応して個別に設けてあり、当
該各記憶領域にベースバンドの受信信号を入力され且つ
逐次推定データ系列で書き換えられるメモリ部を有する
ものとする。
【0019】(b)また、直交コードを指定局の拡散コ
ードで拡散してコード積を作成するコード積作成部と、
指定局に対応した推定データ系列と全ての直交コードに
関するコード積との相関を各ブロック毎に計算し、その
相関値の最大値を選択する相関計算部とを有するものと
する。
【0020】(c)この相関計算部に記憶されていた過
去複数回の相関値の最大値の絶対値を基に作成した絶対
値の平均値と上記相関値の最大値の絶対値の平均値を基
に計算したファジィ制御を用いるメンバーシップ関数を
用いて、今回の相関値の最大値の補正計算をする。
【0021】(d)また、補正計算した相関値の最大値
と、この最大相関値を与えるコード積との積を表すデー
タ系列を、指定局が他局に与える干渉量推定データ系列
とみなして、今回の計算ステップにおける当該干渉量推
定データ系列と、前回の計算ステップにおける干渉量推
定データ系列との差分を計算して干渉量修正データ系列
として作成する干渉量計算部を備える。
【0022】(e)更に、上述のメモリ部における当該
指定局を除く各他局の推定データ系列と、干渉量修正デ
ータ系列との差分を計算して、これらを新しい推定デー
タ系列として作成し、新しいそれぞれの推定データ系列
で当該各他局の上記推定データ系列を書き換える除去部
と、ブロックの区切りを検出してその局を上記指定局と
して順次循環的に指定する制御部を備えるものとする。
【0023】(f)そして、最終的な復号器への出力
は、指定局の最先行ブロックに関する最大相関値に対応
した直交逆変換復調データ、更には、その最大相関値を
順次出力することによって行い、或いは、指定局の最先
行ブロックに関するメモリ部の推定データ系列を順次出
力することによって行うものとする。
【0024】『基本的な考え方』: そこで、ある種
の符号分割多元接続通信においては、誤り訂正符号化し
た送信データを特定ビット数毎にブロック化し、そのブ
ロックのデータパターンに対応して1つの直交コードを
割り当て(直交変換)、更に、その直交信号の各ビット
を局固有の拡散コードで拡散(拡散変調)することによ
って、+1又は−1のデータ系列からなるベースバンド
の送信信号を作成し、これをRF帯へ変換して送信する
ものである。
【0025】そして、符号分割多元接続通信におけるベ
ースバンドでの送信局iの1つのブロックの送信信号
は、次式(1)で表すことができる。 Wyi・PNi ……(1) この式(1)において、Wyiは、送信局iの1つのブ
ロックの直交信号であって直交コード番号yに対応した
+1及び−1からなるパターンのものであり、PNiは
局固有の拡散コードであって+1及び−1からなるパタ
ーンのものである。
【0026】そして、上記式(1)は直交コードWyi
を拡散コードPNiで拡散したデータ系列を表してい
て、直交コードのチップ数をQ、且つ拡散コードのチッ
プ数をNとすると、+1及び−1からなるQ×Nのチッ
プのデータ系列である。
【0027】そして、符号分割多元接続通信におけるベ
ースバンドでの受信信号Rは、全ての送信局から送信信
号が重畳されたものとなるが、今仮に送信局数が少なく
て干渉が少ない場合、送信局iの1つのブロックの送信
信号の復調は、直交コードWyを局固有の拡散コードP
Niで拡散することによって全ての直交コード(コード
0〜Y−1)に関して、コード積Wy・PNiを作成
し、各ブロック区間で式(2)に示すように、受信信号
Rとコード積Wy・PNiとの相関値を計算し、最大の
相関値を与える直交コード番号ymを検出することによ
って行うことができる。
【0028】 ym←max(1/N×Q)ΣR・[Wy・PNi] y=0〜Y−1 ……(2) 尚、上記式(2)において、Wy・PNiはコード拡散
を意味し、R・[ ]は内積演算を意味し、Yは直交コ
ードの総数である。
【0029】そこで、この実施例は、送信局数が多くな
った場合に増加する干渉を除去軽減する構成に関するも
のであり、且つ各送信局のブロック周期が非同期である
場合に適応することを意図したものであるため、受信信
号が入力される記憶領域を各送信局対応で別個に設けて
おき、制御部によって各送信局のブロックの区切り(1
ブロックの受信が完了した時点)を検出し、ブロック区
切りを検出した送信局(指定局i)に関してその受信信
号を推定し、他の局が使う受信信号から、指定局iに関
する受信信号の推定データ系列を除去する。
【0030】尚、各記憶領域に記憶されているデータ
は、ごく最新のものを除き、受信信号そのものでなく指
定局iの推定データ系列を用いて逐次除去更新されるも
のなので、各記憶領域におけるデータを推定データ系列
と呼ぶものとする。
【0031】以上の一連の手段によるこのような干渉除
去操作は、受信信号がブロックの区切りに達した局があ
ると、該当する局の推定データ系列を用いて行われる。
【0032】従って、例えば、第1局が指定され、次に
再び第1局が指定されるまでの間に、第2局から第m局
までの全ての局のブロックシンボルの区切りが1回づつ
あるので、第2局から第m局までの送信信号に基づく干
渉が、第1局が使用する記憶領域の推定データ系列から
除去されることになる。
【0033】この関係は、第1局以外の他の局について
も同じであるので、各局が使用する記憶領域の推定デー
タ系列から、他の局の送信信号に基づく干渉が、除去さ
れることになる。
【0034】この場合、各局の送信信号が正しく再生さ
れていれば、各局の記憶領域には、その局に関する受信
信号のみが残るが、推定に誤差が生じていれば、他の局
による干渉信号が残ることになる。
【0035】従って、このような干渉除去操作を反復し
て行わせるために、メモリ部における各記憶領域は複数
ブロックの受信信号を記憶する構成とし、且つ複数の各
ブロックについて干渉除去操作を行うようにしてあり、
最先行ブロック(最も古いもの)は、その記憶容量に対
応した反復回数(計算ステップ回数)の干渉除去操作を
受ける。
【0036】そして、コード積作成部と相関計算部とに
よって、指定局が他局に与える干渉量を推定し、干渉量
計算部によって、干渉量修正データ系列を作成する。そ
して、このコード積作成部によって、直交コードを指定
局iの拡散コードPNiで拡散してコード積を作成し、
相関計算部によって、指定局iの推定データ系列と全て
の直交コードに関するコード積との相関値を、各ブロッ
ク毎に計算し、その相関値の最大値を選択する。
【0037】そして、最大相関値を与えるチップパター
ン(コード積)であって、その最大相関値を振幅とする
ものを、指定局が他局に与える干渉量(干渉量データ系
列)とみなす。
【0038】そして、レベル推定部において、相関計算
部に記憶されていた過去複数回の最大相関値の絶対値を
基に作成した絶対値の平均値より、今回の最大相関値の
レベルを推定する。
【0039】また、補正計算部において、レベル推定部
の今回の最大相関値のレベルを基に計算したファジィ制
御に用いるメンバーシップ関数によって最大相関値を補
正する。この補正計算によって他局の干渉による最大相
関値の誤差を軽減し、推定値データを作成する。この補
正は、収束速度を速め、干渉除去効果を高めることによ
って、シミュレーションによって計算ステップの反復回
数を減らすことができる。
【0040】そして、干渉量計算部は、今回の計算ステ
ップにおける干渉量推定データ系列と前回の計算ステッ
プにおける干渉量推定データ系列との差分を計算してこ
れを干渉量修正データ系列として作成する。これは、前
回の計算ステップによる干渉除去処理を取り消し、今回
の計算ステップにおける干渉量推定データ系列に基づく
干渉除去で入れ替えるために設けたものである。
【0041】そして、干渉量修正データ系列の作成は、
各計算ステップ毎に、干渉量推定データ系列を作成し、
また、干渉量修正データ系列を一時的に記憶しておき、
今回の計算ステップにおける干渉量推定データ系列と、
前回の計算ステップにおける干渉量推定データ系列との
差分を計算することによって行うことができる。
【0042】或いは、計算量を削減するために、最大相
関値又は最大相関修正値を記憶しておき、それに関する
前回と今回との差分と、最大相関値を与えるコード積と
に基づいて、直接的に干渉量修正データ系列を作成する
こともできる。
【0043】そして、除去部はメモリ部における当該指
定局を除く各他局の推定データ系列と、上記干渉量修正
データ系列との差分を計算して、これらを新しい推定デ
ータ系列として作成し、新しいこれらの各差分データ系
列で当該各他局の推定データ系列を書き換えるものであ
る。
【0044】以上のような趣旨からして、次に、詳細な
実施例を図を参照しながら説明する。
【0045】(受信装置の構成): 図1はこの一実
施例の符号分割多元接続システムのための受信装置の機
能ブロック図である。この図1において、受信装置は、
アンテナ101と、無線機102と、第1局用〜第m局
用の受信シフトレジスタ103a〜103mと、相関計
算部104と、拡散コード発生部105と、直交コード
発生部106と、レベル計算部107と、相関値修正部
108と、干渉量計算部109と、除去量計算部110
と、乗算器111と、制御部112と、復号器113か
ら構成されている。
【0046】そして、『この受信装置の構成において、
特徴的な構成は、拡散コード発生部105の出力と、直
交コード発生部106の出力とを乗算する部分である。
更に、レベル計算部107を備えているところ。更にま
た、相関計算部104から干渉量計算部109に対して
各ブロックのコード積Wymi(k)・PNiを与えて
いることなどである。』 『受信装置の動作』: 先ず、アンテナ101で捕捉
された受信信号は無線機102に与えられる。そして、
無線機102はベースバンド信号に変換して第1局〜第
m局の受信シフトレジスタ103a〜103mに与えら
れる。これらの第1局〜第m局の受信シフトレジスタ1
03a〜103mは、第1局送信局〜第m送信局に対応
するものである。
【0047】そして、これらの受信シフトレジスタ10
3a〜103mの各シフトレジスタの容量は、それぞれ
Kブロック分であり、この実施例では、直交コードのチ
ップ数Q、拡散コードのチップ数(拡散度)Nとしてい
るので、それぞれ、K×Q×N個のチップデータ(但
し、2値ではない。)を記憶する。
【0048】(受信装置の動作フロー): 図2はこ
の受信装置の動作フローチャートである。この図2にお
いて、先ず、上記ベースバンド信号に対して、拡散コー
ドのチップ周期毎にサンプリングし、全ての受信シフト
レジスタ103a〜103mへ入力される(図2のS
1)。そして、制御部112は、プロックの区切りを検
出し(S2)、ある送信局からの受信信号Rがブロック
シンボルの区切りに達したとき、即ち、1つのブロック
の受信が完了したとき(S2)、その送信局を指定局i
とする(図2のS3)。そして、指定局iの指定は、ブ
ロックの区切りに達した局を順次循環的に行い、従っ
て、指定局iの任意のブロックは、それが受信シフトレ
ジスタ103iの最終部に達するまでに、K回(レジス
タ長)指定されることになる。
【0049】そして、指定局として第i局を指定する
と、受信シフトレジスタ103iから、そのKブロック
シンボル分の推定データ系列Di(k)を、相関計算部
104に与える。尚、1ブロックの推定データ系列Di
(k)はN・Q個のチップデータからなる。
【0050】そして、乗算器111は、拡散コード発生
部105から指定局iの拡散コードPNiを読み出し、
直交コード発生部106から直交コードWyも読み出
す。そして、直交コードWyを拡散コードPNiで拡散
して、各直交コードWyに関するコード積Wy・PNi
を求め、相関計算部104へ与える。
【0051】また、各コード積Wy・PNiに対応して
その直交コード番号yを直交コード発生部106から相
関計算部104へ与える。尚、各コード積Wy・PNi
はN・Qチップデータ(但し、+1、−1)からなる。
【0052】そして、相関計算部104は、指定局iの
受信シフトレジスタ103iから出力される各ブロック
の推定データ系列Di(k)と、乗算器111から出力
する各コード積Wy・PNiとの相関を、内積計算によ
って計算し、各ブロック毎に、最大となる相関値(最大
相関値)Bi(k)を選択する(図2のS4)。これ
を、数式で表すと次式(3)のようになる。
【0053】 Bi(k)=max(1/(N・Q))ΣDi(k)・[Wy・PNi] y=0〜Y−1 ……(3) 尚、この式(3)において、Wy・PNiはコード拡散
を意味し、Di(k)・[ ]は内積演算を意味するも
のである。
【0054】また、相関計算部104は、『各ブロック
毎に、最大相関値Bi(k)』をレベル計算部107に
出力する。そして、最大相関値を与える直交コード番号
ymi(k)、及びコード積Wymi(k)・PNiを
干渉量計算を選択する。そして、各ブロックの最大相関
値Bi(k)を相関値修正部108へ出力する。そし
て、最終ブロック(最も古いブロック)に関する最大相
関値Bi(k)とのその最大相関値を与える直交コード
番号ymi(K−1)とを例えば、復号器113へ出力
する。そして、各ブロックのコード積Wymi(k)・
PNiを干渉量計算部109へ与える。
【0055】そして、レベル計算部107は、相関計算
部104からの過去複数回の最大相関値の絶対値を基に
して作成した絶対値の平均値ave(k)を用いて、今
回の最大相関値の絶対値の振幅レベルの推定を行い、相
関値修正部108に出力する(図2のS5)。
【0056】そして、相関値修正部108は、各最大相
関値Bi(k)に対応して、レベル計算部107の計算
結果ave(k)を基に計算した図3に示しているファ
ジィ制御に用いるメンバーシップ関数を適用した次式
(4)の修正演算を行い、修正した最大相関値Bi”
(k)の修正値ci(k)を計算する(図2のS6)。
【0057】 ci(k)←sign(Bi”(k))Fl(|Bi”(k)|) (但し、加算範囲はl=1〜N・Q) Fl(|Bi”(k)|):メンバーシップ関数 ……(4) ここで、| |は絶対値、sign()は、符号であ
り、±1を表すものである。また、変換関数は、Eb/
No=0dBにおける送信局数のBER(ビットエラー
レート)が最小になるように設定し、図3に示すよう
な、3つの領域に分け、3つの1次直線で構成した関数
を用いる。
【0058】この補正は、受信信号から他局の信号を引
いた絶対値をシンボルの真の値である1に近付き、受信
シフトレジスタ103iの容量に対応した回数の反復計
算において、より良い近似を与えるものである。
【0059】そして、相関値修正部108で計算された
最大相関値の修正値ci(k)は、一時的に記憶される
と共に、干渉量計算部109に与えられる。
【0060】そして、干渉量計算部109は、前回の計
算ステップにおける各ブロックの相関修正値を記憶して
いて、今回作成した最大相関修正値ci(k)と前回の
計算ステップでの最大相関修正値との差分を各ブロック
毎に計算し(図2のS7)、次に、相関計算部104か
ら与えられたコード積Wymi(k)・PNiと、ここ
で計算した最大相関修正値の差分(図2のS8)とを、
各ブロック毎に乗算することによって、干渉量修正デー
タ系列Ei(k)を作成するものである(図2のS
9)。
【0061】尚、この実施例では、干渉量修正データ系
列Ei(k)を作成するようにしているが、前回、干渉
量修正データ系列Ei(k)の計算に使用した最大相関
値修正値Ci(k−1)を記憶しておき、今回の計算ス
テップにおいて、先ず、前回の最大相関修正値ci(k
−1)と、今回の最大相関修正値ci(k)との差分を
計算し、この差分値に今回の最大相関修正値が得られた
コード積Wymi(k)・PNiとを乗算することによ
って干渉量修正データ系列Ei(k)を作成することが
できるものである。
【0062】除去量計算部110の動作(図2のS8)
を図4を参照して説明する。尚、図4は第1局と指定局
iについてのみ、推定データ系列を示している。この図
4において、Ei(0)〜Ei(K−1)は指定局iの
ブロック番号k対応で表示した干渉修正データ系列、E
it(但し、t=0〜K・Q・N−1)は、受信シフト
レジスタ103の記憶段対応(チップ対応)で表示した
干渉修正データ系列、D1(0)〜D1(K)は2つの
他局1、jのブロック番号k対応で表示した推定データ
系列、Djt(但し、t=0〜K・Q・N−1)は受信
シフトレジスタ103の記憶段対応(チップ対応)で表
示した推定データ系列を示している。
【0063】そして、除去量計算部110では、指定局
iに関する干渉修正データ系列Eitを干渉修正量とし
て(図2のS9)、受信シフトレジスタ103の中の1
03iを除く受信シフトレジスタの推定データ系列Dj
tから、時間軸対応で除去し、受信シフトレジスタの値
を書き換えるものである(S10)。
【0064】これを、数式で表すと次式(5)のように
表される。 Djt←Djt − Ejt ……(5) このようにして書き換えられたデータ系列は、今回推定
した干渉量が除去された後の値となる。
【0065】換言すると、各局のシンボル区間はまちま
ちなので、図4の第1局では、データ系列D1(0)と
D1(1)の一部とがデータ系列E0(0)で修正さ
れ、データ系列D1(0)とD1(1)とのそれぞれ一
部がデータ系列E1(1)で修正され、同様にして最後
にデータ系列D1(K−1)とD1(K)とのそれぞれ
一部がデータ系列E(K−1)で修正する。そして、他
の任意の局jも同様に、指定局iの10ブロックに関す
る干渉データ系列Ei(0)〜Ei(K−1)によっ
て、他の局におけるブロックの位置に関係なく、時間対
応で修正するものである。
【0066】この一連の動作は、受信シフトレジスタ1
03に入力する受信信号が、ブロックシンボルの区切り
に達するごとに繰り返す。即ち、第1局のシンボルの区
切りでは、第1局の送信信号が再生され、第2局から第
m局までの受信シフトレジスタ103から除去する。そ
して、第2局のブロックシンボルの区切りでは、同様に
第1局及び第3局から第m局の受信シフトレジスタ10
3から除去され、局を順次循環的に指定して繰り返す。
【0067】以上の結果として、任意の局の任意のチッ
プデータは、その受信シフトレジスタ103の入力に与
えられてから最終段に至るまでに、M・K回の反復的干
渉修正除去作用を他の局から受けることになる。
【0068】従って、受信シフトレジスタ103iの最
終段部に存在する指定局の最先行ブロックシンボルの推
定データ系列Di(k)は、そのブロックのベースバン
ドの送信信号を近似するものとなり、復調した直交コー
ド番号、更には、そのときの相関値を出力し(図2のS
11)、それに基づいて誤り訂正復号器113で復号す
ることで誤り率を低減することができるものである。
【0069】(同期取得の構成): また、各局の送
信データと、この送信データの同期取得に用いるパイロ
ット信号とを一対の推定データとして処理し、送信デー
タとこのパイロット信号のシンボルデータとを復調デー
タとして出力することによって、復調ビット誤り率を減
少させることもできると考えられる。
【0070】(一実施例の効果): 以上の一実施例
の符号分割多元接続システムの受信装置によれば、従来
に比べ多くの送信局からの送信信号を受信した場合であ
っても、局間の干渉を十分に除去しながら、各局の確か
らしい信号を高い品質で復調し得ることができる。
【0071】更に、各送信局間で送信レベルにばらつき
があったとしても、この影響による受信性能を悪化させ
ることなく、高い品質で復調し得ることができる。
【0072】(他の実施例): (1)尚、以上の一
実施例においては、受信シフトレジスタ103に同一の
受信信号を入力する例を示したが、各局ごとに中間周波
のそれぞれの直交コードと拡散コードとを用いてベース
バンドの受信信号に復調し、それぞれのベースバンド信
号を入力する構成であってもよい。
【0073】(2)また、直交コードを用いた例を説明
したが、他に、BCH符号を用いることも好ましい。
【0074】(3)更に、上述の受信装置は拡散コード
を用いて相関演算を行ったが、他に逆拡散コードを用い
て相関演算を行う構成もとれる。更に、拡散コード又は
逆拡散コードは、擬似ランダム符号として、種々の方式
の符号を適用することができる。例えば、M系列、Go
ld符号、GMW系列、嵩系列、Bent系列、No系
列、Walsh系列、Geffe系列、なども適用する
ことができる。
【0075】(4)更にまた、無線機102内部の検波
回路は、DQPSK(差動4相PSK)に対する非同期
検波回路や、他にDBPSK(差動2相PSK)に対す
る非同期検波回路や、BPSK、QPSKに対する同期
検波回路で適用することもできる。また、その他に、Q
AM変調信号に対する検波回路などを適用することもで
きる。
【0076】(5)また、上述の受信装置を基地局受信
システムに適用することで基地局の受信性能を改善し、
加入者容量を増加させることができる。尚、基地局とし
ては、固定局も含まれる。そして、更に、上述の受信装
置を符号分割多元接続のための移動局受信システムに適
用することでも受信性能を改善することができる。尚、
上述の受信装置を移動局受信システムに適用する場合
は、基地局用のようにm局分の信号復調を行わず、必要
な局の信号だけを復調する受信構成を採ることも好まし
い。
【0077】(6)また、以上の実施例では、無線通信
による符号分割多元接続を意識したシステムを説明した
が、他に有線通信にも適用することができる。更に、受
信アンテナの代わりに光/電気変換回路を備えることで
伝送路が光伝送路である光通信に適用することもでき
る。更にまた、受信アンテナの代わりに音響/電気変換
回路を備えることで伝送路が音響空間である音響通信に
も適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の受信装置によ
れば、ブロック化されたブロック符号と、拡散コードと
を用いて送信信号をスぺクトラム拡散変調して送出して
いる複数の送信局からの符号分割多元接続用の信号を受
信する受信手段と、予め用意しているブロック符号と、
拡散コードとからコード積を求めるコード積生成手段
と、受信手段の受信信号に対して上記コード積を用いて
相関演算を行い、各送信局からの送信信号を求める局信
号推定手段とを備えたことで、ブロック符号を使用した
符号分割多元接続のための送信局数が非常に多くなった
場合においても、各送信局からの信号を高い品質で得る
ことができる。
【0079】また、上述のような受信装置を基地局受信
システムや移動局受信システムに適用することで、符号
分割多元接続のためのシステムの受信性能を改善し、加
入者容量(加入者数)を増加させることができ、そし
て、通信の信頼性も改善することができるものと考えら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の符号分割多元接続システ
ムの受信装置の機能構成図である。
【図2】一実施例の受信装置の処理フローチャートであ
る。
【図3】一実施例の受信装置の相関値修正部のメンバー
シップ関数の説明図である。
【図4】一実施例の受信シフトレジスタにおけるデータ
配列の説明図である。
【符号の説明】
101…アンテナ、102…無線機、103…受信シフ
トレジスタ、104…相関計算部、105…拡散コード
発生部、106…直交コード発生部、107…レベル計
算部、108…相関値修正部、109…干渉量計算部、
110…除去量計算部、111…乗算器、112…制御
部、113…復号器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 拓朗 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック化されたブロック符号と、拡散
    コードとを用いて送信信号をスぺクトラム拡散変調して
    送出している複数の送信局からの符号分割多元接続用の
    信号を受信する受信手段と、 予め用意しているブロック符号と、拡散コードとからコ
    ード積を求めるコード積生成手段と、 上記受信手段の受信信号に対して上記コード積を用いて
    相関演算を行い、各送信局からの送信信号を求める局信
    号推定手段とを備えたことを特徴とした受信装置。
  2. 【請求項2】 上記局信号推定手段は、 上記相関演算によって得られる信号から各送信局間の干
    渉量を求める干渉量推定手段と、 上記各送信局間の干渉量を上記受信信号から除去して上
    記相関演算に与える干渉量除去手段とを備えていること
    を特徴とした請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の受信装置を備え
    たシステムであって、上記受信装置を基地局システムに
    備えたことを特徴とした基地局受信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の受信装置を備え
    たシステムであって、上記受信装置を移動局システムに
    備えたことを特徴とした移動局受信システム。
JP6114836A 1994-05-27 1994-05-27 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム Pending JPH07321703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114836A JPH07321703A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114836A JPH07321703A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07321703A true JPH07321703A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14647919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6114836A Pending JPH07321703A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07321703A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7095778B2 (en) Spread spectrum transmitter and spread spectrum receiver
JP2732783B2 (ja) 符号分割多元接続復調装置
TW393841B (en) Method and system for processing a plurality of multiple access transmissions
US5754599A (en) Method and apparatus for coherent channel estimation in a communication system
FI112755B (fi) Alustuksen kantajan pistetulopiiri
JP4677461B2 (ja) スペクトル拡散通信システムおよび方法
US6414985B1 (en) Method for determining reference phase in radio communication system which uses orthogonal M-ary modulation, and coherent detection method using the same
KR101004101B1 (ko) Ieee 802.15.4 lr-wpan bpsk 수신기를 위한 비동기 검파 장치 및 방법
US6587517B1 (en) Multi-stage receiver
EP1118193B1 (en) Encoding/decoding additional symbols in a communications system
EP0993127A1 (en) Method and apparatus using Walsh-Hadamard transformation for forward link multiuser detection in CDMA systems
US6163548A (en) Code synchronization unit and method
US20010026578A1 (en) Code division multiple access transmitter and receiver
JP3004147B2 (ja) 周波数ダイバーシチ伝送装置
JPH07273713A (ja) 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム
US6526103B1 (en) Multi-stage receiver
JP3235769B2 (ja) 包絡線平滑化伝送装置及び受信装置
KR20000022721A (ko) M계열 직교 변조를 이용한 무선 통신 시스템에 있어서의 복조방법 및 장치
JPH07321703A (ja) 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム
JP3573745B2 (ja) Cdma受信装置およびcdma受信方法
JP3029226B2 (ja) 周波数ダイバーシチ伝送装置
JP2721473B2 (ja) スペクトル拡散通信用受信装置
US7983325B2 (en) Decoding of the overhead channels of the geosynchronous (GEO) satellite reverse link
JPH07321702A (ja) 受信装置、基地局受信システム及び移動局受信システム
JP2911105B2 (ja) 適応形スペクトラム拡散受信機