JPH07322010A - カラー画像読取装置 - Google Patents

カラー画像読取装置

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Publication number
JPH07322010A
JPH07322010A JP6115144A JP11514494A JPH07322010A JP H07322010 A JPH07322010 A JP H07322010A JP 6115144 A JP6115144 A JP 6115144A JP 11514494 A JP11514494 A JP 11514494A JP H07322010 A JPH07322010 A JP H07322010A
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JP
Japan
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light
color component
color
imaging lens
component light
Prior art date
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Application number
JP6115144A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ichikawa
裕一 市川
Yoshiya Imoto
善弥 伊本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH07322010A publication Critical patent/JPH07322010A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一ラインを同時に読み取ることができ、主
走査方向の分光特性が均一で、かつ、色分解した複数の
光線全てを同倍率で正確に焦点を合わせることができる
カラー画像読取装置を提供すること。 【構成】 平行平面を有する透明層52の両平面に、第
1の色成分光を反射する第1の反射膜51とこの第1の
反射膜51を透過した光から特定色成分光を第2の色成
分光として反射する第2の反射膜54とを各々有し、第
1と第2の反射膜51,54により、結像レンズ4によ
り集光された原稿3からの反射光を第1と第2の色成分
光とに分光して反射し、受光素子6の第1と第2の一次
元画素列61,62に各々結像させる色分解手段5を設
けると共に、結像レンズ4をテレセントリック系の光学
特性を有するものとし、結像レンズ4と受光素子6との
間における第1と第2の色成分光の各光路の長さを、各
々結像レンズ4の第1と第2の色成分光に対する第1と
第2の焦点距離とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像読取装置、よ
り詳しくは、カラー画像を3原色に色分解して読み取る
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー画像を3原色に色分解
し、この色分解された波長域別の光を受光素子により光
電変換して読み取るカラー原稿読取装置が知られてい
る。
【0003】例えば、図6に示す装置は、光源1に所望
波長域の全てを含む白色光を用い、プラテンガラス2上
に載置された原稿3からの反射光を結像する結像レンズ
11と、1チップ上にB(青色光)、G(緑色光)、R
(赤色光)の3色の分光感度特性を有するように設定し
た3つの一次元画素列61,62,63を副走査方向に
配列した受光素子6を備え、副走査方向に走査しながら
カラー画像を読み取るものである。
【0004】また、図7に示すように、光源1に所望波
長域全てを含む白色光を用い、原稿3からの反射光を結
像する結像レンズ11と受光素子6との光路中に、所望
する波長域のみを反射する、ダイクロイック膜81、8
2、全反射ミラー83を透明層84を介して積層したビ
ームスプリッタ8からなる色分解手段を配置し、このビ
ームスプリッタ8によって反射光を色分解し、複数の一
次元画素列61,62,63・・・を一体に備えた撮像
センサに受光させる装置も、特開平3−201861号
公報により公知である。
【0005】また、図8に示すように、光源1に所望波
長域の全てを含む白色光を用い、原稿3からの反射光を
結像する結像レンズ11と受光素子6との光路中に、所
望する波長域のみを反射する色分解手段として、それぞ
れダイクロイック膜91、92、全反射ミラー93を透
明層94を介して積層したビームスプリッタ9、ダイク
ロイック膜101、102、全反射ミラー103を透明
層104を介して積層したビームスプリッタ10を用い
て平行光線に色分解し、複数のラインセンサ61、6
2、63・・・を一体に備えた撮像センサに受光させる
構成のものも、特開平1−237619号公報、特開平
2−180465号公報記載により公知である。
【0006】さらに、図9に示すように、光源1に所望
波長域全てを含む白色光を用い、原稿3からの反射光を
結像する結像レンズ11と受光素子6との光路中に、所
望する波長域のみを反射する、ダイクロイック膜51、
54、全反射ミラー55を、光路長補正量と一次元画素
列61,62,63・・・の間隔に応じて調節された層
厚となっている透明層52,53を介して積層したビー
ムスプリッタ8からなる色分解手段を所定の設置角θに
て配置し、このビームスプリッタ8によって反射光を色
分解し、複数の一次元画素列61,62,63・・・を
一体に備えた撮像センサに正確なフォーカスで受光させ
る装置も、本出願人により提案され特願平5−1118
18号として出願されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成のカラー画像読取装置においては、次のような
問題点がある。
【0008】まず、図6に示すカラー画像読取装置にお
いては、3つのラインセンサ61、62、63で順次読
み取るので、リアルタイムでカラー画像の色処理を行う
には遅延メモリが必要となり、そのため、画像処理が複
雑になりコストが高くなるという問題がある。さらに
は、副走査時において機械的な走査ブレにより色ズレが
生じ鮮明な画像を得るのが難しい。
【0009】また、図7に示すカラー画像読取装置にお
いては、各色の光束の光路長が異なるため、鮮明な像を
得るためには、焦点深度の充分深い結像レンズを使用し
なければならないという難点がある。また、センサの受
光面を傾けて光路長を調整しようとすると、その角度を
大きくする必要があり、受光感度が低下するという問題
がある。
【0010】また、図8に示すカラー画像読取装置にお
いては、各色の光束の光路長は等しくなるが、複雑な構
成になると共に、その調整が困難であるという難点があ
る。
【0011】また、図6、図7、図8に示すカラー画像
読取装置において、三原色の光線を複数のラインセンサ
61、62、63・・・に各々正確に焦点を合わせるこ
とが望ましいが、結像レンズ11の色収差の影響によ
り、各色の光線は同一平面上に結像しない。この対策と
して、色収差の少ないレンズを用いることが考えられる
が、所望する波長域における結像レンズ11の色収差を
全く無くすることは、レンズの設計上および製造上極め
て困難である。
【0012】また、図9に示すカラー画像読取装置にお
いては、三原色の光線を複数のラインセンサ61、6
2、63・・・に各々正確に焦点を合わせることは可能
となるが、通常の結像レンズの特性上、三原色の光線の
各々の光路長が異なるために、各色成分毎の結像倍率が
異なり、その結果、主走査方向の結像位置ズレが生ずる
という問題点がある。
【0013】さらに、図7、図8、図9に示すカラー画
像読取装置においては、色分解手段に多層干渉膜を利用
したダイクロイック膜を用いるため、その色分解特性に
は画角依存性があり、主走査方向の全域にわたり均一な
分光特性を得ることが困難であるという問題点がある。
【0014】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、同一ラインのカ
ラー画像情報を同時に読み取ることができるとともに、
主走査方向の全域において分光特性が均一で、かつ、色
分解した複数の光線全てを複数のラインセンサ上に同倍
率で正確に焦点を合わせることができるカラー画像読取
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像読取
装置は、光源と、該光源により照明された原稿からの反
射光を集光させる結像レンズと、所定の間隔で平行に設
けた第1の一次元画素列と第2の一次元画素列とを有す
る受光素子と、平行平面を有する透明層の両平面に、第
1の色成分光を選択的に反射する第1の反射膜とこの第
1の反射膜を透過した光から少なくとも一部の特定色成
分光を第2の色成分光として反射する第2の反射膜とを
各々有し、この第1の反射膜と第2の反射膜とにより前
記結像レンズにより集光された原稿からの反射光を前記
第1の色成分光と第2の色成分光とに分光して反射し、
前記受光素子の第1の一次元画素列と第2の一次元画素
列とに各々結像させる色分解手段とを備え、前記結像レ
ンズは、射出光の主光線が光軸に平行となるように設定
されたテレセントリック系の光学特性を有するものであ
り、前記結像レンズと前記受光素子との間における前記
第1の色成分光と第2の色成分光との各光路の長さを、
各々前記結像レンズの前記第1の色成分光に対する第1
の焦点距離と第2の色成分光に対する第2の焦点距離と
することを特徴とする。
【0016】また、本発明のカラー画像読取装置は、光
源と、該光源により照明された原稿からの反射光を集光
させる結像レンズと、平面上に所定の間隔で平行に設け
た第1の一次元画素列と第2の一次元画素列とを有する
受光素子と、前記結像レンズの光軸に対して、前記結像
レンズが有する前記第1の色成分光に対する第1の焦点
距離と第2の色成分光に対する第2の焦点距離との両焦
点間の距離と、前記受光素子の所定の間隔との比率に基
づく所定の角度をなすように配置され、平行平面を有す
る透明層の両平面に、第1の色成分光を選択的に反射す
る第1の反射膜とこの第1の反射膜を透過した光から少
なくとも一部の特定色成分光を第2の色成分光として反
射する第2の反射膜とを各々有し、前記透明層の厚さを
前記所定角度と前記受光素子の所定の間隔とに基づいて
設定した色分解手段とを備え、前記結像レンズは、射出
光の主光線が光軸に平行となるように設定されたテレセ
ントリック系の光学特性を有するものであり、前記受光
素子の平面を、前記色分解手段により反射された前記結
像レンズにより集光された原稿からの反射光を垂直に受
光するように配置し、前記結像レンズにより集光された
原稿からの反射光を前記第1の色成分光と第2の色成分
光とに分光して前記受光素子の前記第1の一次元画素列
と第2の一次元画素列とに各々結像することを特徴とす
る。
【0017】
【作用】上記構成により、カラー画像の読み取りに際し
て、同一ラインの画像情報が、同時に受光素子の各一次
元画素列に照射されるので、位置ズレのない単一ライン
の画像情報が読み取られる。また、この単一ラインの画
像情報が、各色成分毎に複数配置されるラインセンサの
配列ピッチに対応する間隔で光学手段により分離される
と同時に、各色光線は、各色成分毎に異なる光路長を経
てラインセンサに導かれる。このとき、色分解手段にお
ける各色成分毎の光路長の差を結像レンズの縦色収差に
よる焦点位置のズレ量を相殺するように各ダイクロイッ
ク膜間に積層する透明層の厚さと、ビームスプリッタ、
ラインセンサの設置角度を設定することにより、色分解
した複数の光線全てを複数のラインセンサに正確に焦点
を合わせることができる。また、結像レンズにテレセン
トリック系を用いているため、主走査方向の全域におい
て色分解の分光特性が均一で、かつ、各色成分毎に異な
る光路長としたときに問題となる倍率色収差の影響をな
くすことがでいる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明のカラー画像読取装置の一実
施例を示す光学系の説明図である。
【0019】図において、1は発光光束が可視波長域の
ほぼ全域を含む白色のスリット光源1、2は原稿3をを
載置するためのプラテンガラスであり、光源1から発射
された白色光線は、プラテンガラス2を透過し原稿3で
反射し、この反射光が、射出光の主光線が光軸に平行と
なるように設定されたテレセントリック系の光学特性を
有する結像レンズ4で集光される。5は原稿3からの反
射光を三原色の情報に分解する色分解手段としての多重
ダイクロイックミラーであり、この多重ダイクロイック
ミラー5で色分解された反射光は、撮像センサである受
光素子6に入射する。受光素子6は、3列の一次元画素
列を有し、原稿3で反射した反射光を受光して原稿3の
持つ画像情報を電気信号として出力する。
【0020】本実施例における結像レンズ4は、射出光
の主光線が光軸に平行となるように設定されたテレセン
トリック系の光学特性を有するため、結像レンズ4から
射出された光線は、全像長の範囲において同一角度条件
で多重ダイクロイックミラー5に導かれる。したがっ
て、分光特性が反射角度依存性をもつダイクロイック膜
を通過する際には、全像長の範囲において同一の分光特
性にて分光されるため、主走査方向における全域におけ
る分光特性は、画角依存性がなく均一なものとなる。ま
た、結像レンズ4から受光素子6に至る主光線が光軸に
平行となるように設定されているため、多重ダイクロイ
ックミラー5において各色成分毎に異なる光路長にて受
光素子6上に結像される場合においても、像倍率の変化
がないため、各色成分の像倍率は同一となり、主走査方
向の結像の位置ずれがない。
【0021】本実施例における多重ダイクロイックミラ
ー5は、光束が入射する側の最表面部にG(緑色)光成
分を反射させるダイクロイック膜51がコートされ、2
層の透明層52、53の貼り合わせ面にB(青色)光成
分を反射させるダイクロイック膜54がコートされ、前
記ダイクロイック膜51、54をそれぞれ透過したR
(赤色)光成分を反射させる全反射膜55が裏面に形成
されている。
【0022】このように、本実施例における色分解手段
は、2枚のダイクロイック膜51、54と1枚の全反射
膜55とが、2層の透明層52、53を介して積層され
てなる多重ダイクロイックミラー5である。
【0023】また、受光素子6は、図2に示すように、
1チップ上に所定のピッチP1,P2、たとえば、80
μmずつ離れて並列に配置された3列の一次元画素列6
1、62、63を有する撮像センサであり、前記多重ダ
イクロイックミラー5により色分解された三原色光の各
成分B光,G光,R光が各々の一次元画素列61,6
2,63に集光するように配置されている。
【0024】色収差が全体として小さくなるように設計
された通常の結像レンズの色収差特性は、緑(G),青
(B),赤(R)の順で焦点距離が長くなる傾向があ
る。したがって、各一次元画素列61、62、63を、
緑色光読み取り用受光素子、青色光読み取り用受光素
子、赤色光読み取り用受光素子の順に配置する。なお、
各色の受光素子には、不要な成分光を除くフィルタを付
設してもよい。また、一次元画素列の配列の間隔は必ず
しも同じでなくてもよい。
【0025】ここで、多重ダイクロイックミラー5の各
層の厚さと、結像レンズ4の光軸7に対する傾き角度θ
は、結像レンズ4の縦色収差量と受光素子6上の3列の
一次元画素列61、62、63間のピッチP1,P2に
よって決定し、各色成分の光束の光路長の付加量を、色
分解手段である多重ダイクロイックミラー5により結像
レンズ4の縦色収差量に合わせている。
【0026】結像レンズ4の光軸7に対する多重ダイク
ロイックミラー5の傾き角度θによる各色光線の光路長
の変化量、すなわち光路長変化による結像位置のシフト
量と、反射光の間隔すなわちビーム分離幅の関係を図3
に示す。横軸は入射角θ(図1参照)、縦軸は相対値で
ある。
【0027】図3において多重ダイクロイックミラー5
の透明層52、53の屈折率は共にN=1.52であ
り、破線Aは光路長変化による結像位置のシフト量の変
化を示し、実線Bはビーム分離幅の変化を示す。
【0028】この図3の関係から、実際に使用する結像
レンズ4の特性および受光素子6の形状寸法を基に、最
適な多重ダイクロイックミラー5の各透明層52、53
の厚さと設置する傾き角度θを設計した。
【0029】本実施例で用いた結像レンズ4の縦色収差
による各色成分毎の結像位置のズレ量は、図4に示すよ
うに、G(緑色)成分光の結像位置41に対し、B(青
色)成分光の結像位置42が約50μm、またR(赤
色)成分光の結像位置43が約100μmだけ結像レン
ズ4より遠い位置にある。すなわち、図4は、G成分光
に関しては位置41で結像レンズ4のMTF(変調伝達
関数)値が最も大きくなっているので、位置41がG成
分光の結像位置であることを示し、B成分光およびR成
分光に関してもMTF値が最大となる位置42,43が
それぞれの結像位置であることを示している。
【0030】そこで、本実施例においては、各色成分光
を同一位置に結像させるため、G成分光の光路長に対し
てB成分光の光路長を長くし、更に、B成分光の光路長
に対してR成分光の光路長を長くしている。このように
光路長を付加するために、多重ダイクロイックミラー5
の第1の透明層52、第2の透明層53は共に0.11
mm厚に設定した。
【0031】以下、この第1の透明層52、第2の透明
層53の厚みを求める手順について図5を参照して説明
する。
【0032】多重ダイクロイックミラー5の透明層5
2,53(屈折率n1 ,n2 ,膜厚t1 ,t2 )の厚
さ、反射角度θ1 ,θ2 、ビーム分離幅d1 、光路長差
ΔLの関係を図示すると図5に示すようになる。
【0033】ここで、多重ダイクロイックミラー5の最
上面で反射されるG成分光と中間面で反射されるB成分
光とを考える。
【0034】多重ダイクロイックミラー面に角度θ1
点Oに入射した白色光のうちG成分光は面の垂線に対称
な角度θ1 ’で反射する一方、G成分光以外の光は屈折
角θ2 にて屈折し次の面に向かう。このとき、角度
θ1 ,θ2 の関係は、屈折の公式n1 sinθ1 =n2
sinθ2 で決定される。
【0035】点Oで屈折した光のうち、B成分光は、点
Pにて角度θ2 ’(=−θ2 )で反射され、点Qから屈
折角θ1 ’(=−θ1 )にて出射し、最初の面で反射さ
れたG成分光と間隔d1 を隔てて平行に進む。
【0036】ここで、d1 はOQ・cosθ1 で表され
る。ただし、OQは点Oと点Qとの間の距離である。後
述するOP,PQ,ORも同様である。OQは、2・t
1 ・tanθ2 であるから、d1 =2・t1 ・tanθ
2 ×cosθ1 となる。
【0037】G成分光が点Oから点Rに達するまでの光
路長と、B成分光が点Oから点Pを経て点Qに達するま
での光路長との実効的な光路長差、すなわち、真空中に
換算した光路長差ΔLは、以下の式のごとく表される。
【0038】 ΔL={(OP+PQ)/n2 }−(OR/n1 ) ={(2・t1 )/(n2 ・cosθ2 )}−{(2・
1 ・tanθ2 ×sinθ1 )/n1 } したがって、n1 =1,n2 =1.525とした場合、
θ1 =58.0度、t1 =113μmのときに、d1
80μm,ΔL=50μmとすることができる。
【0039】図3に示すように、ビーム分離幅:光路長
シフト量が、80μm:50μm(1.6:1)になる
ときの光線入射角θ=58.0度であり、このときの透
明層厚が0.11mmである。 また、多重ダイクロイ
ックミラー5の第1の透明層52と第2の透明層53
は、共に屈折率Nが可視波長領域においてN=1.52
〜1.53のものを用い、結像レンズ4の光軸7に対す
る多重ダイクロイックミラー5の傾き角度θを上述した
理由により58度とした。
【0040】以上の設定により、収差による各成分光
G、B、Rの結像位置ずれが、各成分光G、B、R毎の
光路長に違いを持たせることによって相殺され、色分解
された三原色の各成分光G、B、Rが各々の一次元画素
列上に焦点がボケることなく結像される。
【0041】また、結像レンズ4の光軸7に対する多重
ダイクロイックミラー5の傾き角度θを設定の容易な6
0度とし、第1の透明層52と第2の透明層53とを共
に0.115mm厚に設定した場合でも、G(緑色)成
分光に対するB(青色)成分光とR(赤色)成分光の光
路長差は、各々約46μm、約92μmとなり、それぞ
れのずれ量、50μm及び100μmに近似した値とな
り、結像位置の調整効果は図4より充分期待できる。
【0042】なお、本発明に係るカラー画像読取装置に
おいては、色分解手段である2枚のダイクロイック膜5
1、54と全反射膜55のもつ平面と結像レンズ4の光
軸7とがなす傾き角度θは、上記したように受光素子の
列間ピッチと光路長調整幅とにより決められるが、20
度未満であると、受光素子の位置が結像レンズからの光
線を妨げることになり、また70度を越えると、ダイク
ロイック膜の特性上、分光反射特性が悪くなるため、通
常は20〜70度の範囲に設定される。
【0043】また、ダイクロイック膜51、54と全反
射膜55とを介する2層の透明層52、53の厚さは、
上記範囲に限定されず、通常は、50〜300μmの範
囲に設定される。
【0044】結像レンズ4は、その縦色収差による青色
光の結像位置が緑色光の結像位置と赤色光の結像位置の
ほぼ中間点に位置するように構成することによって、多
重ダイクロイックミラーの二つの透明層の厚さを同一に
することができ、受光素子の列間も同一ピッチのものが
使用できる。
【0045】なお、本実施例のカラー画像読取装置にお
いては、結像レンズ4の色収差に合わせて、色分解した
G、B、R成分光の光路長差を調整したが、逆に色分解
系のG(緑色)成分光とB(青色)成分光とR(赤色)
成分光の光路長差に合わせて結像レンズ4の色収差の設
計をすることも可能であり、この方法による方が設計の
自由度はより高まる。
【0046】たとえば、光路長がB、G、Rの各成分光
の順に短い結像レンズを用いると、多重ダイクロイック
ミラーの表面でB成分光を反射することができる。この
ため、B成分光の吸収を少なくでき、B成分光の少ない
光源を有効に使用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明のカラー画像読取装置によれば、
色収差のある結像レンズを用いた場合であっても、色分
解した各色の光束の光路長を結像レンズの縦色収差量に
合わせて色分解手段で相殺することができ、複数の光線
全てを受光素子上の複数の一次元画素列上にそれぞれ倍
率の誤差がなく、正確に焦点を合わせることができる。
また、主走査方向の全域において均一な分光特性を得る
ことができ、カラー画像読取装置の読み取り性能を向上
させることができ、色ずれの少ない読み取りを行える。
また、結像レンズの設計製造が容易となり、装置全体の
コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の一実施例を示すカラー画像
読取装置平面図、(B)は同側面図である。
【図2】 本実施例における受光素子の平面図である。
【図3】 本実施例における多重ダイクロイックミラー
の傾き角度θと光路長のシフト量及びビーム分離幅の関
係を示す相関図である。
【図4】 本実施例における三原色GBR成分光の結像
位置とMTF値との関係を示す相関図である。
【図5】 多重ダイクロイックミラーにおける光路長を
説明する図である。
【図6】 従来のカラー画像読取装置の構成図である。
【図7】 従来のカラー画像読取装置の他の構成図であ
る。
【図8】 従来のカラー画像読取装置の更に他の構成図
である。
【図9】 従来のカラー画像読取装置の更に他の構成図
である。
【符号の説明】
1…光源、2…プラテンガラス、3…原稿、4…結像レ
ンズ、5…多重ダイクロイックミラー、6…受光素子、
7…光軸、41,42,43…結像位置、51,54…
ダイクロイック膜、52,53…透明層、55…全反射
膜、61,62,63…一次元画素列

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 該光源により照明された原稿からの反射光を集光させる
    結像レンズと、 所定の間隔で平行に設けた第1の一次元画素列と第2の
    一次元画素列とを有する受光素子と、 平行平面を有する透明層の両平面に、第1の色成分光を
    選択的に反射する第1の反射膜とこの第1の反射膜を透
    過した光から少なくとも一部の特定色成分光を第2の色
    成分光として反射する第2の反射膜とを各々有し、この
    第1の反射膜と第2の反射膜とにより前記結像レンズに
    より集光された原稿からの反射光を前記第1の色成分光
    と第2の色成分光とに分光して反射し、前記受光素子の
    第1の一次元画素列と第2の一次元画素列とに各々結像
    させる色分解手段とを備え、 前記結像レンズは、射出光の主光線が光軸に平行となる
    ように設定されたテレセントリック系の光学特性を有す
    るものであり、 前記結像レンズと前記受光素子との間における前記第1
    の色成分光と第2の色成分光との各光路の長さを、各々
    前記結像レンズの前記第1の色成分光に対する第1の焦
    点距離と第2の色成分光に対する第2の焦点距離とする
    ことを特徴とするカラー画像読取装置。
  2. 【請求項2】 光源と、 該光源により照明された原稿からの反射光を集光させる
    結像レンズと、 平面上に所定の間隔で平行に設けた第1の一次元画素列
    と第2の一次元画素列とを有する受光素子と、 前記結像レンズの光軸に対して、前記結像レンズが有す
    る前記第1の色成分光に対する第1の焦点距離と第2の
    色成分光に対する第2の焦点距離との両焦点間の距離
    と、前記受光素子の所定の間隔との比率に基づく所定の
    角度をなすように配置され、平行平面を有する透明層の
    両平面に、第1の色成分光を選択的に反射する第1の反
    射膜とこの第1の反射膜を透過した光から少なくとも一
    部の特定色成分光を第2の色成分光として反射する第2
    の反射膜とを各々有し、前記透明層の厚さを前記所定角
    度と前記受光素子の所定の間隔とに基づいて設定した色
    分解手段とを備え、 前記結像レンズは、射出光の主光線が光軸に平行となる
    ように設定されたテレセントリック系の光学特性を有す
    るものであり、 前記受光素子の平面を、前記色分解手段により反射され
    た前記結像レンズにより集光された原稿からの反射光を
    垂直に受光するように配置し、前記結像レンズにより集
    光された原稿からの反射光を前記第1の色成分光と第2
    の色成分光とに分光して前記受光素子の前記第1の一次
    元画素列と第2の一次元画素列とに各々結像することを
    特徴とするカラー画像読取装置。
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