JPH07322480A - モータの回転異常検出方法 - Google Patents

モータの回転異常検出方法

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JPH07322480A
JPH07322480A JP10954294A JP10954294A JPH07322480A JP H07322480 A JPH07322480 A JP H07322480A JP 10954294 A JP10954294 A JP 10954294A JP 10954294 A JP10954294 A JP 10954294A JP H07322480 A JPH07322480 A JP H07322480A
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motor
rotation
voltage
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electromotive force
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JP10954294A
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Seiichiro Oishi
誠一郎 大石
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータ駆動メカにおいて発生する指挟み等の異
常状態を発生と同時に検出し解除するためのモータの回
転異常検出方法を提供する。 【構成】モータに間欠的に電圧を印加して回転させ、電
圧が印加されていない期間(発電機期間)に回転子に発
生する逆起電力の電圧の大きさの変化を検出することに
よってモータの回転を妨げる異常状態の発生を検出し解
除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定電圧を印加して駆
動するモータの回転異常の検出に関するものであり、詳
しくはモータの回転に伴って発生する逆起電力により回
転異常を検出するようにしたモータの回転異常検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、モータによって動
く各種の機械的な機構(以下単にメカと云う)において
は、そのメカが動作中にモータの回転を妨げるような何
らかの異常状態が発生した時に、その異常状態を検出
し、それを解除するための手段が設けられている。
【0003】例えば、レーザディスクプレーヤにおい
て、ディスクトレイの引き込みおよび排出はディスクト
レイ駆動用DCモータによって駆動されるが、ディスク
トレイの引き込み時または排出時に、使用者が誤ってデ
ィスクトレイに指を挟むことがよくある。
【0004】レーザディスクプレーヤに限らず、DCモ
ータで駆動されるVTRやCDプレーヤ等におけるパッ
ケージの引き込みまたは排出の各動作や、一般の自動ド
アの開閉時においても同様のことが起こることがある。
【0005】上記のような場合、例えば指の挟まれ等の
事故を未然に防止しあるいは拡大しないためには、メカ
における異常状態をいち早く発見し、モータを停止し、
或いは逆回転させることによってメカを反対方向にもど
すことにより、人または物を挟まれた状態から解除する
ことが必要である。
【0006】そのため、従来は、モータ駆動メカの動作
の開始と終了とを検出するオン/オフスイッチと、この
スイッチのトリガーによって計時するタイマーとを設
け、メカがある動作を開始してから所定時間内にその動
作を完了しない時には、メカの動作を妨げる何らかの異
常状態が発生したものと判断して処置していた。
【0007】例えば、レーザディスクプレーヤにおいて
は、DCモータにより駆動されるディスクトレイの引き
込みおよび排出動作の開始と終了は、それぞれ、ディス
クトレイ前端および後端を検出する検出スイッチによっ
て確認されるようになっており、マイコンによってこの
検出スイッチのオン/オフ状態を監視し、検出スイッチ
がオンになってからの経過時間が所定時間より長い場合
は、使用者の指がディスクトレイに挟まれる等の事故が
発生したものと判断し処置している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、メカで異常状態が発生してからそれを検出
するまでの時間が長いため、その結果、モータの回転異
常の状態への対処が遅いと云う問題点があった。
【0009】又、モータの回転異常の検出が遅いため
に、この異常状態へ対処が遅くなると云う問題点があっ
た。
【0010】更に、モータの回転異常の検出は、回転源
であるモータ自体におきた異常状態を検出するのではな
く、モータに付加された外部構成により検出するように
しているため、正確な検出及び、印加電圧に対応したき
め細かな回転異常の制御ができないと云う問題点があっ
た。
【0011】従って、モータの回転を妨げるような何ら
かの異常状態が発生した場合に、その発生と同時に検出
し、且つこの異常状態を即座に解除することに解決しな
ければならない課題を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるモータの回転異常検出方法は、0モータ
の回転異常の検出を、該モータの駆動により発生する逆
起電力の変化で行うようにしたことである。
【0013】又、上記モータは、間欠的に印加する所定
電圧で駆動するようにしたこと;上記逆起電力の変化の
検出は、モータに所定電圧が印加されていない期間に行
うようにしたこと;上記逆起電力の変化の検出は、逆起
電力の電圧の変化で検出するようにしたこと;上記逆起
電力の電圧の変化は、適宜蓄積できるようにしたこと;
上記モータの回転異常を検出した時に、前記モータを停
止させるようにしたこと;上記モータの回転異常を検出
した時に、モータの回転異常が検出された時の回転方向
と逆方向に所定時間だけ回転させるようにしたこと;上
記モータの回転異常検出は、ディスクトレイの駆動に使
用するモータに備えたこと;上記モータを備えたディス
クプレイヤーは、前記モータの回転異常を検出した時
に、報知する手段を備えたこと;上記モータの回転異常
を検出した時に、該異常状態を解除するリセット手段を
備えたモータの回転異常検出方法である。
【0014】
【作用】上記構成にした本発明に係るモータの回転異常
検出方法においては、下記に示すような作用を奏する。
【0015】(1)モータの回転異常の検出を、このモ
ータの駆動により発生する逆起電力で行うようにしたこ
とにより、所定電圧が印加されていて駆動できる状態に
なっているモータにおいて、単にモータが外部要因等に
より停止されている状態を検出することにとどまらずモ
ータの回転子の段階的な回転状態の検出、及びこれらの
回転状態の検出を別途構成を付加することなく検出でき
るようになる。
【0016】(2)モータは、間欠的に印加する所定電
圧で駆動するようにしたことにより、逆起電力の検出が
容易となる。
【0017】(3)逆起電力の検出は、モータに所定電
圧が印加されていない期間に行うようにしたことによ
り、正確な逆起電力の発生を得ることができるようにな
る。
【0018】(4)モータの回転異常は、逆起電力の電
圧の変化で検出するようにしたことにより、モータのト
ルクを電圧に換算できるようになる。
【0019】(5)逆起電力の電圧は、適宜蓄積できる
ようにしたことにより、カウンタ等を使用しないでもモ
ータの回転異常を検出することができるようになる。
【0020】(6)モータの回転異常を検出した時に、
この回転異常を解除する解除手段を備えたことにより、
回転異常による迅速な対応を図ることができるようにな
る。
【0021】(7)解除手段は、モータの回転異常が検
出された時の回転方向と逆方向に所定時間だけ回転させ
るようにしたことにより、モータの回転異常が発生した
時に自動的に解除動作を行うことができるようになる。
【0022】(8)モータは、ディスク媒体のディスク
トレイに使用することにより、例えばディスクの抜き差
しの時に指が挟ってしまっても迅速な対応を図ることが
できる。
【0023】(9)モータを備えたディスクプレイヤー
は、モータの回転異常を検出した時に、報知する手段を
備えたことにより、例えば指挟まりに起因した異常状態
を音声や点滅等により利用者に知らせることができるよ
うになる。
【0024】(10)モータの回転異常を検出した時
に、異常状態を解除するリセット手段を備えたことによ
り、例えば指挟まりに起因した異常状態か否かを簡単に
判別して、その異常状態の解除を簡単に行うことができ
るようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明によるモータの回転異常検出方
法をレーザディスクプレーヤ等のディスクトレイの引き
込みおよび排出動作に適用した実施例について説明す
る。
【0026】第1の実施例は、図1に示すように、メカ
コントロール用マイコン1と、A/Dコンバータ2と、
DCモータ制御回路3と、ディスクトレイ駆動用DCモ
ータ4と、モータ電圧変換回路5と、サンプルホールド
回路6と、トレイ位置検出スイッチ回路7とから構成さ
れている。
【0027】メカコントロール用マイコン1は、複数の
入力端子および出力端子と、CPUと、メモリとを有し
ており、メモリにはメカ(この場合ディスクトレイ8)
の引き込み動作および排出動作を制御するための後述す
るプログラムを内蔵している。
【0028】このメカコントロール用マイコン1の入力
信号は、A/Dコンバータ2から出力されるモータ4の
逆起電力の電圧VEMF の大きさを表す情報と、トレイ位
置検出スイッチ7から出力されるディスクトレイの位置
を表す情報とで構成されている。また、メカコントロー
ル用マイコン1の出力信号は、DCモータ制御回路3の
スイッチ群のオン/オフ動作を制御する制御信号であ
る。
【0029】このようなメカコントロール用マイコン1
は、上記入力情報に基づきディスクトレイの引き込み用
プログラム、排出用プログラム、又はモータの回転異常
を検出したときの解除手段であるところの所定時間逆回
転させるためのプログラムを実行し、上記制御信号を出
力することによってDCモータ制御回路3のスイッチ群
をオン/オフ制御する。
【0030】A/Dコンバータ2は、後述するサンプル
ホールド回路6の出力信号(モータ4の逆起電力の電圧
EMF の大きさを表す信号)をA/D変換し、A/D変
換されたデータをマイコン1の入力端子の一つへ出力す
る。
【0031】DCモータ制御回路3は、スイッチS1、
S2、S3、S4を有している。スイッチS1、S2の
各一端は、電源Vccと接続され、スイッチS3、S4
の各一端はアースに接続されている。スイッチS1、S
3の各他端は、DCモータ4の一方のブラシ9と接続さ
れており、スイッチS2、S4の各他端は、DCモータ
4の他方のブラシ10と接続されている。
【0032】スイッチS1、S2、S3、S4のそれぞ
れのオン/オフは、マイコン1から供給される上記制御
信号によって制御されるようになっている。
【0033】DCモータ4は、ディスクトレイ8に機械
的に接続されており、回転方向によってディスクトレイ
の引き込み動作あるいは排出動作を駆動するようになっ
ている。すなわち、DCモータ制御回路3のスイッチS
1、S4がオン(接)で、スイッチS2、S3がオフ
(断)である時は、DCモータ4の回転子にはブラシ9
からブラシ10への方向(A方向)に電流が流れ、DC
モータ4は一方の方向に回転する。この方向のDCモー
タ4の回転はディスクトレイ8の引き込み動作に対応す
る。
【0034】また、スイッチS2、S3がオンで、スイ
ッチS1、S4がオフの時は、DCモータ4の回転子に
はブラシ10からブラシ9への方向(B方向)の電流が
流れ、DCモータ4は上記と反対の方向に回転するよう
になっている。この方向のDCモータ4の回転はディス
クトレイ8の排出動作に対応する。
【0035】また、スイッチS1、S2、S3、S4が
全てオフであれば、DCモータ4の回転子には電流は流
れず、従って、DCモータ4は停止し、従って、ディス
クトレイ8も停止することになる。
【0036】モータ電圧変換回路5は、抵抗器R1、R
2、R3からなる。抵抗器R1の一端はDCモータ4の
ブラシ9と接続され、抵抗器R2の一端はDCモータ4
のブラシ10と接続され、これらの抵抗器R1、R2の
各他端は共に抵抗器R3の一端と接続されている。抵抗
器R3の他端は接地されている。
【0037】上記接続により、DCモータ4のブラシ
9、10間の電圧に比例する値の電圧VM が抵抗器R3
の両端に得られる。
【0038】サンプルホールド回路6は、スイッチS5
とコンデンサC1とを有している。スイッチS5の一方
の端子はモータ電圧変換回路5の抵抗器R1、R2と抵
抗器R3との接続点と接続され、その他方の端子はコン
デンサC1の一端と接続されている。コンデンサC1の
他端は接地されている。
【0039】スイッチS5は、マイコン1によってオン
/オフ制御される。すなわち、ディスクトレイの引き込
み動作の場合は、DCモータ制御回路3のスイッチS
1、S4のオン/オフと反対にオン/オフ操作され、デ
ィスクトレイの排出の場合は、スイッチS2、S3のオ
ン/オフと反対にオン/オフ操作される。
【0040】つまり、ディスクトレイのいずれの動作の
場合においても、DCモータ4に印加される電圧がゼロ
である時に、スイッチS5はオンとなり、モータ電圧変
換回路5の抵抗器R3の電圧VM をコンデンサC1に印
加させ、コンデンサC1を充電させるようになってい
る。
【0041】サンプルホールド回路6のコンデンサC1
の充電電圧VC はA/Dコンバータ2によりディジタル
データに変換された後マイコン1に入力することにな
る。
【0042】トレイ位置検出スイッチ7は、ディスクト
レイ8の移動経路に設けられたスイッチS6、S7から
なり、スイッチS6はディスクトレイ8の開位置を示
し、スイッチS7はディスクトレイ8の閉位置を示す。
すなわち、ディスクトレイ8の引き込み動作の開始時に
スイッチS6がオンからオフとなり、ディスクトレイ8
の排出動作開始時にスイッチS7がオンからオフとな
る。
【0043】マイコン1は、トレイ位置検出スイッチ7
のスイッチS6がオンからオフになった時はディスクト
レイ引き込みプログラムを実行し、スイッチS7がオン
からオフになった時はディスクトレイ排出プログラムを
実行することになる。
【0044】以下、上記構成によるモータの回転異常検
出方法の動作について、図2に示すフローチャートと、
図3〜図6に示すタイミングチャートを用いて項目に分
けて説明する。
【0045】(1)通常のディスクトレイの引き込み動
作 使用者がレーザディスクをディスクトレイ8にセット
し、トレーをディスク引き込み方向に押すと、トレー位
置検出スイッチ7のスイッチS6がオンからオフとなり
(ステップST1)、それにより、マイコン1はディス
クトレイ引き込みプログラムを実行し、ディスクトレイ
8を引き込む方向にDCモータ4を回転させる(ステッ
プST2)。
【0046】この引き込み動作は、通常時(メカに異常
状態が無い時)は、つぎのように行われる。すなわち、
マイコン1は、図3に示すように、DCモータ制御回路
3のスイッチS1、S4を同時に、かつ、間欠的にオン
になるように制御し、スイッチS2、S3はオフのまま
保持されるように制御する。
【0047】スイッチS1、S4がオンとなっている期
間では、DCモータ4のブラシ9、10間にはA方向の
直流電圧が印加され、その結果、回転子が回転し、ディ
スクトレイ8を引き込む。この期間を電動機期間と呼び
図3でTM で示す。
【0048】DCモータ制御回路3のスイッチS1、S
4がオフの期間は、スイッチS1、S2、S3、S4は
全てオフとなるから回転子には電圧は印加されないが回
転子は惰性で回転を続ける。従って、この間、DCモー
タ4は発電機として動作するから、DCモータ4のブラ
シ9、10間にはDCモータ4の回転速度に比例した逆
起電力の電圧VEMF が現れる。この期間を発電機期間と
呼び図3においてTGで示す。
【0049】従って、モータ電圧変換回路5の抵抗器R
3の電圧VM は、図3に示すように、電動機期間TM
は電源VCCに比例した値となり、発電機期間TG では逆
起電力の電圧VEMF に対応する波形になる。この電圧V
M は、スイッチS5により発電機期間TG だけサンプル
ホールド回路6のコンデンサC1に印加されそれを充電
して蓄積される。その結果、コンデンサC1の電圧
C、電動機期間TM においてもそのまま保持される。
【0050】コンデンサC1の電圧は、A/Dコンバー
タ2によってディジタル値に変換されマイコン1に入力
する。マイコン1は、ステップST3において、電圧V
C とあらかじめ設定された値の電圧VT と比較し、VC
≧VT である場合にはディスクトレイの引き込み動作は
異常無く遂行されているものと判断してステップST4
へ進む。
【0051】ここで、この予め設定された電圧VTは適
宜変更可能な電圧値であり、例えばモータに供給される
電圧と回転トルクとの関係から算出してどの程度のトル
クの状態、即ち逆起電力の電圧VEMFがどの程度の時に
回転異常とするかをきめ細かに設定することができる。
【0052】又、逆起電力の電圧VEMFを利用すること
によりトルクが徐々に減退している状態なのか、突発的
に最大トルクになってしまったのか等を瞬時にして判断
できる。
【0053】ステップST4では、トレイ位置検出スイ
ッチ7のスイッチS7がオンになるまで上記ステップS
T2、ST3を繰り返し、スイッチS7がオンとなった
ら、スイッチS1、S2、S3、S4をオフにしてDC
モータ4を停止する(ステップST5)。これで、ディ
スクトレイは閉位置になる(ステップST6)。
【0054】(2)ディスクトレイ引き込み動作中の異
常状態発生時の処理 ディスクトレイが引き込み動作中に、使用者が誤ってデ
ィスクトレイに指を挟んだとするとディスクトレイの動
きが妨げられ、その結果、DCモータ4は停止(最大ト
ルク)または停止に近い状態に陥る。
【0055】この時、DCモータ4の回転速度はゼロに
近いから、図4に示すように、発電機期間TG では回転
子に発生する逆起電力の電圧VEMF は殆どゼロまたはゼ
ロになるから電圧VM は0ボルトとなる。従って、サン
プルホールド回路6のコンデンサC1の電圧Vcは殆ど
0ボルトまたは0ボルトとなる。
【0056】マイコン1は、ステップST3において、
C <VT の状態がTW 秒(例えば1秒)以上続いた時
は、ディスクトレイ8に使用者の指が挟まれる等の異常
状態が発生したものと判断し、解除手段であるところの
排出動作を行う。即ち、ディスクトレイ8の排出動作の
ステップST8へ飛び、DCモータ制御回路3のスイッ
チS1、S4をオフにし、スイッチS2、S3をオンに
することによって、DCモータ4を所定時間逆回転さ
せ、ディスクトレイ8に排出動作をさせる。これによ
り、使用者は挟まった指を離すことができ事故が未然に
防止される。
【0057】又、このように排出動作をさせると共に、
報知手段を備えて使用者に知らせると共に、その異常状
態をリセットするようにしてもよい。例えば指挟まりの
状態が発生し排出動作により未然に指挟まり事故が未然
に防止された時に、音声や光等の点滅により指挟まり状
態であることを知らせる。そして、リセットさせること
により再度通常のオペレーションが行える。従って、デ
ィスクトレイの操作で発生する指挟まり状態を学習効果
によりなくすことができ、使用者の適正な操作方法及び
機器の寿命を延ばすことができるのである。
【0058】(3)通常のディスクトレイの排出動作 ディスクトレイの排出時には、トレイが排出方向に動く
ことにより、トレイ位置検出スイッチ7のスイッチS7
がオンからオフとなり(ステップST7)、それによ
り、マイコン1はディスクトレイ排出プログラムの実行
を開始する(ステップST8)。
【0059】排出動作中マイコン1は、図5に示すよう
に、DCモータ制御回路3のスイッチS2、S3を同時
に、かつ、間欠的にオンになるように制御し、スイッチ
S1、S4はオフのまま保持されるように制御する。
【0060】スイッチS2、S3がオンとなっている電
動機期間TM では、DCモータ4のブラシ9、10間に
はB方向の直流電圧が印加され、その結果、回転子は引
き込み動作時と反対方向に回転し、ディスクトレイ8を
排出する。
【0061】DCモータ制御回路3のスイッチS2、S
3がオフとなる発電機期間TG では、スイッチS1、S
2、S3、S4は全てオフとなるから、DCモータ4に
は電圧は印加されず、従って、DCモータ4は発電機と
して動作する。そのため、DCモータ4のブラシ9、1
0間にはDCモータ4の回転速度に比例した逆起電力の
電圧VEMF が現れる。
【0062】従って、モータ電圧変換回路5の抵抗器R
3の電圧VM は、図5に示すように、電動機期間TM
は電源VCCに比例した値となり、発電機期間TG では逆
起電力の電圧VEMF に対応する波形になる。この電圧V
M は、サンプルホールド回路6のコンデンサC1に印加
されそれを充電して蓄積する。その結果、コンデンサC
1の電圧VC は0ボルトより大きな値となり、電動機期
間TM においても保持される。
【0063】マイコン1は、ステップST9で、A/D
コンバータ2によってディジタル値に変換された電圧V
cを、あらかじめ設定された値の電圧VT と比較し、V
C ≧VT である場合には、ディスクトレイの排出動作は
異常無く遂行されているものと判断してステップST1
0へ進む。
【0064】ステップST10では、トレイ位置検出ス
イッチ7のスイッチS6がオンになるまで上記ステップ
ST8、ST9を繰り返し、スイッチS6がオフとなっ
たら、スイッチS1、S2、S3、S4をオフにして、
DCモータ4を停止する(ステップST11)。これ
で、ディスクトレイは開位置となる(ステップST1
2)。
【0065】(4)ディスクトレイ排出動作中の異常状
態発生時の処理 ディスクトレイが排出動作中に、使用者が誤ってディス
クトレイに指を挟んだとするとディスクトレイの移動が
妨げられ、その結果、DCモータ4は停止または停止に
近い状態に陥る。
【0066】この時、図6に示すように、発電機期間T
G ではDCモータ4に発生する逆起電力の電圧VEMF
殆どゼロまたはゼロであるから検出電圧VM はほぼ0ボ
ルトまたは0ボルトとなる。従って、サンプルホールド
回路6のコンデンサC1の電圧VC は殆ど0ボルトまた
は0ボルトとなる。
【0067】マイコン1は、ステップST9において、
C <VT の状態がTW 秒(例えば1秒)以上続くと、
ディスクトレイ8にディスクを抜き差しする使用者の指
が挟まれようとする状態が発生してモータ4のトルクが
急激に上昇又は最大トルクになったものと判断し、ステ
ップST13へ飛び、DCモータ制御回路3のスイッチ
S1、S2、S3、S4をオフにすることによってDC
モータ4の回転を停止し、ディスクトレイの引き込み動
作を停止させる。これにより、ディスクを抜き差しする
際の使用者の指が挟まれようとする状態を未然に防止す
ることができるのである。
【0068】又、この排出動作時におけるモータの回転
異常状態を検出したときに、報知手段及びリセット手段
を設けるようにしてもよい。このことについては、上記
トレイの引き込み動作の異常状態の時と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0069】第2の実施例の構成を図7に示す。図7に
おいて、図1と同じ符号は、同一機能を有する回路を示
し、これらの説明を省略する。
【0070】この第2の実施例では、図1におけるA/
Dコンバータ2の代わりにレベル判別回路9を設ける。
レベル判別回路9は、コンパレータ10からなり、この
コンパレータ10の一方の入力端子をサンプルホールド
回路6のコンデンサC1と接続し、他方の入力端子を電
圧VT を持つ電池のプラス側と接続する。この電池のマ
イナス端子は接地する。
【0071】この構成により、コンパレータ10は、電
圧VC と電圧VT とを比較し、VC≧VT ならば、出力
電圧VS を”L”レベルにし、VC <VT ならば、出力
電圧VS を”H”レベルにする。
【0072】マイコン1は、レベル判別回路9から出力
されたレベル判別信号VS のレベルによって、ディスク
トレイ8の異常状態の有無を判定し、第1の実施例と同
様の制御を行う。
【0073】以上、本発明に係るモータの回転異常検出
方法をディスクトレイに適用した実施例について説明し
たが、ディスクトレイに限らず、モータにより駆動され
るメカの殆ど全てに適用可能であることは言うまでもな
い。例えばVTRやCDプレイヤ等のパッケージの引込
み、排出動作や、扉の開閉動作等に利用することができ
る。要は、モータによって駆動されるメカにこのモータ
の回転を妨げるような異常状態が発生した時、モータの
回転速度の急激な低下を、発電機期間に回転子に発生す
る逆起電力の電圧VEMF の大きさの変化によって検出す
ることである。
【0074】しかも、この逆起電力の電圧VEMFに対し
て、判別する基準である異常検出レベルVTは多段階に
でも無段階にでもソフト処理により設定変更できるか
ら、モータに供給される電圧と、モータのトルクに応じ
て発生する逆起電力の電圧VEMFを検出して多段階又は
無段階のきめ細かな、しかも正確な回転異常の状態の検
出を適宜容易に行うことができるのである。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タの回転異常検出方法は、下記に示すような効果を奏す
る。
【0076】(1)モータの回転異常の検出を、このモ
ータの駆動により発生する逆起電力で行うようにしたこ
とにより、所定電圧が印加されていて駆動できる状態に
なっているモータにおいて、単にモータが外部要因等に
より停止されている状態を検出することにとどまらずモ
ータの回転子の段階的な回転状態の検出、及びこれらの
回転状態の検出を単にマイコンのソフト処理を変更する
ことのみで容易に変更することができ、モータの回転異
常の検出をよりきめ細かな条件下で行うことができると
云う極めて優れた効果を奏する。
【0077】(2)モータは、間欠的に印加する所定電
圧で駆動するようにしたことにより、逆起電力を検出す
る時に、モータに供給されている電圧を制御する必要が
なくなり、構成を簡単にしてきめ細かな回転異常状態の
検出、及び適宜回転異常の検出基準を設定することがで
きると云う極めて優れた効果を奏する。
【0078】(3)逆起電力の検出は、モータに所定電
圧が印加されていない期間に行うようにしたことによ
り、正確な逆起電力により回転異常か否かの判断を行う
ことができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0079】(4)モータの回転異常は、逆起電力の電
圧の変化で検出するようにしたことにより、モータのト
ルクを電圧に換算して多段階又は所定範囲に限定した回
転異常の検出ができると云う極めて優れた効果を奏す
る。
【0080】(5)逆起電力の電圧は、適宜蓄積できる
ようにしたことにより、カウンタ等を使用しないでもモ
ータの回転異常を検出することができ、構成を簡単にし
て正確な回転状態を検出することができると云う極めて
優れた効果を奏する。
【0081】(6)モータの回転異常を検出した時に、
この回転異常を解除する解除手段を備えたことにより、
回転異常による迅速な対応を図ることができ、回転異常
による弊害を未然に防止することができると云う極めて
優れた効果を奏する。
【0082】(7)解除手段は、モータの回転異常が検
出された時の回転方向と逆方向に所定時間だけ回転させ
るようにしたことにより、モータの回転異常が発生した
時に自動的に解除動作を行うことができ、回転異常によ
る弊害を確実に防止できると云う極めて優れた効果を奏
する。
【0083】(8)モータは、ディスク媒体のディスク
トレイに使用することにより、例えばディスクの抜き差
しの時に指が挟ってしまっても迅速な対応を図ることが
でき、別途構成を加えることなく未然に、且つ正確に指
挟まり等の弊害を防止できると云う極めて優れた効果を
奏する。
【0084】(9)モータを備えたディスクプレイヤー
は、モータの回転異常を検出した時に、報知する手段を
備えたことにより、例えば指挟まりに起因した異常状態
を音声や点滅等により利用者に知らせることができ、異
常状態が機器等の故障から発生していることでないこと
を確認させて操作方法を自然に向上させ、機器の故障を
少なくすることができると云う極めて優れた効果を奏す
る。
【0085】(10)モータの回転異常を検出した時
に、異常状態を解除するリセット手段を備えたことによ
り、例えば指挟まりに起因した異常状態か否かを簡単に
判別して、操作方法の間違いを認識し操作方法の向上、
及び機器の性能を維持することができると云う極めて優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの回転異常検出方法の第1
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を示す流れ図である。
【図3】同実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図4】同実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図5】同実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図6】同実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図7】本発明に係るモータの回転異常検出方法の第2
の実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メカコントロール用マイコン 2 A/Dコンバータ 3 DCモータ制御回路 4 DCモータ 5 モータ電圧変換回路 6 サンプルホールド回路 7 トレイ位置検出スイッチ回路 8 ディスクトレイ 9 レベル判別回路 10 コンパレータ VC 、VM 、 T 電圧 C1 コンデンサ S1〜S7 スイッチ TM 、電動機期間 TG 、発電機期間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転異常の検出を、該モータの
    駆動により発生する逆起電力の変化で行うようにしたこ
    とを特徴とするモータの回転異常検出方法。
  2. 【請求項2】 上記モータは、間欠的に印加する所定電
    圧で駆動するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のモータの回転異常検出方法。
  3. 【請求項3】 上記逆起電力の変化の検出は、モータに
    所定電圧が印加されていない期間に行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のモータの回転異常
    検出方法。
  4. 【請求項4】 上記逆起電力の変化の検出は、逆起電力
    の電圧の変化で検出するようにしたことを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載のモータの回転異常検出方法。
  5. 【請求項5】 上記逆起電力の電圧の変化は、適宜蓄積
    できるようにしたことを特徴とする請求項4に記載のモ
    ータの回転異常検出方法。
  6. 【請求項6】 上記モータの回転異常を検出した時に、
    前記モータを停止させるようにしたことを特徴とする請
    求項1、2、3又は4に記載のモータの回転異常検出方
    法。
  7. 【請求項7】 上記モータの回転異常を検出した時に、
    モータの回転異常が検出された時の回転方向と逆方向に
    所定時間だけ回転させるようにしたことを特徴とする請
    求項6に記載のモータの回転異常検出方法。
  8. 【請求項8】 上記モータの回転異常検出は、ディスク
    トレイの駆動に使用するモータに備えたことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のモータ
    の回転異常検出方法。
  9. 【請求項9】 上記モータを備えたディスクプレイヤー
    は、前記モータの回転異常を検出した時に、報知する手
    段を備えたことを特徴とする請求項8に記載のモータの
    回転異常検出方法。
  10. 【請求項10】 上記モータの回転異常を検出した時
    に、該異常状態を解除するリセット手段を備えたことを
    特徴とする請求項9に記載のモータの回転異常検出方
    法。
JP10954294A 1994-05-24 1994-05-24 モータの回転異常検出方法 Pending JPH07322480A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135664A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Diamond Electric Mfg Co Ltd モータ制御装置
JP2014193330A (ja) * 2008-10-13 2014-10-09 Alcon Research Ltd 自動式の眼内レンズ導入デバイス
CN115247810A (zh) * 2022-06-08 2022-10-28 宁波方太厨具有限公司 一种吸油烟机挡烟板的驱动控制方法以及采用该方法的吸油烟机

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