JPH07323855A - 車両の油圧制御回路 - Google Patents
車両の油圧制御回路Info
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- JPH07323855A JPH07323855A JP6141044A JP14104494A JPH07323855A JP H07323855 A JPH07323855 A JP H07323855A JP 6141044 A JP6141044 A JP 6141044A JP 14104494 A JP14104494 A JP 14104494A JP H07323855 A JPH07323855 A JP H07323855A
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- port
- control
- flow
- flow port
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロードセンシングフロープライオリティバル
ブLVの制御流ポートに作用する圧力を安定させ、その制
御も安定させるようにする。 【構成】 フロープライオリティバルブFVに供給ポート
41、制御流ポート42及び余剰流ポート43を設け、
上記供給ポート41をポンプPに接続し、上記制御流ポ
ート42をロードセンシングフロープライオリティバル
ブLVの供給ポート2に接続し、上記余剰流ポート43を
ブレーキブースタBBに接続している。上記ロードセンシ
ングフロープライオリティバルブLVは、その制御流ポー
ト3をパワステアリング装置PSに接続し、余剰流ポート
4を作業機側の回路に接続し、しかも、上記ブースタの
戻り通路をパワーステアリング装置の上流側に接続して
いる。
ブLVの制御流ポートに作用する圧力を安定させ、その制
御も安定させるようにする。 【構成】 フロープライオリティバルブFVに供給ポート
41、制御流ポート42及び余剰流ポート43を設け、
上記供給ポート41をポンプPに接続し、上記制御流ポ
ート42をロードセンシングフロープライオリティバル
ブLVの供給ポート2に接続し、上記余剰流ポート43を
ブレーキブースタBBに接続している。上記ロードセンシ
ングフロープライオリティバルブLVは、その制御流ポー
ト3をパワステアリング装置PSに接続し、余剰流ポート
4を作業機側の回路に接続し、しかも、上記ブースタの
戻り通路をパワーステアリング装置の上流側に接続して
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、フォークリ
フトに用いるのに最適な車両の油圧制御回路に関する。
フトに用いるのに最適な車両の油圧制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧制御回路として、特開昭6
2−196300号に記載のものが従来から知られてい
る。この従来の油圧制御回路は、ロードセンシングフロ
ープライオリティバルブの供給ポートをポンプに連通さ
せ、制御流ポートをブレーキブースタに接続し、その余
剰流ポートを作業機側の回路に接続している。また、上
記ブレーキブースタの戻り側に、フロープライオリティ
バルブの供給ポートを接続する一方、このフロープライ
オリティバルブの制御流ポートをステアリング装置に接
続し、余剰流ポートをクラッチブースタに接続してい
る。
2−196300号に記載のものが従来から知られてい
る。この従来の油圧制御回路は、ロードセンシングフロ
ープライオリティバルブの供給ポートをポンプに連通さ
せ、制御流ポートをブレーキブースタに接続し、その余
剰流ポートを作業機側の回路に接続している。また、上
記ブレーキブースタの戻り側に、フロープライオリティ
バルブの供給ポートを接続する一方、このフロープライ
オリティバルブの制御流ポートをステアリング装置に接
続し、余剰流ポートをクラッチブースタに接続してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の油圧制御回路では、ロードセンシングフロープライオ
リティバルブの制御流ポートを、上記のようにブレーキ
ブースタ及びフロープライオリティバルブを介してステ
アリング装置に接続しているので、その間の圧力損失が
非常に大きくなる。ところがロードセンシングフロープ
ライオリティバルブは、その制御流ポート側の圧力変動
に応じて動作するが、この制御流ポート側は、上記のよ
うに圧力損失が大きいので、その油温の変化に応じて圧
力が大きく変化する。そのために従来の油圧制御回路で
は、ロードセンシングフロープライオリティバルブが、
油温の変化によって制御が不安定になるという問題があ
った。この発明の目的は、圧力損失を少なくして、油温
が変化したとしても、安定した制御が可能な車両の油圧
制御回路を提供することである。
の油圧制御回路では、ロードセンシングフロープライオ
リティバルブの制御流ポートを、上記のようにブレーキ
ブースタ及びフロープライオリティバルブを介してステ
アリング装置に接続しているので、その間の圧力損失が
非常に大きくなる。ところがロードセンシングフロープ
ライオリティバルブは、その制御流ポート側の圧力変動
に応じて動作するが、この制御流ポート側は、上記のよ
うに圧力損失が大きいので、その油温の変化に応じて圧
力が大きく変化する。そのために従来の油圧制御回路で
は、ロードセンシングフロープライオリティバルブが、
油温の変化によって制御が不安定になるという問題があ
った。この発明の目的は、圧力損失を少なくして、油温
が変化したとしても、安定した制御が可能な車両の油圧
制御回路を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、フロープ
ライオリティバルブに供給ポート、制御流ポート及び余
剰流ポートを設け、上記供給ポートをポンプに接続し、
上記制御流ポートをロードセンシングフロープライオリ
ティバルブの供給ポートに接続し、上記余剰流ポートを
ブレーキあるいはクラッチなどのブースタに接続する一
方、ロードセンシングフロープライオリティバルブは、
その制御流ポートをパワーステアリング装置に接続し、
余剰流ポートを作業機側の回路に接続し、しかも、上記
ブースタの戻り通路をパワーステアリング装置の上流側
に接続した点に特徴を有する。第2の発明は、ロードセ
ンシングフロープライオリティバルブは、供給ポート、
制御流ポート及び余剰流ポートを形成した本体にメイン
スプールを内装し、このメインスプールの一端をパイロ
ット室に臨ませ、パイロット室とは反対側に嵌合したケ
ース部材に補助スプールを摺動自在に内装し、さらに、
このケース部材には、補助スプールの移動位置に応じて
開度を可変にした制御オリフィスを形成するとともに、
この制御オリフィスを介して上記ポンプポートと制御流
ポートとを連通させ、この制御オリフィスの上流側の圧
力を上記パイロット室に作用させ、制御流ポート側の圧
力をこの補助スプールの一端に作用させ、制御流ポート
側の圧力上昇にともなって補助スプールが移動し、上記
制御オリフィスの開度を大きくする構成にした点に特徴
を有する。
ライオリティバルブに供給ポート、制御流ポート及び余
剰流ポートを設け、上記供給ポートをポンプに接続し、
上記制御流ポートをロードセンシングフロープライオリ
ティバルブの供給ポートに接続し、上記余剰流ポートを
ブレーキあるいはクラッチなどのブースタに接続する一
方、ロードセンシングフロープライオリティバルブは、
その制御流ポートをパワーステアリング装置に接続し、
余剰流ポートを作業機側の回路に接続し、しかも、上記
ブースタの戻り通路をパワーステアリング装置の上流側
に接続した点に特徴を有する。第2の発明は、ロードセ
ンシングフロープライオリティバルブは、供給ポート、
制御流ポート及び余剰流ポートを形成した本体にメイン
スプールを内装し、このメインスプールの一端をパイロ
ット室に臨ませ、パイロット室とは反対側に嵌合したケ
ース部材に補助スプールを摺動自在に内装し、さらに、
このケース部材には、補助スプールの移動位置に応じて
開度を可変にした制御オリフィスを形成するとともに、
この制御オリフィスを介して上記ポンプポートと制御流
ポートとを連通させ、この制御オリフィスの上流側の圧
力を上記パイロット室に作用させ、制御流ポート側の圧
力をこの補助スプールの一端に作用させ、制御流ポート
側の圧力上昇にともなって補助スプールが移動し、上記
制御オリフィスの開度を大きくする構成にした点に特徴
を有する。
【0005】
【作用】第1の発明の油圧制御回路は、ポンプからの圧
油が、ロードセンシングフロープライオリティバルブの
制御流ポートを経由して直接ステアリング装置に供給さ
れる。そして、ブレーキやクラッチなどのブースタに
は、このロードセンシングフロープライオリティバルブ
の上流側に設けたフロープライオリティバルブを経由し
て圧油が供給される。したがって、ステアリング装置に
供給される圧油には、ブースタを通過することによる圧
力損失など発生しない。第2の発明の油圧制御装置は、
そのロードセンシングフロープライオリティバルブが、
ステアリング装置側の圧力で補助スプールを切換え、ス
テアリング装置にスタンバイ流量を供給したり、必要な
制御流量を供給したりする。
油が、ロードセンシングフロープライオリティバルブの
制御流ポートを経由して直接ステアリング装置に供給さ
れる。そして、ブレーキやクラッチなどのブースタに
は、このロードセンシングフロープライオリティバルブ
の上流側に設けたフロープライオリティバルブを経由し
て圧油が供給される。したがって、ステアリング装置に
供給される圧油には、ブースタを通過することによる圧
力損失など発生しない。第2の発明の油圧制御装置は、
そのロードセンシングフロープライオリティバルブが、
ステアリング装置側の圧力で補助スプールを切換え、ス
テアリング装置にスタンバイ流量を供給したり、必要な
制御流量を供給したりする。
【0006】
【実施例】図示の実施例は、ポンプPをフロープライオ
リティバルブFVの供給ポート41に接続している。そし
て、このフロープライオリティバルブFVの制御流ポート
42をロードセンシングフロープライオリティバルブLV
に接続し、その余剰流ポート43をブレーキブースタBB
に接続している。なお、このブレーキブースタBBの戻り
側にはクラッチブースタCBを接続している。また、上記
ロードセンシングフロープライオリティバルブLVは、そ
の本体1に、上記制御流ポート42に連通させた供給ポ
ート2、パワーステアリング装置PSに接続した制御流ポ
ート3及び作業機a側に接続した余剰流ポート4とを形
成するとともに、この本体1に形成したボア5内にメイ
ンスプール6を摺動自在に設けている。さらに、このボ
ア5内に、メインスプール6に対して直列にしたケース
部材7を嵌合している。そして、上記ボア5の内周に
は、第1〜6環状溝8〜13を形成している。この第1
環状溝8は通路14を介して第6環状溝13に連通し、
第2環状溝9は供給ポート2に常時連通し、第4環状溝
11は通路15を介してリリーフ弁16に接続し、第5
環状溝12はタンクポート17に連通させている。
リティバルブFVの供給ポート41に接続している。そし
て、このフロープライオリティバルブFVの制御流ポート
42をロードセンシングフロープライオリティバルブLV
に接続し、その余剰流ポート43をブレーキブースタBB
に接続している。なお、このブレーキブースタBBの戻り
側にはクラッチブースタCBを接続している。また、上記
ロードセンシングフロープライオリティバルブLVは、そ
の本体1に、上記制御流ポート42に連通させた供給ポ
ート2、パワーステアリング装置PSに接続した制御流ポ
ート3及び作業機a側に接続した余剰流ポート4とを形
成するとともに、この本体1に形成したボア5内にメイ
ンスプール6を摺動自在に設けている。さらに、このボ
ア5内に、メインスプール6に対して直列にしたケース
部材7を嵌合している。そして、上記ボア5の内周に
は、第1〜6環状溝8〜13を形成している。この第1
環状溝8は通路14を介して第6環状溝13に連通し、
第2環状溝9は供給ポート2に常時連通し、第4環状溝
11は通路15を介してリリーフ弁16に接続し、第5
環状溝12はタンクポート17に連通させている。
【0007】上記メインスプール6は、その一端をパイ
ロット室18に臨ませるとともに、他端を、ケース部材
7との間に形成した圧力室19に臨ませている。このよ
うにしたメインスプール6には、第1環状凹溝20と第
2環状凹溝21とを形成し、上記圧力室19に設けたス
プリング22の作用で、ノーマル位置を保っていると
き、第1環状凹溝20が、前記第1、2環状溝8、9の
両者をまたぎ、供給ポート2と通路14とを連通させ
る。また、メインスプール6がスプリング22に抗して
移動すると、図示のように供給ポート2が通路14と余
剰流ポート4とのぞれぞれに連通する。上記ケース部材
7には、第4環状溝11と圧力室19を連通するダンピ
ングオリフィス23と、第4環状溝11に開口させたオ
リフィス24と、第5環状溝12に開口させたポート2
5と、第6環状溝13に開口させた第1、2制御オリフ
ィス26、27とを形成している。そして、この第1制
御オリフィス26は、第2制御オリフィス27よりもそ
の開口面積を小さくしている。上記のようにしたケース
部材7には、補助スプール28を内装しているが、この
補助スプール28の一端を制御流ポート3側に臨ませ、
他端をバネ室29に臨ませている。
ロット室18に臨ませるとともに、他端を、ケース部材
7との間に形成した圧力室19に臨ませている。このよ
うにしたメインスプール6には、第1環状凹溝20と第
2環状凹溝21とを形成し、上記圧力室19に設けたス
プリング22の作用で、ノーマル位置を保っていると
き、第1環状凹溝20が、前記第1、2環状溝8、9の
両者をまたぎ、供給ポート2と通路14とを連通させ
る。また、メインスプール6がスプリング22に抗して
移動すると、図示のように供給ポート2が通路14と余
剰流ポート4とのぞれぞれに連通する。上記ケース部材
7には、第4環状溝11と圧力室19を連通するダンピ
ングオリフィス23と、第4環状溝11に開口させたオ
リフィス24と、第5環状溝12に開口させたポート2
5と、第6環状溝13に開口させた第1、2制御オリフ
ィス26、27とを形成している。そして、この第1制
御オリフィス26は、第2制御オリフィス27よりもそ
の開口面積を小さくしている。上記のようにしたケース
部材7には、補助スプール28を内装しているが、この
補助スプール28の一端を制御流ポート3側に臨ませ、
他端をバネ室29に臨ませている。
【0008】上記補助スプール28には環状凹部30を
形成しているが、この環状凹部30は、補助スプール2
8に形成した絞り通路31を介して制御流ポート3に連
通させている。また、上記絞り通路31は通孔32を介
してバネ室29に連通しているが、このバネ室29には
バネ33を設けている。さらに、補助スプール28の外
周には段部34を形成しているが、この段部34を境に
して、制御流ポート3側のスプール径を、バネ室29側
のスプール径よりも大きくしている。そして、ケース部
材7の内周にも段部35を形成し、これら両段部34、
35が相まって、ポート25に常時連通するドレン室3
6を形成している。上記のようした補助スプール28
が、バネ室29に設けたバネ33の作用で図示のノーマ
ル位置にあるとき、その環状凹部30が、ケース部材7
に形成した第1制御オリフィス26のみに開口し、第2
制御オリフィス27が閉ざされるようにしている。そし
て、補助スプール28がバネ33に抗して移動したと
き、上記両オリフィス26、27が開口するようにして
いる。
形成しているが、この環状凹部30は、補助スプール2
8に形成した絞り通路31を介して制御流ポート3に連
通させている。また、上記絞り通路31は通孔32を介
してバネ室29に連通しているが、このバネ室29には
バネ33を設けている。さらに、補助スプール28の外
周には段部34を形成しているが、この段部34を境に
して、制御流ポート3側のスプール径を、バネ室29側
のスプール径よりも大きくしている。そして、ケース部
材7の内周にも段部35を形成し、これら両段部34、
35が相まって、ポート25に常時連通するドレン室3
6を形成している。上記のようした補助スプール28
が、バネ室29に設けたバネ33の作用で図示のノーマ
ル位置にあるとき、その環状凹部30が、ケース部材7
に形成した第1制御オリフィス26のみに開口し、第2
制御オリフィス27が閉ざされるようにしている。そし
て、補助スプール28がバネ33に抗して移動したと
き、上記両オリフィス26、27が開口するようにして
いる。
【0009】上記ケース部材7には環状の制御溝38を
形成している。この制御溝38は、その軸線方向の長さ
を第2制御オリフィス27よりも長くしたもので、補助
スプール28がフルストロークしたときに、この制御溝
38が全開するようにしている。さらに、この補助スプ
ール28にはダンパ機構を設けているが、このダンパ機
構は、筒部39aの一端に環状突部39bを形成し、他
端にフランジ部39cを形成したダンパ部材39を主要
素にしている。そして、上記筒部39aは従来の絞り通
路31と同一の機能を果すものである。また、フランジ
部39cは、制御流ポート3の内側周囲壁面に接触させ
るとともに、直径方向に多少ガタ付きを持たせている。
さらに、上記環状突部39bは、補助スプール28の一
端に形成した凹部40に臨ませて、ダンパ室39dを形
成するとともに、この凹部40と環状突部39bの外周
との間で絞り部39eを形成するようにしている。
形成している。この制御溝38は、その軸線方向の長さ
を第2制御オリフィス27よりも長くしたもので、補助
スプール28がフルストロークしたときに、この制御溝
38が全開するようにしている。さらに、この補助スプ
ール28にはダンパ機構を設けているが、このダンパ機
構は、筒部39aの一端に環状突部39bを形成し、他
端にフランジ部39cを形成したダンパ部材39を主要
素にしている。そして、上記筒部39aは従来の絞り通
路31と同一の機能を果すものである。また、フランジ
部39cは、制御流ポート3の内側周囲壁面に接触させ
るとともに、直径方向に多少ガタ付きを持たせている。
さらに、上記環状突部39bは、補助スプール28の一
端に形成した凹部40に臨ませて、ダンパ室39dを形
成するとともに、この凹部40と環状突部39bの外周
との間で絞り部39eを形成するようにしている。
【0010】環状凹部30から制御流ポート3に圧力流
体が流れると、そのときの圧力が上記絞り部39eから
ダンパ室39dに伝わる。そして、このダンパ室39d
内の圧力によって、上記フランジ部39cが制御流ポー
ト3の周囲壁面に圧接し、メタルシール機能を果す。ま
た、このフランジ部39cは上記のように多少のガタ付
きを持たせているので、それをセンタリングしなくて
も、環状突部39bを凹部40内に挿入することができ
る。なお、制御流ポート3は通路44を介してステアリ
ング装置PSに接続しているが、上記したクラッチブース
タCBの戻り側の通路45は、ステアリング装置PSの上流
側において上記通路44と合流させている。
体が流れると、そのときの圧力が上記絞り部39eから
ダンパ室39dに伝わる。そして、このダンパ室39d
内の圧力によって、上記フランジ部39cが制御流ポー
ト3の周囲壁面に圧接し、メタルシール機能を果す。ま
た、このフランジ部39cは上記のように多少のガタ付
きを持たせているので、それをセンタリングしなくて
も、環状突部39bを凹部40内に挿入することができ
る。なお、制御流ポート3は通路44を介してステアリ
ング装置PSに接続しているが、上記したクラッチブース
タCBの戻り側の通路45は、ステアリング装置PSの上流
側において上記通路44と合流させている。
【0011】次に、この実施例の作用を説明するが、最
初にロードセンシングフロープライオリティバルブFVの
作用を説明する。パワーステアリング装置PSを作動させ
ていないときには、絞り通路31側の圧力が上昇しない
ので、補助スプール28は図示のノーマル位置を保つ。
したがって、このときに、ポンプPから制御流量以下の
少量の流体が流入すると、その流体は、通路14及び第
1制御オリフィス26を通過して制御流ポート3から流
出する。この制御流ポート3からステアリング装置に供
給される流量がいわゆるスタンバイ流量である。そし
て、上記のように第1制御オリフィス26に流体が流れ
ると、その前後に圧力差が生じ、その上流側の圧力がパ
イロット通路37を経由してパイロット室18に導かれ
る。また、下流側の圧力は、通孔32→バネ室29→オ
リフィス24→第4環状溝11→ダンピングオリフィス
23を経由して圧力室19に導かれる。したがって、パ
イロット室18と圧力室19とに圧力差が生じ、メイン
スプール6が、スプリング22に抗して移動し、供給ポ
ート2と通路14との連通を保ちながら、供給ポート2
と余剰流ポート4とを連通させる。つまり、第1制御オ
リフィス26で制御されたスタンバイ流量以上の余剰流
量は、余剰流ポート4から作業機側に供給されることに
なる。さらに、ポンプPの吐出量が多くなると、第1制
御オリフィス26前後の差圧がさらに大きくなるので、
メインスプール6の移動量も多くなる。したがって、供
給ポート2と余剰流ポート4とを連通させる流路の開度
が大きくなり、その分、余剰流ポート4側への供給流量
をさらに多くする。
初にロードセンシングフロープライオリティバルブFVの
作用を説明する。パワーステアリング装置PSを作動させ
ていないときには、絞り通路31側の圧力が上昇しない
ので、補助スプール28は図示のノーマル位置を保つ。
したがって、このときに、ポンプPから制御流量以下の
少量の流体が流入すると、その流体は、通路14及び第
1制御オリフィス26を通過して制御流ポート3から流
出する。この制御流ポート3からステアリング装置に供
給される流量がいわゆるスタンバイ流量である。そし
て、上記のように第1制御オリフィス26に流体が流れ
ると、その前後に圧力差が生じ、その上流側の圧力がパ
イロット通路37を経由してパイロット室18に導かれ
る。また、下流側の圧力は、通孔32→バネ室29→オ
リフィス24→第4環状溝11→ダンピングオリフィス
23を経由して圧力室19に導かれる。したがって、パ
イロット室18と圧力室19とに圧力差が生じ、メイン
スプール6が、スプリング22に抗して移動し、供給ポ
ート2と通路14との連通を保ちながら、供給ポート2
と余剰流ポート4とを連通させる。つまり、第1制御オ
リフィス26で制御されたスタンバイ流量以上の余剰流
量は、余剰流ポート4から作業機側に供給されることに
なる。さらに、ポンプPの吐出量が多くなると、第1制
御オリフィス26前後の差圧がさらに大きくなるので、
メインスプール6の移動量も多くなる。したがって、供
給ポート2と余剰流ポート4とを連通させる流路の開度
が大きくなり、その分、余剰流ポート4側への供給流量
をさらに多くする。
【0012】上記の状態からパワーステアリング装置を
作動すると、その負荷圧の作用で制御流ポート3側の圧
力が上昇するが、このときの圧力は、補助スプール28
の両端面に作用する。そして、この補助スプール28の
両端面の受圧面積が上記したように相違するので、その
受圧面積差に応じた作用力がバネ33のバネ力に打ち勝
つと、補助スプール28が移動し、第1制御オリフィス
26とともに第2制御オリフィス27が開く。このよう
に補助スプール28が移動して第2制御オリフィス27
も開けば、制御流ポート3からパワーステアリング装置
に供給される流量が、この両制御オリフィス26、27
で制御される。いい換えれば、両制御オリフィス56、
27が開いた分、パワステアリング装置に供給される流
量がスタンバイ流量以上のいわゆる制御流量、すなわち
パワーステアリング装置が通常に作動するために必要な
流量まで増えることになる。
作動すると、その負荷圧の作用で制御流ポート3側の圧
力が上昇するが、このときの圧力は、補助スプール28
の両端面に作用する。そして、この補助スプール28の
両端面の受圧面積が上記したように相違するので、その
受圧面積差に応じた作用力がバネ33のバネ力に打ち勝
つと、補助スプール28が移動し、第1制御オリフィス
26とともに第2制御オリフィス27が開く。このよう
に補助スプール28が移動して第2制御オリフィス27
も開けば、制御流ポート3からパワーステアリング装置
に供給される流量が、この両制御オリフィス26、27
で制御される。いい換えれば、両制御オリフィス56、
27が開いた分、パワステアリング装置に供給される流
量がスタンバイ流量以上のいわゆる制御流量、すなわち
パワーステアリング装置が通常に作動するために必要な
流量まで増えることになる。
【0013】なお、ポンプPの吐出量が制御流量以下の
場合でも、パワーステアリング装置を作動させると、上
記のように補助スプール28が移動して、両制御オリフ
ィス26、27が開くので、そのオリフィス前後の差圧
が少なくなる。そのために当該メインスプール6がスプ
リング22の力で図面左方向に移動し、供給ポート2と
余剰流ポート4との連通を遮断する。したがって、この
制御流量以下の全流量が制御流ポート3からパワーステ
アリング装置に供給される。また、パワーステアリング
装置を作動させているときで、そのハンドルをいわゆる
すえ切り状態にすると、リリーフ弁16が開弁し、制御
流ポート3側の流体をタンクTに戻すが、このタンクT
に戻される流路過程にオリフィス24を形成しているの
で、リリーフ弁16からタンクTに流出する流量が非常
に少なくなる。したがって、このときのポンプ吐出量の
ほぼ全量が、余剰流ポート4に供給される。
場合でも、パワーステアリング装置を作動させると、上
記のように補助スプール28が移動して、両制御オリフ
ィス26、27が開くので、そのオリフィス前後の差圧
が少なくなる。そのために当該メインスプール6がスプ
リング22の力で図面左方向に移動し、供給ポート2と
余剰流ポート4との連通を遮断する。したがって、この
制御流量以下の全流量が制御流ポート3からパワーステ
アリング装置に供給される。また、パワーステアリング
装置を作動させているときで、そのハンドルをいわゆる
すえ切り状態にすると、リリーフ弁16が開弁し、制御
流ポート3側の流体をタンクTに戻すが、このタンクT
に戻される流路過程にオリフィス24を形成しているの
で、リリーフ弁16からタンクTに流出する流量が非常
に少なくなる。したがって、このときのポンプ吐出量の
ほぼ全量が、余剰流ポート4に供給される。
【0014】制御流ポート3の下流側に接続したパワー
ステアリング装置PSを作動して、上記のように補助スプ
ール28をフルストローク位置に保持しているとする
と、第1、2制御オリフィス26、 27が全開状態にな
る。この状態でハンドルを急激に切り返すと、そのたび
ごとに図示していない切換弁が中立位置を越えて切り換
わるが、この中立位置を越えるときに制御流ポート3を
瞬間的にタンクに連通させる。そのために補助スプール
28が第2図右方向に移動して原位置に復帰しようとす
るが、このときにダンパ機構の絞り部39eが機能し
て、ダンパ効果が発揮され、補助スプール28の移動を
緩慢にさせる。ハンドルの急激な切り返し時には、この
移動が緩慢になっている間に、切換弁が中立位置を越え
てしまうので、制御流ポート3側の圧力低下は、補助ス
プール28に影響を及ぼさない。言い換えれば、ハンド
ルを急激に切り返しても、操作者に引っ掛かり感を与え
ない。また、第2制御オリフィス27に対応して制御溝
38を形成したので、補助スプール28がわずかに移動
したとしても、第2制御オリフィス27の開度に影響を
及ぼさない。したがって、ダンパ機構の絞り部39eを
十分に小さくできなくても、流量制御に関する応答性を
緩慢にすることができる。そして、この応答性をどの程
度にするかは、種々の条件によって決るが、いずれにし
ても、その応答性は、上記制御溝38の軸方向の長さと
ダンパ機構の絞り部39eの開度に応じて決る。
ステアリング装置PSを作動して、上記のように補助スプ
ール28をフルストローク位置に保持しているとする
と、第1、2制御オリフィス26、 27が全開状態にな
る。この状態でハンドルを急激に切り返すと、そのたび
ごとに図示していない切換弁が中立位置を越えて切り換
わるが、この中立位置を越えるときに制御流ポート3を
瞬間的にタンクに連通させる。そのために補助スプール
28が第2図右方向に移動して原位置に復帰しようとす
るが、このときにダンパ機構の絞り部39eが機能し
て、ダンパ効果が発揮され、補助スプール28の移動を
緩慢にさせる。ハンドルの急激な切り返し時には、この
移動が緩慢になっている間に、切換弁が中立位置を越え
てしまうので、制御流ポート3側の圧力低下は、補助ス
プール28に影響を及ぼさない。言い換えれば、ハンド
ルを急激に切り返しても、操作者に引っ掛かり感を与え
ない。また、第2制御オリフィス27に対応して制御溝
38を形成したので、補助スプール28がわずかに移動
したとしても、第2制御オリフィス27の開度に影響を
及ぼさない。したがって、ダンパ機構の絞り部39eを
十分に小さくできなくても、流量制御に関する応答性を
緩慢にすることができる。そして、この応答性をどの程
度にするかは、種々の条件によって決るが、いずれにし
ても、その応答性は、上記制御溝38の軸方向の長さと
ダンパ機構の絞り部39eの開度に応じて決る。
【0015】上記のようにしたロードセンシングフロー
プライオリティバルブLVを前提にして、図示の回路の作
用を説明する。ポンプPからの圧油は、フロープライオ
リティバルブFVで分流され、一定の制御流量がロードセ
ンシングフロープライオリティバルブLVに供給され、そ
の制御流量以上の余剰流量がブレーキブースタBBに供給
される。さらに、このブレーキブースタBBを通過した圧
油はクラッチブースタCBに供給されるとともに、このク
ラッチブースタCBを通過した圧油はステアリング装置PS
にも供給される。このようにブレーキブースタBB及びク
ラッチブースタCBに供給される流量は、フロープライオ
リティバルブFVで分流される最少限の流量で足りるの
で、その圧力損失も最少限に押えることができる。
プライオリティバルブLVを前提にして、図示の回路の作
用を説明する。ポンプPからの圧油は、フロープライオ
リティバルブFVで分流され、一定の制御流量がロードセ
ンシングフロープライオリティバルブLVに供給され、そ
の制御流量以上の余剰流量がブレーキブースタBBに供給
される。さらに、このブレーキブースタBBを通過した圧
油はクラッチブースタCBに供給されるとともに、このク
ラッチブースタCBを通過した圧油はステアリング装置PS
にも供給される。このようにブレーキブースタBB及びク
ラッチブースタCBに供給される流量は、フロープライオ
リティバルブFVで分流される最少限の流量で足りるの
で、その圧力損失も最少限に押えることができる。
【0016】そして、上記したようにロードセンシング
フロープライオリティバルブLVは、ブレーキブースタBB
の上流側の圧油が供給されるので、ブレーキブースタBB
側の圧力の影響を受けない。したがって、このブースタ
側の圧力が、油温によって影響されたとしても、それが
ロードセンシングフロープライオリティバルブLV側に影
響を及ぼさない。したがって、補助スプール28が作動
する切換え圧力を低く設定しても、この補助スプール2
8が正確に作動することになる。もし、この補助スプー
ル28に作用する圧油の油温変化が激しいにもかかわら
ず、補助スプールの切換え圧力を低くしておくと、高温
時に圧油の粘性不足で、十分に圧力が伝播せず、そのた
めに補助スプール28が切換え動作しなくなる。しか
し、この実施例のように、制御流ポート3に作用する圧
油が、ブースタ側の回路とほとんど関係ないようにすれ
ば、上記したように補助スプール28の動作を安定させ
ることができる。
フロープライオリティバルブLVは、ブレーキブースタBB
の上流側の圧油が供給されるので、ブレーキブースタBB
側の圧力の影響を受けない。したがって、このブースタ
側の圧力が、油温によって影響されたとしても、それが
ロードセンシングフロープライオリティバルブLV側に影
響を及ぼさない。したがって、補助スプール28が作動
する切換え圧力を低く設定しても、この補助スプール2
8が正確に作動することになる。もし、この補助スプー
ル28に作用する圧油の油温変化が激しいにもかかわら
ず、補助スプールの切換え圧力を低くしておくと、高温
時に圧油の粘性不足で、十分に圧力が伝播せず、そのた
めに補助スプール28が切換え動作しなくなる。しか
し、この実施例のように、制御流ポート3に作用する圧
油が、ブースタ側の回路とほとんど関係ないようにすれ
ば、上記したように補助スプール28の動作を安定させ
ることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明の油圧制御回路によれば、ロー
ドセンシングフロープライオリティバルブの制御流ポー
トに作用する圧力を安定させられるので、ロードセンシ
ングフロープライオリティバルブの動作も安定させるこ
とができる。
ドセンシングフロープライオリティバルブの制御流ポー
トに作用する圧力を安定させられるので、ロードセンシ
ングフロープライオリティバルブの動作も安定させるこ
とができる。
【図1】ロードセンシングフロープライオリティバルブ
を断面にした回路図である。
を断面にした回路図である。
FV フロープライオリティバルブ LV ロードセンシングフロープライオリティバルブ BB フレーキブースタ CB クラッチブースタ PS ステアリング装置 1 本体 2 供給ポート 3 制御流ポート 6 メインスプール 18 パイロット室 19 圧力室 26 第1制御オリフィス 27 第2制御オリフィス 28 補助スプール
Claims (2)
- 【請求項1】 フロープライオリティバルブに供給ポー
ト、制御流ポート及び余剰流ポートを設け、上記供給ポ
ートをポンプに接続し、上記制御流ポートをロードセン
シングフロープライオリティバルブの供給ポートに接続
し、上記余剰流ポートをブレーキあるいはクラッチなど
のブースタに接続する一方、上記ロードセンシングフロ
ープライオリティバルブは、その制御流ポートをパワー
ステアリング装置に接続し、余剰流ポートを作業機側の
回路に接続し、しかも、上記ブースタの戻り通路をパワ
ーステアリング装置の上流側に接続してなる車両の油圧
制御回路。 - 【請求項2】 ロードセンシングフロープライオリティ
バルブは、供給ポート、制御流ポート及び余剰流ポート
を形成した本体にメインスプールを内装し、このメイン
スプールの一端をパイロット室に臨ませ、パイロット室
とは反対側に嵌合したケース部材に補助スプールを摺動
自在に内装し、さらに、このケース部材には、補助スプ
ールの移動位置に応じて開度を可変にした制御オリフィ
スを形成するとともに、この制御オリフィスを介して上
記ポンプポートと制御流ポートとを連通させ、この制御
オリフィスの上流側の圧力を上記パイロット室に作用さ
せ、制御流ポート側の圧力をこの補助スプールの一端に
作用させ、制御流ポート側の圧力上昇にともなって補助
スプールが移動し、上記制御オリフィスの開度を大きく
する構成にした請求項1記載の車両の油圧制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141044A JPH07323855A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 車両の油圧制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141044A JPH07323855A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 車両の油圧制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07323855A true JPH07323855A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15282949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141044A Pending JPH07323855A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 車両の油圧制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07323855A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049347A1 (en) * | 2004-11-08 | 2006-05-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Flow rate switching type flow divider |
| JP2019093822A (ja) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | Kyb株式会社 | サスペンション装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6141044A patent/JPH07323855A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049347A1 (en) * | 2004-11-08 | 2006-05-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Flow rate switching type flow divider |
| JP2019093822A (ja) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | Kyb株式会社 | サスペンション装置 |
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