JPH07323996A - リンク式床板昇降装置 - Google Patents

リンク式床板昇降装置

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Publication number
JPH07323996A
JPH07323996A JP14233194A JP14233194A JPH07323996A JP H07323996 A JPH07323996 A JP H07323996A JP 14233194 A JP14233194 A JP 14233194A JP 14233194 A JP14233194 A JP 14233194A JP H07323996 A JPH07323996 A JP H07323996A
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JP
Japan
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horizontal
pool
links
pins
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Withdrawn
Application number
JP14233194A
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English (en)
Inventor
Ichiro Takeno
市朗 竹野
Masaji Fujimoto
正司 藤本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設工事費を低減するとともに、可動床板の
レベルの予期せざる低下の発生を防止する経済性及び安
全性の高いリンク式床板昇降装置を提供する。 【構成】 地表面に凹設されたプール底に縦方向,横方
向に等間隔で縦横にそれぞれ横ピン7aを介してそれぞ
れ立設され、それぞれ上下方向の等長の上部リンク2a
及び下部リンク3aからなり、内端同士が中央部横ピン
10aで縦鉛直平面上で2つ折り自在に枢着された複数
対の2つ折りリンクと、上記プールの内周にすきまを存
して水平姿勢で挿入され下面が上記各2つ折りリンクの
上端にそれぞれ横ピン5aを介して昇降可能に支持され
た可動床板1と、前後に隣り合う上記各2つ折りリンク
の中央部横ピンに前後端がそれぞれ枢着された縦方向の
コネクチングロッド4と、一端が上記コネクチングロッ
ドの一端とプール底面との間に連結され、各縦列の2つ
折りリンクを一斉に伸縮する流体圧シリンダー10とを
具えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、夏季,冬季兼用の陸上
競技施設等に使用するリンク式床板昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、夏季には可動床板を下位レベル
に下降し、張水した水泳プール等として使用し、冬季に
は可動床板を上位レベルに上昇して陸上競技施設として
使用するリンク式床板昇降装置には、従来、図5平面図
及び図6縦断面図に示すような構造のものが知られてい
る。すなわち、上図に示すように、コンクリートで形成
された長方形プールの底面上に等間隔で複数の等長の液
圧シリンダー010を縦横に立設し、その上端にて長方
形可動床板を支持し、冬季には可動床板を図6に示すよ
うに、地面と同一レベルに一斉に上昇して陸上競技場と
して使用する。また、夏季には、各液圧シリンダーを一
斉に縮長して可動床板を下位レベルに下降し、図7に示
すように、水を張って水泳プールとして使用するのであ
る。ここで、液圧シリンダーの縮長時の高さは伸長時の
高さの半分以上とし、上位レベルからプール底にまでの
深さは、上位レベルからプール底までの深さの2倍以上
にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の床板昇降装置には、下記のような問題がある。 (1)可動床板を液圧シリンダーで直接昇降する関係
上、可動床板の上位レベルからプール底までの深さは可
動床板の下位レベルからプール底面までの有効深さの2
倍以上になり、この深くなった分だけ建設コストが高く
なる。 (2)液圧シリンダーの内部漏れや操作弁等の漏れによ
る可動床板の下降は大なり小なり避けられないので、可
動床板と周りの地表面との間に段差が生じて危険であ
る。 (3)さらに、可動床板の一端に作業車両や重量備品が
局所的に載ると、1本の液圧シリンダーに負荷が集中す
るので、同液圧シリンダーに作用する液圧が異常に高く
なり、耐圧的に危険である。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、コストを低減するとともに、可動床板のレベ
ルの予期せざる低下の発生を防止する経済性及び安全性
の高いリンク式床板昇降装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明は、地表面に凹設され長方形,多角形又は閉鎖曲線よ
りなる水平断面形を有する比較的浅い張水可能の凹穴か
らなるプールの底面に縦方向の適宜等間隔,横方向の適
宜等間隔で縦横にそれぞれ横ピンを介してそれぞれ立設
され、それぞれ上下方向の等長の上部リンク及び下部リ
ンクからなり、内端同士が央部横ピンで縦鉛直平面上で
2つ折り自在に枢着された複数対の2つ折りリンクと、
上記プールの内周に狭いすきまを存して水平姿勢で挿入
され下面が上記各2つ折りリンクの上端にそれぞれ横ピ
ンを介して昇降可能に支持された可動床板と、前後に隣
り合う上記各2つ折りリンクの中央部横ピンに前後端が
それぞれ枢着された縦方向のコネクチングロッドと、一
端が上記コネクチングロッドの一端に枢着され、他端が
上記プールの底面に枢着され、伸縮により上記各縦列の
2つ折りリンクを一斉に伸縮する単数又は複数の流体圧
シリンダーとを具えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、地表面に凹設され長方
形,多角形又は閉鎖曲線よりなる水平断面形を有する比
較的浅い張水可能の凹穴からなるプールの底面に縦方向
の適宜等間隔,横方向の適宜等間隔で縦横にそれぞれ横
ピンを介してそれぞれ立設され、それぞれ上下方向の等
長の上部リンク及び下部リンクからなり、内端同士が央
部横ピンで縦鉛直平面上で2つ折り自在に枢着された複
数対の2つ折りリンクと、上記プールの内周に狭いすき
まを存して水平姿勢で挿入され下面が上記各2つ折りリ
ンクの上端にそれぞれ横ピンを介して昇降可能に支持さ
れた可動床板と、前後に隣り合う上記各2つ折りリンク
の中央部横ピンに前後端がそれぞれ枢着された縦方向の
コネクチングロッドとを具えたものにおいて、左右に隣
り合う各2つ折りリンクの中央部横ピン同士を兼ねて左
右端がそれぞれ同中央部横ピンのピン孔にそれぞれ枢着
された横方向のコネクチングロッド及び斜め方向に隣り
合う2つ折りリンクの中央部横ピン同士を兼ねて先端が
それぞれ対応する中央部横ピンのピン孔にそれぞれ枢着
された斜め方向のコネクチングロッドからなるトラス状
コネクチングロッドと、一端が上記縦方向のコネクチン
グロッドのうちの少数のコネクチングロッドの一端に枢
着され、他端が上記プールの底面に枢着され伸縮により
上記各縦列の2つ折りリンクを一斉に伸縮する少数の流
体圧シリンダーとを具えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1,請求項2に
おいて、その流体圧シリンダーの一端を対応する2つ折
りリンクの中央部ピンの死点を越えて若干前方まで伸長
するようにしたことを特徴とするリンク式床板昇降装
置。
【0008】請求項4の発明は、請求項3において、そ
の2つ折りリンクの中央部にその中央部ピンの死点を若
干前方に越えた位置で上部リンク,下部リンクの相対的
回動を規制するストッパーを付設したことを特徴とする
リンク式床板昇降装置。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、そ
のストッパーの代わりに、その上部リンク,下部リンク
の各中央部枢着部を流体圧シリンダーの伸長時に当該中
央部枢着ピンの死点を若干越えた位置でそれぞれそのプ
ールの対向する前壁又は後壁に突設されたストッパーロ
ッドの先端に当接するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1)液圧シリンダーと、2つ折りリンクを用いて可動
床板を昇降するので、液圧シリンダーは可動床板の上位
レベルにおいて最も大きな傾斜角で立ち上がり、その下
位レベルにおいて最も小さい傾斜角で平伏する。このた
め、液圧シリンダーの下端を取り付けるプール底と可動
床板の下位レベルとの距離は短くなり、図6〜図7に示
した従来の竪型液圧シリンダー式構造に比べてプール底
の掘削深さが浅くて済む。 (2)液圧シリンダーの伸長時及びその途中では、図2
に示すように、そのピストンロッドの先端は2つ折りリ
ンクの上端,下端を結ぶ鉛直線の液圧シリンダー側にあ
り、さらに、ピストンロッドの先端が同鉛直線を若干越
えて伸長することで、可動床板を一旦押し上げてその死
点を越えたところで僅かに下がってプール上端面と同一
レベルとなる。その際、液圧シリンダーのピストンロッ
ドの先端は2つ折りリンクの死点を僅かに越えた位置に
あるから、可動床板は、液圧シリンダーが低下したり又
はゼロになっても、それ以下に下がることはない。ま
た、液圧シリンダーの縮長時には、ピストンロッドの先
端は同鉛直線の外側にあるため2つ折りリンクはプール
中心側へ大きくく字状に折れ曲がり、可動床板の下降力
は液圧シリンダーの縮長方向に作用する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1は可動床板を上位レベルに上昇した状態を示す
全体縦断面図、図2は可動床板を下位レベルに下降した
状態を示す同じく縦断面図、図3は図1のIII −III 矢
視平面図、図4は図1のIV−IV矢視横断面図である。
【0012】本発明装置が図6〜図7に示した従来構造
に対して大きく相違する点は、等長の上下1対のリンク
を中央部横ピンにて縦列的に枢着してなる2つ折りリン
クを多数採用して可動床板をプール底上に支持するよう
にしたことと、液圧ピストンロッドの先端を2つ折りリ
ンクの央部支点ピンと同軸的位置に連結して、その伸縮
により2つ折りリンクの上下端距離を伸縮するようにし
たことにある。
【0013】すなわち、図1〜図3に示すように、プー
ル底には後記する同一サイズ及び構造の竪型の2つ折り
リンクが9本立設され、それぞれ下端が前後方向の左
列,中列,右列のそれぞれ前部,央部,後部の3ヶ所に
それぞれ横ピンで枢着されるとともに、各2つ折りリン
クの上端は上記各下端の直上位置で可動床板1の下面に
それぞれ横ピンを介して枢着されている。前部の2つ折
りリンクは、図4に示すように、それぞれ左右1対の平
行リンクよりなる上部リンク2aの下端,下部リンク3
aの上端が共通の横ピン6a(央部支点ピンともいう)
で枢着されて央部が縦鉛直面上でく字状に屈曲自在のリ
ンクを形成している。上部リンク2aの上端は横ピン5
a及び左右1対の上部ブラケット8aを介して可動床板
1の下面に枢着され、下部リンク3aの下端は横ピン7
a及び左右1対の下部ブラケット9aを介してプール底
にそれぞれ枢着されている。央部,後部の2つ折りリン
クも前部2つ折りリンクと同一構造及び同一サイズであ
る。上部リンク,下部リンクは略同一の一定長に統一さ
れておればよく、必ずしも両リンクが等長である必要は
ない。
【0014】4は前後に隣り合う1対の2つ折りリンク
の央部支点ピン6a,6b,6b,6cを前後端で枢支
する縦方向のコネクチングロッドであり、コネクチング
ロッド4,4は互いに別体としてもよいが、複数本を一
体とした長尺物であってもよい。10は液圧シリンダー
であり、その下端は図4に示すように、央部2つ折りリ
ンクBの下部横ピン7bに枢着されるとともに、そのピ
ストンロッドの上端が前部2つ折りリンクAの央部支点
ピン6aに枢着されている。本実施例は比較的小型のプ
ールである関係上、2つ折りリンクは各列の前部2つ折
りリンクの央部支点ピンのみを駆動するように配列され
ているが、プールの大きさ次第で液圧シリンダーの配設
個所は適宜増加する必要がある。
【0015】このような構造において、まず、図2に示
す状態で左列,中列,右列の液圧シリンダー10(図
3)を一斉に伸長すると、3列の前部2つ折りリンクA
の中央部横ピン6aは前方へ移動し、これに伴いコネク
チングロッド4,4を介して央部,後部の2つ折りリン
クB,Cも連動して一斉に前方へ移動するから、各部材
は図2に示す位置から図1に示す位置へ移動することに
なる。その際、液圧シリンダー10はそのピストンロッ
ドは前部2つ折りリンクAの上下端を結ぶ鉛直線に僅か
越えたところで、すなわち央部支点ピン6aの死点を僅
かに越えた位置で停止するようにする。そうすると、上
部リンク2a,下部リンク3aの等大反方向の軸力と央
部支点ピンの摩擦力との協働作用で、液圧シリンダー1
0にかかる軸力はゼロとなるとともに、上下部リンク2
a,3aは一体的剛性鉛直リンクとして作用する。した
がって、液圧シリンダーの液圧がリーク等により減少す
ることがあっても、可動床板1はその上位レベルに保持
されることになる。
【0016】次に、図1の状態において、液圧シリンダ
ー10を縮長すると、前部2つ折りリンクAは鉛直姿勢
をとったのち、自重で図2に示すように、く字状に屈曲
し、その際、液圧シリンダー10の傾斜角も減少して水
平に近い姿勢となり、央部,後部の両2つ折りリンク
B,Cも連動的に同一姿勢となるので、可動床板はその
下位レベルに移動する。
【0017】なお、2つ折りリンクAの中央部横ピン
が、図1に示す位置、すなわち、上下端を結ぶ鉛直中心
線を僅かに越えた位置で確実に停止するように、上部リ
ンク2aの下端部,下部リンク3aの上端部に相対的回
動を規制するストッパーを付設することが望ましい。ま
た、ストッパーの代わりに、破線に示すように、プール
の前壁央部に後方へ向くストッパーロッドを突設するこ
ともできる。
【0018】本実施例においては、各列の前,中,後部
の2つ折りリンクを連動するように、コネクチングロッ
ドを縦方向に配設したのであるが、コネクチングロッド
は、図3の破線に示すように、縦方向の代わりに横方向
及び斜め方向にトラス状に配設することもできる。そう
すると、図3の破線に示すように、中列の央部の2つ折
りリンクを伸縮する液圧シリンダーを1本付設するだけ
で、可動床板の昇降が可能となるので経済的である。
【0019】本実施例において、各2つ折りリンクは縦
鉛直平面上でく字状に屈曲するようにしたが、要すれ
ば、縦鉛直平面の代わりに横鉛直平面上でく字状に屈曲
するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】上記実施例によれば、可動床板を複数の
上部リンクと下部リンクからなる2つ折りリンクの連結
部を液圧シリンダーで押し引きすることで、可動床板を
鉛直方向に昇降し、この液圧シリンダーの傾斜角が大き
くなるときには可動床板が上位レベルにあり、この傾斜
角が小さくなるときは可動床板が下位レベルにあるよう
にしたので、可動床板及びその液圧シリンダーを据え付
ける基礎を深くしなくても済むから、建設コストが少な
くなる。また、液圧シリンダーの伸長端では、ロッドエ
ンドにある連結軸6aは可動床板にある軸5aとプール
底にある横ピン7aを結んだ線に対し、液圧シリンダー
と反対側に少しくの字形になっているのでシリンダー内
の液圧が低下しても可動床板はそれ以下に下がらない。
さらに、一つの液圧シリンダー側の可動床板上に偏荷重
が作用しても方向切換弁をシリンダーの伸長方向にして
おけば液圧シリンダー内の圧力が作動圧力以上に上昇す
ることはない。本発明は長方形プールのみならず、地面
に形成された多角形,円等閉曲線の断面を有する竪筒型
凹所に昇降する可動床面に広く適用することができる。
【0021】要するに請求項1の発明によれば、地表面
に凹設され長方形,多角形又は閉鎖曲線よりなる水平断
面形を有する比較的浅い張水可能の凹穴からなるプール
の底面に縦方向の適宜等間隔,横方向の適宜等間隔で縦
横にそれぞれ横ピンを介してそれぞれ立設され、それぞ
れ上下方向の等長の上部リンク及び下部リンクからな
り、内端同士が央部横ピンで縦鉛直平面上で2つ折り自
在に枢着された複数対の2つ折りリンクと、上記プール
の内周に狭いすきまを存して水平姿勢で挿入され下面が
上記各2つ折りリンクの上端にそれぞれ横ピンを介して
昇降可能に支持された可動床板と、前後に隣り合う上記
各2つ折りリンクの中央部横ピンに前後端がそれぞれ枢
着された縦方向のコネクチングロッドと、一端が上記コ
ネクチングロッドの一端に枢着され、他端が上記プール
の底面に枢着され、伸縮により上記各縦列の2つ折りリ
ンクを一斉に伸縮する単数又は複数の流体圧シリンダー
とを具えたことにより、コストを低減するとともに、可
動床板のレベルの予期せざる低下の発生を防止する経済
性及び安全性の高いリンク式床板昇降装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【0022】請求項2の発明によれば、地表面に凹設さ
れ長方形,多角形又は閉鎖曲線よりなる水平断面形を有
する比較的浅い張水可能の凹穴からなるプールの底面に
縦方向の適宜等間隔,横方向の適宜等間隔で縦横にそれ
ぞれ横ピンを介してそれぞれ立設され、それぞれ上下方
向の等長の上部リンク及び下部リンクからなり、内端同
士が央部横ピンで縦鉛直平面上で2つ折り自在に枢着さ
れた複数対の2つ折りリンクと、上記プールの内周に狭
いすきまを存して水平姿勢で挿入され下面が上記各2つ
折りリンクの上端にそれぞれ横ピンを介して昇降可能に
支持された可動床板と、前後に隣り合う上記各2つ折り
リンクの中央部横ピンに前後端がそれぞれ枢着された縦
方向のコネクチングロッドとを具えたものにおいて、左
右に隣り合う各2つ折りリンクの中央部横ピン同士を兼
ねて左右端がそれぞれ同中央部横ピンのピン孔にそれぞ
れ枢着された横方向のコネクチングロッド及び斜め方向
に隣り合う2つ折りリンクの中央部横ピン同士を兼ねて
先端がそれぞれ対応する中央部横ピンのピン孔にそれぞ
れ枢着された斜め方向のコネクチングロッドからなるト
ラス状コネクチングロッドと、一端が上記縦方向のコネ
クチングロッドのうちの少数のコネクチングロッドの一
端に枢着され、他端が上記プールの底面に枢着され伸縮
により上記各縦列の2つ折りリンクを一斉に伸縮する少
数の流体圧シリンダーとを具えたことにより、請求項1
による効果のほか、大面積の可動床板を少数の流体圧シ
リンダーにより完全に同期して円滑軽快に伸長するの
で、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0023】請求項3の発明によれば、請求項1,請求
項2において、その流体圧シリンダーの一端を対応する
2つ折りリンクの中央部ピンの死点を越えて若干前方ま
で伸長するようにしたことにより、請求項1,請求項2
の効果のほか、各縦列のそれぞれ複数の2つ折りリンク
の伸縮と、各横列のそれぞれ複数の2つ折りリンクの伸
縮と比較的少数の流体圧シリンダーで円滑軽快に同期的
に伸縮するとともに、上位レベルでの固定を安全確実に
することができるから経済的である。
【0024】請求項4の発明によれば、請求項3におい
て、その2つ折りリンクの中央部にその中央部ピンの死
点を若干前方に越えた位置で上部リンク,下部リンクの
相対的回動を規制するストッパーを付設したことによ
り、請求項3による効果のほか液圧シリンダーの液圧が
低下することがあっても、これにより可動床板が低下す
ることを防止することができるので、安全性が高まるか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0025】請求項5の発明によれば、請求項4におい
て、そのストッパーの代わりに、その上部リンク,下部
リンクの各中央部枢着部を流体圧シリンダーの伸長時に
当該中央部枢着ピンの死点を若干越えた位置でそれぞれ
そのプールの対向する前壁又は後壁に突設されたストッ
パーロッドの先端に当接するようにしたことにより、簡
単な構造で請求項4の発明の効果をさらに高めて、その
上位レベルでのロックを更に確実にすることができるか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において、可動床板が上位レ
ベルに上昇した状態を示す全体縦断面図である。
【図2】図1において、可動床板が下位レベルに下降し
た状態を示す同じく縦断面図である。
【図3】図1のIII −III 矢視平面図である。
【図4】図1の液圧シリンダーを示すIV−IV矢視横断面
図である。
【図5】従来の冬季陸上競技場兼夏季の水泳プールの床
板昇降装置を示す平面図である。
【図6】図5の施設を冬季陸上競技場として使用する場
合を示す縦断面図である。
【図7】図7は図5の施設を夏季水泳プールとして使用
する場合を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 可動床板 2a,2b,2c 上部リンク 3a,3b,3c 下部リンク 4 コネクチングロッド 5a,5b,5c 横ピン(上端横ピン) 6a,6b,6c 支点ピン(中央部横ピン) 7a,7b,7c 横ピン(下端横ピン) 8a,8b,8c ブラケット 9a,9b,9c ブラケット 10 液圧シリンダー 11 プール底 12 上位レベル 13 下位レベル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面に凹設され長方形,多角形又は閉
    鎖曲線よりなる水平断面形を有する比較的浅い張水可能
    の凹穴からなるプールの底面に縦方向の適宜等間隔,横
    方向の適宜等間隔で縦横にそれぞれ横ピンを介してそれ
    ぞれ立設され、それぞれ上下方向の等長の上部リンク及
    び下部リンクからなり、内端同士が央部横ピンで縦鉛直
    平面上で2つ折り自在に枢着された複数対の2つ折りリ
    ンクと、上記プールの内周に狭いすきまを存して水平姿
    勢で挿入され下面が上記各2つ折りリンクの上端にそれ
    ぞれ横ピンを介して昇降可能に支持された可動床板と、
    前後に隣り合う上記各2つ折りリンクの中央部横ピンに
    前後端がそれぞれ枢着された縦方向のコネクチングロッ
    ドと、一端が上記コネクチングロッドの一端に枢着さ
    れ、他端が上記プールの底面に枢着され、伸縮により上
    記各縦列の2つ折りリンクを一斉に伸縮する単数又は複
    数の流体圧シリンダーとを具えたことを特徴とするリン
    ク式床板昇降装置。
  2. 【請求項2】 地表面に凹設され長方形,多角形又は閉
    鎖曲線よりなる水平断面形を有する比較的浅い張水可能
    の凹穴からなるプールの底面に縦方向の適宜等間隔,横
    方向の適宜等間隔で縦横にそれぞれ横ピンを介してそれ
    ぞれ立設され、それぞれ上下方向の等長の上部リンク及
    び下部リンクからなり、内端同士が央部横ピンで縦鉛直
    平面上で2つ折り自在に枢着された複数対の2つ折りリ
    ンクと、上記プールの内周に狭いすきまを存して水平姿
    勢で挿入され下面が上記各2つ折りリンクの上端にそれ
    ぞれ横ピンを介して昇降可能に支持された可動床板と、
    前後に隣り合う上記各2つ折りリンクの中央部横ピンに
    前後端がそれぞれ枢着された縦方向のコネクチングロッ
    ドとを具えたものにおいて、左右に隣り合う各2つ折り
    リンクの中央部横ピン同士を兼ねて左右端がそれぞれ同
    中央部横ピンのピン孔にそれぞれ枢着された横方向のコ
    ネクチングロッド及び斜め方向に隣り合う2つ折りリン
    クの中央部横ピン同士を兼ねて先端がそれぞれ対応する
    中央部横ピンのピン孔にそれぞれ枢着された斜め方向の
    コネクチングロッドからなるトラス状コネクチングロッ
    ドと、一端が上記縦方向のコネクチングロッドのうちの
    少数のコネクチングロッドの一端に枢着され、他端が上
    記プールの底面に枢着され伸縮により上記各縦列の2つ
    折りリンクを一斉に伸縮する少数の流体圧シリンダーと
    を具えたことを特徴とするリンク式床板昇降装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,請求項2において、その流体
    圧シリンダーの一端を対応する2つ折りリンクの中央部
    ピンの死点を越えて若干前方まで伸長するようにしたこ
    とを特徴とするリンク式床板昇降装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、その2つ折りリンク
    の中央部にその中央部ピンの死点を若干前方に越えた位
    置で上部リンク,下部リンクの相対的回動を規制するス
    トッパーを付設したことを特徴とするリンク式床板昇降
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、そのストッパーの代
    わりに、その上部リンク,下部リンクの各中央部枢着部
    を流体圧シリンダーの伸長時に当該中央部枢着ピンの死
    点を若干越えた位置でそれぞれそのプールの対向する前
    壁又は後壁に突設されたストッパーロッドの先端に当接
    するようにしたことを特徴とするリンク式床板昇降装
    置。
JP14233194A 1994-06-01 1994-06-01 リンク式床板昇降装置 Withdrawn JPH07323996A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103601099A (zh) * 2013-11-22 2014-02-26 毕和军 一种折臂式液压升降平台
JP2023521494A (ja) * 2020-04-17 2023-05-24 杭州海康机器人股▲ふん▼有限公司 リフト装置および無人搬送車

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CN103601099A (zh) * 2013-11-22 2014-02-26 毕和军 一种折臂式液压升降平台
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