JPH07324771A - 空気調和機の配管構造及びそれに用いられる据付板 - Google Patents

空気調和機の配管構造及びそれに用いられる据付板

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JPH07324771A
JPH07324771A JP6118951A JP11895194A JPH07324771A JP H07324771 A JPH07324771 A JP H07324771A JP 6118951 A JP6118951 A JP 6118951A JP 11895194 A JP11895194 A JP 11895194A JP H07324771 A JPH07324771 A JP H07324771A
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Takuro Nishihara
卓郎 西原
Toshihiko Iwasaka
登志彦 岩坂
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付板の上縁部に外部管束を導入した場合で
も、外部管束を壁面に露出させることなく、外部管束と
内部管束とを簡単につなぐことのできる空気調和機の配
管構造を提供する。 【構成】 室内の壁面に固定される据付板11に室内ユ
ニットを固定し、この室内ユニットの背部で、据付板1
1を貫通して導入される外部管束37と室内ユニットの
内部管束とをつないだ空気調和機において、外部管束3
7は、据付板11の上縁部を貫通して導入され、据付板
11の側縁部に沿って曲げられ、且つこの曲げ部370
では壁面の凹部43内に凹み、据付板11の下縁部に沿
って室内ユニットの背部に導かれ、背部では内部管束に
つながるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットの冷媒管
などの管束をつなぐ構造、及びそれに用いられる据付板
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内の壁面に固定される据付板
に室内ユニットを固定し、この室内ユニットの背部で、
据付板を貫通して導入される外部管束と室内ユニットの
内部管束とをつないだ空気調和機は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のものでは、外
部管束が導入される位置によっては、その外部管束が室
内の壁面に露出するという問題がある。
【0004】図10を参照して、通常のマンションで
は、一つの壁100を境にして、左右に2つの部屋10
1,102が別れる。この種のマンションでは、壁10
0の内部を通じて外部管束103を導入するが、マンシ
ョンの構造上、例えば右の部屋101では外部管束10
3をAの位置に導入できるとしても、左の部屋102で
はBの位置にしか導入できない。
【0005】仮に、外部管束103をAの位置に導入す
ると、外部管束103を壁面に露出させることなく、室
内ユニット104の背部で、外部管束と内部管束をつな
ぐことができるが、Bの位置に導入すると、外部管束1
03を壁面に露出させなければならず、美観を損ねると
いう問題がある。
【0006】そして、通常のマンションでは、外部管束
103をBの位置に導入せざるを得ない部屋102が、
50%の確率で発生する。また、B1の位置に導入した
場合は、配管接続することができない。
【0007】そこで、本発明は、上述した従来の技術が
有する問題点を解消し、外部管束をBの位置に導入した
場合でも、外部管束を壁面に露出させることなく、室内
ユニットの背部で、外部管束と内部管束とをつなぐこと
のできる空気調和機の配管構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解消するため
に、第1の発明は、室内の壁面に固定される据付板に室
内ユニットを固定し、この室内ユニットの背部で、据付
板を貫通して導入される外部管束と室内ユニットの内部
管束とをつないだ空気調和機において、外部管束は、据
付板の上縁部を貫通して導入され、据付板の側縁部に沿
って曲げられ、且つこの曲げ部では壁面の凹部内に凹
み、据付板の下縁部に沿って室内ユニットの背部に導か
れ、背部では内部管束につないだものである。
【0009】第2の発明は、外部管束は、据付板の上縁
部を貫通する第1の管と、この第1の管につながり、ほ
ぼU字状に曲がる第2の管とからなり、この第2の管の
曲げ部は壁面の凹部内に凹み、且つ第2の管は据付板の
下縁部に沿って室内ユニットの背部に導かれ、背部では
内部管束につながるものである。
【0010】第3の発明は、室内の壁面に固定される据
付板に室内ユニットを固定し、この室内ユニットの背部
で、据付板を貫通して導入される外部管束と室内ユニッ
トの内部管束とをつないだものにおいて、据付板の上縁
部と側縁部とには夫々開口予定部を設け、外部管束を据
付板の上縁部から導入する時には夫々の開口予定部を開
口し、且つ側縁部に設けた開口には有底カバーを取付
け、この有底カバーの収容部には、据付板の側縁部で曲
がる外部管束の曲り部を収容するものである。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、外部管束を据付板の上縁
部から導入するとしても、その外部管束は、据付板の上
縁部を貫通して導入された後に、据付板の側縁部に沿っ
て曲げられ、且つこの曲げ部では壁面の凹部内に凹み、
据付板の下縁部に沿って室内ユニットの背部に導かれる
ので、この外部管束は、室内ユニットの背部に完全に隠
れてしまい、外部に露出することはない。
【0012】第2の発明によれば、第1の管と第2の管
とが予め準備されるので、室内ユニットの据付現場で
は、冷媒管を曲げるような作業は行わなくてもよいの
で、据付作業の効率を向上させることができる。
【0013】第3の発明によれば、外部管束を据付板の
上縁部から導入する時には、夫々の開口予定部を開口し
て、且つ側縁部に設けた開口には有底カバーを取付け
て、この有底カバーの収容部に、据付板の側縁部で曲が
る外部管束の曲り部を収容すればよいので、この据付板
を準備するだけで、外部管束を、室内ユニットの背部に
完全に隠すことができる。
【0014】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を添付図面を参照
して説明する。
【0015】図8〜図9において、参照符号1は室内ユ
ニットを示す。この室内ユニット1の内部には、図9に
示すように、主として、冷媒熱交換器31aと温水熱交
換器31bと送風機33とが収納されている。
【0016】室内ユニット1の前面には吸込口3が設け
られ、この吸込口3を通じて吸込まれる空気は、熱交換
器31a,31bで熱交換された後、送風機33を通じ
て吹出口5から室内へ吹き出される。7は風向変更板で
ある。
【0017】この種の室内ユニット1を、図8に示すよ
うに、室内の壁面10に据え付けるには、まず、壁面1
0に据付板11を固定し、この据付板11に室内ユニッ
ト1を固定するのが一般的である。
【0018】室内ユニット1には、冷媒熱交換器31a
につながる冷媒管や、温水熱交換器31bにつながる温
水管等からなる内部管束35が設けられ、この内部管束
35は、図8中で、室内ユニット1の右下、即ち電装箱
の位置する右下に集められ、室内ユニット1の背部で、
据付板11を貫通する外部管束37につながれる。この
外部管束37は、室外ユニット(図示せず)につながる
管束であって、上述のように、冷媒管や温水管などから
なる。
【0019】以上を前提として、この実施例の特徴を順
を追って説明する。
【0020】図1を参照して、据付板11には、右下、
左下に夫々開口13,15が設けられる。通常であれ
ば、開口13はドレン管を引き出すために用いられ、開
口15は、外部管束37を導入するために用いられる。
【0021】図10を参照して、外部管束がAの位置に
導入されたとすると、外部管束は開口15(図1参照)
から導入されるので、外部管束と内部管束35とは、室
内ユニット1の背部でニップルを介して簡単につながれ
る。
【0022】しかして、この実施例によれば、据付板1
1には開口13,15のほかに開口予定部17,19が
設けられる。開口予定部17,19は、通常時は、開口
しておらず、必要に応じて、そこを切り取れば、図2に
示すように、そこには開口17a,19aがあけられ
る。
【0023】開口予定部17は、図10を参照して、外
部管束がB1の位置に導入される時に、据付板11から
切り離される。
【0024】即ち、開口予定部17には開口17aがあ
けられ、その開口17aから、図3に示すように、外部
管束37が導入される。この外部管束37は、図1に示
すように、据付板11に予め付された矢印Y1,Y2に
従う位置まで導入される。
【0025】ちなみに、温水管37aは矢印Y1,Y2
を無視して長く導入され、細い冷媒管37bは矢印Y1
の位置まで導入され、また太い冷媒管37cは矢印Y2
の位置まで導入される。なお、これら冷媒管37b,3
7cは据付板11を貫通する第1の管を構成する。
【0026】図9からも明らかなように、開口17aか
ら導入される外部管束37は、据付板11と室内ユニッ
ト1の背部との間の上部空間41を通じて導入された後
に、図4に示すように、据付板11の側縁部に沿ってほ
ぼU字状に曲げられる。しかしながら、図9からも明ら
かなように、据付板11の側縁部では、据付板11と室
内ユニット1の背部との間に、この曲げ部370を通す
だけの空間は無い。
【0027】そのために、図2に示すように、据付板1
1の開口予定部19にも開口19aがあけられ、その開
口19aは、図9に示すように、壁面10の凹部10a
につながり、この開口19a及び凹部10aには、図3
〜4に示すように、有底カバー39が取付けられる。そ
して、この有底カバー39によって形成される収容部4
3内に、外部管束37の曲げ部370が収容される。
【0028】壁面10の構造は、図9に示すように、ボ
ード壁51と空間53とウレタン55とコンクリートの
基礎柱57とからなり、上述の凹部10aはコンクリー
トの基礎柱57までは至らない。
【0029】しかして、凹部10aに有底カバー39を
取付けるのは、室内ユニット1と空間53との間の空気
の流通を阻止するためであり、その空間53を通じて、
塵埃などが室内ユニット1内に浸入しないようにするた
めである。この有底カバー39には、図9に示すよう
に、下方に傾斜する下辺39aが設けられ、この下辺3
9aは室内ユニット1の底部に進入する。有底カバー3
9内に位置する曲り部370に露が付着した時に、その
露をこの下辺39aを通じて室内ユニット1の底部に導
くためである。
【0030】冷媒管などの外部管束37はU字状に曲げ
る加工が難しい。特に、室内ユニット1の据付現場で曲
げるのは困難である。
【0031】そのために、この実施例では、図4に示す
ように、予めU字状に曲げた細い冷媒管37Bと太い冷
媒管37Cが準備される。そして、細い冷媒管37B
は、矢印Y1の位置に達する細い冷媒管37bにつなが
れ、太い冷媒管37Cは、矢印Y2の位置に達する太い
冷媒管37cにつながれる。なお、これら冷媒管37
B,37CはU字状に曲がる第2の管を構成する。
【0032】細い冷媒管37Bは外回り、太い冷媒管3
7Cは内回り、温水管37aはそれらの間に位置するよ
うに配管される。これによれば、曲げ加工が不要になる
ので、配管作業は極めて簡素化される。
【0033】外部管束37が導入されたら、図5に示す
ように、開口17aがカバー59によって塞がれる。ま
た、有底カバー39内に位置する曲り部370が押え板
61によって押えられる。その後、図6に示すように、
据付板11の上縁部に沿って延びる外部管束37が断熱
材63によって覆われ、この断熱材63は、図7に示す
ように、押え板65によって押えられる。
【0034】この状態において、U字状に曲がった外部
管束37の先端37Sは、据付板11の下縁部に沿って
室内ユニット1の背部に導かれ、この背部では、外部管
束37と内部管束35とがニップルを介してつながれ
る。
【0035】これによると、据付板11の上縁部に沿っ
て延びる外部管束37は、押え板65によって強固に固
定されるが、据付板11の下縁部に沿って延びる外部管
束37は、融通良く動かすことができる。従って、外部
管束37と内部管束35との配管作業は極めて簡単であ
る。
【0036】要するに、この実施例によれば、図10を
参照して、外部管束37がB1の位置に導入されるよう
な場合であっても、図1〜図7に示すように、外部管束
37は室内ユニット1の背部に完全に隠れるので、外部
管束37が壁面に露出することはなく、美観を損ねるこ
とはない。
【0037】また、この実施例によれば、据付板11に
予め開口予定部17a,19aを設けると共に、有底カ
バー39、細い冷媒管37B、太い冷媒管37C、カバ
ー59、押え板61、断熱材63、押え板65を予め準
備するだけでよく、管の曲げ加工が必要になるわけでは
なく、室内ユニット1の据付現場での作業は簡素化され
るので、作業負担を軽減することができる。
【0038】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0039】
【発明の効果】第1の発明によれば、外部管束を据付板
の上縁部から導入するとしても、その外部管束は、室内
ユニットの背部に完全に隠れるので、それが外部に露出
することはなく、据付後の空気調和機の美観を向上させ
ることができる。
【0040】第2の発明によれば、室内ユニットの据付
現場では、冷媒管を曲げるような作業は行わなくてもよ
いので、据付作業の効率が向上する。
【0041】第3の発明によれば、外部管束を据付板の
上縁部から導入するとしても、予め据付板を準備するだ
けで工事を行うことができるので、外部管束を、室内ユ
ニットの背部に完全に隠すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す据付板の平面図であ
る。
【図2】図1の据付板の開口予定部を開口した状態を示
す平面図である。
【図3】図2の据付板の開口から外部管束を導入した状
態を示す斜視図である。
【図4】図3の外部管束にU字状の冷媒管をつないだ状
態を示す斜視図である。
【図5】図4の外部管束を押え板によって押えた状態を
示す斜視図である。
【図6】図5の外部管束を断熱材で被覆した状態を示す
斜視図である。
【図7】図6の断熱材を押え板によって押えた状態を示
す斜視図である。
【図8】室内ユニットを壁面に据付ける状態を示す斜視
図である。
【図9】図8の室内ユニットの断面図である。
【図10】マンションの部屋に室内ユニットを据付ける
際の説明図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 10 壁面 10a 凹部 11 据付板 17,19 開口予定部 35 内部管束 37 外部管束 370 曲り部 39 有底カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の壁面に固定される据付板に室内ユ
    ニットを固定し、この室内ユニットの背部で、据付板を
    貫通して導入される外部管束と室内ユニットの内部管束
    とをつないだ空気調和機において、前記外部管束は、据
    付板の上縁部を貫通して導入され、据付板の側縁部に沿
    って曲げられ、且つこの曲げ部では壁面の凹部内に凹
    み、据付板の下縁部に沿って室内ユニットの背部に導か
    れ、背部では内部管束につながることを特徴とする空気
    調和機の配管構造。
  2. 【請求項2】 室内の壁面に固定される据付板に室内ユ
    ニットを固定し、この室内ユニットの背部で、据付板を
    貫通して導入される外部管束と室内ユニットの内部管束
    とをつないだ空気調和機において、前記外部管束は、据
    付板の上縁部を貫通する第1の管と、この第1の管につ
    ながり、ほぼU字状に曲がる第2の管とからなり、この
    第2の管は据付板の面にほぼ平行に延び、第2の管の曲
    げ部は壁面の凹部内に凹み、且つ第2の管は据付板の下
    縁部に沿って室内ユニットの背部に導かれ、背部では内
    部管束につながることを特徴とする空気調和機の配管構
    造。
  3. 【請求項3】 室内の壁面に固定される据付板に室内ユ
    ニットを固定し、この室内ユニットの背部で、据付板を
    貫通して導入される外部管束と室内ユニットの内部管束
    とをつないだ空気調和機の据付板において、前記据付板
    の上縁部と側縁部とには夫々開口予定部を設け、前記外
    部管束を据付板の上縁部から導入する時には夫々の開口
    予定部を開口し、且つ側縁部に設けた開口には有底カバ
    ーを取付け、この有底カバーの収容部には、据付板の側
    縁部で曲がる外部管束の曲り部を収容することを特徴と
    する空気調和機の据付板。
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