JPH0732498U - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

電磁誘導加熱装置

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JPH0732498U
JPH0732498U JP6089093U JP6089093U JPH0732498U JP H0732498 U JPH0732498 U JP H0732498U JP 6089093 U JP6089093 U JP 6089093U JP 6089093 U JP6089093 U JP 6089093U JP H0732498 U JPH0732498 U JP H0732498U
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JP
Japan
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electromagnetic induction
heat insulating
insulating member
induction heating
heat
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Pending
Application number
JP6089093U
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English (en)
Inventor
博之 木下
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】炭素成形体から成る筒状体10の一部に、軸線
方向に絶縁体11を備えて断熱部材1を構成する。 【効果】電磁誘導加熱装置において誘導損失が少なく、
しかも機械的強度が高く、さらに高温にも耐えることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は誘導加熱炉等の電磁誘導加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、単結晶サファイアを製造する場合、ルツボ内でAl2 3 を溶融し 、種結晶を用いてサファイアを引き上げる方法が行われており、Al2 3 を溶 融するルツボは電磁誘導加熱装置によって加熱されるようになっている。例えば 、図3に示すように、電磁誘導コイル3の内側に水冷ジャケット2を備え、その 内側に断熱部材1を隔ててサセプタ5に支持されたルツボ4を備えている。
【0003】 そして、上記電磁誘導コイル3に高周波電流を流す事によって、ルツボ4に誘 導電流を誘起し、ルツボ4を1600℃以上に加熱するものである。この時、保 温の為に電磁誘導コイル3とルツボ4の間に円筒状の断熱部材1が配置されてお り、その材質は一般に耐熱性の高い黒鉛等が使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、黒鉛は電気伝導体であるため、高周波によって断熱部材1自体に誘導 電流が生じて加熱されてしまう、いわゆる誘導損失が生じ、加熱効率が悪いとい う問題があった。この発熱ロスを避けるための手段として、黒鉛製の断熱部材1 に軸線方向の切り欠きを形成して周方向の誘導電流を防止する方法もあるが、こ の場合には断熱部材1の機械的な強度が弱くなってしまうという欠点があった。 また、機械的な強度を補うために断熱部材1を厚くする必要があり、逆に誘導損 失が増加するという矛盾が生じる。
【0005】 本考案は、上記に鑑みて実用上十分な機械的強度を持ち、加熱装置内の熱輻射 の漏洩を抑え、しかも誘導損失の少ない断熱部材を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記に鑑みて本考案では、炭素成形体からなる筒状体の軸線方向に絶縁体を備 えて断熱部材を形成したものである。つまり、黒鉛等の炭素成形体から成る筒状 体に、周方向の誘導電流を防止するために軸線方向の切り欠きを形成し、この切 り欠きの部分に、酸化カルシウム(CaO)や窒化硼素(BN)等の耐熱性に優 れた電気絶縁体を嵌め込み、または焼結一体化することによって断熱部材を形成 し、この断熱部材を用いて、電磁誘導加熱装置を構成したものである。
【0007】
【作用】
本考案の断熱部材は、炭素成形体から成る筒状体の軸線方向に絶縁体が備えら れているため、筒状体の周方向に誘導電流が生じることを防止し、電磁誘導加熱 時の発熱ロスを抑えることができる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の具体的な実施例を示す。
【0009】 図1に示す断熱部材1は、炭素成形体からなる筒状体10の一部に軸線方向の 切り欠き10aを形成し、一方予め成形し焼結させた酸化カルシウム(CaO) の絶縁体11にカーボンペーストを塗って上記切り欠き10aに嵌め込み、不活 性雰囲気中約1000℃で焼結させ、両者を一体化したものである。
【0010】 また、他の実施例を図2に示すように、断熱部材1は、炭素成形体から成る筒 状体10の一部に軸線方向の切り欠き10aを形成し、この切り欠き10aと筒 状体10の上下に合致するような形状の酸化カルシウム(CaO)製絶縁体11 を、カーボンペーストを介在して嵌め込み、焼成一体化したものである。
【0011】 これらの断熱部材1では、筒状体10が周方向に連続しておらず絶縁体11で 分断されていることから、電磁誘導加熱を行った際に断熱部材1に周方向の誘導 電流が生じることはなく、発熱ロスを防止することができる。また、全体として は完全な円筒形状をしていることから、十分な機械的強度を有している。
【0012】 なお、筒状体10と絶縁体11との接合方法は、一体焼結に限らず、例えば絶 縁体11の幅を切り欠き10aよりもやや大きく形成しておいて、絶縁体11を 切り欠き10aに嵌め込むことだけでもよく、その他の様々な接合方法を用いる こともできる。
【0013】 また、絶縁体11は、1600℃以上の耐熱性があり、体積固有抵抗108 Ω ・cm以上の電気絶縁性があるものであれば良く、その材質としては酸化カルシ ウム(CaO)や窒化硼素(BN)等の焼結体を用いる。
【0014】 さらに、絶縁体11は、筒状体10を周方向に絶縁すればよいことから、軸線 方向と平行な直線状に備える必要はなく、曲線状や斜線状に備えても良い。また 、絶縁体11の幅は、通常5〜10mmの幅とすれば良い。さらに、上記実施例 では1ヶ所に絶縁体11を備えたものを示したが、2ヶ所以上に絶縁体11を備 えることもできる。
【0015】 なお、筒状体10は、円筒に限らず角筒等の形状であっても良く、その形状や 寸法は使用条件に応じて自由に設定すれば良い。
【0016】 次に、上記断熱部材1を用いた電磁誘導加熱装置を図3に示す。
【0017】 この電磁誘導加熱装置は、サセプタ5で支持したルツボ4を本考案の断熱部材 1で取り囲み、その外側に水冷ジャケット2を隔てて電磁誘導コイル3を備えて なるものである。
【0018】 そして、電磁誘導コイル3に高周波電流を流せば、電磁誘導作用によってルツ ボ4を加熱することができ、このとき断熱部材1には周方向の誘導電流が流れな いことから、その誘導加熱を防止し、発熱ロスを防ぐことができる。また、断熱 部材1は大部分が筒状炭素成形体10からなるため、断熱性に優れ、ルツボ4を 好適に保温することができる。
【0019】 このような電磁誘導加熱装置は、例えばサファイア等の単結晶を製造する際の 引き上げ装置として用いることができ、保温性が高く、発熱ロスが小さいことか ら、引き上げ時の加熱効率を高くすることができる。
【0020】 ここで、実際に図1に示す断熱部材1を作成した。筒状体10の寸法は、内径 208mm、外径216mm、高さ60mmで、絶縁体11は酸化カルシウム( CaO)の焼結体で幅10mmに形成し、両者間にカーボンペーストを介在させ て一体焼成した。また、比較例として同一寸法で炭素成形体のみからなる断熱部 材も用意し、両者を図3の電磁加熱誘導装置に用いて、電磁誘導コイル3に10 kHzの電流を流した。
【0021】 その結果、比較例の断熱部材は誘導加熱により1800℃となり、発熱ロスが 生じたのに対し、本考案の断熱部材1は1000℃にしかならず、発熱ロスを防 止できることがわかった。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、炭素成形体からなる筒状体に軸線方向に断熱部 材を備えたことによって、電磁誘導加熱時に誘導損失が少なく、機械的強度も実 用上十分にあり、加熱装置内の熱輻射の漏洩を抑え、しかも1600℃以上の高 温域でも十分な耐熱性のある断熱部材を得る事ができる。そして、この断熱部材 を用いて電磁誘導加熱装置を構成すれば、発熱ロスが少ないため加熱効率の優れ た加熱装置とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁誘導加熱装置に用いる断熱部材を
示す図である。
【図2】本考案に用いる断熱部材の他の実施例を示す図
である。
【図3】本考案の電磁誘導加熱装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1:断熱部材 2:水冷ジャケット 3:電磁誘導コイル 4:ルツボ 5:サセプタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁誘導コイルで被加熱体を電磁誘導加熱
    するようにした装置であって、上記被加熱体の周囲に、
    筒状炭素成形体の軸線方向に絶縁体を備えてなる断熱部
    材を配置したことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
JP6089093U 1993-11-12 1993-11-12 電磁誘導加熱装置 Pending JPH0732498U (ja)

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JP6089093U JPH0732498U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 電磁誘導加熱装置

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JP6089093U JPH0732498U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 電磁誘導加熱装置

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JPH0732498U true JPH0732498U (ja) 1995-06-16

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ID=13155413

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JP6089093U Pending JPH0732498U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 電磁誘導加熱装置

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