JPH0732576Y2 - ケーブル類の引張用クランプ - Google Patents
ケーブル類の引張用クランプInfo
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- JPH0732576Y2 JPH0732576Y2 JP9095989U JP9095989U JPH0732576Y2 JP H0732576 Y2 JPH0732576 Y2 JP H0732576Y2 JP 9095989 U JP9095989 U JP 9095989U JP 9095989 U JP9095989 U JP 9095989U JP H0732576 Y2 JPH0732576 Y2 JP H0732576Y2
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- tapered
- cable
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、吊橋等の橋梁架設施工あるいはその他の建
設工事において、ケーブルやワイヤロープ等のケーブル
類の引張作業を行なう場合に使用する引張用クランプに
関するものである。
設工事において、ケーブルやワイヤロープ等のケーブル
類の引張作業を行なう場合に使用する引張用クランプに
関するものである。
吊橋等の橋梁架設時の架線工事等において、ケーブルの
端末以外の位置でケーブルを掴んで引張る必要が生じる
ことがしばしば生じる。例えば吊橋の主ケーブル架線工
事において、キャットウオーク(吊足場)上に引出され
たプレハブストランドを、引出しラインから所定のライ
ンに移設し、主塔間および主塔とスプレーサドル間でサ
グ調整をしなければならない。
端末以外の位置でケーブルを掴んで引張る必要が生じる
ことがしばしば生じる。例えば吊橋の主ケーブル架線工
事において、キャットウオーク(吊足場)上に引出され
たプレハブストランドを、引出しラインから所定のライ
ンに移設し、主塔間および主塔とスプレーサドル間でサ
グ調整をしなければならない。
従来、ケーブル引張作業に使用するクランプとして各種
のものが提案されているが、その一例として、実公昭59
−41213号公報により公表された引張用クランプがあ
る。この引張用クランプの構造について説明すると、第
10図および第11図に示すように、下部にケーブル嵌合用
半円形溝25を備えている握索金物26の上部に、多数の上
部テーパ平面27を有する移動金物28を載置し、その移動
金物28の上部に、多数の下部テーパ平面29を有すると共
に補強リブ35を有する座金30を載置し、前記半円形溝25
にケーブル1の上部を嵌合すると共に、多数のU形当金
物31を前記ケーブル1の下部に嵌合し、かつ多数のUボ
ルト32を、U形当金物31に嵌合すると共に握索金物26,
移動金物28および座金30に挿通し、さらにUボルト32の
両端部に、座金30の上面に係合する締付用ナット33を螺
合し、前記移動金物28の引張側に、シャックル係合用孔
34を有する牽引部14を設けている。
のものが提案されているが、その一例として、実公昭59
−41213号公報により公表された引張用クランプがあ
る。この引張用クランプの構造について説明すると、第
10図および第11図に示すように、下部にケーブル嵌合用
半円形溝25を備えている握索金物26の上部に、多数の上
部テーパ平面27を有する移動金物28を載置し、その移動
金物28の上部に、多数の下部テーパ平面29を有すると共
に補強リブ35を有する座金30を載置し、前記半円形溝25
にケーブル1の上部を嵌合すると共に、多数のU形当金
物31を前記ケーブル1の下部に嵌合し、かつ多数のUボ
ルト32を、U形当金物31に嵌合すると共に握索金物26,
移動金物28および座金30に挿通し、さらにUボルト32の
両端部に、座金30の上面に係合する締付用ナット33を螺
合し、前記移動金物28の引張側に、シャックル係合用孔
34を有する牽引部14を設けている。
このケーブル引張用クランプの場合は、ケーブル1をま
たいでセットしたUボルト32により移動金物28の上部テ
ーパ平面27と座金30の下部テーパ平面29とに一定の締付
力を与えたのち、移動金物28を引張ることにより、その
移動金物28の上部テーパ平面27を座金30の下部テーパ平
面29に対し相対的に移動させて、各テーパ平面の楔効果
によりケーブルの締付力を増大させてクランプ性能を発
揮させるものである。
たいでセットしたUボルト32により移動金物28の上部テ
ーパ平面27と座金30の下部テーパ平面29とに一定の締付
力を与えたのち、移動金物28を引張ることにより、その
移動金物28の上部テーパ平面27を座金30の下部テーパ平
面29に対し相対的に移動させて、各テーパ平面の楔効果
によりケーブルの締付力を増大させてクランプ性能を発
揮させるものである。
前記従来のケーブルの引張用クランプは、比較的小さな
引張力が作用するケーブルに適用できるが、ケーブルに
作用する引張力が大きくなると、クランプ性能を十分に
発揮することができず、またケーブル1の下部がケーブ
ル長手方向に間隔をおいて配置されたUボルト32により
U形当金物31を介して部分的に締付けられるので、ケー
ブルに対し局部的に圧縮力が作用して、ケーブルを損傷
させる恐れがある。
引張力が作用するケーブルに適用できるが、ケーブルに
作用する引張力が大きくなると、クランプ性能を十分に
発揮することができず、またケーブル1の下部がケーブ
ル長手方向に間隔をおいて配置されたUボルト32により
U形当金物31を介して部分的に締付けられるので、ケー
ブルに対し局部的に圧縮力が作用して、ケーブルを損傷
させる恐れがある。
また前記従来の引張用クランプの場合は、テーパ平面に
対し単に通常のクロムメッキ処理を施しているだけであ
るので、摩擦抵抗が大きく、そのためテーパ平面27,29
の相対移動が生じる前に、握索金物26およびU形当金物
31とケーブル1との間で滑動が発生し、楔効果による締
付力増大が十分に発揮できない場合があった。
対し単に通常のクロムメッキ処理を施しているだけであ
るので、摩擦抵抗が大きく、そのためテーパ平面27,29
の相対移動が生じる前に、握索金物26およびU形当金物
31とケーブル1との間で滑動が発生し、楔効果による締
付力増大が十分に発揮できない場合があった。
また大きなケーブル引張力を得ようとすれば、Uボルト
32の締付力を増加しなければならず、このためUボルト
32の使用本数を増加するか、あるいはUボルト32のサイ
ズを大きくする必要がある。しかし、Uボルト32のサイ
ズを大きくすると、人力による締付作業を行ないにくく
なり、さらにUボルト32による締付力を増大すると、U
形当金物31を設けても、ケーブル1に大きな局部圧縮力
が作用して、ケーブル1が局部的に曲げ変形されたり損
傷を受ける恐れがある。
32の締付力を増加しなければならず、このためUボルト
32の使用本数を増加するか、あるいはUボルト32のサイ
ズを大きくする必要がある。しかし、Uボルト32のサイ
ズを大きくすると、人力による締付作業を行ないにくく
なり、さらにUボルト32による締付力を増大すると、U
形当金物31を設けても、ケーブル1に大きな局部圧縮力
が作用して、ケーブル1が局部的に曲げ変形されたり損
傷を受ける恐れがある。
さらにまた、前記従来の引張用クランプの場合は、移動
金物28および座金30におけるテーパが平面状であるの
で、クランプの形状が大型になるという欠点がある。
金物28および座金30におけるテーパが平面状であるの
で、クランプの形状が大型になるという欠点がある。
この考案は、前記従来の引張用クランプの欠点を排除
し、コンパクトでかつ大きな引張力に対しても十分なク
ランプ性能を発揮できるケーブル類の引張用クランプを
提供することを目的とするものである。
し、コンパクトでかつ大きな引張力に対しても十分なク
ランプ性能を発揮できるケーブル類の引張用クランプを
提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、この考案のケーブル類の引
張用クランプにおいては、軸方向に延長する分割部によ
り複数に分割された内筒20の内部に円形孔24が設けら
れ、その内筒20の外部に、内筒軸方向に半径が変化して
いる多数のテーパ外面21が、内筒軸方向に並べて設けら
れ、軸方向に延長する分割部により複数に分割された外
筒10の内部に、前記テーパ外面に適合する多数のテーパ
内面11が、外筒軸方向に並べて設けられ、前記外筒10の
各テーパ内面11が前記内筒20の各テーパ外面21に面接触
され、分割された外筒10の分割部は連結具13により連結
され、前記テーパ内面11およびテーパ外面21のうちの少
なくとも一方に、固体被膜潤滑材が設けられ、前記外筒
10に牽引材係合部14が設けられている。
張用クランプにおいては、軸方向に延長する分割部によ
り複数に分割された内筒20の内部に円形孔24が設けら
れ、その内筒20の外部に、内筒軸方向に半径が変化して
いる多数のテーパ外面21が、内筒軸方向に並べて設けら
れ、軸方向に延長する分割部により複数に分割された外
筒10の内部に、前記テーパ外面に適合する多数のテーパ
内面11が、外筒軸方向に並べて設けられ、前記外筒10の
各テーパ内面11が前記内筒20の各テーパ外面21に面接触
され、分割された外筒10の分割部は連結具13により連結
され、前記テーパ内面11およびテーパ外面21のうちの少
なくとも一方に、固体被膜潤滑材が設けられ、前記外筒
10に牽引材係合部14が設けられている。
外筒10に引張力が作用すると、その外筒10のテーパ内面
11が内筒20のテーパ外面21に対し滑り移動し、テーパ内
面11を有する外筒10とテーパ外面21を有する内筒20との
楔作用により、内筒20の円形孔24がケーブル1の外面に
対し強力に締付けられる。
11が内筒20のテーパ外面21に対し滑り移動し、テーパ内
面11を有する外筒10とテーパ外面21を有する内筒20との
楔作用により、内筒20の円形孔24がケーブル1の外面に
対し強力に締付けられる。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第9図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、この考案のケーブル類の引張用クランプは、金
属製内筒20と金属製外筒10とその内筒および外筒を連結
する連結具13とにより構成されている。
あって、この考案のケーブル類の引張用クランプは、金
属製内筒20と金属製外筒10とその内筒および外筒を連結
する連結具13とにより構成されている。
前記内筒20は、第4図ないし第6図に示すように、軸方
向に延長する分割部により2分割されかつケーブルの外
形に合致する半円形断面溝2を備えている一対の内筒構
成ユニット3,4により構成され、各内筒構成ユニット3,4
の半円形断面溝2により円形孔24が構成される。各内筒
構成ユニット3,4の外部に、多数の半円形のテーパ外面2
1が、内筒軸方向に直列に並べて設けられ、そのテーパ
外面21は全長にわたって同一の曲率半径Rを有し、かつ
その曲率半径Rの中心点0は、内筒構成ユニット3,4の
軸方向の引張側に向かって半円形断面溝2の巾方向中央
部の外側に偏位している。
向に延長する分割部により2分割されかつケーブルの外
形に合致する半円形断面溝2を備えている一対の内筒構
成ユニット3,4により構成され、各内筒構成ユニット3,4
の半円形断面溝2により円形孔24が構成される。各内筒
構成ユニット3,4の外部に、多数の半円形のテーパ外面2
1が、内筒軸方向に直列に並べて設けられ、そのテーパ
外面21は全長にわたって同一の曲率半径Rを有し、かつ
その曲率半径Rの中心点0は、内筒構成ユニット3,4の
軸方向の引張側に向かって半円形断面溝2の巾方向中央
部の外側に偏位している。
テーパ外面21を多数直列に並べて設けている理由は、ク
ランプ形状をコンパクトにするためである。即ち内筒構
成ユニット3,4のほぼ全長にわたって延長する1段のテ
ーパ外面を設ける場合は、テーパ勾配により内筒構成ユ
ニット3,4におけるテーパ外面突出側の端部の肉厚が相
当大きくなってしまうが、多数のテーパ外面21を直列に
並べて設けることにより、内筒構成ユニット3,4の肉厚
の増加を抑制することができ、かつ1段のテーパ外面を
設ける場合と同一の楔効果を発揮させることができる。
ランプ形状をコンパクトにするためである。即ち内筒構
成ユニット3,4のほぼ全長にわたって延長する1段のテ
ーパ外面を設ける場合は、テーパ勾配により内筒構成ユ
ニット3,4におけるテーパ外面突出側の端部の肉厚が相
当大きくなってしまうが、多数のテーパ外面21を直列に
並べて設けることにより、内筒構成ユニット3,4の肉厚
の増加を抑制することができ、かつ1段のテーパ外面を
設ける場合と同一の楔効果を発揮させることができる。
一方の内筒構成ユニット3における周囲方向の端部に、
複数のずれ止め用凹部5が設けられ、他方の内筒構成ユ
ニット4における周囲方向の端部に、前記ずれ止め用凹
部5に嵌入される複数のずれ止め用突出部6が設けら
れ、かつ各内筒構成ユニット3,4における引張側と反対
側の端部に、外筒10をセットするとき、その外筒10が引
張側と反対側に滑り移動するのを防止するためのストッ
パ22が一体に設けられ、一対の内筒構成ユニット3,4か
らなる内筒20をケーブル1に被せた場合、各内筒構成ユ
ニット3,4の周囲方向端面間およびずれ止め用凹部5の
底面とずれ止め用突出部6の頂面との間に間隙が設けら
れ、ケーブルをクランプする際に、ケーブル1の半径方
向に締付力(圧縮力)が作用してケーブル1の断面が縮
小しても、各内筒構成ユニット3,4における周囲方向端
部が相互に圧接しないように、前記間隙の大きさが設定
される。また前記ずれ止め用凹部5とずれ止め用突出部
6との係合により、クランプにケーブル張力が作用した
場合の各内筒構成ユニット3,4の相対的ずれ動きが防止
される。
複数のずれ止め用凹部5が設けられ、他方の内筒構成ユ
ニット4における周囲方向の端部に、前記ずれ止め用凹
部5に嵌入される複数のずれ止め用突出部6が設けら
れ、かつ各内筒構成ユニット3,4における引張側と反対
側の端部に、外筒10をセットするとき、その外筒10が引
張側と反対側に滑り移動するのを防止するためのストッ
パ22が一体に設けられ、一対の内筒構成ユニット3,4か
らなる内筒20をケーブル1に被せた場合、各内筒構成ユ
ニット3,4の周囲方向端面間およびずれ止め用凹部5の
底面とずれ止め用突出部6の頂面との間に間隙が設けら
れ、ケーブルをクランプする際に、ケーブル1の半径方
向に締付力(圧縮力)が作用してケーブル1の断面が縮
小しても、各内筒構成ユニット3,4における周囲方向端
部が相互に圧接しないように、前記間隙の大きさが設定
される。また前記ずれ止め用凹部5とずれ止め用突出部
6との係合により、クランプにケーブル張力が作用した
場合の各内筒構成ユニット3,4の相対的ずれ動きが防止
される。
前記外筒10は、第7図ないし第9図に示すように、軸方
向に延長する分割部により2分割され、かつ前記内筒20
のテーパ外面21に適合する多数のテーパ内面11を備えて
いる一対の外筒構成ユニット7,8により構成され、各外
筒構成ユニット7,8における周囲方向の両端部に、複数
のずれ止め用凹部16およびそのずれ止め用凹部16に嵌入
される複数のずれ止め用突出部17が設けられ、さらに各
外筒構成ユニット7,8の巾方向の両側に、フランジ15が
設けられると共に、外筒軸方向に間隔をおいて配置され
た多数の連結具挿通用透孔12が設けられ、かつ外筒10の
引張側端部における巾方向の両側に、牽引具係合孔9を
有する牽引部(アイプレート)14が設けられ、外筒10を
内筒20に被せた場合、各外筒構成ユニット7,8の周囲方
向端面間およびずれ止め用凹部16の底面とずれ止め用突
出部17の頂面との間に間隙が設けられる。
向に延長する分割部により2分割され、かつ前記内筒20
のテーパ外面21に適合する多数のテーパ内面11を備えて
いる一対の外筒構成ユニット7,8により構成され、各外
筒構成ユニット7,8における周囲方向の両端部に、複数
のずれ止め用凹部16およびそのずれ止め用凹部16に嵌入
される複数のずれ止め用突出部17が設けられ、さらに各
外筒構成ユニット7,8の巾方向の両側に、フランジ15が
設けられると共に、外筒軸方向に間隔をおいて配置され
た多数の連結具挿通用透孔12が設けられ、かつ外筒10の
引張側端部における巾方向の両側に、牽引具係合孔9を
有する牽引部(アイプレート)14が設けられ、外筒10を
内筒20に被せた場合、各外筒構成ユニット7,8の周囲方
向端面間およびずれ止め用凹部16の底面とずれ止め用突
出部17の頂面との間に間隙が設けられる。
前記内筒20の各テーパ外面21および前記外筒10の各テー
パ内面11は精密に機械加工され、前記テーパ外面21およ
びテーパ内面11のうちの何れか一方または双方に、固体
被膜潤滑材が一体に形成され、その固体被膜潤滑材によ
り内筒20と外筒10との摺動抵抗が減少される。前記固体
被膜潤滑材としては、黒鉛や二硫化モリブデン等を使用
することができ、また屋外使用に適するものとしては、
ニッケルメッキ等の下地処理をした上にフッ素系樹脂を
焼付塗装を施したものを採用するのが好ましい。
パ内面11は精密に機械加工され、前記テーパ外面21およ
びテーパ内面11のうちの何れか一方または双方に、固体
被膜潤滑材が一体に形成され、その固体被膜潤滑材によ
り内筒20と外筒10との摺動抵抗が減少される。前記固体
被膜潤滑材としては、黒鉛や二硫化モリブデン等を使用
することができ、また屋外使用に適するものとしては、
ニッケルメッキ等の下地処理をした上にフッ素系樹脂を
焼付塗装を施したものを採用するのが好ましい。
次に前述のように構成された内筒20および外筒10を使用
して、この考案のケーブル類の引張用クランプを組立構
成し、かつその引張用クランプを使用してケーブル類の
引張作業を行なう場合の手順を、第1図ないし第3図に
よって説明する。
して、この考案のケーブル類の引張用クランプを組立構
成し、かつその引張用クランプを使用してケーブル類の
引張作業を行なう場合の手順を、第1図ないし第3図に
よって説明する。
まずケーブル(ケーブル類)1の任意の位置に、一対の
内筒構成ユニット3,4における半円形断面溝2を嵌合す
ると共に、各内筒構成ユニット3,4のずれ止め用凹部5
とずれ止め用突出部6とを嵌合し、次に前記一対の内筒
構成ユニット3,4からなる内筒20の外側に、一対の外筒
構成ユニット7,8を被せると共に、各外筒構成ユニット
7,8のずれ止め用凹部16とずれ止め用突出部17とを嵌合
し、かつ各外筒構成ユニット7,8におけるテーパ内面11
を各内筒構成ユニット3,4におけるテーパ外面21に重合
させ、外筒10を構成する一対の外筒構成ユニット7,8に
おける巾方向の両側部分を、前記連結具挿通用透孔12に
挿通されたボルトナットからなる多数の連結具13によ
り、外筒全長にわたって均等に締付けて、内筒20,外筒1
0および連結具13からなるクランプをケーブル1に一体
的に装着する。なお連結具13としては、ボルトナットを
使用しないで、予め外筒に組込まれた液圧ジャッキを使
用し、その液圧ジャッキにより外筒を締付けてもよい。
内筒構成ユニット3,4における半円形断面溝2を嵌合す
ると共に、各内筒構成ユニット3,4のずれ止め用凹部5
とずれ止め用突出部6とを嵌合し、次に前記一対の内筒
構成ユニット3,4からなる内筒20の外側に、一対の外筒
構成ユニット7,8を被せると共に、各外筒構成ユニット
7,8のずれ止め用凹部16とずれ止め用突出部17とを嵌合
し、かつ各外筒構成ユニット7,8におけるテーパ内面11
を各内筒構成ユニット3,4におけるテーパ外面21に重合
させ、外筒10を構成する一対の外筒構成ユニット7,8に
おける巾方向の両側部分を、前記連結具挿通用透孔12に
挿通されたボルトナットからなる多数の連結具13によ
り、外筒全長にわたって均等に締付けて、内筒20,外筒1
0および連結具13からなるクランプをケーブル1に一体
的に装着する。なお連結具13としては、ボルトナットを
使用しないで、予め外筒に組込まれた液圧ジャッキを使
用し、その液圧ジャッキにより外筒を締付けてもよい。
次に外筒10の引張側端部に設けられたアイプレートから
なる牽引部14に、ウインチ等の牽引装置(図示を省略し
た)のロープに連結されている牽引具を係合し、前記牽
引装置により外筒10を矢印C方向に引張ると、内筒20の
各テーパ外面21上を外筒10の各テーパ内面11が僅かに摺
動する。
なる牽引部14に、ウインチ等の牽引装置(図示を省略し
た)のロープに連結されている牽引具を係合し、前記牽
引装置により外筒10を矢印C方向に引張ると、内筒20の
各テーパ外面21上を外筒10の各テーパ内面11が僅かに摺
動する。
この場合、前記テーパ外面21およびテーパ内面11の楔効
果により、内筒20と外筒10との間に押広げ力が発生する
が、外筒10の拡開変形は連結具13により拘束されている
ので、前記押広げ力の反力が内筒20の円形孔24からケー
ブル1の周面に伝達され、内筒20によるケーブル締付力
が増大される。このケーブル締付力による摩擦力により
ケーブル1をクランプして引張ることができる。
果により、内筒20と外筒10との間に押広げ力が発生する
が、外筒10の拡開変形は連結具13により拘束されている
ので、前記押広げ力の反力が内筒20の円形孔24からケー
ブル1の周面に伝達され、内筒20によるケーブル締付力
が増大される。このケーブル締付力による摩擦力により
ケーブル1をクランプして引張ることができる。
ケーブル表面と内筒とはメタルタッチであるので、摩擦
係数が約0.2〜0.3程度である。一方、この考案のクラン
プにおける外筒10のテーパ内面11と内筒20のテーパ外面
21との摺動面の摩擦係数は、テーパ内面11およびテーパ
外面21のうちの少なくとも一方または双方に固体被膜潤
滑材を施しているので、0.1以下である。したがって、
外筒に引張力を作用させると、摩擦係数の小さいテーパ
内面11とテーパ外面21との間で滑りが生じるが、ケーブ
ル1と内筒20との間で滑りが生じることはなく、またテ
ーパ内面11とテーパ外面21との相対的な滑り量の増加に
応じてクランプによるケーブル把持力が増大するので、
ケーブル1に大きな引張力を作用させることができる。
係数が約0.2〜0.3程度である。一方、この考案のクラン
プにおける外筒10のテーパ内面11と内筒20のテーパ外面
21との摺動面の摩擦係数は、テーパ内面11およびテーパ
外面21のうちの少なくとも一方または双方に固体被膜潤
滑材を施しているので、0.1以下である。したがって、
外筒に引張力を作用させると、摩擦係数の小さいテーパ
内面11とテーパ外面21との間で滑りが生じるが、ケーブ
ル1と内筒20との間で滑りが生じることはなく、またテ
ーパ内面11とテーパ外面21との相対的な滑り量の増加に
応じてクランプによるケーブル把持力が増大するので、
ケーブル1に大きな引張力を作用させることができる。
なお前記実施例においては、内筒20および外筒10を2分
割にしているが、これらを3分割または4分割にしても
よく、また外筒10を2分割にすると共に内筒20を3分割
または4分割にしてもよい。
割にしているが、これらを3分割または4分割にしても
よく、また外筒10を2分割にすると共に内筒20を3分割
または4分割にしてもよい。
この考案は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
載するような効果を奏する。
分割された内筒20の外部に設けられた多数のテーパ外面
21と、分割された外筒10の内部に設けられた多数のテー
パ内面11とにより楔効果を発揮させているので、テーパ
平面を有する従来の引張用クランプに比べて、軽量でコ
ンパクトな引張用クランプとすることができ、かつ内筒
20の円形孔24がケーブル1を締付けるので、ケーブル1
に対し面圧縮力が作用し、そのためUボルトを使用して
ケーブルを締付ける従来の引張用クランプのように、ケ
ーブルに対し局部圧縮力が作用することはないので、締
付力を大きくしてもケーブル1を損傷させることはな
く、さらに内筒20のテーパ外面21および外筒10のテーパ
内面11のうちの少なくとも一方に、固体被膜潤滑材が設
けられているので、内筒20のテーパ外面21と外筒10のテ
ーパ内面11との摩擦係数を確実に小さく維持することが
でき、そのためクランプの外筒10に引張力を作用させた
際に、外筒10を内筒20に対しスムーズに滑動させて、楔
効果を確実に発揮させることができるので、大きなケー
ブル把持力を発揮させることができると共に、ケーブル
1とクランプとの間に滑りが発生するのを防止すること
ができる。
21と、分割された外筒10の内部に設けられた多数のテー
パ内面11とにより楔効果を発揮させているので、テーパ
平面を有する従来の引張用クランプに比べて、軽量でコ
ンパクトな引張用クランプとすることができ、かつ内筒
20の円形孔24がケーブル1を締付けるので、ケーブル1
に対し面圧縮力が作用し、そのためUボルトを使用して
ケーブルを締付ける従来の引張用クランプのように、ケ
ーブルに対し局部圧縮力が作用することはないので、締
付力を大きくしてもケーブル1を損傷させることはな
く、さらに内筒20のテーパ外面21および外筒10のテーパ
内面11のうちの少なくとも一方に、固体被膜潤滑材が設
けられているので、内筒20のテーパ外面21と外筒10のテ
ーパ内面11との摩擦係数を確実に小さく維持することが
でき、そのためクランプの外筒10に引張力を作用させた
際に、外筒10を内筒20に対しスムーズに滑動させて、楔
効果を確実に発揮させることができるので、大きなケー
ブル把持力を発揮させることができると共に、ケーブル
1とクランプとの間に滑りが発生するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第9図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、第1図はケーブル類の引張用クランプの一部縦
断側面図、第2図はその平面図、第3図は第1図のA−
A線拡大断面図、第4図は内筒の分解側面図、第5図は
その正面図、第6図は内筒の組立横断面図、第7図は外
筒の分解側面図、第8図はその正面図、第9図は外筒の
組立横断面図である。第10図は従来の引張用クランプを
示す側面図、第11図は第10図のB−B線拡大断面図であ
る。 図において、1はケーブル、2は半円形断面溝、3およ
び4は内筒構成ユニット、5はずれ止め用凹部、6はず
れ止め用突出部、7および8は外筒構成ユニット、10は
外筒、11はテーパ内面、12は連結具挿通用透孔、13は連
結具、14は牽引部、15はフランジ、16はずれ止め用凹
部、17はずれ止め用突出部、20は内筒、21はテーパ外
面、22はストッパ、24は円形孔である。
あって、第1図はケーブル類の引張用クランプの一部縦
断側面図、第2図はその平面図、第3図は第1図のA−
A線拡大断面図、第4図は内筒の分解側面図、第5図は
その正面図、第6図は内筒の組立横断面図、第7図は外
筒の分解側面図、第8図はその正面図、第9図は外筒の
組立横断面図である。第10図は従来の引張用クランプを
示す側面図、第11図は第10図のB−B線拡大断面図であ
る。 図において、1はケーブル、2は半円形断面溝、3およ
び4は内筒構成ユニット、5はずれ止め用凹部、6はず
れ止め用突出部、7および8は外筒構成ユニット、10は
外筒、11はテーパ内面、12は連結具挿通用透孔、13は連
結具、14は牽引部、15はフランジ、16はずれ止め用凹
部、17はずれ止め用突出部、20は内筒、21はテーパ外
面、22はストッパ、24は円形孔である。
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向に延長する分割部により複数に分割
された内筒20の内部に円形孔24が設けられ、その内筒20
の外部に、内筒軸方向に半径が変化している多数のテー
パ外面21が、内筒軸方向に並べて設けられ、軸方向に延
長する分割部により複数に分割された外筒10の内部に、
前記テーパ外面に適合する多数のテーパ内面11が、外筒
軸方向に並べて設けられ、前記外筒10の各テーパ内面11
が前記内筒20の各テーパ外面21に面接触され、分割され
た外筒10の分割部は連結具13により連結され、前記テー
パ内面11およびテーパ外面21のうちの少なくとも一方
に、固体被膜潤滑材が設けられ、前記外筒10に牽引材係
合部14が設けられているケーブル類の引張用クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9095989U JPH0732576Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | ケーブル類の引張用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9095989U JPH0732576Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | ケーブル類の引張用クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0332610U JPH0332610U (ja) | 1991-03-29 |
| JPH0732576Y2 true JPH0732576Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31640465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9095989U Expired - Lifetime JPH0732576Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | ケーブル類の引張用クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732576Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4952975B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2012-06-13 | 繁利 田中 | ナメクジ駆除器 |
| JP5953227B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2016-07-20 | 株式会社永木精機 | 掴線器 |
| CN108071748A (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-25 | 江苏神王集团钢缆有限公司 | 一种钢丝绳夹持装置 |
| CN115404775B (zh) * | 2022-08-30 | 2024-12-06 | 德阳天元重工股份有限公司 | 一种左右组合式焊接索夹及其成型方法 |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP9095989U patent/JPH0732576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0332610U (ja) | 1991-03-29 |
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