JPH07329036A - 形材と造形物 - Google Patents

形材と造形物

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JPH07329036A
JPH07329036A JP16167594A JP16167594A JPH07329036A JP H07329036 A JPH07329036 A JP H07329036A JP 16167594 A JP16167594 A JP 16167594A JP 16167594 A JP16167594 A JP 16167594A JP H07329036 A JPH07329036 A JP H07329036A
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JP
Japan
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face
shape
concrete
carved
pattern
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JP16167594A
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English (en)
Inventor
Kazuo Takatsu
和夫 高津
Kyo Takatsu
教 高津
Masayuki Takatsu
政幸 高津
Midori Takatsu
みどり 高津
Masaru Takatsu
賢 高津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の図柄や模様を意のままに形成でき、し
かも繰り返し使用でき、表面の形状を確実に転写できる
形材と、該形材を使用してできる造形物の提供を目的と
する。 【構成】 形材は、発泡した合成樹脂を彫刻するか彫刻
することなく、表面を熱溶融およびまたは熱軟化させ
て、発泡した合成樹脂の隙間や破れた気泡を塞ぎ、ある
いは表面に緻密な層をつくって、原料が付着しにくい滑
らかな面を形成する。造形物は、上記形材を型枠にして
硬化または固化原料を打設し、硬化または固化後脱形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、繰り返し使用できる
形材と、この形材を型枠にしてつくられるコンクリート
などの造形物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの型枠には合板や鋼板など
が使用されている。最近、コンクリートの表面に人物や
動物あるいは風景などの模様や図柄を表出するため、自
然石を積み上げた形状などの凹凸模様を形成した型枠を
使用して、生コンクリートを打設することが行われてい
る。この技術は、コンクリートを彫刻することなく、型
枠を利用して凹凸模様を形成するので、硬化したコンク
リートに彫刻を施すのに比し、安価にコンクリート造形
物をつくることができる。
【0003】上記した凹凸模様を形成する型枠や形材と
して、凹凸模様を設けたFRP型枠や、凹凸模様を設け
た発泡スチロール製の形材が知られている。しかし、こ
れらの型枠や形材をつくるには雌型を必要とし、雌型が
高価なため、同一凹凸模様の型枠や形材を多量に生産し
ないとコスト高になり、単一パターンの凹凸模様しか形
成できず、任意の形状の凹凸模様を形成するには不適で
あり、FRP型枠は高価でもある。
【0004】所望の凹凸模様を意のままに形成すること
ができる形材として、発泡スチロールを鋼線刷毛で掻き
取り、さらにペーパー仕上げした形材が知られている。
この形材を合板型枠などの内側に貼付して、生コンクリ
ートなどの硬化原料を打設し、その硬化後脱型すると、
所望の凹凸模様を形成した造形物を得ることができ、こ
の方法は最近広く利用されるようになった。しかし、発
泡スチロールの破れた気泡や発泡粒の隙間などに生コン
クリートがはいり込み、脱型時発泡スチロールがコンク
リートの方に付着して、形材の面をコンクリートなどの
表面に確実に転写できず、しかも、付着した発泡スチロ
ールをガスバーナーなどで溶融除去しなければならず、
形材表面が損傷して1回しか使用できないので、脱型後
の発泡スチロール形材の廃棄処分に困るなどの問題点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
問題点を解消し、任意の凹凸模様を安価に形成でき、繰
り返し使用できるばかりか、形材の面をコンクリートな
どに確実に転写できる形材と、該形材を使用してできる
コンクリートなどの造形物を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】この発明の1番目
の発明の造形用形材は、発泡した合成樹脂に彫刻を施
し、彫刻した面に加熱具を触れさせることなく加熱して
熱溶融およびまたは熱軟化させ、硬化原料が付着しない
ように表面を滑らかにしたことを特徴とする。上記形材
は、鋼線刷毛、ペーパー、研磨材、あるいはバイブレー
ション切削具などで彫刻され、気泡が破れるなどして肌
あれした彫刻面を加熱し、熱溶融およびまたは熱軟化に
より彫刻面の肌あれをなくし滑らかにするので、生コン
クリートなどの硬化原料や粘土などの固化原料を打設し
ても付着するようなことがなく、離型良好で形材の面を
確実にコンクリートなどの表面に転写することができ、
しかも繰り返し使用することができる。
【0007】この発明の2番目の発明の造形用形材は、
発泡した合成樹脂に加熱した押し型を当てて熱軟化さ
せ、模様や図柄をつくったことを特徴とする。上記形材
は、加熱した押し型で発泡した合成樹脂に所望の凹凸模
様を意のままに形成することができ、発泡した合成樹脂
が切断されて肌あれしたものである場合でも、発泡した
合成樹脂の熱軟化と押圧作用で、押圧面の肌あれをなく
して生コンクリートなどの付着を防止し、形材の面を確
実にコンクリートなどの表面に転写することができ、し
かも繰り返し使用することができる。また、形材をつく
るとき、押し型で押圧しても、発泡した合成樹脂を熱溶
融することなく、融点以下の温度に加熱して熱軟化させ
れば、押し型に発泡した合成樹脂が融着するようなこと
もない。
【0008】この発明の3番目の発明の造形用形材は、
発泡した合成樹脂に彫刻を施し、彫刻した面に加熱した
押し型を当てて熱軟化させ、表面を滑らかにしたことを
特徴とする。上記形材は、鋼線刷毛、ペーパー、研磨
材、あるいはバイブレーション切削具などで彫刻され、
気泡が破れるなどして肌あれした彫刻面を加熱した押し
型を当てて熱軟化させ、彫刻面の肌あれをなくし滑らか
にするので、生コンクリートなどを打設しても付着する
ようなことがなく、形材の面を確実にコンクリートなど
の表面に転写することができ、しかも繰り返し使用する
ことができる。
【0009】この発明の4番目の発明の造形物は、1〜
3番目の発明の形材の熱軟化およびまたは熱溶融した面
に硬化または固化原料を打設し、原料の硬化または固化
後脱型してなることを特徴とする。上記造形物は、形材
に生コンクリートなどが付着しないので、形材の面が確
実にコンクリートなどの表面に転写される。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1に示される発泡ポリエチレン1を、図示されていな
い切削具などにより彫刻して、図2に示されるような玉
石積み模様を形成する形材1′となし、彫刻面にガスバ
ーナーの火炎を近づけ、原形ができるだけ変形しないよ
うに彫刻面を熱溶融およびまたは熱軟化させ、図3に示
されるように肌あれをなくして滑らかな面2を形成した
形材1″となし、該形材1″を型枠として図4に示され
るように生コンクリート3を打設し、生コンクリート3
の硬化後形材1″から脱型して、玉石積み模様が表面に
形成されたコンクリート造形物を得た。形材1″は離型
良好で繰り返し使うことができ、コンクリート造形物に
は発泡ポリエチレンが付着せず、形材の面が確実にコン
クリート造形物に転写されていた。
【0011】実施例2 発泡ポリエチレンに、図5に示されるように加熱された
押し型4を押圧して熱軟化させ、押し型4の押圧面5を
形成した形材6を得た。該形材6を型枠にして生モルタ
ルを打設し、硬化後脱型して、表面に押し型4の押圧面
を形成したモルタル造形物を得た。形材6は離形良好で
繰り返し使うことができ、モルタル造形物には発泡ポリ
エチレンが付着せず、形材の面が確実にモルタル造形物
に転写されていた。
【0012】実施例3 図1に示される発泡ポリエチレン1を、図示されていな
い切削具などにより彫刻して、図2に示されるような玉
石積み模様を形成する形材1′となし、彫刻面に押し型
7を当てて押圧し、彫刻面を熱軟化させて、図6に示さ
れるように肌あれをなくして滑らかな面2′を形成した
形材8となし、該形材8を型枠として生コンクリートを
打設し、生コンクリートの硬化後形材8から脱型して、
玉石積み模様が表面に形成されたコンクリート造形物を
得た。形材8は離型良好で繰り返し使うことができ、コ
ンクリート造形物には発泡ポリエチレンが付着せず、形
材の面が確実にコンクリート造形物に転写されていた。
【0013】以上実施3例につき説明したが、この発明
は上記実施例に限定されるものではなく、以下の実施態
様をとることができる。この発明でいう発泡した合成樹
脂には、発泡スチロール、発泡ポリエチレン、発泡ポリ
ウレタン、発泡ポリプロピレンなどの発泡した合成樹脂
の他、発泡した合成ゴムも含まれる。彫刻手段には、ニ
クロム線による熱切削や熱切断、鋼線刷毛による掻き取
り、ペーパー仕上げ、研磨材による彫刻や仕上げ、シン
ナーなどの溶剤による溶融、切削刃や切削工具による切
削、回転切削具による切削などを使用することができ、
外周に切削刃を形成したパイプ型バイブレーション切削
具を使用するときは、パイプから切削屑が吸い込まれて
集塵されるので、清潔な環境で作業を行うことができ
る。硬化原料には、生コンクリート、生モルタル、水を
加えて練った石膏などの無機質系硬化原料、あるいはこ
れらにエマルジョンを加えた硬化原料などを使用するこ
とができ、固化原料には、陶磁器原料の粘土や陶土など
を使用することができる。乾燥して固化した粘土などの
造形物は、脱型後焼成して陶磁器をつくることができ
る。形材は、そのまま使用してもよく、合板、金属板な
どの板材やシートなどと貼り合わせて使用してもよい。
加熱具には、ガスバーナー、ニクロム線、電熱具などの
加熱具を使用することができる。形材に硬化または固化
原料を打設するときは、剥離剤の塗設が好ましい。形材
の使用回数を増加させることができる。押し型を使用す
るときは、押し型を同一方向に押圧するだけでなく、押
圧方向を変えたり、横方向に滑らせたり、押圧深度を変
えることなどにより、同一押し型により各種多様な図柄
や模様をつくったり、切削具などによる彫刻の訂正も可
能である。すなわち押圧面をそっくりそのまま転写する
ことにとどまらず、押し型を利用して任意の図柄や模様
をつくることもできる。
【0014】
【発明の効果】この発明の形材は上記のように構成さ
れ、所望の図柄や模様を意のままに形成でき、しかも,
熱溶融や熱軟化により、発泡した合成樹脂の隙間や破れ
た気泡を塞ぎ、あるいは緻密な層で覆って、模様や図柄
の表面に肌あれがなく滑らかなので、離型良好で繰り返
し使用することができ、この形材を使用してつくった造
形物には形材の面が確実に転写され、発泡した合成樹脂
が造形物に付着しないので付着物を取り除く作業を省略
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 彫刻前の発泡ポリエチレンの断面図。
【図2】 彫刻を施した発泡ポリエチレンの断面図。
【図3】 形材1例の断面図。
【図4】 形材に生コンクリートを打設したところを示
す断面図。
【図5】 形材他例の断面図。
【図6】 形材他例の断面図。
【符号の説明】
1…発泡ポリエチレン 1′、1″、6、8…形材 3…生コンクリート 4、7…押し型 5…押圧面 2、2′…滑らかな面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594003757 ▲高▼津 賢 東京都府中市美好町2丁目27―43 (72)発明者 高津 和夫 東京都府中市美好町2丁目27−43 (72)発明者 高津 教 東京都府中市美好町2丁目27−43 (72)発明者 高津 政幸 東京都府中市美好町2丁目27−43 (72)発明者 高津 みどり 東京都府中市美好町2丁目27−43 (72)発明者 高津 賢 東京都府中市美好町2丁目27−43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡した合成樹脂に彫刻を施し、彫刻し
    た面に加熱具を触れさせることなく加熱して熱溶融およ
    びまたは熱軟化させ、硬化原料が付着しないように表面
    を滑らかにしたことを特徴とする、造形用形材。
  2. 【請求項2】 発泡した合成樹脂に加熱した押し型を当
    てて熱軟化させ、模様や図柄をつくったことを特徴とす
    る、造形用型材。
  3. 【請求項3】 発泡した合成樹脂に彫刻を施し、彫刻し
    た面に加熱した押し型を当てて熱軟化させ、表面を滑ら
    かにしたことを特徴とする、造形用形材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の形材の熱軟化および
    または熱溶融した面に、硬化または固化原料を打設し、
    原料の硬化または固化後脱型してなることを特徴とす
    る、造形物。
JP16167594A 1994-06-10 1994-06-10 形材と造形物 Pending JPH07329036A (ja)

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JP16167594A JPH07329036A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 形材と造形物

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JP16167594A JPH07329036A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 形材と造形物

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JP16167594A Pending JPH07329036A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 形材と造形物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054739A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Kiyoshi Okada 陶磁器製品のレリーフ型の製造方法および当該レリーフ型を用いた陶磁器製品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014054739A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Kiyoshi Okada 陶磁器製品のレリーフ型の製造方法および当該レリーフ型を用いた陶磁器製品の製造方法

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