JPH07329190A - 三次元物体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
三次元物体の製造方法及び製造装置Info
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- JPH07329190A JPH07329190A JP6132070A JP13207094A JPH07329190A JP H07329190 A JPH07329190 A JP H07329190A JP 6132070 A JP6132070 A JP 6132070A JP 13207094 A JP13207094 A JP 13207094A JP H07329190 A JPH07329190 A JP H07329190A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C64/00—Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
- B29C64/10—Processes of additive manufacturing
- B29C64/106—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material
- B29C64/124—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified
- B29C64/129—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified characterised by the energy source therefor, e.g. by global irradiation combined with a mask
- B29C64/135—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified characterised by the energy source therefor, e.g. by global irradiation combined with a mask the energy source being concentrated, e.g. scanning lasers or focused light sources
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- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
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- G05B2219/49—Nc machine tool, till multiple
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】三次元物体の製造時間が短縮されるようにす
る。 【構成】光を照射されることにより硬化する液状光硬化
性樹脂Rを収容した浴槽2と、この浴槽2内にて昇降可
能な成型架台3と、浴槽2の上方に配置されて液状光硬
化性樹脂Rの表面R0 に焦点を合わせて選択的に光Lを
照射可能な光照射装置と、液状光硬化性樹脂Rの表面R
0 を撫でるように水平方向に移動可能な平滑部材として
のドクターブレード4とから三次元物体製造装置1を構
成する。そして、光Lの走査方向を、二次元データの輪
郭線上の任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向
と平行にする。
る。 【構成】光を照射されることにより硬化する液状光硬化
性樹脂Rを収容した浴槽2と、この浴槽2内にて昇降可
能な成型架台3と、浴槽2の上方に配置されて液状光硬
化性樹脂Rの表面R0 に焦点を合わせて選択的に光Lを
照射可能な光照射装置と、液状光硬化性樹脂Rの表面R
0 を撫でるように水平方向に移動可能な平滑部材として
のドクターブレード4とから三次元物体製造装置1を構
成する。そして、光Lの走査方向を、二次元データの輪
郭線上の任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向
と平行にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、三次元CADで設計
された立体モデルの三次元形状データや三次元形状測定
器等で計測された三次元形状データを水平面で多層に分
割して生成される複数の二次元データを順に選択し、そ
の順に選択される各二次元データに基づいて液状光硬化
性樹脂の表面に選択的に光を照射して樹脂薄膜を次々と
積層形成することにより三次元物体を製造する方法及び
装置に関し、特に、前記光の走査方向を適宜選択するこ
とにより、三次元物体の製造時間の短縮化が図られるよ
うにしたものである。
された立体モデルの三次元形状データや三次元形状測定
器等で計測された三次元形状データを水平面で多層に分
割して生成される複数の二次元データを順に選択し、そ
の順に選択される各二次元データに基づいて液状光硬化
性樹脂の表面に選択的に光を照射して樹脂薄膜を次々と
積層形成することにより三次元物体を製造する方法及び
装置に関し、特に、前記光の走査方向を適宜選択するこ
とにより、三次元物体の製造時間の短縮化が図られるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】液状光硬化性樹脂の表面に選択的に光を
照射して形成される薄膜を次々と積層形成することによ
り所望形状の三次元物体を製造する技術自体は公知であ
り、例えば、特開昭61−114818号公報、特開平
4−169221号公報、特開平4−169222号公
報、特開平5−8307号公報、特開平5−38763
号公報等に開示されている。
照射して形成される薄膜を次々と積層形成することによ
り所望形状の三次元物体を製造する技術自体は公知であ
り、例えば、特開昭61−114818号公報、特開平
4−169221号公報、特開平4−169222号公
報、特開平5−8307号公報、特開平5−38763
号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】確かに、上記公報等に
開示される従来の技術であっても、所望形状の三次元物
体を製造することは可能であるが、各薄膜はその厚みが
通常0.1mm〜0.5mmという比較的薄い膜であったため、
ある程度の大きさの物体を製造するためには多数の薄膜
を積層しなければならず、その製造時間が長くなってし
まうという問題点を有していた。
開示される従来の技術であっても、所望形状の三次元物
体を製造することは可能であるが、各薄膜はその厚みが
通常0.1mm〜0.5mmという比較的薄い膜であったため、
ある程度の大きさの物体を製造するためには多数の薄膜
を積層しなければならず、その製造時間が長くなってし
まうという問題点を有していた。
【0004】従って、種々の工夫を凝らして製造時間の
短縮化が図れており、例えば上記特開昭61−1148
18号公報に開示された技術では、液状光硬化性樹脂の
表面に選択的に光を照射して生成される薄膜の上面を新
たに覆う液状光硬化性樹脂を平滑にするのに必要な時間
を短縮することを目的として開発されていて、簡単に説
明すれば、液状光硬化性樹脂を収容する浴槽上にその浴
槽の幅に対応する長さの平滑板を配置し、樹脂供給口よ
り浴槽内に供給される液状光硬化性樹脂を撫でるように
その平滑板を水平に移動させる構造となっている。この
ような構造であれば、粘度の高い(通常、5〜200ポ
イズ程度の)液状光硬化性樹脂であっても、その表面を
比較的短時間の内に平滑にすることができるから、三次
元物体の製造のための全体の所要時間の短縮化を図るこ
とができたのである。
短縮化が図れており、例えば上記特開昭61−1148
18号公報に開示された技術では、液状光硬化性樹脂の
表面に選択的に光を照射して生成される薄膜の上面を新
たに覆う液状光硬化性樹脂を平滑にするのに必要な時間
を短縮することを目的として開発されていて、簡単に説
明すれば、液状光硬化性樹脂を収容する浴槽上にその浴
槽の幅に対応する長さの平滑板を配置し、樹脂供給口よ
り浴槽内に供給される液状光硬化性樹脂を撫でるように
その平滑板を水平に移動させる構造となっている。この
ような構造であれば、粘度の高い(通常、5〜200ポ
イズ程度の)液状光硬化性樹脂であっても、その表面を
比較的短時間の内に平滑にすることができるから、三次
元物体の製造のための全体の所要時間の短縮化を図るこ
とができたのである。
【0005】しかしながら、その所要時間の短縮効果も
十分に満足できるレベルには達しておらず、所要時間を
さらに短縮できる技術の開発が望まれていたのである。
本発明は、このような点に着目してなされたものであっ
て、所要時間のさらなる短縮化が図られる三次元物体の
製造方法及び製造装置を提供することを目的としてい
る。
十分に満足できるレベルには達しておらず、所要時間を
さらに短縮できる技術の開発が望まれていたのである。
本発明は、このような点に着目してなされたものであっ
て、所要時間のさらなる短縮化が図られる三次元物体の
製造方法及び製造装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、二次元データに基づいて液
状光硬化性樹脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形
成する薄膜形成工程と、前記薄膜の上面を前記液状光硬
化性樹脂で薄く覆う薄膜被覆工程と、を繰り返し行うこ
とにより所望形状の三次元物体を製造する方法におい
て、前記二次元データの輪郭線上の任意の2点間の距離
が最大となる最大長さ方向を認識し、その最大長さ方向
と平行に前記光を走査することとした。
に、請求項1に係る発明は、二次元データに基づいて液
状光硬化性樹脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形
成する薄膜形成工程と、前記薄膜の上面を前記液状光硬
化性樹脂で薄く覆う薄膜被覆工程と、を繰り返し行うこ
とにより所望形状の三次元物体を製造する方法におい
て、前記二次元データの輪郭線上の任意の2点間の距離
が最大となる最大長さ方向を認識し、その最大長さ方向
と平行に前記光を走査することとした。
【0007】一方、上記目的を達成するために、請求項
2に係る発明は、二次元データに基づいて液状光硬化性
樹脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形成する光照
射手段と、前記薄膜の上面を前記液状光硬化性樹脂で薄
く覆う薄膜被覆手段と、を備えた三次元物体の製造装置
において、前記二次元データの輪郭線上の任意の2点間
の距離が最大となる最大長さ方向と、前記光の走査方向
とを一致させた。
2に係る発明は、二次元データに基づいて液状光硬化性
樹脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形成する光照
射手段と、前記薄膜の上面を前記液状光硬化性樹脂で薄
く覆う薄膜被覆手段と、を備えた三次元物体の製造装置
において、前記二次元データの輪郭線上の任意の2点間
の距離が最大となる最大長さ方向と、前記光の走査方向
とを一致させた。
【0008】
【作用】請求項1及び請求項2に係る発明にあっては、
照射される光の走査方向が、二次元データの輪郭線上の
任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向と平行で
あるため、最大長さ方向に平行でない走査方向を選択し
た場合に比べて、ひとつの走査線の長さは長くなるとと
もに、走査線の本数は少なくなる。
照射される光の走査方向が、二次元データの輪郭線上の
任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向と平行で
あるため、最大長さ方向に平行でない走査方向を選択し
た場合に比べて、ひとつの走査線の長さは長くなるとと
もに、走査線の本数は少なくなる。
【0009】そして、走査線の本数が少なくなると、ひ
とつの走査線から次の走査線に移行する回数が少なくな
り、光を走査する機構の停止,移動及び駆動の繰り返し
回数が少なくなるから、光走査機構の運動特性による停
止,移動及び駆動に要する時間が短縮される。
とつの走査線から次の走査線に移行する回数が少なくな
り、光を走査する機構の停止,移動及び駆動の繰り返し
回数が少なくなるから、光走査機構の運動特性による停
止,移動及び駆動に要する時間が短縮される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第1実施例における三次元物
体製造装置1の構成を示す図であり、この三次元物体製
造装置1は、光を照射されることにより硬化する液状光
硬化性樹脂Rを収容した浴槽2と、この浴槽2内にて昇
降可能な成型架台3と、浴槽2の上方に配置されて液状
光硬化性樹脂Rの表面R0 に焦点を合わせて光Lを所定
の走査方向に沿って照射可能な光照射手段としての光照
射装置と、液状光硬化性樹脂Rの表面R0 を撫でるよう
に水平方向に移動可能なドクターブレード4と、を備え
て構成されている。
明する。図1は、本発明の第1実施例における三次元物
体製造装置1の構成を示す図であり、この三次元物体製
造装置1は、光を照射されることにより硬化する液状光
硬化性樹脂Rを収容した浴槽2と、この浴槽2内にて昇
降可能な成型架台3と、浴槽2の上方に配置されて液状
光硬化性樹脂Rの表面R0 に焦点を合わせて光Lを所定
の走査方向に沿って照射可能な光照射手段としての光照
射装置と、液状光硬化性樹脂Rの表面R0 を撫でるよう
に水平方向に移動可能なドクターブレード4と、を備え
て構成されている。
【0011】これらのうち、光照射装置には、例えばH
e−Cdレーザ,コリメーションレンズ,シリンドリカ
ルレンズ,ポリゴンミラー,トロイダルレンズ,収束用
レンズ等から構成される公知の光走査装置が適用され
る。そして、光照射装置から照射される光Lの走査方向
(X軸方向)に対して水平面内で直交する方向(Y軸方
向)にも、例えば光照射装置全体を若しくは浴槽2全体
をそのY軸方向に移動させることにより、光Lの照射範
囲を拡げられるようになっている。つまり、光照射装置
から照射される光Lの走査線はX軸方向に平行であり、
その走査線がY軸方向に順次並ぶようになっていて、走
査の際に二次元データに対応して光Lの照射をオン・オ
フすることにより、二次元データに対応した平面領域に
のみ選択的に光を照射できるようになっている。
e−Cdレーザ,コリメーションレンズ,シリンドリカ
ルレンズ,ポリゴンミラー,トロイダルレンズ,収束用
レンズ等から構成される公知の光走査装置が適用され
る。そして、光照射装置から照射される光Lの走査方向
(X軸方向)に対して水平面内で直交する方向(Y軸方
向)にも、例えば光照射装置全体を若しくは浴槽2全体
をそのY軸方向に移動させることにより、光Lの照射範
囲を拡げられるようになっている。つまり、光照射装置
から照射される光Lの走査線はX軸方向に平行であり、
その走査線がY軸方向に順次並ぶようになっていて、走
査の際に二次元データに対応して光Lの照射をオン・オ
フすることにより、二次元データに対応した平面領域に
のみ選択的に光を照射できるようになっている。
【0012】また、成型架台3は、液状光硬化性樹脂R
の表面R0 と平行な上面3aを有していて、図示しない
昇降装置によって、浴槽2内の上下方向の任意の位置に
変位することができるようになっている。そして、ドク
ターブレード4は、浴槽2の一方(図1に直交する方
向)の幅より若干短い幅の平板状部材であり、鋭角に形
成された先端4aが液状光硬化性樹脂Rの表面R0 に僅
かに接触するように垂直につり下げられていて、図示し
ない駆動装置によって、表面R0 に沿って図1左右方向
(ドクターブレード4の厚さ方向)に浴槽2の幅方向の
略全域に渡って移動可能となっている。
の表面R0 と平行な上面3aを有していて、図示しない
昇降装置によって、浴槽2内の上下方向の任意の位置に
変位することができるようになっている。そして、ドク
ターブレード4は、浴槽2の一方(図1に直交する方
向)の幅より若干短い幅の平板状部材であり、鋭角に形
成された先端4aが液状光硬化性樹脂Rの表面R0 に僅
かに接触するように垂直につり下げられていて、図示し
ない駆動装置によって、表面R0 に沿って図1左右方向
(ドクターブレード4の厚さ方向)に浴槽2の幅方向の
略全域に渡って移動可能となっている。
【0013】この三次元物体製造装置1によって所望形
状の三次元物体を製造する際の基本的な動作を、図2
(a)〜(d)を伴って説明する。即ち、図2(a)に
示すように、成型架台3を、その上面3a上に液状光硬
化性樹脂Rの薄い層(0.1mm〜0.5mm程度)が形成され
る初期位置に移動させ、その状態を維持したまま光照射
装置から選択的に光Lを照射して液状光硬化性樹脂Rを
硬化させ、上面3a上に薄膜5aを形成する(薄膜形成
工程)。なお、光照射装置から照射される光Lの走査
は、所望形状の三次元形状データを水平面で多層に分割
して生成される複数の二次元データを最下層側から順に
選択し、その選択されたひとつの二次元データに基づい
て行われる。三次元形状データは、三次元CADによる
デザイン或いは三次元形状測定器等で実際の物体を計測
することにより生成される。
状の三次元物体を製造する際の基本的な動作を、図2
(a)〜(d)を伴って説明する。即ち、図2(a)に
示すように、成型架台3を、その上面3a上に液状光硬
化性樹脂Rの薄い層(0.1mm〜0.5mm程度)が形成され
る初期位置に移動させ、その状態を維持したまま光照射
装置から選択的に光Lを照射して液状光硬化性樹脂Rを
硬化させ、上面3a上に薄膜5aを形成する(薄膜形成
工程)。なお、光照射装置から照射される光Lの走査
は、所望形状の三次元形状データを水平面で多層に分割
して生成される複数の二次元データを最下層側から順に
選択し、その選択されたひとつの二次元データに基づい
て行われる。三次元形状データは、三次元CADによる
デザイン或いは三次元形状測定器等で実際の物体を計測
することにより生成される。
【0014】最下層の薄膜5aが形成されたら、図2
(b)に示すように、成型架台3を所定距離下降させ
る。この成型架台3の下降距離は、次々と形成される薄
膜の厚さ分(0.1mm〜0.5mm程度)に相当する。成型架
台3を下降させた直後は、液状光硬化性樹脂の表面張力
が大きく、しかも成型架台3の下降距離が極く僅かであ
るため、図2(b)に示されるように、薄膜5aの表面
上には周囲の液状光硬化性樹脂は入り込んではこない。
(b)に示すように、成型架台3を所定距離下降させ
る。この成型架台3の下降距離は、次々と形成される薄
膜の厚さ分(0.1mm〜0.5mm程度)に相当する。成型架
台3を下降させた直後は、液状光硬化性樹脂の表面張力
が大きく、しかも成型架台3の下降距離が極く僅かであ
るため、図2(b)に示されるように、薄膜5aの表面
上には周囲の液状光硬化性樹脂は入り込んではこない。
【0015】そこで、本実施例では、成型架台3を所定
距離下降させた後に、ドクターブレード4を表面R0 を
撫でるように所定速度で移動させる(薄膜被覆工程)。
すると、図2(c)に示すように、ドクターブレード4
の先端4aに引きずられるように液状光硬化性樹脂Rが
移動するから、薄膜5a上にも液状光硬化性樹脂Rが入
り込むようになり、薄膜5a上は薄い液状光硬化性樹脂
Rの層で覆われるし、表面R0 の細かい凹凸もドクター
ブレード4によって均され、そのドクターブレード4の
移動が完了した時点で表面R0 は略平滑化される。つま
り、成型架台3を下降させた直後にドクターブレード4
を移動させることにより、液状光硬化性樹脂Rの表面R
0 が平滑化されるまでの時間が大幅に短縮される。
距離下降させた後に、ドクターブレード4を表面R0 を
撫でるように所定速度で移動させる(薄膜被覆工程)。
すると、図2(c)に示すように、ドクターブレード4
の先端4aに引きずられるように液状光硬化性樹脂Rが
移動するから、薄膜5a上にも液状光硬化性樹脂Rが入
り込むようになり、薄膜5a上は薄い液状光硬化性樹脂
Rの層で覆われるし、表面R0 の細かい凹凸もドクター
ブレード4によって均され、そのドクターブレード4の
移動が完了した時点で表面R0 は略平滑化される。つま
り、成型架台3を下降させた直後にドクターブレード4
を移動させることにより、液状光硬化性樹脂Rの表面R
0 が平滑化されるまでの時間が大幅に短縮される。
【0016】表面R0 が平滑化されたら、図2(d)に
示すように、再び光照射装置から選択的に光Lを照射し
て液状光硬化性樹脂Rを硬化させ、薄膜5a上に次段の
薄膜5bを形成する(薄膜形成工程)。この時、光照射
装置から照射される光Lの走査は、最下層の薄膜5aを
形成する際に選択されたひとつの二次元データの上側の
二次元データに基づいて行われる。
示すように、再び光照射装置から選択的に光Lを照射し
て液状光硬化性樹脂Rを硬化させ、薄膜5a上に次段の
薄膜5bを形成する(薄膜形成工程)。この時、光照射
装置から照射される光Lの走査は、最下層の薄膜5aを
形成する際に選択されたひとつの二次元データの上側の
二次元データに基づいて行われる。
【0017】薄膜5bが形成されたら、図2(b)と同
様に再び成型架台3を所定距離下降させ、次いで図2
(c)と同様にドクターブレード4を移動させ、図2
(d)と同様に光Lを選択的に照射し、さらに再び図2
(b)と同様に成型架台3を所定距離下降させ…、とい
う具合に、図2(b)〜(d)に示す動作を繰り返し実
行する。
様に再び成型架台3を所定距離下降させ、次いで図2
(c)と同様にドクターブレード4を移動させ、図2
(d)と同様に光Lを選択的に照射し、さらに再び図2
(b)と同様に成型架台3を所定距離下降させ…、とい
う具合に、図2(b)〜(d)に示す動作を繰り返し実
行する。
【0018】すると、成型架台3の上面3a上には、次
々の薄膜5a,5b…が積層されていくから、上述した
三次元形状データを水平面で多層に分割して生成された
二次元データの全てについて上記繰り返し動作を行った
時点で、所望形状の三次元物体の成型が完了する。次
に、薄膜5a,5b…を形成する際における具体的な光
Lの走査について説明する。
々の薄膜5a,5b…が積層されていくから、上述した
三次元形状データを水平面で多層に分割して生成された
二次元データの全てについて上記繰り返し動作を行った
時点で、所望形状の三次元物体の成型が完了する。次
に、薄膜5a,5b…を形成する際における具体的な光
Lの走査について説明する。
【0019】即ち、光照射装置が光Lを照射する際に参
照する二次元データの輪郭線Cと、X軸(光照射装置の
走査方向)及びY軸(X軸に直交する方向)との関係
が、図3に示すようなものであったとする。ちなみに、
従来の装置であれば、輪郭線Cの形状に関係なく、図3
に複数の平行な実線で表すようにX軸と平行に光Lを走
査していたが、これでは上述したように走査線の本数が
多くなり、製造時間が長くなる。
照する二次元データの輪郭線Cと、X軸(光照射装置の
走査方向)及びY軸(X軸に直交する方向)との関係
が、図3に示すようなものであったとする。ちなみに、
従来の装置であれば、輪郭線Cの形状に関係なく、図3
に複数の平行な実線で表すようにX軸と平行に光Lを走
査していたが、これでは上述したように走査線の本数が
多くなり、製造時間が長くなる。
【0020】これに対し、本実施例では、輪郭線C上の
任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向を認識
し、その最大長さ方向がX軸と平行になるように二次元
データの座標変換を行うことにより、最大長さ方向と走
査方向とを一致させて、走査線の本数を少なくなるよう
にしている。最大長さ方向を認識する方法としては、種
々の方法が考えられるが、最も簡単な方法は、図4に示
すように、輪郭線Cで囲まれた領域の重心G(xG ,y
G )を求め、その重心Gから輪郭線C上の各点(xn ,
yn )までの距離Ln (={(xG −xN )2 +(yG
−yn )2 }1/2 )を演算し、それら各距離Ln の最大
値Lmax を検索する。そして、重心Gと、その最大値L
max を採る点(xmax,ymax )とを結ぶ直線Mの方向
を、最大長さ方向とする。添字nは、各点に適宜付され
た番号であって、n=0,1,2,…,Nである。
任意の2点間の距離が最大となる最大長さ方向を認識
し、その最大長さ方向がX軸と平行になるように二次元
データの座標変換を行うことにより、最大長さ方向と走
査方向とを一致させて、走査線の本数を少なくなるよう
にしている。最大長さ方向を認識する方法としては、種
々の方法が考えられるが、最も簡単な方法は、図4に示
すように、輪郭線Cで囲まれた領域の重心G(xG ,y
G )を求め、その重心Gから輪郭線C上の各点(xn ,
yn )までの距離Ln (={(xG −xN )2 +(yG
−yn )2 }1/2 )を演算し、それら各距離Ln の最大
値Lmax を検索する。そして、重心Gと、その最大値L
max を採る点(xmax,ymax )とを結ぶ直線Mの方向
を、最大長さ方向とする。添字nは、各点に適宜付され
た番号であって、n=0,1,2,…,Nである。
【0021】なお、輪郭線Cで囲まれた領域の重心G
(xG ,yG )を求める方法としては、例えば輪郭線C
上の各点(xn ,yn )に基づいて、
(xG ,yG )を求める方法としては、例えば輪郭線C
上の各点(xn ,yn )に基づいて、
【0022】
【数1】
【0023】という演算式を用いて求める方法が考えら
れる。また、重心G(xG ,yG )を求めるその他の方
法としては、例えば輪郭線Cで囲まれた領域を三角形に
分割し、各三角形の面積をA1 〜AN とし、さらにそれ
ら各三角形の3頂点のX−Y座標系における座標
(x1 ,y1 :x2 ,y2 :x3 ,y3 )を求める。そ
して、それら各座標点に基づいて、
れる。また、重心G(xG ,yG )を求めるその他の方
法としては、例えば輪郭線Cで囲まれた領域を三角形に
分割し、各三角形の面積をA1 〜AN とし、さらにそれ
ら各三角形の3頂点のX−Y座標系における座標
(x1 ,y1 :x2 ,y2 :x3 ,y3 )を求める。そ
して、それら各座標点に基づいて、
【0024】
【数2】
【0025】として重心Gを求める方法も考えられる。
最大長さ方向に伸びる直線Mが求められたら、その直線
Mと平行のX' 軸と、そのX' 軸に直交するY' 軸を想
定し、そのX' 軸とX軸とが一致し、Y' 軸とY軸とが
一致するような座標変換を二次元データについて行う。
なお、かかる座標変換は、X' 軸とX軸とのなす角度に
応じた回転と、その回転の後のX−Y座標の原点とX'
−Y' 座標の原点との間のオフセット量に応じた平行移
動とで成り立つ。ただし、二次元データに対する座標変
換は、三次元形状データを水平面で多層に分割して生成
される複数の二次元データの全てに対して、同じ内容で
あることが必要である。最大長さ方向が各二次元データ
毎に異なる場合については後述する。
最大長さ方向に伸びる直線Mが求められたら、その直線
Mと平行のX' 軸と、そのX' 軸に直交するY' 軸を想
定し、そのX' 軸とX軸とが一致し、Y' 軸とY軸とが
一致するような座標変換を二次元データについて行う。
なお、かかる座標変換は、X' 軸とX軸とのなす角度に
応じた回転と、その回転の後のX−Y座標の原点とX'
−Y' 座標の原点との間のオフセット量に応じた平行移
動とで成り立つ。ただし、二次元データに対する座標変
換は、三次元形状データを水平面で多層に分割して生成
される複数の二次元データの全てに対して、同じ内容で
あることが必要である。最大長さ方向が各二次元データ
毎に異なる場合については後述する。
【0026】このような座標変換を行うと、二次元デー
タは、形状はそのままであるが、X−Y座標内における
傾き及び位置が変換され、図5に示すように最大長さ方
向がX軸と平行になる。そして、その変換された後の二
次元データに基づいて光Lを照射すると、その走査方向
が最大長さ方向に一致することから、図5に複数の平行
な実線で表すように、各走査線の長さは図3の場合に比
べて長くなるが、走査線の本数は図3の場合に比べて少
なくなる。
タは、形状はそのままであるが、X−Y座標内における
傾き及び位置が変換され、図5に示すように最大長さ方
向がX軸と平行になる。そして、その変換された後の二
次元データに基づいて光Lを照射すると、その走査方向
が最大長さ方向に一致することから、図5に複数の平行
な実線で表すように、各走査線の長さは図3の場合に比
べて長くなるが、走査線の本数は図3の場合に比べて少
なくなる。
【0027】従って、走査に要するトータルの時間自体
は特に短縮される訳ではないが、走査線の本数が少なく
なれば、Y軸方向に光Lの照射範囲を切り換える動作が
少なくなるから、例えば光照射装置或いは浴槽2の停
止,移動及び駆動の繰り返し回数が少なくなり、その運
動特性による停止,移動及び駆動に要する時間が短縮さ
れ、三次元物体の製造時間を大幅に短縮でき、生産効率
を向上することができるのである。
は特に短縮される訳ではないが、走査線の本数が少なく
なれば、Y軸方向に光Lの照射範囲を切り換える動作が
少なくなるから、例えば光照射装置或いは浴槽2の停
止,移動及び駆動の繰り返し回数が少なくなり、その運
動特性による停止,移動及び駆動に要する時間が短縮さ
れ、三次元物体の製造時間を大幅に短縮でき、生産効率
を向上することができるのである。
【0028】なお、三次元物体の形状によっては、各層
の二次元データ毎に最大長さ方向が異なる場合がある
が、そのような場合には、例えば輪郭線内の面積が最も
大きい二次元データの最大長さ方向を走査方向とする
か、或いは各層毎の二次元データ毎に最大長さ方向を求
めそれらの平均を最大長さ方向とすることなどが考えら
れるが、いずれにしても、三次元物体を完成するのに必
要な走査線の本数は従来の場合に比べて少なくなるか
ら、三次元物体の製造時間を短縮できるという利点は十
分に得られる。
の二次元データ毎に最大長さ方向が異なる場合がある
が、そのような場合には、例えば輪郭線内の面積が最も
大きい二次元データの最大長さ方向を走査方向とする
か、或いは各層毎の二次元データ毎に最大長さ方向を求
めそれらの平均を最大長さ方向とすることなどが考えら
れるが、いずれにしても、三次元物体を完成するのに必
要な走査線の本数は従来の場合に比べて少なくなるか
ら、三次元物体の製造時間を短縮できるという利点は十
分に得られる。
【0029】また、上記実施例では、二次元データを適
宜座標変換することにより最大長さ方向と走査方向とを
一致させるようにしているため、光Lを走査させる構造
を特に複雑にする必要がないという利点がある。つま
り、簡易な演算処理を二次元データに施すだけで済むか
ら、大幅なコストアップ等を招くことがない。図6は本
発明の第2実施例における三次元物体製造装置1の構成
を示す図である。なお、上記第1実施例と同等の部材及
び部位には、同じ符号を付し、その重複する説明は省略
する。
宜座標変換することにより最大長さ方向と走査方向とを
一致させるようにしているため、光Lを走査させる構造
を特に複雑にする必要がないという利点がある。つま
り、簡易な演算処理を二次元データに施すだけで済むか
ら、大幅なコストアップ等を招くことがない。図6は本
発明の第2実施例における三次元物体製造装置1の構成
を示す図である。なお、上記第1実施例と同等の部材及
び部位には、同じ符号を付し、その重複する説明は省略
する。
【0030】即ち、本実施例は、新たな液状光硬化性樹
脂Rを補充する構成を設けた点が上記第1実施例とは異
なる特徴部分であり、具体的には、ドクターブレード4
の進退方向の前後両側に下端側が開口可能な容器10
A,10Bを取り付けるとともに、その容器10A,1
0Bに液状光硬化性樹脂Rを供給可能なノズル11を浴
槽2上に臨ませ、さらに、浴槽2の上端部周囲にその浴
槽2からオーバーフローした液状光硬化性樹脂Rを回収
するトレイ12を設けている。
脂Rを補充する構成を設けた点が上記第1実施例とは異
なる特徴部分であり、具体的には、ドクターブレード4
の進退方向の前後両側に下端側が開口可能な容器10
A,10Bを取り付けるとともに、その容器10A,1
0Bに液状光硬化性樹脂Rを供給可能なノズル11を浴
槽2上に臨ませ、さらに、浴槽2の上端部周囲にその浴
槽2からオーバーフローした液状光硬化性樹脂Rを回収
するトレイ12を設けている。
【0031】この三次元物体製造装置1の使用方法は、
基本的には上記第1実施例と同様であるが、浴槽2内の
縁部分まで液状光硬化性樹脂Rで満たす、つまり液状光
硬化性樹脂Rの表面R0 の高さを浴槽2の上端部に一致
させた状態で三次元物体の製造を行うようになってい
る。そして、ドクターブレード4を移動させる際には、
そのドクターブレード4に先行して水平に移動する容器
10A又は10B(つまり、ドクターブレード4が図4
右方から左方に移動する場合には容器10A、逆に移動
する場合には容器10B)の下端側を図7に破線で示す
ように開口させ、ノズル11から容器10A,10B内
に供給されていた液状光硬化性樹脂Rを、容器10A又
は10Bの下端側開口部から浴槽2に徐々に補充するよ
うになっている。
基本的には上記第1実施例と同様であるが、浴槽2内の
縁部分まで液状光硬化性樹脂Rで満たす、つまり液状光
硬化性樹脂Rの表面R0 の高さを浴槽2の上端部に一致
させた状態で三次元物体の製造を行うようになってい
る。そして、ドクターブレード4を移動させる際には、
そのドクターブレード4に先行して水平に移動する容器
10A又は10B(つまり、ドクターブレード4が図4
右方から左方に移動する場合には容器10A、逆に移動
する場合には容器10B)の下端側を図7に破線で示す
ように開口させ、ノズル11から容器10A,10B内
に供給されていた液状光硬化性樹脂Rを、容器10A又
は10Bの下端側開口部から浴槽2に徐々に補充するよ
うになっている。
【0032】このような構成であると、ドクターブレー
ド4が浴槽2内の液状光硬化性樹脂Rの表面R0 に沿っ
て移動する際に、それに先行して移動する移動中の容器
10A又は10Bから浴槽2内に徐々に新たな液状光硬
化性樹脂Rが補充され、その補充された液状光硬化性樹
脂Rが直ぐ後に続いて移動するドクターブレード4によ
って均され、余剰の液状光硬化性樹脂Rは浴槽2からオ
ーバーフローしてトレイ12に回収されるから、表面R
0 を確実に平滑にすることができる。なお、トレイ12
に回収された液状光硬化性樹脂Rは再利用されるから、
無駄になることもない。
ド4が浴槽2内の液状光硬化性樹脂Rの表面R0 に沿っ
て移動する際に、それに先行して移動する移動中の容器
10A又は10Bから浴槽2内に徐々に新たな液状光硬
化性樹脂Rが補充され、その補充された液状光硬化性樹
脂Rが直ぐ後に続いて移動するドクターブレード4によ
って均され、余剰の液状光硬化性樹脂Rは浴槽2からオ
ーバーフローしてトレイ12に回収されるから、表面R
0 を確実に平滑にすることができる。なお、トレイ12
に回収された液状光硬化性樹脂Rは再利用されるから、
無駄になることもない。
【0033】仮に、浴槽2内を液状光硬化性樹脂Rで満
たすことなく、しかもノズル11等から浴槽2内の特定
位置に集中的に液状光硬化性樹脂Rを補充するような構
成とすると、移動開始時のドクターブレード4の長手方
向端部から横方向に漏れた液状光硬化性樹脂Rが浴槽2
の縁部分に溜まって液状光硬化性樹脂Rの厚い層を形成
し、ドクターブレード4が通過した後にその厚い層が浴
槽2内側に崩れてきてしまうから、その後に形成される
薄膜の周縁部分が肉厚になってしまう可能性が高いが、
本実施例の構成であればそのようなことは生じないか
ら、表面R0 を高い精度で平滑にすることができるので
ある。
たすことなく、しかもノズル11等から浴槽2内の特定
位置に集中的に液状光硬化性樹脂Rを補充するような構
成とすると、移動開始時のドクターブレード4の長手方
向端部から横方向に漏れた液状光硬化性樹脂Rが浴槽2
の縁部分に溜まって液状光硬化性樹脂Rの厚い層を形成
し、ドクターブレード4が通過した後にその厚い層が浴
槽2内側に崩れてきてしまうから、その後に形成される
薄膜の周縁部分が肉厚になってしまう可能性が高いが、
本実施例の構成であればそのようなことは生じないか
ら、表面R0 を高い精度で平滑にすることができるので
ある。
【0034】また、表面R0 の高さが常に浴槽2上端に
一致するようになるから、薄膜を形成する際に光照射装
置から照射される光の焦点補正を行う必要もない。しか
も、ドクターブレード4の両側に容器10A,10Bを
設けているから、ドクターブレード4の移動方向に関わ
りなく、そのドクターブレード4の前側に液状光硬化性
樹脂Rを補充することができる。従って、ドクターブレ
ード4を所定位置に戻すだけという無駄な動作を行う必
要がない。
一致するようになるから、薄膜を形成する際に光照射装
置から照射される光の焦点補正を行う必要もない。しか
も、ドクターブレード4の両側に容器10A,10Bを
設けているから、ドクターブレード4の移動方向に関わ
りなく、そのドクターブレード4の前側に液状光硬化性
樹脂Rを補充することができる。従って、ドクターブレ
ード4を所定位置に戻すだけという無駄な動作を行う必
要がない。
【0035】そして、本実施例にあっても、光照射装置
による光Lの走査方向を、上記第1実施例と同様の方法
により二次元データの最大長さ方向に一致させている。
従って、その他の作用効果は、上記第1実施例と同様で
ある。なお、上記第1実施例では成型架台3を下降させ
ながら薄膜5a,5b…を次々と積層し、上記第2実施
例では成型架台3を下降させつつ液状光硬化性樹脂Rを
補充して薄膜を次々と積層しているが、本発明を適用可
能な三次元物体製造装置1の形式は、これらに限定され
るものではなく、例えば特開昭61−114818号公
報に開示される形式、つまり昇降可能な成型架台3を設
けることなく、浴槽2の底面に最下層の薄膜を形成し、
次いで所定量の液状光硬化性樹脂Rを補充し、その表面
R0 に沿ってドクターブレード4を移動させて平滑化を
図り、そして光を照射して次段の薄膜を形成し、再び所
定量の液状光硬化性樹脂Rを補充し…、という具合にし
て浴槽2の底面上に次々と薄膜を積層して三次元物体を
製造する形式の装置であってもよい。
による光Lの走査方向を、上記第1実施例と同様の方法
により二次元データの最大長さ方向に一致させている。
従って、その他の作用効果は、上記第1実施例と同様で
ある。なお、上記第1実施例では成型架台3を下降させ
ながら薄膜5a,5b…を次々と積層し、上記第2実施
例では成型架台3を下降させつつ液状光硬化性樹脂Rを
補充して薄膜を次々と積層しているが、本発明を適用可
能な三次元物体製造装置1の形式は、これらに限定され
るものではなく、例えば特開昭61−114818号公
報に開示される形式、つまり昇降可能な成型架台3を設
けることなく、浴槽2の底面に最下層の薄膜を形成し、
次いで所定量の液状光硬化性樹脂Rを補充し、その表面
R0 に沿ってドクターブレード4を移動させて平滑化を
図り、そして光を照射して次段の薄膜を形成し、再び所
定量の液状光硬化性樹脂Rを補充し…、という具合にし
て浴槽2の底面上に次々と薄膜を積層して三次元物体を
製造する形式の装置であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項2に係る発明によれば、二次元データの最大長さ方向
と平行に光を走査するようにしたため、走査線の本数が
少なくなるから、三次元物体の製造時間を大幅に短縮で
き、生産効率を向上することができるという効果が得ら
れる。
項2に係る発明によれば、二次元データの最大長さ方向
と平行に光を走査するようにしたため、走査線の本数が
少なくなるから、三次元物体の製造時間を大幅に短縮で
き、生産効率を向上することができるという効果が得ら
れる。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の動作を説明する説明図である。
【図3】座標変換前の二次元データの説明図である。
【図4】二次元データの座標変換の方法を説明する説明
図である。
図である。
【図5】座標変換後の二次元データの説明図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図7】第2実施例の要部を拡大した図である。
1 三次元物体製造装置 2 浴槽 3 成型架台 4 ドクターブレード 5a,5b 薄膜 10A,10B 容器 R 液状光硬化性樹脂 R0 液状光硬化性樹脂表面 L 光
Claims (2)
- 【請求項1】 二次元データに基づいて液状光硬化性樹
脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形成する薄膜形
成工程と、前記薄膜の上面を前記液状光硬化性樹脂で薄
く覆う薄膜被覆工程と、を繰り返し行うことにより所望
形状の三次元物体を製造する方法において、前記二次元
データの輪郭線上の任意の2点間の距離が最大となる最
大長さ方向を認識し、その最大長さ方向と平行に前記光
を走査することを特徴とする三次元物体の製造方法。 - 【請求項2】 二次元データに基づいて液状光硬化性樹
脂の表面に選択的に光を照射して薄膜を形成する光照射
手段と、前記薄膜の上面を前記液状光硬化性樹脂で薄く
覆う薄膜被覆手段と、を備えた三次元物体の製造装置に
おいて、前記二次元データの輪郭線上の任意の2点間の
距離が最大となる最大長さ方向と、前記光の走査方向と
を一致させたことを特徴とする三次元物体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6132070A JPH07329190A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 三次元物体の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6132070A JPH07329190A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 三次元物体の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329190A true JPH07329190A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15072816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6132070A Withdrawn JPH07329190A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 三次元物体の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329190A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100544943C (zh) | 2007-01-19 | 2009-09-30 | 中国科学院广州电子技术研究所 | 光固化快速成型的树脂液面控制及树脂涂覆的方法和装置 |
| CN103144305A (zh) * | 2013-02-27 | 2013-06-12 | 深圳诚一信科技有限公司 | 一种3d激光快速成型系统及方法 |
| CN104325643A (zh) * | 2014-10-18 | 2015-02-04 | 东莞市瑞迪三维电子科技有限公司 | 一种制作3d产品的方法及其装置 |
| CN104589648A (zh) * | 2015-01-07 | 2015-05-06 | 林云帆 | 一种三维物体扫描打印方法及装置 |
| JP2016097657A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | キヤノン株式会社 | 画像情報処理装置、画像情報処理方法およびプログラム、並びに撮像装置 |
| EP3119587B1 (en) | 2014-03-18 | 2018-03-14 | Renishaw plc | Selective solidification apparatus and methods |
| JP2020522414A (ja) * | 2017-07-27 | 2020-07-30 | チューハイ セイルナー スリーディー テクノロジー カンパニー リミテッドZhuhai Sailner 3D Technology Co., Ltd. | 3dプリンティング方法およびデバイス |
| WO2021004101A1 (zh) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | 珠海赛纳三维科技有限公司 | 三维打印方法、系统及存储介质 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6132070A patent/JPH07329190A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100544943C (zh) | 2007-01-19 | 2009-09-30 | 中国科学院广州电子技术研究所 | 光固化快速成型的树脂液面控制及树脂涂覆的方法和装置 |
| CN103144305A (zh) * | 2013-02-27 | 2013-06-12 | 深圳诚一信科技有限公司 | 一种3d激光快速成型系统及方法 |
| EP3119587B1 (en) | 2014-03-18 | 2018-03-14 | Renishaw plc | Selective solidification apparatus and methods |
| EP3323533B1 (en) | 2014-03-18 | 2021-05-12 | Renishaw PLC | Selective solidification apparatus and methods |
| CN104325643A (zh) * | 2014-10-18 | 2015-02-04 | 东莞市瑞迪三维电子科技有限公司 | 一种制作3d产品的方法及其装置 |
| CN104325643B (zh) * | 2014-10-18 | 2018-03-27 | 东莞市瑞迪三维电子科技有限公司 | 一种制作3d产品的方法及其装置 |
| JP2016097657A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | キヤノン株式会社 | 画像情報処理装置、画像情報処理方法およびプログラム、並びに撮像装置 |
| CN104589648A (zh) * | 2015-01-07 | 2015-05-06 | 林云帆 | 一种三维物体扫描打印方法及装置 |
| JP2020522414A (ja) * | 2017-07-27 | 2020-07-30 | チューハイ セイルナー スリーディー テクノロジー カンパニー リミテッドZhuhai Sailner 3D Technology Co., Ltd. | 3dプリンティング方法およびデバイス |
| US11931965B2 (en) | 2017-07-27 | 2024-03-19 | Zhuhai Sailner 3D Technology Co., Ltd. | 3D printing method and device |
| WO2021004101A1 (zh) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | 珠海赛纳三维科技有限公司 | 三维打印方法、系统及存储介质 |
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