JPH0732968U - 放射線検出器 - Google Patents
放射線検出器Info
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- JPH0732968U JPH0732968U JP6399293U JP6399293U JPH0732968U JP H0732968 U JPH0732968 U JP H0732968U JP 6399293 U JP6399293 U JP 6399293U JP 6399293 U JP6399293 U JP 6399293U JP H0732968 U JPH0732968 U JP H0732968U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で特性X線の隣接する検出領域へ
のエスケープを防止し、より精度の高い入射放射線の濃
度分布の測定が可能な放射線検出器を提供する。 【構成】 放射線5が化合物半導体基板4に入射する
と、検出領域4n で誘導電荷qが発生すると共に特性X
線6を発生させ、発生した特性X線6は隣接する検出領
域4n-1 へ向かう。このとき、ダミー電極・・3n-1,3
n ・・が特性X線の平均自由行程程度の幅を持って形成
されているため、特性X線6は隣接する検出領域4n-1
へ到達することなく干渉領域4’n-1 で誘導電荷q’を
発生させる。発生した誘導電荷はダミー電極3n-1 に引
き寄せられるため、隣接する検出領域4n 等で発生した
特性X線6による検出誤差がほとんどなくなり入射放射
線の濃度分布の正確な測定が可能となる。
のエスケープを防止し、より精度の高い入射放射線の濃
度分布の測定が可能な放射線検出器を提供する。 【構成】 放射線5が化合物半導体基板4に入射する
と、検出領域4n で誘導電荷qが発生すると共に特性X
線6を発生させ、発生した特性X線6は隣接する検出領
域4n-1 へ向かう。このとき、ダミー電極・・3n-1,3
n ・・が特性X線の平均自由行程程度の幅を持って形成
されているため、特性X線6は隣接する検出領域4n-1
へ到達することなく干渉領域4’n-1 で誘導電荷q’を
発生させる。発生した誘導電荷はダミー電極3n-1 に引
き寄せられるため、隣接する検出領域4n 等で発生した
特性X線6による検出誤差がほとんどなくなり入射放射
線の濃度分布の正確な測定が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、医療用放射線受像装置、被破壊検査用放射線検査装置等に用いられ る放射線検出器に関する。
【0002】
一般に、放射線検出器は、図5に示されるように、例えばCdTe結晶、Ga As結晶等の化合物半導体基板51の両面側に電極52、53を備えており、そ の電極52、53間に所定レベルの電圧を印加するよう構成されている。そして 、放射線γの入射により発生した誘導電荷qによって生じる電流やパルスを検出 することで放射線の入射量を検知することができる。そして、従来においては被 検体の一次元または二次元撮影等を行うべく、図6に示すように化合物半導体基 板64の一方の面に多数の信号取出電極・・62n-1,62n,62n+1 ・・を形成 することで多数の検出チャンネルをアレイ化した構成が採用されている。
【0003】
しかしながら、このように多数の検出チャンネルをアレイ化した構成では、例 えば、入射放射線65により検出領域64n で発生した特性X線66が隣接する 検出領域64n-1 へエスケープすることで、この隣接する検出領域64n-1 に誘 導電荷qを発生させるため、隣接する検出領域からエスケープした特性X線によ る入射放射線の検出誤差が発生して空間分解能を低下させるという問題があった 。
【0004】 そこで、本考案はこれらの問題点を解決するため、簡単な構成で特性X線の隣 接する検出領域へのエスケープを防止し、より精度の高い入射放射線の濃度分布 の測定が可能な放射線検出器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 化合物半導体基板の両面に電極を形成し、両電極間に所定電圧を印加すること により入射放射線を検出する放射線検出器において、 前記化合物半導体基板の一方の面に信号取出電極と特性X線の平均自由行程程 度の幅を持ったダミー電極とを交互に複数個形成したことを特徴とする。
【0006】
本考案の作用を図2に基づいて説明する。 放射線5が化合物半導体基板4に入射すると、検出領域4n で誘導電荷qが発 生すると共に特性X線6を発生させ、発生した特性X線6は隣接する検出領域4 n-1 へ向かう。このとき、ダミー電極・・3n-1,3n ・・が特性X線の平均自由 行程程度の幅を持って形成されているため、特性X線6は隣接する検出領域4n- 1 へ到達することなく干渉領域4’n-1 で誘導電荷q’を発生させる。発生した 誘導電荷はダミー電極3n-1 に引き寄せられるため、隣接する検出領域4n 等で 発生した特性X線6による検出誤差がほとんどなくなり入射放射線の濃度分布の 正確な測定が可能となる。
【0007】
本考案の実施例を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0008】 図1は、本考案を1次元アレイ状の放射線検出器に応用した場合を示す一例で あり、図1aはその正面図、また図1bは信号取出電極側から見た平面図である 。同図において、1はバイアス電極で化合物半導体基板4の放射線の入射面側に その面全体を覆うように形成されている。2は信号取出電極で、前記バイアス電 極1と対向する面に多数形成されており、それぞれの電極で入射放射線5により 発生した誘導電荷を検出する。3は前記多数形成された信号取出電極2と交互に 配置して形成されたダミー電極で、それぞれ特性X線の平均自由行程程度の幅を 持って形成されており、化合物半導体基板4で発生した特性X線により生じる誘 導電荷を吸収する。なお、上述したバイアス電極1と信号取出電極2との間には バイアス電極1が陰極となるよう所定の電圧が印加されており、またダミー電極 3は共通のダミー電位供給用電極6に接続され、発生した誘導電荷を有効に吸収 できるよう所定の電位に保持されている。
【0009】 図2は1次元アレイ状の放射線検出器の正面図を示す図1aの詳細図である。 同図において、化合物半導体基板4はそれぞれ信号取出電極・・2n-1,2n,2n+ 1 ・・の位置に応じた放射線の検出領域・・4n-1,4n,4n+1 ・・、及びダミー 電極・・3n-1,3n,3n+1 ・・の位置に応じた干渉領域・・4’n-1,4’n,4’ n+1 ・・の領域に区分される。そして、化合物半導体基板4に入射した放射線5 は、例えば検出領域4n で誘導電荷qを発生させると共に特性X線6を発生させ 、発生した特性X線6は隣接する検出領域4n-1 へ向かう。このとき、ダミー電 極・・3n-1,3n,3n+1 ・・は特性X線の平均自由行程程度の幅を持って形成さ れているため、検出領域4n で発生した特性X線6は隣接する検出領域4n-1 に 到達することなく干渉領域4’n-1 で誘導電荷q’を発生させる。発生した誘導 電荷はダミー電極3n-1 に引き寄せられ吸収されるため、隣接する検出領域4n 等で発生した特性X線による誘導電荷の発生を防止でき検出誤差のほとんどない 正確な入射放射線の濃度分布の測定が可能となる。
【0010】 ここで、化合物半導体基板4にCdTe結晶を用いた場合では約30keV、 GaAs結晶を用いた場合では約10keV以上のX線が入射した時にそれぞれ 約30keV、約10keVの特性X線が発生し、その平均自由行程はCdTe で約80μm、GaAsで約50μmである。従って、ダミー電極3の電極幅は 化合物半導体基板4に用いる材料等に応じて定まる特性X線の平均自由行程に基 づき適宜定めればよい。
【0011】 なお、上述したように、入射放射線5の入射側にバイアス電極1を、その対向 側に信号取出電極2及びダミー電極3を設けることで、信号取出電極2からバイ アス電極1に向かう電界は矢印7のようになる。このとき、誘導電荷のほとんど が入射放射線5の入射側であるバイアス電極1の近傍付近で発生するため、入射 放射線5の入射側に信号取出電極2及びダミー電極3を設ける場合に比べて検出 領域4nと干渉領域3n-1 入射放射線5の入射側であるバイアス電極1の近傍で 発生した誘導電荷をより確実に検知することが可能となる。
【0012】 図3は、図1、図2で示した1次元アレイ状の放射線検出器を実際に使用する 場合の模式図を示している。放射線検出器は配線基板7にバンプや接着剤等を用 いて接続され、複数の信号取出電極2から得られる検出信号は、アンプアレイ7 aで増幅されると共に、コンパレータアレイ7bでパルス化されカウンターアレ イ7cにて計数される。この時、それぞれのダミー電極3はダミー電位供給用電 極6を介して、0電位、または、アンプアレイ7aの入力ゲートと等電位、また は、その他の適当な電位に固定される。
【0013】 図4は本考案を2次元のアレイ状放射線検出器に応用した場合の一例を示す変 形実施例で、信号取出電極42の方向から見た平面図である。同図に示されるよ うに平面状の化合物半導体基板44に略正方形の信号取出電極42が所定間隔で 2次元状に形成されており、ダミー電極43はダミー電位供給用電極46を共通 電極として信号取出電極42を囲むように格子状に形成されている。これにより 、信号取出電極42のそれぞれに対応する化合物半導体基板4の検出領域で発生 した特性X線は、上述した一次元アレイ状に形成された放射線検出器の場合と同 様に、それぞれのダミー電極3に対応する干渉領域で誘導電荷を発生させ、発生 した誘導電荷はそれぞれのダミー電極3に吸収される。
【0014】
本考案によれば、化合物半導体基板の一方の面に多数形成した信号取出電極間 に特性X線の平均自由行程程度の幅を持ったダミー電極を交互に形成する構成を 採用したため、隣接した電極部分で生じた特性X線のエスケープを防止できると 共に、エスケープした特性X線によって生じた誘導電荷をこのダミー電極によっ て吸収できる。このため、特性X線に入射放射線の検出誤差を大幅に削減でき、 より簡単な構成で高精度な入射放射線の濃度分布の測定が可能となる。
【図1】本考案を一次元アレイ状の放射線検出器に適用
した場合を示す図である。
した場合を示す図である。
【図2】本考案の作用を示す図である。
【図3】本考案を実際に使用する場合の模式図を示す図
である。
である。
【図4】本考案の変形実施例を示す図である。
【図5】従来の放射線検出器を示す図である。
【図6】従来の放射線検出器を示す図である。
1・・・バイアス電極 2・・・信号取出電極 3・・・ダミー電極 4・・・化合物半導体基板 5・・・入射放射線
Claims (1)
- 【請求項1】 化合物半導体基板の両面に電極を形成
し、両電極間に所定電圧を印加することにより入射放射
線を検出する放射線検出器において、 前記化合物半導体基板の一方の面に信号取出電極と特性
X線の平均自由行程程度の幅を持ったダミー電極とを交
互に複数個形成したことを特徴とする放射線検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993063992U JP2604114Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993063992U JP2604114Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 放射線検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732968U true JPH0732968U (ja) | 1995-06-16 |
| JP2604114Y2 JP2604114Y2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=13245287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993063992U Expired - Fee Related JP2604114Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 放射線検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604114Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11316280A (ja) * | 1997-12-31 | 1999-11-16 | General Electric Co <Ge> | 直接変換光子検出器 |
| JP2001502424A (ja) * | 1996-10-15 | 2001-02-20 | シマゲ オユ | 放射線撮像のための撮像素子 |
| JP2001257335A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-09-21 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 受光素子アレイ |
| JP2002257936A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出器モジュール |
| JP2007155360A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 核医学診断装置及び核医学診断装置における放射線検出方法 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP1993063992U patent/JP2604114Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001502424A (ja) * | 1996-10-15 | 2001-02-20 | シマゲ オユ | 放射線撮像のための撮像素子 |
| JPH11316280A (ja) * | 1997-12-31 | 1999-11-16 | General Electric Co <Ge> | 直接変換光子検出器 |
| JP2001257335A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-09-21 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 受光素子アレイ |
| JP2002257936A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出器モジュール |
| JP2007155360A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 核医学診断装置及び核医学診断装置における放射線検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2604114Y2 (ja) | 2000-04-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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