JPH07329890A - ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造 - Google Patents
ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造Info
- Publication number
- JPH07329890A JPH07329890A JP13012894A JP13012894A JPH07329890A JP H07329890 A JPH07329890 A JP H07329890A JP 13012894 A JP13012894 A JP 13012894A JP 13012894 A JP13012894 A JP 13012894A JP H07329890 A JPH07329890 A JP H07329890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- rotor blade
- hole
- center
- helicopter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく、組立が簡単で、ロータブ
レートをハブグリップの中心線方向に設定する際に角度
調整の不要なダンパー構造を提供する。 【構成】 ハブグリップのアーム4a,4bの突端のハ
ブグリップ中心線La上に、透孔4cが対向して形成さ
れ、リング状のダンパーゴム9が嵌合固定される。ロー
タブレードの基部5aのロータブレード中心線Lb上
に、ダンパーピン挿入孔5cがダンパー中心孔9aと対
向して形成される。共通のダンパーピン15が各アーム
のダンパーの中心孔9a及びロータブレード基部5aの
ダンパーピン挿入孔5cに挿入される。
レートをハブグリップの中心線方向に設定する際に角度
調整の不要なダンパー構造を提供する。 【構成】 ハブグリップのアーム4a,4bの突端のハ
ブグリップ中心線La上に、透孔4cが対向して形成さ
れ、リング状のダンパーゴム9が嵌合固定される。ロー
タブレードの基部5aのロータブレード中心線Lb上
に、ダンパーピン挿入孔5cがダンパー中心孔9aと対
向して形成される。共通のダンパーピン15が各アーム
のダンパーの中心孔9a及びロータブレード基部5aの
ダンパーピン挿入孔5cに挿入される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業用無人ヘリコプ
タ等のロータブレードに対するリード・ラグ方向のダン
パー構造に関し、特に部品点数が少なく、組立が簡単
で、ロータブレードの方向調整が不要なダンパー構造に
係わる。
タ等のロータブレードに対するリード・ラグ方向のダン
パー構造に関し、特に部品点数が少なく、組立が簡単
で、ロータブレードの方向調整が不要なダンパー構造に
係わる。
【0002】
【従来の技術】ヘリコプタのロータブレードに対する従
来のダンパー構造を図3を参照して説明する。ロータ回
転軸1に嵌合、固定された回転ヘッド2よりスピンドル
シャフト3が放射方向に導出され、そのスピンドルシャ
フト3にハブグリップ4の一端が嵌合して取付けられ、
その他端から2つのアーム4a,4bが、ロータ回転軸
1と直角な平面にほゞ平行に、互いに対向して、ロータ
回転軸1を中心とする放射方向、つまりハブグリップ中
心線Laの方向に突設される。それらのアーム4a,4
b間にロータブレード5の基部5aが挟持され、ロータ
ブレード5はハブグリップ4に対し、ある角度範囲(例
えば45°,90°または180°以下)内において、
回動自在にボルト6により取付けられる。
来のダンパー構造を図3を参照して説明する。ロータ回
転軸1に嵌合、固定された回転ヘッド2よりスピンドル
シャフト3が放射方向に導出され、そのスピンドルシャ
フト3にハブグリップ4の一端が嵌合して取付けられ、
その他端から2つのアーム4a,4bが、ロータ回転軸
1と直角な平面にほゞ平行に、互いに対向して、ロータ
回転軸1を中心とする放射方向、つまりハブグリップ中
心線Laの方向に突設される。それらのアーム4a,4
b間にロータブレード5の基部5aが挟持され、ロータ
ブレード5はハブグリップ4に対し、ある角度範囲(例
えば45°,90°または180°以下)内において、
回動自在にボルト6により取付けられる。
【0003】ロータブレード中心線Lbをハブグリップ
中心線Laに対して、リード方向(前進方向)及びラグ
方向(後退方向)に±θの角度範囲の変動量を与えるこ
とができるように、ロータブレード5に対するダンパー
構造が作られている。このダンパー構造は、ロータの急
激な回転や停止時及びロータブレード5が回転中に発生
する揚力の変動等により左右のロータブレートがリード
・ラグ方向へずれる運動を緩衝させると共に、ずれの範
囲と左右のずれのアンバランスを抑えるために必要なも
のである。
中心線Laに対して、リード方向(前進方向)及びラグ
方向(後退方向)に±θの角度範囲の変動量を与えるこ
とができるように、ロータブレード5に対するダンパー
構造が作られている。このダンパー構造は、ロータの急
激な回転や停止時及びロータブレード5が回転中に発生
する揚力の変動等により左右のロータブレートがリード
・ラグ方向へずれる運動を緩衝させると共に、ずれの範
囲と左右のずれのアンバランスを抑えるために必要なも
のである。
【0004】次に従来のダンパー構造について具体的に
説明しよう。ダンパーアーム7がロータブレード5の基
部5aにねじ8で固定され、基部5aと共にボルト6が
挿通されている。リング状のダンパーゴム9を保持した
ダンパーホルダ10がハブグリップ4の基部の外周にね
じ11で固定される。ダンパーシャフト12の一端に、
コの字型のクランプ13が嵌合され、進退自在に取付け
られる。クランプ13は調整ねじ14を左右に回転させ
ることによりダンパーシャフト12に沿ってその前方ま
たは後方に移動調整される。
説明しよう。ダンパーアーム7がロータブレード5の基
部5aにねじ8で固定され、基部5aと共にボルト6が
挿通されている。リング状のダンパーゴム9を保持した
ダンパーホルダ10がハブグリップ4の基部の外周にね
じ11で固定される。ダンパーシャフト12の一端に、
コの字型のクランプ13が嵌合され、進退自在に取付け
られる。クランプ13は調整ねじ14を左右に回転させ
ることによりダンパーシャフト12に沿ってその前方ま
たは後方に移動調整される。
【0005】クランプ13の先端の係止用孔を貫通して
ダンパーゴム9の中心孔に挿入されたダンパーピン15
の一端部が挿入され、その先端に抜け止めピン16(図
示せず)が取付けられる。ダンパーシャフト12の他端
は、ダンパーアーム7の先端部の板面から突設されたス
タッド17に連結され、スタッド17またはダンパーシ
ャフト12の先端に抜け止めピン(図示せず)18が取
付けられる。調整ねじ14を左右に回動させるとクラン
プ13がダンパーシャフト12より進退し、それに伴い
ダンパーアーム7を介してロータブレード5がリード方
向及びラグ方向に角度調整されて、ロータブレード中心
線Lbをハブグリップ中心線Laの方向に合わすことが
できる。
ダンパーゴム9の中心孔に挿入されたダンパーピン15
の一端部が挿入され、その先端に抜け止めピン16(図
示せず)が取付けられる。ダンパーシャフト12の他端
は、ダンパーアーム7の先端部の板面から突設されたス
タッド17に連結され、スタッド17またはダンパーシ
ャフト12の先端に抜け止めピン(図示せず)18が取
付けられる。調整ねじ14を左右に回動させるとクラン
プ13がダンパーシャフト12より進退し、それに伴い
ダンパーアーム7を介してロータブレード5がリード方
向及びラグ方向に角度調整されて、ロータブレード中心
線Lbをハブグリップ中心線Laの方向に合わすことが
できる。
【0006】ロータの急激な回転または停止時及びロー
タブレード5が回転中に発生する揚力の変動等によりに
生じるロータブレード5のリード・ラグ方向の角度ずれ
(ガタ)は、ダンパーゴム9により緩衝されると共にガ
タの範囲(±θ)が制限される。ヘリコプタを非運行時
に収容室に格納する時などでは、スペースをとらないよ
うにするため、左右のロータブレード5をそれぞれボル
ト6を中心として、リード・ラグ方向の所定の角度に折
り曲げておく必要がある。この場合には、抜け止めピン
16を外し、ダンパーピン15をダンパーゴム9から引
き抜く。それらの取り外した部品は紛失しないように再
びクランプ13に仮付けして置く。
タブレード5が回転中に発生する揚力の変動等によりに
生じるロータブレード5のリード・ラグ方向の角度ずれ
(ガタ)は、ダンパーゴム9により緩衝されると共にガ
タの範囲(±θ)が制限される。ヘリコプタを非運行時
に収容室に格納する時などでは、スペースをとらないよ
うにするため、左右のロータブレード5をそれぞれボル
ト6を中心として、リード・ラグ方向の所定の角度に折
り曲げておく必要がある。この場合には、抜け止めピン
16を外し、ダンパーピン15をダンパーゴム9から引
き抜く。それらの取り外した部品は紛失しないように再
びクランプ13に仮付けして置く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のダンパー構造
は、図3に示したように、ダンパーアーム7,ねじ8,
スタッド17,抜け止めピン18,ダンパーシャフト1
2,調整ねじ14,クランプ13,ダンパーピン15,
抜け止めピン16,ダンパーゴム9,ダンパーホルダ1
0,ねじ11で構成されており、部品点数が多く、そ
のため組立工数が大きくなり、ロータブレード中心線
Lbの方向をハブグリップ中心線Laの方向に調整する
には調整ねじ14を微細に調整する必要があり、そのた
めヘリコプタ使用時におけるダンパー構造の調整工数が
大きくなる欠点があった。
は、図3に示したように、ダンパーアーム7,ねじ8,
スタッド17,抜け止めピン18,ダンパーシャフト1
2,調整ねじ14,クランプ13,ダンパーピン15,
抜け止めピン16,ダンパーゴム9,ダンパーホルダ1
0,ねじ11で構成されており、部品点数が多く、そ
のため組立工数が大きくなり、ロータブレード中心線
Lbの方向をハブグリップ中心線Laの方向に調整する
には調整ねじ14を微細に調整する必要があり、そのた
めヘリコプタ使用時におけるダンパー構造の調整工数が
大きくなる欠点があった。
【0008】この発明の目的は、これら従来の欠点を除
去して、部品点数が少なく、組立が簡単で、ロータブレ
ードをハブグリップの中心線方向に設定する際に角度調
整が不要なダンパー構造を提供することにある。
去して、部品点数が少なく、組立が簡単で、ロータブレ
ードをハブグリップの中心線方向に設定する際に角度調
整が不要なダンパー構造を提供することにある。
【0009】
(1)請求項1の発明では、前記ハブグリップの前記各
アームの突端のハブグリップ中心線(前記ボルトを挿入
する孔の中心を通る)上に、透孔がそれぞれ対向して形
成され、それらの各透孔にリング状のダンパーが嵌合固
定される。前記ロータブレードの基部のロータブレード
中心線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に、
ダンパーピン挿入孔が前記ダンパーの中心孔と対向して
形成される。共通のダンパーピンが前記各アームの前記
ダンパーの中心孔及び前記基部のダンパーピン挿入用孔
に挿入される。
アームの突端のハブグリップ中心線(前記ボルトを挿入
する孔の中心を通る)上に、透孔がそれぞれ対向して形
成され、それらの各透孔にリング状のダンパーが嵌合固
定される。前記ロータブレードの基部のロータブレード
中心線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に、
ダンパーピン挿入孔が前記ダンパーの中心孔と対向して
形成される。共通のダンパーピンが前記各アームの前記
ダンパーの中心孔及び前記基部のダンパーピン挿入用孔
に挿入される。
【0010】(2)請求項2の発明では、前記ロータブ
レード基部近傍の上面または底面のロータブレード中心
線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に凹部が
形成され、その凹部にリング状のダンパーが嵌合固定さ
れる。前記ハブグリップの一方の前記アームの外面に、
バネ材より成るダンパープレートの一端が取付けられ、
その他端が前記ロータブレードの前記凹部と対向するよ
うに延長される。そのダンパープレート延長端内面の、
前記ボルトの中心孔を通るハブグリップ中心線上に、ダ
ンパーピンが前記ダンパーの中心孔に対向して取付けら
れる。そのダンパーピンが前記ダンパーの中心孔に挿脱
自在に嵌合される。
レード基部近傍の上面または底面のロータブレード中心
線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に凹部が
形成され、その凹部にリング状のダンパーが嵌合固定さ
れる。前記ハブグリップの一方の前記アームの外面に、
バネ材より成るダンパープレートの一端が取付けられ、
その他端が前記ロータブレードの前記凹部と対向するよ
うに延長される。そのダンパープレート延長端内面の、
前記ボルトの中心孔を通るハブグリップ中心線上に、ダ
ンパーピンが前記ダンパーの中心孔に対向して取付けら
れる。そのダンパーピンが前記ダンパーの中心孔に挿脱
自在に嵌合される。
【0011】(3)請求項3の発明では、前記(2)項
記載のヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構
造において、前記ダンパーピンは、前記ダンパーの中心
孔に挿入される小径部と、その小径部より径が大きく、
前記中心孔に挿入されない大径部とを有する。 (4)請求項4の発明では、前記(2)または(3)項
記載のヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構
造において、前記ダンパーピンの一端に突部が形成さ
れ、その突部が前記ダンパープレートのかしめ用孔に挿
入され、その突部の頂部が前記ダンパープレートにかし
め付けられる。
記載のヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構
造において、前記ダンパーピンは、前記ダンパーの中心
孔に挿入される小径部と、その小径部より径が大きく、
前記中心孔に挿入されない大径部とを有する。 (4)請求項4の発明では、前記(2)または(3)項
記載のヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構
造において、前記ダンパーピンの一端に突部が形成さ
れ、その突部が前記ダンパープレートのかしめ用孔に挿
入され、その突部の頂部が前記ダンパープレートにかし
め付けられる。
【0012】(5)請求項5の発明では、前記(1)乃
至(4)項のいずれかに記載のヘリコプタのロータブレ
ードに対するダンパー構造において、前記ダンパーがゴ
ム製とされる。
至(4)項のいずれかに記載のヘリコプタのロータブレ
ードに対するダンパー構造において、前記ダンパーがゴ
ム製とされる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図1及び図2に、図3と
対応する部分に同じ符号を付して示し、重複説明を省略
する。図1の実施例では、ハブグリップ4のアーム4
a,4bの突端のハブグリップ中心線(ボルト挿入孔4
dの中心を通る)La上に透孔4cがそれぞれ対向して
形成され、それらの各透孔にリング状のダンパーゴム9
が嵌合固定される。ロータブレード5の基部5aのロー
タブレード中心線(ボルト挿入孔5bの中心を通る)L
b上に、ダンパーピン挿入孔5cがダンパーの中心孔9
aと対向して形成される。共通のダンパーピン15がア
ーム4a,4bのダンパーの中心孔9a及び基部5aの
ダンパーピン挿入孔5cに挿入される。ダンパーピン1
5の先端の小孔に抜け止めピン16が差し込まれる。
対応する部分に同じ符号を付して示し、重複説明を省略
する。図1の実施例では、ハブグリップ4のアーム4
a,4bの突端のハブグリップ中心線(ボルト挿入孔4
dの中心を通る)La上に透孔4cがそれぞれ対向して
形成され、それらの各透孔にリング状のダンパーゴム9
が嵌合固定される。ロータブレード5の基部5aのロー
タブレード中心線(ボルト挿入孔5bの中心を通る)L
b上に、ダンパーピン挿入孔5cがダンパーの中心孔9
aと対向して形成される。共通のダンパーピン15がア
ーム4a,4bのダンパーの中心孔9a及び基部5aの
ダンパーピン挿入孔5cに挿入される。ダンパーピン1
5の先端の小孔に抜け止めピン16が差し込まれる。
【0014】この構造では、ロータブレード中心線Lb
の方向がハブグリップ中心線Laの方向と一致するよう
に、ダンパーゴムの中心孔9a及び基部5aのダンパー
ピン挿入孔5cの位置が設定されているので、ダンパー
ピン15をそれらの孔に挿入するだけで、ロータブレー
ド5はハブグリップ4に対し所望の方向に位置決めされ
る。従って、方向調整の必要はない。
の方向がハブグリップ中心線Laの方向と一致するよう
に、ダンパーゴムの中心孔9a及び基部5aのダンパー
ピン挿入孔5cの位置が設定されているので、ダンパー
ピン15をそれらの孔に挿入するだけで、ロータブレー
ド5はハブグリップ4に対し所望の方向に位置決めされ
る。従って、方向調整の必要はない。
【0015】ロータブレード5のボルト6を中心とした
リード・ラグ方向の回転の変動量±θはダンパーゴム9
の大きさ及びその弾力によって決定される。ヘリコプタ
を非運行時に収容室に格納する時に、ロータブレード5
をボルト6を中心として、リード・ラグ方向の所定の角
度に折り曲げておく場合には、抜け止めピン11を外
し、ダンパーピン15を引き抜けば、容易に行うことが
できる。しかし、これらの取り外したダンパーピン15
と抜け止めピン11は、紛失しないようにダンパーゴム
の中心孔9aに挿入し、仮止めしておくか、または別途
保管しておかねばならない。
リード・ラグ方向の回転の変動量±θはダンパーゴム9
の大きさ及びその弾力によって決定される。ヘリコプタ
を非運行時に収容室に格納する時に、ロータブレード5
をボルト6を中心として、リード・ラグ方向の所定の角
度に折り曲げておく場合には、抜け止めピン11を外
し、ダンパーピン15を引き抜けば、容易に行うことが
できる。しかし、これらの取り外したダンパーピン15
と抜け止めピン11は、紛失しないようにダンパーゴム
の中心孔9aに挿入し、仮止めしておくか、または別途
保管しておかねばならない。
【0016】この取り外したダンパー用部品の保管に神
経を使わなくてもよいようにしたのが図2の実施例であ
る。図2の実施例では、ロータブレードの基部5aの近
傍の上面のロータブレード中心線(ボルト挿入孔5bの
中心を通る)Lb上に凹部5dが形成され、凹部5dに
リング状のダンパーゴム9が嵌合固定される。一方、ハ
ブグリップ4のアーム4aの上面に、バネ材より成るダ
ンパープレート31の一端が2個のねじ33で取付けら
れ、その他端がロータブレードの凹部5d(ダンパーゴ
ム9)と対向するように延長される。ダンパープレート
31の延長端内面の、ボルト6の中心を通るハブグリッ
プ中心線上に、ダンパーピン15がダンパーゴムの中心
孔9aに対向して植立てられる。ダンパーピン15はダ
ンパーゴムの中心孔9aに挿脱自在に嵌合される。
経を使わなくてもよいようにしたのが図2の実施例であ
る。図2の実施例では、ロータブレードの基部5aの近
傍の上面のロータブレード中心線(ボルト挿入孔5bの
中心を通る)Lb上に凹部5dが形成され、凹部5dに
リング状のダンパーゴム9が嵌合固定される。一方、ハ
ブグリップ4のアーム4aの上面に、バネ材より成るダ
ンパープレート31の一端が2個のねじ33で取付けら
れ、その他端がロータブレードの凹部5d(ダンパーゴ
ム9)と対向するように延長される。ダンパープレート
31の延長端内面の、ボルト6の中心を通るハブグリッ
プ中心線上に、ダンパーピン15がダンパーゴムの中心
孔9aに対向して植立てられる。ダンパーピン15はダ
ンパーゴムの中心孔9aに挿脱自在に嵌合される。
【0017】図2の例では、ダンパーピン15はダンパ
ーゴムの中心孔9aに挿入される小径部15aと、小径
部15aより径が大きく、中心孔9aに挿入されない大
径部15bを有する。大径部15bの軸線方向の長さ
は、ダンパープレート31のロータブレード5の上面ま
での間隔をその長さに保持する。ダンパーピン15の一
端に突部15cが形成され、突部15cがダンパープレ
ート31の延長端のかしめ用孔に挿入され、突部の頂部
がつぶされて、ダンパープレート31にかしめ付けられ
ている。大径部15bはダンパーピン15をかしめ付け
てダンパープレート31に固定するのに有効である。
ーゴムの中心孔9aに挿入される小径部15aと、小径
部15aより径が大きく、中心孔9aに挿入されない大
径部15bを有する。大径部15bの軸線方向の長さ
は、ダンパープレート31のロータブレード5の上面ま
での間隔をその長さに保持する。ダンパーピン15の一
端に突部15cが形成され、突部15cがダンパープレ
ート31の延長端のかしめ用孔に挿入され、突部の頂部
がつぶされて、ダンパープレート31にかしめ付けられ
ている。大径部15bはダンパーピン15をかしめ付け
てダンパープレート31に固定するのに有効である。
【0018】ヘリコプタを非運行時に収容室に格納する
時、ロータブレード5をボルト6を中心として、リード
・ラグ方向の所定の角度に折り曲げておく場合には、ダ
ンパープレート31はバネ材であるので、力を加えれば
容易に折り曲がるので、ダンパーピン15をダンパーゴ
ム9から上方に抜き出し、ロータブレード5を所定の方
向に折り曲げればよい。また、運行時には、ロータブレ
ード5を元の位置に戻して、ダンパーピン15をダンパ
ーゴム9に差し込めばよい。ダンパーピン15は非運行
時においても必ずダンパープレート31に固定されてい
るので、ヘリコプタの格納時に仮付けしたり、別途保管
する煩わしさはない。
時、ロータブレード5をボルト6を中心として、リード
・ラグ方向の所定の角度に折り曲げておく場合には、ダ
ンパープレート31はバネ材であるので、力を加えれば
容易に折り曲がるので、ダンパーピン15をダンパーゴ
ム9から上方に抜き出し、ロータブレード5を所定の方
向に折り曲げればよい。また、運行時には、ロータブレ
ード5を元の位置に戻して、ダンパーピン15をダンパ
ーゴム9に差し込めばよい。ダンパーピン15は非運行
時においても必ずダンパープレート31に固定されてい
るので、ヘリコプタの格納時に仮付けしたり、別途保管
する煩わしさはない。
【0019】図2に関するこれまでの説明では、ダンパ
ーゴム9,ダンパーピン15を取付けたダンパープレー
ト31等より成るダンパー構造をロータブレード5及び
ハブグリップ4の上面側に設けるものとしたが、この発
明はこれに限らず、各底面側に設けてもよい。ダンパー
ゴム9の代りに他のダンパ材を用いることもできるが、
ゴムの場合は、比較的耐久性に優れ、安価に得られる。
ーゴム9,ダンパーピン15を取付けたダンパープレー
ト31等より成るダンパー構造をロータブレード5及び
ハブグリップ4の上面側に設けるものとしたが、この発
明はこれに限らず、各底面側に設けてもよい。ダンパー
ゴム9の代りに他のダンパ材を用いることもできるが、
ゴムの場合は、比較的耐久性に優れ、安価に得られる。
【0020】
【発明の効果】 この発明のダンパー構造は、図1の例では2個のダ
ンパーゴム9とダンパーピン15及び抜け止めピン16
で構成され、また図2の例ではダンパーゴム9とダンパ
ーピン15を植立てたダンパープレート31と、2個の
取付けねじ33で構成される。いずれの場合もダンパー
構造は、従来の図3のものに比べて部品点数を大幅に少
なくすることができ、それだけ組立が簡単になる。
ンパーゴム9とダンパーピン15及び抜け止めピン16
で構成され、また図2の例ではダンパーゴム9とダンパ
ーピン15を植立てたダンパープレート31と、2個の
取付けねじ33で構成される。いずれの場合もダンパー
構造は、従来の図3のものに比べて部品点数を大幅に少
なくすることができ、それだけ組立が簡単になる。
【0021】 この発明のダンパー構造では、ハブグ
リップ中心線Laとロータブレード中心線Lbの方向が
一致するように、図1の例ではハブグリップ4のダンパ
ーゴムの中心孔9aとロータブレード基部5aのダンパ
ーピン挿入孔5cとの位置が設定される。また同様に図
2の例では、ハブグリップ4に取付けられたダンパープ
レート31に固定されたダンパーピン15とロータブレ
ード5のダンパーゴムの中心孔9aとの位置が設定され
ている。従って、いずれの例でもダンパーピン15を所
定の孔に挿入するだけでロータブレード5はハブグリッ
プ4に対し所定の方向に位置決めされる。よって、従来
のような角度調整箇所は不要となる。
リップ中心線Laとロータブレード中心線Lbの方向が
一致するように、図1の例ではハブグリップ4のダンパ
ーゴムの中心孔9aとロータブレード基部5aのダンパ
ーピン挿入孔5cとの位置が設定される。また同様に図
2の例では、ハブグリップ4に取付けられたダンパープ
レート31に固定されたダンパーピン15とロータブレ
ード5のダンパーゴムの中心孔9aとの位置が設定され
ている。従って、いずれの例でもダンパーピン15を所
定の孔に挿入するだけでロータブレード5はハブグリッ
プ4に対し所定の方向に位置決めされる。よって、従来
のような角度調整箇所は不要となる。
【0022】 図2のようにダンパーピン15をダン
パープレート31に常時固定した場合には、ヘリコプタ
を収容室に格納時に、スペースをとらえないようにロー
タブレード5を所定のリード・ラグ方向に折り曲げてお
く場合に、ダンパーピン15はダンパーゴム9より引き
抜かれるが、常にダンパープレート31に固定されてお
り、ダンパーピン15を仮付けしたり別途保管する煩わ
しさはなく、紛失する恐れもない。
パープレート31に常時固定した場合には、ヘリコプタ
を収容室に格納時に、スペースをとらえないようにロー
タブレード5を所定のリード・ラグ方向に折り曲げてお
く場合に、ダンパーピン15はダンパーゴム9より引き
抜かれるが、常にダンパープレート31に固定されてお
り、ダンパーピン15を仮付けしたり別途保管する煩わ
しさはなく、紛失する恐れもない。
【図1】この発明の実施例を示す図、Aは斜視図、Bは
断面図。
断面図。
【図2】この発明の他の実施例を示す図で、Aは斜視
図、Bは断面図。
図、Bは断面図。
【図3】従来のダンパー構造の平面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 ヘリコプタのロータヘッドのスピンドル
シャフトにハブグリップの一端が嵌合して取付けられ、
その他端から2つのアームが、ロータ回転軸と直角な平
面にほゞ平行に、互いに対向して、前記回転軸を中心と
する放射方向(ハブグリップの中心線方向)に突設さ
れ、それらアーム間にロータブレードの基部が挟持さ
れ、ボルトにより取付けられ、前記ロータブレードの前
記ハブグリップに対するリード・ラグ方向の回転の変動
量を所定の範囲内に制限すると共にその範囲内のロータ
ブレードの回転にダンピングを与える、ヘリコプタのロ
ータブレードに対するダンパー構造において、 前記ハブグリップの前記各アームの突端のハブグリップ
中心線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に、
透孔がそれぞれ対向して形成され、それらの各透孔にリ
ング状のダンパーが嵌合固定され、 前記ロータブレードの基部のロータブレード中心線(前
記ボルトを挿入する孔の中心を通る)上に、ダンパーピ
ン挿入孔が前記ダンパーの中心孔と対向して形成され、 共通のダンパーピンが前記各アームのダンパーの中心孔
及び前記基部のダンパーピン挿入用孔に挿入されること
を特徴とする、 ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造。 - 【請求項2】 ヘリコプタのロータヘッドのスピンドル
シャフトにハブグリップの一端が嵌合して取付けられ、
その他端から2つのアームが、ロータ回転軸と直角な平
面にほゞ平行に、互いに対向して、前記回転軸を中心と
する放射方向(ハブグリップの中心線方向)に突設さ
れ、それらアーム間にロータブレードの基部が挟持さ
れ、ボルトにより取付けられ、前記ロータブレードの前
記ハブグリップに対するリード・ラグ方向の回転のガタ
を所定の範囲内に制限すると共にその範囲内のロータブ
レードの回転にダンピングを与える、ヘリコプタのロー
タブレードに対するダンパー構造において、 前記ロータブレード基部近傍の上面または底面のロータ
ブレード中心線(前記ボルトを挿入する孔の中心を通
る)上に凹部が形成され、その凹部にリング状のダンパ
ーが嵌合固定され、 前記ハブグリップの一方の前記アームの外面に、バネ材
より成るダンパープレートの一端が取付けられ、その他
端が前記ロータブレードの前記凹部と対向するように延
長され、 そのダンパープレート延長端内面の、前記ボルトの中心
を通るハブグリップ中心線上に、ダンパーピンが前記ダ
ンパーの中心孔に対向して取付けられ、 そのダンパーピンが前記ダンパーの中心孔に挿脱自在に
嵌合されることを特徴とする、 ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造。 - 【請求項3】 請求項2記載のヘリコプタのロータブレ
ードに対するダンパー構造において、前記ダンパーピン
は、前記ダンパーの中心孔に挿入される小径部と、その
小径部より径が大きく、前記中心孔に挿入されない大径
部とを有することを特徴とする。 - 【請求項4】 請求項2または3記載のヘリコプタのロ
ータブレードに対するダンパー構造において、前記ダン
パーピンの一端に突部が形成され、その突部が前記ダン
パープレートのかしめ用孔に挿入され、その突部の頂部
が、前記ダンパープレートにかしめ付けられることを特
徴とする。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のヘリ
コプタのロータブレードに対するダンパー構造におい
て、前記ダンパーがゴムより成ることを特徴とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13012894A JP2750425B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13012894A JP2750425B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329890A true JPH07329890A (ja) | 1995-12-19 |
| JP2750425B2 JP2750425B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=15026627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13012894A Expired - Fee Related JP2750425B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2750425B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009143559A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Eurocopter | 回転翼航空機のブレード、該ブレードを備えた回転翼航空機のロータ及び該ブレードの製作方法 |
| GB2631699A (en) * | 2023-07-07 | 2025-01-15 | Certo Aerospace Ltd | Rotor damping mechanism |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL2653384T3 (pl) | 2012-04-18 | 2020-05-18 | Airbus Helicopters Deutschland GmbH | Mocowanie łopaty do bezłożyskowego wirnika śmigłowca |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP13012894A patent/JP2750425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009143559A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Eurocopter | 回転翼航空機のブレード、該ブレードを備えた回転翼航空機のロータ及び該ブレードの製作方法 |
| GB2631699A (en) * | 2023-07-07 | 2025-01-15 | Certo Aerospace Ltd | Rotor damping mechanism |
| WO2025012629A1 (en) * | 2023-07-07 | 2025-01-16 | Certo Aerospace Limited | Rotor damping mechanism |
| GB2631699B (en) * | 2023-07-07 | 2025-10-15 | Certo Aerospace Ltd | Rotor damping mechanism |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2750425B2 (ja) | 1998-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7463446B2 (en) | Two-plane balance for spindle motors | |
| JPS6348733B2 (ja) | ||
| US6089216A (en) | Adjustable arrow rest | |
| JP2750425B2 (ja) | ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造 | |
| JP2001508220A (ja) | テープ駆動装置の結合装置 | |
| JP2002327893A (ja) | 自在支持具 | |
| WO2003013908A1 (en) | Hand adjustable vehicle mirror mechanism | |
| JP2001074126A (ja) | アンチバックラッシュギア | |
| US5035154A (en) | Adjustment mechanism for a friction drive unit | |
| CN112171713B (zh) | 一种自适应转动关节 | |
| US4611501A (en) | Remote control apparatus | |
| JPS63113249A (ja) | 空気調和機の風向変更装置 | |
| JP3100282B2 (ja) | 俯仰角調節装置 | |
| CN223938513U (zh) | 一种带自锁功能的驱动机构 | |
| KR200490444Y1 (ko) | 전투기의 건 장착위치 조절용 회전치구 | |
| JP7859662B2 (ja) | 医療用支持固定装置 | |
| JP2567380Y2 (ja) | ストロボ用雲台 | |
| CN214839698U (zh) | 一种支架 | |
| JPS6034825Y2 (ja) | スラスト調整装置 | |
| JPH0241112Y2 (ja) | ||
| JPH04111369U (ja) | パター | |
| JPH035943Y2 (ja) | ||
| CN120466333A (zh) | 一种带自锁功能的驱动机构 | |
| JPS5834978Y2 (ja) | 回転抵抗装置用板ばね部材 | |
| JPS6221762Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |