JPH07330250A - エレベータのかご吊り機構 - Google Patents
エレベータのかご吊り機構Info
- Publication number
- JPH07330250A JPH07330250A JP12867494A JP12867494A JPH07330250A JP H07330250 A JPH07330250 A JP H07330250A JP 12867494 A JP12867494 A JP 12867494A JP 12867494 A JP12867494 A JP 12867494A JP H07330250 A JPH07330250 A JP H07330250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ropes
- rope
- car
- tension
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 14
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 235000012766 Cannabis sativa ssp. sativa var. sativa Nutrition 0.000 description 1
- 235000012765 Cannabis sativa ssp. sativa var. spontanea Nutrition 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 235000009120 camo Nutrition 0.000 description 1
- 235000005607 chanvre indien Nutrition 0.000 description 1
- 239000011487 hemp Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 かご及び釣合い錘を複数のロープで吊り下げ
るエレベータのかご吊り機構において、各ロープ間の張
力のアンバランスを自動的に解消する。 【構成】 かご1側では、ロープAとB、及びロープC
とDがそれぞれ対になって、シーソー板7−1及び7−
2の両端に取り付けられている。一方、釣合い錘3側で
は、ロープBとCとが対になってシーソー板7−3の両
端に取り付けられ、ロープA及びDは固定受具8に取り
付けられている。ロープの伸縮による張力変化は、シー
ソー板7を介してそのロープの対のロープに伝達され
る。このようにして張力変化が各シーソー板7を介して
各ロープに順次伝達されていくことにより、すべてのロ
ープの張力が等しくなる。
るエレベータのかご吊り機構において、各ロープ間の張
力のアンバランスを自動的に解消する。 【構成】 かご1側では、ロープAとB、及びロープC
とDがそれぞれ対になって、シーソー板7−1及び7−
2の両端に取り付けられている。一方、釣合い錘3側で
は、ロープBとCとが対になってシーソー板7−3の両
端に取り付けられ、ロープA及びDは固定受具8に取り
付けられている。ロープの伸縮による張力変化は、シー
ソー板7を介してそのロープの対のロープに伝達され
る。このようにして張力変化が各シーソー板7を介して
各ロープに順次伝達されていくことにより、すべてのロ
ープの張力が等しくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープ式のエレベータ
においてかご及び釣合い錘の吊り下げるかご吊り機構に
関する。
においてかご及び釣合い錘の吊り下げるかご吊り機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、ロープ式のエレベータにおける
従来のかご吊り機構を示すの概略図である。図に示すよ
うに、エレベータは、昇降路(図示せず)上端に設置さ
れた巻上機シーブ4にロープ2を懸け、そのロープ2の
一端にかご1を吊り下げ、ロープ2の他端に釣合い錘3
を吊り下げて、巻上機シーブ4の回転によりかご1を昇
降させる。このようなエレベータにおいては、かご1及
び釣合い錘3の上面に、ロープを固定するための上枠1
a及び3aがそれぞれ設けられており、ロープ2はその
上枠1a及び3aに対して固定されている。なお、通
常、エレベータには複数本のロープが使用され、それぞ
れが巻上機のシーブに巻き懸けられている。
従来のかご吊り機構を示すの概略図である。図に示すよ
うに、エレベータは、昇降路(図示せず)上端に設置さ
れた巻上機シーブ4にロープ2を懸け、そのロープ2の
一端にかご1を吊り下げ、ロープ2の他端に釣合い錘3
を吊り下げて、巻上機シーブ4の回転によりかご1を昇
降させる。このようなエレベータにおいては、かご1及
び釣合い錘3の上面に、ロープを固定するための上枠1
a及び3aがそれぞれ設けられており、ロープ2はその
上枠1a及び3aに対して固定されている。なお、通
常、エレベータには複数本のロープが使用され、それぞ
れが巻上機のシーブに巻き懸けられている。
【0003】図5は、図4の要部を示した図であり、4
本のロープを用いたエレベータにおける、上枠1a及び
3aに対するロープ2の固定状態を示している。図5に
示すように、ロープ2はその先端においてロープ止め2
aに結合されている。ロープ止め2aは金属製の棒状部
材であり、このロープ止め2aが、かご1及び釣合い錘
3の上枠1a及び3aにそれぞれ挿通される。ロープ止
め2aの端部は、ナット5によって留められており、釣
合い錘3側では、このナット5により直接釣合い錘3を
吊り下げている。一方、かご1側では、ナット5がコイ
ルばね6を介してかご1を吊り下げる構造となってい
る。
本のロープを用いたエレベータにおける、上枠1a及び
3aに対するロープ2の固定状態を示している。図5に
示すように、ロープ2はその先端においてロープ止め2
aに結合されている。ロープ止め2aは金属製の棒状部
材であり、このロープ止め2aが、かご1及び釣合い錘
3の上枠1a及び3aにそれぞれ挿通される。ロープ止
め2aの端部は、ナット5によって留められており、釣
合い錘3側では、このナット5により直接釣合い錘3を
吊り下げている。一方、かご1側では、ナット5がコイ
ルばね6を介してかご1を吊り下げる構造となってい
る。
【0004】さて、エレベータを使用していると、ロー
プ2は、かご1や釣合い錘3の重量による張力により時
間の経過に伴って伸びたり、あるいは湿度の影響により
縮んだりする(この縮みは、ロープの芯として通常使わ
れている麻芯が吸湿により膨脹するために起こる)。複
数のロープ2を用いている場合、ロープの品質のばらつ
きやロープに対する張力のばらつき等により、個々のロ
ープの伸縮量に差が生じることがある。例えば、1本の
ロープが他に比べて伸びた場合、そのロープに働く張力
が他に比べて小さくなり、そのロープは相対的に弛み気
味となる。その結果、伸びたロープの巻上機シーブに対
する摩擦力が減少し、ロープが巻上機シーブに対して滑
りやすくなる。このような状態になると、そのロープ
は、かごの駆動ロープとしての用をあまり為さなくな
り、逆にいえば他のロープへの負担が増大してしまう。
プ2は、かご1や釣合い錘3の重量による張力により時
間の経過に伴って伸びたり、あるいは湿度の影響により
縮んだりする(この縮みは、ロープの芯として通常使わ
れている麻芯が吸湿により膨脹するために起こる)。複
数のロープ2を用いている場合、ロープの品質のばらつ
きやロープに対する張力のばらつき等により、個々のロ
ープの伸縮量に差が生じることがある。例えば、1本の
ロープが他に比べて伸びた場合、そのロープに働く張力
が他に比べて小さくなり、そのロープは相対的に弛み気
味となる。その結果、伸びたロープの巻上機シーブに対
する摩擦力が減少し、ロープが巻上機シーブに対して滑
りやすくなる。このような状態になると、そのロープ
は、かごの駆動ロープとしての用をあまり為さなくな
り、逆にいえば他のロープへの負担が増大してしまう。
【0005】また、このようなロープの張力のアンバラ
ンスは、かごに対して回転モーメントを生じさせる場合
もあり(例えば、図5において、右側の2本のロープの
張力の和が左側の2本のそれに比べて小さくなった場合
等)、この回転モーメントによりかご1が振動してしま
うという可能性もあった。
ンスは、かごに対して回転モーメントを生じさせる場合
もあり(例えば、図5において、右側の2本のロープの
張力の和が左側の2本のそれに比べて小さくなった場合
等)、この回転モーメントによりかご1が振動してしま
うという可能性もあった。
【0006】そこで従来は、定期的な点検等において、
このようなロープ張力のアンバランスを調整していた。
なお、このロープ張力の調整は、ナット5を緩めたり締
めたりしてコイルばね6の高さを調節することによって
行っていた。
このようなロープ張力のアンバランスを調整していた。
なお、このロープ張力の調整は、ナット5を緩めたり締
めたりしてコイルばね6の高さを調節することによって
行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、すべて
のロープの張力を均一にするためには、あるナットを締
めて(あるいは緩めて)は張力のバランスを調べ、さら
にその結果を見た上で他のナットを締める、などという
ような手間のかかる作業が必要となる。さらに、エレベ
ータが長行程になるほど、ロープが長くなり、またロー
プの本数が増えるため、張力の調整作業は困難で長時間
を要し、しかもロープの伸びの絶対量が大きくなるため
アンバランスも大きくなるので頻繁な調整作業が必要で
あった。
のロープの張力を均一にするためには、あるナットを締
めて(あるいは緩めて)は張力のバランスを調べ、さら
にその結果を見た上で他のナットを締める、などという
ような手間のかかる作業が必要となる。さらに、エレベ
ータが長行程になるほど、ロープが長くなり、またロー
プの本数が増えるため、張力の調整作業は困難で長時間
を要し、しかもロープの伸びの絶対量が大きくなるため
アンバランスも大きくなるので頻繁な調整作業が必要で
あった。
【0008】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、ロープの伸縮のばらつきによる各ロ
ープ間の張力を自動的に調節し、アンバランスを解消す
ることが可能なエレベータのかご吊り機構を提供するこ
とを目的とする。
されたものであり、ロープの伸縮のばらつきによる各ロ
ープ間の張力を自動的に調節し、アンバランスを解消す
ることが可能なエレベータのかご吊り機構を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、かごと釣合い錘とを巻上機に懸けられ
た複数のロープで連結するエレベータのかご吊り機構に
おいて、かご及び釣合い錘の上面にそれぞれ固定された
固定ブラケットと、かご及び釣合い錘を吊り下げる少な
くとも2本のロープの端部を前記固定ブラケットに対し
てクリアランスをもって固定する固定子と、支点がかご
又は釣合い錘に支持され、対を成すロープの固定子に両
端がそれぞれ固定されたシーソー板とを有し、複数のロ
ープがシーソー板を介して実効的に1本に連鎖されてい
ることを特徴とする。
めに、本発明は、かごと釣合い錘とを巻上機に懸けられ
た複数のロープで連結するエレベータのかご吊り機構に
おいて、かご及び釣合い錘の上面にそれぞれ固定された
固定ブラケットと、かご及び釣合い錘を吊り下げる少な
くとも2本のロープの端部を前記固定ブラケットに対し
てクリアランスをもって固定する固定子と、支点がかご
又は釣合い錘に支持され、対を成すロープの固定子に両
端がそれぞれ固定されたシーソー板とを有し、複数のロ
ープがシーソー板を介して実効的に1本に連鎖されてい
ることを特徴とする。
【0010】また、固定子がシーソー板に対してばねを
介して固定されていることを特徴とする。
介して固定されていることを特徴とする。
【0011】さらに、2本のロープの端部がかご又は釣
合い錘に対して固定されていることを特徴とする。
合い錘に対して固定されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、対を成すロープの端部がそれ
ぞれ一つのシーソー板の両端に固定されており、その対
の一方のロープが伸縮すると、その伸縮による影響がシ
ーソー板を介して他方のロープに伝達される。
ぞれ一つのシーソー板の両端に固定されており、その対
の一方のロープが伸縮すると、その伸縮による影響がシ
ーソー板を介して他方のロープに伝達される。
【0013】すなわち、例えば、対の一方のロープが相
対的に伸びるとそのロープの張力が相対的に低下する
が、この時、本発明の構成によれば、そのロープの端部
の固定子が下がり、シーソー板の一端を押し下げる。す
ると、シーソー板は支点を中心にして回転し、シーソー
板の他端に固定された他方のロープ固定子が持ち上げら
れる。これにより、伸びた方のロープは張り加減になっ
て張力が上昇し、対の他方のロープは緩み加減になり、
張力が低下する。したがって、この機構は、対のロープ
の張力をほぼ均等にするように作用する。換言すれば、
伸びた方のロープの実効的な長さ(すなわち、固定ブラ
ケットから出た部分の長さ)は小さくなり、対のもう一
方のロープの実効的な長さは大きくなり、これにより、
シーソー板に固定されているロープの対の長さの差が低
減され、張力の差も低減される。なお、本発明の構成に
よれば、固定子は、固定ブラケットに対して所定のクリ
アランスをもって設けられているので、このような固定
子の上下動が可能となっている。
対的に伸びるとそのロープの張力が相対的に低下する
が、この時、本発明の構成によれば、そのロープの端部
の固定子が下がり、シーソー板の一端を押し下げる。す
ると、シーソー板は支点を中心にして回転し、シーソー
板の他端に固定された他方のロープ固定子が持ち上げら
れる。これにより、伸びた方のロープは張り加減になっ
て張力が上昇し、対の他方のロープは緩み加減になり、
張力が低下する。したがって、この機構は、対のロープ
の張力をほぼ均等にするように作用する。換言すれば、
伸びた方のロープの実効的な長さ(すなわち、固定ブラ
ケットから出た部分の長さ)は小さくなり、対のもう一
方のロープの実効的な長さは大きくなり、これにより、
シーソー板に固定されているロープの対の長さの差が低
減され、張力の差も低減される。なお、本発明の構成に
よれば、固定子は、固定ブラケットに対して所定のクリ
アランスをもって設けられているので、このような固定
子の上下動が可能となっている。
【0014】しかも本発明では、複数のロープが、かご
側及び釣合い錘側のシーソー板を介して、実効的にあた
かも1本のように連鎖されているので、個々のロープの
伸縮の影響が各シーソー板を介して、連鎖的にすべての
ロープに行き渡る。したがって、本発明によれば、すべ
てのロープの張力が常にほぼ均一になるように自動的に
調整される。
側及び釣合い錘側のシーソー板を介して、実効的にあた
かも1本のように連鎖されているので、個々のロープの
伸縮の影響が各シーソー板を介して、連鎖的にすべての
ロープに行き渡る。したがって、本発明によれば、すべ
てのロープの張力が常にほぼ均一になるように自動的に
調整される。
【0015】また、固定子をシーソー板に対してばねを
介して固定する構造とした場合、かご及び釣合い錘の振
動がばねにより吸収されるので、ロープの張力調整が滑
らかに行われる。
介して固定する構造とした場合、かご及び釣合い錘の振
動がばねにより吸収されるので、ロープの張力調整が滑
らかに行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るエレベータのかご吊り機
構の実施例を図面に基づいて説明する。
構の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明に係るエレベータのかご吊
り機構の第1実施例を示した概略図であり、図5と同様
4本のロープを用いたエレベータの場合の例を示してい
る。なお、図1において、図5の部材と同一あるいはそ
れに相当する部材には同一符号が付されている。なお、
以下、ロープ2とロープ止め2aとを一体ととらえ、4
本のロープを図1に示すように右から順にA、B、C、
Dと名付けるものとする。
り機構の第1実施例を示した概略図であり、図5と同様
4本のロープを用いたエレベータの場合の例を示してい
る。なお、図1において、図5の部材と同一あるいはそ
れに相当する部材には同一符号が付されている。なお、
以下、ロープ2とロープ止め2aとを一体ととらえ、4
本のロープを図1に示すように右から順にA、B、C、
Dと名付けるものとする。
【0018】図に示すように、かご1側では、上枠1a
に挿通されたロープ止め2aは、コイルばね6を介して
シーソー板7の端部に取り付けられている。また、シー
ソー板7は、上枠1aに固定された支軸7aによって回
動自在に支持されている。そして、図1の4本のロープ
A〜Dは、AとB、CとDがそれぞれ対になって、シー
ソー板7−1及び7−2に取り付けられている。
に挿通されたロープ止め2aは、コイルばね6を介して
シーソー板7の端部に取り付けられている。また、シー
ソー板7は、上枠1aに固定された支軸7aによって回
動自在に支持されている。そして、図1の4本のロープ
A〜Dは、AとB、CとDがそれぞれ対になって、シー
ソー板7−1及び7−2に取り付けられている。
【0019】一方、釣合い錘3側では、ロープBとCと
は対になってシーソー板7−3の両端に取り付けられて
おり、ロープA及びDはコイルばね6を介して固定受具
8に固定されている。なお、この固定受具8は、シーソ
ー板7に取り付けられるロープと取り付けられないロー
プとでコイルばね6の高さ(長さ)をほぼ等しくするた
めに設けただけであり、原理上必ずしも必要なものでは
ない。
は対になってシーソー板7−3の両端に取り付けられて
おり、ロープA及びDはコイルばね6を介して固定受具
8に固定されている。なお、この固定受具8は、シーソ
ー板7に取り付けられるロープと取り付けられないロー
プとでコイルばね6の高さ(長さ)をほぼ等しくするた
めに設けただけであり、原理上必ずしも必要なものでは
ない。
【0020】このようなかご吊り機構によれば、各ロー
プの張力のアンバランスが以下のようにして自動調整さ
れる。
プの張力のアンバランスが以下のようにして自動調整さ
れる。
【0021】ロープAが他のロープに対して相対的に伸
びた場合を例にとって図2を参照して説明すると、ま
ず、ロープAが伸びたことにより、かご1側のロープA
の端部が下方に変位する。すなわち、、ロープA端部の
コイルばねが伸び、ロープAの張力が他に比べて相対的
に低下する。すると、ロープAのコイルばねの圧力が弱
まりにより、ロープBのコイルばね圧力が相対的に高く
なり、シーソー板7−1が図2に示すように右上がりに
傾き、かご1側のロープBの端部が上がる。これによ
り、ロープBのコイルばねが伸び、シーソー板7−1の
両端のコイルばねの圧力がほぼバランスし、ロープAと
ロープBの張力がほぼ等しくなる。
びた場合を例にとって図2を参照して説明すると、ま
ず、ロープAが伸びたことにより、かご1側のロープA
の端部が下方に変位する。すなわち、、ロープA端部の
コイルばねが伸び、ロープAの張力が他に比べて相対的
に低下する。すると、ロープAのコイルばねの圧力が弱
まりにより、ロープBのコイルばね圧力が相対的に高く
なり、シーソー板7−1が図2に示すように右上がりに
傾き、かご1側のロープBの端部が上がる。これによ
り、ロープBのコイルばねが伸び、シーソー板7−1の
両端のコイルばねの圧力がほぼバランスし、ロープAと
ロープBの張力がほぼ等しくなる。
【0022】このとき、釣合い錘3側では、ロープBの
張力低下に伴いロープB端部のコイルばねが伸びる。す
ると、シーソー板7−3がばね圧のバランスにより右上
がりに傾く。これにより、ロープCのコイルばねが伸
び、ロープBとロープCの張力はほぼ等しくなる。
張力低下に伴いロープB端部のコイルばねが伸びる。す
ると、シーソー板7−3がばね圧のバランスにより右上
がりに傾く。これにより、ロープCのコイルばねが伸
び、ロープBとロープCの張力はほぼ等しくなる。
【0023】そして、このようなロープCの張力変化が
かご1側に伝わることにより、かご1側のロープCのコ
イルばねが伸び、ばね圧のバランスによりシーソー板7
−2が右上がりに傾く。これにより、ロープDのコイル
ばねが伸び、ロープCとロープDの張力はほぼ等しくな
る。
かご1側に伝わることにより、かご1側のロープCのコ
イルばねが伸び、ばね圧のバランスによりシーソー板7
−2が右上がりに傾く。これにより、ロープDのコイル
ばねが伸び、ロープCとロープDの張力はほぼ等しくな
る。
【0024】このように、伸びによるロープAの張力変
化は、シーソー板7ー1、7ー3、7−2を介してロー
プB、C、Dに順次伝わり、これによりすべてのロープ
の張力が等しくなる。
化は、シーソー板7ー1、7ー3、7−2を介してロー
プB、C、Dに順次伝わり、これによりすべてのロープ
の張力が等しくなる。
【0025】このように、本実施例によれば、1本のロ
ープに生じた張力変化がシーソー板の作用により順次他
のロープに伝わっていくメカニズムにより、自動的にす
べてのロープの張力が等しい状態に保たれる。したがっ
て、手作業によるロープ張力の調整の頻度を大幅に削減
することが可能となる。また、本実施例に機構によれ
ば、そのような手作業による張力調整作業おいて、あま
り厳密に張力を調整しなくてもよくなる。
ープに生じた張力変化がシーソー板の作用により順次他
のロープに伝わっていくメカニズムにより、自動的にす
べてのロープの張力が等しい状態に保たれる。したがっ
て、手作業によるロープ張力の調整の頻度を大幅に削減
することが可能となる。また、本実施例に機構によれ
ば、そのような手作業による張力調整作業おいて、あま
り厳密に張力を調整しなくてもよくなる。
【0026】なお、従来、特開昭57−51681号に
示されたエレベータロープ引止め装置(図6に示す)が
あったが、これは本実施例の装置とは大きく異なってい
る。すなわち、この従来装置は、ロープ引止め板20を
回転自在に支持し、その支持部21の両側に全ロープを
二分して取り付けたものであるが、このような構造で
は、支持部21の右側のロープの張力の総和と支持部2
1の左側のロープの張力の総和とをバランスさせること
はできるものの、個々のロープの張力を等しくすること
はできない。したがって、この従来装置では、個々のロ
ープが張力差を持ったまま運行されることになり、この
張力差により各ロープの伸びにまたアンバランスが生じ
る。すなわち、この従来装置は、ロープのアンバランス
を再生産してしまう。これに対して、本実施例の機構に
よれば、シーソー板を介して全ロープが実効的に1本に
連鎖した構造となっているため、全ロープを常に等張力
に保つことができ、張力差によるロープ伸びのアンバラ
ンスは生じにくくすることができる。
示されたエレベータロープ引止め装置(図6に示す)が
あったが、これは本実施例の装置とは大きく異なってい
る。すなわち、この従来装置は、ロープ引止め板20を
回転自在に支持し、その支持部21の両側に全ロープを
二分して取り付けたものであるが、このような構造で
は、支持部21の右側のロープの張力の総和と支持部2
1の左側のロープの張力の総和とをバランスさせること
はできるものの、個々のロープの張力を等しくすること
はできない。したがって、この従来装置では、個々のロ
ープが張力差を持ったまま運行されることになり、この
張力差により各ロープの伸びにまたアンバランスが生じ
る。すなわち、この従来装置は、ロープのアンバランス
を再生産してしまう。これに対して、本実施例の機構に
よれば、シーソー板を介して全ロープが実効的に1本に
連鎖した構造となっているため、全ロープを常に等張力
に保つことができ、張力差によるロープ伸びのアンバラ
ンスは生じにくくすることができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例について、図3
を参照して説明する。図3において、図1の構成要素と
同一またはそれに相当するものには、同一符号を付して
その説明を省略する。
を参照して説明する。図3において、図1の構成要素と
同一またはそれに相当するものには、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0028】本実施例は、ロープ張力を伝達する手段と
して、支軸で支持されたシーソー板の代わりに、支持板
9をゴム等の弾性部材10を介して上枠1aまたは3a
に取り付けたものであり、対になったロープの端部が支
持板9により連結されている。このような構成でも、第
1実施例の場合と同様、個々のロープの伸びによる張力
変化をそのロープと対になっているロープに伝達するこ
とができ、このような張力伝達のプロセスが順次繰り返
されて、すべてのロープの張力が等しくなる。
して、支軸で支持されたシーソー板の代わりに、支持板
9をゴム等の弾性部材10を介して上枠1aまたは3a
に取り付けたものであり、対になったロープの端部が支
持板9により連結されている。このような構成でも、第
1実施例の場合と同様、個々のロープの伸びによる張力
変化をそのロープと対になっているロープに伝達するこ
とができ、このような張力伝達のプロセスが順次繰り返
されて、すべてのロープの張力が等しくなる。
【0029】なお、上記第1及び第2実施例では、かご
1側では4本のロープを2個のシーソー板7(あるいは
支持板9)に接続し、釣合い錘3側では4本のうち2本
をシーソー板7(あるいは支持板9)に接続し、残りの
2本を上枠3aに固定する構成を示したが、この配設の
仕方をかご1側と釣合い錘3側とで逆にしても、前記実
施例と同様の効果が得られる。
1側では4本のロープを2個のシーソー板7(あるいは
支持板9)に接続し、釣合い錘3側では4本のうち2本
をシーソー板7(あるいは支持板9)に接続し、残りの
2本を上枠3aに固定する構成を示したが、この配設の
仕方をかご1側と釣合い錘3側とで逆にしても、前記実
施例と同様の効果が得られる。
【0030】また、各実施例の効果はロープの本数は4
本に限られるわけではなく、複数本ならどんな場合でも
同様の効果が得られる。
本に限られるわけではなく、複数本ならどんな場合でも
同様の効果が得られる。
【0031】また、上記各実施例では、隣接したロープ
を対にしてシーソー板の両端に取り付けたが、シーソー
板に取り付けられるロープの対は隣接したものでなくて
もよい。上記各実施例の効果は、各ロープがシーソー板
を介して順次連結され、全ロープが実効的に1本に連鎖
されている構造であれば、シーソー板に取り付けられる
ロープをどのような組み合わせにしても得られる。
を対にしてシーソー板の両端に取り付けたが、シーソー
板に取り付けられるロープの対は隣接したものでなくて
もよい。上記各実施例の効果は、各ロープがシーソー板
を介して順次連結され、全ロープが実効的に1本に連鎖
されている構造であれば、シーソー板に取り付けられる
ロープをどのような組み合わせにしても得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エレベータを吊り下げる複数のロープをシーソー板を介
して実効的に1本に連鎖したことにより、個々のロープ
の伸び等の差によるロープ間の張力のアンバランスを自
動的に解消することができる。したがって、人手により
ナットを緩め締めしてロープ張力を調整するという調整
作業を頻繁に行う必要がなくなる。その上、人手による
個々の調整作業時においても、それほど厳密にバランス
調整をしなくても済み、作業効率が上がる。
エレベータを吊り下げる複数のロープをシーソー板を介
して実効的に1本に連鎖したことにより、個々のロープ
の伸び等の差によるロープ間の張力のアンバランスを自
動的に解消することができる。したがって、人手により
ナットを緩め締めしてロープ張力を調整するという調整
作業を頻繁に行う必要がなくなる。その上、人手による
個々の調整作業時においても、それほど厳密にバランス
調整をしなくても済み、作業効率が上がる。
【図1】本発明に係るエレベータかご吊り機構の第1実
施例の要部構成を示す概略図である。
施例の要部構成を示す概略図である。
【図2】図1のエレベータかご吊り機構の動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図3】本発明に係るエレベータかご吊り機構の第2実
施例の要部構成を示す概略図である。
施例の要部構成を示す概略図である。
【図4】エレベータかご吊り機構を示す概略図である。
【図5】従来のエレベータかご吊り機構の要部構成を示
す概略図である。
す概略図である。
【図6】従来のエレベータロープ引止め装置の要部構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
1 かご 1a、3a 上枠 2 ロープ 2a ロープ止め 3 釣合い錘 4 巻上機シーブ 5 ナット 6 コイルばね 7−1〜7−3 シーソー板 7a 支軸 8 固定受具 9 支持板 10 弾性部材
Claims (3)
- 【請求項1】 かごと釣合い錘とを巻上機に懸けられた
複数のロープで連結するエレベータのかご吊り機構にお
いて、 かご及び釣合い錘の上面にそれぞれ固定された固定ブラ
ケットと、 かご及び釣合い錘を吊り下げる少なくとも2本のロープ
の端部を前記固定ブラケットに対してクリアランスをも
って固定する固定子と、 支点がかご又は釣合い錘に支持され、対を成すロープの
固定子に両端がそれぞれ固定されたシーソー板と、 を有し、 複数のロープがシーソー板を介して実効的に1本に連鎖
されていることを特徴とするエレベータのかご吊り機
構。 - 【請求項2】 請求項1記載のエレベータのかご吊り機
構において、 前記固定子は、前記シーソー板に対してばねを介して固
定されていることを特徴とするエレベータのかご吊り機
構。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のエレベータのか
ご吊り機構において、 2本のロープの端部がかご又は
釣合い錘に対して固定されていることを特徴とするエレ
ベータのかご吊り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12867494A JPH07330250A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータのかご吊り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12867494A JPH07330250A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータのかご吊り機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07330250A true JPH07330250A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14990646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12867494A Pending JPH07330250A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータのかご吊り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07330250A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004063075A1 (en) * | 2003-01-11 | 2004-07-29 | Jeong-Du Choi | Apparatus for equalizing tension of main ropes of elevator |
| CN103922210A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-16 | 中国葛洲坝集团机械船舶有限公司 | 一种运用于全平衡钢丝绳卷扬垂直提升机的钢丝绳电动均衡装置及提升方法 |
| CN105314497A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-02-10 | 株式会社日立制作所 | 电梯 |
| CN111186758A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-05-22 | 秦皇岛平成科技有限公司 | 一种自平衡升降装置及其控制方法 |
| KR20200098006A (ko) * | 2019-02-11 | 2020-08-20 | 주식회사 천보기계 | 케이지 평형유지 장치 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12867494A patent/JPH07330250A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004063075A1 (en) * | 2003-01-11 | 2004-07-29 | Jeong-Du Choi | Apparatus for equalizing tension of main ropes of elevator |
| CN103922210A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-16 | 中国葛洲坝集团机械船舶有限公司 | 一种运用于全平衡钢丝绳卷扬垂直提升机的钢丝绳电动均衡装置及提升方法 |
| CN103922210B (zh) * | 2014-04-15 | 2016-04-06 | 葛洲坝机械工业有限公司 | 一种运用于全平衡钢丝绳卷扬垂直提升机的钢丝绳电动均衡装置及提升方法 |
| CN105314497A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-02-10 | 株式会社日立制作所 | 电梯 |
| KR20200098006A (ko) * | 2019-02-11 | 2020-08-20 | 주식회사 천보기계 | 케이지 평형유지 장치 |
| CN111186758A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-05-22 | 秦皇岛平成科技有限公司 | 一种自平衡升降装置及其控制方法 |
| CN111186758B (zh) * | 2020-03-04 | 2024-05-31 | 河北科力汽车装备股份有限公司 | 一种自平衡升降装置及其控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3428042B2 (ja) | エレベータの振動防止装置 | |
| JPH0848476A (ja) | エレベーター用フレキシブル連結機 | |
| JP5695022B2 (ja) | エレベータの耐荷重部材の振動制御 | |
| US5611412A (en) | Elevator car hitch | |
| GB2248600A (en) | Elevator apparatus | |
| JP2008525291A (ja) | 1つの昇降路に複数のかごを有するエレベータシステムにおける補償 | |
| JP2000086123A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2004115184A (ja) | エレベータの釣合補償用索状体案内装置 | |
| KR100641307B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
| JP2001247277A (ja) | デッドエンドヒッチ | |
| JP2760676B2 (ja) | 高速エレベータ | |
| JP2016060635A (ja) | 主ロープの張力調整装置及びこれを備えたエレベーター装置 | |
| KR20070106770A (ko) | 리프트 케이블들의 신장도 보상을 위한 장치 | |
| WO2000014004A1 (en) | Elevator arrangement for setting the starting torque of the motor of an elevator machinery | |
| JPH0351285A (ja) | エレベータかごのバランス調整装置 | |
| JPH1121045A (ja) | 小型エレベーターのかごの支持方法 | |
| JPH06211463A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2023183948A (ja) | エレベーター及び動吸振器 | |
| JP7141368B2 (ja) | エレベーター | |
| JPH08188355A (ja) | コンペンチェーンの取付け装置 | |
| KR100257356B1 (ko) | 엘리베이터의 조속기 진동저감장치 | |
| CN223522210U (zh) | 一种用于多绳摩擦式提升机的尾绳防缠绕装置 | |
| JP2003201077A (ja) | エレベーターのつり合ロープ装置 | |
| KR20190002152U (ko) | 엘리베이터 장치 | |
| JP4528017B2 (ja) | エレベータの釣合いロープの制振装置 |