JPH07330264A - エスカレータトラスの据付方法 - Google Patents

エスカレータトラスの据付方法

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JPH07330264A
JPH07330264A JP12373594A JP12373594A JPH07330264A JP H07330264 A JPH07330264 A JP H07330264A JP 12373594 A JP12373594 A JP 12373594A JP 12373594 A JP12373594 A JP 12373594A JP H07330264 A JPH07330264 A JP H07330264A
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JP
Japan
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truss
entrance
truss body
exit
escalator
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Application number
JP12373594A
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English (en)
Inventor
Kenichi Fujitani
健一 藤谷
Takahiro Akimoto
隆広 秋本
Koji Yamashita
浩二 山下
Satoshi Yamamoto
諭 山本
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下通路の天井にワイヤやウインチを設ける
ことを要せずに、地下通路内に円滑に据付けることので
きるエスカレータトラスの搬出方法の提供。 【構成】 トラス部3aおよびトラス部3bを下部乗降
口1e側から順次搬入して移動台車7および揚重機6に
より上部乗降口1a側に引上げた後、トラス体5を乗降
口1e側から搬入してこの乗降口1eの近傍に揚重機
6、6aにより据付けるとともに、トラス体4の下部4
a、中間部4b〜4e、上部4fを乗降口1e側から順
次搬入して揚重機6により傾斜床1c上の所定位置まで
滑走させ、上下移動装置10を用いて所定高さに据付
け、次いで、トラス部3bを上部水平床1b上から揚重
機6、6aにより移動させてトラス体4近傍に据付け、
次いで、上部トラス部3aを揚重機6、6aにより上部
乗降口1a上から移動させて上部水平床1b上に据付け
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータトラスの
据付方法に係り、特に、エスカレータトラスを建物の地
下通路内に据付けるのに好適なエスカレータトラスの据
付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建物の地下通路内にエスカ
レータトラスを据付けるに際しては、エスカレータトラ
スに沿って地下通路の天井にワイヤを張設するととも
に、このワイヤにウインチを移動可能に設け、エスカレ
ータトラスを長手方向に沿って複数の部分に分割し、こ
れらの分割した各部分を前記のウインチを用いて吊上げ
た状態で運搬して地下通路内の所定位置に据付けるよう
になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエスカレータトラスの据付方法では、地下通路の天
井にこの天井を覆う装飾板等が装着されている場合、あ
るいは、地下通路の天井に堅牢な梁部材が取付けられて
いない場合、この地下通路の天井にワイヤやウインチを
設けることができず、したがって、従来のエスカレータ
トラスの据付方法を適用できないという問題があった。
【0004】また、一般にエスカレータにおいて、駆動
機等を内蔵する機械室をエスカレータトラスの上部近傍
に設けるため、上部トラス体の全長寸法等を比較的大き
く設定することがある。このように上部トラス体の全長
寸法等が比較的大きく設定された場合、上述した従来の
エスカレータトラスの据付方法を適用できたとしても、
中間トラス体や下部トラス体の上面に沿って上部トラス
体を運搬する際に、この上部トラス体が中間トラス体や
下部トラス体の上面、あるいは地下通路の天井等に衝突
するという懸念もあった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、地下通路の天井
にワイヤやウインチを設けることを要せずに、エスカレ
ータトラスを地下通路内に円滑に据付けることのできる
エスカレータトラスの据付方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、上部トラス体、中間トラス体および下部トラ
ス体からなるエスカレータトラスを複数の部分に分割
し、これらの各部分を順次搬入してそれぞれ所定位置に
据付けるエスカレータトラスの据付方法において、エス
カレータの下部乗降口および上部乗降口の両方にそれぞ
れ揚重装置を設け、前記上部トラス体を、前記下部乗降
口側から搬入して移動台車上に搭載し前記揚重装置の作
動により前記上部乗降口側に移動させた後、前記下部ト
ラス体を、前記下部乗降口側から搬入し前記揚重装置の
作動により前記下部乗降口の近傍の所定位置に移動させ
て据付け、次いで、前記中間トラス体を、前記下部乗降
口側から搬入し前記揚重装置の作動により前記下部トラ
ス体の斜め上方の所定位置まで滑走させて据付け、次い
で、前記上部トラス体を、前記揚重装置の作動により前
記上部乗降口側から移動させこの上部乗降口と前記中間
トラス体の上端との間の所定位置に据付ける構成にして
ある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように、エスカレータトラスの
上部トラス体を下部乗降口側から搬入して地下通路内に
据付けるのに下部乗降口および上部乗降口に設けた揚重
装置や移動台車を用い、中間トラス体を下部乗降口側か
ら搬入して地下通路内に据付けるのに前記の揚重装置を
用いて中間トラス体を滑走させ、さらに、下部トラス体
を下部乗降口側から搬入して地下通路内に据付けるのに
前記の揚重装置を用いることから、この一連のエスカレ
ータトラスの据付作業を行なうために地下通路の天井に
ワイヤやウインチを設けることを要せずに済む。
【0008】また、中間トラス体および下部トラス体を
地下通路内に据付ける以前に、上部トラス体を下部乗降
口側から地下通路内に搬入するようになっているので、
このとき、地下通路内の上下方向に比較的大きな空間が
形成されているため、前記の上部トラス体の全長寸法等
が比較的大きい場合であっても、この上部トラス体を地
下通路の天井等に衝突させることなく円滑に地下通路内
に搬入することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のエスカレータトラスの据付方
法の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の据
付方法の一実施例によりエスカレータトラスの上部水平
トラス部を下部乗降口から搬入し上部乗降口側に移動さ
せる状態を示す縦断面図、図2は上部水平トラス部を上
部乗降口上まで移動させた後に上部屈曲トラス部を上部
乗降口側に移動させる状態を示す縦断面図、図3は上部
屈曲トラス部を上部水平床に移動させた後に下部トラス
体を搬入する状態を示す縦断面図、図4は下部トラス体
を吊上げた状態を示す縦断面図、図5は下部トラス体を
据付けた状態を示す縦断面図、図6は中間トラス体の下
部を下部トラス体の上面に沿って滑走させる状態を示す
縦断面図、図7は中間トラス体の下部を据付位置の直上
に移動させた状態を示す縦断面図、図8は中間トラス体
の下部を据付けた状態を示す縦断面図、図9は中間トラ
ス体の中間部を搬入する状態を示す縦断面図、図10は
中間トラス体の上部を中間部の上面に沿って滑走させる
状態を示す縦断面図、図11は中間トラス体を据付けた
後に上部屈曲トラス部を吊上げる状態を示す縦断面図、
図12は上部屈曲トラス部を据付位置の直上に移動させ
た状態を示す縦断面図、図13は上部屈曲トラス部を据
付ける状態を示す縦断面図、図14は上部屈曲トラス部
を据付けた後の状態を示す縦断面図、図15は上部水平
トラス部を吊上げて上部水平床の直上に移動させた状態
を示す縦断面図、図16は上部水平トラス部を上部水平
床に据付ける状態を示す縦断面図、図17は本実施例の
据付方法により地下通路内に据付けたエスカレータトラ
スを示す縦断面図、図18は本実施例の据付方法により
エスカレータトラスの据付を行なう際に用いる揚重装置
の斜視図、図19は本実施例の据付方法によりエスカレ
ータトラスの据付を行なう際に用いる支持台の斜視図、
図20は本実施例の据付方法によりエスカレータトラス
の据付を行なう際に用いる上下方向移動装置の斜視図、
図21は本実施例の据付方法によりエスカレータトラス
の据付を行なう際に用いる移動台車の斜視図、図22は
図19の上下方向移動装置に備えられる主エアバッグの
動作を説明する斜視図、図23は図19の上下方向移動
装置に備えられる補助エアバッグの動作を説明する斜視
図、図24は中間トラス体の中間部を中間トラス体の下
部の上面に沿って滑走させる状態を拡大して示す斜視
図、図25は中間トラス体の中間部を中間トラス体の下
部上から上下方向移動装置上に滑走させる状態を拡大し
て示す斜視図、図26は中間トラス体の中間部が上下方
向移動装置上に移動した状態を拡大して示す斜視図であ
る。
【0010】図1に示す建物等の地下通路1の上部およ
び下部には、それぞれ上部乗降口1aおよび下部乗降口
1eが設けられ、これらの上部乗降口1aおよび下部乗
降口1eの間には、上部水平床1b、傾斜床1cおよび
下部水平床1dが形成されている。上部水平床1bは上
部乗降口1aより低い位置に設けられており、この上部
乗降口1aの端部に側面1fが形成され、同様に、下部
水平床1dは下部乗降口1eより低い位置に設けられて
おり、この下部乗降口1eの端部に他の側面1gが形成
されている。また、傾斜床1cには所定間隔を置いて複
数の台座1hが立設され、これらの台座1hにより、上
部乗降口1aおよび下部乗降口1eの間に延設される図
17のエスカレータトラス2が支持されるとともに、こ
のエスカレータトラス2の両端がそれぞれ側面1f、1
gに取付けられるようになっている。さらに、地下通路
1の天井1iには、この天井1iを覆う装飾板1jが装
着されている。
【0011】また、エスカレータトラス2は、同図17
に示すように、上部水平トラス部3aおよび上部屈曲ト
ラス部3bからなる上部トラス体3と、傾斜床1cに沿
って設けられる中間トラス体4と、この中間トラス体4
の斜め下方に位置する下部トラス体5とから構成されて
おり、これらの上部トラス体3、中間トラス体4および
下部トラス体5は順次連結されている。前記の上部トラ
ス体3は、上部水平トラス部3aと上部屈曲トラス部3
bとに分割された状態で地下通路1内に順次搬入され所
定位置に据付られた後、溶接等により一体化される。同
様に、前記の中間トラス体4は、下部4a、中間部4b
〜4eおよび上部4fの6つの部分に分割された状態で
順次、地下通路1内に搬入され所定位置に据付られた
後、溶接等により一体化される。
【0012】そして、本実施例の据付方法によりエスカ
レータトラス2を順次据付ける際、図1などに示す揚重
装置6、6aおよび一対の移動台車7と、図14などに
示す支持台9、9a〜9pと、図6などに示す上下方向
移動装置10と、図24などに示す滑走手段24および
案内手段25とが用いられる。
【0013】上述した上部の揚重装置6は、図18に示
すように、上部乗降口1a上に設置されワイヤ8を巻取
る巻取機12と、この巻取機12と上部乗降口1aの側
面1fとの間に配置され一端が上部水平床1b上に突出
する上部枠11aを有する門形状の枠体11とからな
り、この枠体11の上部枠11aより垂下される1対の
プーリ13、13aにより、ワイヤ8を案内するように
なっている。また、下部の揚重装置6aも同様に構成さ
れている。
【0014】上述した移動台車7は、図21に示すよう
に、上部水平トラス部3aおよび上部屈曲トラス部3b
の端部底面に取付可能な基板7aと、この基板7aに回
転可能に設けられ、上部水平床1b、傾斜床1cおよび
下部水平床1d上を転動する複数の車輪7bとからなっ
ている。
【0015】上述した支持台9は、図19に示すよう
に、上部水平床1b、傾斜床1c、あるいは下部水平床
1d上に設置される基板14と、この基板14上に立設
され、一部の回転動作によりそれぞれ伸縮可能な一対の
脚部15、15aと、この脚部15、15a上に載置さ
れ、エスカレータトラス2の底面に当接する当接板16
と、この当接板16より上方へ突出し、エスカレータト
ラス2の底面側の所定個所に嵌合する嵌合突起17、1
7a、17bとからなっている。例えば、この支持台9
を図5に示すように下部水平床1dと下部トラス5との
間に立設して、脚部15を伸縮することにより当接板1
6の高さを調整し、これによって、下部水平床1dから
所定高さに位置する下部トラス5を支持するようになっ
ている。なお、他の支持台9a〜9pもそれぞれ同様に
構成されている。
【0016】上述した上下方向移動装置10は、図20
に示すように、圧縮空気を供給するコンプレッサ18
と、このコンプレッサ18から供給される空気量を制御
する制御部19と、エスカレータトラス2の下方に積層
される主エアバッグ20、20aと、上部の主エアバッ
グ20上の四隅近傍に設けられる補助エアバッグ21、
21a、21b、21cと、これらの補助エアバッグ2
1、21a〜21cのそれぞれと制御部19とを連結す
る比較的細いエアホース22、22a、22b、22c
と、主エアバッグ20、20aのそれぞれと制御部19
とを連結する比較的太いエアホース23、23aなどと
からなっている。
【0017】この上下方向移動装置10では、例えば、
この上下方向移動装置10上に中間トラス体4の下部4
aを載置した状態で、制御部19を制御して主エアバッ
グ20、20aの縮小させることによって、図22に示
すように、中間トラス体4の下部4aの下端が下部トラ
ス体5の上端とほぼ対向するまで、下部4a全体を下降
させる。次いで、制御部19を制御して補助エアバッグ
21、21a〜21cのうちの所望のものを膨張あるい
は縮小させることによって、図23に示すように、中間
トラス体4の下部4aの上面が下部トラス体5の上面と
同一面内にあるように、中間トラス体4の下部4aの傾
きを補正するようになっている。
【0018】上述した滑走手段24は、図24に示すよ
うに、中間トラス体4の中間部4bなどが載置可能な載
置板24aと、この載置板24aの下方に回転可能に設
けられ、中間トラス体4の下部4a等の上面を転動する
複数個の車輪24bとからなっている。
【0019】上述した案内手段25は、図24に示すよ
うに、上下方向移動装置10の補助エアバッグ21、2
1a〜21c上に延設され互いに平行に配置される一対
のそり状板25aと、この一対のそり状板25aを連結
する複数枚の連結板25bとからなっている。なお、そ
り状板25aの上面には、中間トラス体4の一部4bな
どが滑走しやすいように滑り加工が施されている。
【0020】このような滑走手段24および案内手段2
5を用いて、例えば、中間トラス体4の中間部4bを下
部4aの上面に沿って上下方向移動装置10上へ移動さ
せる際、この下部4aの上面に滑走手段24の車輪24
bを載せるとともに、載置板24a上に中間トラス体4
の中間部4bを載置し、上部の揚重装置6のワイヤ8で
引張ることにより、車輪24bが下部4aの上面を転動
して、図24に示すように、中間トラス体4の中間部4
bが上下方向移動装置10の近傍まで移動する。さら
に、ワイヤ8で引張ることにより、図25に示すよう
に、中間トラス体4の中間部4bは上下方向移動装置1
0上に載置した案内手段25上を滑走して、次いで、図
26に示すように、下部4a上から上下方向移動装置1
0上へ移動する。その後、下部4a上から滑走手段24
を取除くようになっている。
【0021】この実施例にあっては、次の(1)に記載
する第1の工程と、(2)〜(5)に記載する第2の工
程と、(6)に記載する第3の工程と、(7)〜(9)
に記載する第4の工程と、(10)〜(12)に記載す
る第5の工程と、(13)に記載する他の工程とにより
エスカレータトラス2を地下通路1内に据付けるように
なっている。すなわち、(1)図1に示すように、まず
上部乗降口1aに揚重装置6を設置するとともに、下部
乗降口1eに他の揚重装置6aを設置する。
【0022】(2)次いで、上部水平トラス部3aを図
示しない台車に積み込んで地下通路1外部から下部乗降
口1eまで運搬し、下部のワイヤ8aを取付けて揚重装
置6aを作動させることにより上部水平トラス部3aを
吊上げ、この上部水平トラス部3aの底面に移動台車7
を取付けるとともに、上部水平トラス部3aを下部水平
床1dおよび傾斜床1c上に下ろす。その後、図1に示
すように、上部水平トラス部3aに上部のワイヤ8を取
付け、揚重装置6の巻取機12を作動させてワイヤ8を
巻取ることにより、上部水平トラス部3aと移動台車7
とが下部水平床1dおよび傾斜床1cに沿って移動して
上部水平床1bまで引上げられる。
【0023】(3)次いで、この上部水平床1b上に位
置する上部水平トラス部3aを上部の揚重装置6の作動
によって吊上げて、上部水平トラス部3aから移動台車
7を取外した後、図2に示すように、上部水平トラス部
3aを上部乗降口1a上に水平移動させて一旦下ろす。
【0024】(4)次いで、上部屈曲トラス部3bを図
示しない台車に積み込んで地下通路1外部から下部乗降
口1eまで運搬し、下部のワイヤ8aを取付けて揚重装
置6aを作動させることにより上部屈曲トラス部3bを
吊上げ、この上部屈曲トラス部3bの底面に移動台車7
を取付けるとともに、下部水平床1dおよび傾斜床1c
上に下した後、図2に示すように、上部屈曲トラス部3
bに上部のワイヤ8を取付け、この揚重装置6の巻取機
12を作動させてワイヤ8を巻取ることにより、上部屈
曲トラス部3bと移動台車7とが下部水平床1dおよび
傾斜床1cに沿って移動して上部水平床1bまで引上げ
られる。
【0025】(5)次いで、この上部水平床1b上に位
置する上部屈曲トラス部3bを上部の揚重装置6の作動
によって吊上げて、上部屈曲トラス部3bから移動台車
7を取外した後、図3に示すように、上部水平床1b上
に上部屈曲トラス部3bを一旦下ろす。
【0026】(6)次いで、下部トラス体5を図示しな
い台車に積み込んで地下通路1外部から下部乗降口1e
まで運搬し、下部のワイヤ8aを取付けて揚重装置6a
を作動させることにより下部トラス体5を吊上げ、図4
に示すように、上部のワイヤ8を下部トラス体5の一端
に取付けて上部の揚重装置6の作動により、下部トラス
体5を下部水平床1dの上方に水平移動させた後、図5
に示すように、下部のワイヤ8aをゆるめて下部トラス
体5を所定の高さ位置まで下ろし、この下部トラス体5
の一端を側面1gに当接させる。そして、下部トラス体
5と下部水平床1dとの間に支持台9を立設するととも
に、下部トラス体5と傾斜床1cとの間に支持台9a、
9bを立設し、これによって、据付けた下部トラス体5
を支持するようになっている。
【0027】(7)次いで、図6に示すように下部トラ
ス体5の上端の近傍(すなわち傾斜床1c上)に上下方
向移動装置10を設け、この上下方向移動装置10上に
案内手段25を載置し、下部トラス体5上に滑走手段2
4を載置するとともに、中間トラス体4の下部4aを図
示しない台車に積み込んで地下通路1外部から下部乗降
口1eまで運搬する。次いで、下部のワイヤ8aを取付
けて揚重装置6aを作動させることにより中間トラス体
4の下部4aを吊上げ、下部トラス体5を下部水平床1
dの上方に水平移動させた後、下部のワイヤ8aをゆる
めて下部トラス体5を前記の滑走手段24上に下ろす。
次いで、上部のワイヤ8を下部トラス体5に取付けて引
上げることにより、図7に示すように、中間トラス体4
の下部4aを下部トラス体5の上面に沿って上下方向移
動装置10上まで移動させる。
【0028】(8)次いで、この上下方向移動装置10
の制御部19を操作し、図8に示すように、主エアバッ
グ20、20aの縮小動作によって中間トラス体4の下
部4aの下端が下部トラス体5の上端とほぼ対向するま
で下部4a全体を下降させるとともに、補助エアバッグ
21、21a〜21cのうちのいずれかを選択的に膨張
あるいは縮小させることによって、中間トラス体4の下
部4aの上面が下部トラス体5の一方の上面と同一面内
にあるように中間トラス体4の下部4aの傾きを補正
し、この下部4aの下端を下部トラス体5の上端に連結
する。その後、図9に示すように、中間トラス体4の下
部4aと傾斜床1cとの間に支持台9b、9cを立設す
ることにより据付けた下部4aを支持する状態で、この
下部4aの下方から上下方向移動装置10を取除いて、
この上下方向移動装置10を下部4aの上端の近傍(す
なわち傾斜床1c上)に配置する。
【0029】(9)次いで、上記した(7)および
(8)と同様の作業手順を繰返すことにより、図10に
示すように、中間トラス体4の中間部4b〜4eを傾斜
床1cの下方から上方に向かって順次据付けるとともに
隣り合う端部をそれぞれ連結し、この傾斜床1c上に立
設した支持台9d〜9lにより中間部4b〜4eを支持
した後、図11に示すように、中間トラス体4の上部4
fを中間部4eの斜め上方の所定位置に据付け、中間ト
ラス体4の上部4fの下端を中間部4eの上端に連結
し、傾斜床1c上に立設した支持台9m、9nにより上
部4fを支持する。
【0030】(10)次いで、同図11に示すように、
上部水平床1b上に位置する上部屈曲トラス部3bに上
部のワイヤ8を取付け、図12に示すように、上下方向
移動装置10を中間トラス体4の上端の近傍(すなわち
傾斜床1c上)と上部水平床1b上とにそれぞれ配置し
た後、下部のワイヤ8aを上部屈曲トラス部3bの下端
に取付けて、揚重装置6、6aの両方を作動させること
により上部屈曲トラス部3bを吊上げて上下方向移動装
置10上に載置する。
【0031】(11)次いで、この上下方向移動装置1
0の制御部19を操作し、図13に示すように、主エア
バッグ20、20aの縮小動作によって上部屈曲トラス
部3bの下端が中間トラス体4の上端とほぼ対向するま
で上部屈曲トラス部3b全体を下降させるとともに、補
助エアバッグ21、21a〜21cのうちのいずれかを
選択的に膨張あるいは縮小させることによって、上部屈
曲トラス部3bの一方の上面が中間トラス体4の上面と
同一面内にあるように上部屈曲トラス部3bの傾きを補
正し、この上部屈曲トラス部3bの下端を中間トラス体
4の上端に連結する。その後、図14に示すように、上
部屈曲トラス部3bと傾斜床1cとの間に支持台9oを
立設し、上部屈曲トラス部3bと上部水平床1bとの間
に支持台9pを立設することによりこの支持台9o、9
pにより上部屈曲トラス部3bを支持する状態で、この
上部屈曲トラス部3bの下方から上下方向移動装置10
を取除く。
【0032】(12)次いで、図15に示すように、こ
の上下方向移動装置10を上部屈曲トラス部3bの上端
の近傍(すなわち上部水平床1b上)に配置するととも
に、上部乗降口1a上に位置する上部水平トラス部3a
に上部のワイヤ8を取付け、揚重装置6を作動させるこ
とにより、上部水平トラス部3aを吊上げて上下方向移
動装置10上に載置する。次いで、この上下方向移動装
置10の制御部19を操作し、図16に示すように、上
部水平トラス部3aの上面が上部屈曲トラス部3bの他
方の上面と一致するように、上部水平トラス部3a全体
を下降させるとともに傾きを補正する。この状態で上部
水平トラス部3aの両端をそれぞれ側面1fと上部屈曲
トラス部3bの上端とに連結することにより、上部水平
トラス部3aを支持する。
【0033】(13)次いで、この上部水平トラス部3
aの下方から上下方向移動装置10を取除くとともに、
エスカレータトラス2の下方から支持台9、9a〜9p
を取除く。その結果、図17に示すように、エスカレー
タトラス2の据付けが終了する。
【0034】このように構成した実施例では、下部トラ
ス体5を揚重装置6aにより所定位置に移動させて据付
け、中間トラス体4を揚重装置6、6a、滑走手段24
および案内手段25により所定位置に移動させるととも
に上下方向移動装置10により所定の高さ位置に配置
し、上部トラス体3を揚重装置6、6aおよび移動台車
7を用いて所定位置に移動させるとともに上下方向移動
装置10により所定の高さ位置に配置するようになって
いるため、地下通路1の天井1iにワイヤやウインチを
設けることを要せずに、エスカレータトラス2を地下通
路1内に据付けることができる。
【0035】また、第3の工程および第4の工程に先立
って第2の工程を行ない、この第2の工程で上部水平ト
ラス部3aおよび上部屈曲トラス部3bを下部乗降口1
e側から順次搬入して上部乗降口1a側に移動させるの
で、このとき中間トラス体4および下部トラス体5を地
下通路1内に据付られておらず、この地下通路1の装飾
板1jと傾斜床1cとの間に比較的大きな空間が形成さ
れているため、上部水平トラス部3aおよび上部屈曲ト
ラス部3bの搬入を円滑に行なうことができる。このこ
とから、例えば、上部屈曲トラス部3bの全長寸法等が
比較的大きい場合であっても、この上部屈曲トラス部3
bを地下通路1の装飾板1j等に衝突させることなく、
地下通路1内に搬入することができる。
【0036】さらに、第3の工程として下部トラス体5
を据付けた後、第4の工程としてこの下部トラス体5の
斜め上方位置に中間トラス体4を据付け、次いで、第5
の工程としてこの中間トラス体4の斜め上方位置に上部
トラス体3を据付けるようにしたので、これらの下部ト
ラス体5、中間トラス体4および上部トラス体3を地下
通路1内の下方から上方に向かって順序良く配列するこ
とができる。
【0037】なお、本実施例では上部トラス体3を上部
水平トラス部3aと上部屈曲トラス部3bとに分離して
別々に据付けるようにしたが、本発明はこれに限られ
ず、装飾板1jと傾斜床1cとの間隔、装飾板1jと上
部乗降口1aの床面との間隔、および装飾板1jと下部
乗降口1eの床面との間隔が十分ある場合、上部トラス
体3を分離せず一体のままで下部乗降口1eから搬入す
ることもできる。これによって、エスカレータトラス2
の据付作業をより迅速に行なうことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、地
下通路の天井にワイヤやウインチを設けることを要せず
に、上部乗降口および下部乗降口に設置した揚重装置な
どを用いてエスカレータトラスを地下通路内に据付ける
ことができるとともに、上部トラス体の全長寸法等が比
較的大きい場合であっても、地下通路の天井等に衝突さ
せることなく、上部トラス体を円滑に地下通路内に搬入
でき、したがって、地下通路内でのエスカレータトラス
の据付を効率的に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の据付方法の一実施例によりエスカレー
タトラスの上部水平トラス部を下部乗降口側から搬入し
上部乗降口側に移動させる状態を示す縦断面図である。
【図2】上部水平トラス部を上部乗降口上まで移動させ
た後に上部屈曲トラス部を上部乗降口側に移動させる状
態を示す縦断面図である。
【図3】上部屈曲トラス部を上部水平床に移動させた後
に下部トラス体を搬入する状態を示す縦断面図である。
【図4】下部トラス体を吊上げた状態を示す縦断面図で
ある。
【図5】下部トラス体を据付けた状態を示す縦断面図で
ある。
【図6】中間トラス体の下部を下部トラス体の上面に沿
って滑走させる状態を示す縦断面図である。
【図7】中間トラス体の下部を据付位置の直上に移動さ
せた状態を示す縦断面図である。
【図8】中間トラス体の下部を据付けた状態を示す縦断
面図である。
【図9】中間トラス体の中間部を搬入する状態を示す縦
断面図である。
【図10】中間トラス体の上部を中間部の上面に沿って
滑走させる状態を示す縦断面図である。
【図11】中間トラス体を据付けた後に上部屈曲トラス
部を吊上げる状態を示す縦断面図である。
【図12】上部屈曲トラス部を据付位置の直上に移動さ
せた状態を示す縦断面図である。
【図13】上部屈曲トラス部を据付ける状態を示す縦断
面図である。
【図14】上部屈曲トラス部を据付けた後の状態を示す
縦断面図である。
【図15】上部水平トラス部を吊上げて上部水平床の直
上に移動させた状態を示す縦断面図である。
【図16】上部水平トラス部を上部水平床に据付ける状
態を示す縦断面図である。
【図17】本実施例の据付方法により地下通路内に据付
けたエスカレータトラスを示す縦断面図である。
【図18】本実施例の据付方法によりエスカレータトラ
スの据付を行なう際に用いる揚重装置の斜視図である。
【図19】本実施例の据付方法によりエスカレータトラ
スの据付を行なう際に用いる支持台の斜視図である。
【図20】本実施例の据付方法によりエスカレータトラ
スの据付を行なう際に用いる上下方向移動装置の斜視図
である。
【図21】本実施例の据付方法によりエスカレータトラ
スの据付を行なう際に用いる移動台車の斜視図である。
【図22】図19の上下方向移動装置に備えられる主エ
アバッグの動作を説明する斜視図である。
【図23】図19の上下方向移動装置に備えられる補助
エアバッグの動作を説明する斜視図である。
【図24】中間トラス体の中間部を中間トラス体の下部
の上面に沿って滑走させる状態を拡大して示す斜視図で
ある。
【図25】中間トラス体の中間部を中間トラス体の下部
上から上下方向移動装置上に滑走させる状態を拡大して
示す斜視図である。
【図26】中間トラス体の中間部が上下方向移動装置上
に移動した状態を拡大して示す斜視図である。 〔図面の簡単な説明〕
【符号の説明】
1 地下通路 1a 上部乗降口 1b 上部水平床 1c 傾斜床 1d 下部水平床 1e 下部乗降口 2 エスカレータトラス 3 上部トラス体 3a 上部水平トラス部 3b 上部屈曲トラス部 4 中間トラス体 4a 下部 4b〜4e 中間部 4f 上部 5 下部トラス体 6、6a 揚重装置 7 移動台車 9、9a〜9p 支持台 10 上下移動装置 24 滑走手段 25 案内手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 諭 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部トラス体、中間トラス体および下部
    トラス体からなるエスカレータトラスを複数の部分に分
    割し、これらの各部分を順次搬入してそれぞれ所定位置
    に据付けるエスカレータトラスの据付方法において、エ
    スカレータの下部乗降口および上部乗降口の両方にそれ
    ぞれ揚重装置を設け、前記上部トラス体を、前記下部乗
    降口側から搬入して移動台車上に搭載し前記揚重装置の
    作動により前記上部乗降口側に移動させた後、前記下部
    トラス体を、前記下部乗降口側から搬入し前記揚重装置
    の作動により前記下部乗降口の近傍の所定位置に移動さ
    せて据付け、次いで、前記中間トラス体を、前記下部乗
    降口側から搬入し前記揚重装置の作動により前記下部ト
    ラス体の斜め上方の所定位置まで滑走させて据付け、次
    いで、前記上部トラス体を、前記揚重装置の作動により
    前記上部乗降口側から移動させこの上部乗降口と前記中
    間トラス体の上端との間の所定位置に据付けることを特
    徴とするエスカレータトラスの据付方法。
JP12373594A 1994-06-06 1994-06-06 エスカレータトラスの据付方法 Pending JPH07330264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100882127B1 (ko) * 2007-08-31 2009-02-06 (주)세일엔지니어링 지하철 외부출입구의 에스컬레이터 설치를 위한 구조물시공방법
CN103101829A (zh) * 2011-11-09 2013-05-15 三菱电机株式会社 乘客输送机的输送用夹具及乘客输送机的输送方法

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