JPH0733084Y2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH0733084Y2
JPH0733084Y2 JP4712891U JP4712891U JPH0733084Y2 JP H0733084 Y2 JPH0733084 Y2 JP H0733084Y2 JP 4712891 U JP4712891 U JP 4712891U JP 4712891 U JP4712891 U JP 4712891U JP H0733084 Y2 JPH0733084 Y2 JP H0733084Y2
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blade
packing
frame
shaft
cover
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JP4712891U
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Inventor
正夫 寺島
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東京電機工業株式會社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンパ装置は、空気を通す通路に設けら
れて、この通路を流れる気体の流量を制御するもので、
フレームと、このフレームに支持された軸と、この軸に
取り付けられフレームが囲む面に位置する閉鎖位置とこ
の面に対して直角な開放位置との間を回動するブレード
とを具備している。すなわち、ブレードをフレームが囲
む面に位置させることにより通路を閉塞する位置から開
放位置まで回動させることにより、通路をブレードの回
動角度に応じて開放して気体の流通量を可変することが
できる。
【0003】このように従来のダンパ装置は、常に通路
を開放している状態にして、通路を流れる気体の流量を
制御する目的で使用される。このため、ブレードとフレ
ームとの間の気密性については考慮されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、最近ではダン
パ装置を気体流量の制御だけでなく、通路を閉塞して気
体の流れを遮断することも重要な機能として含まれる用
途に使用されることが多くなってきている。例えば、ク
リーンルームは、その内部の気体を排出する通路と、内
部に気体を供給する通路の二つのダクトを接続して、夫
々にダンパ装置を設けている。給気通路に設けるダンパ
装置は、排気通路からクリーンルーム内の不純な気体を
排出する時に、通路を閉鎖して余分な気体を吸い込まれ
ないようにすることが必要である。このためにはブレー
ドが閉鎖位置にある時にブレードとフレームとの間に気
密性が必要となる。しかし、従来のダンパ装置はブレー
ドとフレームとの間の気密性については考慮されていな
いので、この要求には答えることができない。
【0005】本考案は前記事情に基づいてなされたもの
で、ブレードとフレームとの間の優れた気密性を経済的
な構成で実現したダンパ装置を提供することを目的とす
る者である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案のダンパ装置は、フレームと、このフレームに
回転自在に支持された軸と、この軸に取り付けられ前記
フレームで囲まれた閉鎖位置とこの面に対して直角な開
放位置との間を回動するブレードと、このブレードの端
縁部および側縁部に取り付けられたカバーと、前記フレ
ームの内面において前記軸を支持する部分を含めて前記
ブレード閉鎖位置に配置され弾性を有する樹脂からなる
帯状のパッキンと、このパッキンの両側部を押さえて前
記フレームに取り付けられるとともに前記パッキンの両
側部に挟まれた部分を盛り上げて前記ブレードの端縁部
の前記カバーに接触させるパッキン押え部材と、前記フ
レームにおいて前記軸を支持する部分に前記パッキンの
内側に位置して取り付けられ前記軸を囲む環状をなす弾
性を有する座部材とを具備してなることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】フレームに設けたパッキンはパッキン押え部材
に盛り上げられている。ブレードが閉鎖位置に達する
と、その両端縁部に取り付けられているカバーはパッキ
ンの持ち上げられている部分に押圧接触してブレードと
フレームとの間を閉鎖する。特にパッキンにおける軸の
周囲を囲む部分は、常時ブレードのカバーに接触して弾
性が劣化し易いので、内側から弾性を有する座部材で支
えて弾性劣化を抑制して確実にブレードに接触する。
【0008】この構成によれば、パッキンは簡素で経済
的な構成であり、しかも座部材によりパッキンの軸回り
の部分の強度を保持して耐久性および信頼性を高め、さ
らにパッキンの軸回り部を除く部分は押え部材で押えて
盛り上げているだけであるから、ブレードを回動させる
力に対して大きな抵抗を与えることがない。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。図1ないし図4は本考案のダンパ装置の
全体の構成を示している。
【0010】図中1はフレームで、これは板材からなる
一対の縦フレーム体2との板材からなる一対の横フレー
ム体3とをボルト4で連結して組み立てられた四角形を
なすものである。このフレーム1は図示しない空気流通
ダクトに取り付けられる。このため、一対の縦フレーム
体2には取付け孔2aが形成され、一対の横フレーム体
3には取付け孔3aが形成されている。フレーム1の内
側の空間部には空気流通ダクトを流れる空気が流通す
る。このフレーム1の内側には軸10およびブレード1
1からなるブレードユニットが例えば3組上下に並べて
設けられており、各ブレードユニットの回動動作により
フレーム1の内側の空間部が開放および閉鎖されて空気
が流通し、あるいは遮断される。
【0011】図5、図7および図9に示すようにフレー
ム1の各縦フレーム体2の外側には夫々上下に間隔を存
して3個の軸受箱5が配置され、各軸受箱5には夫々軸
受6が装着されている。各軸受箱5は各縦フレーム体2
に形成した孔7に嵌合して位置決めされてボルト8によ
り固定されている。なお、9は各軸受箱5と縦フレーム
体2との間に介在された座である。
【0012】図1ないし図4に示すように一対の縦フレ
ーム体2の間には3本の軸10が夫々上下に間隔を存し
て水平に配置され、これら各軸10の端部は一方の縦フ
レーム体2に配置された各軸受箱5の軸受6と、これに
対向する他方の縦フレーム体2に配置された各軸受箱5
の軸受6に回転自在に支承されている。これら各軸10
には夫々ブレード11が装着されている。
【0013】これらブレード11は図1および図3に示
すように一対の縦フレーム体2の間の長さよりやや短い
長さを有する板状をなすもので、図5ないし図8、図1
0に示すように幅方向中央部に軸方向に沿って軸孔12
が形成され、この軸孔12を中心として両側に幅方向に
ブレード部11aが形成されている。ブレード11の軸
孔12には軸10が挿通され、ブレード11と軸10と
にわたってボルト13を通し、このボルト13にナット
14を螺合することによりブレード11が軸10に固定
されている。各ブレード11は、軸10の回転により上
下方向に沿う閉鎖位置および水平方向に沿う開放位置と
の間を90度の角度で回動されるもので、このことから
各ブレード11は閉鎖位置に有る時に各ブレード11の
側縁部が相互に接する幅方向の長さを有している。
【0014】図6、図8および図10に示すようにブレ
ード11の両方の側縁部には夫々カバー15が取り付け
られている。これら各カバー15は合成樹脂で形成され
た断面馬蹄形をなすもので、ブレード11の長さに相当
する長さを有している。カバー15はブレード11の両
方の側縁部に軸方向全体にわたって嵌合されて接着剤に
よって接着固定されている。
【0015】図1、図3、図5および図7に示すように
ブレード11の両方の端縁部には夫々カバー16が取り
付けられている。このカバー16は図11に示すように
ブレード11の断面と同じ形状をなすもので、ブレード
11の両方の端縁部に嵌合して接着剤によって接着固定
されている。
【0016】図12および図13に示すように一対の縦
フレーム体2の幅方向中央部には、夫々前記したように
垂直方向に間隔を存して3個の孔7が形成されている。
図1ないし図9に示すように一対の縦フレーム2の各内
側面には、一対のパッキン押え部材17が孔7の列を挟
んで上下方向に沿い平行に設けられている。これら一対
のパッキン押え部材17は帯状の座板18と帯状の押え
板19とからなる。これら両方の板18、19は、各ブ
レード11が閉鎖位置にある時に上段のブレード11の
上側の側縁部と下段のブレード11の下側の側縁部とを
結ぶ長さを有しており、押え板19は座板18より大き
な幅を有している。座板18は縦フレーム体2の内側面
に配置されて例えば溶接により固定されており、押え板
19は座板18に重ねて配置されて例えば溶接により固
定されている。押え板19は縦フレーム体2の幅方向中
央部に向けて座板18から張り出している。ただし、押
え板19の側縁は孔7の部分に達しない。押え板19と
縦フレーム体2の内側面との間は後述するパッキンの側
縁を押える部分となる。
【0017】図2ないし図8、図12および図13に示
すように一対の縦フレーム体2の各内側面には、夫々帯
状をなすパッキン20が一対のパッキン押え部材17の
間に上下方向に沿って配置されている。パッキン20は
弾性および耐食性を有する合成樹脂からなるもので、一
対のパッキン押え部材17の長さを有するとともに、一
対のパッキン押え部材17の座板18の間の間隔寸法よ
り大きな幅寸法を有している。パッキン20の両側縁は
長さ方向に沿って一対のパッキン押え部材17における
押え板19と縦フレーム体2の内側面との間に挿入され
て支持固定されている。この場合、パッキン20は一対
のパッキン押え部材17の各座板18の間の間隔寸法よ
り大きな幅寸法を有しているので、一対のパッキン押え
部材17の各座板18に挟まれたパッキン20の部分が
一対のパッキン押え部材17により幅方向両側から押さ
れて長さ方向に沿って上側に向けて弾性変形して盛り上
がっている。なお、一対のパッキン押え部材17には各
縦フレーム体2に形成された3個の孔7に対向する各位
置に孔21が夫々形成されている。
【0018】また、図3、図5、図7および図13に示
すように各縦フレーム体2の内側面とパッキン20との
間には、座部材22が縦フレーム体2に形成された3個
の孔7に対向する位置に夫々配置されている。この座部
材22は弾性を有する合成樹脂で形成されており、縦フ
レーム体2の孔7と同じ大きさの孔22を有する円形リ
ング形をなしている。座部材22はパッキン20の盛り
上がった部分を支えることができる厚さを有している。
座部材22は接着剤で縦フレーム体2の内側面に接着固
定されている。
【0019】パッキン20の孔21およびこの孔21に
対向する座部材22の孔23には、ブレード11を取付
けた軸10が挿通している。ここで、ブレード11の両
端部に取付けたカバー16における軸10の周囲を囲む
部分は、パッキン20に常時接触している。縦フレーム
体2に設けた座部材22は、パッキン20をブレード1
1におけるカバー16の軸回り部に弾性力で押圧してい
る。
【0020】なお、図1および図2に示すように一対の
横フレーム体3に各内面には、棒状のパッキン24が長
さ方向に沿って夫々設けられ、各パッキン24は取付け
具25によって横フレーム体3に取付けられている。
【0021】そして、ブレード11を取り付けた3本の
軸10のうち1本の軸10は図示しない回転装置により
回転されるようになっており、この軸10の回動を図示
しない回転伝達装置を介して他の2本の軸10に伝達す
るようになっている。このため、各ブレード11を開放
位置に位置させるために、上記1本の軸10を開放方向
に向けて回転させると、他の2本の軸10も同期して開
放方向に回動する。各ブレード11を閉鎖位置に位置さ
せるために、上記1本の軸10を閉鎖方向に向けて回動
させると、他の2本の軸10も同期して閉鎖方向に回動
する。フレーム1の内側空間部を開放する場合は、図1
ないし図3、図5および図6に示すように各ブレード1
1を水平に位置させる。
【0022】フレーム1の内側空間部を閉鎖する場合
は、図4、図7および図8に示すように各ブレード10
を垂直に位置させる。この場合、上下に隣り合う各ブレ
ード11の側縁に設けたカバー15が相互に接触する。
上段のブレード11の上側縁のカバー15と下段のブレ
ード11の下側縁のカバー15は、一対の横フレーム体
3に設けたパッキン24に接触する。また、各ブレード
11の両端縁に設けたカバー16が各縦フレーム体2に
設けたパッキン20に接触する。各縦フレーム体2に設
けたパッキン20は弾性力で盛り上がった中央部が各ブ
レード11のカバー16に確実に接触する。このため、
上下に隣り合う各ブレード11の側縁部の間、上段およ
び下段のブレード11の側縁部と横フレーム体3との
間、各ブレード11の両端縁と縦フレーム体2との間が
夫々シールされ、フレーム1の内側空間部が確実に閉鎖
される。
【0023】ところで、パッキン24における軸10が
挿通する部分を除く部分は、パッキン押え部材17で押
えて盛り上げられているだけであるから、ブレード11
が閉鎖位置に向けて回動する時にブレード11のカバー
16が押圧すると容易に弾性変形するため、ブレード1
1の回転に大きな抵抗を与えることがなくブレード11
の回転が容易である。
【0024】また、パッキン20において軸10が挿通
する部分は、ブレード11のカバー16に常時押圧さ
れ、特にブレード11の回動時にはカバー16により回
動方向の力が加わるて変形するために、弾性が劣化して
シール状態が低下し易い箇所である。そこで、パッキン
20における軸10が挿通する部分を座部材22で受け
て支え、座部材22でパッキン20の軸回り部分をブレ
ード11のカバー16に強制的に押圧させている。この
ため、パッキン20における軸10が挿通する部分は座
部材22に支えられてブレード11のカバー16に常時
確実に接触し、特にブレード11の回動時にカバー16
により回動方向の力が加わることによる弾性の劣化を防
止できる。
【0025】このようにパッキン20における軸10が
挿通する部分を強固にするために、パッキン20を中実
の棒状に形成して、ブレード側の部分を円弧状に盛上が
る形状にすることが考えられる。しかし、この場合には
パッキン20が中実であるためにブレード11が閉鎖位
置に向けて回動する時にブレード11のカバー16が押
圧すると、ブレード11に大きな抵抗を与る。また、パ
ッキン20を中空の円筒にすることが考えられるが、こ
の場合にはパッキン20の成形に要する金型の製造コス
トが高く経済性が悪い。これに対して本実施例のパッキ
ンは20は帯状のものであるからコストが易く、ブレー
ド11が回動する時の抵抗も小さい簡素で経済的な構成
である。
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ブ
レードとフレームとの間の優れた気密性を経済的な構成
で実現したダンパ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例においてブレードを開放位置
にした状態を示すダンパ装置の正面図。
【図2】同実施例においてブレードを開放位置にした状
態を示すダンパ装置の一部切欠側面図。
【図3】同実施例においてブレードを開放位置にした状
態を示すダンパ装置の一部切欠平面図。
【図4】同実施例においてブレードを閉鎖位置にした状
態を示すダンパ装置の一部切欠側面図。
【図5】同実施例においてブレードを開放位置にした状
態のブレードの端部およびパッキンを拡大して示す平面
断面図。
【図6】同実施例においてブレードを開放位置にした状
態のブレードの端部およびパッキンを拡大して示す側面
断面図。
【図7】同実施例においてブレードを閉鎖位置にした状
態のブレードの端部およびパッキンを拡大して示す平面
断面図。
【図8】同実施例においてブレードを閉鎖位置にした状
態のブレードの端部およびパッキンを拡大して示す側面
断面図。
【図9】同実施例における軸受箱を示す側面図。
【図10】同実施例におけるブレードおよびカバーを示
す側面図。
【図11】(a)は同実施例におけるブレードのカバー
を示す正面図。 (b)は同実施例におけるブレードのカバーを示す側面
図。 (c)は同実施例におけるブレードのカバーを示す平面
図。
【図12】(a)は同実施例におけるフレームの縦フレ
ーム体を示す側面図。 (b)は同実施例におけるフレームの縦フレーム体を示
す正面図。
【図13】同実施例におけるフレームの縦フレーム体を
拡大して示す平面図。
【符号の説明】
1…フレーム、10…軸、11…ブレード、15、16
…カバー、20…パッキン、22…座部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、このフレームに回転自在に
    支持された軸と、この軸に取り付けられ前記フレームで
    囲まれた閉鎖位置とこの面に対して直角な開放位置との
    間を回動するブレードと、このブレードの端縁部および
    側縁部に取り付けられたカバーと、前記フレームの内面
    において前記軸を支持する部分を含めて前記ブレード閉
    鎖位置に配置され弾性を有する樹脂からなる帯状のパッ
    キンと、このパッキンの両側部を押さえて前記フレーム
    に取り付けられるとともに前記パッキンの両側部に挟ま
    れた部分を盛り上げて前記ブレードの端縁部の前記カバ
    ーに接触させるパッキン押え部材と、前記フレームにお
    いて前記軸を支持する部分に前記パッキンの内側に位置
    して取り付けられ前記軸を囲む環状をなす弾性を有する
    座部材とを具備してなるダンパ装置。
JP4712891U 1991-06-21 1991-06-21 ダンパ装置 Expired - Lifetime JPH0733084Y2 (ja)

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JPH051947U JPH051947U (ja) 1993-01-14
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JPH051947U (ja) 1993-01-14

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