JPH07331027A - 硬化性樹脂組成物及びガス徐放性樹脂成形品 - Google Patents
硬化性樹脂組成物及びガス徐放性樹脂成形品Info
- Publication number
- JPH07331027A JPH07331027A JP12154594A JP12154594A JPH07331027A JP H07331027 A JPH07331027 A JP H07331027A JP 12154594 A JP12154594 A JP 12154594A JP 12154594 A JP12154594 A JP 12154594A JP H07331027 A JPH07331027 A JP H07331027A
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】(A)水と反応してガスを発生する無機物1〜
90重量部、(B)分子内に少なくとも1個の(メタ)
アクリロイル基を有する化合物を少なくとも1種5〜9
0重量部、(C)非ラジカル重合性化合物の少なくとも
1種1〜60重量部、(D)ラジカル重合開始剤0.0
01〜5重量部(但し、(A)、(B)、(C)、及び
(D)の合計量100重量部とする)からなる硬化性樹
脂組成物。 【効果】長期にわたり、ガスの発生量を制御できるた
め、効率よくガスを提供することができる。
90重量部、(B)分子内に少なくとも1個の(メタ)
アクリロイル基を有する化合物を少なくとも1種5〜9
0重量部、(C)非ラジカル重合性化合物の少なくとも
1種1〜60重量部、(D)ラジカル重合開始剤0.0
01〜5重量部(但し、(A)、(B)、(C)、及び
(D)の合計量100重量部とする)からなる硬化性樹
脂組成物。 【効果】長期にわたり、ガスの発生量を制御できるた
め、効率よくガスを提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水と反応してガスを発
生する無機物を包埋させた硬化性樹脂組成物、及びそれ
を所定形状に硬化せしめたガス徐放性樹脂成形品に関す
る。さらに詳しくは、成形品中の無機物が水と反応して
ガスを発生し、長期間にわたりガス発生量を一定量に制
御しつつ持続できるガス徐放性樹脂成形品、及びそれを
作り得る硬化性樹脂組成物に関する。
生する無機物を包埋させた硬化性樹脂組成物、及びそれ
を所定形状に硬化せしめたガス徐放性樹脂成形品に関す
る。さらに詳しくは、成形品中の無機物が水と反応して
ガスを発生し、長期間にわたりガス発生量を一定量に制
御しつつ持続できるガス徐放性樹脂成形品、及びそれを
作り得る硬化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から徐放性材料は、特開平2−28
221号公報、及び特公平4−2561号公報等にもあ
るように、酸素発生材、漂白剤、入浴剤、香料、殺虫剤
などの様々な分野で広く一般に使用されている。特に酸
素発生材としては、主に魚類、植物等の動植物に酸素を
供給する目的で使用されており、具体的には、活魚運搬
用の水槽に該酸素発生材を投入し酸素ガスを水中に供給
するか、または水槽外部の水を満たしたタンクに該酸素
発生材を投入し発生する酸素のみを水槽に供給する等の
方法で用いられている。
221号公報、及び特公平4−2561号公報等にもあ
るように、酸素発生材、漂白剤、入浴剤、香料、殺虫剤
などの様々な分野で広く一般に使用されている。特に酸
素発生材としては、主に魚類、植物等の動植物に酸素を
供給する目的で使用されており、具体的には、活魚運搬
用の水槽に該酸素発生材を投入し酸素ガスを水中に供給
するか、または水槽外部の水を満たしたタンクに該酸素
発生材を投入し発生する酸素のみを水槽に供給する等の
方法で用いられている。
【0003】これら徐放性材料の形状は、水と反応して
ガスを発生する無機物を粒状又は押し固めた固形物状に
成形して用いる方法が知られている。一般に、水と反応
してガスを発生する無機物の具体例としては、炭酸ソー
ダと過酸化水素との付加物、酸素過酸化カルシウム、炭
酸水素ナトリウム等が広く知られている。香料等では、
香料等を液状の揮発性物質に溶解したものを直接処理対
象物へ散布する方法が主として用いられており、また防
虫剤では、昇華性物質中に防虫剤を含有させた固形防虫
剤を一部解放部を有するフィルム等に包装して該防虫剤
を揮発させる方法が用いられている。
ガスを発生する無機物を粒状又は押し固めた固形物状に
成形して用いる方法が知られている。一般に、水と反応
してガスを発生する無機物の具体例としては、炭酸ソー
ダと過酸化水素との付加物、酸素過酸化カルシウム、炭
酸水素ナトリウム等が広く知られている。香料等では、
香料等を液状の揮発性物質に溶解したものを直接処理対
象物へ散布する方法が主として用いられており、また防
虫剤では、昇華性物質中に防虫剤を含有させた固形防虫
剤を一部解放部を有するフィルム等に包装して該防虫剤
を揮発させる方法が用いられている。
【0004】しかしながら、これら徐放性材料中の揮発
性物質は、必然的に高い揮発性を有するため短期間にそ
の作用が消失しやすい。特に、酸素発生材中の無機物
は、水中に投入されると直ちに水と反応して酸素ガスを
発生するが、その反応は急激に起こるため、該ガスの発
生量を制御することができず、短時間で有効ガス発生量
を発生し終わってしまう。
性物質は、必然的に高い揮発性を有するため短期間にそ
の作用が消失しやすい。特に、酸素発生材中の無機物
は、水中に投入されると直ちに水と反応して酸素ガスを
発生するが、その反応は急激に起こるため、該ガスの発
生量を制御することができず、短時間で有効ガス発生量
を発生し終わってしまう。
【0005】具体的に、水中において酸素ガスを発生さ
せる場合、水の酸素溶解量が室温では数ppmであるた
め、酸素発生材より生じた大部分の酸素ガスは、水に溶
解することなく空気中に放出されてしまい、水中への酸
素供給効率が極めて悪い。
せる場合、水の酸素溶解量が室温では数ppmであるた
め、酸素発生材より生じた大部分の酸素ガスは、水に溶
解することなく空気中に放出されてしまい、水中への酸
素供給効率が極めて悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】水と反応して発生する
ガスの発生量を経時的に制御するためには、水、及び酸
素ガス透過性をコントロールできる何らかの物質にこれ
らのガス発生材を均一に分散させ、包埋することが必要
である。
ガスの発生量を経時的に制御するためには、水、及び酸
素ガス透過性をコントロールできる何らかの物質にこれ
らのガス発生材を均一に分散させ、包埋することが必要
である。
【0007】揮発性殺虫剤に徐放性をもたせるには、該
殺虫剤を熱可塑性樹脂と混合し包埋する方法が試みられ
たが、該樹脂組成物を用途に適した所定の形状に成形す
るには高温賦形することが必要なため、この成形工程で
殺虫剤が分解したり、その成形中に散逸してしまうとい
う課題があった。
殺虫剤を熱可塑性樹脂と混合し包埋する方法が試みられ
たが、該樹脂組成物を用途に適した所定の形状に成形す
るには高温賦形することが必要なため、この成形工程で
殺虫剤が分解したり、その成形中に散逸してしまうとい
う課題があった。
【0008】一般的に、生産性よくプラスチック成形品
を得るためには、ポリエチレン、PMMA、ポリカーボ
ネート、ABS等の熱可塑性ポリマーを射出成形する方
法が知られている。しかし、本発明で用いる水と反応し
てガスを発生する無機物は、高温で処理すると分解し、
ガスを発生し効力を失ったり、又は酸素ガス発生剤の場
合には樹脂を発火させる恐れもあるため、前記熱可塑性
ポリマーは、無機物を包埋する樹脂として適用すること
はできない。
を得るためには、ポリエチレン、PMMA、ポリカーボ
ネート、ABS等の熱可塑性ポリマーを射出成形する方
法が知られている。しかし、本発明で用いる水と反応し
てガスを発生する無機物は、高温で処理すると分解し、
ガスを発生し効力を失ったり、又は酸素ガス発生剤の場
合には樹脂を発火させる恐れもあるため、前記熱可塑性
ポリマーは、無機物を包埋する樹脂として適用すること
はできない。
【0009】本発明は、上述の如き背景のもとになされ
たものであり、その目的とするところは、水と反応して
ガスを発生する無機物を含有した硬化性樹脂組成物から
なり、これを用いることにより、ガス発生の作用効果を
長期間維持でき、しかもそのガス発生量の制御及び使用
効率も優れたガス徐放性樹脂成形品を生産性よく提供す
ることにある。
たものであり、その目的とするところは、水と反応して
ガスを発生する無機物を含有した硬化性樹脂組成物から
なり、これを用いることにより、ガス発生の作用効果を
長期間維持でき、しかもそのガス発生量の制御及び使用
効率も優れたガス徐放性樹脂成形品を生産性よく提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、水と反応してガス
を発生する無機物を、特定の分子内に少なくとも1個の
(メタ)アクリロイル基を有する化合物に均一分散させ
たものを賦形し、ラジカル重合硬化させて得られたプラ
スチック成形品が、水中での単位時間当たりのガス発生
量を一定量に制御しつつガスを持続的に発生させること
が可能であることを見いだし、さらに該ラジカル硬化性
組成物に非ラジカル重合性化合物を含有させることによ
り、ガス発生速度を増加できることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
を解決するために鋭意検討した結果、水と反応してガス
を発生する無機物を、特定の分子内に少なくとも1個の
(メタ)アクリロイル基を有する化合物に均一分散させ
たものを賦形し、ラジカル重合硬化させて得られたプラ
スチック成形品が、水中での単位時間当たりのガス発生
量を一定量に制御しつつガスを持続的に発生させること
が可能であることを見いだし、さらに該ラジカル硬化性
組成物に非ラジカル重合性化合物を含有させることによ
り、ガス発生速度を増加できることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は、(A)水と反応して
ガスを発生する無機物1〜90重量部、(B)分子内に
少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合
物を少なくとも1種5〜90重量部、(C)非ラジカル
重合性化合物の少なくとも1種1〜60重量部、(D)
ラジカル重合開始剤0.001〜5重量部、(ただし、
(A)、(B)、(C)及び(D)の合計量100重量
部とする)からなる硬化性樹脂組成物、及び該硬化性樹
脂組成物を所定形状に賦形し、ラジカル重合させたガス
徐放性樹脂成形品である。以下、本発明の硬化性樹脂組
成物、及びそれを所定形状に硬化せしめたガス徐放性樹
脂成形品について、より詳細に説明する。
ガスを発生する無機物1〜90重量部、(B)分子内に
少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を有する化合
物を少なくとも1種5〜90重量部、(C)非ラジカル
重合性化合物の少なくとも1種1〜60重量部、(D)
ラジカル重合開始剤0.001〜5重量部、(ただし、
(A)、(B)、(C)及び(D)の合計量100重量
部とする)からなる硬化性樹脂組成物、及び該硬化性樹
脂組成物を所定形状に賦形し、ラジカル重合させたガス
徐放性樹脂成形品である。以下、本発明の硬化性樹脂組
成物、及びそれを所定形状に硬化せしめたガス徐放性樹
脂成形品について、より詳細に説明する。
【0012】[(A)成分について](A)成分は水と
反応してガスを発生する無機物であり、目的とするガス
を水と反応して発生する公知のものを用いればよい。具
体的には、酸素ガスを発生する無機物として、炭酸ソー
ダと過酸化水素との付加物(Na2 CO3 ・3/2H2
O2 )、メタホウ酸ソーダと過酸化水素との付加物(N
aBO2 ・H2 O2 /3H2 O)、及び過酸化カルシウ
ム(CaO2)等が、また、炭酸ガスを発生する無機物
として炭酸水素ナトリウム(NaHCO3 )等が挙げら
れる。これらの中でも、魚類への酸素供給用として用い
るには、水のpHが上がりにくい過酸化カルシウム(C
aO2 )が特に好ましい。
反応してガスを発生する無機物であり、目的とするガス
を水と反応して発生する公知のものを用いればよい。具
体的には、酸素ガスを発生する無機物として、炭酸ソー
ダと過酸化水素との付加物(Na2 CO3 ・3/2H2
O2 )、メタホウ酸ソーダと過酸化水素との付加物(N
aBO2 ・H2 O2 /3H2 O)、及び過酸化カルシウ
ム(CaO2)等が、また、炭酸ガスを発生する無機物
として炭酸水素ナトリウム(NaHCO3 )等が挙げら
れる。これらの中でも、魚類への酸素供給用として用い
るには、水のpHが上がりにくい過酸化カルシウム(C
aO2 )が特に好ましい。
【0013】(A)成分の使用割合は、(A)〜(D)
各成分の合計重量部を100重量部としたとき1〜90
重量部、より好ましくは5〜70重量部である。(A)
成分の含量が1重量部未満である硬化性樹脂組成物から
なる成形品では十分なガス発生量が得られず、90重量
部を越える該成形品は機械的強度が低下する。
各成分の合計重量部を100重量部としたとき1〜90
重量部、より好ましくは5〜70重量部である。(A)
成分の含量が1重量部未満である硬化性樹脂組成物から
なる成形品では十分なガス発生量が得られず、90重量
部を越える該成形品は機械的強度が低下する。
【0014】[(B)成分について](B)成分であ
る、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基
を有する化合物は、(A)成分の無機物を包埋するため
のバインダー樹脂であり、また(A)成分の含有量に応
じて硬化性樹脂の種類を選定し当該樹脂組成物の粘度を
調整する成分である。
る、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基
を有する化合物は、(A)成分の無機物を包埋するため
のバインダー樹脂であり、また(A)成分の含有量に応
じて硬化性樹脂の種類を選定し当該樹脂組成物の粘度を
調整する成分である。
【0015】すなわち具体的には、(A)成分の使用割
合が多い場合は、(B)成分として粘度の高いウレタン
(メタ)アクリレートや、エポキシ(メタ)アクリレー
トを用いることにより、(A)成分の沈降が起こらない
ようにするのが良い。また、注型成形作業性を向上する
目的では、エステルモノマーで硬化性樹脂組成物の粘度
を調整することが好ましい。
合が多い場合は、(B)成分として粘度の高いウレタン
(メタ)アクリレートや、エポキシ(メタ)アクリレー
トを用いることにより、(A)成分の沈降が起こらない
ようにするのが良い。また、注型成形作業性を向上する
目的では、エステルモノマーで硬化性樹脂組成物の粘度
を調整することが好ましい。
【0016】(B)成分としては、脂肪族、脂環族また
は芳香族のモノ又はポリアルコールのモノ又はポリ(メ
タ)アクリレートや、脂肪族、脂環族又は芳香族のウレ
タンポリ(メタ)アクリレート、エポキシポリ(メタ)
アクリレート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート
が挙げられる。
は芳香族のモノ又はポリアルコールのモノ又はポリ(メ
タ)アクリレートや、脂肪族、脂環族又は芳香族のウレ
タンポリ(メタ)アクリレート、エポキシポリ(メタ)
アクリレート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート
が挙げられる。
【0017】これらの具体例としては、メチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)ア
クリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)
アクリレート、オルトビフェニル(メタ)アクリレー
ト、3−(2,4−ジブロモフェニル)−2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブ
ロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
(n=2〜15)ジ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコール(n=2〜15)ジ(メタ)アクリレー
ト、ポリブチレングリコール(n=2〜15)ジ(メ
タ)アクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシ
エトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタ
クリロキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン、ビス(4−メタクリロキシエトキシフェニル)ス
ルフィド、ビス(4−メタクリルチオフェニル)スルフ
ィド、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
ビスフェノールA型ジエポキシと(メタ)アクリル酸と
を反応させたエポキシジ(メタ)アクリレート、テトラ
ブロモビスフェノールA型ジエポキシと(メタ)アクリ
ル酸とを反応させたエポキシジ(メタ)アクリレート、
トリレンジイソシアネートと2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレートとを反応させたウレタンジ(メ
タ)アクリレート、水添キシリレンジイソシアネートと
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとを反応
させたウレタンジ(メタ)アクリレート、キシリレンジ
イソシアネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレートとを反応させたウレタンジ(メタ)アクリレー
ト、等が挙げられる。
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)ア
クリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)
アクリレート、オルトビフェニル(メタ)アクリレー
ト、3−(2,4−ジブロモフェニル)−2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブ
ロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
(n=2〜15)ジ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコール(n=2〜15)ジ(メタ)アクリレー
ト、ポリブチレングリコール(n=2〜15)ジ(メ
タ)アクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシ
エトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタ
クリロキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン、ビス(4−メタクリロキシエトキシフェニル)ス
ルフィド、ビス(4−メタクリルチオフェニル)スルフ
ィド、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
ビスフェノールA型ジエポキシと(メタ)アクリル酸と
を反応させたエポキシジ(メタ)アクリレート、テトラ
ブロモビスフェノールA型ジエポキシと(メタ)アクリ
ル酸とを反応させたエポキシジ(メタ)アクリレート、
トリレンジイソシアネートと2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレートとを反応させたウレタンジ(メ
タ)アクリレート、水添キシリレンジイソシアネートと
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとを反応
させたウレタンジ(メタ)アクリレート、キシリレンジ
イソシアネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレートとを反応させたウレタンジ(メタ)アクリレー
ト、等が挙げられる。
【0018】これらの単量体は、1種を単独で用いても
よいし、2種以上を混合して用いてもよい。
よいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0019】(B)成分の使用割合は、(A)〜(D)
成分100重量部中5〜90重量部、より好ましくは1
0〜80重量部である。(B)成分の使用量が、5重量
部未満の樹脂組成物から作られた成型品では、ガス徐放
性樹脂成形品の機械的強度が低下し、(B)成分量が9
0重量部を越える該樹脂組成物より作った成型品では、
十分なガス発生量が得られない。
成分100重量部中5〜90重量部、より好ましくは1
0〜80重量部である。(B)成分の使用量が、5重量
部未満の樹脂組成物から作られた成型品では、ガス徐放
性樹脂成形品の機械的強度が低下し、(B)成分量が9
0重量部を越える該樹脂組成物より作った成型品では、
十分なガス発生量が得られない。
【0020】[(C)成分について](C)成分であ
る、非ラジカル重合性化合物は、ガス徐放性樹脂成形品
の透湿性を向上させガス発生量を増加させるものであ
る。(C)成分としては、分子内にラジカル重合性ビニ
ル基、アリル基等を含まない有機化合物があげられる
が、有機溶剤の内、沸点が100℃以下のものは、成形
後に成形体から揮発してしまうため好ましくない。
る、非ラジカル重合性化合物は、ガス徐放性樹脂成形品
の透湿性を向上させガス発生量を増加させるものであ
る。(C)成分としては、分子内にラジカル重合性ビニ
ル基、アリル基等を含まない有機化合物があげられる
が、有機溶剤の内、沸点が100℃以下のものは、成形
後に成形体から揮発してしまうため好ましくない。
【0021】(C)成分の具体例としては、エチレング
リコ−ル、プロピレングリコ−ル、ポリエチレングリコ
−ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリブチレングリコ
−ル、ポリカプロラクトンジオ−ル、ヘキサンジオ−
ル、ブタンジオ−ル、エチレングリコ−ルモノエチルエ
−テル、エチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエ
チレングリコ−ルモノエチルエ−テル、ジエチレングリ
コ−ルモノブチルエ−テル、メトキシプロパノ−ル、メ
トキシブタノ−ル、ノニルフェノ−ル、ノニルフェノ−
ルエチレンオキシド付加物等のアルコ−ル化合物、ヘキ
サンジオ−ルジグリシジルエ−テル、トリメチロ−ルプ
ロパントリグリシジルエ−テル、グリセリントリグリシ
ジルエ−テル、グリセリンジグリシジルエ−テル、ペン
タエリスリト−ルテトラグリシジルエ−テル、ペンタエ
リスリト−ルトリグリシジルエ−テル、ビスフェニ−ル
A型ジグリシジルエ−テル、ビスフェノ−ルF型ジグリ
シジルエ−テル、等のエポキシ化合物、その他、比較的
低分子量のポリアクリルポリオ−ル、ポリメタクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、等が挙げられる。
リコ−ル、プロピレングリコ−ル、ポリエチレングリコ
−ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリブチレングリコ
−ル、ポリカプロラクトンジオ−ル、ヘキサンジオ−
ル、ブタンジオ−ル、エチレングリコ−ルモノエチルエ
−テル、エチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエ
チレングリコ−ルモノエチルエ−テル、ジエチレングリ
コ−ルモノブチルエ−テル、メトキシプロパノ−ル、メ
トキシブタノ−ル、ノニルフェノ−ル、ノニルフェノ−
ルエチレンオキシド付加物等のアルコ−ル化合物、ヘキ
サンジオ−ルジグリシジルエ−テル、トリメチロ−ルプ
ロパントリグリシジルエ−テル、グリセリントリグリシ
ジルエ−テル、グリセリンジグリシジルエ−テル、ペン
タエリスリト−ルテトラグリシジルエ−テル、ペンタエ
リスリト−ルトリグリシジルエ−テル、ビスフェニ−ル
A型ジグリシジルエ−テル、ビスフェノ−ルF型ジグリ
シジルエ−テル、等のエポキシ化合物、その他、比較的
低分子量のポリアクリルポリオ−ル、ポリメタクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、等が挙げられる。
【0022】これらの化合物は、1種を単独で用いても
よいし、2種以上を混合して用いてもよい。
よいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0023】(C)成分の使用割合は、(A)〜(D)
成分100重量部中1〜60重量部、より好ましくは2
0〜50重量部である。(C)成分の使用量が、1重量
部未満の樹脂組成物から作られた成型品では、十分なガ
ス発生量が得られず、(C)成分量が60重量部を越え
る該樹脂組成物より作った成型品では、ガス徐放性性樹
脂成形品の機械的強度が低下する。
成分100重量部中1〜60重量部、より好ましくは2
0〜50重量部である。(C)成分の使用量が、1重量
部未満の樹脂組成物から作られた成型品では、十分なガ
ス発生量が得られず、(C)成分量が60重量部を越え
る該樹脂組成物より作った成型品では、ガス徐放性性樹
脂成形品の機械的強度が低下する。
【0024】[(D)成分について](D)成分であ
る、ラジカル重合開始剤としては、熱エネルギーにより
ラジカルを発生させるものと、紫外線や可視光線に代表
される活性エネルギー線に感応してラジカルを発生する
ものとがあるが、公知のものを用いればよく、特に限定
されない。
る、ラジカル重合開始剤としては、熱エネルギーにより
ラジカルを発生させるものと、紫外線や可視光線に代表
される活性エネルギー線に感応してラジカルを発生する
ものとがあるが、公知のものを用いればよく、特に限定
されない。
【0025】前者の熱エネルギーによりラジカルを発生
する重合開始剤として、具体例としては、ベンゾイルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソブチレート等
の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
化合物が挙げられるが、10時間半減期温度で示される
反応温度が比較的低いものがより好ましい。後者の活性
エネルギー線感応重合開始剤は、ラジカル発生速度が速
く、また低温成形できるので、(A)成分のガスを発生
される効力を失うことなく、かつ生産性にも優れた徐放
性樹脂組成物を得ることができる。
する重合開始剤として、具体例としては、ベンゾイルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソブチレート等
の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
化合物が挙げられるが、10時間半減期温度で示される
反応温度が比較的低いものがより好ましい。後者の活性
エネルギー線感応重合開始剤は、ラジカル発生速度が速
く、また低温成形できるので、(A)成分のガスを発生
される効力を失うことなく、かつ生産性にも優れた徐放
性樹脂組成物を得ることができる。
【0026】この具体例としては、ベンゾイン、ベンゾ
インモノメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル、アセトイン、ベンジル、ベンゾフェノン、p−メ
トキシベンゾフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベ
ンジルジメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフ
ェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、メチルフェニルグリオキシレート、エチルフェニル
グリオキシレート、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、等のカルボニル化合物、
テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチ
ウラムジスルフィドなどの硫黄化合物、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド
等のアシルフォスフィンオキサイド、カンファーキノン
等の可視光線感応性のラジカル重合開始剤を挙げること
ができる。
インモノメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル、アセトイン、ベンジル、ベンゾフェノン、p−メ
トキシベンゾフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベ
ンジルジメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフ
ェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、メチルフェニルグリオキシレート、エチルフェニル
グリオキシレート、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、等のカルボニル化合物、
テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチ
ウラムジスルフィドなどの硫黄化合物、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド
等のアシルフォスフィンオキサイド、カンファーキノン
等の可視光線感応性のラジカル重合開始剤を挙げること
ができる。
【0027】これらは、1種または2種以上の混合系で
使用される。これらの中でも、ベンゾイン、ベンゾイン
イソプロピルエーテル、メチルフェニルグリオキシレー
ト、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、ベンジルジメチルケタール、2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイドが
より好ましい。
使用される。これらの中でも、ベンゾイン、ベンゾイン
イソプロピルエーテル、メチルフェニルグリオキシレー
ト、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、ベンジルジメチルケタール、2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイドが
より好ましい。
【0028】(D)成分の使用割合は、(A)〜(D)
各成分の合計量100重量部中0.001〜5重量部、
より好ましくは、0.02〜2重量部である。(D)成
分の使用量が0.001重量部未満の硬化性樹脂組成物
ではその硬化性が不十分となり、5重量部を越える該樹
脂組成物では、(D)成分が熱重合開始剤の場合は
(A)成分を失活させ、また(D)成分が活性エネルギ
ー線感応開始剤の場合は、当該樹脂組成物の成型物の深
部硬化性が不足し、未重合物を含む成型品となり易いた
め好ましくない。
各成分の合計量100重量部中0.001〜5重量部、
より好ましくは、0.02〜2重量部である。(D)成
分の使用量が0.001重量部未満の硬化性樹脂組成物
ではその硬化性が不十分となり、5重量部を越える該樹
脂組成物では、(D)成分が熱重合開始剤の場合は
(A)成分を失活させ、また(D)成分が活性エネルギ
ー線感応開始剤の場合は、当該樹脂組成物の成型物の深
部硬化性が不足し、未重合物を含む成型品となり易いた
め好ましくない。
【0029】本発明の硬化性樹脂組成物及びそれを所定
形状に賦形し重合硬化して得た成形品には、必要に応じ
て、酸化防止剤、黄変防止剤、紫外線吸収剤、ブルーイ
ング剤、顔料、沈降防止剤、消泡剤、帯電防止剤、防曇
剤など、各種の添加剤が含まれていてもよい。
形状に賦形し重合硬化して得た成形品には、必要に応じ
て、酸化防止剤、黄変防止剤、紫外線吸収剤、ブルーイ
ング剤、顔料、沈降防止剤、消泡剤、帯電防止剤、防曇
剤など、各種の添加剤が含まれていてもよい。
【0030】本発明のガス徐放性樹脂成形品を得る方法
として、具体的には、所望の性能に応じて(A)〜
(D)成分を所定量混合した硬化性樹脂組成物を、2枚
のガラス板と塩化ビニル製のガスケットで構成された金
型に注入し、その金型ごと加熱または活性エネルギー線
を照射し、或いはそれらの組み合わせによりラジカル重
合硬化すればよい。
として、具体的には、所望の性能に応じて(A)〜
(D)成分を所定量混合した硬化性樹脂組成物を、2枚
のガラス板と塩化ビニル製のガスケットで構成された金
型に注入し、その金型ごと加熱または活性エネルギー線
を照射し、或いはそれらの組み合わせによりラジカル重
合硬化すればよい。
【0031】本発明の徐放性樹脂成形品を作成する際に
用いる金型としては、シリコーンゴム製、ガラス製、プ
ラスチック製、金属製など、又はそれらの組み合わせた
ものを用いればよい。
用いる金型としては、シリコーンゴム製、ガラス製、プ
ラスチック製、金属製など、又はそれらの組み合わせた
ものを用いればよい。
【0032】本発明の硬化性樹脂組成物を注型重合で硬
化する方法としては、熱重合の場合には熱風炉または温
水浴に入れる方法が、また活性エネルギー線重合の場合
には金型の片面あるいは両面から化学反応用ケミカルラ
ンプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、太陽光
等の活性エネルギー線を照射する方法が挙げられる。該
活性エネルギー線のうち、200〜400nmの波長
で、紫外線の積算値が0.1〜30J/cm2 となる照
射量が、硬化性に優れ、透過率が良いため特に好まし
い。また、活性エネルギー線の照射雰囲気下は、空気中
でも良いし、窒素、アルゴン等の不活性ガス中でもよ
い。
化する方法としては、熱重合の場合には熱風炉または温
水浴に入れる方法が、また活性エネルギー線重合の場合
には金型の片面あるいは両面から化学反応用ケミカルラ
ンプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、太陽光
等の活性エネルギー線を照射する方法が挙げられる。該
活性エネルギー線のうち、200〜400nmの波長
で、紫外線の積算値が0.1〜30J/cm2 となる照
射量が、硬化性に優れ、透過率が良いため特に好まし
い。また、活性エネルギー線の照射雰囲気下は、空気中
でも良いし、窒素、アルゴン等の不活性ガス中でもよ
い。
【0033】また2枚の金型を固定するために用いるガ
スケットとしては、塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂の
他、ポリエステル製の粘着テープ等で固定してもよい。
スケットとしては、塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂の
他、ポリエステル製の粘着テープ等で固定してもよい。
【0034】
【実施例】以下に、実施例及び比較例をあげて、本発明
を更に詳しく説明する。
を更に詳しく説明する。
【0035】なお、実施例中に記載する単量体の略号
は、以下の通りである。 SC :炭酸ソーダと過酸化水素との付加物(Na2 C
O3 ・3/2H2 O2 ) CP :過酸化カルシウム(CaO2 ) UM1:キシリレンジイソシアネートと2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレートとを反応させて得られたウレタ
ンジメタクリレート EM1:ビスフェノールAジグリシジルエーテルとメタ
クリル酸とを反応させて得られたエポキシジメタクリレ
ート HDM:ヘキサンジオールジメタクリレート 9GA:ノナエチレングリコールジアクリレート PEG:分子量600のポリエチレングリコ−ル TTG:トリメチロ−ルプロパントリグリシジルエ−テ
ル TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイド MPG:メチルフェニルグリオキシレート
は、以下の通りである。 SC :炭酸ソーダと過酸化水素との付加物(Na2 C
O3 ・3/2H2 O2 ) CP :過酸化カルシウム(CaO2 ) UM1:キシリレンジイソシアネートと2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレートとを反応させて得られたウレタ
ンジメタクリレート EM1:ビスフェノールAジグリシジルエーテルとメタ
クリル酸とを反応させて得られたエポキシジメタクリレ
ート HDM:ヘキサンジオールジメタクリレート 9GA:ノナエチレングリコールジアクリレート PEG:分子量600のポリエチレングリコ−ル TTG:トリメチロ−ルプロパントリグリシジルエ−テ
ル TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイド MPG:メチルフェニルグリオキシレート
【0036】[実施例1]UM1 40g、HDM 2
0g、PEG 20g、TPO 0.05gを混合して
室温でよく攪拌した後、SC 20gを添加し攪拌し
た。この混合物を、125mm×125mm、厚み5m
mの2枚のガラス板の間を、塩化ビニル製、外径8mm
のチューブで囲み、注入部の厚みが5mmになるように
した金型に注入した。次いで、該金型の片面から40w
のケミカルランプにより30分間、約3.6J/cm2
の紫外線照射を行った後、該金型から硬化した成形品を
脱型して、ガス徐放性樹脂成形板を得た。得られた該樹
脂成形板を、幅10mm、長さ100mmにカットし、
水を満たした水槽中に逆さに設置した200ccのメス
シリンダーの下部に該樹脂板を置き、発生する酸素量を
測定した。この評価結果は、表1及び図1に示す通りで
あり、該成形品から発生するガス量は直線的に増加し、
1ケ月後にはSCの有効酸素量107ccの40%であ
る42cc、2ケ月後には90%、97ccの酸素ガス
発生量が観測された。
0g、PEG 20g、TPO 0.05gを混合して
室温でよく攪拌した後、SC 20gを添加し攪拌し
た。この混合物を、125mm×125mm、厚み5m
mの2枚のガラス板の間を、塩化ビニル製、外径8mm
のチューブで囲み、注入部の厚みが5mmになるように
した金型に注入した。次いで、該金型の片面から40w
のケミカルランプにより30分間、約3.6J/cm2
の紫外線照射を行った後、該金型から硬化した成形品を
脱型して、ガス徐放性樹脂成形板を得た。得られた該樹
脂成形板を、幅10mm、長さ100mmにカットし、
水を満たした水槽中に逆さに設置した200ccのメス
シリンダーの下部に該樹脂板を置き、発生する酸素量を
測定した。この評価結果は、表1及び図1に示す通りで
あり、該成形品から発生するガス量は直線的に増加し、
1ケ月後にはSCの有効酸素量107ccの40%であ
る42cc、2ケ月後には90%、97ccの酸素ガス
発生量が観測された。
【0037】[実施例2]EM1 30g、9GA 2
0g、TTG 10g、MPG 0.2gを混合し室温
でよく攪拌した後、CP 40gを添加し、攪拌した。
この混合物を用いる以外は実施例1と同様の方法でガス
徐放性樹脂成形板を作成し、実施例1と同様の評価を行
った。この評価結果は表1及び図1に示す通りであり、
該成形板から発生するガス量は、直線的に増加し、1ケ
月後には、CPの有効酸素量286ccの12%である
34cc、2ケ月後には30%、87cc、3ケ月後に
は50%、145ccの酸素ガス発生量が観測された。
0g、TTG 10g、MPG 0.2gを混合し室温
でよく攪拌した後、CP 40gを添加し、攪拌した。
この混合物を用いる以外は実施例1と同様の方法でガス
徐放性樹脂成形板を作成し、実施例1と同様の評価を行
った。この評価結果は表1及び図1に示す通りであり、
該成形板から発生するガス量は、直線的に増加し、1ケ
月後には、CPの有効酸素量286ccの12%である
34cc、2ケ月後には30%、87cc、3ケ月後に
は50%、145ccの酸素ガス発生量が観測された。
【0038】[比較例1]SC 20gの粉体を、実施
例1と同様の評価方法を用いて、発生するガス量を測定
した結果を、表1及び図1に示す。この結果、約2日後
には、SCの有効酸素量に対しほぼ100%の酸素ガス
が発生したことがわかった。
例1と同様の評価方法を用いて、発生するガス量を測定
した結果を、表1及び図1に示す。この結果、約2日後
には、SCの有効酸素量に対しほぼ100%の酸素ガス
が発生したことがわかった。
【0039】[比較例2]CP 40gの粉体を、実施
例1と同様の評価方法を用いて、発生するガス量を測定
した結果を、表1及び図1に示す。この結果、約10日
後には、CPの有効酸素量に対しほぼ100%の酸素ガ
スが発生したことがわかった。
例1と同様の評価方法を用いて、発生するガス量を測定
した結果を、表1及び図1に示す。この結果、約10日
後には、CPの有効酸素量に対しほぼ100%の酸素ガ
スが発生したことがわかった。
【0040】[比較例3]EM1 30g、9GA 30
g、MPG 0.2gを混合して室温でよく攪拌した
後、CP 40gを添加し攪拌した。この混合物を用い
る以外は実施例1と同様の方法でガス徐放性樹脂成形板
を作成し、実施例1と同様の評価を行った。この評価結
果は表1及び図1に示す通りであり、該成形板から発生
するガス量は、直線的に増加し、1ケ月後には、CPの
有効酸素量286ccの6%である17cc、2ケ月後
には16%、46cc、3ケ月後には28%、80cc
の酸素ガス発生量が観測された。
g、MPG 0.2gを混合して室温でよく攪拌した
後、CP 40gを添加し攪拌した。この混合物を用い
る以外は実施例1と同様の方法でガス徐放性樹脂成形板
を作成し、実施例1と同様の評価を行った。この評価結
果は表1及び図1に示す通りであり、該成形板から発生
するガス量は、直線的に増加し、1ケ月後には、CPの
有効酸素量286ccの6%である17cc、2ケ月後
には16%、46cc、3ケ月後には28%、80cc
の酸素ガス発生量が観測された。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の硬化性樹脂組成物中に、水と反
応してガスを発生する無機物を含有させることにより、
ガス発生の作用効果を長時間維持でき、しかもそのガス
の制御及び使用効率、及び安全性に優れたガス徐放性樹
脂成形品を生産性よく提供することができる。
応してガスを発生する無機物を含有させることにより、
ガス発生の作用効果を長時間維持でき、しかもそのガス
の制御及び使用効率、及び安全性に優れたガス徐放性樹
脂成形品を生産性よく提供することができる。
【図1】図1は、有効酸素量に対する発生酸素量の変化
を、使用開始日からの経過日数で示した図である。
を、使用開始日からの経過日数で示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01J 7/00 A
Claims (2)
- 【請求項1】(A)水と反応してガスを発生する無機物
1〜90重量部、(B)分子内に少なくとも1個の(メ
タ)アクリロイル基を有する化合物の少なくとも1種5
〜90重量部、(C)非ラジカル重合性化合物の少なく
とも1種1〜60重量部、(D)ラジカル重合開始剤
0.001〜5重量部、(ただし、(A)、(B)、
(C)及び(D)の合計量100重量部とする)からな
る硬化性樹脂組成物。 - 【請求項2】請求項1記載の硬化性樹脂組成物を所定形
状に賦形し、ラジカル重合硬化させたガス徐放性樹脂成
形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12154594A JPH07331027A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 硬化性樹脂組成物及びガス徐放性樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12154594A JPH07331027A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 硬化性樹脂組成物及びガス徐放性樹脂成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331027A true JPH07331027A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14813905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12154594A Pending JPH07331027A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 硬化性樹脂組成物及びガス徐放性樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331027A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010144168A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Heraeus Medical Gmbh | 殺胞子性組成物及びその使用 |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP12154594A patent/JPH07331027A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010144168A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Heraeus Medical Gmbh | 殺胞子性組成物及びその使用 |
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