JPH07331173A - 光学材料形成用塗液組成物および光学材料 - Google Patents
光学材料形成用塗液組成物および光学材料Info
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- JPH07331173A JPH07331173A JP7032497A JP3249795A JPH07331173A JP H07331173 A JPH07331173 A JP H07331173A JP 7032497 A JP7032497 A JP 7032497A JP 3249795 A JP3249795 A JP 3249795A JP H07331173 A JPH07331173 A JP H07331173A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】シロキサンポリマーと、特定の金属アルコキシ
ドおよび/または該金属アルコキシドから誘導される金
属キレート化合物を含有することを特徴とする光学材料
形成用塗液組成物。 【効果】本発明の光学材料形成用塗液組成物は、高温高
湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均一性に優れ
た被膜を得ることができ、かつ、製造方法が簡便であ
る。
ドおよび/または該金属アルコキシドから誘導される金
属キレート化合物を含有することを特徴とする光学材料
形成用塗液組成物。 【効果】本発明の光学材料形成用塗液組成物は、高温高
湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均一性に優れ
た被膜を得ることができ、かつ、製造方法が簡便であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコキシシランを加
水分解および縮合させることによって得られるシロキサ
ンポリマーと金属アルコキシドおよび/または該金属ア
ルコキシドから誘導される金属キレート化合物とを含有
する光学材料形成用塗液組成物に関するものであり、さ
らに詳しくは、高温高湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性
に優れた被膜を得ることができる光学材料形成用塗液組
成物に関するものである。特に、光通信や光を利用する
システムに用いられる光導波路や光フィルター等の光学
材料を形成するための塗液組成物に関するものである。
水分解および縮合させることによって得られるシロキサ
ンポリマーと金属アルコキシドおよび/または該金属ア
ルコキシドから誘導される金属キレート化合物とを含有
する光学材料形成用塗液組成物に関するものであり、さ
らに詳しくは、高温高湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性
に優れた被膜を得ることができる光学材料形成用塗液組
成物に関するものである。特に、光通信や光を利用する
システムに用いられる光導波路や光フィルター等の光学
材料を形成するための塗液組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気通信システムの伝送高速化の
手段として光通信システムが注目されてきており、その
部品材料として光に対応したものが要求されてきた。光
学部品材料としては、透明性、耐熱性、密着性、耐溶剤
性、耐薬品性、そして高温高湿耐性、屈折率均一性等の
幅広い特性が要求される。
手段として光通信システムが注目されてきており、その
部品材料として光に対応したものが要求されてきた。光
学部品材料としては、透明性、耐熱性、密着性、耐溶剤
性、耐薬品性、そして高温高湿耐性、屈折率均一性等の
幅広い特性が要求される。
【0003】このような光学材料を形成せしめる熱硬化
性塗液組成物として、特に耐熱性の見地から特開平4−
157402号公報に示されるごとく、シロキサンポリ
マーの提案が行われている。
性塗液組成物として、特に耐熱性の見地から特開平4−
157402号公報に示されるごとく、シロキサンポリ
マーの提案が行われている。
【0004】アルコキシシランを加水分解および縮合さ
せることによって得られるシロキサンポリマーを含有し
た塗液組成物としては、特開昭63−241076号、
特開平3−126612号、特開平3−188179号
公報などに示されるごとく広く知られている。しかし、
得られる被膜には高温高湿耐性がない、つまり、高温高
湿の環境下に長期間保管すると、被膜にピンホール状の
欠陥やマイクロクラックが発生したり、被膜が基板から
の剥離するといった問題点を有していた。
せることによって得られるシロキサンポリマーを含有し
た塗液組成物としては、特開昭63−241076号、
特開平3−126612号、特開平3−188179号
公報などに示されるごとく広く知られている。しかし、
得られる被膜には高温高湿耐性がない、つまり、高温高
湿の環境下に長期間保管すると、被膜にピンホール状の
欠陥やマイクロクラックが発生したり、被膜が基板から
の剥離するといった問題点を有していた。
【0005】また、アルコキシシランと他の金属アルコ
キシドまたはそのキレート化合物を原料として、加水分
解および縮合させることによって得られるポリマーを含
有した塗液組成物も、特開平3−20377号、特開平
3−279210号公報などに示されるごとく知られて
いるが、アルコキシシランと他の金属アルコキシドの反
応性が非常に異なるために製造が困難であったり、濾過
性が悪いという問題点を有していた。
キシドまたはそのキレート化合物を原料として、加水分
解および縮合させることによって得られるポリマーを含
有した塗液組成物も、特開平3−20377号、特開平
3−279210号公報などに示されるごとく知られて
いるが、アルコキシシランと他の金属アルコキシドの反
応性が非常に異なるために製造が困難であったり、濾過
性が悪いという問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
高湿耐性、さらには強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均
一性に優れた被膜を得ることができ、かつ、製造方法が
簡便な光学材料形成用塗液組成物を提供することにあ
る。
高湿耐性、さらには強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均
一性に優れた被膜を得ることができ、かつ、製造方法が
簡便な光学材料形成用塗液組成物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
次の(A)成分と(B)成分とを含有することを特徴と
する光学材料形成用塗液組成物により達成される。 (A) 下記一般式(1) RX Si(OR´)4-X (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、またはそれらの置換体を表わす。また、Xは0〜
3の整数である。)で表わされるアルコキシシランを加
水分解および縮合させることによって得られるシロキサ
ンポリマー。 (B) 下記一般式(2) M(OR'')m (2) (ただし、Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニ
ウムの金属原子である。R''は同一もしくは異なってい
ても良く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、ア
ルケニル基、およびそれらの置換体を表わす。また、m
は金属原子Mの原子価を意味する。)で表わされる金属
アルコキシドおよび/または該金属アルコキシドから誘
導される金属キレート化合物。
次の(A)成分と(B)成分とを含有することを特徴と
する光学材料形成用塗液組成物により達成される。 (A) 下記一般式(1) RX Si(OR´)4-X (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、またはそれらの置換体を表わす。また、Xは0〜
3の整数である。)で表わされるアルコキシシランを加
水分解および縮合させることによって得られるシロキサ
ンポリマー。 (B) 下記一般式(2) M(OR'')m (2) (ただし、Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニ
ウムの金属原子である。R''は同一もしくは異なってい
ても良く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、ア
ルケニル基、およびそれらの置換体を表わす。また、m
は金属原子Mの原子価を意味する。)で表わされる金属
アルコキシドおよび/または該金属アルコキシドから誘
導される金属キレート化合物。
【0008】本発明者らは、光学材料として、可視光〜
近赤外領域での透明性が優れていることから、アルコキ
シシランを加水分解および縮合させることによって得ら
れるシロキサンポリマーからなる塗液組成物に着目し
た。しかしながら、前述の通り、従来のシロキサンポリ
マーからなる塗液組成物を塗布、製膜することにより得
られる光学材料は高温高湿耐性が悪かった。そこで、こ
の不良の原因について本発明者らが検討を行なったとこ
ろ、光学材料の硬化度が低いことが主原因であることが
わかった。そこで、本発明者らは鋭意研究を重ねた結
果、アルコキシシランを加水分解および縮合させること
によって得られるシロキサンポリマーに、金属アルコキ
シドあるいは該金属アルコキシドから誘導される金属キ
レート化合物を添加することにより、300℃以下の硬
化温度でも十分に硬化しうる光学材料を見出だした。
近赤外領域での透明性が優れていることから、アルコキ
シシランを加水分解および縮合させることによって得ら
れるシロキサンポリマーからなる塗液組成物に着目し
た。しかしながら、前述の通り、従来のシロキサンポリ
マーからなる塗液組成物を塗布、製膜することにより得
られる光学材料は高温高湿耐性が悪かった。そこで、こ
の不良の原因について本発明者らが検討を行なったとこ
ろ、光学材料の硬化度が低いことが主原因であることが
わかった。そこで、本発明者らは鋭意研究を重ねた結
果、アルコキシシランを加水分解および縮合させること
によって得られるシロキサンポリマーに、金属アルコキ
シドあるいは該金属アルコキシドから誘導される金属キ
レート化合物を添加することにより、300℃以下の硬
化温度でも十分に硬化しうる光学材料を見出だした。
【0009】一方、アルコキシシランと他の金属アルコ
キシドを原料として用いた類似組成物として、アルコキ
シシランと他の金属アルコキシドを原料として、共加水
分解し、さらに縮合させることによって得られるポリマ
ーを含有した組成物が知られている。しかし、この組成
物においては、アルコキシシランと他の金属アルコキシ
ドの加水分解反応性が非常に異なるために、これらを共
加水分解することは非常に困難で、ゲル化、沈殿生成な
どの製造上の問題や、濾過性不良といった問題のほか、
塗液が得られたとしても、保存安定性が悪かったり、強
靭性の不足、塗布性不良、平坦性不良、そして得られる
被膜の屈折率均一性の不足など多くの問題がある。これ
に対して、本発明の方法によれば、加水分解反応性が低
いアルコキシシランのみを先に加水分解および縮合さ
せ、その後、他の金属アルコキシドあるいは該金属アル
コキシドから誘導される金属キレート化合物を添加する
ので、これらの問題なく、容易に製造することができ
る。
キシドを原料として用いた類似組成物として、アルコキ
シシランと他の金属アルコキシドを原料として、共加水
分解し、さらに縮合させることによって得られるポリマ
ーを含有した組成物が知られている。しかし、この組成
物においては、アルコキシシランと他の金属アルコキシ
ドの加水分解反応性が非常に異なるために、これらを共
加水分解することは非常に困難で、ゲル化、沈殿生成な
どの製造上の問題や、濾過性不良といった問題のほか、
塗液が得られたとしても、保存安定性が悪かったり、強
靭性の不足、塗布性不良、平坦性不良、そして得られる
被膜の屈折率均一性の不足など多くの問題がある。これ
に対して、本発明の方法によれば、加水分解反応性が低
いアルコキシシランのみを先に加水分解および縮合さ
せ、その後、他の金属アルコキシドあるいは該金属アル
コキシドから誘導される金属キレート化合物を添加する
ので、これらの問題なく、容易に製造することができ
る。
【0010】従って、高温高湿耐性に優れた被膜を得る
ことができ、かつ製造方法が簡便な光学材料形成用塗液
組成物が得られることを見出だし、本発明に到達したも
のである。
ことができ、かつ製造方法が簡便な光学材料形成用塗液
組成物が得られることを見出だし、本発明に到達したも
のである。
【0011】以下、本発明の構成を順に説明する。
【0012】成分(A):アルコキシシランを加水分解
および縮合させることによって得られるシロキサンポリ
マー
および縮合させることによって得られるシロキサンポリ
マー
【0013】本発明に使用されるシロキサンポリマー
は、アルコキシシランに水を反応させて加水分解し、さ
らに加熱または常温での放置により部分的に脱水縮合さ
せることにより高分子量化させたものである。
は、アルコキシシランに水を反応させて加水分解し、さ
らに加熱または常温での放置により部分的に脱水縮合さ
せることにより高分子量化させたものである。
【0014】本発明に使用されるアルコキシシランは下
記一般式(1)で表わされるものである。 RX Si(OR´)4-X (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、およびそれらの置換体を表わす。また、Xは0〜
3の整数である。)
記一般式(1)で表わされるものである。 RX Si(OR´)4-X (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、およびそれらの置換体を表わす。また、Xは0〜
3の整数である。)
【0015】Rは、例えば、水素;メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基などのアルキル
基;フェニル基などのアリール基;ビニル基などのアル
ケニル基;β−(3、4−エポキシシクロヘキシル)エ
チル基、γ−メタクリロキシプロピル基、γ−グリシド
キシプロピル基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプ
トプロピル基、γ−アミノプロピル基、N−フェニル−
γ−アミノプロピル基、、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピル基、トリフロオロメチル基、3、3、3
−トリフルオロプロピル基などの置換アルキル基などが
挙げられる。これらの中から、1種、あるいは2種以上
を組み合わせて用いることができる。この選択により、
得られる被膜の特性を調製することが可能である。特
に、被膜の強靭性向上の点から、Rとしてアルコキシ基
を除く、反応性基を有するものであるのが望ましい。例
えば、ビニル基、γ−メタクリロキシプロピル基、γ−
グリシドキシプロピル基である。これらを用いることに
より、得られる被膜は、シロキサン骨格のみでなく、こ
れら反応基による架橋形成による骨格形成が成され、膜
の強靭性が向上するのである。
基、n−プロピル基、i−プロピル基などのアルキル
基;フェニル基などのアリール基;ビニル基などのアル
ケニル基;β−(3、4−エポキシシクロヘキシル)エ
チル基、γ−メタクリロキシプロピル基、γ−グリシド
キシプロピル基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプ
トプロピル基、γ−アミノプロピル基、N−フェニル−
γ−アミノプロピル基、、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピル基、トリフロオロメチル基、3、3、3
−トリフルオロプロピル基などの置換アルキル基などが
挙げられる。これらの中から、1種、あるいは2種以上
を組み合わせて用いることができる。この選択により、
得られる被膜の特性を調製することが可能である。特
に、被膜の強靭性向上の点から、Rとしてアルコキシ基
を除く、反応性基を有するものであるのが望ましい。例
えば、ビニル基、γ−メタクリロキシプロピル基、γ−
グリシドキシプロピル基である。これらを用いることに
より、得られる被膜は、シロキサン骨格のみでなく、こ
れら反応基による架橋形成による骨格形成が成され、膜
の強靭性が向上するのである。
【0016】R´は、例えば、水素;メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基などのアルキル基;フ
ェニル基などのアリール基;アセチル基、β−メトキシ
エトキシ基などの置換アルキル基などが挙げられる。
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基などのアルキル基;フ
ェニル基などのアリール基;アセチル基、β−メトキシ
エトキシ基などの置換アルキル基などが挙げられる。
【0017】これらのアルコキシシランの具体例として
は、テトラヒドロキシシラン、テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ
エトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェ
ニルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、トリフルオロメチルトリメトキシ
シラン、トリフルオロメチルトリエトキシシランを挙げ
ることができ、これらのアルコキシシランは単独、また
は2種以上を混合して用いることができる。
は、テトラヒドロキシシラン、テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ
エトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェ
ニルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、トリフルオロメチルトリメトキシ
シラン、トリフルオロメチルトリエトキシシランを挙げ
ることができ、これらのアルコキシシランは単独、また
は2種以上を混合して用いることができる。
【0018】これらのアルコキシシランの加水分解およ
び縮合反応は無溶媒でも良いが、通常は有機溶媒中で行
なわれる。例えば、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノー
ルなどのアルコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコールなどのグリコール類;エチレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチルエーテルなどのエーテル類;メチルイソブチル
ケトン、ジイソブチルケトンなどのケトン類;ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;
エチルアセテート、エチルセロソルブアセテート、3−
メチル−3−メトキシブチルアセテートなどのアセテー
ト類;トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン
などの芳香族あるいは脂肪族炭化水素のほか、N−メチ
ル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルス
ルホキシドを挙げることができる。
び縮合反応は無溶媒でも良いが、通常は有機溶媒中で行
なわれる。例えば、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノー
ルなどのアルコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコールなどのグリコール類;エチレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチルエーテルなどのエーテル類;メチルイソブチル
ケトン、ジイソブチルケトンなどのケトン類;ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;
エチルアセテート、エチルセロソルブアセテート、3−
メチル−3−メトキシブチルアセテートなどのアセテー
ト類;トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン
などの芳香族あるいは脂肪族炭化水素のほか、N−メチ
ル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルス
ルホキシドを挙げることができる。
【0019】本発明においては、溶媒は除去されること
なく、最終的に得られる塗液の溶剤を兼用することがで
きる。従って、得られる塗液の塗布性向上の点からは、
沸点100〜300℃の液体を用いることが好ましい。
なく、最終的に得られる塗液の溶剤を兼用することがで
きる。従って、得られる塗液の塗布性向上の点からは、
沸点100〜300℃の液体を用いることが好ましい。
【0020】溶媒の量は任意に選択可能であるが、アル
コキシシラン1重量部に対して、0.1〜10.0重量
部の範囲で用いるのが好ましい。
コキシシラン1重量部に対して、0.1〜10.0重量
部の範囲で用いるのが好ましい。
【0021】加水分解および部分縮合反応をさせるため
に用いる水はイオン交換水が好ましく、その量はアルコ
キシシラン1モルに対して、1〜4倍モルの範囲で用い
るのが好ましい。
に用いる水はイオン交換水が好ましく、その量はアルコ
キシシラン1モルに対して、1〜4倍モルの範囲で用い
るのが好ましい。
【0022】また、加水分解および縮合反応をさせるた
めに必要に応じて、触媒を用いることができる。用いる
触媒としては、塩酸、硫酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、
リン酸、硼酸、p−トルエンスルホン酸、イオン交換樹
脂などの酸触媒、トリエチルアミン、ジエチルアミン、
トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの塩基触媒が挙げられる
が、得られる被膜の強靭性向上の点からは酸触媒が好ま
しい。
めに必要に応じて、触媒を用いることができる。用いる
触媒としては、塩酸、硫酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、
リン酸、硼酸、p−トルエンスルホン酸、イオン交換樹
脂などの酸触媒、トリエチルアミン、ジエチルアミン、
トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの塩基触媒が挙げられる
が、得られる被膜の強靭性向上の点からは酸触媒が好ま
しい。
【0023】触媒の量は、アルコキシシラン1重量部に
対して、0.001〜0.1重量部の範囲で用いるのが
好ましい。0.1重量部を越えると、塗液の保存安定
性、および平坦性が損なわれる。また、0.001重量
部より少ない場合では、低重合度ポリマーしか得られず
塗布性が損なわれる。
対して、0.001〜0.1重量部の範囲で用いるのが
好ましい。0.1重量部を越えると、塗液の保存安定
性、および平坦性が損なわれる。また、0.001重量
部より少ない場合では、低重合度ポリマーしか得られず
塗布性が損なわれる。
【0024】加水分解および部分縮合の反応温度は凝固
点から沸点の範囲で通常選択されるが、沸点以上の温度
で、副生する低沸点アルコールおよび水を留去させなが
ら、反応を進行させることが塗布性および保存安定性の
点から好ましい。
点から沸点の範囲で通常選択されるが、沸点以上の温度
で、副生する低沸点アルコールおよび水を留去させなが
ら、反応を進行させることが塗布性および保存安定性の
点から好ましい。
【0025】成分(B)の金属アルコキシド、あるいは
該金属アルコキシドから誘導される金属キレート化合物
は、保護膜の硬化温度を下げる目的で成分(A)に添加
されるものであり、本発明の特徴ある成分である。
該金属アルコキシドから誘導される金属キレート化合物
は、保護膜の硬化温度を下げる目的で成分(A)に添加
されるものであり、本発明の特徴ある成分である。
【0026】本発明において用いられる金属アルコキシ
ドは、下記一般式(2)で表わされる。 M(OR'')m (2) (Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニウムの金
属原子である。R''は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、およびそれらの置換体を表わす。また、mは金属
原子Mの原子価を意味する。)
ドは、下記一般式(2)で表わされる。 M(OR'')m (2) (Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニウムの金
属原子である。R''は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、およびそれらの置換体を表わす。また、mは金属
原子Mの原子価を意味する。)
【0027】Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミ
ニウムの金属原子である。ボロン、マグネシウムなど
は、反応性がシリコンアルコキシドと同等程度であるた
めに低温硬化に効果がなかったり、あるいは、反応性が
極端に高すぎて実用的でない。チタン、ジルコニウム、
アルミニウムのアルコキシド化合物を用いた場合のみ、
本発明の特徴である被膜の硬化温度を下げる効果が見ら
れ、高温高湿耐性に優れた被膜を得ることができ、光学
材料として適したものであることを掴んだ。さらには、
チタン、ジルコニウム、アルミニウムのうち、ジルコニ
ウムを用いた場合は、被膜の強靭性の向上にも非常に有
効であることから、特にジルコニウムアルコキシド、あ
るいはジルコニウムアルコキシドのキレート化合物を用
いるのが好ましい。また、チタンを用いた場合は、被膜
の屈折率の調製に非常に有効であることから、光学材料
の屈折率を調整することが必要な場合には、チタンアル
コキシド、あるいはチタンアルコキシドのキレート化合
物を用いることが好ましい。R''は、例えば、水素;メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基などの
アルキル基;フェニル基などのアリール基;アセチル
基、β−メトキシエトキシ基などの置換アルキル基など
が挙げられる。
ニウムの金属原子である。ボロン、マグネシウムなど
は、反応性がシリコンアルコキシドと同等程度であるた
めに低温硬化に効果がなかったり、あるいは、反応性が
極端に高すぎて実用的でない。チタン、ジルコニウム、
アルミニウムのアルコキシド化合物を用いた場合のみ、
本発明の特徴である被膜の硬化温度を下げる効果が見ら
れ、高温高湿耐性に優れた被膜を得ることができ、光学
材料として適したものであることを掴んだ。さらには、
チタン、ジルコニウム、アルミニウムのうち、ジルコニ
ウムを用いた場合は、被膜の強靭性の向上にも非常に有
効であることから、特にジルコニウムアルコキシド、あ
るいはジルコニウムアルコキシドのキレート化合物を用
いるのが好ましい。また、チタンを用いた場合は、被膜
の屈折率の調製に非常に有効であることから、光学材料
の屈折率を調整することが必要な場合には、チタンアル
コキシド、あるいはチタンアルコキシドのキレート化合
物を用いることが好ましい。R''は、例えば、水素;メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基などの
アルキル基;フェニル基などのアリール基;アセチル
基、β−メトキシエトキシ基などの置換アルキル基など
が挙げられる。
【0028】具体例としては、テトライソプロポキシチ
タン、テトラノルマルブトキシチタン、テトライソプロ
ポキシジルコニウム、テトラノルマルブトキシジルコニ
ウム、トリイソプロポキシアルミニウム、トリノルマル
ブトキシアルミニウムなどが挙げられる。
タン、テトラノルマルブトキシチタン、テトライソプロ
ポキシジルコニウム、テトラノルマルブトキシジルコニ
ウム、トリイソプロポキシアルミニウム、トリノルマル
ブトキシアルミニウムなどが挙げられる。
【0029】また、本発明において用いられる金属キレ
ート化合物は上記一般式(2)で表わされる金属アルコ
キシドから誘導される金属キレート化合物である。
ート化合物は上記一般式(2)で表わされる金属アルコ
キシドから誘導される金属キレート化合物である。
【0030】また、金属キレート化合物は、金属アルコ
キシドにキレート化剤を反応させることにより容易に得
られ、下記一般式(3)に示されるようなものが好まし
い。
キシドにキレート化剤を反応させることにより容易に得
られ、下記一般式(3)に示されるようなものが好まし
い。
【化1】 (ただし、Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニ
ウムの金属原子である。R''は同一もしくは異なってい
ても良く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、ア
ルケニル基、およびそれらの置換体、R1 は同一もしく
は異なっていても良く、それぞれ水素、アルキル基、ア
リール基、アルケニル基、アルコキシ基およびそれらの
置換体を表わす。また、mは金属原子Mの原子価、nは
0〜mの数を意味する。)
ウムの金属原子である。R''は同一もしくは異なってい
ても良く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、ア
ルケニル基、およびそれらの置換体、R1 は同一もしく
は異なっていても良く、それぞれ水素、アルキル基、ア
リール基、アルケニル基、アルコキシ基およびそれらの
置換体を表わす。また、mは金属原子Mの原子価、nは
0〜mの数を意味する。)
【0031】キレート化剤の例としては、アセチルアセ
トン、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタンなどの
β−ジケトン;アセト酢酸エチル、ベンゾイル酢酸エチ
ルなどのβ−ケト酸エステルなどを用いることができ
る。
トン、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタンなどの
β−ジケトン;アセト酢酸エチル、ベンゾイル酢酸エチ
ルなどのβ−ケト酸エステルなどを用いることができ
る。
【0032】金属アルコキシドは種々の化学理論量のキ
レート化剤と反応して相当する金属キレート化合物とな
るため、用いるキレート化剤の量は金属アルコキシド1
モルに対して、0.1〜10モルの範囲で、成分(A)
の反応性に応じて決めることが好ましい。すなわち、成
分(A)の反応性が低い場合には、金属アルコキシドあ
るいは低配位の金属キレート化合物を用いることができ
るが、成分(A)の反応性が高い場合には、より加水分
解安定性が高い高配位の金属キレート化合物を用いるの
が好ましい。
レート化剤と反応して相当する金属キレート化合物とな
るため、用いるキレート化剤の量は金属アルコキシド1
モルに対して、0.1〜10モルの範囲で、成分(A)
の反応性に応じて決めることが好ましい。すなわち、成
分(A)の反応性が低い場合には、金属アルコキシドあ
るいは低配位の金属キレート化合物を用いることができ
るが、成分(A)の反応性が高い場合には、より加水分
解安定性が高い高配位の金属キレート化合物を用いるの
が好ましい。
【0033】反応溶媒は生成するアルコールと共沸する
ものを用い、脱水処理を施したものを用いるのが好まし
い。例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノールなど
のアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリ
コールなどのグリコール類;エチレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
ルエーテルなどのエーテル類;メチルイソブチルケト
ン、ジイソブチルケトンなどのケトン類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;エチ
ルアセテート、エチルセロソルブアセテート、3−メチ
ル−3−メトキシブチルアセテートなどのアセテート
類;トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンな
どの芳香族あるいは脂肪族炭化水素のほか、N−メチル
−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルスル
ホキシドなどを挙げることができる。溶媒の量は任意に
選択可能であるが、金属アルコキシド1重量に対して、
1〜50.0重量の範囲で用いるのが好ましい。
ものを用い、脱水処理を施したものを用いるのが好まし
い。例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノールなど
のアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリ
コールなどのグリコール類;エチレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
ルエーテルなどのエーテル類;メチルイソブチルケト
ン、ジイソブチルケトンなどのケトン類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;エチ
ルアセテート、エチルセロソルブアセテート、3−メチ
ル−3−メトキシブチルアセテートなどのアセテート
類;トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンな
どの芳香族あるいは脂肪族炭化水素のほか、N−メチル
−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、ジメチルスル
ホキシドなどを挙げることができる。溶媒の量は任意に
選択可能であるが、金属アルコキシド1重量に対して、
1〜50.0重量の範囲で用いるのが好ましい。
【0034】また、反応温度は凝固点から沸点の範囲で
通常選択される。
通常選択される。
【0035】なお、反応雰囲気は窒素雰囲気下で行なう
のが好ましい。
のが好ましい。
【0036】本発明の光学材料形成用塗液組成物におい
ては、成分(A)のシロキサンポリマーと成分(B)の
金属アルコキシド、または該金属アルコキシドから誘導
される金属キレート化合物とを各々、通常、有機溶媒、
好ましくは沸点100℃以上の有機溶剤を溶剤として用
いた溶液状態で用いる。溶剤は、成分(A)ではシロキ
サンポリマーを合成した際の反応溶媒、成分(B)では
金属キレート化合物を合成した際の反応溶媒をそれぞ
れ、そのまま溶剤として用いることもできる。また、必
要に応じて、反応後、塗布性向上などのために溶剤置換
を行なうこと、濃度調製のために溶剤の添加、除去を行
なうことも可能である。この時の溶剤としては、シロキ
サンポリマーや金属キレート化合物の合成に用いること
ができる溶媒として前述した溶剤を単独、あるいは2種
以上を混合して用いることができる。
ては、成分(A)のシロキサンポリマーと成分(B)の
金属アルコキシド、または該金属アルコキシドから誘導
される金属キレート化合物とを各々、通常、有機溶媒、
好ましくは沸点100℃以上の有機溶剤を溶剤として用
いた溶液状態で用いる。溶剤は、成分(A)ではシロキ
サンポリマーを合成した際の反応溶媒、成分(B)では
金属キレート化合物を合成した際の反応溶媒をそれぞ
れ、そのまま溶剤として用いることもできる。また、必
要に応じて、反応後、塗布性向上などのために溶剤置換
を行なうこと、濃度調製のために溶剤の添加、除去を行
なうことも可能である。この時の溶剤としては、シロキ
サンポリマーや金属キレート化合物の合成に用いること
ができる溶媒として前述した溶剤を単独、あるいは2種
以上を混合して用いることができる。
【0037】本発明の光学材料形成用塗液組成物は、こ
れらの成分(A)のシロキサンポリマーの溶液と成分
(B)の金属アルコキシド、あるいは金属キレート化合
物との溶液を均一に混合することにより得られる。
れらの成分(A)のシロキサンポリマーの溶液と成分
(B)の金属アルコキシド、あるいは金属キレート化合
物との溶液を均一に混合することにより得られる。
【0038】混合の割合としては、シロキサンポリマー
100重量部に対し、金属アルコキシド、または金属キ
レート化合物0.1〜20重量部が好ましく、より好ま
しくは、0.5〜5重量部である。
100重量部に対し、金属アルコキシド、または金属キ
レート化合物0.1〜20重量部が好ましく、より好ま
しくは、0.5〜5重量部である。
【0039】混合方法としては、常温での混合した後、
1時間〜1日間程度の放置、あるいは、沸点以下での加
熱を数時間行なうのが好ましい。
1時間〜1日間程度の放置、あるいは、沸点以下での加
熱を数時間行なうのが好ましい。
【0040】さらに、本発明の光学材料形成用塗液組成
物には、必要に応じて、膜硬化剤、粘度調整剤、界面活
性剤、安定化剤、着色剤、ガラス質形成剤などを添加す
ることができる。
物には、必要に応じて、膜硬化剤、粘度調整剤、界面活
性剤、安定化剤、着色剤、ガラス質形成剤などを添加す
ることができる。
【0041】次に、本発明の光学材料塗液組成物から光
学材料を用いた光学部材を製造する方法について説明す
る。
学材料を用いた光学部材を製造する方法について説明す
る。
【0042】本発明の光学材料形成用塗液組成物をスピ
ン塗布、ディッピング塗布、スプレー塗布、スクリーン
塗布、スクリーン印刷、オフセット印刷などの公知の方
法によって、形成されるべき基板、例えばガラス板上に
塗布し、乾燥する。乾燥は、50〜150℃の範囲で3
0秒〜30分間行ない、乾燥後の膜厚は、1〜20μm
とするのが好ましい。
ン塗布、ディッピング塗布、スプレー塗布、スクリーン
塗布、スクリーン印刷、オフセット印刷などの公知の方
法によって、形成されるべき基板、例えばガラス板上に
塗布し、乾燥する。乾燥は、50〜150℃の範囲で3
0秒〜30分間行ない、乾燥後の膜厚は、1〜20μm
とするのが好ましい。
【0043】乾燥後、必要であれば、PLAなどの露光
機を用い、50〜2000mJ/cm2(365nm)
を全面露光する。
機を用い、50〜2000mJ/cm2(365nm)
を全面露光する。
【0044】該塗液組成物が光によって酸または塩基を
発生する化合物を含有している時等、所望のマスクを介
して露光することによって、パターン形成を行うことも
できる。パターン形成を行う場合は、露光後、加熱(ポ
ストエクスポージャーベーク)を行なうことが好まし
い。ポストエクスポージャーベークを行なうことによっ
て、露光によって発生した酸または塩基性化合物の作用
により露光部の高分子量化が未露光部より進行し、未露
光部との現像液溶解度差が広がり、解像コントラストが
向上するという効果が得られる。ポストエクスポージャ
ベークは50〜150℃の範囲で、30秒〜30分間行
なうのが好ましい。
発生する化合物を含有している時等、所望のマスクを介
して露光することによって、パターン形成を行うことも
できる。パターン形成を行う場合は、露光後、加熱(ポ
ストエクスポージャーベーク)を行なうことが好まし
い。ポストエクスポージャーベークを行なうことによっ
て、露光によって発生した酸または塩基性化合物の作用
により露光部の高分子量化が未露光部より進行し、未露
光部との現像液溶解度差が広がり、解像コントラストが
向上するという効果が得られる。ポストエクスポージャ
ベークは50〜150℃の範囲で、30秒〜30分間行
なうのが好ましい。
【0045】次に、現像を行なう。現像液としては、有
機溶剤、アルカリ性水溶液などを用いることができる。
具体的には、イソプロパノール、プロピレングリコール
モノメチルエーテルなどの有機溶剤;テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイド水溶液、炭酸ナトリウム水
溶液などのアルカリ性水溶液が挙げられる。現像方法
は、これらの現像液に10秒〜10分間浸漬することが
好ましい。
機溶剤、アルカリ性水溶液などを用いることができる。
具体的には、イソプロパノール、プロピレングリコール
モノメチルエーテルなどの有機溶剤;テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイド水溶液、炭酸ナトリウム水
溶液などのアルカリ性水溶液が挙げられる。現像方法
は、これらの現像液に10秒〜10分間浸漬することが
好ましい。
【0046】現像後、水あるいは一般有機溶剤でリンス
し、乾燥し、必要であれば、パターン化された膜をさら
に全面露光することができる。
し、乾燥し、必要であれば、パターン化された膜をさら
に全面露光することができる。
【0047】その後、膜を加熱硬化する。加熱硬化は、
200〜500℃の範囲で10分〜3時間行なうのが好
ましい。
200〜500℃の範囲で10分〜3時間行なうのが好
ましい。
【0048】乾燥後あるいは加熱硬化後、所望のマスク
を介して、適当な波長を有する光源を用いて露光するこ
とも可能である。この工程によって、露光部と未露光部
の間に屈折率差が生じ、例えば光導波路のコア部材とク
ラッド部材に使い分けることも可能である。
を介して、適当な波長を有する光源を用いて露光するこ
とも可能である。この工程によって、露光部と未露光部
の間に屈折率差が生じ、例えば光導波路のコア部材とク
ラッド部材に使い分けることも可能である。
【0049】加熱硬化後の膜厚は、適用される光学部材
の種類や構造にもよるが、1〜20μmが適当であり、
さらには2〜10μmが好ましい。この膜厚は、塗布方
法によって調節することが可能である。
の種類や構造にもよるが、1〜20μmが適当であり、
さらには2〜10μmが好ましい。この膜厚は、塗布方
法によって調節することが可能である。
【0050】さらに得られた膜を平坦化、高密着化など
の目的で、CMP(ケミカルメカニカルポリッシング)
処理すること、プラズマ処理することなども可能であ
る。
の目的で、CMP(ケミカルメカニカルポリッシング)
処理すること、プラズマ処理することなども可能であ
る。
【0051】以上のようにして、光学部材が形成され
る。
る。
【0052】本発明において光学材料とは光学部材に用
いられるものであり、光学部材とは、光による信号伝達
システムに用いられるあらゆる部材をいう。例えば、光
導波路は、屈折率の高いコア部が屈折率の低いクラッド
部に覆われ、光信号はコア部を全反射しながら伝搬する
ものであり、本発明の光学材料をこのコア部材およびク
ラッド部材として用いることができる。また、光フィル
ターは、通信光以外の波長の光を遮断するために光ファ
イバーの間に挟んで用いられるものであり、本発明の光
学材料をこの光フィルターの基板として用いることがで
きる。
いられるものであり、光学部材とは、光による信号伝達
システムに用いられるあらゆる部材をいう。例えば、光
導波路は、屈折率の高いコア部が屈折率の低いクラッド
部に覆われ、光信号はコア部を全反射しながら伝搬する
ものであり、本発明の光学材料をこのコア部材およびク
ラッド部材として用いることができる。また、光フィル
ターは、通信光以外の波長の光を遮断するために光ファ
イバーの間に挟んで用いられるものであり、本発明の光
学材料をこの光フィルターの基板として用いることがで
きる。
【0053】本発明の光学材料形成用塗液組成物から得
られる被膜は、光学材料のほか、カラーフィルタ保護
膜、半導体素子の保護膜、層間絶縁膜、平坦化膜、導波
路形成用材料、位相シフタ用材料、さらには、各種電子
部品の保護膜として用いることができる。
られる被膜は、光学材料のほか、カラーフィルタ保護
膜、半導体素子の保護膜、層間絶縁膜、平坦化膜、導波
路形成用材料、位相シフタ用材料、さらには、各種電子
部品の保護膜として用いることができる。
【0054】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【0055】実施例1 成分(A) メチルトリメトキシシラン10モル、フェニルトリメト
キシシラン10モルのアルコキシシランを3−メチル−
3−メトキシブタノール4kgに溶解し、これに、リン
酸水溶液(水60モル、リン酸0.17モル)を攪拌し
ながら加えた。得られた溶液を100℃のオイルバスで
加熱し、低沸点物を留出させながら、2時間反応させ
た。その後、さらに130℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。得られた
溶液を3−メチル−3−メトキシブタノールを用いて、
濃度30%に調製した。(以下、濃度は固形分濃度を示
す) 成分(B) テトラブトキシジルコニウム1モルを3−メチル−3−
メトキシブタノール1500gに溶解し、これにアセト
酢酸エチル5モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液
を室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
4.7%) 次に、成分(A)650gと、成分(B)50gを混合
して、室温にて2時間撹拌し、均一な溶液とし、さらに
3−メチル−3−メトキシブタノールを用いて、固形分
濃度を25%に調製して、光学材料形成用塗液を得た。
キシシラン10モルのアルコキシシランを3−メチル−
3−メトキシブタノール4kgに溶解し、これに、リン
酸水溶液(水60モル、リン酸0.17モル)を攪拌し
ながら加えた。得られた溶液を100℃のオイルバスで
加熱し、低沸点物を留出させながら、2時間反応させ
た。その後、さらに130℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。得られた
溶液を3−メチル−3−メトキシブタノールを用いて、
濃度30%に調製した。(以下、濃度は固形分濃度を示
す) 成分(B) テトラブトキシジルコニウム1モルを3−メチル−3−
メトキシブタノール1500gに溶解し、これにアセト
酢酸エチル5モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液
を室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
4.7%) 次に、成分(A)650gと、成分(B)50gを混合
して、室温にて2時間撹拌し、均一な溶液とし、さらに
3−メチル−3−メトキシブタノールを用いて、固形分
濃度を25%に調製して、光学材料形成用塗液を得た。
【0056】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0057】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0058】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0059】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0060】実施例2 成分(A) メチルトリメトキシシラン7モル、ジメチルジメトキシ
シラン3モル、フェニルトリメトキシシラン2モルのア
ルコキシシランをプロピレングリコールモノメチルエー
テル1.5kgに溶解し、これに、酢酸水溶液(水33
モル、酢酸0.1モル)を攪拌しながら加えた。得られ
た溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留
出させながら、2時間反応させた。その後、さらに13
0℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出させなが
ら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メチル−3
−メトキシブチルアセテートを用いて、濃度30%に調
製した。
シラン3モル、フェニルトリメトキシシラン2モルのア
ルコキシシランをプロピレングリコールモノメチルエー
テル1.5kgに溶解し、これに、酢酸水溶液(水33
モル、酢酸0.1モル)を攪拌しながら加えた。得られ
た溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留
出させながら、2時間反応させた。その後、さらに13
0℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出させなが
ら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メチル−3
−メトキシブチルアセテートを用いて、濃度30%に調
製した。
【0061】次に、成分(A)500gと、実施例1の
成分(B)100gを混合して、室温にて2時間撹拌
し、均一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシ
ブタノールアセテートを用いて、固形分濃度を25%に
調製して、光学材料形成用塗液を得た。
成分(B)100gを混合して、室温にて2時間撹拌
し、均一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシ
ブタノールアセテートを用いて、固形分濃度を25%に
調製して、光学材料形成用塗液を得た。
【0062】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0063】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0064】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0065】また、強靭性は鉛筆硬度試験で4Hという
結果であった。
結果であった。
【0066】実施例3 成分(A) メチルトリメトキシシラン1モル、フェニルトリメトキ
シシラン1モル、γ−メタクリロキシプロピルトリエト
キシシラン2モルのアルコキシシランをプロピレングリ
コールモノメチルエーテル1kgに溶解し、これに、リ
ン酸水溶液(水20モル、リン酸0.03モル)を攪拌
しながら加えた。得られた溶液を100℃のオイルバス
で加熱し、低沸点物を留出させながら、2時間反応させ
た。その後、さらに130℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。得られた
溶液をプロピレングリコールモノメチルエーテルを用い
て、濃度30%に調製した。
シシラン1モル、γ−メタクリロキシプロピルトリエト
キシシラン2モルのアルコキシシランをプロピレングリ
コールモノメチルエーテル1kgに溶解し、これに、リ
ン酸水溶液(水20モル、リン酸0.03モル)を攪拌
しながら加えた。得られた溶液を100℃のオイルバス
で加熱し、低沸点物を留出させながら、2時間反応させ
た。その後、さらに130℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。得られた
溶液をプロピレングリコールモノメチルエーテルを用い
て、濃度30%に調製した。
【0067】次に、成分(A)500gと、実施例1の
成分(B)5gを混合して、室温にて2時間撹拌し、均
一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシブタノ
ールを用いて、固形分濃度を25%に調製して、光学材
料形成用塗液を得た。
成分(B)5gを混合して、室温にて2時間撹拌し、均
一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシブタノ
ールを用いて、固形分濃度を25%に調製して、光学材
料形成用塗液を得た。
【0068】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0069】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0070】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0071】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0072】実施例4 成分(A) メチルトリメトキシシラン1モル、フェニルトリメトキ
シシラン1モル、ビニルトリエトキシシラン1モルのア
ルコキシシランを3−メチル−3−メトキシブタノール
1000gに溶解し、これに、リン酸水溶液(水9モ
ル、リン酸0.06モル)を攪拌しながら加えた。得ら
れた溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を
留出させながら、2時間反応させた。その後、さらに1
30℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出させなが
ら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メチル−3
−メトキシブチルアセテートを用いて、濃度30%に調
製した。 次に、成分(A)300gと、実施例1の成
分(B)100gを混合して、室温にて2時間撹拌し、
均一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシブタ
ノールを用いて、固形分濃度を25%に調製して、光学
材料形成用塗液を得た。
シシラン1モル、ビニルトリエトキシシラン1モルのア
ルコキシシランを3−メチル−3−メトキシブタノール
1000gに溶解し、これに、リン酸水溶液(水9モ
ル、リン酸0.06モル)を攪拌しながら加えた。得ら
れた溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を
留出させながら、2時間反応させた。その後、さらに1
30℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出させなが
ら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メチル−3
−メトキシブチルアセテートを用いて、濃度30%に調
製した。 次に、成分(A)300gと、実施例1の成
分(B)100gを混合して、室温にて2時間撹拌し、
均一な溶液とし、さらに3−メチル−3−メトキシブタ
ノールを用いて、固形分濃度を25%に調製して、光学
材料形成用塗液を得た。
【0073】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0074】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0075】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0076】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0077】実施例5 実施例1において、成分(B)として、テトラノルマル
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
【0078】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0079】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0080】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0081】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0082】実施例6 実施例2において、成分(B)として、テトラノルマル
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
【0083】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0084】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0085】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0086】また、強靭性は鉛筆硬度試験で4Hという
結果であった。
結果であった。
【0087】実施例7 実施例3において、成分(B)として、テトラノルマル
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
【0088】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0089】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0090】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0091】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0092】実施例8 実施例4において、成分(B)として、テトラノルマル
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
ブチルジルコニウムの3−メチル−3−メトキシブタノ
ール溶液(濃度:4.7%)を用いて、光学材料形成用
塗液を得た。
【0093】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0094】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0095】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0096】また、強靭性は鉛筆硬度試験で5Hという
結果であった。
結果であった。
【0097】実施例9 実施例1において、成分(B)として、次のものを用い
て、光学材料形成用塗液を得た。
て、光学材料形成用塗液を得た。
【0098】成分(B) テトライソプロポキシチタン1モルを3−メチル−3−
メトキシブタノール1500gに溶解し、これにアセチ
ルアセトン5モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液
を室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
3.5%) 得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾過性不良とい
った問題は全く見られなかった。
メトキシブタノール1500gに溶解し、これにアセチ
ルアセトン5モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液
を室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
3.5%) 得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾過性不良とい
った問題は全く見られなかった。
【0099】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0100】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0101】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0102】実施例10 実施例2において、成分(B)として、実施例9の成分
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0103】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0104】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0105】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0106】また、強靭性は鉛筆硬度試験でHという結
果であった。
果であった。
【0107】実施例11 実施例3において、成分(B)として、実施例9の成分
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0108】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0109】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0110】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0111】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0112】実施例12 実施例4において、成分(B)として、実施例9の成分
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0113】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0114】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0115】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0116】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0117】実施例13 実施例1において、成分(B)として、次のものを用い
て、光学材料形成用塗液を得た。
て、光学材料形成用塗液を得た。
【0118】成分(B) トリスイソプロポキシアルミニウム1モルをトルエン1
000gに溶解し、これにアセト酢酸エチル4モルを攪
拌しながら加えた。得られた溶液を室温で1時間を撹拌
しながら、反応させた。(濃度:3.0%) 得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾過性不良とい
った問題は全く見られなかった。
000gに溶解し、これにアセト酢酸エチル4モルを攪
拌しながら加えた。得られた溶液を室温で1時間を撹拌
しながら、反応させた。(濃度:3.0%) 得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾過性不良とい
った問題は全く見られなかった。
【0119】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0120】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0121】また、強靭性は鉛筆硬度試験で3Hという
結果であった。
結果であった。
【0122】実施例14 実施例2において、成分(B)として、実施例13の成
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0123】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0124】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0125】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0126】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0127】実施例15 実施例3において、成分(B)として、実施例13の成
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0128】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0129】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0130】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0131】また、強靭性は鉛筆硬度試験で3Hという
結果であった。
結果であった。
【0132】実施例16 実施例4において、成分(B)として、実施例13の成
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
分(B)を用いて、光学材料形成用塗液を得た。
【0133】得られた塗液には、ゲル化、沈殿生成、濾
過性不良といった問題は全く見られなかった。
過性不良といった問題は全く見られなかった。
【0134】得られた塗液をガラス板上にスピンコータ
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
ーを用いて塗布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2
μmで欠陥の有無を調べ、次に、この被膜を120℃、
100%RHの高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化
の有無を調べた。
【0135】その結果、高温高湿雰囲気放置前後とも
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
に、ピンホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離など
の問題は発生しなかった。
【0136】また、強靭性は鉛筆硬度試験で3Hという
結果であった。
結果であった。
【0137】比較例1 実施例1で用いた成分(A)のみからなる塗液をガラス
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
【0138】その結果、高温高湿雰囲気放置前は、ピン
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
【0139】また、強靭性は鉛筆硬度試験でHという結
果であった。
果であった。
【0140】比較例2 実施例2で用いた成分(A)のみからなる塗液をガラス
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
【0141】その結果、高温高湿雰囲気放置前は、ピン
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
【0142】また、強靭性は鉛筆硬度試験でBという結
果であった。
果であった。
【0143】比較例3 実施例3で用いた成分(A)のみからなる塗液をガラス
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
【0144】その結果、高温高湿雰囲気放置前は、ピン
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
【0145】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0146】比較例4 実施例4で用いた成分(A)のみからなる塗液をガラス
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
板上にスピンコーターを用いて塗布し、280℃で1時
間キュアし、膜厚2μmで欠陥の有無を調べ、次に、こ
の被膜を120℃、100%RHの高温高湿雰囲気下に
1日間放置し、劣化の有無を調べた。
【0147】その結果、高温高湿雰囲気放置前は、ピン
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
【0148】また、強靭性は鉛筆硬度試験で2Hという
結果であった。
結果であった。
【0149】比較例5 メチルトリメトキシシラン10モル、フェニルトリメト
キシシラン10モルのアルコキシシランとテトラブトキ
シジルコニウム0.1モルを3−メチル−3−メトキシ
ブタノール4kgに溶解し、これに、リン酸水溶液(水
60モル、リン酸0.17モル)を攪拌しながら加え
た。得られた溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。その後、
さらに130℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出
させながら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メ
チル−3−メトキシブタノールを用いて、濃度25%に
調製し、光学材料形成用塗液を得た。
キシシラン10モルのアルコキシシランとテトラブトキ
シジルコニウム0.1モルを3−メチル−3−メトキシ
ブタノール4kgに溶解し、これに、リン酸水溶液(水
60モル、リン酸0.17モル)を攪拌しながら加え
た。得られた溶液を100℃のオイルバスで加熱し、低
沸点物を留出させながら、2時間反応させた。その後、
さらに130℃のオイルバスで加熱し、低沸点物を留出
させながら、2時間反応させた。得られた溶液を3−メ
チル−3−メトキシブタノールを用いて、濃度25%に
調製し、光学材料形成用塗液を得た。
【0150】しかし、得られた塗液は、0.5μmフィ
ルターで濾過することができず、ガラス板上に塗布する
ことができなかった。
ルターで濾過することができず、ガラス板上に塗布する
ことができなかった。
【0151】比較例6 実施例1において、成分(B)として、次のものを用い
て、光学材料形成用塗液を得た。
て、光学材料形成用塗液を得た。
【0152】成分(B) トリイソプロポキシボロン1モルを3−メチル−3−メ
トキシブタノール1500gに溶解し、これにアセチル
アセトン4モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液を
室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
1.7%) 得られた塗液をガラス板上にスピンコーターを用いて塗
布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2μmで欠陥の
有無を調べ、次に、この被膜を120℃、100%RH
の高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化の有無を調べ
た。
トキシブタノール1500gに溶解し、これにアセチル
アセトン4モルを攪拌しながら加えた。得られた溶液を
室温で1時間を撹拌しながら、反応させた。(濃度:
1.7%) 得られた塗液をガラス板上にスピンコーターを用いて塗
布し、280℃で1時間キュアし、膜厚2μmで欠陥の
有無を調べ、次に、この被膜を120℃、100%RH
の高温高湿雰囲気下に1日間放置し、劣化の有無を調べ
た。
【0153】その結果、高温高湿雰囲気放置前は、ピン
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
ホール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題は
発生しなかったものの、高温高湿雰囲気放置後、ピンホ
ール状の欠陥やマイクロクラック、剥離などの問題が発
生した。
【0154】実施例17 次の塗布液を用いて、光導波路を作製した。
【0155】A液:バッファ層、クラッド層形成用塗布
液 実施例1に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
液 実施例1に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
【0156】B液:コア層形成用塗布液 実施例9に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
ものを用いた。
【0157】ガラス板上にスピンコーターを用いてA液
を塗布し、250℃で1時間キュアして膜厚10μmの
バッファ層を形成した。さらに、B液をバッファ層上に
スピンコーターを用いて塗布し、250℃で1時間キュ
アして膜厚5μmのコア層を形成した。次に、このコア
層上にフォトレジストパターンを所望の形状に公知の方
法で形成し、このパターンをマスクとして、コア層をR
IE(リアクティブイオンエッチング)によりエッチン
グした。マスクを除去した後に、再びA液をスピンコー
ターを用いて塗布し、250℃で1時間キュアして膜厚
10μmのクラッド層を形成し、埋め込み型光導波路を
形成した。
を塗布し、250℃で1時間キュアして膜厚10μmの
バッファ層を形成した。さらに、B液をバッファ層上に
スピンコーターを用いて塗布し、250℃で1時間キュ
アして膜厚5μmのコア層を形成した。次に、このコア
層上にフォトレジストパターンを所望の形状に公知の方
法で形成し、このパターンをマスクとして、コア層をR
IE(リアクティブイオンエッチング)によりエッチン
グした。マスクを除去した後に、再びA液をスピンコー
ターを用いて塗布し、250℃で1時間キュアして膜厚
10μmのクラッド層を形成し、埋め込み型光導波路を
形成した。
【0158】この得られた光導波路にはクラックなどの
欠陥は見られず、1.55μm波長光の伝搬損失を測定
したところ、〜10dB/mと良好な低損失性を示し
た。また、400℃の加熱による耐熱性試験や、50
℃、85%RHの高湿度下に1000時間放置するとい
う耐湿性試験によっても、その特性は変化しなかった。
欠陥は見られず、1.55μm波長光の伝搬損失を測定
したところ、〜10dB/mと良好な低損失性を示し
た。また、400℃の加熱による耐熱性試験や、50
℃、85%RHの高湿度下に1000時間放置するとい
う耐湿性試験によっても、その特性は変化しなかった。
【0159】比較例7 次の塗布液を用いて、実施例17と同様に光導波路を作
製した。
製した。
【0160】A液:バッファ層、クラッド層形成用塗布
液 比較例1に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
液 比較例1に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
【0161】B液:コア層形成用塗布液 比較例2に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを用いた。
ものを用いた。
【0162】この得られた光導波路にはクラックなどの
欠陥は見られず、1.55μm波長光の伝搬損失を測定
したところ、〜10dB/mと良好な低損失性を示し
た。しかしながら、400℃の加熱による耐熱性試験で
は特性変化はみられなかったものの、50℃、85%R
Hの高湿度下に1000時間放置するという耐湿性試験
によって、1.55μm波長光の伝搬損失は〜200d
B/mと大きく低下した。
欠陥は見られず、1.55μm波長光の伝搬損失を測定
したところ、〜10dB/mと良好な低損失性を示し
た。しかしながら、400℃の加熱による耐熱性試験で
は特性変化はみられなかったものの、50℃、85%R
Hの高湿度下に1000時間放置するという耐湿性試験
によって、1.55μm波長光の伝搬損失は〜200d
B/mと大きく低下した。
【0163】実施例18 実施例2に示した塗布液を固形分濃度30%に調製した
ものを、シリコンウェハ(仮基板)上にスピンコーター
を用いて塗布し、300℃で1時間キュアして膜厚10
μmの基板層を形成した。この基板層上にTiO2 とS
iO2 の多層膜を積層した。この後、仮基板から剥離
し、所定の大きさに切断し光フィルターを得た。
ものを、シリコンウェハ(仮基板)上にスピンコーター
を用いて塗布し、300℃で1時間キュアして膜厚10
μmの基板層を形成した。この基板層上にTiO2 とS
iO2 の多層膜を積層した。この後、仮基板から剥離
し、所定の大きさに切断し光フィルターを得た。
【0164】得られた光フィルターは光通信用に用いら
れる1.3μmおよび1.55μmの波長光に対して9
9%以上の透過率を示し、光フィルターとしての特性を
満足するものであった。
れる1.3μmおよび1.55μmの波長光に対して9
9%以上の透過率を示し、光フィルターとしての特性を
満足するものであった。
【0165】
【発明の効果】本発明の光学材料形成用塗液組成物は、
高温高湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均一性
に優れた被膜を得ることができ、かつ、製造方法が簡便
である。
高温高湿耐性、強靭性、塗布性、平坦性、屈折率均一性
に優れた被膜を得ることができ、かつ、製造方法が簡便
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/12
Claims (8)
- 【請求項1】次の(A)成分と(B)成分とを含有する
ことを特徴とする光学材料形成用塗液組成物。 (A) 下記一般式(1) RX Si(OR´)4-X (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていても良
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アルケニ
ル基、またはそれらの置換体を表わす。また、Xは0〜
3の整数である。)で表わされるアルコキシシランを加
水分解および縮合させることによって得られるシロキサ
ンポリマー。 (B) 下記一般式(2) M(OR'')m (2) (ただし、Mはチタン、ジルコニウム、またはアルミニ
ウムの金属原子である。R''は同一もしくは異なってい
ても良く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、ア
ルケニル基、およびそれらの置換体を表わす。また、m
は金属原子Mの原子価を意味する。)で表わされる金属
アルコキシドおよび/または該金属アルコキシドから誘
導される金属キレート化合物。 - 【請求項2】該金属アルコキシドがジルコニウムアルコ
キシドであることを特徴とする請求項1記載の光学材料
形成用塗液組成物。 - 【請求項3】該アルコキシシランがアルコキシ基を除く
反応性基を有するものであることを特徴とする請求項1
記載の光学材料形成用塗液組成物。 - 【請求項4】該反応性基がビニル基、γ−メタクリロキ
シプロピル基、γ−グリシドキシプロピル基の中から選
ばれる1種以上であることを特徴とする請求項3記載の
光学材料形成用塗液組成物。 - 【請求項5】アルコキシシランを加水分解および縮合さ
せる際に、溶剤の一部または全部として、沸点100〜
300℃の液体を用いることを特徴とする請求項1記載
の光学材料形成用塗液組成物。 - 【請求項6】アルコキシシランを加水分解および縮合さ
せる際に、副生するアルコールおよび水を留出させなが
ら、反応を進行させることを特徴とする請求項1記載の
光学材料形成用塗液組成物。 - 【請求項7】アルコキシシランを加水分解および縮合さ
せる際に、酸触媒を用いることを特徴とする請求項1記
載の光学材料形成用塗液組成物。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の光学材料
形成用塗液組成物を硬化してなることを特徴とする光学
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032497A JPH07331173A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光学材料形成用塗液組成物および光学材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032497A JPH07331173A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光学材料形成用塗液組成物および光学材料 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12766494A Division JPH07331172A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | カラーフィルタ保護膜形成用塗液組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331173A true JPH07331173A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=12360640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7032497A Pending JPH07331173A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光学材料形成用塗液組成物および光学材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331173A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6632585B1 (en) | 1999-11-12 | 2003-10-14 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Photosensitive composition, and optical waveguide element and process for producing the same |
| JP2004506797A (ja) * | 2000-08-21 | 2004-03-04 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | マイクロ電子デバイス製造に使用する有機ポリマー絶縁膜用ハードマスクとしての有機シリケート樹脂 |
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-
1995
- 1995-02-21 JP JP7032497A patent/JPH07331173A/ja active Pending
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