JPH07331294A - 漂白剤組成物 - Google Patents
漂白剤組成物Info
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- JPH07331294A JPH07331294A JP12655094A JP12655094A JPH07331294A JP H07331294 A JPH07331294 A JP H07331294A JP 12655094 A JP12655094 A JP 12655094A JP 12655094 A JP12655094 A JP 12655094A JP H07331294 A JPH07331294 A JP H07331294A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 苛酷な条件下で長期間保存した場合でも次亜
塩素酸アルカリ金属塩が分解する惧れのない、優れた貯
蔵安定性を有し、且つ粘度特性を有するため洗浄漂白力
及び安全性の高い次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する
漂白剤組成物を提供すること、更に、着色系としても、
何ら悪影響を受けることなく、粘度特性の付与された該
漂白剤組成物の効果を奏し得る漂白剤組成物を提供する
こと。 【構成】 本発明の漂白剤組成物は、(a)次亜塩素酸
アルカリ金属塩;0.1〜13重量%、(b)ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルカルボキシレート;0.
01〜20重量%、(c)炭素数が8〜20のアルキル
基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩及び/又
は炭素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキル
ナフタレンスルホン酸塩;0.1〜10重量%及び
(d)アルカリ剤;0.1〜5重量%を含有することを
特徴とする。
塩素酸アルカリ金属塩が分解する惧れのない、優れた貯
蔵安定性を有し、且つ粘度特性を有するため洗浄漂白力
及び安全性の高い次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する
漂白剤組成物を提供すること、更に、着色系としても、
何ら悪影響を受けることなく、粘度特性の付与された該
漂白剤組成物の効果を奏し得る漂白剤組成物を提供する
こと。 【構成】 本発明の漂白剤組成物は、(a)次亜塩素酸
アルカリ金属塩;0.1〜13重量%、(b)ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルカルボキシレート;0.
01〜20重量%、(c)炭素数が8〜20のアルキル
基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩及び/又
は炭素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキル
ナフタレンスルホン酸塩;0.1〜10重量%及び
(d)アルカリ剤;0.1〜5重量%を含有することを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた貯蔵安定性を有
し、且つ粘度特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の
高い次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する増粘塩素系漂
白剤組成物に関する。
し、且つ粘度特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の
高い次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する増粘塩素系漂
白剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、次亜塩素酸アルカリ金属塩を主基剤とする洗浄・漂
白剤組成物は多く知られている。現在、上記洗浄・漂白
剤組成物は、公共施設、社員食堂、一般食堂等で使用さ
れる食器の消毒;一般家庭の台所用品、衣料用品の漂
白;トイレや排管の洗浄、漂白、詰まり除去、除菌、除
臭;浴室等に発生するかび汚れの漂白等の目的に汎用さ
れている。しかし、上記洗浄・漂白剤組成物には、次亜
塩素酸アルカリ金属塩の分解が生じ易いという問題があ
り、貯蔵安定性の向上が要望されている。
り、次亜塩素酸アルカリ金属塩を主基剤とする洗浄・漂
白剤組成物は多く知られている。現在、上記洗浄・漂白
剤組成物は、公共施設、社員食堂、一般食堂等で使用さ
れる食器の消毒;一般家庭の台所用品、衣料用品の漂
白;トイレや排管の洗浄、漂白、詰まり除去、除菌、除
臭;浴室等に発生するかび汚れの漂白等の目的に汎用さ
れている。しかし、上記洗浄・漂白剤組成物には、次亜
塩素酸アルカリ金属塩の分解が生じ易いという問題があ
り、貯蔵安定性の向上が要望されている。
【0003】そこで、上記洗浄・漂白剤組成物の貯蔵安
定性を向上させるために、数多くの試みが提案されてい
る。例えば、特開昭50−89280号公報には、次亜
塩素酸ソーダのアルカリ性水溶液に下記〔化2〕で表さ
れる特定の界面活性剤を配合することにより、次亜塩素
酸ソーダの分解を防止し貯蔵安定性を向上させた液体洗
浄漂白剤組成物が開示されている。また、特開昭51−
37903号公報、特開昭51−5307号公報及び特
開昭52−78905号公報には、次亜塩素酸塩含有洗
浄剤組成物において、界面活性剤として、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテル硫酸エステル塩及び
アルキルジフェニルエーテルスルホン酸塩等の陰イオン
界面活性剤を配合することにより、次亜塩素酸塩の安定
性を向上させることが開示されている。また、特開昭5
2−9006号公報には、次亜塩素酸塩含有液体洗浄漂
白剤組成物において、下記〔化3〕で表される界面活性
剤が次亜塩素酸塩の安定性に寄与することが記載されて
いる。
定性を向上させるために、数多くの試みが提案されてい
る。例えば、特開昭50−89280号公報には、次亜
塩素酸ソーダのアルカリ性水溶液に下記〔化2〕で表さ
れる特定の界面活性剤を配合することにより、次亜塩素
酸ソーダの分解を防止し貯蔵安定性を向上させた液体洗
浄漂白剤組成物が開示されている。また、特開昭51−
37903号公報、特開昭51−5307号公報及び特
開昭52−78905号公報には、次亜塩素酸塩含有洗
浄剤組成物において、界面活性剤として、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテル硫酸エステル塩及び
アルキルジフェニルエーテルスルホン酸塩等の陰イオン
界面活性剤を配合することにより、次亜塩素酸塩の安定
性を向上させることが開示されている。また、特開昭5
2−9006号公報には、次亜塩素酸塩含有液体洗浄漂
白剤組成物において、下記〔化3〕で表される界面活性
剤が次亜塩素酸塩の安定性に寄与することが記載されて
いる。
【0004】
【化2】
【0005】
【化3】
【0006】また、特開昭54−114485号公報に
は、ピロリン酸アルカリ金属塩により次亜塩素酸塩の安
定性を向上させることが、特公昭57−40081号公
報には、過ヨウ素酸イオンを含有させることによる安定
な次亜塩素酸塩の水溶液組成物が、特開昭63−273
700号公報には、アクリル酸若しくはポリヒドロキシ
アクリル酸又はそれらの混合物と塩素耐性ホスホネート
又は有機ホスホネートとを応用した安定な次亜塩素酸ナ
トリウム含有洗浄剤組成物が、特開平2−212599
号公報には、次亜塩素酸ナトリウム、スルホベタイン型
両性界面活性剤、アミンオキシド及び炭素数8〜18の
飽和脂肪酸を含有する安定な液体洗浄剤組成物がそれぞ
れ提案されている。
は、ピロリン酸アルカリ金属塩により次亜塩素酸塩の安
定性を向上させることが、特公昭57−40081号公
報には、過ヨウ素酸イオンを含有させることによる安定
な次亜塩素酸塩の水溶液組成物が、特開昭63−273
700号公報には、アクリル酸若しくはポリヒドロキシ
アクリル酸又はそれらの混合物と塩素耐性ホスホネート
又は有機ホスホネートとを応用した安定な次亜塩素酸ナ
トリウム含有洗浄剤組成物が、特開平2−212599
号公報には、次亜塩素酸ナトリウム、スルホベタイン型
両性界面活性剤、アミンオキシド及び炭素数8〜18の
飽和脂肪酸を含有する安定な液体洗浄剤組成物がそれぞ
れ提案されている。
【0007】そして、一般に、洗浄・漂白剤組成物は、
貯蔵時の品質劣化等には特別な配慮はなされておらず、
特に夏期においては高温下に貯蔵される等苛酷な条件下
に貯蔵される場合が多い。
貯蔵時の品質劣化等には特別な配慮はなされておらず、
特に夏期においては高温下に貯蔵される等苛酷な条件下
に貯蔵される場合が多い。
【0008】しかし、上記公報に記載されている次亜塩
素酸塩含有洗浄・漂白剤組成物は何れも、苛酷な条件下
での長期間に及ぶ貯蔵安定性は充分ではない。
素酸塩含有洗浄・漂白剤組成物は何れも、苛酷な条件下
での長期間に及ぶ貯蔵安定性は充分ではない。
【0009】更に、上記洗浄・漂白剤組成物の洗浄漂白
力及び安全性を高めるために、下記及びの点を目指
し、系を増粘させる手段が試みられている。 垂直面や傾斜面の汚れ対象への滞留性を向上させるこ
と。 容器から直接ふりかけても飛沫となって飛び散りにく
いこと。
力及び安全性を高めるために、下記及びの点を目指
し、系を増粘させる手段が試みられている。 垂直面や傾斜面の汚れ対象への滞留性を向上させるこ
と。 容器から直接ふりかけても飛沫となって飛び散りにく
いこと。
【0010】上記洗浄・漂白剤組成物の増粘度技術に関
し、例えば、無機系増粘剤の応用例としては、アタパル
ジャイト、モンモリロナイト等の水和性アルミニウム、
マグネシウムのシリケートを使用する方法(例えば、特
開昭57−168999号公報等)、セピオライト系粘
土鉱物を使用する方法(例えば、特公昭61−2196
9号公報等)等が挙げられ、また、有機系増粘剤として
は、ポリビニルアルコール、メチルセルロース及びキサ
ンタンガム等の水溶性高分子化合物が一般的に用いられ
ている。
し、例えば、無機系増粘剤の応用例としては、アタパル
ジャイト、モンモリロナイト等の水和性アルミニウム、
マグネシウムのシリケートを使用する方法(例えば、特
開昭57−168999号公報等)、セピオライト系粘
土鉱物を使用する方法(例えば、特公昭61−2196
9号公報等)等が挙げられ、また、有機系増粘剤として
は、ポリビニルアルコール、メチルセルロース及びキサ
ンタンガム等の水溶性高分子化合物が一般的に用いられ
ている。
【0011】また、界面活性剤の組み合わせによる増粘
方法の応用例としては、特開昭56−90897号公報
には、洗剤活性化合物により増粘したアルカリ金属次亜
塩素酸塩水溶液に強塩基として弱無機酸の緩衝塩を含有
させることにより、長期間安定に保持できるようにした
液体濃厚塩素漂白素が開示されている。
方法の応用例としては、特開昭56−90897号公報
には、洗剤活性化合物により増粘したアルカリ金属次亜
塩素酸塩水溶液に強塩基として弱無機酸の緩衝塩を含有
させることにより、長期間安定に保持できるようにした
液体濃厚塩素漂白素が開示されている。
【0012】また、特開昭57−8298号公報は、次
亜塩素酸アルカリ金属と下記〔化4〕で表されるカルボ
キシル化界面活性剤とからなる増粘した水性漂白組成物
を開示するもので、該公報には、塩化ナトリウム含量が
次亜塩素酸塩含有漂白組成物に4〜25重量%となるよ
うに、塩化ナトリウムを加えることにより、該漂白組成
物に優れた安定な増粘効果を付与できることも記載され
ている。しかし、塩化ナトリウムは次亜塩素酸塩の分解
を促進するため、有効成分の長期保存安定性が充分では
ない。上記公報には、限定された量の塩化ナトリウムを
加えることにより、次亜塩素酸塩含有漂白組成物の安定
化及び増粘化が図れることについては何等の記載も示唆
もない。
亜塩素酸アルカリ金属と下記〔化4〕で表されるカルボ
キシル化界面活性剤とからなる増粘した水性漂白組成物
を開示するもので、該公報には、塩化ナトリウム含量が
次亜塩素酸塩含有漂白組成物に4〜25重量%となるよ
うに、塩化ナトリウムを加えることにより、該漂白組成
物に優れた安定な増粘効果を付与できることも記載され
ている。しかし、塩化ナトリウムは次亜塩素酸塩の分解
を促進するため、有効成分の長期保存安定性が充分では
ない。上記公報には、限定された量の塩化ナトリウムを
加えることにより、次亜塩素酸塩含有漂白組成物の安定
化及び増粘化が図れることについては何等の記載も示唆
もない。
【0013】
【化4】
【0014】また、特開昭60−186600号公報に
は、水溶液中に次亜塩素酸塩イオン生成物質と特定のト
リアルキルアミンオキシド等からなる洗浄活性成分とを
含有してなる硬表面用に適する増粘性漂白組成物が、特
開昭60−92398号公報には、次亜塩素酸アルカリ
金属塩水溶液に、特定の3種類の洗浄活性物質を配合し
てなる、貯蔵中に温度が上昇しても粘度低下しない漂白
剤組成物が、特開昭62−192499号公報には、脂
肪酸生成物質で置換した脂肪酸アルカリ金属塩と洗剤活
性物質とからなる濃化剤と、特定の漂白剤の水溶液とを
配合してなる、初期粘度が低く最終粘度の高い液体漂白
組成物が、特開昭62−250100号公報には、特定
のトリアルキルアミンオキシドと飽和脂肪酸のアルカリ
金属塩とを特定比で配合してなる、次亜塩素酸アルカリ
金属塩水溶液をベースとする注入可能な濃化液体漂白組
成物等がそれぞれ開示されている。
は、水溶液中に次亜塩素酸塩イオン生成物質と特定のト
リアルキルアミンオキシド等からなる洗浄活性成分とを
含有してなる硬表面用に適する増粘性漂白組成物が、特
開昭60−92398号公報には、次亜塩素酸アルカリ
金属塩水溶液に、特定の3種類の洗浄活性物質を配合し
てなる、貯蔵中に温度が上昇しても粘度低下しない漂白
剤組成物が、特開昭62−192499号公報には、脂
肪酸生成物質で置換した脂肪酸アルカリ金属塩と洗剤活
性物質とからなる濃化剤と、特定の漂白剤の水溶液とを
配合してなる、初期粘度が低く最終粘度の高い液体漂白
組成物が、特開昭62−250100号公報には、特定
のトリアルキルアミンオキシドと飽和脂肪酸のアルカリ
金属塩とを特定比で配合してなる、次亜塩素酸アルカリ
金属塩水溶液をベースとする注入可能な濃化液体漂白組
成物等がそれぞれ開示されている。
【0015】また、上記洗浄・漂白剤組成物の漂白成分
である次亜塩素酸アルカリ金属塩は、強力な酸化剤であ
り、その取り扱いには十分な注意が必要である。そのた
め、使用者の安全を考慮し、洗浄・漂白剤の適用部位を
明確にするために洗浄剤を着色することが行われてい
る。このような着色を行うには、塩素系等の酸化洗浄・
漂白剤組成物においては、着色剤が経時的に退色しやす
いため、着色剤の選定が特に重要である。
である次亜塩素酸アルカリ金属塩は、強力な酸化剤であ
り、その取り扱いには十分な注意が必要である。そのた
め、使用者の安全を考慮し、洗浄・漂白剤の適用部位を
明確にするために洗浄剤を着色することが行われてい
る。このような着色を行うには、塩素系等の酸化洗浄・
漂白剤組成物においては、着色剤が経時的に退色しやす
いため、着色剤の選定が特に重要である。
【0016】そこで、例えば、特開昭53−8604号
公報には、次亜塩素酸と苛性アルカリとからなる系に特
定の銅フタロシアニン系顔料を配合して着色する、次亜
塩素酸塩に安定な青色系の着色方法が、特開昭58−8
8103号公報には、5〜15重量%の次亜塩素酸ソー
ダと6〜16個のハロゲン原子を含有する銅フタロシア
ニン系顔料からなる着色次亜塩素酸アルカリ金属組成物
が、特開平2−218798号公報には、次亜塩素酸ア
ルカリ金属塩、アルカリ性物質、アミンオキシド、炭素
数1〜18の飽和脂肪酸及び8〜16個のハロゲン原子
を有する銅フタロシアニン系顔料からなる着色液体洗浄
漂白剤がそれぞれ開示されている。
公報には、次亜塩素酸と苛性アルカリとからなる系に特
定の銅フタロシアニン系顔料を配合して着色する、次亜
塩素酸塩に安定な青色系の着色方法が、特開昭58−8
8103号公報には、5〜15重量%の次亜塩素酸ソー
ダと6〜16個のハロゲン原子を含有する銅フタロシア
ニン系顔料からなる着色次亜塩素酸アルカリ金属組成物
が、特開平2−218798号公報には、次亜塩素酸ア
ルカリ金属塩、アルカリ性物質、アミンオキシド、炭素
数1〜18の飽和脂肪酸及び8〜16個のハロゲン原子
を有する銅フタロシアニン系顔料からなる着色液体洗浄
漂白剤がそれぞれ開示されている。
【0017】また、上記次亜塩素酸塩含有洗浄・漂白剤
組成物に、長期保存安定性及び粘度特性を付与させ得て
も、着色系とすると、長期貯蔵安定性、特に苛酷な条件
下での貯蔵安定性は必ずしも保証されるものではない。
このような貯蔵安定性は、前述の次亜塩素酸塩の安定性
向上の手段を適用しても改善されない。また、着色系と
するために、上記次亜塩素酸塩含有洗浄・漂白剤組成物
に、フタロシアニン系顔料を加えた場合、フタロシアニ
ン系顔料の置換ハロゲン数が特定範囲を超えると高温で
の貯蔵或いは長期保存により退色が進行する問題があ
る。このため、着色系の洗浄・漂白剤組成物の過酷な条
件下での貯蔵安定性や経時的な退色防止については更な
る改良が望まれている。
組成物に、長期保存安定性及び粘度特性を付与させ得て
も、着色系とすると、長期貯蔵安定性、特に苛酷な条件
下での貯蔵安定性は必ずしも保証されるものではない。
このような貯蔵安定性は、前述の次亜塩素酸塩の安定性
向上の手段を適用しても改善されない。また、着色系と
するために、上記次亜塩素酸塩含有洗浄・漂白剤組成物
に、フタロシアニン系顔料を加えた場合、フタロシアニ
ン系顔料の置換ハロゲン数が特定範囲を超えると高温で
の貯蔵或いは長期保存により退色が進行する問題があ
る。このため、着色系の洗浄・漂白剤組成物の過酷な条
件下での貯蔵安定性や経時的な退色防止については更な
る改良が望まれている。
【0018】従って、本発明の目的は、苛酷な条件下で
長期間保存した場合でも次亜塩素酸アルカリ金属塩が分
解する惧れのない、優れた貯蔵安定性を有し、且つ粘度
特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の高い次亜塩素
酸アルカリ金属塩を含有する漂白剤組成物を提供するこ
と、更に、着色系としても、何ら悪影響を受けることな
く、粘度特性の付与された該漂白剤組成物の効果を奏し
得る漂白剤組成物を提供することにある。
長期間保存した場合でも次亜塩素酸アルカリ金属塩が分
解する惧れのない、優れた貯蔵安定性を有し、且つ粘度
特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の高い次亜塩素
酸アルカリ金属塩を含有する漂白剤組成物を提供するこ
と、更に、着色系としても、何ら悪影響を受けることな
く、粘度特性の付与された該漂白剤組成物の効果を奏し
得る漂白剤組成物を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、次亜塩素酸アルカリ金属塩、ポリオキシアル
キレンアルキルエーテルカルボキシレート及びアルカリ
剤を特定量含有させた漂白剤組成物に、更に特定のアル
キルベンゼンスルホン酸塩及び/又は特定のアルキルナ
フタレンスルホン酸塩を特定量含有させることにより、
上記目的を達成し得ることを知見した。
した結果、次亜塩素酸アルカリ金属塩、ポリオキシアル
キレンアルキルエーテルカルボキシレート及びアルカリ
剤を特定量含有させた漂白剤組成物に、更に特定のアル
キルベンゼンスルホン酸塩及び/又は特定のアルキルナ
フタレンスルホン酸塩を特定量含有させることにより、
上記目的を達成し得ることを知見した。
【0020】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、下記成分(a)、(b)、(c)及び(d)を下記
の量含有することを特徴とする漂白剤組成物を提供する
ものである。 (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩;0.1〜13重量% (b)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボキ
シレート;0.01〜20重量% (c)炭素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20
のアルキル基を有する直鎖アルキルナフタレンスルホン
酸塩;0.1〜10重量% (d)アルカリ剤;0.1〜5重量%
で、下記成分(a)、(b)、(c)及び(d)を下記
の量含有することを特徴とする漂白剤組成物を提供する
ものである。 (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩;0.1〜13重量% (b)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボキ
シレート;0.01〜20重量% (c)炭素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20
のアルキル基を有する直鎖アルキルナフタレンスルホン
酸塩;0.1〜10重量% (d)アルカリ剤;0.1〜5重量%
【0021】以下、本発明の漂白剤組成物について詳述
する。
する。
【0022】本発明に使用される成分(a)の次亜塩素
酸アルカリ金属塩は、漂白成分として用いられ、特に制
限されるものではないが、該成分(a)としては、次亜
塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が好ましく、
またこれらを互いに任意の比率で混合したものも好まし
い。
酸アルカリ金属塩は、漂白成分として用いられ、特に制
限されるものではないが、該成分(a)としては、次亜
塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が好ましく、
またこれらを互いに任意の比率で混合したものも好まし
い。
【0023】上記成分(a)の組成物中の含有量は、
0.1〜13重量%(以下、単に%で表す)、好ましく
は、安定性及び性能上の点より1〜7%である。上記含
有量が0.1%未満であると、漂白性能、特に漂白スピ
ードが不充分となり、また、13%を超えると、組成物
の系の分離等、配合安定性が得られなかったり、次亜塩
素酸臭が強くなったりすることから商品形態上好ましく
ない。尚、上記次亜塩素酸アルカリ金属塩以外の次亜ハ
ロゲン酸アルカリ金属塩は、コストや安定性の問題があ
り、本発明の組成物には適さない。
0.1〜13重量%(以下、単に%で表す)、好ましく
は、安定性及び性能上の点より1〜7%である。上記含
有量が0.1%未満であると、漂白性能、特に漂白スピ
ードが不充分となり、また、13%を超えると、組成物
の系の分離等、配合安定性が得られなかったり、次亜塩
素酸臭が強くなったりすることから商品形態上好ましく
ない。尚、上記次亜塩素酸アルカリ金属塩以外の次亜ハ
ロゲン酸アルカリ金属塩は、コストや安定性の問題があ
り、本発明の組成物には適さない。
【0024】本発明に使用される成分(b)のポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルカルボキシレートは、増
粘成分である後述の成分(c)を可溶化することにより
粘度安定性を向上させるとともに、汚れに対する浸透性
を増し、漂白性能を向上させるものであり、特に制限さ
れるものではないが、該成分(b)としては、下記〔化
5〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式(I)で表される
化合物が好ましい。
シアルキレンアルキルエーテルカルボキシレートは、増
粘成分である後述の成分(c)を可溶化することにより
粘度安定性を向上させるとともに、汚れに対する浸透性
を増し、漂白性能を向上させるものであり、特に制限さ
れるものではないが、該成分(b)としては、下記〔化
5〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式(I)で表される
化合物が好ましい。
【0025】
【化5】
【0026】上記一般式(I)で表される化合物におい
て、上記一般式(I)におけるR1で示される炭素数6
〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル基としては、ヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシ
ル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基等が挙げられ、
特にドデシル基、テトラデシル基が好ましく、アリール
基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフ
チル基等が挙げられ、特にフェニル基が好ましく、アル
キルアリール基としては、p−ノニルフェニル基が好ま
しく、また、R1 で示されるR3 CONH−基中のR3
で示される炭素数5〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル
基としては、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシ
ル基等が挙げられ、特にドデシル基が好ましい。
て、上記一般式(I)におけるR1で示される炭素数6
〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル基としては、ヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシ
ル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基等が挙げられ、
特にドデシル基、テトラデシル基が好ましく、アリール
基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフ
チル基等が挙げられ、特にフェニル基が好ましく、アル
キルアリール基としては、p−ノニルフェニル基が好ま
しく、また、R1 で示されるR3 CONH−基中のR3
で示される炭素数5〜22の直鎖又は分枝鎖のアルキル
基としては、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシ
ル基等が挙げられ、特にドデシル基が好ましい。
【0027】また、上記一般式(I)におけるAで示さ
れる炭素数2〜4の直鎖又は分枝鎖のアルキレン基とし
ては、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、
ブチレン基等が挙げられ、特にエチレン基、イソプロピ
レン基が好ましい。
れる炭素数2〜4の直鎖又は分枝鎖のアルキレン基とし
ては、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、
ブチレン基等が挙げられ、特にエチレン基、イソプロピ
レン基が好ましい。
【0028】また、上記一般式(I)におけるR2 で示
される炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖のアルキレン基と
しては、メチレン基、プロピレン基、イソプロピレン
基、ブチレン基等が挙げられ、特にメチレン基、プロピ
レン基、イソプロピレン基が好ましい。
される炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖のアルキレン基と
しては、メチレン基、プロピレン基、イソプロピレン
基、ブチレン基等が挙げられ、特にメチレン基、プロピ
レン基、イソプロピレン基が好ましい。
【0029】また、上記一般式(I)におけるMで示さ
れるアルカリ金属原子としては、ナトリウム原子、カリ
ウム原子等が挙げられ、特にナトリウム原子が好まし
く、アルカリ土類金属原子としては、カルシウム、マグ
ネシウム等が挙げられる。
れるアルカリ金属原子としては、ナトリウム原子、カリ
ウム原子等が挙げられ、特にナトリウム原子が好まし
く、アルカリ土類金属原子としては、カルシウム、マグ
ネシウム等が挙げられる。
【0030】また、上記一般式(I)におけるnは、1
〜50の数を示すが、特に1〜20の範囲のものが好ま
しい。
〜50の数を示すが、特に1〜20の範囲のものが好ま
しい。
【0031】上記成分(b)の具体例としては、ヘキシ
ルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p〔酸化
エチレンの付加モル数〕=3.8)、オクチルポリオキ
シエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=4.5)、ドデ
シルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=1
0)、ドデシルポリオキシプロピレンオキサ酢酸ナトリ
ウム(p=2)、ドデシルポリオキシエチレンオキサプ
ロピオン酸ナトリウム(p=5)、テトラデシルポリオ
キシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=10)、ノニ
ルフェニルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム
(p=6.0)等が挙げられ、これらのうち、製造コス
トの点で特にアルキル(炭素数8〜10の直鎖又は分枝
鎖)ポリオキシエチレン(p=1〜8)オキサ酢酸ナト
リウム、アルキル(炭素数12〜14の直鎖又は分枝
鎖)ポリオキシエチレン(p=1〜20)オキサ酢酸ナ
トリウムのような混合物として使用することが好まし
い。
ルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p〔酸化
エチレンの付加モル数〕=3.8)、オクチルポリオキ
シエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=4.5)、ドデ
シルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=1
0)、ドデシルポリオキシプロピレンオキサ酢酸ナトリ
ウム(p=2)、ドデシルポリオキシエチレンオキサプ
ロピオン酸ナトリウム(p=5)、テトラデシルポリオ
キシエチレンオキサ酢酸ナトリウム(p=10)、ノニ
ルフェニルポリオキシエチレンオキサ酢酸ナトリウム
(p=6.0)等が挙げられ、これらのうち、製造コス
トの点で特にアルキル(炭素数8〜10の直鎖又は分枝
鎖)ポリオキシエチレン(p=1〜8)オキサ酢酸ナト
リウム、アルキル(炭素数12〜14の直鎖又は分枝
鎖)ポリオキシエチレン(p=1〜20)オキサ酢酸ナ
トリウムのような混合物として使用することが好まし
い。
【0032】上記成分(b)の組成物中の含有量は、
0.01〜20%、好ましくは0.01〜10%であ
る。上記含有量が0.01%未満であると、汚れに対す
る浸透性、粘度安定性、有効塩素の安定性が充分でな
く、また、20%を超えると、経済的でない。
0.01〜20%、好ましくは0.01〜10%であ
る。上記含有量が0.01%未満であると、汚れに対す
る浸透性、粘度安定性、有効塩素の安定性が充分でな
く、また、20%を超えると、経済的でない。
【0033】本発明に使用される成分(c)の炭素数が
8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20のアルキル基を
有する直鎖アルキルナフタレンスルホン酸塩は、本発明
の組成物を増粘させて、漂白性及び安定性を高めるため
に用いられるものであり、特に制限されるものではない
が、該成分(c)としては、デシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ドデシルナフタレンスルホン酸ナトリウム、テトラデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ヘキサデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、オクタデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等が挙げられるが、通常、安価に入手で
きる点で、特に炭素数10〜14程度のアルキル基を有
するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの混合物が
好ましい。
8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20のアルキル基を
有する直鎖アルキルナフタレンスルホン酸塩は、本発明
の組成物を増粘させて、漂白性及び安定性を高めるため
に用いられるものであり、特に制限されるものではない
が、該成分(c)としては、デシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ドデシルナフタレンスルホン酸ナトリウム、テトラデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ヘキサデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、オクタデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等が挙げられるが、通常、安価に入手で
きる点で、特に炭素数10〜14程度のアルキル基を有
するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの混合物が
好ましい。
【0034】上記成分(c)は、上記成分(a)の次亜
塩素酸アルカリ金属塩の水溶液中において安定で且つア
ルカリ水溶液に溶解可能なものである。
塩素酸アルカリ金属塩の水溶液中において安定で且つア
ルカリ水溶液に溶解可能なものである。
【0035】上記成分(c)の組成物中の含有量は、
0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%である。上記
含有量が0.1%未満であると、充分な増粘効果を得る
ことができず、また、10%を超えると、粘度が上昇し
ずぎてゲル化を起こす。
0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%である。上記
含有量が0.1%未満であると、充分な増粘効果を得る
ことができず、また、10%を超えると、粘度が上昇し
ずぎてゲル化を起こす。
【0036】本発明に使用される成分(d)のアルカリ
剤は、上記成分(a)の次亜塩素酸アルカリ金属塩の安
定化剤として用いられ、特に制限されるものではない
が、該成分(d)としては、例えば、苛性アルカリ及び
珪酸塩等が挙げられる。上記苛性アルカリとしては水酸
化ナトリウム等が挙げられ、上記珪酸塩としてはメタ珪
酸ナトリウム等が挙げられる。これらのアルカリ剤は、
単独で又は2種以上を混合して使用される。
剤は、上記成分(a)の次亜塩素酸アルカリ金属塩の安
定化剤として用いられ、特に制限されるものではない
が、該成分(d)としては、例えば、苛性アルカリ及び
珪酸塩等が挙げられる。上記苛性アルカリとしては水酸
化ナトリウム等が挙げられ、上記珪酸塩としてはメタ珪
酸ナトリウム等が挙げられる。これらのアルカリ剤は、
単独で又は2種以上を混合して使用される。
【0037】上記成分(d)の組成物中の含有量は、
0.1〜5%、好ましくは0.1〜2%である。上記含
有量が0.1%未満であると、組成物の系の安定性が不
良となり、また、5%を超えると、皮膚や目粘膜に対し
悪影響を及ぼすことが考えられたり、配合量の増加によ
る効果の向上もない。
0.1〜5%、好ましくは0.1〜2%である。上記含
有量が0.1%未満であると、組成物の系の安定性が不
良となり、また、5%を超えると、皮膚や目粘膜に対し
悪影響を及ぼすことが考えられたり、配合量の増加によ
る効果の向上もない。
【0038】本発明の組成物は、ハロゲン化アルカリ金
属〔成分(e)〕を含有することが好ましく、該ハロゲ
ン化アルカリ金属〔成分(e)〕は、組成物の粘度の安
定化向上剤として用いられる。
属〔成分(e)〕を含有することが好ましく、該ハロゲ
ン化アルカリ金属〔成分(e)〕は、組成物の粘度の安
定化向上剤として用いられる。
【0039】上記成分(e)としては、特に制限される
ものではないが、食塩、塩化カリウム等が挙げられ、コ
ストの点で特に食塩が好ましい。
ものではないが、食塩、塩化カリウム等が挙げられ、コ
ストの点で特に食塩が好ましい。
【0040】上記成分(e)の組成物中の含有量は、好
ましくは0.1〜4%、更に好ましくは0.1〜3%で
ある。上記含有量が0.1%未満であると、充分な粘度
安定性を得ることができず、また、4%を超えると、上
記成分(a)の次亜塩素酸アルカリ金属塩の分解が促進
されるため好ましくない。
ましくは0.1〜4%、更に好ましくは0.1〜3%で
ある。上記含有量が0.1%未満であると、充分な粘度
安定性を得ることができず、また、4%を超えると、上
記成分(a)の次亜塩素酸アルカリ金属塩の分解が促進
されるため好ましくない。
【0041】一般的に、前述した上記成分(a)の次亜
塩素酸アルカリ金属塩には上記成分(e)のハロゲン化
アルカリ金属である食塩が含まれているが、本発明の組
成物における上記成分(e)のハロゲン化アルカリ金属
の総量が、上記成分(e)の組成物中の含有量(0.1
〜4%)の範囲内にあるのが好ましい。
塩素酸アルカリ金属塩には上記成分(e)のハロゲン化
アルカリ金属である食塩が含まれているが、本発明の組
成物における上記成分(e)のハロゲン化アルカリ金属
の総量が、上記成分(e)の組成物中の含有量(0.1
〜4%)の範囲内にあるのが好ましい。
【0042】本発明の組成物は、着色系とすることもで
き、着色系とする場合は、フタロシアニン系顔料〔成分
(f)〕を1種又は2種以上使用して着色系とすること
が好ましく、このように着色系とした場合においても、
非常に優れた貯蔵安定性を有する。また、上記フタロシ
アニン系顔料〔成分(f)〕としては、特に制限される
ものではないが、下記〔化6〕の一般式(II)で表され
る化合物が好ましい。
き、着色系とする場合は、フタロシアニン系顔料〔成分
(f)〕を1種又は2種以上使用して着色系とすること
が好ましく、このように着色系とした場合においても、
非常に優れた貯蔵安定性を有する。また、上記フタロシ
アニン系顔料〔成分(f)〕としては、特に制限される
ものではないが、下記〔化6〕の一般式(II)で表され
る化合物が好ましい。
【0043】
【化6】
【0044】上記一般式(II)において、Xで示される
ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、沃素原子
のうち1種又は2種以上の組み合わせが好ましく、ま
た、Mで示される金属原子としては、鉄原子、コバルト
原子、銅原子のうち1種又は2種以上の組み合わせが好
ましく、特に銅原子が好ましい。
ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、沃素原子
のうち1種又は2種以上の組み合わせが好ましく、ま
た、Mで示される金属原子としては、鉄原子、コバルト
原子、銅原子のうち1種又は2種以上の組み合わせが好
ましく、特に銅原子が好ましい。
【0045】上記一般式(II)で表されるフタロシアニ
ン系顔料〔成分(f)〕としては、上記一般式(II)に
おけるハロゲン置換数nが0〜16、特に8〜16のも
のを単独で又は色調整したような混合顔料として好適に
使用することができる。
ン系顔料〔成分(f)〕としては、上記一般式(II)に
おけるハロゲン置換数nが0〜16、特に8〜16のも
のを単独で又は色調整したような混合顔料として好適に
使用することができる。
【0046】上記フタロシアニン系顔料〔成分(f)〕
は、常温で水分散体であり、通常、その粒径が0.01
〜0.3μmのものが市販されており、該市販品を使用
することができる。
は、常温で水分散体であり、通常、その粒径が0.01
〜0.3μmのものが市販されており、該市販品を使用
することができる。
【0047】また、上記成分(f)の組成物中の含有量
は、好ましくは0.00001〜0.01%である。上
記含有量が0.00001%未満であると、着色の効果
が少なく、一方、0.01%を超えると、分散安定性が
低下する傾向にある。
は、好ましくは0.00001〜0.01%である。上
記含有量が0.00001%未満であると、着色の効果
が少なく、一方、0.01%を超えると、分散安定性が
低下する傾向にある。
【0048】尚、上記一般式(II)で表される化合物の
スルホン酸塩やカルボン酸塩は、本発明の組成物の貯蔵
安定性を阻害するので使用することはできない。
スルホン酸塩やカルボン酸塩は、本発明の組成物の貯蔵
安定性を阻害するので使用することはできない。
【0049】本発明の組成物には、上記フタロシアニン
系顔料〔成分(f)〕を配合した場合、該顔料をより分
散安定化させる目的で、スルホン酸基を有する水溶性ポ
リマー〔成分(g)〕を配合するのが好ましい。
系顔料〔成分(f)〕を配合した場合、該顔料をより分
散安定化させる目的で、スルホン酸基を有する水溶性ポ
リマー〔成分(g)〕を配合するのが好ましい。
【0050】上記成分(g)のスルホン酸基を有する水
溶性ポリマーとしては、スルホン酸基若しくはスルホン
酸塩基を有する芳香族化合物のホルムアルデヒド縮合物
又はその塩からなる水溶性ポリマー、或いは、スチレン
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、メ
タリルスルホン酸及びスルホプロピルメタクリレート若
しくはこれらの塩からなる群から選ばれる1種若しくは
2種以上のモノマーからなる水溶性ポリマー又はコポリ
マー等が好ましく挙げられる。上記スルホン酸基又はス
ルホン酸塩基を有する芳香族化合物としては、石油スル
ホン酸又はその塩、ナフタレンスルホン酸又はその塩、
リグニンスルホン酸又はその塩、クレオソート油スルホ
ン酸又はその塩及びクレゾールアルキレンスルホン酸又
はその塩からなる群から選ばれるものが好ましい。
溶性ポリマーとしては、スルホン酸基若しくはスルホン
酸塩基を有する芳香族化合物のホルムアルデヒド縮合物
又はその塩からなる水溶性ポリマー、或いは、スチレン
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、メ
タリルスルホン酸及びスルホプロピルメタクリレート若
しくはこれらの塩からなる群から選ばれる1種若しくは
2種以上のモノマーからなる水溶性ポリマー又はコポリ
マー等が好ましく挙げられる。上記スルホン酸基又はス
ルホン酸塩基を有する芳香族化合物としては、石油スル
ホン酸又はその塩、ナフタレンスルホン酸又はその塩、
リグニンスルホン酸又はその塩、クレオソート油スルホ
ン酸又はその塩及びクレゾールアルキレンスルホン酸又
はその塩からなる群から選ばれるものが好ましい。
【0051】また、上記成分(g)のスルホン酸基を有
する水溶性ポリマーの具体例としては、メタクレゾール
メチレンスルホン酸−シェファー酸ホルマリン縮合物塩
(例えば、デモールSSL;花王(株)の商標名)、メ
タクレゾールメチレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
(例えば、デモールSC30;花王(株)の商標名)、
ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、クレ
オソート油スルホン酸ホルマリン縮合物塩(例えば、デ
モールC;花王(株)の商標名)、ナフタレンスルホン
酸塩ホルマリン縮合物塩(例えば、デモールNL;花王
(株)の商標名)、リグニンスルホン酸ホルマリン縮合
物塩、メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム重合体等が挙げられる。
する水溶性ポリマーの具体例としては、メタクレゾール
メチレンスルホン酸−シェファー酸ホルマリン縮合物塩
(例えば、デモールSSL;花王(株)の商標名)、メ
タクレゾールメチレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
(例えば、デモールSC30;花王(株)の商標名)、
ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、クレ
オソート油スルホン酸ホルマリン縮合物塩(例えば、デ
モールC;花王(株)の商標名)、ナフタレンスルホン
酸塩ホルマリン縮合物塩(例えば、デモールNL;花王
(株)の商標名)、リグニンスルホン酸ホルマリン縮合
物塩、メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム重合体等が挙げられる。
【0052】上記成分(g)のうち、組成物中の上記フ
タロシアニン系顔料〔上記成分(f)〕の貯蔵中の安定
性を良好に保つ点から、ナフタレンスルホン酸塩ホルマ
リン縮合物塩、ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物塩、メタクレゾールメチレンスルホン酸−シェフ
ァー酸ホルマリン縮合物塩、メタクレゾールメチレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物塩、クレオソート油スルホン
酸ホルマリン縮合物塩等のスルホン酸基を有する水溶性
ポリマーが特に好ましい。
タロシアニン系顔料〔上記成分(f)〕の貯蔵中の安定
性を良好に保つ点から、ナフタレンスルホン酸塩ホルマ
リン縮合物塩、ブチルナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物塩、メタクレゾールメチレンスルホン酸−シェフ
ァー酸ホルマリン縮合物塩、メタクレゾールメチレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物塩、クレオソート油スルホン
酸ホルマリン縮合物塩等のスルホン酸基を有する水溶性
ポリマーが特に好ましい。
【0053】上記成分(g)の組成物中の含有量は、好
ましくは0.001〜3重量%、更に好ましくは0.0
1〜1.5重量%である。
ましくは0.001〜3重量%、更に好ましくは0.0
1〜1.5重量%である。
【0054】本発明の組成物には、更に上記成分(b)
の界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
カルボキシレート)や上記成分(c)の界面活性剤(炭
素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20のアルキ
ル基を有する直鎖アルキルナフタレンスルホン酸塩)と
は別の通常使用されるような他の界面活性剤を配合する
ことができる。上記他の界面活性剤は、特に制限される
ものではないが、該他の界面活性剤としては、アルカン
スルホン酸塩、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、上
記成分(c)以外のアルキルベンゼンスルホン酸塩やア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク
酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ア
ルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エス
テル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルス
ルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤(アミノ酸誘導体
等の含窒素系アニオン性界面活性剤は除く);ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、オキシエチレン/オキシプロピレ
ンブロックコポリマー、低級/高級アルコールのエチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド付加物等のノニオ
ン性界面活性剤(エステル型、アミン型、アミド型及び
糖骨格のノニオン性界面活性剤を除く);スルホベタイ
ン、カルボベタイン等の両性界面活性剤及びカチオン性
界面活性剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を
組み合わせて使用することができる。
の界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
カルボキシレート)や上記成分(c)の界面活性剤(炭
素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20のアルキ
ル基を有する直鎖アルキルナフタレンスルホン酸塩)と
は別の通常使用されるような他の界面活性剤を配合する
ことができる。上記他の界面活性剤は、特に制限される
ものではないが、該他の界面活性剤としては、アルカン
スルホン酸塩、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、上
記成分(c)以外のアルキルベンゼンスルホン酸塩やア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク
酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ア
ルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エス
テル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルス
ルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤(アミノ酸誘導体
等の含窒素系アニオン性界面活性剤は除く);ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、オキシエチレン/オキシプロピレ
ンブロックコポリマー、低級/高級アルコールのエチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド付加物等のノニオ
ン性界面活性剤(エステル型、アミン型、アミド型及び
糖骨格のノニオン性界面活性剤を除く);スルホベタイ
ン、カルボベタイン等の両性界面活性剤及びカチオン性
界面活性剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を
組み合わせて使用することができる。
【0055】更に、本発明の組成物に、公知の技術によ
り上記他の界面活性剤の2種以上を組み合わせたものや
NaCl、芒硝、カルシウム塩、マグネシウム塩等の無
機水溶性塩等の電解質を配合して増粘系とすることによ
り、本発明の安定性効果を更に向上させることも可能で
ある。
り上記他の界面活性剤の2種以上を組み合わせたものや
NaCl、芒硝、カルシウム塩、マグネシウム塩等の無
機水溶性塩等の電解質を配合して増粘系とすることによ
り、本発明の安定性効果を更に向上させることも可能で
ある。
【0056】また、本発明の組成物中に痕跡量含有され
ている重金属をキレート剤によりトラップすることでも
更なる安定化を図ることができる。例えば、アミノホス
ホン酸−N−オキサイド、特に〔ニトリロトリス(メチ
レン)〕トリスホスホン酸−N−オキサイド、2−ホス
ホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸塩、1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩、架橋型ポリカ
ルボン酸塩等の適用が公知技術の応用例として挙げるこ
とができる。
ている重金属をキレート剤によりトラップすることでも
更なる安定化を図ることができる。例えば、アミノホス
ホン酸−N−オキサイド、特に〔ニトリロトリス(メチ
レン)〕トリスホスホン酸−N−オキサイド、2−ホス
ホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸塩、1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩、架橋型ポリカ
ルボン酸塩等の適用が公知技術の応用例として挙げるこ
とができる。
【0057】尚、例えば、エチレンジアミン4酢酸塩や
ニトリロトリ酢酸塩等のアミノカルボン酸塩型;クエン
酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩等のオキシカルボン酸塩
型;コハク酸、グルタル酸、アジピン酸等のジカルボン
酸型;ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリ
ン酸塩等のホスフェート型等のキレート剤の適用は何れ
も次亜塩素酸水溶液中でそれ自体の分解が大きく好適で
はない。
ニトリロトリ酢酸塩等のアミノカルボン酸塩型;クエン
酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩等のオキシカルボン酸塩
型;コハク酸、グルタル酸、アジピン酸等のジカルボン
酸型;ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリ
ン酸塩等のホスフェート型等のキレート剤の適用は何れ
も次亜塩素酸水溶液中でそれ自体の分解が大きく好適で
はない。
【0058】本発明の組成物には、その他、洗浄性能を
向上させるビルダーとして、トルエンスルホン酸塩、キ
シレンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、ナフタレン
スルホン酸塩等の芳香族スルホン酸塩;蛍光染料;BH
T等のラジカルスカベンジャー;炭酸カルシウム、シリ
カ、モンモリロナイト、スメクタイト等の研磨剤・にご
り剤;テルペンアルコール系香料に代表される香料等の
成分を配合することも可能である。尚、本発明の漂白剤
組成物は、通常、上記の必須成分(a)、(b)、
(c)及び(d)とそれ以外の上記の任意成分にバラン
ス量の水を加えて調製される。
向上させるビルダーとして、トルエンスルホン酸塩、キ
シレンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、ナフタレン
スルホン酸塩等の芳香族スルホン酸塩;蛍光染料;BH
T等のラジカルスカベンジャー;炭酸カルシウム、シリ
カ、モンモリロナイト、スメクタイト等の研磨剤・にご
り剤;テルペンアルコール系香料に代表される香料等の
成分を配合することも可能である。尚、本発明の漂白剤
組成物は、通常、上記の必須成分(a)、(b)、
(c)及び(d)とそれ以外の上記の任意成分にバラン
ス量の水を加えて調製される。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明の漂白剤組成物を
更に詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの
実施例によって制限されるものではない。
更に詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの
実施例によって制限されるものではない。
【0060】実施例1 下記〔表1〕及び〔表2〕に示す組成(組成比単位は重
量%)の各液体漂白剤組成物を調製し、それぞれの貯蔵
安定性、色安定性及び粘度を下記の評価法及び評価基準
に基づいて評価した。それらの結果を下記〔表1〕及び
〔表2〕に示す。
量%)の各液体漂白剤組成物を調製し、それぞれの貯蔵
安定性、色安定性及び粘度を下記の評価法及び評価基準
に基づいて評価した。それらの結果を下記〔表1〕及び
〔表2〕に示す。
【0061】貯蔵安定性の評価法 調製した液体漂白剤組成物をポリエチレン製シリンダボ
トル(満注量725ml、底部肉厚0.6mm)に600ml
充填密封し、50℃で1ヶ月保存した後、外部に取り出
してシリンダボトルの膨らみを肉眼で観察した。 <貯蔵安定性の評価基準> ○:変化なし △:ボトル底部がやや膨らみ、ボトルのすわりが悪くな
る ×:ボトル底部が膨らみ、ボトルが倒れる(尚、ボトル
内の圧力が0.6kg/cm 2 以上となるとボトルがこの状
態となる)
トル(満注量725ml、底部肉厚0.6mm)に600ml
充填密封し、50℃で1ヶ月保存した後、外部に取り出
してシリンダボトルの膨らみを肉眼で観察した。 <貯蔵安定性の評価基準> ○:変化なし △:ボトル底部がやや膨らみ、ボトルのすわりが悪くな
る ×:ボトル底部が膨らみ、ボトルが倒れる(尚、ボトル
内の圧力が0.6kg/cm 2 以上となるとボトルがこの状
態となる)
【0062】色安定性の評価法 調製した着色系の液体漂白剤組成物をポリエチレン製シ
リンダボトル(満注量725ml、底部肉厚0.6mm)に
600ml充填密封し、50℃で1ヶ月保存した後、一部
分取し、この保存後のサンプルについて、保存前のサン
プルと対比して、色の変化を肉眼で観察した。 <色安定性の評価基準> ○:色の変化なし △:やや退色する ×:脱色する
リンダボトル(満注量725ml、底部肉厚0.6mm)に
600ml充填密封し、50℃で1ヶ月保存した後、一部
分取し、この保存後のサンプルについて、保存前のサン
プルと対比して、色の変化を肉眼で観察した。 <色安定性の評価基準> ○:色の変化なし △:やや退色する ×:脱色する
【0063】粘度の評価法及び評価基準 調製した液体漂白剤組成物を、B型粘度計を用い、20
℃、60rpm、60秒後(配合直後)の粘度を測定し
単位cP(センチポイズ)で表した。但し、1cP=1
0-3Nsm-2である。更に、粘度安定性のテストとして
同じサンプルを40℃1ケ月保存した後に再度同条件で
粘度を測定した。
℃、60rpm、60秒後(配合直後)の粘度を測定し
単位cP(センチポイズ)で表した。但し、1cP=1
0-3Nsm-2である。更に、粘度安定性のテストとして
同じサンプルを40℃1ケ月保存した後に再度同条件で
粘度を測定した。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】上記〔表1〕及び〔表2〕より、本発明品
1〜8は貯蔵安定性、粘度安定性に優れ、成分(b)を
含まない比較例1は粘度安定性及び色安定性が良くな
く、成分(b)及び(c)を含まない比較例2及び3は
増粘せず、成分(c)を含まない比較例4は貯蔵安定性
が良くないことが判る。
1〜8は貯蔵安定性、粘度安定性に優れ、成分(b)を
含まない比較例1は粘度安定性及び色安定性が良くな
く、成分(b)及び(c)を含まない比較例2及び3は
増粘せず、成分(c)を含まない比較例4は貯蔵安定性
が良くないことが判る。
【0067】尚、増粘系及び増粘・着色系の本発明品1
〜8は、トイレボウルクリーナー、排水管クリーナー、
台所の生ゴミ受けなどの小物類の洗浄剤等に適してい
る。
〜8は、トイレボウルクリーナー、排水管クリーナー、
台所の生ゴミ受けなどの小物類の洗浄剤等に適してい
る。
【0068】
【発明の効果】本発明の漂白剤組成物は、苛酷な条件下
で長期間保存した場合でも次亜塩素酸アルカリ金属塩が
分解する惧れのない、優れた貯蔵安定性を有し、且つ粘
度特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の高い漂白剤
組成物である(請求項1)。本発明の漂白剤組成物は、
ハロゲン化アルカリ金属を特定量含有することにより、
更に貯蔵安定性、粘度安定性が向上する(請求項2)。
本発明の漂白剤組成物は、特定のポリオキシアルキレン
アルキルエーテルカルボキシレートを含有することによ
り、上記効果が更に向上する(請求項3)。本発明の漂
白剤組成物は、フタロシアニン系顔料を含有することに
より、系を着色させることができ、この着色させた系で
も貯蔵安定性に優れ、且つ色安定性にも優れる(請求項
4)。本発明の漂白剤組成物は、フタロシアニン系顔料
と共にスルホン酸基を有する水溶性ポリマーを含有する
ことにより、顔料分散性が高められ上記効果(貯蔵安定
性及び色安定性)が更に向上する(請求項5)。本発明
の漂白剤組成物は、フタロシアニン系顔料と共に特定の
スルホン酸基を有する水溶性ポリマーを含有することに
より、顔料分散性がより高められ上記効果(貯蔵安定性
及び色安定性)が更に向上する(請求項6)。
で長期間保存した場合でも次亜塩素酸アルカリ金属塩が
分解する惧れのない、優れた貯蔵安定性を有し、且つ粘
度特性を有するため洗浄漂白力及び安全性の高い漂白剤
組成物である(請求項1)。本発明の漂白剤組成物は、
ハロゲン化アルカリ金属を特定量含有することにより、
更に貯蔵安定性、粘度安定性が向上する(請求項2)。
本発明の漂白剤組成物は、特定のポリオキシアルキレン
アルキルエーテルカルボキシレートを含有することによ
り、上記効果が更に向上する(請求項3)。本発明の漂
白剤組成物は、フタロシアニン系顔料を含有することに
より、系を着色させることができ、この着色させた系で
も貯蔵安定性に優れ、且つ色安定性にも優れる(請求項
4)。本発明の漂白剤組成物は、フタロシアニン系顔料
と共にスルホン酸基を有する水溶性ポリマーを含有する
ことにより、顔料分散性が高められ上記効果(貯蔵安定
性及び色安定性)が更に向上する(請求項5)。本発明
の漂白剤組成物は、フタロシアニン系顔料と共に特定の
スルホン酸基を有する水溶性ポリマーを含有することに
より、顔料分散性がより高められ上記効果(貯蔵安定性
及び色安定性)が更に向上する(請求項6)。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記成分(a)、(b)、(c)及び
(d)を下記の量含有することを特徴とする漂白剤組成
物。 (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩;0.1〜13重量% (b)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボキ
シレート;0.01〜20重量% (c)炭素数が8〜20のアルキル基を有する直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩及び/又は炭素数が8〜20
のアルキル基を有する直鎖アルキルナフタレンスルホン
酸塩;0.1〜10重量% (d)アルカリ剤;0.1〜5重量% - 【請求項2】 ハロゲン化アルカリ金属〔成分(e)〕
を0.1〜4重量%含有する請求項1記載の漂白剤組成
物。 - 【請求項3】 上記成分(b)が、下記〔化1〕の一般
式(I)で表される化合物である請求項1又は2記載の
漂白剤組成物。 【化1】 - 【請求項4】 フタロシアニン系顔料〔成分(f)〕を
0.00001〜0.01重量%含有する請求項1〜3
の何れかに記載の漂白剤組成物。 - 【請求項5】 スルホン酸基を有する水溶性ポリマー
〔成分(g)〕を0.001〜3重量%含有する請求項
4記載の漂白剤組成物。 - 【請求項6】 上記成分(g)が、スルホン酸基若しく
はスルホン酸塩基を有する芳香族化合物のホルムアルデ
ヒド縮合物又はその塩からなる水溶性ポリマー、或い
は、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルス
ルホン酸、メタリルスルホン酸及びスルホプロピルメタ
クリレート若しくはこれらの塩からなる群から選ばれる
1種若しくは2種以上のモノマーからなる水溶性ポリマ
ー又はコポリマーである請求項5記載の漂白剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12655094A JPH07331294A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 漂白剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12655094A JPH07331294A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 漂白剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331294A true JPH07331294A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14937954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12655094A Pending JPH07331294A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 漂白剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331294A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6211131B1 (en) | 1996-05-10 | 2001-04-03 | The Clorox Company | Sequesterants as hypochlorite bleach enhancers |
| JP2009108057A (ja) * | 2008-10-17 | 2009-05-21 | Kao Corp | ベタインエステル含有混合物の製法 |
| JP2015504927A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-02-16 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 非イオン界面活性剤を含まない、エーテルカルボン酸またはその塩を含む自動食器洗浄機用洗浄剤組成物 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12655094A patent/JPH07331294A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6211131B1 (en) | 1996-05-10 | 2001-04-03 | The Clorox Company | Sequesterants as hypochlorite bleach enhancers |
| JP2009108057A (ja) * | 2008-10-17 | 2009-05-21 | Kao Corp | ベタインエステル含有混合物の製法 |
| JP2015504927A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-02-16 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 非イオン界面活性剤を含まない、エーテルカルボン酸またはその塩を含む自動食器洗浄機用洗浄剤組成物 |
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