JPH0733159Y2 - 気相置換による液相中成分の濃度測定装置 - Google Patents
気相置換による液相中成分の濃度測定装置Info
- Publication number
- JPH0733159Y2 JPH0733159Y2 JP6100689U JP6100689U JPH0733159Y2 JP H0733159 Y2 JPH0733159 Y2 JP H0733159Y2 JP 6100689 U JP6100689 U JP 6100689U JP 6100689 U JP6100689 U JP 6100689U JP H0733159 Y2 JPH0733159 Y2 JP H0733159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas phase
- concentration
- cylinder
- sample liquid
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、試料液の液相中に含有する成分を気相中に置
換して、その成分濃度を測定する装置に関するものであ
る。
換して、その成分濃度を測定する装置に関するものであ
る。
従来、地下水等に含有する有機塩素溶剤等の濃度を簡易
的に測定する場合、例えば、硝子製等の採取瓶へ地下水
等から一定量の試料液を採取し、蓋を閉めて密封した状
態で、手で数分間振って瓶内の液相中の含有成分を気相
中に置換し、次に蓋を開けて気相中に検知管を挿入し、
検知管内へ吸気させ乍ら気相中の濃度を測定することに
よって、液相中の含有成分の濃度を測定する気相置換に
よる測定方法が知られている。
的に測定する場合、例えば、硝子製等の採取瓶へ地下水
等から一定量の試料液を採取し、蓋を閉めて密封した状
態で、手で数分間振って瓶内の液相中の含有成分を気相
中に置換し、次に蓋を開けて気相中に検知管を挿入し、
検知管内へ吸気させ乍ら気相中の濃度を測定することに
よって、液相中の含有成分の濃度を測定する気相置換に
よる測定方法が知られている。
然し乍ら、この方法では、手で瓶を振る等の測定操作に
手間がかかると共に、振り方によって個人差が出て測定
結果がばらついたり、或いは蓋を開けた際に置換された
気体の一部が流出して正確な測定ができず、又、含有成
分が液相中から気相中に置換する割合が測定時の温度条
件によって左右されるので、実際の濃度を求める為には
検知管の測定値に温度換算をしなければならず、更に
は、試料液中の含有成分が一定の濃度以下に成ると気相
中には殆ど置換しない為に、特に地下水に含まれる低濃
度の有機塩素溶剤等を測定することが不可能である等の
問題点があった。
手間がかかると共に、振り方によって個人差が出て測定
結果がばらついたり、或いは蓋を開けた際に置換された
気体の一部が流出して正確な測定ができず、又、含有成
分が液相中から気相中に置換する割合が測定時の温度条
件によって左右されるので、実際の濃度を求める為には
検知管の測定値に温度換算をしなければならず、更に
は、試料液中の含有成分が一定の濃度以下に成ると気相
中には殆ど置換しない為に、特に地下水に含まれる低濃
度の有機塩素溶剤等を測定することが不可能である等の
問題点があった。
本考案は前述の諸問題点に鑑みて、測定操作が容易であ
り、且つ測定精度や再現性も極めて高く、又、温度条件
等によっても測定値が左右されない等の性能を向上させ
た気相置換による液相中成分の濃度測定装置を提供する
目的である。
り、且つ測定精度や再現性も極めて高く、又、温度条件
等によっても測定値が左右されない等の性能を向上させ
た気相置換による液相中成分の濃度測定装置を提供する
目的である。
本考案の構成は、散気筒の上方辺へ開口部を形成し、該
散気筒の底面を貫設した通気管へは空気散気部を設け、
該通気管の端部へは逆止機構を設けて散気用空気ポンプ
に接続された空気圧送管の端部を接続し、前記開口部へ
貫通孔を有した栓部材を付設してガス用検知管の基端部
を気密状態で固定可能とした構成である。
散気筒の底面を貫設した通気管へは空気散気部を設け、
該通気管の端部へは逆止機構を設けて散気用空気ポンプ
に接続された空気圧送管の端部を接続し、前記開口部へ
貫通孔を有した栓部材を付設してガス用検知管の基端部
を気密状態で固定可能とした構成である。
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例の測定装置における散気筒の
概要図であり、第2図は本考案のその測定装置の外観図
であり、第3図は本考案のその測定装置の全体説明図で
ある。
概要図であり、第2図は本考案のその測定装置の外観図
であり、第3図は本考案のその測定装置の全体説明図で
ある。
本考案は、地下水等から採取した一定量の試料液Aに含
有する成分の濃度を測定するものであり、詳しくは、液
相中の含有成分を気相中に置換して、その成分の濃度を
測定する測定装置に関するものであり、散気筒1の上方
辺へ試料液Aの注入及び排出用の開口部1aを形成すると
共に、該散気筒1の底面を貫設した通気管2aの散気筒1
内へは空気散気部2を設け、該通気管2aの端部へは試料
液Aの逆流を防止する逆止機構2bを設けると共に散気用
空気ポンプ3に接続された空気圧送管3aの端部を着脱可
能に接続し、前記開口部1aへはガス用検知管7の基端部
7aを密着挿通できる貫通孔6aを有したゴム製の栓部材6
を付設することによって、該ガス用検知管7の基端部7a
を前記散気筒1の気相中に気密状態で固定可能としたも
のである。
有する成分の濃度を測定するものであり、詳しくは、液
相中の含有成分を気相中に置換して、その成分の濃度を
測定する測定装置に関するものであり、散気筒1の上方
辺へ試料液Aの注入及び排出用の開口部1aを形成すると
共に、該散気筒1の底面を貫設した通気管2aの散気筒1
内へは空気散気部2を設け、該通気管2aの端部へは試料
液Aの逆流を防止する逆止機構2bを設けると共に散気用
空気ポンプ3に接続された空気圧送管3aの端部を着脱可
能に接続し、前記開口部1aへはガス用検知管7の基端部
7aを密着挿通できる貫通孔6aを有したゴム製の栓部材6
を付設することによって、該ガス用検知管7の基端部7a
を前記散気筒1の気相中に気密状態で固定可能としたも
のである。
即ち、本考案の測定装置は地下水等に含有している成分
で、例えば、体内に蓄積して肝臓障害や中枢神経障害を
起こすとされるテトラクロロエチレン、トリクロロエタ
ン等の有機塩素溶剤等の濃度を測定する為に使用される
ものであり、密封容体内に注入させた一定量の試料液A
へ有酸素空気を圧送散気させて液相中に含有する成分を
気相中に完全に置換し、該試料液Aの含有成分濃度をガ
ス用検知管7の積分効果を利用して気相中で測定する濃
度測定装置である。
で、例えば、体内に蓄積して肝臓障害や中枢神経障害を
起こすとされるテトラクロロエチレン、トリクロロエタ
ン等の有機塩素溶剤等の濃度を測定する為に使用される
ものであり、密封容体内に注入させた一定量の試料液A
へ有酸素空気を圧送散気させて液相中に含有する成分を
気相中に完全に置換し、該試料液Aの含有成分濃度をガ
ス用検知管7の積分効果を利用して気相中で測定する濃
度測定装置である。
本考案は、第1図に図示の如く、長さと太さを有した硝
子製等の瓶様の容体である散気筒1の上方辺へ試料液A
の注入及び排出用の開口部1aを形成するものであり、該
散気筒1の底面を貫設した通気管2aの散気筒1内へは、
例えば、多数の通気孔が表面に穿設された球形状の空気
散気部2を設け、一方、該通気管2aの端部へは圧送空気
を通過させ且つ前記散気筒1内の試料液Aは逆流するこ
とのない様に、例えば、細径管を付設する等の逆止機構
2bを設けるものである。
子製等の瓶様の容体である散気筒1の上方辺へ試料液A
の注入及び排出用の開口部1aを形成するものであり、該
散気筒1の底面を貫設した通気管2aの散気筒1内へは、
例えば、多数の通気孔が表面に穿設された球形状の空気
散気部2を設け、一方、該通気管2aの端部へは圧送空気
を通過させ且つ前記散気筒1内の試料液Aは逆流するこ
とのない様に、例えば、細径管を付設する等の逆止機構
2bを設けるものである。
本考案は、前記通気管2aの端部と散気用空気ポンプ3に
接続された空気圧送管3aの端部とを着脱可能に接続する
ものであり、例えば、金属製等の容体へ散気用空気ポン
プ3並びに空気圧送管3a等を内置させて本体装置Bを形
成し、該本体装置Bの上面へは予め前記空気圧送管3aの
端部を接続させたゴム製等のコネクター部材で接続部4
を形成しておき、第2図に図示の如く、該接続部4を介
して前記本体装置Bの上方から通気管2aの端部と空気圧
送管3aの端部とを接続させると同時に、前記散気筒1を
垂直に固定するものである。
接続された空気圧送管3aの端部とを着脱可能に接続する
ものであり、例えば、金属製等の容体へ散気用空気ポン
プ3並びに空気圧送管3a等を内置させて本体装置Bを形
成し、該本体装置Bの上面へは予め前記空気圧送管3aの
端部を接続させたゴム製等のコネクター部材で接続部4
を形成しておき、第2図に図示の如く、該接続部4を介
して前記本体装置Bの上方から通気管2aの端部と空気圧
送管3aの端部とを接続させると同時に、前記散気筒1を
垂直に固定するものである。
又、前記本体装置Bを試料液Aの採取場所へ携帯して、
その周辺において濃度測定を行う際には、空気中に既に
測定対象とする成分が含まれている為に、第3図に図示
の如く、該本体装置B内の前記散気用空気ポンプ3に接
続された空気吸入管3bへは測定対象とする成分を除去す
る吸着フィルター5等を介設することによって、より正
確な測定を可能とするものである。
その周辺において濃度測定を行う際には、空気中に既に
測定対象とする成分が含まれている為に、第3図に図示
の如く、該本体装置B内の前記散気用空気ポンプ3に接
続された空気吸入管3bへは測定対象とする成分を除去す
る吸着フィルター5等を介設することによって、より正
確な測定を可能とするものである。
本考案の測定装置によって濃度を測定するには、先ず、
前記本体装置Bに装着させた散気筒1の開口部1aからシ
リンジD等で正確に採取した一定量の試量液Aを注入
し、該開口部1aへ貫通孔6aを有したシリコンゴム、バイ
トンゴム製等の栓部材6を手で軽く圧入して付設し、該
貫通孔6aへはガス用検知管7の基端部7aを密着挿通させ
て、図示の如く散気筒1の気相中に気密状態で固定する
ものである。
前記本体装置Bに装着させた散気筒1の開口部1aからシ
リンジD等で正確に採取した一定量の試量液Aを注入
し、該開口部1aへ貫通孔6aを有したシリコンゴム、バイ
トンゴム製等の栓部材6を手で軽く圧入して付設し、該
貫通孔6aへはガス用検知管7の基端部7aを密着挿通させ
て、図示の如く散気筒1の気相中に気密状態で固定する
ものである。
次に、前記散気用空気ポンプ3を駆動させると、空気圧
送管3aを通って圧送された有酸素空気は空気散気部2で
微細な気泡と成って散気され、数分後には、試料液Aの
液相中に含有する成分を気相中に完全に置換するもので
あり、ガス用検知管7内を通過した気相中の成分の全量
を積分効果を利用して計ることで液相中の含有成分の濃
度を正確に測定できるものである。
送管3aを通って圧送された有酸素空気は空気散気部2で
微細な気泡と成って散気され、数分後には、試料液Aの
液相中に含有する成分を気相中に完全に置換するもので
あり、ガス用検知管7内を通過した気相中の成分の全量
を積分効果を利用して計ることで液相中の含有成分の濃
度を正確に測定できるものである。
本考案は、測定操作を終了した後に、前記散気筒1及び
前記開口部1aの栓部材6を夫々取外し、該散気筒1を逆
さにして試料液Aを排出し、例えば、洗浄ブラシ等で散
気筒1内を洗浄することで直ぐに再使用することができ
るものであり、又、試料液A中の成分の種類によって、
前記散気筒1内へ付着して洗浄が困難であったり、或い
は、複数箇所から採取した試料液Aを測定する場合等に
は、予め複数個のスペアー散気筒1を用意しておけば、
散気筒1内に残留する成分によって生じる測定誤差を全
く心配せずに、正確、且つ短時間で効率的な濃度測定を
行うことができる。
前記開口部1aの栓部材6を夫々取外し、該散気筒1を逆
さにして試料液Aを排出し、例えば、洗浄ブラシ等で散
気筒1内を洗浄することで直ぐに再使用することができ
るものであり、又、試料液A中の成分の種類によって、
前記散気筒1内へ付着して洗浄が困難であったり、或い
は、複数箇所から採取した試料液Aを測定する場合等に
は、予め複数個のスペアー散気筒1を用意しておけば、
散気筒1内に残留する成分によって生じる測定誤差を全
く心配せずに、正確、且つ短時間で効率的な濃度測定を
行うことができる。
本考案は前述の構成によって、測定操作が極めて簡単で
あることは勿論のこと、圧送空気により試料液の液相中
の含有成分を完全に気相中に置換して測定する為に、最
終的に温度換算をしたり、或いは、測定時の温度条件に
よって測定可能な範囲そのものが限定されることがな
く、更に、気密状態で測定する構成としたことで、高性
能で且つ高精度の濃度測定を行うことができ、測定後の
洗浄も自在であるので、経済性、実用性に優れた極めて
有意義な考案である。
あることは勿論のこと、圧送空気により試料液の液相中
の含有成分を完全に気相中に置換して測定する為に、最
終的に温度換算をしたり、或いは、測定時の温度条件に
よって測定可能な範囲そのものが限定されることがな
く、更に、気密状態で測定する構成としたことで、高性
能で且つ高精度の濃度測定を行うことができ、測定後の
洗浄も自在であるので、経済性、実用性に優れた極めて
有意義な考案である。
第1図は本考案の一実施例の測定装置における散気筒の
概要図である。第2図は本考案のその測定装置の外観図
である。第3図は本考案のその測定装置の全体説明図で
ある。 A……試料液、B……本体装置、C……カバー、D……
シリンジ。 1……散気筒、1a……開口部、2……空気散気部、2a…
…通気管、2b……逆止機構、3……散気用空気ポンプ、
3a……空気圧送管、3b……空気吸入管、4……接続部、
5……吸着フィルター、6……栓部材、6a……貫通孔、
7……ガス用検知管、7a……基端部、8……逆止弁。
概要図である。第2図は本考案のその測定装置の外観図
である。第3図は本考案のその測定装置の全体説明図で
ある。 A……試料液、B……本体装置、C……カバー、D……
シリンジ。 1……散気筒、1a……開口部、2……空気散気部、2a…
…通気管、2b……逆止機構、3……散気用空気ポンプ、
3a……空気圧送管、3b……空気吸入管、4……接続部、
5……吸着フィルター、6……栓部材、6a……貫通孔、
7……ガス用検知管、7a……基端部、8……逆止弁。
Claims (1)
- 【請求項1】密封容体内に注入させた一定量の試料液へ
有酸素空気を圧送散気させて液相中に含有する成分を気
相中に完全に置換し、該試料液の含有成分濃度をガス用
検知管の積分効果を利用して気相中で測定する濃度測定
装置であって、 前記密封容体とした散気筒の上方辺へ試料液の注入及び
排出用の開口部を形成すると共に、該散気筒の底面を貫
設した通気管の散気筒内へは空気散気部を設け、該通気
管の端部へは試料液の逆流を防止する逆止機構を設ける
と共に散気用空気ポンプに接続された空気圧送管の端部
を着脱可能に接続し、前記開口部へはガス用検知管の基
端部を密着挿通できる貫通孔を有したゴム製の栓部材を
付設することによって、該ガス用検知管の基端部を前記
散気筒の気相中に気密状態で固定可能としたことを特徴
する気相置換による液相中成分の濃度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6100689U JPH0733159Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 気相置換による液相中成分の濃度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6100689U JPH0733159Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 気相置換による液相中成分の濃度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032258U JPH032258U (ja) | 1991-01-10 |
| JPH0733159Y2 true JPH0733159Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31588876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6100689U Expired - Lifetime JPH0733159Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 気相置換による液相中成分の濃度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733159Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP6100689U patent/JPH0733159Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH032258U (ja) | 1991-01-10 |
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