JPH07332229A - 液体微量供給装置 - Google Patents

液体微量供給装置

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JPH07332229A
JPH07332229A JP12932294A JP12932294A JPH07332229A JP H07332229 A JPH07332229 A JP H07332229A JP 12932294 A JP12932294 A JP 12932294A JP 12932294 A JP12932294 A JP 12932294A JP H07332229 A JPH07332229 A JP H07332229A
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JP
Japan
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liquid
cleaning agent
cleaning
check valve
space
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JP12932294A
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English (en)
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Minoru Arai
実 新井
Shigeru Saito
茂 斉藤
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Kao Corp
Showa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Showa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微量の洗浄剤を安定的に供給することがで
き、しかも長時間に亘り安定して使用することができ、
その間に部品交換などの特別なメンテナンスを行なわな
くても良い洗浄剤微量供給装置を提供する。 【構成】 本洗浄剤微量供給装置は、洗浄剤の吸入通路
に配設された逆止弁182と、この逆止弁182と同方
向に向けて洗浄剤の吐出通路に配設された逆止弁183
と、これらの逆止弁182、183間に形成された空間
184と、この空間184に対して進退動可能な駆動シ
ャフト185とを備え、且つ洗浄剤の接触する部材が耐
薬品性の合成樹脂によって形成されてなり、駆動シャフ
ト185が空間184内に侵入する分だけ洗浄剤を供給
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体微量供給装置に関
し、更に詳しくは食器などの被洗浄物を洗浄する洗浄装
置などにおいて洗浄剤やリンスなどの原液を希釈する際
に洗浄剤やリンスなどの原液を微量且つ安定的に供給で
きる液体微量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液体微量供給装置を用い
た洗浄装置の場合には、食器等の被洗浄物を搬送機構に
より搬送する間に、例えばスプレーノズルから洗浄液を
被洗浄物に吹き付けて被洗浄物を洗浄した後、引き続き
温水などの濯ぎ液をスプレーノズルから吹き付けて被洗
浄物を濯ぐようにしている。そして、洗浄により消費さ
れた洗浄液及び濯ぎ液は適宜補充してそれぞれの液が絶
えないようにしている。特に洗浄液としては例えばアル
カリ性洗浄剤を温水などにより希釈したものが用いられ
ているため、洗浄液を補充する際にはアルカリ性洗浄剤
を液体微量供給装置(以下、必要に応じて「洗浄剤供給
ポンプ」と称す)により洗浄液槽へ供給すると共に、温
水をポンプにより供給し、温水によりアルカリ性洗浄剤
を希釈して所定濃度の洗浄液を調製して補充するように
している。
【0003】また、濯ぎ液には一般に微量のリンスを混
入した温水が用いられているが、リンスはその効能を維
持するためには、それを予め濯ぎ液槽内の温水中に混入
させておくことができず、やむなく濯ぎ液がスプレーノ
ズルから吹き付けられる際にその濯ぎ液に中途から、液
体微量供給装置(以下、必要に応じて「リンス供給ポン
プ」を称す)により注入しなければならない事情があ
る。
【0004】而して、リンスを中途から注入する際に
は、1Kg/cm2 G以上の圧力で大量に吐出される温
水中に微量(例えば0.05cc/秒以下)のリンスを
温水以上の圧力(例えば1.5Kg/cm2 G以上)で
定量的に供給する必要がある。ところが、このような微
量のリンスを大量の温水に対して安定的に供給すること
が難しいため、従来からリンス供給ポンプとしては、一
般的に、プラスチック製例えばシリコンゴム製のチュー
ブをローラにより押し潰して流量を調整して一定量のリ
ンスを供給するポンプ、いわゆるチューブポンプが用い
られている。洗浄剤供給ポンプにおいては圧力は常圧で
あるが、アルカリ性洗浄剤が接触する部分に金属を用い
ると、金属が洗浄剤により腐食されて寿命が短く、比較
的短期間に高価な部品を取り替えなくてはならないた
め、安価なチューブを消耗品として用いるようにしたも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗浄剤供給ポンプ(液体微量供給装置)の場合には、上
述の理由から洗浄剤の接触する部分に金属を用いること
ができないため、また従来のリンス供給ポンプ(液体微
量供給装置)の場合には、簡便で安価な逆止弁を利用し
得ないため、いずれもやむを得ずチューブポンプを用い
ているが、チューブポンプは常時ローラにより押し潰さ
れて無理な力を常に受けるという過酷な条件下にあって
チューブが短時間で疲労するため、チューブを頻繁に取
り替えなくてはならず、また、チューブを取り替える毎
に洗浄剤やリンスの供給量を調整しなおさなくてはなら
ないなど、メンテナンスが極めて面倒であるという課題
があった。また、チューブの取替作業を怠ると、チュー
ブが破損して洗浄剤が人体に付着し、皮膚などを損ねる
などの課題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、微量の液体を安
定的に供給することができ、しかも長時間に亘り安定し
て使用することができ、その間に部品交換などの特別な
メンテナンスを行なわなくても良い液体微量供給装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の液体微量供給装置は、液体の吸入通路に配設された逆
止弁と、この逆止弁と同方向に向けて上記液体の吐出通
路に配設された逆止弁と、これらの逆止弁間に形成され
た空間と、この空間に対して進退動可能な駆動シャフト
とを備え、且つ上記液体の接触する部材が耐薬品性の合
成樹脂によって形成されてなり、上記駆動シャフトが上
記空間内に侵入する分だけ上記液体を供給するものであ
る。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の液体微量
供給装置は、請求項1に記載の発明において、上記通路
に固定されたドーム状の弁体と、この弁体の表面中央に
上記液体の流れ方向へ突出形成された突出部と、この突
出部に形成されたスリットを有し、上記スリットは上記
弁体内側の圧力がその外側の圧力より高い時に開放して
上記液体の通過を可能にするものである。
【0009】
【作用】また、本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、液体微量供給装置の始動によりその駆動シャフトが
駆動して空間内に侵入すると、空間内の液体の圧力が高
まり、この圧力により吸入通路側の逆止弁が閉止する一
方、吐出通路側の逆止弁が開放して駆動シャフトの侵入
した分だけの液体が吐出通路から吐出する。逆に、駆動
シャフトが空間内から後退するとその容積の拡大により
空間内が減圧作用を受け、吐出通路側の逆止弁が閉止す
る一方、吸入通路側の逆止弁が開放されて駆動シャフト
の後退した分だけの液体が空間内へ吸入される。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、上記通路内に固
定された弁体内側の圧力がその外側の圧力より高くなる
と、スリットが開放されて液体がスリットを通過するこ
とができ、逆に弁体内側の圧力がその外側の圧力より低
くなるとスリットが遮断されて液体の流入を阻止するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図3に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の液体微量
供給装置の一実施例が適用された洗浄装置の全体を示す
構成図、図2は図1に示す液体微量供給装置の要部を示
す断面図、図3は図2に示す液体微量供給装置に用いら
れる弁体を示す図で、同図(a)はその側面図、同図
(b)は同図(a)から90°角度を変えて見た側面
図、同図(c)は同図(a)の上方からの平面図、同図
(d)は同図(a)の下方からの平面図である。
【0012】本実施例の液体微量供給装置が適用された
洗浄装置は、被洗浄物例えば食器を洗浄する装置として
構成されている。この液体微量供給装置は、図1に示す
ように、ハウジング1の入口側(同図では左側)から出
口側(同図では右側)へ食器(図示せず)を搬送する搬
送機構2と、この搬送機構2の下方に配設された洗浄液
槽3及び濯ぎ液槽4と、上記搬送機構2の上方に上流側
から下流側へ順次配設されたスプレーノズル5、6とを
備えて構成されている。上記搬送機構2は、一対のロー
ラ2A、2Bと、これら両者2A、2Bに掛け回された
多数の孔を有する無端状ベルト2Cとを備え、図示しな
い駆動機構により一方のローラを回転駆動させて無端状
ベルト2C上の食器を搬送するように構成されている。
そして、上記ハウジング1は、搬送機構2及びスプレー
ノズル5、6が配設された洗浄部とその下方に配設され
た洗浄液槽3及び濯ぎ液槽4とは隔壁1Aによって遮断
されている。
【0013】また、上記洗浄液槽3とスプレーノズル5
は配管7を介して洗浄液供給ポンプ8に接続され、洗浄
液供給ポンプ8により洗浄液槽3内の洗浄液9を配管7
を介してスプレーノズル5へ供給し、スプレーノズル5
から洗浄液9を食器へ噴射して食器を洗浄するようにし
てある。また、上記濯ぎ液槽4とスプレーノズル6は配
管10を介して濯ぎ液供給ポンプ11に接続され、濯ぎ
液供給ポンプ11により濯ぎ液槽4内の濯ぎ液12を配
管10を介してスプレーノズル6へ供給し、スプレーノ
ズル6から濯ぎ液12を食器へ噴射して洗浄液9により
洗浄された食器を濯ぐようにしてある。これらのスプレ
ーノズル5、6は、いずれも無端状ベルト2Cを上下か
ら挟むように上下一対のノズルから構成され、無端状ベ
ルト2Cによって搬送されて来る食器に上下から洗浄液
9あるいは濯ぎ液12を噴射し、洗浄漏れあるいは濯ぎ
漏れを極力なくすようにしてある。そして、スプレーノ
ズル5、6から噴射された使用後の洗浄液9及び濯ぎ液
12は隔壁1Aを介して外部へ排出するようにしてあ
る。
【0014】また、上記ハウジング1の天面には制御装
置13が配設され、制御装置13により、洗浄剤供給ポ
ンプ18及びリンス供給ポンプ29の駆動部を制御する
ように構成されている。この制御装置13は単相100
Vの一般家庭用の電源に接続するコード13A及び2極
プラグ13Bを有している。従って、本実施例の液体微
量供給装置は、従来のものとは相違して家庭用電源によ
り駆動できるように構成されている。また、制御装置1
3はハウジング1の天面に対して接着剤などにより着脱
可能に取り付けられている。更に、洗浄液槽3の内側側
壁には液体センサ14が取り付けられている。この液体
センサ14は配線15を介して制御装置13に接続さ
れ、液体センサ14により洗浄液9の液量とその中に混
入されている洗浄剤16の濃度を常時監視し、洗浄液9
が消費されて所定の液位を切った場合、及び洗浄液9内
の洗浄剤16の濃度が所定の水準以下になった場合に、
液体センサ14から制御装置13に検出信号を送信し、
洗浄剤16の補充を制御するように構成されている。
【0015】また、上記洗浄液槽3の近傍にはアルカリ
性洗剤などの洗浄剤16が充填された洗浄剤槽例えばプ
ラスチック製の洗浄剤容器17が配置されている。そし
て、洗浄剤16を使い果たした場合には、洗浄剤16を
充填した洗浄剤容器17と取り替えるようにしてある。
また、上記ハウジング1の天面には本実施例の液体微量
供給装置である洗浄剤供給ポンプ18が配設されてい
る。この洗浄剤供給ポンプ18の洗浄剤16の吸入側に
は配管19の一端が接続され、その吐出側には配管20
の一端が接続されている。配管19の他端は洗浄剤容器
17内の底面近傍まで挿入され、また配管20の他端は
洗浄液槽3の上端近傍の内面に臨む供給ノズル21に接
続されている。そして、洗浄剤供給ポンプ18は制御装
置13の制御下で駆動するように構成されている。
【0016】一方、上記濯ぎ液槽4の近傍にはリンス2
7が充填されたリンス槽例えばプラスチック製のリンス
容器28が配置されている。そして、リンス27を使い
果たした場合には、リンス27を充填したリンス容器2
8と取り替えるようにしている。また、上記ハウジング
1の天面には本実施例の液体微量供給装置であるリンス
供給ポンプ29が配設さている。このリンス供給ポンプ
29のリンス27の吸入側には配管30の一端が接続さ
れ、その吐出側には配管31の一端が接続されている。
配管30の他端はリンス容器28内の底面近傍まで挿入
され、また配管31の他端は濯ぎ液供給配管10の中途
に開口接続されている。そしてリンス供給ポンプ29も
制御装置13の制御下で駆動するように構成されてい
る。
【0017】そこで、上記洗浄剤供給ポンプ18を駆動
制御する機構について説明する。上記洗浄液供給ポンプ
8の外周面には検出器(本実施例ではピックアップ)2
2が設けられており、このピックアップ22は洗浄液供
給ポンプ8が駆動する時に発生する電磁波を検出するよ
うに構成されている。このピックアップ22は配線23
を介して制御装置13に接続され、また、制御装置13
は配線24を介して洗浄剤供給ポンプ18に接続されて
いる。従って、ピックアップ22は洗浄液供給ポンプ8
の電磁波を検出すると、その検出信号を配線23を介し
て制御装置13へ送信するようにしてある。そして、制
御装置13はピックアップ22からの検出信号に基づい
て駆動信号を発生し、この駆動信号を配線24を介して
洗浄剤供給ポンプ18へ送信するようにしてあり、ま
た、洗浄剤供給ポンプ18は制御装置13からの駆動信
号を受信し且つ液体センサ14からの洗浄剤濃度の所定
濃度以下への低下信号を受信すると、両信号を受信して
いる間駆動し、洗浄剤容器17内の洗浄剤16を配管1
9、20及び供給ノズル21を介して洗浄液槽3内へ供
給するようにしてある。
【0018】また、上記濯ぎ液供給ポンプ11にもピッ
クアップ25が設けられており、このピックアップ25
は上記ピックアップ22と同様に構成されたもので、配
線26を介して制御装置13に接続されている。このピ
ックアップ25は、濯ぎ液供給ポンプ11の電磁波を検
出するとその検出信号を配線26を介して制御装置13
に送信するようにしてある。そして、制御装置13はピ
ックアップ25からの検出信号に基づいて駆動信号を発
生し、この駆動信号を配線32を介してリンス供給ポン
プ29へ送信するようにしてあり、また、リンス供給ポ
ンプ29は制御装置13からの駆動信号を受信している
間駆動し、微量のリンス27を一定圧力以上の圧力で、
噴射用濯ぎ液の中に注入するようにしてある。
【0019】次に、上記洗浄液供給ポンプ18の要部構
成について図2、図3を参照しながら説明する。上記洗
浄剤供給ポンプ18は、図2に示すように、ハウジング
本体181と、ハウジング本体181の洗浄剤吸入側及
び吐出側に互いに同方向に配設された逆止弁182、1
83とを備えている。ハウジング本体181は一端から
他端(図2では下端から上端)へ貫通する空間184が
形成されている。この空間184は洗浄剤16の通路及
び収納部を兼ね、その下端部が拡大して拡大空間部18
4Aとして形成されている。この拡大空間部184Aは
逆止弁182のハウジングを兼ねている。また、このハ
ウジング本体181の上部側方には駆動シャフト185
が往復移動可能に取り付けられている。この駆動シャフ
ト185の一端はハウジング本体181の上部に空間1
84に直交する方向に形成された貫通孔を貫通し、他端
はハウジング本体184の外側へ突出している。更に、
空間184には貫通孔に対向させた凹部184Bが形成
され、この凹部184Bに駆動シャフト185の一端が
嵌入するようになっている。そして、この駆動シャフト
185が制御装置13からの駆動信号により図2の矢印
方向(左右方向)に往復駆動して洗浄剤16を空間18
4内へ吸入し、あるいは空間184内から吐出するよう
にしてある。洗浄剤16の吐出量は駆動シャフト185
の空間184内への侵入量(侵入距離)や駆動シャフト
185の外径によって決まる。また、上記ハウジング本
体184の貫通孔の1箇所に周方向の溝181Aが形成
され、溝181A内にOリング181Bが装着され、こ
のOリング181Bにより空間184内へ吸入された洗
浄剤16が外部へ漏れないようにしてある。更に、これ
らの各部材及び後述する各部材はいずれも例えばアルカ
リ性洗浄剤などの薬品によって腐食し難い耐薬品性の合
成樹脂により形成されている。
【0020】また、上記ハウジング本体181の拡大空
間部184Aは逆止弁182のハウジングを兼ねてい
る。更に、このハウジング本体181の上端面には吐出
側の逆止弁183が連結されている。吸入側の逆止弁1
82は、図2に示すように、拡大空間部184A内に固
定されたドーム状の弁体182Aと、弁体182Aの表
面中央に洗浄剤16の流れ方向(図2では下から上の方
向)へ突出形成された突出部182Bと、この突出部に
形成されたスリット182Cを有している。また、ハウ
ジング本体181の下端には下部ハウジング186が取
り付けられている。この下部ハウジング186の上面に
は半球状の突起部186Aが形成され、この突起部18
6Aが弁体182Aの内部へ突出し、この突起部186
Aとハウジング内壁とで弁体182Aをより確実に固定
している。そして、下部ハウジング186には下から上
の方向へ吐出通路186Bが貫通形成されている。
【0021】また、弁体182Aの下端には拡径するフ
ランジ部182Dが形成され、このフランジ部182D
がこの形状に即して形成されたハウジング下端の係合部
と係合することにより、弁体182Aはハウジング内で
固定されている。また、突出部182Bは図3に示すよ
うに弁体182Aの中心を通る略矩形状で且つ肉厚状に
形成されている。そして、この突出部182Bに弁体1
82Aの内径より短い寸法のスリット182Cが上端面
から弁体182A内の空間へ貫通するように形成されて
いる。このように弁体182Aがハウジング内に固定さ
れているため、駆動シャフト185が右方へ駆動してハ
ウジング本体181の空間184が減圧状態になった時
に、弁体182Aの上流側にある洗浄剤16の圧力がハ
ウジング内の圧力より高くなっても弁体182Aは動く
ことがなく、その圧力により弁体182Aが僅かに弾性
変形してスリット182Cを僅かに開放し、洗浄剤16
がスリット182Cを通過して低圧側の空間184へ流
れる。
【0022】また、洗浄剤16の吐出側に設けられた逆
止弁183は、上記逆止弁182と同様に、弁体183
A、突出部183B、スリット183C、フランジ部1
83Dなどを有し、上記逆止弁182と同様の機能を有
している。また、ハウジング本体181の上面には半球
状の突起部181Cが形成され、この突起部181Cが
弁体183Aの内部へ突出し、この突起部181Cとハ
ウジング内壁とで弁体183Aをより確実に固定してい
る。尚、突起部181Cの中心には吐出通路181Dが
貫通形成されている。この逆止弁183の場合には、ハ
ウジング181の空間184が減圧状態になると、弁体
183Aが外圧により圧縮力を受けてスリット183C
が閉止して洗浄剤16の逆流を阻止するようになってい
る。従って、洗浄剤16が空間184内へ吸入した後、
駆動シャフト185の一端が左方に駆動して空間184
内へ侵入して空間184内の洗浄剤16を加圧すると、
今度は、吸入側の逆止弁182が圧縮力を受け、逆に吐
出側の逆止弁183が弁体183Aを拡張する力を受
け、逆止弁183のスリット183Cが僅かに開放し、
スリット183Cから高い圧力例えば1.5Kg/cm
2 Gの圧力で洗浄剤16を吐出する。
【0023】次に動作について説明する。まず、液体微
量供給装置を駆動させた状態で食器を搬送機構2に載せ
ると、無端状ベルト2Cにより食器をハウジング1内へ
搬送する。搬送された食器が洗浄液9のスプレーノズル
5のある場所に達する。この時、図示しないセンサが食
器を検出して洗浄液供給ポンプ8を駆動させる。洗浄液
供給ポンプ8が駆動すると、洗浄液供給ポンプ8により
洗浄液槽3内の洗浄液9を配管7を介して上下のスプレ
ーノズル5へ供給し、スプレーノズル5から洗浄液9を
食器に向けて噴射して食器を洗浄液9により洗浄する。
このように洗浄液供給ポンプ8が駆動すると、その時に
洗浄液供給ポンプ8において発生する電磁波を検出器2
2が検出し、その検出信号を配線23を介して制御装置
13へ送信する。制御装置13では検出信号を受信する
と、この受信信号に基づいて駆動信号を配線24を介し
て洗浄剤供給ポンプ18へ送信する。この駆動信号に加
え、洗浄液槽3の内壁に設置されている液体センサ14
より、洗浄液中の洗浄剤濃度が所定の水準以下の場合に
送られてくる検出信号を受信すると、洗浄剤供給ポンプ
18が駆動して、洗浄剤容器17内の微量の洗浄剤16
を配管19、20を介して定量的に供給ノズル21へ供
給し、この供給ノズル21から洗浄液槽3内へ洗浄剤1
6を所定の濃度に達するまで安定的に供給する。これに
より、洗浄剤16が温水により所定濃度に希釈されて洗
浄液9が調整され、上述の洗浄により消費された洗浄液
9を補充して一定の液量を維持する。
【0024】この時、上記洗浄剤供給ポンプ18は以下
のように動作する。即ち、洗浄剤供給ポンプ18の始動
によりその駆動シャフト185が右方に駆動してその一
端がハウジング本体181の空間184内から後退する
と、空間184内の圧力が洗浄剤容器17側の圧力より
減圧状態になってこれらとの間に圧力差が生じる。する
と、吸入側の逆止弁182の弁体182Aにはこれを拡
張させる力が作用して突出部182Bのスリット182
Cが僅かに開放し、スリット182Cから洗浄剤16が
吸入されて駆動シャフト185が後退して減少した容積
分だけ洗浄剤16を空間184へ補充する。一方、吐出
側の逆止弁183には弁体183Aを圧縮する力が働
き、そのスリット183Cはより確実に密着して洗浄剤
16の通路を遮断する。次いで、駆動シャフト185が
右端位置から左方へ駆動すると、今度は吸入した洗浄剤
16を上述の圧力まで加圧する。この作用により吐出側
の逆止弁183の弁体183Aが拡張してスリット18
3Cを開放する一方、吸入側の逆止弁182は圧縮され
てスリット182Cを閉じて洗浄剤16をスリット18
3Cのみから吐出し、配管20、供給ノズル21を介し
て洗浄液槽3内へ洗浄剤16を上述のように微量ずつ供
給する。
【0025】また、上述の洗浄に続いて、無端状ベルト
2Cにより搬送される食器は濯ぎ液用のスプレーノズル
6のある場所に達する。この時既に、駆動している濯ぎ
液供給ポンプ11により濯ぎ液槽4内の濯ぎ液12を配
管10を介して上下のスプレーノズル6へ供給し、スプ
レーノズル6から濯ぎ液12を食器に向けて噴射して食
器を濯いで洗浄液9を洗い流す。この濯ぎ液12内に
は、殺菌と仕上がりを美化する目的で、噴射直前に微量
のリンス27を注入する仕組みにしてある。即ち、濯ぎ
液供給ポンプ11が駆動すると、その時に濯ぎ液供給ポ
ンプ11において発生する電磁波を検出器25が検出
し、その検出信号を配線26を介して制御装置13へ送
信する。制御装置13では、検出信号を受信すると、こ
の受信信号に基づいて駆動信号を配線32を介してリン
ス供給ポンプ29へ送信し、濯ぎ液供給ポンプ11が駆
動している間、微量のリンス27を配管10内に注入し
て、濯ぎ液12に混入せしめるのである。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、洗
浄剤供給ポンプ18は洗浄剤16に触れる部分が従来の
ようにチューブ式でなく、耐薬品性のプラスチック製の
ハウジング本体181、逆止弁182、183及び駆動
シャフト185などによって構成されているため、逆止
弁182、183の作用により微量の洗浄剤16を定量
的且つ安定的に洗浄液槽3内へ供給することができ、し
かも構成部品が洗浄剤16によって腐食されたり、ある
いはこれらの部品に無理な力が働いたりすることがな
く、従来のチューブ式のものと比較して格段にポンプ寿
命が長く、長期間、例えば累計稼動時間で2000時間
以上に亘り部品交換等のメンテナンスを行なう必要がな
く、その間メンテナンスフリーで済ませることができ
る。また、逆止弁182、183にスリット182C、
183Cを設け、スリット182C、183Cを介して
洗浄剤16を供給するようにしたため、スリット182
C、183Cにより洗浄剤16を高圧にし、高圧の洗浄
剤16を微量ずつ定量的に供給することができる。
【0027】尚、本発明は上記実施例に何等制限される
ものではなく、要は、液体の吸入通路に配設された逆止
弁と、この逆止弁と同方向に向けて上記液体の吐出通路
に配設された逆止弁と、これらの逆止弁間に形成された
空間と、この空間に対して進退動可能な駆動シャフトと
を備え、且つ上記液体の接触する部材が耐薬品性の合成
樹脂によって形成されてなり、上記駆動シャフトが上記
空間内に侵入する分だけ上記液体を供給するようにした
液体微量供給装置であれば、本発明に包含される。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の液体微量供給
装置は、液体の吸入通路に配設された逆止弁と、この逆
止弁と同方向に向けて上記液体の吐出通路に配設された
逆止弁と、これらの逆止弁間に形成された空間と、この
空間に対して進退動可能な駆動シャフトとを備え、且つ
上記液体の接触する部材が耐薬品性の合成樹脂によって
形成されてなり、上記駆動シャフトが上記空間内に侵入
する分だけ上記液体を供給するようにしたため、微量の
液体を安定的に供給することができ、しかも長時間に亘
り安定して使用することができ、その間に部品交換など
の特別なメンテナンスを行なわなくても良いものであ
る。
【0029】また、本発明の請求項2に記載の液体微量
供給装置は、請求項1に記載の発明において、上記逆止
弁は、上記通路に固定されたドーム状の弁体と、この弁
体の表面中央に上記液体の流れ方向へ突出形成された突
出部と、この突出部に形成されたスリットを有し、上記
スリットは上記弁体内側の圧力がその外側の圧力より高
い時に開放して上記液体の通過を可能にするようにした
ため、スリットにより高圧状態にした液体を供給するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体微量供給装置の一実施例が適用さ
れた洗浄装置の一実施例の全体を示す構成図である。
【図2】図1に示す洗浄装置に用いられる洗浄剤供給ポ
ンプの要部を示す断面図である。
【図3】図2に示す洗浄剤供給ポンプに用いられる弁体
を示す図で、同図(a)はその側面図、同図(b)は同
図(a)から90°角度を変えて見た側面図、同図
(c)は同図(a)の上方からの平面図、同図(d)は
同図(a)の下方からの平面図である。
【符号の説明】
16 洗浄剤 18 洗浄剤供給ポンプ 27 リンス 29 リンス供給ポンプ 182 逆止弁 182A 弁体 182B 突出部 182C スリット 183 逆止弁 183A 弁体 183B 突出部 183C スリット 184 空間 185 駆動シャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の吸入通路に配設された逆止弁と、
    この逆止弁と同方向に向けて上記液体の吐出通路に配設
    された逆止弁と、これらの逆止弁間に形成された空間
    と、この空間に対して進退動可能な駆動シャフトとを備
    え、且つ上記液体の接触する部材が耐薬品性の合成樹脂
    によって形成されてなり、上記駆動シャフトが上記空間
    内に侵入する分だけ上記液体を供給することを特徴とす
    る液体微量供給装置。
  2. 【請求項2】 上記逆止弁は、上記通路に固定されたド
    ーム状の弁体と、この弁体の表面中央に上記液体の流れ
    方向へ突出形成された突出部と、この突出部に形成され
    たスリットを有し、上記スリットは上記弁体内側の圧力
    がその外側の圧力より高い時に開放して上記液体の通過
    を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の液体微
    量供給装置。
JP12932294A 1994-06-10 1994-06-10 液体微量供給装置 Pending JPH07332229A (ja)

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