JPH07332335A - 二部材の締結構造 - Google Patents

二部材の締結構造

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Publication number
JPH07332335A
JPH07332335A JP6126497A JP12649794A JPH07332335A JP H07332335 A JPH07332335 A JP H07332335A JP 6126497 A JP6126497 A JP 6126497A JP 12649794 A JP12649794 A JP 12649794A JP H07332335 A JPH07332335 A JP H07332335A
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JP
Japan
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liquid metal
set screw
gallium
gallium alloy
Prior art date
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Pending
Application number
JP6126497A
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English (en)
Inventor
Taiji Hiraoka
大治 平岡
Takeshi Takahashi
高橋  毅
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガリウムあるいはガリウム合金からなる液体
金属に対して耐食性を有する材料で形成されている2つ
の部材を、真空中で止めねじに凝着させることなく締結
することができる二部材の締結構造を提供する。 【構成】 ハウジング1とシャフト2の間に、ガリウム
合金からなる潤滑流体としての液体金属3が充填されて
いる。ハウジング1は、ガリウム合金に対して耐食性を
有するタンタルで作製されている筒部材5と蓋部材6と
止めねじ7を有している。止めねじ7と筒部材5との間
にガリウム合金からなる液体金属8aが設けられ、止め
ねじ7と蓋部材6との間にガリウム合金からなる液体金
属8bが設けられている。 【効果】 液体金属8aは筒部材5と止めねじ7とが凝
着することを防ぎ、液体金属8bは蓋部材6と止めねじ
7とが凝着することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガリウムあるいはガ
リウム合金からなる液体金属に対して耐食性を有する材
料で形成されている2つの部材を真空中で締結する二部
材の締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の二部材の締結構造として
は、たとえば、ガリウムを潤滑剤とする真空用すべり軸
受において、シャフトが嵌入されるハウジングを構成す
る2つの部材を止めねじで締結した構造がある。
【0003】そして、上記2つの部材および止めねじ
を、同じ種類のモリブデン合金で作製して、ガリウムか
らなる潤滑剤によって侵されない上に熱膨張したときの
歪みを抑えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に同じ種類の材質で作製されており、かつ、真空中で使
用される2つの部材を上記同じ種類の材質で作成された
止めねじで締結すると、上記2つの部材が上記止めねじ
に凝着してしまうことがある。この場合、2つの部材を
分解することが非常に困難になるという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、ガリウムある
いはガリウム合金からなる液体金属に対して耐食性を有
する材料で形成されており、真空中で使用される2つの
部材を、止めねじに凝着させることなく締結することが
できる二部材の締結構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の二部材の締結構造は、ガリウムあるいは
ガリウム合金からなる液体金属にさらされる少なくとも
2つの部材が、上記液体金属に対して耐食性を有する同
じ種類の材料で作製されており、上記2つの部材は、上
記2つの部材と同じ種類の材料で作製された止めねじに
よって締結されており、真空中で使用される二部材の締
結構造であって、上記2つの部材と上記止めねじとの間
にガリウムあるいはガリウム合金からなる液体金属が設
けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成の二部材の締結構造は、上記2つの部
材と上記止めねじとの間に設けられたガリウムあるいは
ガリウム合金からなる液体金属は、上記2つの部材と止
めねじとを腐食することなく、かつ真空中でもガス化す
ることなく、上記2つの部材と止めねじとの間に介在し
て、上記2つの部材と止めねじとが直接に接触すること
を防止する。
【0008】したがって、上記発明によれば、上記2つ
の部材が、真空中で止めねじに凝着することが防止され
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0010】図1に、この発明の二部材の締結構造の実
施例としての真空用すべり軸受の要部断面を示す。この
実施例は、ハウジング1と、このハウジング1に嵌合さ
れたシャフト2と、ハウジング1とシャフト2の間に充
填されたガリウム合金からなる潤滑流体としての液体金
属3とを備えている。
【0011】上記ハウジング1は、筒部材5と、この筒
部材5の軸方向の一端面5aに密着された蓋部材6と、
筒部材5と蓋部材6とを締結する止めねじ7を備えてい
る。上記止めねじ7は、上記蓋部材6に形成された貫通
したネジ孔6aと、上記筒部材5の一端面5aに形成さ
れたネジ孔5a−1に螺合されている。
【0012】上記筒部材5と蓋部材6と止めねじ7は、
いずれも、タンタルで作製されている。従って、上記筒
部材5と蓋部材6と止めねじ7とは、熱膨張係数が等し
いから、熱膨張時のハウジング1の歪みを最小限に抑え
ることができる。また、タンタルは、ガリウム合金に対
する耐食性を有しているから、上記筒部材5と蓋部材6
と止めねじ7は、ガリウム合金からなる液体金属3によ
って腐食されない。
【0013】そして、上記止めねじ7と上記筒部材5と
の間の微小な隙間K1には、ガリウム合金からなる液体
金属8aが設けられいる。また、上記止めねじ7と上記
蓋部材8との間の微小な隙間K2には、ガリウム合金か
らなる液体金属8bが設けられいる。
【0014】上記液体金属8aおよび8bは、あらかじ
め止めねじ7に塗布しておいてもよいし、あらかじめ筒
部材5のネジ孔5a−1と蓋部材6のネジ孔6aに塗布
しておいてもよい。
【0015】止めねじ7と筒部材5は、液体金属8aに
対して耐食性を有している。したがって、液体金属8a
は、止めねじ7と筒部材5を腐食させることなく、か
つ、真空中でもガス化することなく、止めねじ7と筒部
材5との間に介在して、止めねじ7と筒部材5とが直接
に接触することを防止して、真空中で止めねじ7と筒部
材5とが凝着することを防止する。
【0016】また、止めねじ7と蓋部材6は、液体金属
8bに対して耐食性を有している。したがって、液体金
属8bは、止めねじ7と筒部材5を腐食させることな
く、かつ、真空中でもガス化することなく、止めねじ7
と筒部材5との間に介在して、止めねじ7と蓋部材6と
が直接に接触することを防止して、真空中で止めねじ7
と筒部材5とが凝着することを防止する。
【0017】このように、上記実施例は、真空用すべり
軸受の潤滑剤として用いたガリウム合金からなる液体金
属8aおよび8bを、真空中で使用される止めねじ7
と、筒部材5および蓋部材6との間に設けたから、真空
中で使用される2つの部材5と6を、止めねじ7に凝着
させることなく締結することができる。
【0018】尚、上記実施例では、真空用すべり軸受の
潤滑剤としてガリウム合金を使用したが、ガリウムを使
用してもよい。また、上記実施例では、ガリウム合金か
らなる液体金属3に対して腐食性を有する材料としての
タンタルで2つの部材5と6および止めねじ7を作製し
たが、タンタル合金で2つの部材5と6と止めねじ7を
作製してもよい。また、モリブデンやモリブデン合金で
2つの部材5と6と止めねじ7を作製してもよい。ま
た、上記真空中で使用される2つの部材5と6が止めね
じ7に凝着することを防ぐ液体金属8aおよび8bとし
てガリウム合金を使用したが、ガリウムを使用してもよ
い。
【0019】また、上記実施例は、真空用すべり軸受と
したが、この発明は、真空用の他の種類の軸受にも適用
できる。さらに、この発明は、軸受に限らず、ガリウム
あるいはガリウム合金からなる液体金属に対して耐食性
を有する同一の材料で作製されている2つの部材を上記
材料と同一の材料で作製されている止めねじによって締
結する二部材の締結構造を有するものであれば、どのよ
うなものにも適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の二
部材の締結構造は、ガリウムあるいはガリウム合金から
なる液体金属にさらされる少なくとも2つの部材が、上
記液体金属に対して耐食性を有する材料で形成されてお
り、上記2つの部材は、真空中において、上記2つの部
材と同じ種類の材料で作製された止めねじによって締結
されている二部材の締結構造であって、上記2つの部材
と上記止めねじとの間にガリウムあるいはガリウム合金
からなる液体金属が設けられているものである。
【0021】この発明によれば、ガリウムあるいはガリ
ウム合金に対して耐食性を有する2つの部材と止めねじ
との間にガリウムあるいはガリウム合金からなる液体金
属が設けられているから、上記液体金属は、真空中でも
ガス化することなく、かつ、上記2つの部材を腐食する
ことなく、上記2つの部材が上記止めねじに直接に接触
することを防止する。
【0022】したがって、この発明によれば、ガリウム
あるいはガリウム合金からなる液体金属に対して耐食性
を有する材料で形成されている2つの部材を、真空中で
止めねじに凝着させることなく締結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の二部材の締結構造の実施例として
の真空用すべり軸受の要部断面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…シャフト、3…ガリウム合金から
なる液体金属、5…筒部材、5a…端面、5a−1…ネ
ジ孔、6…蓋部材、6a…ネジ孔、7…止めねじ、8
a,8b…ガリウム合金からなる液体金属、K1,K2
…微小隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガリウムあるいはガリウム合金からなる
    液体金属にさらされる少なくとも2つの部材が、上記液
    体金属に対して耐食性を有する同じ種類の材料で作製さ
    れており、上記2つの部材は、上記2つの部材と同じ種
    類の材料で作製された止めねじによって締結されてお
    り、真空中で使用される二部材の締結構造であって、 上記2つの部材と上記止めねじとの間にガリウムあるい
    はガリウム合金からなる液体金属が設けられていること
    を特徴とする二部材の締結構造。
JP6126497A 1994-06-08 1994-06-08 二部材の締結構造 Pending JPH07332335A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6126497A JPH07332335A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 二部材の締結構造

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JP6126497A JPH07332335A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 二部材の締結構造

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JPH07332335A true JPH07332335A (ja) 1995-12-22

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JP6126497A Pending JPH07332335A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 二部材の締結構造

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JP (1) JPH07332335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299901A (ja) * 2009-09-04 2009-12-24 Kwansei Gakuin ネジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009299901A (ja) * 2009-09-04 2009-12-24 Kwansei Gakuin ネジ

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