JPH07332753A - 換気口の開閉装置 - Google Patents
換気口の開閉装置Info
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- JPH07332753A JPH07332753A JP12281694A JP12281694A JPH07332753A JP H07332753 A JPH07332753 A JP H07332753A JP 12281694 A JP12281694 A JP 12281694A JP 12281694 A JP12281694 A JP 12281694A JP H07332753 A JPH07332753 A JP H07332753A
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Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】換気口の周辺で火災が発生する等の不要意な事
態が起きたときに、換気口を確実に閉鎖することを目的
とする。 【構成】空気排出口5に対して枠体7を着脱可能に設け
た。枠体7に排出口5を開閉するための複数の羽根部材
9を回動可能に設けた。羽根部材9と枠体7との間に温
度が70℃のときを境に形状が変化する形状記憶合金か
らなるコイルバネ14を設けて、羽根部材9を移動させ
るようにした。この構成によれば、70℃以上ではコイ
ルバネ14が収縮して羽根部材9は排出口5の閉鎖位置
に移動し、70℃よりも低いときにはコイルバネ14が
伸長して羽根部材9は排出口5の開放位置に移動する。
態が起きたときに、換気口を確実に閉鎖することを目的
とする。 【構成】空気排出口5に対して枠体7を着脱可能に設け
た。枠体7に排出口5を開閉するための複数の羽根部材
9を回動可能に設けた。羽根部材9と枠体7との間に温
度が70℃のときを境に形状が変化する形状記憶合金か
らなるコイルバネ14を設けて、羽根部材9を移動させ
るようにした。この構成によれば、70℃以上ではコイ
ルバネ14が収縮して羽根部材9は排出口5の閉鎖位置
に移動し、70℃よりも低いときにはコイルバネ14が
伸長して羽根部材9は排出口5の開放位置に移動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気口の開閉装置に係
り、詳しくは、例えば、建築物の壁面又は天井等に設け
られた換気用の空気排出口等を温度の変化に応じて開閉
する装置に関するものである。
り、詳しくは、例えば、建築物の壁面又は天井等に設け
られた換気用の空気排出口等を温度の変化に応じて開閉
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木造住宅やコンクリート住宅等
の建築物においては、室内の結露防止等の目的から空気
の換気を図るために、例えば、床下等に空気取入口を設
け、壁面又は天井等に空気排出口を設けている。
の建築物においては、室内の結露防止等の目的から空気
の換気を図るために、例えば、床下等に空気取入口を設
け、壁面又は天井等に空気排出口を設けている。
【0003】しかしながら、特に、寒冷地においては、
冬季における外気温の低下により室内の空気を換気する
際に、外気を取り入れると室内の温度が低下してしまう
という問題がある。このため、冬季においては換気を行
なわずに、室内の保温を優先的に行うようにしたほう
が、快適な生活空間を得ることができるという点で好ま
しい。
冬季における外気温の低下により室内の空気を換気する
際に、外気を取り入れると室内の温度が低下してしまう
という問題がある。このため、冬季においては換気を行
なわずに、室内の保温を優先的に行うようにしたほう
が、快適な生活空間を得ることができるという点で好ま
しい。
【0004】そこで、従来、冬季において換気を行わな
いようにするため、例えば、空気排出口に複数の羽根を
設けて、手動によってその排出口を開閉するようにした
ダンパが提案されている。
いようにするため、例えば、空気排出口に複数の羽根を
設けて、手動によってその排出口を開閉するようにした
ダンパが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記空気排出口等の換
気口は、隣家が火災に見舞われたときの延焼防止のた
め、隣家と対向する壁面に設けないようにしている。し
かし、近年の住宅は換気構造を取り入れたものが多く、
できれば隣家と対向する壁面にも換気口を設けたいとい
う要望が高まりつつある。
気口は、隣家が火災に見舞われたときの延焼防止のた
め、隣家と対向する壁面に設けないようにしている。し
かし、近年の住宅は換気構造を取り入れたものが多く、
できれば隣家と対向する壁面にも換気口を設けたいとい
う要望が高まりつつある。
【0006】ところが、現状としては上記したように、
手動によって換気口を開閉するダンパを用いた場合、例
えば、隣家で火災が発生する等の不要意な事態が起きた
ときに、換気口を確実に閉鎖することができないという
問題点がある。
手動によって換気口を開閉するダンパを用いた場合、例
えば、隣家で火災が発生する等の不要意な事態が起きた
ときに、換気口を確実に閉鎖することができないという
問題点がある。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は換気口の周辺で火災が
発生する等の不要意な事態が起きても、換気口を確実に
閉鎖することができる換気口の開閉装置を提供すること
にある。
されたものであって、その目的は換気口の周辺で火災が
発生する等の不要意な事態が起きても、換気口を確実に
閉鎖することができる換気口の開閉装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、換気口に対して着脱可能
な枠体と、該枠体に回動可能に設けられ、換気口を開閉
するための羽根部材と、該羽根部材と前記枠体との間に
設けられ、温度が70℃〜80℃のときを境に形状が変
化して前記羽根部材を換気口の閉鎖位置に移動させる形
状記憶合金からなる移動部材とを備えた。
めに請求項1に記載の発明は、換気口に対して着脱可能
な枠体と、該枠体に回動可能に設けられ、換気口を開閉
するための羽根部材と、該羽根部材と前記枠体との間に
設けられ、温度が70℃〜80℃のときを境に形状が変
化して前記羽根部材を換気口の閉鎖位置に移動させる形
状記憶合金からなる移動部材とを備えた。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記移動部材は
温度が70℃〜80℃のときを境に形状が変化する形状
記憶合金からなる第1の移動部材と、10℃〜15℃の
ときを境に形状が変化する形状記憶合金からなる第2の
移動部材とから構成され、前記第1の移動部材及び第2
の移動部材のうちいずれか一方により前記羽根部材を換
気口の閉鎖位置に移動させるようにした。
温度が70℃〜80℃のときを境に形状が変化する形状
記憶合金からなる第1の移動部材と、10℃〜15℃の
ときを境に形状が変化する形状記憶合金からなる第2の
移動部材とから構成され、前記第1の移動部材及び第2
の移動部材のうちいずれか一方により前記羽根部材を換
気口の閉鎖位置に移動させるようにした。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記羽根部材は
複数設けられ、前記移動部材はバネで構成され、各羽根
部材の換気口側の面と移動部材との間には、各羽根部材
を連動して開閉動作させる連動部材が設けられているこ
とを要旨とする。
複数設けられ、前記移動部材はバネで構成され、各羽根
部材の換気口側の面と移動部材との間には、各羽根部材
を連動して開閉動作させる連動部材が設けられているこ
とを要旨とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、換気口に枠体
が装着された状態で、温度が70℃〜80℃よりも低い
ときには、その温度に応じた形状を移動部材は維持して
羽根部材が換気口の開放位置に保持される。この状態で
温度が70℃〜80℃以上になると、移動部材が変形し
て、羽根部材は換気口の閉鎖位置に移動する。従って、
換気口の周辺で火災が発生する等の不要意な事態が起き
ても、換気口は確実に閉鎖される。
が装着された状態で、温度が70℃〜80℃よりも低い
ときには、その温度に応じた形状を移動部材は維持して
羽根部材が換気口の開放位置に保持される。この状態で
温度が70℃〜80℃以上になると、移動部材が変形し
て、羽根部材は換気口の閉鎖位置に移動する。従って、
換気口の周辺で火災が発生する等の不要意な事態が起き
ても、換気口は確実に閉鎖される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、温度が1
0℃〜15℃よりも高く、70℃〜80℃よりも低いと
きには、第1及び第2の移動部材がその温度に応じた形
状を維持して、羽根部材が換気口の開放位置に保持され
る。この状態で温度が70℃〜80℃以上になると、第
1の移動部材が変形して、羽根部材は換気口の閉鎖位置
に移動する。又、換気口内温度が10℃〜15℃以下に
なると、第2の移動部材が変形して、羽根部材は換気口
の閉鎖位置に移動する。従って、70℃〜80℃以上の
高温時と、10℃〜15℃の低温時における換気口の閉
鎖が自動的に行われる。
0℃〜15℃よりも高く、70℃〜80℃よりも低いと
きには、第1及び第2の移動部材がその温度に応じた形
状を維持して、羽根部材が換気口の開放位置に保持され
る。この状態で温度が70℃〜80℃以上になると、第
1の移動部材が変形して、羽根部材は換気口の閉鎖位置
に移動する。又、換気口内温度が10℃〜15℃以下に
なると、第2の移動部材が変形して、羽根部材は換気口
の閉鎖位置に移動する。従って、70℃〜80℃以上の
高温時と、10℃〜15℃の低温時における換気口の閉
鎖が自動的に行われる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、温度の変
化によって形状記憶合金からなるバネが伸縮して、連動
部材によって複数の羽根部材が連動して開閉動作する。
従って、複数ある羽根部材の開閉動作が確実に、かつス
ムーズに行われる。
化によって形状記憶合金からなるバネが伸縮して、連動
部材によって複数の羽根部材が連動して開閉動作する。
従って、複数ある羽根部材の開閉動作が確実に、かつス
ムーズに行われる。
【0014】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第一実施例を
図1〜図3に従って説明する。
図1〜図3に従って説明する。
【0015】図2に示すように、住宅1の床下土台2に
は換気口としての空気取入口3が設けられ、壁面4の上
部には同じく換気口としての空気排出口5が設けられて
いる。空気取入口3から侵入した空気は室内空間(図示
せず)を通過して、水蒸気を含んだ状態で空気排出口5
から排出されるようになっている。空気排出口5には開
閉装置としてのダンパ6が設けられている。
は換気口としての空気取入口3が設けられ、壁面4の上
部には同じく換気口としての空気排出口5が設けられて
いる。空気取入口3から侵入した空気は室内空間(図示
せず)を通過して、水蒸気を含んだ状態で空気排出口5
から排出されるようになっている。空気排出口5には開
閉装置としてのダンパ6が設けられている。
【0016】図1に示すように、ダンパ6は空気排出口
(二点鎖線にて図示)5に対して着脱可能な四角枠形状
の金属製の枠体(二点鎖線にて図示)7を備えている。
枠体7の外周面にはフランジ8が一体に形成されてい
る。
(二点鎖線にて図示)5に対して着脱可能な四角枠形状
の金属製の枠体(二点鎖線にて図示)7を備えている。
枠体7の外周面にはフランジ8が一体に形成されてい
る。
【0017】図1,図3(a),(b)に示すように、
枠体7には複数(この場合、5枚)の金属製の羽根部材
9が水平方向と平行に、所定間隔毎に回動可能に支持さ
れている。各羽根部材9は基端部が軸10を介して支持
されており、鉛直方向を向いたときに各羽根部材9が重
なりあって枠体7の開口部、すなわち空気排出口5を閉
鎖するようになっている。各羽根部材9の空気排出口5
内側の面で、軸10の近傍には、連動部材を構成する支
柱11が両側にそれぞれ設けられている。両側の各支柱
11には連動部材を構成する2本の棒体12が軸13を
介してそれぞれ回動可能に取付けられている。各棒体1
2の上端と枠体7の内面には移動部材としてのコイルバ
ネ14が設けられている。
枠体7には複数(この場合、5枚)の金属製の羽根部材
9が水平方向と平行に、所定間隔毎に回動可能に支持さ
れている。各羽根部材9は基端部が軸10を介して支持
されており、鉛直方向を向いたときに各羽根部材9が重
なりあって枠体7の開口部、すなわち空気排出口5を閉
鎖するようになっている。各羽根部材9の空気排出口5
内側の面で、軸10の近傍には、連動部材を構成する支
柱11が両側にそれぞれ設けられている。両側の各支柱
11には連動部材を構成する2本の棒体12が軸13を
介してそれぞれ回動可能に取付けられている。各棒体1
2の上端と枠体7の内面には移動部材としてのコイルバ
ネ14が設けられている。
【0018】このコイルバネ14は形状記憶合金であ
り、本実施例ではニッケル・チタン(Ni−Ti)合金
を採用している。このコイルバネ14は温度が70℃の
ときを境に形状が変化し、その温度よりも低いときには
伸長し、その温度以上のときには収縮するようになって
いる。この温度(70℃)は、住宅1が延焼するおそれ
のある温度である。従って、70℃よりも低いときに
は、図3(a)に示すように、コイルバネ14の伸長に
より棒体12が押し下げられて、各支柱11を介して各
羽根部材9が連動して空気排出口5を開放する開放位置
に同時に移動する。又、70℃以上のときには、図3
(b)に示すように、コイルバネ14の収縮により棒体
12が上動して、各支柱11を介して各羽根部材9が連
動して空気排出口5を閉鎖する閉鎖位置に同時に移動す
る。
り、本実施例ではニッケル・チタン(Ni−Ti)合金
を採用している。このコイルバネ14は温度が70℃の
ときを境に形状が変化し、その温度よりも低いときには
伸長し、その温度以上のときには収縮するようになって
いる。この温度(70℃)は、住宅1が延焼するおそれ
のある温度である。従って、70℃よりも低いときに
は、図3(a)に示すように、コイルバネ14の伸長に
より棒体12が押し下げられて、各支柱11を介して各
羽根部材9が連動して空気排出口5を開放する開放位置
に同時に移動する。又、70℃以上のときには、図3
(b)に示すように、コイルバネ14の収縮により棒体
12が上動して、各支柱11を介して各羽根部材9が連
動して空気排出口5を閉鎖する閉鎖位置に同時に移動す
る。
【0019】上記のように構成されたダンパ6の作用及
び効果を説明する。図3(a)に示すように、空気排出
口5内の温度が70℃よりも低い温度である場合、コイ
ルバネ14は伸長した状態にあり、棒体12は押し下げ
られ、各支柱11を介して、各羽根部材9は開放位置に
保持されている。この状態で、空気排出口5内の温度が
70℃以上になると、図3(b)に示すように、コイル
バネ14が収縮して、棒体12が持ち上げられる。する
と、支柱11を介して各羽根部材9が軸10を中心とし
て同時に回動して閉鎖位置に移動する。従って、空気排
出口5の周辺で火災が発生する等の不要意な事態が起き
たときに、排出口5を確実に閉鎖することができる。こ
の結果、その排出口5は防火性(耐火性)を持つことが
できるため、隣家と対向する壁面に空気排出口5を設け
ることができる。
び効果を説明する。図3(a)に示すように、空気排出
口5内の温度が70℃よりも低い温度である場合、コイ
ルバネ14は伸長した状態にあり、棒体12は押し下げ
られ、各支柱11を介して、各羽根部材9は開放位置に
保持されている。この状態で、空気排出口5内の温度が
70℃以上になると、図3(b)に示すように、コイル
バネ14が収縮して、棒体12が持ち上げられる。する
と、支柱11を介して各羽根部材9が軸10を中心とし
て同時に回動して閉鎖位置に移動する。従って、空気排
出口5の周辺で火災が発生する等の不要意な事態が起き
たときに、排出口5を確実に閉鎖することができる。こ
の結果、その排出口5は防火性(耐火性)を持つことが
できるため、隣家と対向する壁面に空気排出口5を設け
ることができる。
【0020】羽根部材9が閉鎖位置にある状態で、70
℃よりも低くなると、コイルバネ14が伸長して、棒体
12を押し下げる。すると、支柱11を介して各羽根部
材9が同時に軸10を中心として回動して元の開放位置
に移動する。従って、70℃より低くなっても空気排出
口5が閉鎖されたままとなることがなく、再び、換気作
用をもたらすことができる。
℃よりも低くなると、コイルバネ14が伸長して、棒体
12を押し下げる。すると、支柱11を介して各羽根部
材9が同時に軸10を中心として回動して元の開放位置
に移動する。従って、70℃より低くなっても空気排出
口5が閉鎖されたままとなることがなく、再び、換気作
用をもたらすことができる。
【0021】又、棒体12と支柱11とを設けて、各羽
根部材9を連動して開閉動作させるようにしたことによ
り、複数ある羽根部材9の開閉動作を確実に、かつスム
ーズに行うことができる。
根部材9を連動して開閉動作させるようにしたことによ
り、複数ある羽根部材9の開閉動作を確実に、かつスム
ーズに行うことができる。
【0022】(第2実施例)次に、第2実施例について
説明する。なお、前記第1実施例と同様の構成について
は同一符号を付してその説明を省略する。
説明する。なお、前記第1実施例と同様の構成について
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0023】図4(a)〜図4(c)に示すように、こ
の実施例では第1の移動部材としてのコイルバネ(以
下、第1のコイルバネとする)14と、第2の移動部材
としての第2のコイルバネ16とが直列に接続された構
成となっている。
の実施例では第1の移動部材としてのコイルバネ(以
下、第1のコイルバネとする)14と、第2の移動部材
としての第2のコイルバネ16とが直列に接続された構
成となっている。
【0024】第1のコイルバネ14は第1実施例と同じ
で、70℃を境に形状が変化する形状記憶合金である。
第2のコイルバネ16は、Ni−Ti合金を採用してお
り、10℃を境に形状が変化し、その温度よりも高いと
きには伸長し、その温度以下のときには収縮するように
なっている。
で、70℃を境に形状が変化する形状記憶合金である。
第2のコイルバネ16は、Ni−Ti合金を採用してお
り、10℃を境に形状が変化し、その温度よりも高いと
きには伸長し、その温度以下のときには収縮するように
なっている。
【0025】従って、図4(a)に示すように、温度が
10℃よりも高く、70℃よりも低いときには、第1及
び第2のコイルバネ14,16の伸長により棒体12及
び支柱11を介して各羽根部材9は開放位置に移動す
る。
10℃よりも高く、70℃よりも低いときには、第1及
び第2のコイルバネ14,16の伸長により棒体12及
び支柱11を介して各羽根部材9は開放位置に移動す
る。
【0026】図4(b)に示すように、温度が70℃以
上のときには第1のコイルバネ14の収縮により棒体1
2及び支柱11を介して各羽根部材9は閉鎖位置に移動
する。
上のときには第1のコイルバネ14の収縮により棒体1
2及び支柱11を介して各羽根部材9は閉鎖位置に移動
する。
【0027】図4(c)に示すように、温度が10℃以
下のときには第2のコイルバネ16の収縮により棒体1
2及び支柱11を介して各羽根部材9は閉鎖位置に移動
する。
下のときには第2のコイルバネ16の収縮により棒体1
2及び支柱11を介して各羽根部材9は閉鎖位置に移動
する。
【0028】上記のように構成されたダンパ6の作用及
び効果を説明する。なお、最初に空気排出口5内の温度
が10℃よりも高く、70℃よりも低い範囲内にあり、
第1及び第2のコイルバネ14,16が伸長して各羽根
部材9が図4(a)に示すように、開放位置にあるもの
とする。
び効果を説明する。なお、最初に空気排出口5内の温度
が10℃よりも高く、70℃よりも低い範囲内にあり、
第1及び第2のコイルバネ14,16が伸長して各羽根
部材9が図4(a)に示すように、開放位置にあるもの
とする。
【0029】この状態で、空気排出口5内の温度が70
℃以上になると、図4(b)に示すように、第1のコイ
ルバネ14が収縮して、棒体12が持ち上げられる。す
ると、支柱11を介して各羽根部材9が軸10を中心と
して同時に回動して閉鎖位置に移動する。従って、第1
実施例と同様に火災が発生する等の不要意な事態が起き
たときに、排出口5を確実に閉鎖することができる。
℃以上になると、図4(b)に示すように、第1のコイ
ルバネ14が収縮して、棒体12が持ち上げられる。す
ると、支柱11を介して各羽根部材9が軸10を中心と
して同時に回動して閉鎖位置に移動する。従って、第1
実施例と同様に火災が発生する等の不要意な事態が起き
たときに、排出口5を確実に閉鎖することができる。
【0030】又、各羽根部材9が開放位置の状態で、空
気排出口5内の温度が10℃以下になると、図4(c)
に示すように、第2のコイルバネ16が収縮して、棒体
12が持ち上げられる。すると、支柱11を介して各羽
根部材9が軸10を中心として同時に回動して閉鎖位置
に移動する。従って、空気取入口3から冷気が侵入しな
くなり、冬季において換気を行わないようにし、その結
果、室内の保温を図ることができる。
気排出口5内の温度が10℃以下になると、図4(c)
に示すように、第2のコイルバネ16が収縮して、棒体
12が持ち上げられる。すると、支柱11を介して各羽
根部材9が軸10を中心として同時に回動して閉鎖位置
に移動する。従って、空気取入口3から冷気が侵入しな
くなり、冬季において換気を行わないようにし、その結
果、室内の保温を図ることができる。
【0031】又、温度が10℃以下で羽根部材9が閉鎖
位置にある状態で、空気排出口5内の温度が上昇して7
0℃以上になった場合、一端、羽根部材9が開放位置に
移動した後、再び閉鎖位置に移動する。従って、1台の
ダンパ6で空気排出口5の防火と空気取入口3からの冷
気侵入の防止を図ることができる。
位置にある状態で、空気排出口5内の温度が上昇して7
0℃以上になった場合、一端、羽根部材9が開放位置に
移動した後、再び閉鎖位置に移動する。従って、1台の
ダンパ6で空気排出口5の防火と空気取入口3からの冷
気侵入の防止を図ることができる。
【0032】なお、本発明は以下のように具体化するこ
ともできる。 (1)上記各実施例では、コイルバネ14(第1のコイ
ルバネ14)の変形の境となる温度を70℃としたが、
70℃〜80℃の間の任意の温度としてもよい。同様
に、第2のコイルバネ16の変形の境となる温度を10
℃〜15℃の間の任意の温度としてもよい。
ともできる。 (1)上記各実施例では、コイルバネ14(第1のコイ
ルバネ14)の変形の境となる温度を70℃としたが、
70℃〜80℃の間の任意の温度としてもよい。同様
に、第2のコイルバネ16の変形の境となる温度を10
℃〜15℃の間の任意の温度としてもよい。
【0033】(2)上記各実施例では、空気排出口5に
ダンパ6を設けたが、空気取入口3に設けてもよい。
又、図示はしないが、エアコンが設けられた部屋の壁面
に外気との換気を図る目的で設けられた換気口にダンパ
6を設けてもよい。
ダンパ6を設けたが、空気取入口3に設けてもよい。
又、図示はしないが、エアコンが設けられた部屋の壁面
に外気との換気を図る目的で設けられた換気口にダンパ
6を設けてもよい。
【0034】(3)上記第1実施例では、各棒体12の
上端と枠体7の内面との間にコイルバネ14を設けた
が、図5に示すように、各棒体12の下端と枠体7の内
面との間に形状記憶合金からなるコイルバネ17を設け
てもよい。この場合、コイルバネ17は、コイルバネ1
4が伸長したときには、収縮し、逆に、収縮したときに
は伸長して、羽根部材9の移動を補助する役割を有する
性質を持つものであることが必要となる。このようにす
れば、棒体12の上下でコイルバネ14,17が相異な
る形状に変形して、羽根部材9の移動を補助してよりス
ムーズに行うことができる。
上端と枠体7の内面との間にコイルバネ14を設けた
が、図5に示すように、各棒体12の下端と枠体7の内
面との間に形状記憶合金からなるコイルバネ17を設け
てもよい。この場合、コイルバネ17は、コイルバネ1
4が伸長したときには、収縮し、逆に、収縮したときに
は伸長して、羽根部材9の移動を補助する役割を有する
性質を持つものであることが必要となる。このようにす
れば、棒体12の上下でコイルバネ14,17が相異な
る形状に変形して、羽根部材9の移動を補助してよりス
ムーズに行うことができる。
【0035】(4)上記各実施例では、形状記憶合金を
Ni−Ti合金としたが、代わりに、銅・亜鉛・アルミ
ニウム(Cu−Zn−Al)合金等の銅系合金や、鉄・
マンガン・珪素(Fe−Mn−Si)系あるいは鉄・ク
ロム・ニッケル(Fe−Cr−Ni)系等の鉄系合金等
を採用してもよい。Ni−Ti合金は、形状が回復する
ときの力が強い、大きな変位量を得ることができる、繰
り返し特性が良い等の利点があることから最も好まし
い。銅系合金は低コストで、感度がよく、比較的低温で
形状が変化する等の利点がある。
Ni−Ti合金としたが、代わりに、銅・亜鉛・アルミ
ニウム(Cu−Zn−Al)合金等の銅系合金や、鉄・
マンガン・珪素(Fe−Mn−Si)系あるいは鉄・ク
ロム・ニッケル(Fe−Cr−Ni)系等の鉄系合金等
を採用してもよい。Ni−Ti合金は、形状が回復する
ときの力が強い、大きな変位量を得ることができる、繰
り返し特性が良い等の利点があることから最も好まし
い。銅系合金は低コストで、感度がよく、比較的低温で
形状が変化する等の利点がある。
【0036】(5)図6に示すように、円形の枠体(二
点鎖線にて図示)18の開口部に板部材19を設け、そ
の板部材19に複数の通気用の開口部20を形成し、そ
の開口部20に羽根部材21を回動可能に設けた構成と
してもよい。
点鎖線にて図示)18の開口部に板部材19を設け、そ
の板部材19に複数の通気用の開口部20を形成し、そ
の開口部20に羽根部材21を回動可能に設けた構成と
してもよい。
【0037】(6)上記各実施例では、コイルバネを使
用したが、代わりに、板バネ、鼓型コイルバネ、たる形
コイルバネ、円錐コイルバネ、竹の子コイルバネ、密着
巻き引張コイルバネ等のバネを使用してもよい。
用したが、代わりに、板バネ、鼓型コイルバネ、たる形
コイルバネ、円錐コイルバネ、竹の子コイルバネ、密着
巻き引張コイルバネ等のバネを使用してもよい。
【0038】(7)上記各実施例では、羽根部材9を複
数枚(5枚)設けたが、1枚のみ設けてもよい。本発明
における形状記憶合金を以下のように定義する。
数枚(5枚)設けたが、1枚のみ設けてもよい。本発明
における形状記憶合金を以下のように定義する。
【0039】形状記憶合金:所定の温度を境にしてその
温度よりも高温のときの形状と、低温のときの形状とを
それぞれ記憶している2方向性(可逆性)のある合金を
いう。
温度よりも高温のときの形状と、低温のときの形状とを
それぞれ記憶している2方向性(可逆性)のある合金を
いう。
【0040】上記実施例から把握できる請求項に記載し
た以外の技術思想について、以下にその効果とともに記
載する。請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉装置
において、前記移動部材を構成する形状記憶合金の形状
変化とは逆の形状変化の性質を有する形状記憶合金から
なる移動補助部材を、前記移動部材が設けられた側とは
反対側に設けた。このようにすれば、羽根部材の移動を
よりスムーズに行うことができる。
た以外の技術思想について、以下にその効果とともに記
載する。請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉装置
において、前記移動部材を構成する形状記憶合金の形状
変化とは逆の形状変化の性質を有する形状記憶合金から
なる移動補助部材を、前記移動部材が設けられた側とは
反対側に設けた。このようにすれば、羽根部材の移動を
よりスムーズに行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、換気口の周辺で火災が発生する等の不要意
な事態が起きたときに、換気口を確実に閉鎖することが
できる。
明によれば、換気口の周辺で火災が発生する等の不要意
な事態が起きたときに、換気口を確実に閉鎖することが
できる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、10℃〜15℃の低温時における換気口の閉
鎖を自動的に行って、換気口からの冷気の侵入を防止す
ることができる。
に加えて、10℃〜15℃の低温時における換気口の閉
鎖を自動的に行って、換気口からの冷気の侵入を防止す
ることができる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加えて更に、複数ある羽根部材の開閉動作を確実に、
かつスムーズに行うことができる。
に加えて更に、複数ある羽根部材の開閉動作を確実に、
かつスムーズに行うことができる。
【図1】本発明の第1実施例のダンパを示す概略斜視図
である。
である。
【図2】ダンパを装着した住宅を示す概略側面図であ
る。
る。
【図3】ダンパの動作状態を示し、(a)は羽根部材が
開放位置にある状態を示す分概略断面図であり、(b)
は70°以上のときに羽根部材が閉鎖位置にある状態を
示す分概略断面図である。
開放位置にある状態を示す分概略断面図であり、(b)
は70°以上のときに羽根部材が閉鎖位置にある状態を
示す分概略断面図である。
【図4】第2実施例のダンパの動作状態を示し、(a)
は羽根部材が開放位置にある状態を示す分概略断面図で
あり、(b)は70°以上のときに羽根部材が閉鎖位置
にある状態を示す分概略断面図であり、(c)は10°
以下のときに羽根部材が閉鎖位置にある状態を示す分概
略断面図である。
は羽根部材が開放位置にある状態を示す分概略断面図で
あり、(b)は70°以上のときに羽根部材が閉鎖位置
にある状態を示す分概略断面図であり、(c)は10°
以下のときに羽根部材が閉鎖位置にある状態を示す分概
略断面図である。
【図5】別の実施例のダンパを示す概略斜視図である。
【図6】別の実施例のダンパを示す概略斜視図である。
5…換気口としての空気排出口、6…開閉装置としての
ダンパ、7…枠体、9…羽根部材、11…連動部材を構
成する支柱、12…連動部材を構成する棒体、14…コ
イルバネ(第1のコイルバネ)、16…第2のコイルバ
ネ
ダンパ、7…枠体、9…羽根部材、11…連動部材を構
成する支柱、12…連動部材を構成する棒体、14…コ
イルバネ(第1のコイルバネ)、16…第2のコイルバ
ネ
Claims (3)
- 【請求項1】 換気口(5)に対して着脱可能な枠体
(7)と、該枠体(7)に回動可能に設けられ、換気口
(5)を開閉するための羽根部材(9)と、該羽根部材
(9)と前記枠体(7)との間に設けられ、温度が70
℃〜80℃のときを境に形状が変化して前記羽根部材
(9)を換気口(5)の閉鎖位置に移動させる形状記憶
合金からなる移動部材(14)とを備えた換気口の開閉
装置。 - 【請求項2】 前記移動部材は温度が70℃〜80℃の
ときを境に形状が変化する形状記憶合金からなる第1の
移動部材(14)と、10℃〜15℃のときを境に形状
が変化する形状記憶合金からなる第2の移動部材(1
6)とから構成され、前記第1の移動部材(14)及び
第2の移動部材(16)のうちいずれか一方により前記
羽根部材(9)を換気口(5)の閉鎖位置に移動させる
ようにした請求項1に記載の換気口の開閉装置。 - 【請求項3】 前記羽根部材(9)は複数設けられ、前
記移動部材(14,16)はバネで構成され、各羽根部
材(9)の換気口(5)側の面と移動部材(14,1
6)との間には、各羽根部材(9)を連動させて開閉動
作させる連動部材(11,12)が設けられている請求
項1又は2に記載の換気口の開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281694A JPH07332753A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 換気口の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281694A JPH07332753A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 換気口の開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07332753A true JPH07332753A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14845351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12281694A Pending JPH07332753A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 換気口の開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07332753A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103452639A (zh) * | 2013-09-18 | 2013-12-18 | 北京汽车股份有限公司 | 一种发动机散热器、发动机及车辆 |
| CN104748340A (zh) * | 2015-03-31 | 2015-07-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 导风机构及具有它的空调器 |
| KR102382704B1 (ko) * | 2021-12-08 | 2022-04-08 | 한국건설기술연구원 | 실내 공간에서의 기류 최적화 구조를 가지는 급배기 시스템 및 급배기 방법 |
| KR102563304B1 (ko) * | 2022-12-05 | 2023-08-03 | 주식회사 포시 | 담배 진열장 가림막구조 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12281694A patent/JPH07332753A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103452639A (zh) * | 2013-09-18 | 2013-12-18 | 北京汽车股份有限公司 | 一种发动机散热器、发动机及车辆 |
| CN104748340A (zh) * | 2015-03-31 | 2015-07-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 导风机构及具有它的空调器 |
| KR102382704B1 (ko) * | 2021-12-08 | 2022-04-08 | 한국건설기술연구원 | 실내 공간에서의 기류 최적화 구조를 가지는 급배기 시스템 및 급배기 방법 |
| KR102563304B1 (ko) * | 2022-12-05 | 2023-08-03 | 주식회사 포시 | 담배 진열장 가림막구조 |
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