JPH07332957A - 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置 - Google Patents

真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置

Info

Publication number
JPH07332957A
JPH07332957A JP15166094A JP15166094A JPH07332957A JP H07332957 A JPH07332957 A JP H07332957A JP 15166094 A JP15166094 A JP 15166094A JP 15166094 A JP15166094 A JP 15166094A JP H07332957 A JPH07332957 A JP H07332957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
straightness
moving mechanism
fluxes
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15166094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3307091B2 (ja
Inventor
Masato Negishi
真人 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP15166094A priority Critical patent/JP3307091B2/ja
Publication of JPH07332957A publication Critical patent/JPH07332957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3307091B2 publication Critical patent/JP3307091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光の出力分布にゆらぎがあっても移動
機構の真直度を高精度に測定することのできる真直度測
定方法及びそれを用いた真直度測定装置を得ること。 【構成】 光源手段からの光束を2つの光束に分割し、
該2つの光束のうち一方の光束の上下左右方向を反転さ
せた後、他方の光束と合成し、次いで該合成光を移動機
構に導光することにより該移動機構の真直度を測定した
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真直度測定装置及びそれ
を用いた真直度測定装置に関し、特に加工装置、形状測
定装置等に用いられる移動機構の真直度を測定し、制御
する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】加工装置や形状測定装置に用いられる移
動機構は該装置の基準軸を形成するもので、装置の構成
上、最も重要な要素である。移動機構の移動精度は図2
に示すように6種類の成分に分解して考えることができ
る。
【0003】即ち、移動機構の移動方向をZ軸、他の互
いに直交する2つの軸をX,Yとしたとき、移動成分は
X,Y,Z方向の変位ΔX,ΔY,ΔZ及びX,Y,Z
軸回りの回転変位成分Δθx ,Δθy ,Δθz に分解さ
れる変位ΔX,ΔYをここでは真直度と呼び、後述する
ようにこの真直度を測定する方法及び装置を提供するこ
とを本発明の目的としている。
【0004】真直度の測定については従来から種々の方
法が提案されている。
【0005】図3は Annals of the CIRP Vol.37/1/198
8,p.523 に掲載されているレーザービームの直進性を利
用した方法の原理説明図である。
【0006】図3において、1はレーザー光源であり、
ベース100に固定されており、レーザービーム2を出
射している。22は移動機構であり、ベース100に対
してレーザービームの方向、即ち図中のZ方向(移動方
向23)に移動するように設けられている。移動機構2
2上にはピエゾアクチュエータ203で駆動されている
XY微動機構202が配置しており、レーザービーム2
はXY微動機構202に固定された光点位置検出用の4
分割フォトダイオード(QPD)201に入射する。
【0007】QPD201で測定したビーム入射位置は
ピエゾアクチュエータ203にフィードバックされ、Q
PD201に入射するレーザービームの位置が常に一定
となるように制御系を形成している。この時のピエゾア
クチュエータ203に印加する電圧から移動機構22の
ΔX,ΔY方向の変位、即ち真直度を測定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した装置では
真直度測定の基準としてレーザービームの直線性を利用
している為、種々の問題点がある。これらの問題点はレ
ーザービーム自体の安定性に起因するものと、レーザー
の発する熱が周囲に与える副次的なものとがある。例え
ば次のような問題点がある。
【0009】(A1)レーザービームのエネルギー中心
位置の時間的変化、不安定性によるもの レーザービームの指向性は、例えばレーザー光源に用い
られる共振器両端のミラーの熱による位置ずれやミラー
自身の熱変形等の為にわずかながらレーザービームのエ
ネルギー中心がビーム進行方向に対して直角方向にずれ
たり、その進行方向が時間と共に変化したりする。この
レーザービームのふれは従来例ではそのままテーブルの
真直度として出力されてしまうので測定精度を悪化させ
る。
【0010】(A2)レーザービームのエネルギー分布
によるもの 実際のレーザービームのエネルギー分布は一般に、一様
ではなく、ビーム進行方向についても時間と共に変化す
る。このビームのエネルギー分布の変化によってQPD
の出力が変化し、従来例では測定精度を悪化させる。
【0011】(A3)環境温度への影響によるもの 一般にレーザー光源は発熱するが、レーザーの発生する
熱によってレーザービームが影響を受け、偏向したり、
エネルギー分布が変化したりすることについてはすでに
述べたが、更に、発熱が周囲の温度を上昇させることを
考えると、アプリケーションによっては問題となる。
【0012】例えば周囲の温度変化によって、被測定物
の熱変形が容易におきてしまうと想定される、精密な形
状測定装置等に応用する場合、発熱源が移動体ののそば
にあるのは好ましくない。
【0013】(A4)測定基準であるレーザー光源の熱
対策によるもの 従来例では真直度の基準がレーザー光源であり、レーザ
ー光源に対する移動機構の変位を測定する。従って測定
基準であるレーザー光源が動かないという保証がなけれ
ば測定に信頼性がない。
【0014】ところが、従来例の真直度基準であるレー
ザー光源そのものが発熱源でもある為、レーザー自身、
そしてレーザー取付構造物等の熱変形をおさえる為、精
密な温度コントロールが必要となる。
【0015】本発明は、レーザー光源等の光源手段から
の光束を用いて移動機構の真直度を測定する際に、光源
手段からの光束のエネルギー中心位置やエネルギー分布
が時間的に変化、及び不安定になったりしても移動機構
の真直度を高精度に測定することができる真直度測定方
法及びそれを用いた真直度測定装置の提供を目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1−1)本発明の真直度測定方法は、光源手段からの
光束を2つの光束に分割し、該2つの光束のうち一方の
光束の上下左右方向を反転させた後、他方の光束と合成
し、次いで該合成光を移動機構に導光することにより該
移動機構の真直度を測定したことを特徴としている。
【0017】(1−2)本発明の真直度測定装置は、 (1−2−1)光源手段からの光束を光分割手段で2つ
の光束に分割し、該2つの光束のうち一方の光束の上下
左右方向を反転手段で反転させた後、他方の光束と光合
成手段で合成し、該合成光を利用して移動機構の真直度
を測定していることを特徴としている。
【0018】(1−2−2)光源手段からの光束を光分
割手段で2つの光束に分割し、該2つの光束のうち一方
の光束の上下左右方向を反転手段で反転させた後、他方
の光束と光合成手段で合成し、該合成光を移動機構に設
けた光点位置検出手段に導光し、該光点位置検出手段か
らの信号を利用して該移動機構の真直度を測定している
ことを特徴としている。
【0019】特に、前記反転手段は収束レンズ系とその
焦点面に反射面を設けたキャッツアイ光学系又はコーナ
ーキューブを有していることや、前記光分割手段と前記
光合成手段は同一部材であること等を特徴としている。
【0020】(1−2−3)光源手段からの光束を光分
割手段で2つの光束に分割し、該2つの光束のうち一方
の光束の上下左右方向を反転手段で反転させた後、他方
の光束と光合成手段で合成し、該合成光を移動機構に導
光し、該移動機構に設けた光学部材を介した光束を光点
位置検出手段に導光し、該光点位置検出手段からの信号
を利用して該移動機構の真直度を測定していることを特
徴としている。
【0021】特に、前記光学部材と前記反転手段は収束
レンズ系とその焦点面に反射面を設けたキャッツアイ光
学系又はコーナーキューブを有していることや、前記光
分割手段と前記光合成手段は同一部材であること等を特
徴としている。
【0022】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。図中、1は光源手段としてのレーザー光源でレーザ
ービーム2を発生させている。レーザービーム2はレン
ズ3を用いて光ファイバー4に導光し、レンズ5で平行
なレーザービーム6に変換している。このようにファイ
バー4でレーザービーム2を導くことで、熱源としての
レーザー光源1を本体装置14から隔離している。
【0023】レンズ5からのレーザービーム6は光分割
手段としてのビームスプリッタ7に導き、透過ビーム8
と反射ビーム9との2つのビームに概略の光強度が等し
くなるように分割している。このうち一方の透過した光
ビーム8は減光フィルタ17を介して反射鏡11で反射
させ、元の光路を戻してビームスプリッタ7で反射させ
ている。
【0024】又他方のビームスプリッタ7で反射した光
ビーム9はレンズ12及びレンズ12の焦点面に配置し
た反射鏡13からなる所謂キャッツアイ光学系101で
反射させ、元の光路に戻しビームスプリッタ7を透過さ
せて先程の光ビーム8と重ね合わせて合成光ビーム10
にしている。キャッツアイ光学系101は反転手段を構
成しており、入射光束の上下左右方向を反転させて元の
光路に戻している。
【0025】ビームスプリッタ7の光軸OP中心からレ
ンズ12までの距離dとビームスプリッタ7の光軸OP
中心から反射鏡11までの距離dが等しくなるようにし
ている。又合成光ビーム10のうち反射鏡11で反射し
た光ビーム8とキャッツアイ光学系101で反射した光
ビーム9との光強度が等しくなるようにビームスプリッ
タ7の反射率や反射鏡11と反射鏡13の反射率を設定
している。若しくはビームスプリッタ7と反射鏡11の
光路中に設けた減光フィルタ17を用いて両者の光強度
が等しくなるようにしている。
【0026】図4はビームスプリッタ7を光合成手段と
して用いたときの2つの光ビーム8,9との重ね合わせ
を示す説明図である。光ビーム8の光強度分布をf
(x,y)としたとき、ビームスプリッタ7で合成する
ときの光ビーム9の光強度分布はf(−x,−y)とな
る。このときの光ビーム8,9の合成光ビーム10の光
強度g(x,y)は g(x,y)={f(x,y)+f(−x,−y)}/2 ‥‥‥(1) となる。
【0027】本実施例において得られた合成光ビーム1
0の光強度分布g(x,y)はXY座標の原点に対して
点対象となる。即ち g(x,y)=g(−x,−y) ‥‥‥(2) 従って、光強度を積算した光ビーム強度の重心、即ち光
ビームの中心位置はXY軸の原点となる。しかも(2)
式の関係はf(x,y)の如何によらず成り立つ。従っ
て後述するように光源からの光ビームがゆらいでも光強
度g(x,y)の重心位置は影響を受けない。
【0028】本実施例において前述した光学要素はハウ
ジング(本体)14に固定して設け、ハウジング14は
図示しないベースに固定している。
【0029】一方ベース(不図示)に対して1軸方向に
16に移動可能に設けた移動体(移動機構)15に固定
して光点位置検出手段としての4分割のフォトダイオー
ド24aを設け、先程の合成光ビーム10を入射させて
いる。
【0030】本実施例では(2)式に示す光ビームg
(x,y)を真直度の基準とし、移動体15に固定して
設けた光点位置検出手段24aによってこの光ビームの
位置を測定することにより移動体15の真直度を光源の
光ビームのゆらぎに影響されず、測定可能にしている。
【0031】次に本実施例の各要素の特徴について説明
する。図5はフォトダイオード24aで得られる光信号
の処理回路の説明図である。
【0032】合成光ビーム10の入射位置を検出する4
分割のフォトダイオード24aは4分割された受光面に
入射する光量に対応した信号25a,26a,27a,
28aを出力するのでこれをアンプ29aで増幅し、そ
れぞれの光量に対応した信号ea1,ea2,ea3,
ea4を得ている。これらの信号を演算回路30a,3
1a及び32aで足し算、又は引き算し、割り算回路3
3aを用いて4つの信号の和で割り算する。即ちX軸方
向に関する信号をex ,Y軸方向に関する信号をey
したとき ex =(ea1+ea2-ea3-ea4)/(ea1+ea2+ea3+ea4) ‥‥‥(3) ey =(ea1+ea4-ea2-ea3)/(ea1+ea2+ea3+ea4) ‥‥‥(4) より得ている。
【0033】このように計算することにより、入射する
全光量の変動に影響されないでフォトダイオード24a
に入射する合成光ビーム10の光点位置のX方向及びY
方向に対応した信号ex ,ey を得ている。
【0034】今、上記構成において移動体15が移動方
向16に移動するに従い、真直度誤差ΔX,ΔYが図1
中のX,Y方向に生じたとする。すると合成光ビーム1
0と光点位置検出手段であるフォトダイオード24aの
相対位置がΔX,ΔYだけ変化する。このとき図5に示
した回路の出力する電圧信号ex ,ey は前述したよう
にΔX,ΔY、即ち真直度を表すものとなる。
【0035】次に本実施例において光ビーム6がゆらい
でも影響を受けないことを説明する。図6,図7は図1
のビームスプリッタ7近傍の光ビームの説明図である。
【0036】光の直進性に基づいた幾何光学の見地に立
ち、入射する光ビームを多数の光線の集合と考え、その
1本の光線L0がまず、図6に示すように光軸OPに平
行でδだけ離れているとする。ビームスプリッタ7を通
過し、反射鏡M1で反射した光線は光軸OP中心からδ
離れた光線L1となり出射する。
【0037】一方ビームスプリッタ7で反射した光ビー
ムはキャッツアイ光学系101によりδだけ反対方向に
平行移動し、光線L2となる。
【0038】前述したように光線L1及び光線L2は光
強度が等しくなるように調整されている為、ビーム光強
度の重心位置は影響を受けない。
【0039】次に図7に示すように光軸OPから角度θ
だけずれた光線L0について説明する。図6と同様にビ
ームスプリッタ7を通過し、反射鏡M1で反射した光線
は光軸OP中心から角度θ離れた光線L1となり出射す
る。
【0040】一方ビームスプリッタ7で反射した光ビー
ムはキャッツアイ光学系101により角度θだけ反対方
向に向きが変わり光線L2となる。前述したように光線
L1及び光線L2は光強度が等しくなるように調整され
ている為、ビーム光強度の重心位置は影響を受けない。
このときビームスプリッタ7の中心から反射鏡M1まで
の距離d1とレンズ12の中心までの距離d2が等しく
なるようにしている。
【0041】以上のように光ビーム6がこれら光線L0
の集合であることを考えると光ビーム6の向きや光強度
分布が変動しても光点位置検出手段24aの出力は変動
せず、影響を受けない。
【0042】本実施例ではこのようにして入射光ビーム
の変動に影響されないで移動体15の真直度測定を可能
としている。
【0043】図8は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。本実施例は図1の実施例1に比べて光分割手段とし
て偏光ビームスプリッタ14を用い、分割した2光束の
光路中に各々λ/4板18a,18bを配置して光量の
有効利用を図っている点が異なっており、この他の構成
は同じである。
【0044】本実施例において光ビーム6の垂直偏光成
分は偏光ビームスプリッタ14で反射して1/4波長板
18aを通過して円偏光となり、キャッツアイ光学系1
01で反射した後、再び1/4波長板18aを通過し、
このとき水平偏光となり、偏光ビームスプリッタ14を
通過する。
【0045】一方偏光ビームスプリッタ14を通過した
光ビーム6の水平偏光成分は1/4波長板18bを通過
して円偏光となり、反射鏡11で反射した後、再び1/
4波長板18bを通過するので、このとき垂直偏光とな
り、偏光ビームスプリッタ14で反射する。このとき偏
光ビームスプリッタ14で合成した合成光ビーム10は
偏光の方向が90度異なるので干渉の影響は受けない。
【0046】本実施例ではこのときの合成光ビーム10
を用いて光量の有効利用を図りつつ、実施例1と同様の
効果を得ている。
【0047】図9は本発明の実施例3の要部概略図であ
る。本実施例は図8の実施例2に比べて減光フィルタ1
7の代わりにデポラライザ19と偏光板20を用い、こ
れらをレンズ5と偏光ビームスプリッタ14との間の光
路中に設けている。そしてキャッツアイ光学系101か
らの光ビームと反射鏡11からの光ビーム強度を等しく
する為に減光率を連続的に変化させている点が異なって
おり、その他の構成は同じである。
【0048】本実施例において光ビーム6はデポラライ
ザ19によって偏光をなくした後、偏光板20により偏
光ビームスプリッタ14に対して適当な角度の直線偏光
にしている。このときこの角度を調節することにより偏
光ビームスプリッタ14を透過・反射する光ビームの強
度を変えて前述した減光率を連続的に、しかも簡便に変
えている。
【0049】尚本実施例において光ビーム6の水平、及
び垂直偏光成分の光強度分布に差がないときはデポララ
イザ19は必要ない。
【0050】図10は本発明の実施例4の要部概略図で
ある。本実施例は図8の実施例2に比べてキャッツアイ
光学系101の代わりにコーナーキューブ22を用いて
いる点が異なっており、この他の構成は同じである。
【0051】次に本実施例において光ビーム6がゆらい
でも影響を受けないことを説明する。
【0052】図11,図12は図10の偏光ビームスプ
リッタ14近傍の光束の説明図である。尚図11,図1
2では偏光板18a,18b、減光フィルタ17は省略
している。
【0053】光の直進性に基づいた幾何光学の見地に立
ち、入射する光ビームを多数の光線の集合と考え、その
1本の光線L0がまず図11に示すように光軸OPに平
行でδだけはなれているとする。ビームスプリッタ14
を通過し、反射鏡11で反射した光線は光軸OP中心か
らδ離れた光線L1となり出射する。
【0054】一方ビームスプリッタ14で反射した光ビ
ームはコーナーキューブ22によりδだけ反対方向に平
行移動し、光線L2となる。前述したように光線L1及
びL2は光強度が等しくなるように調整されている為、
ビーム光強度の重心位置は影響を受けない。
【0055】次に図12に示すように光軸から角度θだ
けずれた光線L0について説明する。図11と同様にビ
ームスプリッタ14を通過し、反射鏡11で反射した光
線は光軸OP中心から角度θ離れた光線L1となり出射
する。
【0056】一方ビームスプリッタ14で反射した光ビ
ームはコーナーキューブ22により角度θだけ反対方向
に向きが変わり、光線L2となる。
【0057】前述したように光線L1及びL2は光強度
が等しくなるように調整されている為、ビーム光強度の
重心位置は影響を受けない。このときビームスプリッタ
14の中心から反射鏡M1までの距離d1とコーナーキ
ューブ22の頂点までの距離d2が等しくなるようにし
ている。
【0058】以上のように光ビーム6がこれら光線L0
の集合であることを考えると光ビーム6の向きや光強度
分布が変動しても光点位置検出手段24aの出力は変動
せず、影響を受けない。
【0059】本実施例ではこのようにして入射光ビーム
の変動に影響されないで移動体15の真直度測定を可能
にしている。
【0060】尚本実施例においてコーナーキューブ22
の頂点付近に入射する光線はコーナーキューブ22の製
作上の問題から正しく反射されない場合には、レンズ5
と偏光ビームスプリッタ14との間にマスク21を設
け、光ビーム6の中央付近をマスクすれば良い。
【0061】図13は本発明の実施例5の要部概略図で
ある。本実施例は図1の実施例1の各要素を用いて具体
的に移動体(移動機構)15の真直度を測定する場合を
示している。図中、図1で示した要素と同一要素には同
符番を付している。
【0062】図中、55は図1に示すハウジング14内
の各要素を有する光学系であり、ベース100に固定し
ている。図1の実施例1と同様にレーザ光源1からのレ
ーザ光2をレンズ3とファイバー4を介して光学系55
に導光している。
【0063】一方ベース100に対して移動可能に設け
られた被測定物である移動機構15にX,Y方向に微小
量移動可能な微動テーブル58を設けている。そして移
動機構15に微動テーブル58を駆動する駆動手段59
及びその変位を測定する変位計60を設けている。
【0064】微動テーブル58に実施例1と同じ光点位
置検出手段54を設け、光点位置検出手段54からの信
号を演算回路56に入力し、これより真直度誤差の信号
x,ey を求めている。
【0065】この演算回路56から出力する真直度に対
応する信号ex ,ey をアンプ57に導き、先程の微動
テーブル58の駆動手段59にフィードバックし、これ
より微動テーブル58を動かすことによって信号ex
y がゼロになるように制御している。
【0066】このときの微動テーブル58の変位を変位
系60で測定し、その変位計の出力するX,Y方向の変
位をSx ,Sy とすると、それは微動テーブル58の真
直度ΔX,ΔYに相当する。
【0067】本実施例の場合、光点位置検出系54が非
線形であっても、即ちビーム位置の変化信号とex ,e
y が比例しない場合でもそのゼロ点しか使用していない
為、高精度な真直度測定が可能となる。
【0068】本実施例では光点位置検出手段54の誤差
(非線形誤差)に影響されないので精度が向上する(こ
の場合の精度は変位計60の測定誤差のみに依存す
る)。又光点位置検出手段54はビーム位置の検出分解
能のみを高めるように構成すれば良い為、実際の回路設
計時の制約(例えばリニアリティ、歪率等に関する制
約)が少なく、調整時が楽となる。
【0069】図14は本発明の実施例6の要部概略図で
ある。本実施例は図13の実施例5に比べて移動機構1
5上に光学系15を設け、ベース100に光点位置検出
手段54と微動テーブル58,駆動手段59(不図
示),そして変位系60(不図示)を設けている点が異
なっており、この他の構成は同じである。
【0070】本実施例によれば光点位置検出手段54が
ベース100に固定されている為、その出力信号を取り
出すケーブルもベース100に固定することができる。
従ってケーブルが移動体15と共に移動する実施例5に
比べ、ケーブルの曲げ延ばしがなく、断線等に対する信
頼性が向上する。又ケーブルは固定なのでケーブルが外
部磁場から受けるノイズもテーブル位置によって変化せ
ず、対策がしやすいといった効果がある。
【0071】図15は本発明の実施例7の要部概略図で
ある。本実施例は図1の実施例1に比べて移動体15に
光点位置検出手段を設ける代わりにハウジング14内に
ビームスプリッタ36と光点位置検出手段24aを設
け、移動体15内にはレンズ34とその焦点面に配置し
た凹反射鏡35から成るキャッツアイ光学系102を設
けている点が異なっており、この他の構成は同じであ
る。
【0072】本実施例ではビームスプリッタ7からの合
成光ビーム10をビームスプリッタ36を通過させて移
動体15内のキャッツアイ光学系102で反射させ、元
の光路に戻している。そしてハウジング14内のビーム
スプリッタ36で反射させて光点位置検出手段24aに
導光している。そして光点位置検出手段24aからの信
号を用いて実施例1と同様にして移動体15の真直度を
測定している。
【0073】本実施例によれば移動体15の真直度誤差
ΔX,ΔYに対し、移動体15上のキャッツアイ光学系
102で反射した光ビームの光点位置検出手段24a面
上での位置は2ΔX,2ΔYとなり、実施例1に比べて
検出感度が2倍になる。
【0074】又光点位置検出手段である4分割フォトダ
イオード及びそれに付随するケーブル等がビーム出射側
にある。従ってケーブルが移動体15と共に移動する実
施例1に比べ、ケーブルの曲げ延ばしがなく、断線等に
対する信頼性が向上する。又ケーブルは固定なのでケー
ブルが外部磁場から受けるノイズもテーブル位置によっ
て変化せず、対策がしやすいという効果がある。
【0075】尚本実施例において移動体15に設置する
キャッツアイ光学系102の代わりにコーナーキューブ
を用いても良い。
【0076】図16は本発明の実施例8の要部概略図で
ある。本実施例は図1の実施例1に比べて移動体15に
光点位置検出手段を設ける代わりにハウジング14内に
光点位置検出手段24aを設け、移動体15内にはレン
ズ34とその焦点面に配置した凹反射鏡35から成るキ
ャッツアイ光学系102を設けている点が異なってお
り、この他の構成は同じである。
【0077】本実施例ではビームスプリッタ7からの合
成光ビーム10を移動体15内のキャッツアイ光学系1
02で反射させ、元の光路に戻している。そしてハウジ
ング14内に設けた光点位置検出手段24aに導光して
いる。そして光点位置検出手段24aからの信号を用い
て実施例1と同様にして移動体15の真直度を測定して
いる。
【0078】本実施例は実施例7に比べてビームスプリ
ッタ36を用いていないので光量損失が少ないという特
長がある。
【0079】尚本実施例においてキャッツアイ光学系1
02の代わりにコーナーキューブを用いても良い。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば以上のように各要素を設
定することにより、レーザー光源等の光源手段からの光
束を用いて移動機構の真直度を測定する際に、光源手段
からの光束のエネルギー中心位置やエネルギー分布が時
間的に変化、及び不安定になったりしても移動機構の真
直度を高精度に測定することができる真直度測定方法及
びそれを用いた真直度測定装置を達成することができ
る。
【0081】この他本発明によれば、 (B1)光源手段から出力される光ビーム出射角のふれ
の影響はキャンセルされ、影響がなくなる。従って高精
度な真直度測定が可能となる。
【0082】(B2)光源手段から出力される光ビーム
のエネルギー分布の不均一性もやはりキャンセルされ
る。従って高精度な真直度測定が可能となる。
【0083】(B3)前述したように本発明に使用する
光源は光ビーム出射角のふれや光ビームのエネルギー分
布のむらが大きくても構わない。従って(B3-1)価格の安
い半導体レーザや高輝度LEDを光源に用いることも可
能であり、装置のコスト、及びサイズを小さくすること
ができる、(B3-2)光源に対する許容範囲が大きいので応
用範囲が広がる。
【0084】(B4)真直度の基準がビームスプリッタ
や鏡等、光学部品であり、発熱しない。従って(B4-1)温
度ドリフト等の問題がなく、高い測定精度が可能とな
る。特に低熱膨張ガラス等で光学系を製作すれば更に効
果が増強される、(B4-2)特別なクーリング、温度制御等
を必要とせず、コストダウンに役立つ。
【0085】(B5)発熱源である光源を遠くに配置し
ても精度を低下させることがない。従って環境温度への
影響が厳しい、例えば形状測定装置等への応用が容易に
なる。 等の効果を有した真直度測定方法及びそれを用いた真直
度測定装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 移動機構の移動精度の説明図
【図3】 従来の真直度測定装置の要部概略図
【図4】 本発明に係る2光束の合成を示す説明図
【図5】 図1の光点位置検出手段からの出力信号の処
理回路の説明図
【図6】 図1の一部分の説明図
【図7】 図1の一部分の説明図
【図8】 本発明の実施例2の要部概略図
【図9】 本発明の実施例3の要部概略図
【図10】本発明の実施例4の要部概略図
【図11】図10の一部分の説明図
【図12】図10の一部分の説明図
【図13】本発明の実施例5の要部概略図
【図14】本発明の実施例6の要部概略図
【図15】本発明の実施例7の要部概略図
【図16】本発明の実施例8の要部概略図
【符号の説明】
1 光源 2,6 光ビーム 3 レンズ1 4 光ファイバー 5 レンズ2 7,36 ビームスプリッタ(BS) 8 ビームスプリッタを通過した光ビーム 9 ビームスプリッタを反射した光ビーム 10 合成した光ビーム 11 平面反射鏡(M1) 12,34 正のレンズ(L) 13 凹面反射鏡(M2) 14 偏光ビームスプリッタ(PBS) 15 移動体 16 移動方向 17 減光フィルタ 18a,18b 1/4波長板(λ/4) 19 デポラライザ(DP) 20 ポラライザ(偏光板、P) 21 マスク 22 コーナーキューブ(CC) 24 4分割フォトダイオード 25 フォトダイオードの出力1 26 フォトダイオードの出力2 27 フォトダイオードの出力3 28 フォトダイオードの出力4 29,57 アンプ 30 演算回路1 31 演算回路2 32 足し算回路 33 割り算回路 35 凹レンズ 54 光点位置検出系 55 光学系 56 演算回路系 58 XY微動テーブル 59 XY微動テーブルの駆動手段 60 変位計 100 ベース 101,102 キャッツアイ光学系 201 4分割ピンフォトダイオード(QPD) 202 XY微動機構 203 ピエゾアクチュエータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束を2つの光束に分割
    し、該2つの光束のうち一方の光束の上下左右方向を反
    転させた後、他方の光束と合成し、次いで該合成光を移
    動機構に導光することにより該移動機構の真直度を測定
    したことを特徴とする真直度測定方法。
  2. 【請求項2】 光源手段からの光束を光分割手段で2つ
    の光束に分割し、該2つの光束のうち一方の光束の上下
    左右方向を反転手段で反転させた後、他方の光束と光合
    成手段で合成し、該合成光を利用して移動機構の真直度
    を測定していることを特徴とする真直度測定装置。
  3. 【請求項3】 光源手段からの光束を光分割手段で2つ
    の光束に分割し、該2つの光束のうち一方の光束の上下
    左右方向を反転手段で反転させた後、他方の光束と光合
    成手段で合成し、該合成光を移動機構に設けた光点位置
    検出手段に導光し、該光点位置検出手段からの信号を利
    用して該移動機構の真直度を測定していることを特徴と
    する真直度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記反転手段は収束レンズ系とその焦点
    面に反射面を設けたキャッツアイ光学系又はコーナーキ
    ューブを有していることを特徴とする請求項2又は3の
    真直度測定装置。
  5. 【請求項5】 前記光分割手段と前記光合成手段は同一
    部材であることを特徴とする請求項2又は3の真直度測
    定装置。
  6. 【請求項6】 光源手段からの光束を光分割手段で2つ
    の光束に分割し、該2つの光束のうち一方の光束の上下
    左右方向を反転手段で反転させた後、他方の光束と光合
    成手段で合成し、該合成光を移動機構に導光し、該移動
    機構に設けた光学部材を介した光束を光点位置検出手段
    に導光し、該光点位置検出手段からの信号を利用して該
    移動機構の真直度を測定していることを特徴とする真直
    度測定装置。
  7. 【請求項7】 前記光学部材と前記反転手段は収束レン
    ズ系とその焦点面に反射面を設けたキャッツアイ光学系
    又はコーナーキューブを有していることを特徴とする請
    求項6の真直度測定装置。
  8. 【請求項8】 前記光分割手段と前記光合成手段は同一
    部材であることを特徴とする請求項6の真直度測定装
    置。
JP15166094A 1994-06-09 1994-06-09 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置 Expired - Fee Related JP3307091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15166094A JP3307091B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15166094A JP3307091B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07332957A true JPH07332957A (ja) 1995-12-22
JP3307091B2 JP3307091B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=15523439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15166094A Expired - Fee Related JP3307091B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3307091B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532544A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー レーザ較正装置
JP2006275654A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sony Corp 変位検出装置及び変位計測装置並びに定点検出装置
US9810521B2 (en) 2015-01-30 2017-11-07 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Displacement detection apparatus
EP3663705A1 (en) 2018-11-20 2020-06-10 DMG Mori Co., Ltd. Displacement detection device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532544A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー レーザ較正装置
JP2006275654A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sony Corp 変位検出装置及び変位計測装置並びに定点検出装置
US9810521B2 (en) 2015-01-30 2017-11-07 Dmg Mori Seiki Co., Ltd. Displacement detection apparatus
EP3663705A1 (en) 2018-11-20 2020-06-10 DMG Mori Co., Ltd. Displacement detection device
US11512942B2 (en) 2018-11-20 2022-11-29 Dmg Mori Co., Ltd. Displacement detection device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3307091B2 (ja) 2002-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7864336B2 (en) Compact Littrow encoder
US6819434B2 (en) Multi-axis interferometer
US7019842B2 (en) Position measuring device
EP1992905A1 (en) Optical sensor with tilt error correction
WO2018103268A1 (zh) 用于测量转轴六自由度几何误差的激光测量系统及方法
US7355719B2 (en) Interferometer for measuring perpendicular translations
US6369951B1 (en) Beam splitter assembly and interferometer having a beam splitter assembly
JP6063166B2 (ja) 干渉計方式により間隔測定するための機構
US9243898B2 (en) Positioning device comprising a light beam
JP6285808B2 (ja) 干渉計
US7542149B2 (en) Optics system for an interferometer that uses a measuring mirror, a reference mirror and a beam deflector
US7336369B2 (en) Multi-axis interferometer system using independent, single axis interferometers
CN114690087B (zh) 一种可调节灵敏度的等离子体磁场光学测量装置及方法
JP3307091B2 (ja) 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置
US7362447B2 (en) Low walk-off interferometer
JP3302139B2 (ja) 移動体の直進精度測定装置
US7072048B2 (en) Interferometric plural-dimensional displacement measuring system
JP4081317B2 (ja) 波長較正用干渉測定装置
CN116878393A (zh) 基于光学杠杆角度补偿的激光位移测量装置和方法
JP3045567B2 (ja) 移動体位置測定装置
JPH0233962B2 (ja)
JP2005516206A (ja) マルチパス干渉計
JPH0754802Y2 (ja) 接触式表面形状測定器
JPH07225122A (ja) 真直度測定方法及びそれを用いた真直度測定装置
WO2020245413A1 (en) Laser interferometer with nanometer resolution

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140517

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees