JPH07333261A - 電圧成分分析方法 - Google Patents
電圧成分分析方法Info
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- JPH07333261A JPH07333261A JP12364094A JP12364094A JPH07333261A JP H07333261 A JPH07333261 A JP H07333261A JP 12364094 A JP12364094 A JP 12364094A JP 12364094 A JP12364094 A JP 12364094A JP H07333261 A JPH07333261 A JP H07333261A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 12
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実効値を計測する際の周波数変動や高調波歪
に起因する誤差を極小にする。 【構成】 電力系統の系統電圧の定格周波数をfHzと
し、電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリ
ング数をn個(nは4の倍数)とし、サンプリング時間
をS秒(Sは、f×Sが整数となる値)としたときに、
N=f×S×nで表される整数Nを用いて、電力系統の
系統電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+
n/4)までの(N+n/4)個サンプリングし、 【数1】
に起因する誤差を極小にする。 【構成】 電力系統の系統電圧の定格周波数をfHzと
し、電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリ
ング数をn個(nは4の倍数)とし、サンプリング時間
をS秒(Sは、f×Sが整数となる値)としたときに、
N=f×S×nで表される整数Nを用いて、電力系統の
系統電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+
n/4)までの(N+n/4)個サンプリングし、 【数1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統の系統電圧
の波形データを一定数サンプリングし、得られた波形デ
ータに基づいて電力系統の系統電圧の実効値を求める電
圧成分分析方法に関するものである。
の波形データを一定数サンプリングし、得られた波形デ
ータに基づいて電力系統の系統電圧の実効値を求める電
圧成分分析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力系統においては、電源品質
の管理または制御を行う上で、電圧成分の測定が要求さ
れる。従来、電力系統の電圧成分を分析する際には、系
統側の商用電源周波数が変動するため、これに追従して
サンプリングを行い、サンプリングデータ列について所
定の演算を行うことによって、電圧成分の実効値を算出
している。
の管理または制御を行う上で、電圧成分の測定が要求さ
れる。従来、電力系統の電圧成分を分析する際には、系
統側の商用電源周波数が変動するため、これに追従して
サンプリングを行い、サンプリングデータ列について所
定の演算を行うことによって、電圧成分の実効値を算出
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実時間軸に
おいては、前記電圧成分を評価する場合には、サンプリ
ング周期を一定としなければならない。このように、商
用電源周波数に同期しない固定サンプリングによるデー
タ列を使用して、負荷の解析を行う場合、周波数変動や
高調波により発生する歪波による誤差が発生する。
おいては、前記電圧成分を評価する場合には、サンプリ
ング周期を一定としなければならない。このように、商
用電源周波数に同期しない固定サンプリングによるデー
タ列を使用して、負荷の解析を行う場合、周波数変動や
高調波により発生する歪波による誤差が発生する。
【0004】したがって、この発明の目的は、実効値を
計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤差を極
小にすることができる電圧成分分析方法を提供すること
である。
計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤差を極
小にすることができる電圧成分分析方法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の電圧成分分析
方法は、電力系統の系統電圧の波形データを一定数サン
プリングし、得られた波形データに基づいて電力系統の
系統電圧の実効値を求める方法である。つまり、この方
法では、電力系統の系統電圧の定格周波数をfHzとし、
電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリング
数をn個(nは4の倍数)とし、サンプリング時間をS
秒(Sは、f×Sが整数となる値)としたときに、
方法は、電力系統の系統電圧の波形データを一定数サン
プリングし、得られた波形データに基づいて電力系統の
系統電圧の実効値を求める方法である。つまり、この方
法では、電力系統の系統電圧の定格周波数をfHzとし、
電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリング
数をn個(nは4の倍数)とし、サンプリング時間をS
秒(Sは、f×Sが整数となる値)としたときに、
【0006】
【数3】
【0007】で表される整数Nを用いて、電力系統の系
統電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+n
/4)までの(N+n/4)個サンプリングし、
統電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+n
/4)までの(N+n/4)個サンプリングし、
【0008】
【数4】
【0009】の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求
める。
める。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、電力系統の系統電圧
のi番目の波形データv(i)の二乗と電力系統の系統
電圧の(i+n/4)番目の波形データv(i+n/
4)の二乗とを加算して2で割ることにより平滑化し、
この平滑化をi=0からi=N−1まで行い、それら全
て積算してNで割って平方根を求めることにより平均化
するので、実効値Vを計測する際の周波数変動や高調波
歪に起因する誤差を極小にすることができる。誤差が減
少するのは、N番目から(N−1+n/4)番目の波形
データv(N)ないしv(N−1+n/4)を余計にサ
ンプリングし、(数4)の実効値を求める演算で、結果
的に0番目ないし(n/4−1)番目の波形データv
(0)の二乗ないしv(n/4−1)の二乗については
1/2の係数を乗じ、N番目から(N−1+n/4)番
目の波形データv(N)の二乗ないしv(N−1+n/
4)の二乗に1/2を乗じたものを余計に加えた状態で
平均を行っており、0番目ないし(n/4−1)番目の
波形データv(0)の二乗ないしv(n/4−1)の二
乗に1/2を乗じた値とN番目ないし(N−1+n/
4)番目の波形データv(N)の二乗ないしv(N−1
+n/4)の二乗に1/2を乗じた値とがちょうど実効
値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤差
を打ち消し合うからであると考えられる。
のi番目の波形データv(i)の二乗と電力系統の系統
電圧の(i+n/4)番目の波形データv(i+n/
4)の二乗とを加算して2で割ることにより平滑化し、
この平滑化をi=0からi=N−1まで行い、それら全
て積算してNで割って平方根を求めることにより平均化
するので、実効値Vを計測する際の周波数変動や高調波
歪に起因する誤差を極小にすることができる。誤差が減
少するのは、N番目から(N−1+n/4)番目の波形
データv(N)ないしv(N−1+n/4)を余計にサ
ンプリングし、(数4)の実効値を求める演算で、結果
的に0番目ないし(n/4−1)番目の波形データv
(0)の二乗ないしv(n/4−1)の二乗については
1/2の係数を乗じ、N番目から(N−1+n/4)番
目の波形データv(N)の二乗ないしv(N−1+n/
4)の二乗に1/2を乗じたものを余計に加えた状態で
平均を行っており、0番目ないし(n/4−1)番目の
波形データv(0)の二乗ないしv(n/4−1)の二
乗に1/2を乗じた値とN番目ないし(N−1+n/
4)番目の波形データv(N)の二乗ないしv(N−1
+n/4)の二乗に1/2を乗じた値とがちょうど実効
値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤差
を打ち消し合うからであると考えられる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図4
を参照しながら説明する。この電圧成分分析方法は、電
力系統の系統電圧の波形データを一定数サンプリング
し、得られた波形データに基づいて電力系統の系統電圧
の実効値を求める方法である。つまり、この方法では、
電力系統の系統電圧の定格周波数を60(=f)Hzと
し、電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリ
ング数を16(=n)個とし、サンプリング時間を0.
2(=S)秒としたときに、(数3)の演算で求められ
る整数192(=N)を用いて、電力系統の系統電圧の
波形データv(i)をiが0から195までの196個
サンプリングし、
を参照しながら説明する。この電圧成分分析方法は、電
力系統の系統電圧の波形データを一定数サンプリング
し、得られた波形データに基づいて電力系統の系統電圧
の実効値を求める方法である。つまり、この方法では、
電力系統の系統電圧の定格周波数を60(=f)Hzと
し、電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリ
ング数を16(=n)個とし、サンプリング時間を0.
2(=S)秒としたときに、(数3)の演算で求められ
る整数192(=N)を用いて、電力系統の系統電圧の
波形データv(i)をiが0から195までの196個
サンプリングし、
【0012】
【数5】
【0013】の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求
める。この実施例によれば、電力系統の系統電圧のi番
目の波形データv(i)の二乗と電力系統の系統電圧の
(i+4)番目の波形データv(i+4)の二乗とを加
算して2で割ることにより平滑化し、この平滑化をi=
0からi=191まで行い、それら全て積算して192
で割って平方根を求めることにより平均化するので、実
効値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤
差を極小にすることができる。誤差が減少するのは、1
92番目から195番目の波形データv(192)ない
しv(195)を余計にサンプリングし、(数5)の実
効値Vを求める演算で、結果的に0番目ないし3番目の
波形データv(0)の二乗ないしv(3)の二乗につい
ては1/2の係数を乗じ、192番目ないし195番目
の波形データv(192)の二乗ないしv(195)の
二乗に1/2を乗じたものを余計に加えた状態で平均を
行っており、0番目ないし3番目の波形データv(0)
の二乗ないしv(3)の二乗に1/2を乗じた値と19
2番目から195番目の波形データv(192)の二乗
ないしv(195)の二乗に1/2を乗じた値とがちょ
うど実効値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因
する誤差を打ち消し合うからであると考えられる。
める。この実施例によれば、電力系統の系統電圧のi番
目の波形データv(i)の二乗と電力系統の系統電圧の
(i+4)番目の波形データv(i+4)の二乗とを加
算して2で割ることにより平滑化し、この平滑化をi=
0からi=191まで行い、それら全て積算して192
で割って平方根を求めることにより平均化するので、実
効値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因する誤
差を極小にすることができる。誤差が減少するのは、1
92番目から195番目の波形データv(192)ない
しv(195)を余計にサンプリングし、(数5)の実
効値Vを求める演算で、結果的に0番目ないし3番目の
波形データv(0)の二乗ないしv(3)の二乗につい
ては1/2の係数を乗じ、192番目ないし195番目
の波形データv(192)の二乗ないしv(195)の
二乗に1/2を乗じたものを余計に加えた状態で平均を
行っており、0番目ないし3番目の波形データv(0)
の二乗ないしv(3)の二乗に1/2を乗じた値と19
2番目から195番目の波形データv(192)の二乗
ないしv(195)の二乗に1/2を乗じた値とがちょ
うど実効値を計測する際の周波数変動や高調波歪に起因
する誤差を打ち消し合うからであると考えられる。
【0014】以下、詳細に説明する。一般に、交流電圧
の大きさは、波形のいかんにかかわらず実効値で表すの
が、普通である。すなわち、実効値Vは、交流電圧の周
期をT、最大値をVm としたときに、
の大きさは、波形のいかんにかかわらず実効値で表すの
が、普通である。すなわち、実効値Vは、交流電圧の周
期をT、最大値をVm としたときに、
【0015】
【数6】
【0016】で表される。これを交流電圧をサンプリン
グしたデータ列より求める場合、上記したように、交流
電圧の定格周波数をfHz、例えば60Hzとし、交流電圧
の1サイクルあたりのサンプリング数をn個(nは4の
倍数で、例えば16)とし、サンプリング時間をS秒
(Sは、f×Sが整数となる値で、例えば0.2秒)と
したときに、(数3)で表される整数Nを用いて、従来
は、電力系統の系統電圧の波形データv(i)をiが0
から(N−1)までのN個サンプリングし、
グしたデータ列より求める場合、上記したように、交流
電圧の定格周波数をfHz、例えば60Hzとし、交流電圧
の1サイクルあたりのサンプリング数をn個(nは4の
倍数で、例えば16)とし、サンプリング時間をS秒
(Sは、f×Sが整数となる値で、例えば0.2秒)と
したときに、(数3)で表される整数Nを用いて、従来
は、電力系統の系統電圧の波形データv(i)をiが0
から(N−1)までのN個サンプリングし、
【0017】
【数7】
【0018】の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求
める。ただし、波形データv(i)は、
める。ただし、波形データv(i)は、
【0019】
【数8】
【0020】で表される。図1にsin 2 波形と、0番目
から(N−1)番目までの波形データv(i)の二乗の
値e(i)を示す。なお、図1ではn=16、N=12
である。上記のように、図1に示される0番目から(N
−1)番目まで波形データv(i)の二乗の値e(i)
を積算して平均をとる構成では、実効値Vを計測する際
の周波数変動や高調波歪に起因する誤差が含まれること
になり、精度よく実効値Vを測定することができない。
から(N−1)番目までの波形データv(i)の二乗の
値e(i)を示す。なお、図1ではn=16、N=12
である。上記のように、図1に示される0番目から(N
−1)番目まで波形データv(i)の二乗の値e(i)
を積算して平均をとる構成では、実効値Vを計測する際
の周波数変動や高調波歪に起因する誤差が含まれること
になり、精度よく実効値Vを測定することができない。
【0021】これに対し、実施例では、電力系統の系統
電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+n/
4)までの(N+n/4)個サンプリングし、(数4)
の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求める。ただ
し、波形データv(i)は、(数8)で表され、波形デ
ータV(i+n/4)は、
電圧の波形データv(i)をiが0から(N−1+n/
4)までの(N+n/4)個サンプリングし、(数4)
の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求める。ただ
し、波形データv(i)は、(数8)で表され、波形デ
ータV(i+n/4)は、
【0022】
【数9】
【0023】で表される。図2にsin 2 波形と、0番目
から(N−1)番目までの波形データv(i)の二乗の
値v(i)2 とn/4番目から(N−1+n/4)番目
までの波形データv(i+n/4)の二乗の値V(i)
2 とを加算した値g(i)を示す。なお、図2ではn=
16、N=12である。
から(N−1)番目までの波形データv(i)の二乗の
値v(i)2 とn/4番目から(N−1+n/4)番目
までの波形データv(i+n/4)の二乗の値V(i)
2 とを加算した値g(i)を示す。なお、図2ではn=
16、N=12である。
【0024】上記のように、図2に示される0番目から
(N−1)番目まで波形データv(i)の二乗の値v
(i)2 とn/4番目から(N−1+n/4)番目まで
の波形データv(i+n/4)の二乗の値v(i)2 と
を加算した値g(i)を積算して平均をとる構成では、
実効値Vを計測する際の周波数変動や高調波歪に起因す
る誤差が打ち消し合うことになり、精度よく実効値Vを
測定することができる。
(N−1)番目まで波形データv(i)の二乗の値v
(i)2 とn/4番目から(N−1+n/4)番目まで
の波形データv(i+n/4)の二乗の値v(i)2 と
を加算した値g(i)を積算して平均をとる構成では、
実効値Vを計測する際の周波数変動や高調波歪に起因す
る誤差が打ち消し合うことになり、精度よく実効値Vを
測定することができる。
【0025】図3にこの発明の電圧成分分析方法を実施
する電圧成分分析装置のブロック図を示す。図3におい
て、1は電圧入力端子である。2は分析対象の電圧の基
本波成分のみを通過させるローパスフィルタ(LPF)
である。3はマルチプレクサ(MPX)である。4はマ
ルチプレクサ3の出力のサンプルホールド回路(SH)
である。5はアナログ/デジタル変換器(AD)であ
る。6は入出力回路(I/O)である。7は各種演算処
理を行うCPUである。8はプログラム等を格納したR
OMである。9は誤差のテーブル等が設けられるRAM
である。10は2ポートRAMである。11は例えば誤
差の再算出を行わせることを指定するなど、各種設定操
作を行うための選択スイッチである。
する電圧成分分析装置のブロック図を示す。図3におい
て、1は電圧入力端子である。2は分析対象の電圧の基
本波成分のみを通過させるローパスフィルタ(LPF)
である。3はマルチプレクサ(MPX)である。4はマ
ルチプレクサ3の出力のサンプルホールド回路(SH)
である。5はアナログ/デジタル変換器(AD)であ
る。6は入出力回路(I/O)である。7は各種演算処
理を行うCPUである。8はプログラム等を格納したR
OMである。9は誤差のテーブル等が設けられるRAM
である。10は2ポートRAMである。11は例えば誤
差の再算出を行わせることを指定するなど、各種設定操
作を行うための選択スイッチである。
【0026】図4に実効値を求めるアルゴリズムのフロ
ーチャートを示す。この電圧成分分析方法では、一定数
の波形データ(実施例では、(N+n/4)個)をサン
プリングし(ステップS1)、ついでサンプリングした
波形データをそれぞれ二乗し(ステップS2)、ついで
n/4個ずつずれた波形データの二乗値同士を加算して
2で割る平滑化を行い(ステップS3)、ついで平滑化
した各データを積算して、データ数Nで割ってさらに平
方根を求める平均化を行う(ステップS5)。以上の処
理で実効値Vが求まる。
ーチャートを示す。この電圧成分分析方法では、一定数
の波形データ(実施例では、(N+n/4)個)をサン
プリングし(ステップS1)、ついでサンプリングした
波形データをそれぞれ二乗し(ステップS2)、ついで
n/4個ずつずれた波形データの二乗値同士を加算して
2で割る平滑化を行い(ステップS3)、ついで平滑化
した各データを積算して、データ数Nで割ってさらに平
方根を求める平均化を行う(ステップS5)。以上の処
理で実効値Vが求まる。
【0027】つぎに、本実施例と従来例の効果に相違に
ついて説明する。ここで、周波数の57Hzから63Hzの
範囲で変動させて、第5高調波を15%注入した波形で
サンプリングを行い、(数7)にて電圧の実効値Vを求
めると、真値に対して、±0.4%の誤差が発生する
が、(数4)にて電圧の実効値Vを求めると誤差は真値
に対して±0.15%となり、かなり誤差が減少するこ
とがわかった。
ついて説明する。ここで、周波数の57Hzから63Hzの
範囲で変動させて、第5高調波を15%注入した波形で
サンプリングを行い、(数7)にて電圧の実効値Vを求
めると、真値に対して、±0.4%の誤差が発生する
が、(数4)にて電圧の実効値Vを求めると誤差は真値
に対して±0.15%となり、かなり誤差が減少するこ
とがわかった。
【0028】誤差が減少するのは、(数7)において
は、図1からみて波形に追従した形のデータ列となるの
に対して(数4)においては、図2からみて波形に全く
追従しないことはないが、かなり緩和され、安定したデ
ータとなるために、誤差が相殺されたものと推定でき
る。ここで、(数7),(数4)をもう少し具体的にみ
てみる。図1、図2よりつぎのようになる。(数7)の
場合、
は、図1からみて波形に追従した形のデータ列となるの
に対して(数4)においては、図2からみて波形に全く
追従しないことはないが、かなり緩和され、安定したデ
ータとなるために、誤差が相殺されたものと推定でき
る。ここで、(数7),(数4)をもう少し具体的にみ
てみる。図1、図2よりつぎのようになる。(数7)の
場合、
【0029】
【数10】
【0030】となるのに対し、(数4)の場合、
【0031】
【数11】
【0032】となり、(数11)が(数10)と違うと
ころは、{v(N)2 +v(N+1) 2 +v(N+2)
2 +v(N+3)2 }の(1/2)を余分に加算し、
{v(0)2 +v(1)2 +v(2)2 +v(3)2 }
を(1/2)としている。ここで、注目すべきことは、
(数11)中の(1/2)の掛かっている項が、誤差を
相殺していることである。よって、(数4)により正確
な実効値を求めることができるのである。
ころは、{v(N)2 +v(N+1) 2 +v(N+2)
2 +v(N+3)2 }の(1/2)を余分に加算し、
{v(0)2 +v(1)2 +v(2)2 +v(3)2 }
を(1/2)としている。ここで、注目すべきことは、
(数11)中の(1/2)の掛かっている項が、誤差を
相殺していることである。よって、(数4)により正確
な実効値を求めることができるのである。
【0033】この実施例の電力系統における電圧成分の
分析方法では、電力系統の定格系統周波数の1周期の整
数分の1の固定周期で被測定信号、つまり電圧をサンプ
リングして得たデータ列を基にして電力系統の商用電源
周波数の変動にかかわらず、周波数非同期性に起因する
誤差と高調波ひずみ波に起因する誤差を極小にして実効
値を求めることができる。
分析方法では、電力系統の定格系統周波数の1周期の整
数分の1の固定周期で被測定信号、つまり電圧をサンプ
リングして得たデータ列を基にして電力系統の商用電源
周波数の変動にかかわらず、周波数非同期性に起因する
誤差と高調波ひずみ波に起因する誤差を極小にして実効
値を求めることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明の電圧成分分析方法によれば、
電力系統の系統電圧のi番目の波形データv(i)の二
乗と電力系統の系統電圧の(i+n/4)番目の波形デ
ータv(i+n/4)の二乗とを加算して2で割ること
により平滑化し、この平滑化をi=0からi=N−1ま
で行い、それら全て積算してNで割って平方根を求める
ことにより平均化するので、実効値を計測する際の周波
数変動や高調波歪に起因する誤差を極小にすることがで
きる。
電力系統の系統電圧のi番目の波形データv(i)の二
乗と電力系統の系統電圧の(i+n/4)番目の波形デ
ータv(i+n/4)の二乗とを加算して2で割ること
により平滑化し、この平滑化をi=0からi=N−1ま
で行い、それら全て積算してNで割って平方根を求める
ことにより平均化するので、実効値を計測する際の周波
数変動や高調波歪に起因する誤差を極小にすることがで
きる。
【図1】一般的な実効値の演算の様子を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
【図2】この発明の電圧成分分析方法の実施例における
実効値の演算の様子を示すタイムチャートである。
実効値の演算の様子を示すタイムチャートである。
【図3】電圧成分分析方法を実施する電圧成分分析装置
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
【図4】この発明の一実施例の電圧成分分析方法におい
て、実効値を演算するアルゴリズムを示す流れ図であ
る。
て、実効値を演算するアルゴリズムを示す流れ図であ
る。
2 ローパスフィルタ 3 マルチプレクサ 4 サンプルホールド回路 5 アナログ/デジタル変換器 6 入出力回路 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 2ポートRAM
Claims (1)
- 【請求項1】 電力系統の系統電圧の波形データを一定
数サンプリングし、得られた波形データに基づいて前記
電力系統の系統電圧の実効値を求める電圧成分分析方法
であって、 前記電力系統の系統電圧の定格周波数をfHzとし、前記
電力系統の系統電圧の1サイクルあたりのサンプリング
数をn個(nは4の倍数)とし、サンプリング時間をS
秒(Sは、f×Sが整数となる値)としたときに、 【数1】 で表される整数Nを用いて、電力系統の系統電圧の波形
データv(i)をiが0から(N−1+n/4)までの
(N+n/4)個サンプリングし、 【数2】 の演算を行って、系統電圧の実効値Vを求める電圧成分
分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12364094A JPH07333261A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電圧成分分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12364094A JPH07333261A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電圧成分分析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07333261A true JPH07333261A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14865599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12364094A Pending JPH07333261A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電圧成分分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07333261A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009276354A (ja) * | 2009-08-24 | 2009-11-26 | T & D:Kk | 電流測定装置および電流測定方法 |
| JP2013165543A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | デジタル制御電源装置およびデジタル制御電源装置における制御方法 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12364094A patent/JPH07333261A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009276354A (ja) * | 2009-08-24 | 2009-11-26 | T & D:Kk | 電流測定装置および電流測定方法 |
| JP2013165543A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | デジタル制御電源装置およびデジタル制御電源装置における制御方法 |
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