JPH07333558A - 光アイソレータ - Google Patents
光アイソレータInfo
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- JPH07333558A JPH07333558A JP12209794A JP12209794A JPH07333558A JP H07333558 A JPH07333558 A JP H07333558A JP 12209794 A JP12209794 A JP 12209794A JP 12209794 A JP12209794 A JP 12209794A JP H07333558 A JPH07333558 A JP H07333558A
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏光依存性がなく、平行光を扱えかつ小型化
が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導波路の
軸調整が容易な光アイソレータを提供する。 【構成】 光入射側より、第1のウォラストンプリズム
51と、45°ファラデー回転子53と、旋光子または
1/2波長板55と、第2のウォラストンプリズム57
とをこの順に一つの軸上に具える。ただし、ファラデー
回転子53は時計方向に偏光面を回転するものとする。
旋光子または1/2波長板55は、半時計方向に偏光面
を回転するものとする。第1のウォラストンプリズム5
1及び第2のウォラストンプリズム55は、互いの対向
面側に光学軸が同方向のプリズム51b,57aが位置
するように配置する。
が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導波路の
軸調整が容易な光アイソレータを提供する。 【構成】 光入射側より、第1のウォラストンプリズム
51と、45°ファラデー回転子53と、旋光子または
1/2波長板55と、第2のウォラストンプリズム57
とをこの順に一つの軸上に具える。ただし、ファラデー
回転子53は時計方向に偏光面を回転するものとする。
旋光子または1/2波長板55は、半時計方向に偏光面
を回転するものとする。第1のウォラストンプリズム5
1及び第2のウォラストンプリズム55は、互いの対向
面側に光学軸が同方向のプリズム51b,57aが位置
するように配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信、光計測、光
情報処理等に利用される偏光無依存型の光アイソレータ
に関するものである。
情報処理等に利用される偏光無依存型の光アイソレータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信、光計測、光情報処理等の分野で
は、多数の光部品が接続され使用される。このようなと
き、後段の光部品から前段の光部品への戻り光は、通信
品質等の劣化や前段の光部品の損傷を招く場合が多い。
これを防止するため、光アイソレータ特に、偏光依存性
のない光アイソレータが、必須のものになっている。
は、多数の光部品が接続され使用される。このようなと
き、後段の光部品から前段の光部品への戻り光は、通信
品質等の劣化や前段の光部品の損傷を招く場合が多い。
これを防止するため、光アイソレータ特に、偏光依存性
のない光アイソレータが、必須のものになっている。
【0003】偏光依存性のない光アイソレータの従来例
としては、例えば、特公昭58−28561号公報に開
示のもの、特公昭61−58809号公報に開示のもの
があった。
としては、例えば、特公昭58−28561号公報に開
示のもの、特公昭61−58809号公報に開示のもの
があった。
【0004】図7(A)は、特公昭58−28561号
公報に開示の偏光無依存型の光アイソレータ10の構成
を説明するための図、また図7(B)及び(C)はその
動作原理を説明するための図である。この光アイソレー
タ10は、図7(A)に示したように、収束・結像用の
レンズ11と、このレンズ11の後段に設けられ平行平
板状の複屈折結晶から成る第1の偏光分離素子13と、
この第1の偏光分離素子13の後段にこれと対向するよ
うに設けられ平行平板状の複屈折結晶から成る第2の偏
光分離素子15と、これら第1及び第2の偏光分離素子
13,15間に設けられた、45°ファラデー回転子1
7及び入射光と出射光の各偏光方向を45°だけ異なら
せるための旋光子19とを具えたものであった。なお、
図7(A)において、21は入力用導波路例えば入力用
光ファイバ、23は出力用導波路例えば出力用光ファイ
バである。
公報に開示の偏光無依存型の光アイソレータ10の構成
を説明するための図、また図7(B)及び(C)はその
動作原理を説明するための図である。この光アイソレー
タ10は、図7(A)に示したように、収束・結像用の
レンズ11と、このレンズ11の後段に設けられ平行平
板状の複屈折結晶から成る第1の偏光分離素子13と、
この第1の偏光分離素子13の後段にこれと対向するよ
うに設けられ平行平板状の複屈折結晶から成る第2の偏
光分離素子15と、これら第1及び第2の偏光分離素子
13,15間に設けられた、45°ファラデー回転子1
7及び入射光と出射光の各偏光方向を45°だけ異なら
せるための旋光子19とを具えたものであった。なお、
図7(A)において、21は入力用導波路例えば入力用
光ファイバ、23は出力用導波路例えば出力用光ファイ
バである。
【0005】この従来の光アイソレータ10では、公告
公報の第6欄に記載のとおり、入力用光ファイバ21か
らこのアイソレータ10に入力された光(順方向の光)
は、図7(B)に示したように、収束しつつある状態を
呈して出力用光ファイバ23に入射される。一方、出力
用光ファイバ23からこのアイソレータに入射された光
(逆方向の光)は、図7(C)に示したように、発散し
つつある状態を呈して入力用光ファイバ21側に至る。
したがって、逆方向の光は入力用光ファイバ23に収束
しないので、逆方向の光を入力用光ファイバ23に対し
絶縁することができた。
公報の第6欄に記載のとおり、入力用光ファイバ21か
らこのアイソレータ10に入力された光(順方向の光)
は、図7(B)に示したように、収束しつつある状態を
呈して出力用光ファイバ23に入射される。一方、出力
用光ファイバ23からこのアイソレータに入射された光
(逆方向の光)は、図7(C)に示したように、発散し
つつある状態を呈して入力用光ファイバ21側に至る。
したがって、逆方向の光は入力用光ファイバ23に収束
しないので、逆方向の光を入力用光ファイバ23に対し
絶縁することができた。
【0006】また、図8(A)は、特公昭61−588
09号公報に開示の偏光無依存型光アイソレータ30の
構成を説明するための図、また図8(B)及び(C)は
その動作を説明するための図である。この光アイソレー
タ30は、図8(A)に示したように、入力光を平行ビ
ームとする第1のレンズ31と、この第1のレンズ31
の後段に設けられテーパー角度θt を有したテーパー状
の複屈折物質板から成る第1の偏光分離素子33と、該
第1の偏光分離素子33の後段においてこの第1の偏光
分離素子33に対向させて配置されテーパー状の複屈折
物質板から成る第2の偏光分離素子35と、これら第1
及び第2の偏光分離素子33、35間に設けられた45
°ファラデー回転子37と、前記第2の偏光分離素子3
5の後段に設けられ平行光を集束するための第2のレン
ズ39とを具えたものであった。ただし、第2の偏光分
離素子35の光学軸は第1の偏光分離素子33の光学軸
に対し45°回転した状態となるよう、これら素子3
3,35は配置されている。なお、図8(A)におい
て、41は入力用導波路例えば入力用光ファイバ、43
は出力用導波路例えば出力用光ファイバである。
09号公報に開示の偏光無依存型光アイソレータ30の
構成を説明するための図、また図8(B)及び(C)は
その動作を説明するための図である。この光アイソレー
タ30は、図8(A)に示したように、入力光を平行ビ
ームとする第1のレンズ31と、この第1のレンズ31
の後段に設けられテーパー角度θt を有したテーパー状
の複屈折物質板から成る第1の偏光分離素子33と、該
第1の偏光分離素子33の後段においてこの第1の偏光
分離素子33に対向させて配置されテーパー状の複屈折
物質板から成る第2の偏光分離素子35と、これら第1
及び第2の偏光分離素子33、35間に設けられた45
°ファラデー回転子37と、前記第2の偏光分離素子3
5の後段に設けられ平行光を集束するための第2のレン
ズ39とを具えたものであった。ただし、第2の偏光分
離素子35の光学軸は第1の偏光分離素子33の光学軸
に対し45°回転した状態となるよう、これら素子3
3,35は配置されている。なお、図8(A)におい
て、41は入力用導波路例えば入力用光ファイバ、43
は出力用導波路例えば出力用光ファイバである。
【0007】この従来の光アイソレータ30では、入力
用光ファイバ41からこのアイソレータ30に入力され
た光(順方向の光)は、図8(B)に示したように、常
光oo および異常光ee に分離され、これらが互いに平
行な状態で第2のレンズ側に出力される。そして、この
第2のレンズ(8(B)では図示せず)により出力用光
ファイバ(同じく図示せず)に収束される。一方、出力
用光ファイバ23からこのアイソレータ30に入射され
た光(逆方向の光)は、図8(C)に示したように、常
光および異常光が角度を有した状態で第1のレンズ31
側に出力されるため入力用光ファイバ41に収束されな
い。したがって、逆方向の光を入力用光ファイバ41に
対し絶縁することができた。
用光ファイバ41からこのアイソレータ30に入力され
た光(順方向の光)は、図8(B)に示したように、常
光oo および異常光ee に分離され、これらが互いに平
行な状態で第2のレンズ側に出力される。そして、この
第2のレンズ(8(B)では図示せず)により出力用光
ファイバ(同じく図示せず)に収束される。一方、出力
用光ファイバ23からこのアイソレータ30に入射され
た光(逆方向の光)は、図8(C)に示したように、常
光および異常光が角度を有した状態で第1のレンズ31
側に出力されるため入力用光ファイバ41に収束されな
い。したがって、逆方向の光を入力用光ファイバ41に
対し絶縁することができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光アイソレ
ータをはじめ各種の光部品に対しては、小型化・集積化
の要求がますます高まっている。そして、集積化に当た
っては、主に、入力用及び出力用の光ファイバ間に様々
な光部品を配置しなければならないことに対する設計の
容易さを高めるという観点と、集積化モジュールの長期
信頼性を図るという観点から、平行光を扱える系を構成
することが、一般に行なわれる。
ータをはじめ各種の光部品に対しては、小型化・集積化
の要求がますます高まっている。そして、集積化に当た
っては、主に、入力用及び出力用の光ファイバ間に様々
な光部品を配置しなければならないことに対する設計の
容易さを高めるという観点と、集積化モジュールの長期
信頼性を図るという観点から、平行光を扱える系を構成
することが、一般に行なわれる。
【0009】このように平行光を扱える系を考えたと
き、特公昭58−28561号公報に代表される様な第
1及び第2の偏光分離素子を平行平板状結晶で構成して
いた光アイソレータでは、十分なアイソレーション特性
を得るには、光アイソレータの全長を長くする必要があ
る。具体的には、この出願に係る発明者の実験によれ
ば、ビーム直径が0.5mmの平行光線を仮定した場合
で、アイソレーション>40dBを得るためには、素子
全長は20mm程度、アイソレーション>60dBを得
るためにはその倍の40mm程度が必要となることが分
かった。このように、第1及び第2の偏光分離素子を平
行平板状結晶で構成した光アイソレータでは、小型化の
点でおのずと限界があると考える。
き、特公昭58−28561号公報に代表される様な第
1及び第2の偏光分離素子を平行平板状結晶で構成して
いた光アイソレータでは、十分なアイソレーション特性
を得るには、光アイソレータの全長を長くする必要があ
る。具体的には、この出願に係る発明者の実験によれ
ば、ビーム直径が0.5mmの平行光線を仮定した場合
で、アイソレーション>40dBを得るためには、素子
全長は20mm程度、アイソレーション>60dBを得
るためにはその倍の40mm程度が必要となることが分
かった。このように、第1及び第2の偏光分離素子を平
行平板状結晶で構成した光アイソレータでは、小型化の
点でおのずと限界があると考える。
【0010】さらに、第1及び第2の偏光分離素子を平
行平板状結晶で構成した光アイソレータでは、光アイソ
レータから出力される光線は入射光線の光軸の延長線上
に出力されずずれた位置に出力される。具体的にいえ
ば、例えば、図7(B)に示したように、入力光線の延
長線Lからある距離Yだけずれた位置に出力される。こ
のため、コリメータの軸調整等が煩雑になるという問題
点もある。
行平板状結晶で構成した光アイソレータでは、光アイソ
レータから出力される光線は入射光線の光軸の延長線上
に出力されずずれた位置に出力される。具体的にいえ
ば、例えば、図7(B)に示したように、入力光線の延
長線Lからある距離Yだけずれた位置に出力される。こ
のため、コリメータの軸調整等が煩雑になるという問題
点もある。
【0011】一方、特公昭61−58809号公報に開
示の光アイソレータでは、第1及び第2の偏光分離素子
をテーパー状の複屈折物質板で構成した分、平行平板状
の複屈折板を用いる場合に比べ、素子全長を短くでき
る。具体的には、この型の市販品の光りアイソレータで
あってビーム直径が0.5mmの平行光線を使用するも
のの場合で、アイソレーション>40dBを得るために
は、素子全長は〜10mm程度、アイソレーション>6
0dBを得るためには〜15mm程度と小型である。し
かし、この光アイソレータでは、出射光が常光と異常光
との二つに分かれた状態になり然もこれら光は入射光線
の光軸の延長線に対し同方向に共にシフトしてしまう。
つまり、図8(B)に示したように、常光o0 および異
常光ee が二つに分かれた状態になり然も入射光線の光
軸の延長線に対し同方向にシフトする。このため、コリ
メータの軸調整等が煩雑になるという問題点は依然生じ
る。さらに、例えば、入力光自体が異常光または常光の
一方である場合にそれに対応する出力光のみを考慮して
出力用ファイバの軸合わせをしてしまう危険がある。そ
うすると、入力光自体が異常光及び常光の双方である場
合に一方を集光できなくなるので、結合損失が生じるこ
とになる。また、入力光は異常光及び常光の双方である
が出力用の光ファイバの軸合わせを異常光または常光の
一方のみで行なってしまう危険もある。この場合も結合
損失が生じることになる。さらに、入力光の偏光状態が
常に変化しているような場合、偏光により結合損失が変
動するいわゆる偏波依存性損失(PDL)を生じる。
示の光アイソレータでは、第1及び第2の偏光分離素子
をテーパー状の複屈折物質板で構成した分、平行平板状
の複屈折板を用いる場合に比べ、素子全長を短くでき
る。具体的には、この型の市販品の光りアイソレータで
あってビーム直径が0.5mmの平行光線を使用するも
のの場合で、アイソレーション>40dBを得るために
は、素子全長は〜10mm程度、アイソレーション>6
0dBを得るためには〜15mm程度と小型である。し
かし、この光アイソレータでは、出射光が常光と異常光
との二つに分かれた状態になり然もこれら光は入射光線
の光軸の延長線に対し同方向に共にシフトしてしまう。
つまり、図8(B)に示したように、常光o0 および異
常光ee が二つに分かれた状態になり然も入射光線の光
軸の延長線に対し同方向にシフトする。このため、コリ
メータの軸調整等が煩雑になるという問題点は依然生じ
る。さらに、例えば、入力光自体が異常光または常光の
一方である場合にそれに対応する出力光のみを考慮して
出力用ファイバの軸合わせをしてしまう危険がある。そ
うすると、入力光自体が異常光及び常光の双方である場
合に一方を集光できなくなるので、結合損失が生じるこ
とになる。また、入力光は異常光及び常光の双方である
が出力用の光ファイバの軸合わせを異常光または常光の
一方のみで行なってしまう危険もある。この場合も結合
損失が生じることになる。さらに、入力光の偏光状態が
常に変化しているような場合、偏光により結合損失が変
動するいわゆる偏波依存性損失(PDL)を生じる。
【0012】この出願はこのような点に鑑みなされたも
のであり、したがってこの出願の第一の目的は、偏光依
存性のない光アイソレータであって、平行光を扱えかつ
小型化が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導
波路の軸調整が容易な光アイソレータを提供することに
ある。
のであり、したがってこの出願の第一の目的は、偏光依
存性のない光アイソレータであって、平行光を扱えかつ
小型化が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導
波路の軸調整が容易な光アイソレータを提供することに
ある。
【0013】また、この出願の第二の目的は、第一の目
的に加えさらにアイソレーション特性に優れる光アイソ
レータを提供することにある。
的に加えさらにアイソレーション特性に優れる光アイソ
レータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この第一の目的の達成を
図るため、この出願の第一発明によれば、第1の偏光分
離素子とこれに対向するように設けられた第2の偏光分
離素子と、これら第1及び第2の偏光分離素子間に設け
られた、45°ファラデー回転子および旋光子または1
/2波長板とを具える光アイソレータにおいて、第1及
び第2の偏光分離素子をウォラストンプリズムでそれぞ
れ構成してあることを特徴とする。
図るため、この出願の第一発明によれば、第1の偏光分
離素子とこれに対向するように設けられた第2の偏光分
離素子と、これら第1及び第2の偏光分離素子間に設け
られた、45°ファラデー回転子および旋光子または1
/2波長板とを具える光アイソレータにおいて、第1及
び第2の偏光分離素子をウォラストンプリズムでそれぞ
れ構成してあることを特徴とする。
【0015】また、この第一の目的の達成を図るため、
この出願の第二発明によれば、第1の偏光分離素子と、
これに対向するように設けられた第2の偏光分離素子
と、これら第1及び第2の偏光分離素子間に設けられた
45°ファラデー回転子とを具える光アイソレータにお
いて、第1及び第2の偏光分離素子をウォラストンプリ
ズムでそれぞれ構成してあることを特徴とする。
この出願の第二発明によれば、第1の偏光分離素子と、
これに対向するように設けられた第2の偏光分離素子
と、これら第1及び第2の偏光分離素子間に設けられた
45°ファラデー回転子とを具える光アイソレータにお
いて、第1及び第2の偏光分離素子をウォラストンプリ
ズムでそれぞれ構成してあることを特徴とする。
【0016】また、第二の目的の達成を図るため、この
出願の第三発明の光アイソレータによれば、第一発明の
光アイソレータを少なくとも2個直列に配置してあるこ
とを特徴とする。
出願の第三発明の光アイソレータによれば、第一発明の
光アイソレータを少なくとも2個直列に配置してあるこ
とを特徴とする。
【0017】また、この第二の目的の達成を図るため、
この出願の第四発明の光アイソレータによれば、第二発
明の光アイソレータを少なくとも2個直列に配置してあ
ることを特徴とする。
この出願の第四発明の光アイソレータによれば、第二発
明の光アイソレータを少なくとも2個直列に配置してあ
ることを特徴とする。
【0018】
【作用】第一発明の構成によれば、ウォラストンプリズ
ム、45°ファラデー回転子および旋光子(または1/
2波長板)それぞれが有する光学的特性を組み合わせた
光アイソレータを、構築できる。このため、入力光を第
1のウォラストンプリズムで常光および異常光に分離
し、これら分離された常光および異常光を第2のウォラ
ストンプリズムにより、入力光の光軸の延長線を挟むよ
うに互いに平行に出力させる一方、戻り光は第2のウォ
ラストンプリズムで常光および異常光に分離し、これら
分離された常光および異常光を第1のウォラストンプリ
ズムにより互いに非平行ならしめて出力させる、光アイ
ソレータを構築出来る。
ム、45°ファラデー回転子および旋光子(または1/
2波長板)それぞれが有する光学的特性を組み合わせた
光アイソレータを、構築できる。このため、入力光を第
1のウォラストンプリズムで常光および異常光に分離
し、これら分離された常光および異常光を第2のウォラ
ストンプリズムにより、入力光の光軸の延長線を挟むよ
うに互いに平行に出力させる一方、戻り光は第2のウォ
ラストンプリズムで常光および異常光に分離し、これら
分離された常光および異常光を第1のウォラストンプリ
ズムにより互いに非平行ならしめて出力させる、光アイ
ソレータを構築出来る。
【0019】また、第二発明の構成によれば、ウォラス
トンプリズムおよび45°ファラデー回転子それぞれが
有する光学的特性を組み合わせた光アイソレータを、構
築できる。このため、第一発明と同様な入力光に対する
特性および戻り光に対する特性を有する光アイソレータ
を構築出来る。
トンプリズムおよび45°ファラデー回転子それぞれが
有する光学的特性を組み合わせた光アイソレータを、構
築できる。このため、第一発明と同様な入力光に対する
特性および戻り光に対する特性を有する光アイソレータ
を構築出来る。
【0020】また、第三発明では第一発明の光アイソレ
ータを複数直列配置し、第四発明では第二発明の光アイ
ソレータを複数直列配置する。一般に、ファラデー回転
子の消光比は複屈折結晶の消光比より劣っている。この
ため、ファラデー回転子を用いる光アイソレータでは、
ファラデー回転子を構成する材料で決定される消光比に
よってアイソレーション特性が制約される。また、ファ
ラデー回転子を用いる光アイソレータにおいてアイソレ
ーション特性を制限する他の要因として、ファラデー回
転子の回転誤差がある。すなわち、回転誤差が原因で入
力側への戻り光を十分に除去できない場合があるのであ
る。しかし、第三及び第四発明のごとく光アイソレータ
を複数直列配置する構成では、入力側へ戻ろうとする光
(戻り光)は複数の光アイソレータを通過することにな
るので、上記ファラデー回転子の不完全性等に起因する
アイソレーション特性の劣化は改善でき、その分、アイ
ソレーションの高い光アイソレータを実現できる。
ータを複数直列配置し、第四発明では第二発明の光アイ
ソレータを複数直列配置する。一般に、ファラデー回転
子の消光比は複屈折結晶の消光比より劣っている。この
ため、ファラデー回転子を用いる光アイソレータでは、
ファラデー回転子を構成する材料で決定される消光比に
よってアイソレーション特性が制約される。また、ファ
ラデー回転子を用いる光アイソレータにおいてアイソレ
ーション特性を制限する他の要因として、ファラデー回
転子の回転誤差がある。すなわち、回転誤差が原因で入
力側への戻り光を十分に除去できない場合があるのであ
る。しかし、第三及び第四発明のごとく光アイソレータ
を複数直列配置する構成では、入力側へ戻ろうとする光
(戻り光)は複数の光アイソレータを通過することにな
るので、上記ファラデー回転子の不完全性等に起因する
アイソレーション特性の劣化は改善でき、その分、アイ
ソレーションの高い光アイソレータを実現できる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照してこの出願の各発明の実
施例についてそれぞれ説明する。ただし、説明に用いる
各図はこの発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、
形状及び配置関係を概略的に示してある。また、これら
の図において同様な構成成分については同一の番号を付
して示してある。
施例についてそれぞれ説明する。ただし、説明に用いる
各図はこの発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、
形状及び配置関係を概略的に示してある。また、これら
の図において同様な構成成分については同一の番号を付
して示してある。
【0022】1.第一発明の説明 図1は第一発明の実施例の光アイソレータ50の説明に
供する斜視図である。ただし、入力導波路例えば入力用
光ファイバ61、出力用導波路例えば出力用光ファイバ
63、およびコリメートレンズ59a、59bをも併せ
て示した図である。
供する斜視図である。ただし、入力導波路例えば入力用
光ファイバ61、出力用導波路例えば出力用光ファイバ
63、およびコリメートレンズ59a、59bをも併せ
て示した図である。
【0023】第一発明の実施例の光アイソレータ50
は、光入射側より、第1の偏光分離素子である第1のウ
ォラストンプリズム51と、45°ファラデー回転子5
3と、旋光子または1/2波長板55と、第2の偏光分
離素子である第2のウォラストンプリズム57とをこの
順に一つの軸上に具えた構成となっている。
は、光入射側より、第1の偏光分離素子である第1のウ
ォラストンプリズム51と、45°ファラデー回転子5
3と、旋光子または1/2波長板55と、第2の偏光分
離素子である第2のウォラストンプリズム57とをこの
順に一つの軸上に具えた構成となっている。
【0024】ここで、第1及び第2のウォラストンプリ
ズム51,57は、同じ構造のものであって一般的な構
造のもので構成出来る。すなわち、第1のウォラストン
プリズム51は、頂角がαの2つの直角プリズム51
a,51bを互いの光学軸が直交する配置で具えたもの
となっており、第2のウォラストンプリズム57は頂角
がαの2つの直角プリズム57a,57bを互いの光学
軸が直交する配置で具えたものとなっている。これらウ
ォラストンプリズム51,57の構成材料は例えば方解
石、水晶など、任意好適な材料で良い。なお、図1にお
いて、ウォラストンプリズムを構成している個々のプリ
ズム51a,51b,57a,57bのうちの、矢印付
きの棒線の記号を付したプリズム51a,57bは、光
学軸が矢印の方向と平行なプリズムであることを示し、
丸中にXを有した記号を付したプリズム51b,57a
は、光学軸が前記プリズム51a,57bの光学軸に対
し垂直なプリズムであることを示している(以下の各図
において同じ。)。そして、この実施例では、第1のウ
ォラストンプリズム51及び第2のウォラストンプリズ
ム55は、互いの対向面側に光学軸が同方向のプリズム
が位置するように(図1の例では丸中にXを有した記号
を付したプリズム51b,57aが対向するように)、
配置してある。
ズム51,57は、同じ構造のものであって一般的な構
造のもので構成出来る。すなわち、第1のウォラストン
プリズム51は、頂角がαの2つの直角プリズム51
a,51bを互いの光学軸が直交する配置で具えたもの
となっており、第2のウォラストンプリズム57は頂角
がαの2つの直角プリズム57a,57bを互いの光学
軸が直交する配置で具えたものとなっている。これらウ
ォラストンプリズム51,57の構成材料は例えば方解
石、水晶など、任意好適な材料で良い。なお、図1にお
いて、ウォラストンプリズムを構成している個々のプリ
ズム51a,51b,57a,57bのうちの、矢印付
きの棒線の記号を付したプリズム51a,57bは、光
学軸が矢印の方向と平行なプリズムであることを示し、
丸中にXを有した記号を付したプリズム51b,57a
は、光学軸が前記プリズム51a,57bの光学軸に対
し垂直なプリズムであることを示している(以下の各図
において同じ。)。そして、この実施例では、第1のウ
ォラストンプリズム51及び第2のウォラストンプリズ
ム55は、互いの対向面側に光学軸が同方向のプリズム
が位置するように(図1の例では丸中にXを有した記号
を付したプリズム51b,57aが対向するように)、
配置してある。
【0025】また、45°ファラデー回転子53は、磁
化によって入射光と出射光との偏光方向が45°(ほぼ
45°の場合も含む)だけ異なるように厚さtを定めた
もので、公知の磁気光学材料で構成してある。ただし、
この実施例では、45°ファラデー回転子53は、偏光
面を時計方向に45°回転させるよう設計したものとし
ている。
化によって入射光と出射光との偏光方向が45°(ほぼ
45°の場合も含む)だけ異なるように厚さtを定めた
もので、公知の磁気光学材料で構成してある。ただし、
この実施例では、45°ファラデー回転子53は、偏光
面を時計方向に45°回転させるよう設計したものとし
ている。
【0026】また、旋光子55(旋光子55の代わりに
1/2波長板であっても良い。以下同様。)は、入射光
と出射光との偏光方向が45°(ほぼ45°の場合も含
む)だけ異なるように厚さを定めた公知のものとしてあ
る。ただし、この実施例では、旋光子55は偏光面を反
時計方向に45°回転させるよう設計したものとしてい
る。
1/2波長板であっても良い。以下同様。)は、入射光
と出射光との偏光方向が45°(ほぼ45°の場合も含
む)だけ異なるように厚さを定めた公知のものとしてあ
る。ただし、この実施例では、旋光子55は偏光面を反
時計方向に45°回転させるよう設計したものとしてい
る。
【0027】上述した第一発明の実施例の光アイソレー
タ50は、以下のように動作する。この説明を図2
(A)及び(B)と図3とを参照して説明する。ここ
で、図2(A)は図1に示した入力用光ファイバ61か
らこの光アイソレータ50に光を入れた場合(順方向の
場合)に光がたどる軌跡を示した図、図2(B)は図1
に示した出力用光ファイバ63からこの光アイソレータ
50に光を入れた場合(逆方向の場合)に光(戻り光)
がたどる軌跡を示した図である。また、図3は、図2
(A)におけるP部分を拡大して示した図である。な
お、逆方向の場合のP部分での光の奇跡は図3の光の向
きを逆にしたものとなるので、逆方向の場合の拡大図は
省略する。
タ50は、以下のように動作する。この説明を図2
(A)及び(B)と図3とを参照して説明する。ここ
で、図2(A)は図1に示した入力用光ファイバ61か
らこの光アイソレータ50に光を入れた場合(順方向の
場合)に光がたどる軌跡を示した図、図2(B)は図1
に示した出力用光ファイバ63からこの光アイソレータ
50に光を入れた場合(逆方向の場合)に光(戻り光)
がたどる軌跡を示した図である。また、図3は、図2
(A)におけるP部分を拡大して示した図である。な
お、逆方向の場合のP部分での光の奇跡は図3の光の向
きを逆にしたものとなるので、逆方向の場合の拡大図は
省略する。
【0028】先ず、入力用光ファイバからこのアイソレ
ータ50に光が入力された場合(順方向の場合)、この
光は、図2(A)に示したように、第1のウォラストン
プリズム51において常光Eo と異常光Ee とにそれぞ
れ+φ、−φで分岐された後、45°ファラデー回転子
53に入る。これら常光及び異常光は45°ファラデー
回転子53においてその偏光面が45°それぞれ回転さ
れた後、旋光子55(1/2波長板でも良い。)に入
る。旋光子(或は1/2波長板)55に入った常光及び
異常光は、旋光子55(或は1/2波長板)においてそ
の偏光面が45°ファラデー回転子53と逆方向にそれ
ぞれ45°回転され(結局元に戻され)第2のウォラス
トンプリズム57に入る。
ータ50に光が入力された場合(順方向の場合)、この
光は、図2(A)に示したように、第1のウォラストン
プリズム51において常光Eo と異常光Ee とにそれぞ
れ+φ、−φで分岐された後、45°ファラデー回転子
53に入る。これら常光及び異常光は45°ファラデー
回転子53においてその偏光面が45°それぞれ回転さ
れた後、旋光子55(1/2波長板でも良い。)に入
る。旋光子(或は1/2波長板)55に入った常光及び
異常光は、旋光子55(或は1/2波長板)においてそ
の偏光面が45°ファラデー回転子53と逆方向にそれ
ぞれ45°回転され(結局元に戻され)第2のウォラス
トンプリズム57に入る。
【0029】第2のウォラストンプリズム57に入った
常光および異常光は、第2のウォラストンプリズム57
の入射側の結晶(プリズム57a)内部の常光・異常光
に対応しているので、第1のウォラストンプリズム51
においては入射光延長軸Lに対して角度φ,−φを持っ
ていたにもかかわらず、第2のウォラストンプリズム5
7を通過した後は入射光延長軸Lを挟んで互いに平行な
光となって出射される。このように、この第一発明の光
アイソレータ50によれば、これを順方向で動作させた
場合、常光および異常光は、入射光延長軸Lを中心にこ
の軸を挟んだ等距離の位置にそれぞれ出力される。ただ
し、これら常光および異常光の間隔は小さい。このた
め、出力用導波路例えば出力用光ファイバ63を入射光
延長軸Lに合わせるのみで、常光および異常光の各出力
光それぞれを出力用光ファイバに集光することができ
る。このため、軸調整が従来の光アイソレータに比べ容
易であり、かつ、常光および異常光の双方を確実に集光
できる(すなわち結合損失が生じにくい)光アイソレー
タを提供出来る。また、この第一発明の光アイソレータ
では、第1及び第2の偏光分離素子を平行平板状の結晶
ではなくウォラストンプリズムで構成したので、第1及
び第2の偏光分離素子を平行平板状の結晶で構成した場
合に比べ素子全長を小さく出来る。
常光および異常光は、第2のウォラストンプリズム57
の入射側の結晶(プリズム57a)内部の常光・異常光
に対応しているので、第1のウォラストンプリズム51
においては入射光延長軸Lに対して角度φ,−φを持っ
ていたにもかかわらず、第2のウォラストンプリズム5
7を通過した後は入射光延長軸Lを挟んで互いに平行な
光となって出射される。このように、この第一発明の光
アイソレータ50によれば、これを順方向で動作させた
場合、常光および異常光は、入射光延長軸Lを中心にこ
の軸を挟んだ等距離の位置にそれぞれ出力される。ただ
し、これら常光および異常光の間隔は小さい。このた
め、出力用導波路例えば出力用光ファイバ63を入射光
延長軸Lに合わせるのみで、常光および異常光の各出力
光それぞれを出力用光ファイバに集光することができ
る。このため、軸調整が従来の光アイソレータに比べ容
易であり、かつ、常光および異常光の双方を確実に集光
できる(すなわち結合損失が生じにくい)光アイソレー
タを提供出来る。また、この第一発明の光アイソレータ
では、第1及び第2の偏光分離素子を平行平板状の結晶
ではなくウォラストンプリズムで構成したので、第1及
び第2の偏光分離素子を平行平板状の結晶で構成した場
合に比べ素子全長を小さく出来る。
【0030】一方、出力用光ファイバ63から光アイソ
レータ50に光を入力した場合(逆方向の場合)、この
光は、図2(B)に示すように、第2のウォラストンプ
リズム57において常光Eo と異常光Ee とにそれぞれ
角度φ,−φで分岐され旋光子55(1/2波長板でも
良い。)に入る。これら常光および異常光は、旋光子5
5において偏光面が45°それぞれ回転された後、45
°ファラデー回転子53に入る。45°ファラデー回転
子53に入った常光及び異常光は、このファラデー回転
子53においてその偏光面が旋光子55と同方向にさら
に45°回転された後、第1のウォラストンプリズム5
1に入る。結局、逆方向の場合、第2のウォラストンプ
リズム57、旋光子55および45°ファラデー回転子
で構成された系において常光は異常光に異常光は常光に
それぞれ変換されて第1のウォラストンプリズム51に
入る。したがって、逆方向の動作では、第1のウォラス
トンプリズム51を通過する際、常光と異常光とは互い
に角度をもって入力光ファイバ側に出射されるので、出
力用光ファイバから入力された光(戻り光)は入力用光
ファイバに入らない(絶縁される)。
レータ50に光を入力した場合(逆方向の場合)、この
光は、図2(B)に示すように、第2のウォラストンプ
リズム57において常光Eo と異常光Ee とにそれぞれ
角度φ,−φで分岐され旋光子55(1/2波長板でも
良い。)に入る。これら常光および異常光は、旋光子5
5において偏光面が45°それぞれ回転された後、45
°ファラデー回転子53に入る。45°ファラデー回転
子53に入った常光及び異常光は、このファラデー回転
子53においてその偏光面が旋光子55と同方向にさら
に45°回転された後、第1のウォラストンプリズム5
1に入る。結局、逆方向の場合、第2のウォラストンプ
リズム57、旋光子55および45°ファラデー回転子
で構成された系において常光は異常光に異常光は常光に
それぞれ変換されて第1のウォラストンプリズム51に
入る。したがって、逆方向の動作では、第1のウォラス
トンプリズム51を通過する際、常光と異常光とは互い
に角度をもって入力光ファイバ側に出射されるので、出
力用光ファイバから入力された光(戻り光)は入力用光
ファイバに入らない(絶縁される)。
【0031】第一発明の実施例の光アイソレータ50で
あって、第1及び第2のウォラストンプリズム51、5
7を構成するための一軸結晶として方解石を用いたもの
での順方向および逆方向動作における図2(A)及び
(B)に示した光の軌跡中の角度φfo1 、φfe1 、φ
fo2 、φfe2 、φbo1 、φbe1 、φbo2 およびφbe2
を、スネルの法則にもとづいてそれぞれ算出する。ただ
し、これら角度は、ウォラストンプリズムの頂角αを例
えば1°および5°とした場合各々で算出する。この結
果を表1に示した。
あって、第1及び第2のウォラストンプリズム51、5
7を構成するための一軸結晶として方解石を用いたもの
での順方向および逆方向動作における図2(A)及び
(B)に示した光の軌跡中の角度φfo1 、φfe1 、φ
fo2 、φfe2 、φbo1 、φbe1 、φbo2 およびφbe2
を、スネルの法則にもとづいてそれぞれ算出する。ただ
し、これら角度は、ウォラストンプリズムの頂角αを例
えば1°および5°とした場合各々で算出する。この結
果を表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】なお、上述の実施例では、第1のウォラス
トンプリズム51と第2のウォラストンプリズム57と
を配置する際に、互いの対向面側に光学軸が同一方向の
プリズム51b,57aが位置するようにしていた。し
かし、第1及び第2のウォラストンプリズム51,57
の光学軸についての位置関係は、偏光の操作の仕方によ
っては変更できることは明らかであり、この実施例に限
られない。また、上述の実施例では、第1のウォラスト
ンプリズム51側に45°ファラデー回転子53が位置
しかつ第2のウォラストンプリズム57側に旋光子55
(1/2波長板でも良い。)が位置するように、45°
ファラデー回転子53と旋光子55とを配置していた。
しかし、45°ファラデー回転子53と旋光子55との
位置関係は、偏光の操作の仕方や第1及び第2のウォラ
ストンプリズム51,57の配置の仕方によって、入れ
替えできることは明らかであり、この実施例に限られな
い。つまり、第1及び第2のウォラストンプリズム、4
5°ファラデー回転子、旋光子(或は1/2波長板)の
配置は、入力光を第1のウォラストンプリズムで常光お
よび異常光に分離し、これら分離された常光および異常
光を第2のウォラストンプリズムからは、入力光の光軸
の延長線を挟むように互いに平行に出力でき、一方、戻
り光を第2のウォラストンプリズムで常光および異常光
に分離し、これら分離された常光および異常光を第1の
ウォラストンプリズムからより一層の角度をもって出力
できるような配置であれば任意である。
トンプリズム51と第2のウォラストンプリズム57と
を配置する際に、互いの対向面側に光学軸が同一方向の
プリズム51b,57aが位置するようにしていた。し
かし、第1及び第2のウォラストンプリズム51,57
の光学軸についての位置関係は、偏光の操作の仕方によ
っては変更できることは明らかであり、この実施例に限
られない。また、上述の実施例では、第1のウォラスト
ンプリズム51側に45°ファラデー回転子53が位置
しかつ第2のウォラストンプリズム57側に旋光子55
(1/2波長板でも良い。)が位置するように、45°
ファラデー回転子53と旋光子55とを配置していた。
しかし、45°ファラデー回転子53と旋光子55との
位置関係は、偏光の操作の仕方や第1及び第2のウォラ
ストンプリズム51,57の配置の仕方によって、入れ
替えできることは明らかであり、この実施例に限られな
い。つまり、第1及び第2のウォラストンプリズム、4
5°ファラデー回転子、旋光子(或は1/2波長板)の
配置は、入力光を第1のウォラストンプリズムで常光お
よび異常光に分離し、これら分離された常光および異常
光を第2のウォラストンプリズムからは、入力光の光軸
の延長線を挟むように互いに平行に出力でき、一方、戻
り光を第2のウォラストンプリズムで常光および異常光
に分離し、これら分離された常光および異常光を第1の
ウォラストンプリズムからより一層の角度をもって出力
できるような配置であれば任意である。
【0034】また、図1の例では各構成成分51、5
3、55および57をそれぞれ離した状態で図示してい
るが、これらを接触させた状態で配置する場合があって
も良い。
3、55および57をそれぞれ離した状態で図示してい
るが、これらを接触させた状態で配置する場合があって
も良い。
【0035】2.第二発明の説明 次に、この出願の第二発明の実施例について説明する。
図4は、第二発明の実施例の光アイソレータ70の説明
に供する斜視図である。ただし、第一発明の実施例同
様、この図4も、入力導波路61、出力用導波路63、
およびコリメートレンズ59a、59bを併せて示して
ある。
図4は、第二発明の実施例の光アイソレータ70の説明
に供する斜視図である。ただし、第一発明の実施例同
様、この図4も、入力導波路61、出力用導波路63、
およびコリメートレンズ59a、59bを併せて示して
ある。
【0036】第二発明の実施例の光アイソレータ70
は、光入射側より、第1の偏光分離素子である第1のウ
ォラストンプリズム51と、45°ファラデー回転子5
3と、第2のウォラストンプリズム57とをこの順に一
つの軸上に具えた構成となっている。ただし、第2のウ
ォラストンプリズム57は、その光軸が第1のウォラス
トンプリズムの光軸に対し45°回転された位置関係
(図4中にθで示した関係)となるように、配置してあ
る。第2のウォラストンプリズム57の配置を工夫する
ことにより、第一発明において設けていた旋光子(若し
くは1/2波長板)55を用いないこととしている。こ
の第二発明の光アイソレータの動作原理は、第一発明の
ものと基本的に同様であるので、その説明を省略する。
は、光入射側より、第1の偏光分離素子である第1のウ
ォラストンプリズム51と、45°ファラデー回転子5
3と、第2のウォラストンプリズム57とをこの順に一
つの軸上に具えた構成となっている。ただし、第2のウ
ォラストンプリズム57は、その光軸が第1のウォラス
トンプリズムの光軸に対し45°回転された位置関係
(図4中にθで示した関係)となるように、配置してあ
る。第2のウォラストンプリズム57の配置を工夫する
ことにより、第一発明において設けていた旋光子(若し
くは1/2波長板)55を用いないこととしている。こ
の第二発明の光アイソレータの動作原理は、第一発明の
ものと基本的に同様であるので、その説明を省略する。
【0037】なお、この第二発明の実施例では、第1の
ウォラストンプリズム51と第2のウォラストンプリズ
ム57とを配置する際に、互いの対向面側に光学軸が同
一方向のプリズム51b,57aが位置するようにして
いた。しかし、第1及び第2のウォラストンプリズム5
1,57の光学軸についての位置関係は、偏光の操作の
仕方によっては変更できることは明らかであり、この実
施例に限られない。
ウォラストンプリズム51と第2のウォラストンプリズ
ム57とを配置する際に、互いの対向面側に光学軸が同
一方向のプリズム51b,57aが位置するようにして
いた。しかし、第1及び第2のウォラストンプリズム5
1,57の光学軸についての位置関係は、偏光の操作の
仕方によっては変更できることは明らかであり、この実
施例に限られない。
【0038】<第一発明と第二発明との相違点について
>第一発明および第二発明の相違点として例えば次のよ
う点が挙げられる。
>第一発明および第二発明の相違点として例えば次のよ
う点が挙げられる。
【0039】旋光子(或は1/2波長板)55を設けな
い構成の第二発明の光アイソレータでは、出力光の偏光
面(2つの直交する偏光面)は、入力光の偏光面と異な
り45°回転した状態となる。このような状態では例え
ば以下の(i)、(ii)のような場合にそれぞれの項
(i)、(ii)に記載した余分な操作が必要になる。
い構成の第二発明の光アイソレータでは、出力光の偏光
面(2つの直交する偏光面)は、入力光の偏光面と異な
り45°回転した状態となる。このような状態では例え
ば以下の(i)、(ii)のような場合にそれぞれの項
(i)、(ii)に記載した余分な操作が必要になる。
【0040】(i)例えば定偏波ファイバー間に第二発
明の光アイソレータを取りつける場合には、光ファイバ
を光線方向を軸に回転させる等の調整が必要になる。
明の光アイソレータを取りつける場合には、光ファイバ
を光線方向を軸に回転させる等の調整が必要になる。
【0041】(ii)光アイソレータ70の後段に、入
射角θi ≠0のミラーにより、P偏光、S偏光それぞれ
で反射率の異なるような光部品を接続する場合に、この
光部品の有する偏波依存性損失(PDL)を、光アイソ
レータ70からの出力光が常光と異常光とでわずかに分
離していることを利用してなくするためには、光アイソ
レータ70と光部品との間で、偏波を回転させ常光と異
常光とをそれぞれP偏光、S偏光のどちらかに合致させ
てやる必要がある。
射角θi ≠0のミラーにより、P偏光、S偏光それぞれ
で反射率の異なるような光部品を接続する場合に、この
光部品の有する偏波依存性損失(PDL)を、光アイソ
レータ70からの出力光が常光と異常光とでわずかに分
離していることを利用してなくするためには、光アイソ
レータ70と光部品との間で、偏波を回転させ常光と異
常光とをそれぞれP偏光、S偏光のどちらかに合致させ
てやる必要がある。
【0042】ところが、旋光子(または1/2波長板)
55を具える構成の第一発明の光アイソレータでは、入
力光と出力光との偏光面を合致または90°回転させて
やることができるので、上記(i)、(ii)のような
場合でも各項に記載の操作は不要になるという利点があ
る。
55を具える構成の第一発明の光アイソレータでは、入
力光と出力光との偏光面を合致または90°回転させて
やることができるので、上記(i)、(ii)のような
場合でも各項に記載の操作は不要になるという利点があ
る。
【0043】また、第二発明の光アイソレータでは、第
2のウォラストンプリズム57をその光軸が第1のウォ
ラストンプリズム51の光軸に対し45°回転するよう
に配置する必要があるので、その分、光アイソレータの
作製が面倒になると考えられるが、第一発明ではそのよ
うな操作が不要であるので光アイソレータの作製が容易
と考えられる。
2のウォラストンプリズム57をその光軸が第1のウォ
ラストンプリズム51の光軸に対し45°回転するよう
に配置する必要があるので、その分、光アイソレータの
作製が面倒になると考えられるが、第一発明ではそのよ
うな操作が不要であるので光アイソレータの作製が容易
と考えられる。
【0044】一方、第二発明は、第一発明に比べ、旋光
子(または1/2波長板)55を用いない分、素子の小
型化が可能であるという利点を有している。
子(または1/2波長板)55を用いない分、素子の小
型化が可能であるという利点を有している。
【0045】3.第三発明の説明 第一発明の光アイソレータでは、ファラデー回転子53
を構成する材料によって消光比の限界が決められるので
これによりアイソレーション特性の限界が決まってしま
う。また、ファラデー回転子を用いた光アイソレータで
は、ファラデー回転子の回転誤差が原因で入力側への戻
り光を十分に除去できない場合もある。後者の原因によ
るアイソレーションの劣化は、第一発明の光アイソレー
タを直列接続することで改善できる。なぜなら、光アイ
ソレータを直列接続すると、戻り光が多数の光アイソレ
ータを通過するようになるので、ファラデー回転子の不
完全性等に起因するアイソレーション特性の劣化は改善
出来るからである。第三発明はその例である。図5に、
この第三発明の実施例として、第一発明の実施例の光ア
イソレータ50を2個直列に配置した例を示した。
を構成する材料によって消光比の限界が決められるので
これによりアイソレーション特性の限界が決まってしま
う。また、ファラデー回転子を用いた光アイソレータで
は、ファラデー回転子の回転誤差が原因で入力側への戻
り光を十分に除去できない場合もある。後者の原因によ
るアイソレーションの劣化は、第一発明の光アイソレー
タを直列接続することで改善できる。なぜなら、光アイ
ソレータを直列接続すると、戻り光が多数の光アイソレ
ータを通過するようになるので、ファラデー回転子の不
完全性等に起因するアイソレーション特性の劣化は改善
出来るからである。第三発明はその例である。図5に、
この第三発明の実施例として、第一発明の実施例の光ア
イソレータ50を2個直列に配置した例を示した。
【0046】この第三発明の実施例の光アイソレータに
順方向で光を入れた場合の、この光アイソレータにおけ
る光の軌跡を、図6(A)に示した。また、この第三発
明の実施例の光アイソレータに逆方向で光を入れた場合
の、この光アイソレータにおける光の軌跡を、図6
(B)に示した。第三発明の実施例の光アイソレータで
は、第一発明に比べアイソレーション特性を改善できる
ばかりでなく、これを順方向で動作させた場合の出力光
は常光および異常光ともに入力光の延長光軸上を進むよ
うになるという利点も得られることが分かる。また、逆
方向動作での常光および異常光の入力用光ファイバ側で
のなす角度は第一発明より大きくなることが分かる。
順方向で光を入れた場合の、この光アイソレータにおけ
る光の軌跡を、図6(A)に示した。また、この第三発
明の実施例の光アイソレータに逆方向で光を入れた場合
の、この光アイソレータにおける光の軌跡を、図6
(B)に示した。第三発明の実施例の光アイソレータで
は、第一発明に比べアイソレーション特性を改善できる
ばかりでなく、これを順方向で動作させた場合の出力光
は常光および異常光ともに入力光の延長光軸上を進むよ
うになるという利点も得られることが分かる。また、逆
方向動作での常光および異常光の入力用光ファイバ側で
のなす角度は第一発明より大きくなることが分かる。
【0047】第三発明の実施例の光アイソレータであっ
て、第1及び第2のウォラストンプリズム51、57を
構成するための一軸結晶として方解石を用いたものでの
順方向および逆方向動作における図6(A)及び(B)
に示した光の軌跡中の角度φfo3 、φfe3 、φfo4 、φ
fe4 、φbo3 、φbe3 、φbo4 およびφbe4 を、スネル
の法則にもとづいてそれぞれ算出する。ただし、これら
角度は、ウォラストンプリズムの頂角αを例えば1°お
よび5°とした場合各々で算出する。この結果を表2に
示した。
て、第1及び第2のウォラストンプリズム51、57を
構成するための一軸結晶として方解石を用いたものでの
順方向および逆方向動作における図6(A)及び(B)
に示した光の軌跡中の角度φfo3 、φfe3 、φfo4 、φ
fe4 、φbo3 、φbe3 、φbo4 およびφbe4 を、スネル
の法則にもとづいてそれぞれ算出する。ただし、これら
角度は、ウォラストンプリズムの頂角αを例えば1°お
よび5°とした場合各々で算出する。この結果を表2に
示した。
【0048】
【表2】
【0049】4.第四発明の説明 第二発明の光アイソレータの場合も、第三発明同様に、
第二発明の光アイソレータを直列接続することによりア
イソレーション特性を改善できる。第四発明はその点か
らなされたものである。具体的には、例えば、第二発明
の実施例の光アイソレータ70を少なくとも2個直列に
配置すれば良い。この第四発明の光アイソレータの動作
は基本的に第三発明と同様であるのでその説明は省略す
る。
第二発明の光アイソレータを直列接続することによりア
イソレーション特性を改善できる。第四発明はその点か
らなされたものである。具体的には、例えば、第二発明
の実施例の光アイソレータ70を少なくとも2個直列に
配置すれば良い。この第四発明の光アイソレータの動作
は基本的に第三発明と同様であるのでその説明は省略す
る。
【0050】
【発明の効果】上述した説明から明らかように、この出
願の第一発明の光アイソレータは、対向配置された第1
及び第2のウォラストンプリズムと、これらウォラスト
ンプリズム間に設けられた、45°ファラデー回転子お
よび旋光子または1/2波長板とを具えた構成となって
いる。また、第二発明の光アイソレータは、対向配置さ
れた第1及び第2のウォラストンプリズムと、これらウ
ォラストンプリズム間に設けられた45°ファラデー回
転子とを具えた構成となっている。このため、第一及び
第二発明それぞれでは、入力光を第1のウォラストンプ
リズムで常光および異常光に分離し、これら分離された
常光および異常光を第2のウォラストンプリズムから
は、入力光の光軸の延長線を挟むように互いに平行に出
力でき、一方、戻り光を第2のウォラストンプリズムで
常光および異常光に分離し、これら分離された常光およ
び異常光を第1のウォラストンプリズムからより一層の
角度をもって出力できる、光アイソレータを構築出来
る。このため、入出力光線にシフトがないので、従来複
雑で熟練を要していたコリメーター調整作業が極めて容
易になる。さらに、入出力光線にシフトがないので、こ
の発明の光アイソレータを他の光部品と共に集積化して
光モジュールを設計、製造する場合において、それら作
業が容易になるという利点も得られる。従って、偏光依
存性のない光アイソレータであって、平行光を扱えかつ
小型化が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導
波路の軸調整が容易な光アイソレータを提供することが
できる。
願の第一発明の光アイソレータは、対向配置された第1
及び第2のウォラストンプリズムと、これらウォラスト
ンプリズム間に設けられた、45°ファラデー回転子お
よび旋光子または1/2波長板とを具えた構成となって
いる。また、第二発明の光アイソレータは、対向配置さ
れた第1及び第2のウォラストンプリズムと、これらウ
ォラストンプリズム間に設けられた45°ファラデー回
転子とを具えた構成となっている。このため、第一及び
第二発明それぞれでは、入力光を第1のウォラストンプ
リズムで常光および異常光に分離し、これら分離された
常光および異常光を第2のウォラストンプリズムから
は、入力光の光軸の延長線を挟むように互いに平行に出
力でき、一方、戻り光を第2のウォラストンプリズムで
常光および異常光に分離し、これら分離された常光およ
び異常光を第1のウォラストンプリズムからより一層の
角度をもって出力できる、光アイソレータを構築出来
る。このため、入出力光線にシフトがないので、従来複
雑で熟練を要していたコリメーター調整作業が極めて容
易になる。さらに、入出力光線にシフトがないので、こ
の発明の光アイソレータを他の光部品と共に集積化して
光モジュールを設計、製造する場合において、それら作
業が容易になるという利点も得られる。従って、偏光依
存性のない光アイソレータであって、平行光を扱えかつ
小型化が可能で然も従来に比べて入力用および出力用導
波路の軸調整が容易な光アイソレータを提供することが
できる。
【0051】また、第三及び第四発明では、光アイソレ
ータを複数直列配置した分、45°ファラデー回転子の
不完全性に起因するアイソレーションの劣化を改善でき
るので、アイソレーション特性が改善できる。
ータを複数直列配置した分、45°ファラデー回転子の
不完全性に起因するアイソレーションの劣化を改善でき
るので、アイソレーション特性が改善できる。
【図1】第一発明の実施例の説明図である。
【図2】(A)及び(B)は、第一発明の光アイソレー
タの動作を説明するための図である。
タの動作を説明するための図である。
【図3】第一発明の光アイソレータの動作を説明するた
めの図であり、図2(A)のP部分の拡大図である。
めの図であり、図2(A)のP部分の拡大図である。
【図4】第二発明の実施例の説明図である。
【図5】第三発明の実施例の説明図である。
【図6】(A)及び(B)は、第三発明の光アイソレー
タの動作を説明するための図である。
タの動作を説明するための図である。
【図7】(A)〜(C)は、従来技術の説明図である。
【図8】(A)〜(C)は、他の従来技術の説明図であ
る。
る。
50:第一発明の実施例の光アイソレータ 51:第1のウォラストンプリズム 53:45°ファラデー回転子 55:旋光子または1/2波長板 57:第2のウォラストンプリズム 59a,59b:コリメートレンズ 61:入力用導波路 63:出力用導波路 70:第二発明の実施例の光アイソレータ
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】一方、特公昭61−58809号公報に開
示の光アイソレータでは、第1及び第2の偏光分離素子
をテーパー状の複屈折物質板で構成した分、平行平板状
の複屈折板を用いる場合に比べ、素子全長を短くでき
る。具体的には、この型の市販品の光アイソレータであ
ってビーム直径が0.5mmの平行光線を使用するもの
の場合で、アイソレーション>40dBを得るために
は、素子全長は〜10mm程度、アイソレーション>6
0dBを得るためには〜15mm程度と小型である。し
かし、この光アイソレータでは、出射光が常光と異常光
との二つに分かれた状態になり然もこれら光は入射光線
の光軸の延長線に対し同方向に共にシフトしてしまう。
つまり、図8(B)に示したように、常光o0 および異
常光ee が二つに分かれた状態になり然も入射光線の光
軸の延長線に対し同方向にシフトする。このため、コリ
メータの軸調整等が煩雑になるという問題点は依然生じ
る。さらに、例えば、入力光自体が異常光または常光の
一方である場合にそれに対応する出力光のみを考慮して
出力用ファイバの軸合わせをしてしまう危険がある。そ
うすると、入力光自体が異常光及び常光の双方である場
合に一方を集光できなくなるので、結合損失が生じるこ
とになる。また、入力光は異常光及び常光の双方である
が出力用の光ファイバの軸合わせを異常光または常光の
一方のみで行なってしまう危険もある。この場合も結合
損失が生じることになる。さらに、入力光の偏光状態が
常に変化しているような場合、偏光により結合損失が変
動するいわゆる偏波依存性損失(PDL)を生じる。
示の光アイソレータでは、第1及び第2の偏光分離素子
をテーパー状の複屈折物質板で構成した分、平行平板状
の複屈折板を用いる場合に比べ、素子全長を短くでき
る。具体的には、この型の市販品の光アイソレータであ
ってビーム直径が0.5mmの平行光線を使用するもの
の場合で、アイソレーション>40dBを得るために
は、素子全長は〜10mm程度、アイソレーション>6
0dBを得るためには〜15mm程度と小型である。し
かし、この光アイソレータでは、出射光が常光と異常光
との二つに分かれた状態になり然もこれら光は入射光線
の光軸の延長線に対し同方向に共にシフトしてしまう。
つまり、図8(B)に示したように、常光o0 および異
常光ee が二つに分かれた状態になり然も入射光線の光
軸の延長線に対し同方向にシフトする。このため、コリ
メータの軸調整等が煩雑になるという問題点は依然生じ
る。さらに、例えば、入力光自体が異常光または常光の
一方である場合にそれに対応する出力光のみを考慮して
出力用ファイバの軸合わせをしてしまう危険がある。そ
うすると、入力光自体が異常光及び常光の双方である場
合に一方を集光できなくなるので、結合損失が生じるこ
とになる。また、入力光は異常光及び常光の双方である
が出力用の光ファイバの軸合わせを異常光または常光の
一方のみで行なってしまう危険もある。この場合も結合
損失が生じることになる。さらに、入力光の偏光状態が
常に変化しているような場合、偏光により結合損失が変
動するいわゆる偏波依存性損失(PDL)を生じる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】(ii)光アイソレータ70の後段に、P
偏光、S偏光それぞれで反射率の異なるような光部品
(例えば、入射角θi ≠0のミラーなど)を接続する場
合に、この光部品の有する偏波依存性損失(PDL)
を、光アイソレータ70からの出力光が常光と異常光と
でわずかに分離していることを利用してなくするために
は、光アイソレータ70と光部品との間で、偏波を回転
させ常光と異常光とをそれぞれP偏光、S偏光のどちら
かに合致させてやる必要がある。
偏光、S偏光それぞれで反射率の異なるような光部品
(例えば、入射角θi ≠0のミラーなど)を接続する場
合に、この光部品の有する偏波依存性損失(PDL)
を、光アイソレータ70からの出力光が常光と異常光と
でわずかに分離していることを利用してなくするために
は、光アイソレータ70と光部品との間で、偏波を回転
させ常光と異常光とをそれぞれP偏光、S偏光のどちら
かに合致させてやる必要がある。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の偏光分離素子とこれに対向するよ
うに設けられた第2の偏光分離素子と、これら第1及び
第2の偏光分離素子間に設けられた、45°ファラデー
回転子および旋光子または1/2波長板とを具える光ア
イソレータにおいて、 第1及び第2の偏光分離素子をウォラストンプリズムで
それぞれ構成してあることを特徴とする光アイソレー
タ。 - 【請求項2】 第1の偏光分離素子と、これに対向する
ように設けられた第2の偏光分離素子と、これら第1及
び第2の偏光分離素子間に設けられた45°ファラデー
回転子とを具える光アイソレータにおいて、 第1及び第2の偏光分離素子をウォラストンプリズムで
それぞれ構成してあることを特徴とする光アイソレー
タ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光アイソレータを少な
くとも2個直列に配置してあることを特徴とする光アイ
ソレータ。 - 【請求項4】 請求項2に記載の光アイソレータを少な
くとも2個直列に配置してあることを特徴とする光アイ
ソレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12209794A JPH07333558A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 光アイソレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12209794A JPH07333558A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 光アイソレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07333558A true JPH07333558A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14827579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12209794A Pending JPH07333558A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 光アイソレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07333558A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008500536A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | コーニング インコーポレイテッド | 寄生反射を低減する光呼掛け装置および寄生反射を除去する方法 |
| CN102981268A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-20 | 西安交通大学 | 一种横向剪切量可调的双折射晶体分束器 |
| JP2013137542A (ja) * | 2007-10-09 | 2013-07-11 | Megaopto Co Ltd | 光学モジュール及びそれを含む光源装置 |
| WO2023189715A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | 株式会社東京精密 | レーザ光学系及びその調整方法並びにレーザ加工装置及び方法 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12209794A patent/JPH07333558A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008500536A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | コーニング インコーポレイテッド | 寄生反射を低減する光呼掛け装置および寄生反射を除去する方法 |
| JP4842930B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2011-12-21 | コーニング インコーポレイテッド | 寄生反射を低減する光呼掛け装置および寄生反射を除去する方法 |
| JP2013137542A (ja) * | 2007-10-09 | 2013-07-11 | Megaopto Co Ltd | 光学モジュール及びそれを含む光源装置 |
| CN102981268A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-20 | 西安交通大学 | 一种横向剪切量可调的双折射晶体分束器 |
| WO2023189715A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | 株式会社東京精密 | レーザ光学系及びその調整方法並びにレーザ加工装置及び方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |