JPH07335329A - 突入電流制限接続器 - Google Patents

突入電流制限接続器

Info

Publication number
JPH07335329A
JPH07335329A JP6130338A JP13033894A JPH07335329A JP H07335329 A JPH07335329 A JP H07335329A JP 6130338 A JP6130338 A JP 6130338A JP 13033894 A JP13033894 A JP 13033894A JP H07335329 A JPH07335329 A JP H07335329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
conductor
connector
inrush current
current limiting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6130338A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Muramatsu
博 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP6130338A priority Critical patent/JPH07335329A/ja
Publication of JPH07335329A publication Critical patent/JPH07335329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電源もしくは信号線の接続端に設
けられ、その接続時に生じる突入電流を抑制する突入電
流制限接続器に関し、構造を単純にしつつ、突入電流を
強く抑制する突入電流制限接続器を提供することを目的
とする。 【構成】 一方の接続端と電気的に短絡され、かつ導体
からなる第一の接片11と、その第一の接片11と当接
する経路に沿って先方に抵抗体からなる接触部12を有
し、かつ後方に導体からなる接触部13を有し、さらに
その接触部13が他方の接続端と電気的に短絡された第
二の接片14とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源の接続端もしくは
信号線の接続端に設けられ、これらを接続する際に生じ
る突入電流を抑制する突入電流制限接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器が商用電源その他の電源に接続
されると、電気機器の内部容量が急速に充電されて、大
きな突入電流を生じる。その突入電流が電源装置や電源
ラインを瞬間的に流れることにより、電圧が大きく変動
する。
【0003】このような電源電圧の変動は、電気機器に
誤動作を引き起こしたり、メモリ装置のデータを消失す
るなどの原因となっていた。そこで、このような突入電
流を抑制する接続器として、特公昭60−3744公報
記載の従来例が以下のように提案されている。
【0004】図9は、従来例の接続器を示す図である。
図において、電源プラグ81は、ピン82、83と、ピ
ン83よりも短いピン84とを有する。ピン82は受電
部85の第一の端子に接続され、ピン83は電流制限素
子86を介してピン84および受電部85の第二の端子
に接続される。また、電源ジャック87は、ピン82〜
84に対応する受口88〜90を個別に有する。受口8
8は電源91の第一の端子に接続され、受口89および
受口90は電源91の第二の端子に接続される。
【0005】このような構成の従来例では、電源プラグ
81を電源ジャック87に挿入すると、まずピン82、
83と受口88、89とが個別に接触し、受電部85は
電流制限素子86を直列に介して電源91に接続され
る。したがって、受電部85への突入電流は、電流制限
素子86によって制限される。この状態で、受電部85
の内部容量(図示されず。)は、電流制限素子86を介
して徐々に充電される。
【0006】さらに継続して電源プラグ81を電源ジャ
ック87に挿入すると、ピン84と受口90とが接触し
て電流制限素子86の両端が短絡され、受電部85が低
インピーダンスで電源91に接続される。
【0007】以上のように、一旦、電流制限素子86を
直列に介することにより、接続器のピン82、83と受
口88、89とが接触した瞬間の突入電流が抑制され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では、
接続の終了時に電流制限素子86が短絡される。その瞬
間に、受電部85の内部容量が十分に充電されていない
と、未充電分を充電するために突入電流が生じる。その
ため、図10に示すように、電流制限素子86の短絡時
(図中、時間が 1.0秒を示す瞬間。)に過大な突入電流
が生じていた。
【0009】なお、図において、横軸は時間を示し、縦
軸は突入電流を示す。また、設定条件は、電源91を10
Vとし、電流制限素子86を1kΩの抵抗とし、受電部
85の内部容量を 330μFとし、その内部容量に直列に
介される内部抵抗を 100Ωとし、内部容量に並列に設け
られる負荷抵抗を1kΩとした。
【0010】このような突入電流は、電源装置や電源ラ
インのインダクタ分を瞬間的に流れるため、供給される
電源の電圧を大きく変動させる。そのため、電気機器を
誤動作させたり、メモリ装置のデータを消失するなどの
重大な障害を生じていた。
【0011】したがって、電源の使用側では、突入電流
を考慮して、電源ラインに接続する電気機器を制限しな
ければならず、自由な機器の運用ができなかった。一
方、電源の供給側では、突入電流の発生を見込んで、通
常時の電流容量より遙かに大きな電流容量を備えなけれ
ばならなかった。
【0012】また、従来例では、電流制限素子86を電
源プラグ81の内部に組み込んで配線する場合には、電
源プラグの構造が複雑になった。さらに、電源プラグ8
1に有する接点の数は、最低3つ必要であった。そのた
め、電源ジャック87および電源プラグ81の形状およ
び構造が複雑になり、かつ電源プラグ81の着脱時には
強い力を必要とした。
【0013】さらに、商用電源で通常に使用される電源
ジャックは二接点であるため、上述のような電源プラグ
81をそのまま接続することができなかった。なお、こ
のような接続器を、電気機器の間で信号を送受する信号
線の接続器に用いた場合には、上述と同じ理由により、
信号線に生じる突入電流が十分に抑制できなかった。そ
のため、信号の送受部に過大な電流が流れ、故障するお
それがあった。そこで、電気機器の電源スイッチを一旦
切ってから信号線を接続したり、信号線に流れる電流を
制限する回路を別に付加する必要があった。
【0014】また、接点の数が多くなるため、特に複数
の信号を接続する場合に、接続器の構造は大変複雑にな
った。本発明は、構造を単純にしつつ、突入電流を強く
抑制する突入電流制限接続器を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
した発明に対応した原理図である。請求項1に記載した
発明は、一方の接続端と電気的に短絡され、かつ導体か
らなる第一の接片11と、その第一の接片11と当接す
る経路に沿って前側に抵抗体からなる接触部12を有
し、かつ後側に導体からなる接触部13を有し、さらに
その接触部13が他方の接続端と電気的に短絡された第
二の接片14とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載した発明は、前記接続端の
接続により形成される電気の往路に対して、復路の接続
端の両方を接続する接片を有し、これらの接片を前記第
一の接片11および第二の接片14にそれぞれ併設した
ことを特徴とする。
【0017】請求項3に記載した発明は、導体からなる
ピンと、先端側に抵抗体からなる接触部と後方側に導体
からなる接触部とを有するピンと、これらのピンを平行
して突設した絶縁部材とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項4に記載した発明は、導体からなる
受口と、先端側に抵抗体からなる接触部と後方側に導体
からなる接触部とを有する受口と、これらの受口を平行
して設けた絶縁部材とを備えたことを特徴とする。
【0019】図2は、請求項5に記載した発明に対応し
た原理図である。請求項5に記載した発明は、一方の接
続端と電気的に短絡された導体からなる接片21と抵抗
体からなる接片22とを有して、抵抗体の接片22の一
端側と導体の接片21とが電気的に短絡される第一のコ
ネクタ23と、その第一のコネクタ23と接続する経路
上に、抵抗体の接片22の他端側に対して接触間隔を置
いた接触部24を有し、かつ導体の接片21に対して上
記の接触間隔より離れた接触部25を有し、さらに、こ
れらの接触部24、25および他方の接続端が電気的に
短絡された第二のコネクタ26とを備えたことを特徴と
する。
【0020】請求項6に記載した発明は、前記接続端の
接続で形成される電気の往路に対して、復路の接続端の
両方を接続する接片を有し、かつ、これらの接片を前記
第一のコネクタ23および第二のコネクタ26にそれぞ
れ併設したことを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわる突入電流制限
接続器は、接片11と接片14とを当接すると、まず、
接片11は抵抗体からなる接触部12に接触する。この
ように抵抗体を介して接触することにより、電源もしく
は信号線の接続端が接触するときに生じる突入電流が抑
制される。
【0022】さらに、その接片11と接片14とが当接
する経路に沿って、接触部12と接片11とが摺接する
ことにより、接続端の間に介する抵抗値が徐々に減少す
る。このような抵抗値の減少に従って、電源もしくは信
号線の接続端を介して流れる電流は、徐々に増加し、接
続が終了した時点での定常値に近づく。また、接続時に
充放電される電源もしくは信号線の容量分は、このよう
な抵抗値の減少により、短い時定数で迅速に充放電され
る。
【0023】そして、接片11と接片14とが当接する
経路に沿って、導体13に接片11が接触することによ
り、両方の接続端が電気的に短絡される。この時点で
は、上述のように電源もしくは信号線に流れる電流値が
定常値に近く、かつ、容量分が迅速に充放電されている
ので、突入電流は小さく抑制される。
【0024】請求項3に記載の発明にかかわる突入電流
制限接続器は、二端子の電源プラグにおいて、一方の端
子の先端側に抵抗体を形成したものである。市販の電源
ジャックに接続する場合の作用は、請求項1記載の発明
と同じなので、ここでの説明を省略する。
【0025】請求項4に記載の発明にかかわる突入電流
制限接続器は、二端子の電源ジャックにおいて、一方の
受口の前縁に抵抗体を形成したものである。市販の電源
プラグと接続する場合の作用は、請求項1に記載の発明
と同じなので、ここでの説明を省略する。
【0026】請求項5に記載の発明にかかわる突入電流
制限接続器は、第一のコネクタ23と第二のコネクタ2
6とを接続すると、まず、接片22が接触部24に接触
する。
【0027】このように、接続端が抵抗体の接片22を
直列に介して接続されることにより、電源もしくは信号
線の接触時に流れる突入電流が抑制される。さらに、コ
ネクタ23、26が接続されると、接片22と接触部2
4とが摺接して、コネクタ23、26の間の抵抗値が徐
々に減少する。このような抵抗値の減少に従って、電源
もしくは信号線の接続端を介して流れる電流は、徐々に
増加し、接続が終了した時点での定常値に近づく。ま
た、接続時に充放電される電源もしくは信号線の容量分
は、このような抵抗値の減少により、短い時定数で迅速
に充放電される。
【0028】さらに、継続してコネクタ23、26が接
続されると、導体の接片21が接触部25に接触して、
両方の接続端が電気的に短絡される。この時点では、上
述のように電源もしくは信号線に流れる電流値が定常値
に近く、かつ、容量分が迅速に充放電されているので、
突入電流は小さく抑制される。
【0029】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は、請求項1、2、3に記載の発明に
対応した第一の実施例を示す図である。
【0030】図において、電源プラグ31はピン32、
33を有し、ピン33の先端側には有機導電材34が貼
付される。また、ピン32、33は受電部85の端子に
個別に接続される。また、電源ジャック36はピン3
2、33に対応する受口37、38を個別に有し、受口
37、38は電源91の端子に個別に接続される。
【0031】なお、本実施例と図1に示した原理図との
対応を示すと、有機導電材34は接触部12に対応し、
ピン33の導体の部分は接触部13に対応し、ピン33
は接片14に対応し、受口38は接片11に対応する。
【0032】以下、本実施例の動作を説明する。電源プ
ラグ31を電源ジャック36に接続すると、まず、ピン
32、33の先端側が受口37、38に個別に接触す
る。ピン33の先端側は、プラスチックその他の有機材
料に炭素や金属粉末を混入した抵抗材料の有機導電材3
4で覆われている。したがって、受電部85は有機導電
材34による抵抗分を直列に介して電源91に接続さ
れ、突入電流が抑制される。
【0033】さらに、電源プラグ31が電源ジャック3
6に挿入されると、有機導電材34と受口38との接触
面積が増す。図4に示すように、その接触面積の増加に
比例して、受電部85と電源91との間に介される抵抗
値が減少する。なお、図において、横軸には等速度で接
続を開始してからの時間を示し、縦軸にはピン33と受
口38との間の抵抗値を示す。
【0034】このように電源91と受電部85との間に
直列に介される抵抗分が徐々に減少するので、従来例の
ように電流制限素子86の抵抗値が不変の場合と比べ
て、受電部85に流れる電流が徐々に大きくなる。した
がって、受電部85の内部容量が迅速に充電される。ま
た、受電部85に流れる電流が増して、接続が終了した
時点での定常電流の値に近づく。
【0035】さらに、電源プラグ31を電源ジャック3
6に挿入すると、ピン33の導体の部分に受口38が接
触して、電源91と受電部85とが短絡される。その時
点では、上述のように受電部85の内部容量が迅速に充
電されており、かつ電流値が定常値に近いので、受電部
85に流れる突入電流は小さく抑制される。したがっ
て、図5に示すように、本実施例における突入電流の最
大値は、従来例(図10)に比べて、さらに小さく抑制
される。
【0036】なお、図5において、横軸は時間を示し、
縦軸は受電部85に流れる電流値を示す。本図では、時
間 1.0秒後にピン33の導体部と受口38とが接触した
場合を示す。また、受電部85および電源91の設定条
件は、従来例で示した図10の設定条件と同一である。
【0037】このように本実施例では、電源プラグ31
と電源ジャック36とが接触を開始した瞬間の突入電流
を抑制し、さらに、電源プラグ31と電源ジャック36
が短絡された瞬間の突入電流も抑制できる。
【0038】また、本実施例の電源プラグ31は、接点
の数が二つなので、二接点の商用電源にそのまま接続し
て、上述のように突入電流を抑制することができる。さ
らに、従来例のように電流制限素子86を配線する必要
が無く、電源プラグ31の形状および構造が単純にな
る。
【0039】なお、本実施例では、ピン33の前端側に
有機導電材34を貼付したが、例えば、ピン33の前端
側に有機導電塗料を塗布しても良い。このように有機導
電材もしくは有機導電塗料を用いることにより、抵抗体
の接触部分の耐久性および摺動性を高めることができ
る。さらに、有機導電塗料を塗布する場合は、有機導電
塗料を入れた容器にピン33を約半分沈めた後に、乾燥
させれば良く、大量のピン33を一度に加工することが
できる。
【0040】また、ピン33を抵抗体で形成し、その後
端側に導体を貼付、圧着もしくは蒸着しても良い。さら
に、ピンの後端部を導体で形成し、ピンの前端部を抵抗
体で形成し、それらを接合しても良い。
【0041】なお、本実施例は、電源プラグに適用した
例を示したが、信号線の接続器に適用しても良い。その
場合には、入力容量の大きな信号線を接続する際に生じ
る突入電流を抑制することができる。したがって、活線
状態での信号線の着脱が可能になる。また、複数の信号
線を接続する接続器に適用した場合には、従来例に比べ
て接点の数が少ないので、接続器の構造が単純になる。
【0042】また、請求項4に記載した発明の実施例と
して、電源ジャック36の受口37または受口38の前
縁部に抵抗体を形成しても良い。その場合には、従来の
電源プラグとそのまま接続することが可能であり、かつ
突入電流を抑制することができる。
【0043】なお、ピン32およびピン33の先端部に
それぞれ抵抗体を形成しても良く、また、受口37およ
び受口38の前縁部にそれぞれ抵抗体を形成しても良
い。図6は、請求項1、2に記載の発明に対応した第二
の実施例である。
【0044】図において、電源プラグ61は、円弧状の
金属片62、63を有し、金属片63の下側に有機導電
材64が貼付される。また、金属片62、63は、受電
部85の端子に個別に接続される。電源ジャック66に
は、金属片62、63に対応する円弧状の挿入口67、
68を個別に有し、挿入口67、68の円弧の端に対向
して受口67a、68aが個別に設けられる。受口67
a、68aは電源91の端子に個別に接続される。
【0045】なお、本実施例と図1に示す原理図との対
応を示すと、金属片63は接片14に対応し、有機導電
材64は接触部12に対応し、金属片63の導体が露出
した部分は接触部13に対応し、受口68aは接片11
に対応する。
【0046】以下、本実施例の動作を説明する。電源プ
ラグ61の金属片62、63は電源ジャック66の挿入
口67、68に挿入した状態で、図中の右回りに回転し
て嵌合する。
【0047】このように電源プラグ61を回転させる
と、まず、金属片62および受口67aが接触し、かつ
有機導電材64および受口68aが接触する。さらに、
電源プラグ61を回転させると、有機導電材64と受口
68aの接点の接触面積が増加する。
【0048】そして、回転の終了時には、金属片63と
受口68aとが接触する。本実施例では、上述の実施例
で説明した電気的な動作と同様にして、接触時の突入電
流および有機導電材64の短絡時の突入電流が抑制され
る。
【0049】図7は、請求項5、6に記載の発明に対応
した第一の実施例を示す図である。図において、電源プ
ラグ71は、導体のピン72およびサーメット抵抗体か
らなるピン73と、ピン73よりも短い導体のピン74
とを有する。ピン72は受電部85の第一の端子に接続
され、ピン73およびピン74は受電部85の第二の端
子に接続される。電源ジャック76は、ピン72〜74
に対応する受口77〜79を有する。受口77は電源9
1の第一の端子に接続され、受口78および受口79は
電源91の第二の端子に接続される。
【0050】なお、本実施例と図2の原理図との対応を
示すと、ピン73は接片22に対応し、ピン74は接片
21に対応し、受口78は接触部24に対応し、受口7
9は接触部25に対応する。
【0051】以下、本実施例の動作を説明する。電源プ
ラグ71が電源ジャック76に接続されると、まずピン
72、73が受口77、78と個別に接触する。このよ
うにして、ピン73を形成する抵抗体を直列に介して、
電源91と受電部85とが接続されることにより、接触
時の突入電流が抑制される。
【0052】さらに、電源プラグ71が電源ジャック7
6に挿入されると、ピン73と受口78との接点間の抵
抗体の長さが短くなって抵抗値が徐々に減少する。した
がって、受電部85に流れる電流が増加する。そのた
め、受電部85の内部容量は迅速に充電され、かつ接続
器を流れる電流値は定常値に近づく。
【0053】さらに、電源プラグ71と電源ジャック7
6とを接続すると、ピン74と受口79が接触して、電
源91と受電部85とが短絡される。その時点では、上
述のように、受電部85の内部容量が迅速に充電されて
おり、かつ受電部85に流れる電流値が定常値に近いの
で、突入電流は小さく抑制される。
【0054】このように本実施例では、電源プラグ71
と電源ジャック76とが接触を開始した瞬間の突入電流
を抑制しつつ、さらに、電源プラグ71と電源ジャック
76が低インピーダンスで接続された瞬間の突入電流も
抑制できる。
【0055】また、従来例のように電流制限素子86を
配線する必要が無く、電源プラグ71の形状および構造
が単純になる。なお、本実施例では、抵抗体で形成され
たピン73を用いたが、受口78を抵抗体で形成しても
良い。
【0056】また、本実施例では、ピン73をサーメッ
ト抵抗体から形成したが、抵抗体であれば良く、たとえ
ばピン状体に有機導電材などの抵抗材料を貼ってもよ
い。さらに、本実施例では、ピン74をピン73より短
くしているが、接触する際に時間差を生じれば良いの
で、例えば、図8に示すように、受口79を受口78よ
りも後退して設置しても良い。なお、本図において、図
7で示した構成と同じ構成には、同一の参照番号を付与
して示し、ここでの説明を省略する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明は、接片が接触した瞬間の突入電流が抵抗体によって
抑制されつつ、さらに継続して、抵抗体および接片が摺
接して抵抗値が徐々に減少することにより、抵抗体が短
絡した瞬間の突入電流も強く抑制できる。
【0058】また、従来例と比べて、電流制限素子の配
線が不要となるので、構造が単純化される。さらに、請
求項1乃至4に記載の発明は、従来例と比べて接点の数
が少ないので、構造がより単純化され、かつ小さな力で
接続器の着脱が行える。
【0059】このように、本発明を適用した電気機器で
は、突入電流を抑制することにより、突発的な電圧変動
が防止され、電気機器の動作が確実になる。また、電源
もしくは信号の送部に必要とされる電流容量を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明に対応した原理図
【図2】請求項5に記載の発明に対応した原理図
【図3】請求項1、2、3に記載の発明に対応した第一
の実施例を示す図
【図4】本実施例の抵抗値の時間変化を示す図
【図5】本実施例の突入電流の時間変化を示す図
【図6】請求項1、2に記載の発明に対応した第二の実
施例を示す図
【図7】請求項5、6に記載の発明に対応した第一の実
施例を示す図
【図8】請求項5、6に記載の発明に対応した第二の実
施例を示す図
【図9】従来例の接続器を示す図
【図10】従来例の突入電流の時間変化を示す図
【符号の説明】
11、14、21、22 接片 12、13、24、25 接触部 23、26 コネクタ 31、61、71 電源プラグ 32、33、72、73、74 ピン 34、64 有機導電材 36、66、76 電源ジャック 37、38、67a、68a、77〜79 受口 62、63 金属片 85 受電部 91 電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的な接続端の両方に設けられる突入
    電流制限接続器であって、 一方の接続端と電気的に短絡され、かつ導体からなる第
    一の接片(11)と、 前記第一の接片(11)と当接する経路に沿って前側に
    抵抗体からなる接触部(12)を有し、かつ後側に導体
    からなる接触部(13)を有し、さらにその接触部(1
    3)が他方の接続端と電気的に短絡された第二の接片
    (14)とを備えたことを特徴とする突入電流制限接続
    器。
  2. 【請求項2】 前記接続端の接続で形成される電気の往
    路に対して、復路の接続端の両方を接続する接片を有
    し、これらの接片を前記第一の接片(11)および第二
    の接片(14)にそれぞれ併設したことを特徴とする請
    求項1記載の突入電流制限接続器。
  3. 【請求項3】 導体からなるピン(32)と、 先端側に抵抗体からなる接触部と、後方側に導体からな
    る接触部とを有するピン(33)と、 前記ピン(32)およびピン(33)を平行して突設し
    た絶縁部材と、 を備えたことを特徴とする電源プラグ状の突入電流制限
    接続器。
  4. 【請求項4】 導体からなる受口と、 先端側に抵抗体からなる接触部と、後方側に導体からな
    る接触部とを有する受口と、 前記受口の両方を平行して設けた絶縁部材とを備えたこ
    とを特徴とする電源ジャック状の突入電流制限接続器。
  5. 【請求項5】 電気的な接続端の両方に設けられる突入
    電流制限接続器であって、 一方の接続端と電気的に短絡された導体からなる接片
    (21)を有し、かつ抵抗体からなる接片(22)を有
    し、さらに抵抗体の接片(22)の一端側と導体の接片
    (21)とが電気的に短絡された第一のコネクタ(2
    3)と、 前記第一のコネクタ(23)と接続する経路上に、前記
    抵抗体の接片(22)の他端側に対して接触間隔を置い
    た接触部(24)を有し、かつ前記導体の接片(21)
    に対して前記接触間隔より離れて接触部(25)を有
    し、さらに、これらの接触部(24、25)および他方
    の接続端が電気的に短絡された第二のコネクタ(26)
    とを備えたことを特徴とする突入電流制限接続器。
  6. 【請求項6】 前記接続端の接続で形成される電気の往
    路に対して、復路の接続端の両方を接続する接片を有
    し、これらの接片を前記第一のコネクタ(23)および
    第二のコネクタ(26)にそれぞれ併設した、 ことを特徴とする請求項5記載の突入電流制限接続器。
JP6130338A 1994-06-13 1994-06-13 突入電流制限接続器 Pending JPH07335329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6130338A JPH07335329A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 突入電流制限接続器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6130338A JPH07335329A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 突入電流制限接続器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07335329A true JPH07335329A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15031992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6130338A Pending JPH07335329A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 突入電流制限接続器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07335329A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077563A (ja) * 2001-08-01 2003-03-14 Tyco Electronics Corp 電気コネクタ
JP2003323929A (ja) * 2002-02-26 2003-11-14 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 耐アーク性端子対
JP2012129193A (ja) * 2010-11-25 2012-07-05 Denso Corp 電気接続端子
JP2016158322A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社日立製作所 電力変換装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603744B2 (ja) * 1977-01-07 1985-01-30 日本電気株式会社 突入電流制限接続器
JPS625574U (ja) * 1985-06-27 1987-01-13
JPS6386281A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 日本電気株式会社 コネクタ
JPS63116380A (ja) * 1986-10-28 1988-05-20 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン コネクタ
JPH01112576U (ja) * 1988-01-25 1989-07-28
JPH0320978A (ja) * 1989-06-19 1991-01-29 Hitachi Ltd コネクタ
JPH0325870A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Canon Inc コネクタ
JPH03220788A (ja) * 1990-01-25 1991-09-27 Nec Corp プラグイン型プリント基板
JPH03245482A (ja) * 1990-02-22 1991-11-01 Fujitsu Ltd 活性保守用コネクタ
JPH03131062U (ja) * 1990-04-18 1991-12-27
JPH042467U (ja) * 1990-04-19 1992-01-10

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603744B2 (ja) * 1977-01-07 1985-01-30 日本電気株式会社 突入電流制限接続器
JPS625574U (ja) * 1985-06-27 1987-01-13
JPS6386281A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 日本電気株式会社 コネクタ
JPS63116380A (ja) * 1986-10-28 1988-05-20 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン コネクタ
JPH01112576U (ja) * 1988-01-25 1989-07-28
JPH0320978A (ja) * 1989-06-19 1991-01-29 Hitachi Ltd コネクタ
JPH0325870A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Canon Inc コネクタ
JPH03220788A (ja) * 1990-01-25 1991-09-27 Nec Corp プラグイン型プリント基板
JPH03245482A (ja) * 1990-02-22 1991-11-01 Fujitsu Ltd 活性保守用コネクタ
JPH03131062U (ja) * 1990-04-18 1991-12-27
JPH042467U (ja) * 1990-04-19 1992-01-10

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077563A (ja) * 2001-08-01 2003-03-14 Tyco Electronics Corp 電気コネクタ
JP2003323929A (ja) * 2002-02-26 2003-11-14 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 耐アーク性端子対
JP2012129193A (ja) * 2010-11-25 2012-07-05 Denso Corp 電気接続端子
JP2016158322A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社日立製作所 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0265766B1 (en) A connector plug
JP3587193B2 (ja) 知的に識別可能なコネクタ
US6280209B1 (en) Connector with improved performance characteristics
CN102075090A (zh) 电源供应器、电源连接器组合及数据处理系统
CN217892742U (zh) Pdu模组装置、电源组件和电动汽车
US6310410B1 (en) Method and apparatus for reducing source voltage deviation in hot plug applications
JP4368015B2 (ja) 棒状グロープラグ
CN112997090B (zh) 车载dc/dc搭铁线检测电路
JP4345938B2 (ja) コンタクト
KR20230033289A (ko) 소켓 및 플러그 타입 전기배선용 커넥터 및 이를 이용한 배터리 충방전 시스템
CN108263238B (zh) 一种便携式充电枪
JPH0320978A (ja) コネクタ
CN209896394U (zh) 一种线束
JPH08180942A (ja) コネクタ
US5961353A (en) Adaptor for circuiting appliances to a cigarette lighter socket
CN219458214U (zh) 放电枪
CN117674353A (zh) 供电模组、电池仓和机器人
US6411053B1 (en) Electrical system
JPH0645031A (ja) 短絡機能付きコネクタ
JP3896231B6 (ja) 加熱及びイオン電流測定用システム並びにそのイオン電流測定用グロープラグ
CN217281502U (zh) 开关式电连接器
CN212085359U (zh) 电子设备
CN221828605U (zh) 电子设备的充电电路以及充电系统
CN223809701U (zh) 缓启动模块、供电设备和电子设备
JPH06151018A (ja) コネクタ回路