JPH0733603U - ルータの浮き上がりを防止したルータガイド治具 - Google Patents

ルータの浮き上がりを防止したルータガイド治具

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JPH0733603U
JPH0733603U JP6950593U JP6950593U JPH0733603U JP H0733603 U JPH0733603 U JP H0733603U JP 6950593 U JP6950593 U JP 6950593U JP 6950593 U JP6950593 U JP 6950593U JP H0733603 U JPH0733603 U JP H0733603U
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弘法 井手
勝正 山田
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルータによって複合材部品のトリミング加工
を行なう際に、ルータの浮き上がりを防止しながらルー
タの移動を案内するルータガイド治具の提供。 【構成】 ルータガイド治具は、ワークWに取付けられ
ワークと対向する角にガイド斜面34が形成されたトリ
ミングガイド板33と、ルータビット32が貫通する中
空軸36の長手方向にガイド板接触鍔37と浮き上がり
防止鍔38とが離間して形成され浮き上がり防止鍔にガ
イド斜面に接触可能な浮き上がり防止斜面39が形成さ
れたルータガイド35とを具えている。作業員は、ガイ
ド板接触鍔37と浮き上がり防止鍔38との間にトリミ
ングガイド板33を受け入れさせて、トリミングガイド
板を案内にしてルータ30を移動させ、ワークWにトリ
ミング加工を施す。浮き上がり防止鍔38はトリミング
ガイド板33に接触してルータ30の浮き上がりを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ルータによって、例えば、航空機の胴体、翼等に使用される複合材 料からなる部品のトリミング加工を行なう際に、ルータの浮き上がりを防止しな がらルータの移動を案内するための治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ルータによって、複合材部品(ワーク)の縁の形状を整えるトリミング 加工を行なうとき、図5に示すトリミングガイド板11とルータガイド12から なるルータガイド治具20が使用されている。 ルータ10には、複合材部品Wの余分な部分W1を切除するルータビット13 が取付けられている。ルータ10は、作業員に把持されて使用される。 ルータビット13は、チャック(図示省略)に保持され圧縮エアー又は電動モ ータ(図示省略)によって回転するようになっている。
【0003】 トリミングガイド板11は、クランプ(図示省略)によって複合材部品Wに取 付けられる板状の案内板であり、複合材部品Wをこれに倣って仕上げようとする 目的の形状に形成されている。 ルータガイド12は、ルータビット13を貫通させてルータ10に取付けられ ている。 ルータガイド12には、トリミングガイド板11の上面に接触する鍔14が形 成されている。
【0004】 ルータ10によるトリミング加工は、ルータビット13を回転させてルータガ イド12の鍔14と軸部15とをトリミングガイド板11の上面と縁に密着させ ながら、トリミングガイド板11の縁に沿ってルータ10を移動させることによ って行なわれる。 この結果、複合材部品Wの余分な部分W1が切除され、複合材部品Wは所望の 形状に仕上げられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ルータビットは、図6に示すような螺旋状の刃17、或いは図7、 図8に示すような軸に沿った真直ぐな刃18で複合材部品Wを削りながら余分な 部分W1を切除するため、複合材部品Wに上下振動を誘発し、ルータ10には図 5において矢印A方向の力が加わることがある。
【0006】 このため、トリミング作業中、作業員は矢印A方向の力に抗する力でルータ1 0を押さえ込みながら複合材部品Wの余分な部分W1を切除しなければならず、 作業能率が悪いという問題点を有している。 しかも、切削抵抗には変動があるため、矢印A方向の力が急激に大きくなった ような場合、ルータ10は急激に押し上げられ、ルータビット13の先端によっ てトリミングガイド板11や複合材部品Wの表面に損傷を与えるという問題点も 有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ワークに取付けられ前記ワークと対向する角にガイド斜面が形成さ れたトリミングガイド板と、ルータビットが貫通する中空軸の長手方向にガイド 板接触鍔と浮き上がり防止鍔とが離間して形成され前記浮き上がり防止鍔に前記 ガイド斜面に接触可能な浮き上がり防止斜面が形成されたルータガイドとを具え 、前記ガイド板接触鍔と前記浮き上がり防止鍔との間に前記トリミングガイド板 が受け入れられるルータガイド治具により、前記の課題を解決した。
【0008】
【作用】
トリミングガイド板は、ガイド斜面を複合材部品側にして複合材部品に取付け られる。ガイド斜面と複合材部品との間には、隙間が生じる。 作業員は、ルータを保持し、ルータビットを回転させながら、ガイド板接触鍔 と浮き上がり防止鍔との間にトリミングガイド板の縁を受け入れるようにしてル ータガイドをトリミングガイド板の縁に水平方向から押し付ける。 このとき、浮き上がり防止鍔は上記隙間に進入し、中空軸の部分がトリミング ガイド板の縁に圧接される。
【0009】 その後、作業員は、トリミングガイド板の縁にルータガイドを押し付けたまま 、ルータを移動させる。 これによって、複合材部品の余分な部分がルータビットによって切除され、複 合材部品は所望の形状に仕上げられる。 ルータを移動させているとき、ルータビットによってルータを押し上げるよう な力がルータに加わったとき、浮き上がり防止鍔は、トリミングガイド板に接触 してルータの浮き上がりを防止する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 ルータ30には、複合材部品(ワーク)Wの余分な部分W1を切除するルータ ビット32が取付けられている。 ルータビット32は、チャック31に保持され圧縮エアー又は電動モータ(図 示省略)によって回転するようになっている。 チャック31は、ルータビット32を直接保持する複数の爪41と、爪41を 締め込むナット42とで構成されている。爪41は、中空軸44の先端部分をス リット(図示省略)によって分割することによって形成されている。 中空軸44には、ルータビット32を交換する際、スパナを係合させる互いに 平行な一対の平坦面45,45(図2参照)が形成されている。 ルータ30は、作業員に把持されて使用される。
【0011】 トリミングガイド板33は、複合材部品(ワーク)Wにクランプ(図示省略) によって取付けられる板状の案内板であり、複合材部品Wをこれに倣って仕上げ ようとする目的の形状に形成されている。複合材部品Wと対向するトリミングガ イド板33の角には、ガイド斜面34が形成されている。
【0012】 ルータガイド35は、ルータ30にルータビット32と同軸的にねじ込まれて いる。 ルータガイド35は、ルータビット32が貫通する貫通孔43が形成された中 空軸36と、この中空軸36の長手方向に離間して形成されたガイド板接触鍔3 7と浮き上がり防止鍔38とで構成されている。 ルータガイド35は、ねじ部40によってルータ30に交換可能に取付けられ ている。 ルータガイド35とトリミングガイド板33は、ルータガイド治具50を構成 している。
【0013】 浮き上がり防止鍔38には、ガイド斜面34に接触可能な浮き上がり防止斜面 39が形成されている。 ガイド板接触鍔37と浮き上がり防止鍔38との間には、トリミングガイド板 33が受け入れられるようになっている。
【0014】 次に、トリミングガイド板33とルータガイド35とを使用して複合材部品W にトリミング加工を施す手順について説明する。 先ず、作業員によって、トリミングガイド板33が、ガイド斜面34を複合材 部品側にして複合材部品Wに取付けられる。ガイド斜面34と複合材部品Wとの 間には、隙間S1が生じる。 作業員は、ルータ30を保持し、ルータビット32を回転させながら、ガイド 板接触鍔37と浮き上がり防止鍔38との間にトリミングガイド板33の縁を受 け入れるようにしてルータガイド35をトリミングガイド板33の縁に水平方向 から押し付ける。 このとき、浮き上がり防止鍔38は隙間S1に進入し、中空軸36の部分がト リミングガイド板33の縁に圧接される。又、ガイド板接触鍔37は複合材部品 Wの上面に接触する。
【0015】 その後、作業員は、トリミングガイド板33の縁にルータガイド35を押し付 けたまま、ルータ30を移動させる。 ガイド斜面34と浮き上がり防止斜面39との間には、ルータ30を移動し易 くする隙間S2が生じている。 ルータ30の移動中、図3に示すように複合材部品Wの余分な部分W1がルー タビット32によって切除され、図4に示すように複合材部品Wは所望の形状に 仕上げられる。
【0016】 ルータ30を移動させているとき、ルータビット32によってルータ30を押 し上げるような力がルータ30に加わったとき、浮き上がり防止鍔38はトリミ ングガイド板33に接触してルータ30の浮き上がりを防止する。
【0017】
【考案の効果】
本考案のルータガイド治具は、ルータ浮き上がり防止鍔によってルータの浮き 上がりを防止することができ、ルータを押さえ込みながらトリミングガイド板に 沿って移動させる必要がなくなり、作業員のトリミング加工作業の能率を向上さ せることができる。 又、ルータの浮き上がりが防止されることによって、ルータビットによってト リミングガイド板とワークとに損傷を与えることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のルータガイド治具を具えたルータの正
面図であり、ルータビットに沿った半断面図である。
【図2】図1中2−2矢視断面図であり、チャックの部
分のみ示した図である。
【図3】図1に示すルータを用いて複合材部品にトリミ
ング加工を施している状態の斜視図である。
【図4】トリミング加工を施されて、製品化された複合
材部品の斜視図である。
【図5】従来のルータガイド治具の正面図である。
【図6】ルータビットの正面図である。
【図7】他のルータビットの正面図である。
【図8】図7中8−8矢視図である。
【符号の説明】
W 複合材部品(ワーク) 32 ルータビット 33 トリミングガイド板 34 ガイド斜面 35 ルータガイド 36 中空軸 37 ガイド板接触鍔 38 浮き上がり防止鍔 39 浮き上がり防止斜面 50 ルータガイド治具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに取付けられ前記ワークと対向す
    る角にガイド斜面が形成されたトリミングガイド板と、
    ルータビットが貫通する中空軸の長手方向にガイド板接
    触鍔と浮き上がり防止鍔とが離間して形成され前記浮き
    上がり防止鍔に前記ガイド斜面に接触可能な浮き上がり
    防止斜面が形成されたルータガイドとを具え、前記ガイ
    ド板接触鍔と前記浮き上がり防止鍔との間に前記トリミ
    ングガイド板が受け入れられることを特徴とする、ルー
    タガイド治具。
JP1993069505U 1993-12-02 1993-12-02 ルータの浮き上がりを防止したルータガイド治具 Expired - Lifetime JP2589476Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012093617A1 (ja) * 2011-01-05 2012-07-12 三菱重工業株式会社 端部加工装置

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CN103153509A (zh) * 2011-01-05 2013-06-12 三菱重工业株式会社 端部加工装置
CN103153509B (zh) * 2011-01-05 2015-06-17 三菱重工业株式会社 端部加工装置

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