JPH0733669Y2 - 長期保存即席麺 - Google Patents

長期保存即席麺

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JPH0733669Y2
JPH0733669Y2 JP1990092351U JP9235190U JPH0733669Y2 JP H0733669 Y2 JPH0733669 Y2 JP H0733669Y2 JP 1990092351 U JP1990092351 U JP 1990092351U JP 9235190 U JP9235190 U JP 9235190U JP H0733669 Y2 JPH0733669 Y2 JP H0733669Y2
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JP
Japan
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container
noodles
instant noodles
oil
long
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栄治 北風
久 小島
和成 高橋
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明星食品株式会社
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は長期保存可能な即席麺に関する。更に詳細に
は、本考案は少なくとも1年以上にわたって保存可能な
即席麺に関する。
[従来の技術] 即席麺は開発されてから30年近く経過し、日本人の食生
活に完全に溶け込んでいる。
即席麺は一般的に、油揚げ麺と非油揚げ麺に大別され
る。油揚げ麺の場合、製造過程で油熱処理が行われるた
め、保存期間中の油の酸敗および/または劣化などによ
り、その賞味期間はJAS(日本農林規格)で6か月とさ
れている。非油揚げ麺は油熱処理していないので油揚げ
麺よりも保存性の点は良好であるが、復元性の点で劣
り、また、老化の現象が生じる等の問題点があった。JA
Sでは非油揚げ麺でも賞味期間は6か月としている。
[考案が解決しようとする課題] 従って、本考案の目的は1年以上の長期間にわたって保
存可能な油熱処理完全味付け麺塊からなる即席麺を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案では、常法より製麺
処理し、AOM100時間以上の食用油脂で油揚げして得られ
た油熱処理完全味付け麺塊を、酸素透過性の大きな材料
からなる第1の容器に収納し、この第1の容器を酸素透
過性及び透湿性の小さな材料からなる第2の容器に収納
し、第2の容器内の空気を脱気した後、第2の容器を密
封したことを特徴とする長期保存即席麺を提供する。
[作用] 前記のように、本考案の即席麺は麺塊自体は酸素透過性
の大きな第1の容器に収納され、この第1の容器を酸素
不透過性の第2の容器に収納した後、第2の容器内の空
気を除去して第2の容器を密封する。その結果、第1の
容器内の空気もある程度少なくなり、第1の容器内の麺
塊が空気中の酸素により酸化される可能性が減少し、保
存性が向上する。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本考案の長期保存即席麺につ
いて更に詳細に説明する。
第1図に示されるように、本考案の長期保存即席麺1
は、酸素透過性の大きな材料からなる自立性の第1の容
器3内に、麺塊5を充填し、この麺塊の上面に“かや
く”などの具類7を載置し、第1の容器3の上面に蓋部
材9を被せ、第1の容器を密封する。次いで、この第1
の容器3を、酸素透過性および透湿性の低い材質からな
る第2の容器13内に収納する。その後、この第2の容器
内の空気を脱気し、次いで、第2の容器13を密封する。
所望により、第2の容器13内には公知の脱酸素剤11も収
納することができる。第2の容器内に脱酸素剤が収納さ
れていれば保存性が更に向上する。しかし、脱酸素剤の
使用は本考案の必須要件ではない。
別法として、第2図に示されるように、麺塊5を非自立
性の第1の容器3に密封収納することもできる。この場
合、“かやく”などの具類7も、酸素透過性の大きい包
材からなる別の非自立性の第1の容器3に密封収納する
こともできる。所望により脱酸素剤を使用することもで
きる。この場合、両方の第1の容器を脱酸素剤11と共
に、酸素透過性の低い第2の容器13内に収納し、脱気
後、密封する。
本考案において、第1の容器3内に収納される麺塊5
は、油熱処理完全味付け麺であることが好ましい。この
麺塊は、常法により製麺した後、蒸麺を調味液に浸漬又
は噴霧したものを、予備乾燥後、油揚げしたものであ
る。ここで、本考案の長期保存即席麺を作製するにあた
り、揚油として、AOM100時間以上の食用油脂を用いるこ
とが好ましい。AOM100時間未満の揚油では、常温(平均
20℃程度)で1年間保存する場合、外観上一部変色等が
発生することがある。AOM100時間以上の揚油であれば、
1年間保存した場合でも、外観上も良好であり、油脂の
酸敗による不快臭もなく、極めて良好な状態及び品質を
維持することができる。これには、硬化油(例えば、パ
ーム硬化油)又は抗酸化剤を添加したもの、あるいはこ
れらを併用したものなどが好適である。
なお、本考案で特に油熱処理完全味付け麺を使用する理
由は、スープ別添方式を採用したのでは、たとえスープ
中の水分を1%以下にし、酸素透過性および透湿性の低
いアルミニウム包材でパックしたとしても、1年未満で
ブロッキングや褐変を起こすためである。
“かやく”などの具類7は真空凍結乾燥法などの公知の
処理法により調製されたものである。本考案の長期保存
即席麺用の具類として重要なことは、水分活性が0.3未
満になるように調製されていなければならない。水分活
性が0.3以上になると、1年未満で変色、褐変などを起
こすことがある。
第1の容器の材質は、酸素透過性の大きなものであるこ
とが好ましい。この材質から構成される容器は自立性で
あっても、非自立性であってもよい。このような容器は
例えば、PSビーズおよびPSPなどを使用したものであ
る。容器の厚さ自体は特に限定されない。包装目的を果
たすのに必要十分な厚さであればよい。
また、第2の容器の材質は、第1の容器の材質と異な
り、酸素透過性および透湿性の出来るだけ低い包材であ
り、しかも、遮光性を有することが好ましい。例えば、
ONy/Al/PEのようなアルミのラミネート包材などが好適
に使用できる。密封は例えば、ヒートシールなどにより
容易に実施できる。
第2の容器内を脱気した後、該容器内に炭酸ガスおよび
/または窒素ガスなどの不活性ガスを再充填することも
可能である。
以下、具体例を挙げて本考案の長期保存即席麺の効果を
例証する。
実施例1 抗酸化剤を含有しない、AOM140時間のパーム硬化油を使
用し、常法により作製された油熱処理完全味付け麺を発
泡PSビーズからなる第1の容器に収納密封し、これをON
y/Al/PEからなる第2の容器に収納し、脱気後、ヒート
シールして密封した。
比較例 抗酸化剤を含有しない、AOM140時間のパーム硬化油を使
用し、常法により作製された油熱処理完全味付け麺を発
泡PSビーズからなる容器に収納密封し、この容器全体を
シュリンク包装した。
これらのサンプルを温度60℃、相対湿度70%の条件下で
1ケ月間虐待試験し、保存性を評価した。(60℃,70%R
Hで1ケ月間虐待試験を行うと、これは20℃で16ケ月間
保存したことに相当する。)試験開始時の各麺のAV値は
0.11で、POV値は7.6であった。試験終了後、実施例1の
麺のAV値は0.20で、POV値は15.6であった。これに対
し、比較例の麺のAV値は0.4で、POV値は105であった。J
ASに規定された油熱処理味付け麺の6ケ月賞味期限にお
けるAV値は3.0以下、POV値は30.0以下である。本考案の
即席麺は実質的に、20℃で16ケ月経過後でもこの基準値
をクリアーするが、比較例の即席麺はクリアーできな
い。虐待試験後の比較例の麺は高いPOV値によると思わ
れる不快な臭いを発し、食用に適する状態ではなかっ
た。本考案による麺は何れもこのような不快臭を有して
いなかった。従って、たとえ酸化されにくい揚油を使用
して即席麺を調製しても、従来通りの包装形態を採用し
たのでは、長期保存性を有する油熱処理完全味付け即席
麺は得られない。
以上の結果から、本考案による脱気二重包装は即席麺の
保存性を向上させるのに極めて効果的であることが理解
できる。
本考案を油熱処理完全味付け即席麺について説明してき
たが、本考案は非油揚即席麺についても実施できること
は当業者に自明である。
[考案の効果] 以上説明したように、油熱処理完全味付け麺を酸素透過
性の大きな第1の容器に収納し、この第1の容器を酸素
透過性および透湿性の低い第2の容器に収納し、脱気し
た後、密封すると優れた保存性が得られる。
実際、本考案の即席麺は優に1年以上の長期保存に耐え
ることができる。従って、本考案の即席麺は長期保存に
必要な防災用非常食料として特に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の長期保存即席麺の一例の模式的断面図
であり、第2図は別の例の模式的断面図である。 1……本考案の長期保存即席麺,3……第1の容器,5……
麺塊,7……“かやく",9……蓋部材,11……脱酸素剤,13
……第2の容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常法により製麺処理し、AOM100時間以上の
    食用油脂で油揚げして得られた油熱処理完全味付け麺塊
    を、酸素透過性の大きな材料からなる第1の容器に収納
    し、この第1の容器を酸素透過性及び透湿性の小さな材
    料からなる第2の容器に収納し、第2の容器内の空気を
    脱気した後、第2の容器を密封したことを特徴とする長
    期保存即席麺。
JP1990092351U 1990-08-31 1990-08-31 長期保存即席麺 Expired - Fee Related JPH0733669Y2 (ja)

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