JPH07336938A - 可動部材移動装置 - Google Patents

可動部材移動装置

Info

Publication number
JPH07336938A
JPH07336938A JP15528694A JP15528694A JPH07336938A JP H07336938 A JPH07336938 A JP H07336938A JP 15528694 A JP15528694 A JP 15528694A JP 15528694 A JP15528694 A JP 15528694A JP H07336938 A JPH07336938 A JP H07336938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable member
lens
moving device
drive motor
transmission shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15528694A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Yamawaki
隆太 山脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP15528694A priority Critical patent/JPH07336938A/ja
Publication of JPH07336938A publication Critical patent/JPH07336938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動モータの特性を変える必要がなく、高性
能を維持しつつ、且つ、材質も自由に選択できる可動部
材移動装置を提供する。 【構成】 ステッピングモータ1と、リードスクリュー
溝3が形成されていてステッピングモータ1により回転
する伝達軸2とは、支持部材4により支持されて、本体
固定側に取り付けられる。支持部材4の、後端面4aと
前端面4bとをつなぐ平面4cには段差部7が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラやスチル
カメラ等に用いられるレンズ移動装置におけるレンズ群
等の可動部材や、記録装置等に用いられる磁気ヘッド移
動装置あるいは光学ヘッド移動装置におけるヘッド部等
の可動部材のように、高精度な移動制御を要求される可
動部材移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオカメラやスチルカメラ
等に用いられる自動焦点調節(オートフォーカス)機構
や変倍(ズームあるいはズーミング)機構におけるレン
ズ移動装置のレンズ群等の可動部材や、記録装置等に用
いられる磁気ヘッド移動装置あるいは光学ヘッド移動装
置におけるヘッド部等の可動部材を、移動制御させるも
のとして、図7に示すような、駆動モータ11の伝達軸
12にリードスクリュー溝13を形成し、支持部材14
によって駆動モータ11と伝達軸12とを支持するよう
にした構成からなる駆動機構が知られている。そして、
レンズ群等やヘッド部等の可動部材は、直接にあるいは
係合部材を介してリードスクリュー溝13に、係合する
ようになっている。係合方法として、リードスクリュー
溝13と螺合する溝が形成された螺合部材を用いる方
法、リードスクリュー溝13に追従する小ボールを用い
る方法等がある。この駆動機構による作動は、駆動回路
からの所定の信号等によって駆動モータ11が所定角度
を回転すると、リードスクリュー溝13も同じ角度を回
転し、リードスクリュー溝13のネジ溝に案内されて、
リードスクリュー溝13と係合されたレンズ群等やヘッ
ド部等の可動部材が、リードスクリュー溝13の軸方向
に直線的に移動する。駆動モータ11の回転運動が可動
部材の直線的移動に変換される構成となっている。これ
により、レンズ群等においては光軸方向、ヘッド部等に
おいては走査方向あるいはトラッキング方向に移動する
ようになっている。
【0003】ところで、このような駆動機構を用いた場
合に、ビデオカメラ用のレンズ移動装置においては、例
えばズーミングのため可動部材であるレンズ群等が鏡筒
内を移動するとき、移動中に駆動モータからの振動によ
り可動部材が影響を受けて、撮影中に画像ユレが生じ
る。また、スチルカメラ用のレンズ移動装置において
は、可動部材であるレンズ群等の停止後に駆動モータか
らの振動が余韻として残留し、このような振動余韻が生
じると、合焦後直ちにシャッタ作動を行うことができ
ず、所望のシャッタチャンスを得るのが難しくなる。こ
うした不都合を避けるため、従来より種々の方法が提案
されてきている。また、このような不都合は、記録装置
等に用いられる磁気ヘッド移動装置あるいは光学ヘッド
移動装置におけるヘッド部等の可動部材においても、正
確なトラッキング作動を得るとともにトラッキング時間
の短縮を図るという点から問題であり、その対策が必要
であることは同様である。
【0004】特に、可動部材とリードスクリュー溝13
との係合部に関しては、多々提案されているが、可動部
材とリードスクリュー溝13との係合部での改善をして
も、次のような問題を有するものであった。すなわち、
駆動モータ11の起動・回動・停止の際の振動によっ
て、支持部材14全体が微振動を起こし、これが他の部
材や筺体全体の微振動となって、可動部材へ悪影響を及
ぼしていた。このような微振動があると、上述のような
画像ユレ等の問題が改善されず、不都合であった。また
筺体全体の振動により騒音発生となることもあった。
【0005】特に、位置制御が容易なため上述のような
可動部材移動装置に対して一般に好んで用いられること
が多いステッピングモータを駆動源とするとき、こうし
た不都合は、より明らかな傾向を示すことが多い。これ
を防止するため、従来においては、ステッピングモータ
のトルクや駆動周波数を低くしたり、支持部材14の材
質を変更したりすることにより、調整し対応していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
ピングモータのトルクを低くすると可動部材等の負荷に
対して不利となって立ち上がりが鈍くなり、また駆動周
波数を低くすると可動部材の移動速度が遅くなる等、い
ずれにしても応答速度・移動速度が悪くなるという性能
の低下となり、きわめて不都合であった。支持部材の材
質を変更することは、材質によってはコスト・アップと
なる、あるいは加工を難しくするなどの点から得策でな
いことが多く、結局選択範囲が狭く不都合であるという
欠点を有していた。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものでなり、その目的とするところは、駆動モータの特
性を変える必要がなく、且つ支持部材の材質も規制を受
けることなく幅広い素材の中から選択できて、製造を容
易にし、確実に振動や騒音を防止した安定した可動部材
移動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の可動部材移動装置は、可動部材を移動可能に
支持した固定部材と、可動部材を移動させるための駆動
モータと、リードスクリュー溝が設けられ駆動モータに
より回転させられる伝達軸と、可動部材と伝達軸とに係
合して伝達軸の回転を可動部材の移動に変換伝達する係
合部と、駆動モータと伝達軸とを支持し固定部材に取付
けられる支持部材とを備えていて、支持部材には振動を
抑制するための段差部が設けられるようにしたものであ
る。また、本発明の他の解決手段は、前記段差部は、プ
レスにより形成された複数の凹部であることとしたもの
である。さらに、本発明の他の解決手段は、可動部材は
光学的可動部材であり、固定部材は鏡筒部材であること
としたものである。
【0009】
【作用】段差部の形成により、支持部材の共振周波数が
所定の値に変更され、駆動モータ等からの振動に応答し
なくなり、他部材への振動伝達が防止される。また、段
差部の形成により、支持部材の機械的強度が増して制振
作用を増大させる。段差部を、プレスにより形成された
複数の凹部とすることにより、複数の共振周波数に対応
することができ、従って複数の共振現象が抑制防止され
る。
【0010】
【実施例】本発明は、種々の可動部材移動装置に適用さ
れるものであるが、好適なる一実施例として、ビデオカ
メラ用のレンズ移動装置に適用した場合について説明す
る。そこで、本発明の特徴的な部分についての説明の先
立って、まず、ビデオカメラ用のレンズ移動装置の一般
的に知られている全体的な構成について、図1及び図2
を用いて説明する。図1はビデオカメラ用のレンズ移動
装置の概略断面図で、ここでは模式的に示してある。図
2はビデオカメラ用のレンズ移動装置の斜視図で、特に
駆動機構部を分解した状態で示している。
【0011】101はレンズ鏡胴本体で、固定枠101
aにより最も被写体側に配される第一群レンズである対
物レンズ102を周知の方法・手段により固定してい
る。固定枠101bは、レンズ鏡胴本体101と一体に
形成されていて、第三群レンズ103を固着している。
マスターフランジ鏡胴部101dは、レンズ鏡胴本体1
01に一体に形成されている。104はガイドポール
で、レンズ鏡胴本体101に一体に形成された補助枠1
01cと固定枠101aとの間に架設され、第二群レン
ズである変倍レンズ105を保持した移動枠106がガ
イド部106aにて摺動自在に配設されている。107
は同じくガイドポールで、レンズ鏡胴本体101に一体
に形成された補助枠101cと固定枠101aとの間に
架設され、第二群レンズである変倍レンズ105を保持
した移動枠108がガイド部108a,108bにて摺
動自在に配設されている。
【0012】109はズーム用駆動モータである。ズー
ム用駆動モータ109の回転軸110はモータケース1
11の外部に所定の長さだけ延設されていて、この延設
部にリードスクリュー溝112が形成されている。な
お、リードスクリュー溝を有するシャフト部材を独立に
形成して、回転軸と嵌合するようにした構成としてもよ
い。113は支持部材で、ズーム用駆動モータ109お
よび回転軸110とを支持していて、レンズ鏡胴本体1
01に取付けられている。このようにズーム駆動機構部
が構成されている。
【0013】114はナット体で、リードスクリュー溝
112に螺合する溝が形成されていて、ガイドポール1
07に摺動案内される。ナット体114のガイドポール
107側の一端は、移動枠108のガイド部108a,
108bに挟持されて、移動枠108とナット体114
とが一体に移動することができるようになっている。ま
た、ナット体114のガイドポール107側の一端と、
ガイド部108aまたは108bとの間でスプリングバ
ネ又はゴム部材等を介在させて、弾性的に片寄せさせた
係合状態とするようにしてもよい。いずれの構成におい
ても、ズーム用駆動モータ109が回転すると、ナット
体114を介して移動枠108がその光軸方向に移動し
て、従って、第二群レンズである変倍レンズ105が、
光軸方向に直線線的に移動する。なお、ナット体114
と移動枠108との係合方法については、この実施例に
限定されるものではなく、例えばナット体114をガイ
ドポール107に摺動案内させずに適宜の手段により移
動枠108と係合させたり、あるいはナット体114と
移動枠108とを一体に形成するようにしてもよい。こ
のように、ナット体114は、ズーム用駆動モータ10
9の回転運動を変倍レンズ105の光軸方向の直線的移
動に変換するように作用している。
【0014】115は、図示しない制御回路からの信号
により所定の絞り作動を行う絞り羽根である。
【0015】116はガイドポールで、レンズ鏡胴本体
101に一体に形成された固定枠101bと補助枠10
1eとの間に架設され、第四群レンズであるフォーカス
レンズ117を保持した移動枠118がガイド部118
aにて摺動自在に配設されている。119は同じくガイ
ドポールで、レンズ鏡胴本体101に一体に形成された
固定枠101bと補助枠101eとの間に架設され、第
四群レンズであるフォーカスレンズ117を保持した移
動枠120がガイド部120a,120bにて摺動自在
に配設されている。
【0016】121はフォーカス用駆動モータである。
フォーカス用駆動モータ121の回転軸122はモータ
ケース123の外部に所定の長さだけ延設されていて、
この延設部にリードスクリュー溝124が形成されてい
る。なお、リードスクリュー溝を有したシャフト部材を
独立に形成して、回転軸と嵌合するようにした構成とし
てもよい。125は支持部材で、フォーカス用駆動モー
タ121および回転軸122とを支持していて、レンズ
鏡胴本体101に取付けられている。このようにフォー
カス駆動機構部が構成されている。
【0017】126はナット体で、リードスクリュー溝
124に螺合する溝が形成されていて、ガイドポール1
19に摺動案内される。ナット体126のガイドポール
119側の一端は、移動枠120のガイド部120a,
120bに挟持されて、移動枠120とナット体126
とが一体に移動することができるようになっている。ま
た、ナット体126のガイドポール117側の一端と、
ガイド部120aまたは120bとの間でスプリングバ
ネ又はゴム部材等を介在させて、弾性的に片寄せさせた
係合状態とするようにしてもよい。いずれの構成におい
ても、フォーカス用駆動モータ121が回転すると、ナ
ット体126を介して移動枠120がその光軸方向に移
動して、従って、第四群レンズであるフォーカスレンズ
119が、光軸方向に直線的に移動する。なお、ナット
体126と移動枠120との係合については、この実施
例に限定されるものではなく、例えばナット体126を
ガイドポール117に摺動案内させずに適宜の手段によ
り移動枠120と係合させたり、あるいはナット体12
6と移動枠120とを一体に形成するようにしてもよ
い。このように、ナット体126は、フォーカス用駆動
モータ121の回転運動をフォーカスレンズ119の光
軸方向の直線的移動に変換するように作用している。
【0018】なお、この実施例では、各レンズ群はそれ
ぞれ単一のレンズで構成されているが、必要に応じ、そ
の必要なレンズ群を複数のレンズで構成するようにして
も同様である。
【0019】ズーム用駆動モータ109のレンズ鏡胴本
体101への取り付けは、リードスクリュー溝112に
ナット体114を係合させた状態として、支持部材11
3をレンズ鏡胴本体101に配し、支持部材113の孔
113aをレンズ鏡胴本体101のネジ穴101fに合
わせて、図示しないネジで固定することにより行われ
る。同様に、フォーカス用駆動モータ121のレンズ鏡
胴本体101への取り付けは、リードスクリュー溝12
4にナット体126を係合させた状態として、支持部材
125をレンズ鏡胴本体101に配し、支持部材125
の孔125aをレンズ鏡胴本体101のネジ穴101g
に合わせて、図示しないネジで固定することにより行わ
れる。
【0020】以上のような構成において、撮影において
は、例えば所望の変倍に応じて第二群レンズである変倍
レンズ105がズーム用駆動モータ109により光軸方
向に直線的に移動させられ、それに連関して第四群レン
ズであるフォーカスレンズ117がフォーカス用駆動モ
ータ121により光軸方向に直線的に移動させられる。
そして、ビデオカメラにおいてこれらの移動が撮影中に
多く行われることは、通常のことである。
【0021】次に、図3〜図5により、駆動機構部の詳
細について説明する。ズーム駆動機構部とフォーカス駆
動機構部とは、基本的な構成は同様であるので、共通し
て説明する。1はステッピングモータで、駆動機構部の
駆動源となる。この駆動源の出力軸である伝達軸2には
リードスクリュー溝3が形成されている。4は支持部材
で、SUS等の材質から成っていて、ステッピングモー
タ1を支持する後端面4aと伝達軸2を支持する前端面
4bと、これらの面をつなぐ平面4cとを備えて支持し
ている。ステッピングモータ1と支持部材4との取り付
けは、図5に示すように取り付け孔4dを利用してネジ
5等を用いるとともに、支持部材4の後端面4aの孔4
eに伝達軸2の軸受6を固設して行われる。なお、取り
付け孔4dを利用してネジ5等を用いるのみのもので
も、あるいは支持部材4の後端面4aの孔4eに伝達軸
2の軸受6を固設して軸受6とステッピングモータ1と
を嵌合するのみのものであってもよい。
【0022】7は、この実施例では、プレスにより複数
形成された凹部にて構成した段差部で、支持部材4の伝
達軸2と平行な面4cに形成されていて、この実施例で
は、凹部となる側は、伝達軸2が配されている側の面と
なっている。段差部7がこのように支持部材4の面4c
に形成されることによって、実質的に支持部材4の共振
周波数が、段差部7が形成される前の共振周波数の値と
異なる値に変化する。この変化により支持部材4の共振
周波数とステッピングモータ1の共振周波数とが相対的
に異なるようになり、従来のような振動が発生しなくな
る。なお、この実施例では、凹部となる側は伝達軸2が
配されている側の面となっていて、面4cの伝達軸2と
は反対の面が凸部となっているが、伝達軸2が配されて
いる側が凸部となるように形成してもよく、省スペース
等の点から考慮されて形成される等、その選択の自由が
ある。また、各凹部の形状・大きさは全てを同一にする
ことなく互いに異なるようにしてもよく、その組合せは
種々多数採用することが可能である。
【0023】なお、ここで、本発明の特徴との比較をす
る意味で、従来の方法について確認する。従来において
は、弾性部材など振動吸収部材等の他部材を用いずに振
動を抑制防止する方法には、まず、支持部材を重くする
ことが挙げられる。支持部材を重くするには、厚さを増
したり等の体積を増大させる方法、密度の大きい材質の
材料を用いる方法等があるが、いずれにしても、軽量化
において不利であり、体積を増すのはスペース的にも不
利となる。次の方法として、用いる材料として材質の固
さの異なる材料に変更する方法で、一般的にはよりやわ
らかい材質のものが用いられる。しかしながら、強度の
点から不利であり、その選択幅は小さくなる。その他に
も、支持部材の外周縁部を例えば曲げ加工等により折り
曲げてリブを形成する方法があるが、共振しやすい振動
の条件(面積や長さ)は変わらないため、振動源の振動
が大きいとやはり共振が起こりやすく、また、このよう
な曲げ加工は支持部材の平面性を低下させ、さらに外周
縁部にリブを形成することは省スペースの点から不利で
ある。以上のように、これらの方法は、あらゆる振動に
対してある程度の防振作用が得られる反面、部材として
の共振の条件は変わらず共振しやすい因子を保有したま
まであり、、また上述のような不都合な点を有するもの
である。
【0024】一方、本発明に用いられる共振周波数を変
更する方法は、共振を起こし問題となっているその特定
の周波数に共振する部位の振動に着目して、その振動の
節となる部分を消失させるもので、この共振を起こす要
因となっている所定の面積や所定の長さを適切に分割し
て振動の節となる部分を消失させるものである。これに
より、その特定の周波数に対して何ら共振等の反応をす
ることがなくなる。従って、本発明の方法においては、
支持部材の形状・大きさが変更されても、それに対応し
て共振周波数を異なるものとすることが容易にできる。
【0025】この実施例のように、駆動モータを、例え
ばズーム用とフォーカス用との2箇所に用いる場合、そ
れぞれの可動部材であるレンズあるいはレンズ群の鏡胴
内の移動距離が異なるため、ズーム用駆動モータとフォ
ーカス用駆動モータとでは、その延設された伝達軸の長
さは異なる。従って、支持部材もその長さや大きさ等が
異なるが、本発明によれば、同一の材料にて形成し、上
述のようにそれぞれの共振周波数に対応して段差部7を
形成するだけで済むという利点がある。
【0026】従って、段差部7の形状・大きさ・高さや
その配置は、図3や図4に示されるものに限定されるこ
とはなく、さまざまに選択でき、例えば六角形状のハニ
カム形状とすることもよい。単に段差部を1箇所設けた
だけのものであってもよい。また、プレスによる形成に
限ることなく、研削・切削加工や酸化,エッチング等の
化学処理による肉抜き処理による形成であってもよい。
いずれにしても、段差部7は、段差部7が形成された支
持部材4の共振周波数f1 、該共振周波数f1の整数
倍、および該共振周波数f1 の既約分数倍のいずれも
が、ステッピングモータ1の共振周波数f0 と異なるよ
うに、形状および配置がなされるようにすることによ
り、完全に振動を防止することができる。従って、レン
ズ鏡胴本体側へ振動が伝達されることがなく、可動部材
の移動作動において何らその影響を与えない。
【0027】段差部7を、プレスにて構成することの、
より大きな利点は、その形成がきわめて容易であり、そ
の数や配置の変更もきわめて容易に且つ迅速に行え、ま
た、所定の剛性が必要とされる支持部材への影響がきわ
めて小さく、適切な形状・大きさの凹部とすることによ
りさらに剛性の向上になる等の点が挙げられる。
【0028】また、図6に示す支持部材8のように、半
抜き加工(絞り加工)により1つの段差部8dを形成す
る構成として、適正に形状・大きさ・高さ等を設定する
ことにより、共振が確実に解消されるとともに、支持部
材の各面の面精度及び各面同士の角度関係等が確保され
る。なお、段差部8dを形成する際、平面8cのどちら
側の面に段差部8dの例えば凸部面を配するかは他部品
への装着等を考慮して適宜決定する事項であり、例えば
省スペース等の理由により選択される。図6において、
後端面8aにステッピングモータ部が取り付けられ、前
端面8bに図示しない回転軸の先端側が支持される。ま
た、8eは、支持部材8を図示しない本体側に取付固定
するためのネジ等の部材のための孔である。なお、広い
面積を有する凹部面等の形成は例えば半抜き加工(絞り
加工)等により行われるが、面積が広くなると段差のあ
る部分での力の歪みが大きくなり腐食が発生しやすくな
るが、その場合には分割して段差部を複数形成する等の
変更が容易で、設計の自由度が大きい。
【0029】また、この実施例では、段差部7は、支持
部材4のうち最も大きな面積を有して共振を最も起こし
やすい面に形成されているので、支持部材4の機械的強
度が増強される点からも、振動に影響されることが少な
くなり、駆動モータ部と支持部材4とより成る構造物
(アセンブリ)としての全体の振動も制御されて、制振
作用が施される。
【0030】また、このような段差部7を形成されるだ
けでよいので、部材間の空いた空間を用いることが可能
で、省スペースとなり、従来と同様の大きさで振動防止
が可能で、大型とならない。特に、上述した実施例を始
めレンズ移動装置等のレンズ鏡胴のように、円筒状の固
定部材の外周部に駆動機構部を配設する場合には、省ス
ペースの点から凹凸の少ない構成とすることが望まれ、
本発明の構成はこの点においてもきわめて有利である。
【0031】以上のように、本発明が、撮影中のズーミ
ングが多く行われるビデオカメラ用レンズ移動装置にお
いて、撮影中の画像ユレ防止にきわめて効果を奏するこ
とはもちろんであるが、スチルカメラ用レンズ移動装
置、磁気ヘッド移動装置あるいは光学ヘッド移動装置に
おいても、その効果はきわめて大である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の可動部材移動装
置を用いることにより、駆動モータの振動は支持部材に
伝達されなくなる。したがって、可動部材への振動も防
止されて、高品質の画像が得られるとともに高速対応と
なる。また、機械的強度も向上されて、全体的な制振効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として用いられるビデオカメ
ラ用のレンズ移動装置の模式的に示した概略断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例として用いられるビデオカメ
ラ用のレンズ移動装置の斜視図で、特に駆動機構部を分
解した状態を示している。
【図3】本発明の実施例の駆動部を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例の駆動部を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例の駆動部を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示し、(A)は平
面図、(B)は一部を省略した側面図である。
【図7】従来例の駆動部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 伝達軸 3 リードスクリュー溝 4 支持部材 5 ネジ 6 軸受 7 段差部 8 支持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材を移動可能に支持した固定部材
    と、前記可動部材を移動させるための駆動モータと、リ
    ードスクリュー溝が設けられ前記駆動モータにより回転
    させられる伝達軸と、前記可動部材と前記伝達軸とに係
    合して前記伝達軸の回転を前記可動部材の移動に変換伝
    達する係合部と、前記駆動モータと前記伝達軸とを支持
    し前記固定部材に取付けられる支持部材とを備えてい
    て、前記支持部材には振動を抑制するための段差部が設
    けられたことを特徴とする可動部材移動装置。
  2. 【請求項2】 前記段差部は、プレスにより形成された
    複数の凹部により構成されることとした請求項1記載の
    可動部材移動装置。
  3. 【請求項3】 可動部材は光学的可動部材であり、固定
    部材は鏡筒部材であることとした請求項1または2記載
    の可動部材移動装置。
JP15528694A 1994-06-14 1994-06-14 可動部材移動装置 Pending JPH07336938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15528694A JPH07336938A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 可動部材移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15528694A JPH07336938A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 可動部材移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07336938A true JPH07336938A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15602585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15528694A Pending JPH07336938A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 可動部材移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07336938A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023763A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc モータ
JP2010208565A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
US7843093B2 (en) 2005-04-15 2010-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Driving device
JP2011145688A (ja) * 2000-03-30 2011-07-28 Canon Inc 光学要素の支持構造、それを用いた露光装置及び半導体デバイスの製造方法
JP2018011436A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 日本電産サンキョー株式会社 モータ装置および枠体の製造方法
JP2021060055A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 日本電産コパル株式会社 ギヤドモータ
CN114430223A (zh) * 2022-04-02 2022-05-03 新思考电机有限公司 透镜驱动用步进电机、方法、透镜驱动装置及摄像设备

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145688A (ja) * 2000-03-30 2011-07-28 Canon Inc 光学要素の支持構造、それを用いた露光装置及び半導体デバイスの製造方法
JP2003023763A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc モータ
US7843093B2 (en) 2005-04-15 2010-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Driving device
JP2010208565A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2018011436A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 日本電産サンキョー株式会社 モータ装置および枠体の製造方法
JP2021060055A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 日本電産コパル株式会社 ギヤドモータ
CN114430223A (zh) * 2022-04-02 2022-05-03 新思考电机有限公司 透镜驱动用步进电机、方法、透镜驱动装置及摄像设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9000654B2 (en) Ultrasonic motor and lens driving apparatus
KR20090026023A (ko) 카메라 렌즈 모듈
US8445837B2 (en) Vibration actuator for rotating a rotating axle and image capturing apparatus
CN111983767A (zh) 潜望式镜头模组及移动终端
JP2725491B2 (ja) レンズ駆動装置
US20210048682A1 (en) Optical device actuator and lens barrel provided with same
US7778538B2 (en) Lens barrel
US11782233B2 (en) Optical apparatus and image pickup apparatus
JP2002214505A (ja) レンズ駆動装置
US20100073787A1 (en) Piezoelectric-driving optical lens
JPH0514256Y2 (ja)
JPH1082941A (ja) 光学部品用駆動装置
JP2009139516A (ja) レンズ駆動装置
JP7581271B2 (ja) 光学装置、及びそれを有する撮像装置
JP5072787B2 (ja) 光学機器
JPH1066301A (ja) 小型モータ装置の出力軸加圧機構
JPH0634862A (ja) レンズ鏡筒
JP2005292466A (ja) 光学素子保持機構、レンズユニット及び光学機器
JP3185332B2 (ja) レンズ駆動装置
JP2000047086A (ja) 部品等の位置決め取付装置
KR20100046892A (ko) 카메라 모듈 및 이를 구비하는 디지털 영상 처리장치
JP2006058830A (ja) 携帯電話機搭載カメラの光学ユニット
JP2002062466A (ja) ピント調整機構
JP2714060B2 (ja) 自動合焦装置
KR0158856B1 (ko) 광픽업 액츄에이터의 트랙킹 및 포커싱 조정코일 보정장치