JPH0733848Y2 - 使用済み油の再生処理装置 - Google Patents

使用済み油の再生処理装置

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JPH0733848Y2
JPH0733848Y2 JP1990112806U JP11280690U JPH0733848Y2 JP H0733848 Y2 JPH0733848 Y2 JP H0733848Y2 JP 1990112806 U JP1990112806 U JP 1990112806U JP 11280690 U JP11280690 U JP 11280690U JP H0733848 Y2 JPH0733848 Y2 JP H0733848Y2
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oil
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信行 楠
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、使用済み油の再生処理装置に関し、詳細に
は、てんぷら、フライ等を揚げるために使用した油を再
生処理する装置に関する。
(従来の技術) てんぷら、フライ等を揚げるために使用した油は、使用
後ろ過して貯蔵し、再利用されている。通常、油のろ過
は、ろ紙又はろ過材を備えた油ろ過装置が使用され、ろ
過後の油の貯蔵は、油タンク等の貯蔵槽が使用されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来のろ過装置によれば、ろ紙、ろ過材
等を通過する油の通りが遅く、ろ過時間が長くかかる。
油のろ過は、油温が130℃以上の状態で行うのが第1条
件であり、ろ過時間が長くなると油温が下がり、良好に
ろ過できない。ろ過時間を短縮するためには、事前に大
きな揚げカス等を取り除く必要があり、手間がかかる。
また、ろ紙、ろ過材等の後処理についても同様に手間が
かかるという問題点がある。
ろ過後の油の貯蔵については、貯蔵槽に高温状態で注入
し、常温まで自然冷却し貯蔵しているため、常温に達す
るまでに長時間を要している。その結果、常温に達する
までの間に化学変化が生じ易く、品質が低下する傾向が
あり、油の再利用の効率が悪いという問題点がある。
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その課題は、使用後の油のろ過を迅速かつ簡単
に行うとともに、ろ過後の油の品質低下を抑制するよう
に貯蔵し、油の再利用効率の向上を図り得る油の再生処
理装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案は、油槽内の高温の
使用済み油をろ過した後に常温まで強制冷却して貯蔵す
る使用済み油の再生処理装置であつて、油槽内の高温の
使用済み油を吸入するポンプと、ポンプの吸込側に接続
され、目の大きさに変化をもたせて多層に重ねた網を有
するろ過用吸入口と、ポンプの吐出側に接続され、ポン
プで注入されるろ過後の使用済み油を貯蔵する油タンク
と、油タンク内に配置され、油タンクに注入されるろ過
後の使用済み油を冷却する冷却コイルとを備えているこ
とを特徴としている。
(作用) 油槽内の高温の使用済み油をポンプで吸引することによ
り、ろ過用吸入口を高温状態で強制的に通過させる。ろ
過用吸入口が目の大きさに変化をもたせて多層に重ねた
網を有していることから、揚げカス、油カス等の排カス
を大きいものから小さいものまでほぼ同時に分離し、排
カスをほとんど含まないようにろ過する。また、ろ過が
短時間で行なわれるため、ろ過中における使用済み油の
温度低下がほとんどない。これにより、化学変化が抑制
されるとともに、微細な排カスも円滑に分離されるた
め、ろ過中における使用済み油の品質低下が防止され
る。
ろ過された使用済み油は、ポンプで油タンクに短時間で
注入されるため、ろ過後から油タンクに注入されるまで
の温度低下がほとんどなく、この間における使用済み油
の品質低下が防止される。また、ろ過された使用済み油
は、高温状態で油タンクに注入され、注入された直後に
水等の冷媒を通した冷却コイルに接触するため、素早く
常温に冷却される。これにより、油タンク内における化
学変化が抑制され、品質の低下を招かないように貯蔵さ
れる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
第1図において、1は再生処理装置、2はポンプであ
る。このポンプ2の吸込側には耐油耐熱性の吸入ホース
3の一端が接続され、吸入ホース3の他端にはろ過用吸
入口4が着脱可能に装着されている。ろ過用吸入口4
は、第2図に拡大して示すように、目の大きさが異なる
円筒状の第1網4a、第2網4b及び第3網4cを層状に重ね
て保持具4dで保持し、この保持具4dを吸入口本体4eにワ
ンタツチ脱着方式で取り付けるようになつている。すな
わち、ろ過用吸入口4は簡単に分解できる構造になつて
おり、各網4a,4b,4cが目詰まりした際には、各網4a,4b,
4cを取り外して楽に清掃できる。なお、網は何層に重ね
てもよく、また形状は円筒形に限らず、油槽の形状、構
造等に応じた形状とし、油槽の底部まで挿入し得るよう
になつていればよい。
ポンプ2の吐出側には、連結管5により油タンク6が連
結され、ろ過後の油が上方から油タンク6に注入される
ようになつている。油タンク6は、ろ過後の油を貯蔵す
るもので、底部が下向きの円錐形に形成され、貯蔵中に
排カスが沈澱し易いようになつている。底部の下端に
は、排カスバルブ7が設けられ、沈澱した排カスを放出
するようになつている。また、排カスバルブ7の上方に
は、吐出バルブ8が設けられ、油タンク6内の油を再利
用する際には、上澄みのきれいな油を油槽に注入するよ
うになつている。油タンク6内には、ステンレスパイプ
で形成された冷却コイル9が配置されており、この冷却
コイル9に水等の冷媒を通すことにより、注入される高
温の油を素早く常温に冷却するようになつている。
本実施例は上記のように構成されており、油槽の油を次
のようにして再生処理する。
ろ過用吸入口4を油槽に挿入し、ポンプ2により油槽の
油を強制的に吸入する。吸入された油は、ろ過用吸入口
4を通る際に3層に重ねられた第1網4a、第2網4b及び
第3網4cで順次ろ過され、ほとんどの揚げカスが分離さ
れる。ろ過された油は、吸入ホース3、ポンプ2、連結
管5等を通り油タンク6に注入されるが、短時間でろ過
され温度低下が少ないため、高温状態で注入される。
油タンク6に注入された油は、冷却コイル9に接触して
素早く常温まで冷却されるため、貯蔵中における油の化
学変化による品質低下が抑制される。貯蔵された油を再
利用する際には、吐出バルブを開いて油槽に注入する
が、貯蔵中において微粒の排カスが吐出バルブ8よりも
下方の底部に沈澱するため、上澄みのきれいな油が注入
される。また、沈澱した排カスは、排カスバルブ7を開
くことにより放出される。
なお、本考案は本実施例に限定されるものではなく、例
えば第3図に示すように、再生処理装置1を台車10に取
り付けて使用するようにしてもよい。これにより、再生
処理装置1を楽に移動することができ、油槽から離れた
場所に保管することができる。また、壁掛け式に取り付
けるようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、油槽内の高温の使用済み油をポンプで
吸引して油タンクに注入するため、油槽から油タンクに
短時間でろ過して注入することができ、この間における
使用済み油の温度低下による化学変化を抑制することが
できる。また、油タンクに注入される使用済み油を冷却
コイルにより素早く常温まで冷却するため、常温まで温
度降下させる間の化学変化を抑制することができる。す
なわち、ろ過から貯蔵まで化学変化を招かないように温
度管理し、品質の低下を招かないように貯蔵することが
できる。
また、目の大きさに変化をもたせて多層に重ねた網を有
するろ過吸入口を高温状態で強制的に通過させてろ過す
ることから、微細な揚げカス、油カス等の排カスをもほ
とんど含まない状態で使用済み油を油タンクに注入する
ことができる。すなわち、排カスによる品質の低下を招
かないように貯蔵し、再使用時に再度ろ過することなく
使用し得る状態で貯蔵できる。
以上により、使用済み油を従来よりもはるかに再使用に
耐えうる品質、すなわち再利用効率の高いものとして再
生することが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は本考案の実
施例の吸入口を説明する拡大分解図、第3図は本考案の
他の実施例の正面図である。 1……再生処理装置、2……ポンプ、3……吸入ホー
ス、4……ろ過用吸入口、4a……第1網、4b……第2
網、4c……第3網、5……連結管、6……油タンク、7
……排カスバルブ、8……吐出バルブ、9……冷却コイ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油槽内の高温の使用済み油を吸引ろ過した
    後に常温まで強制冷却して貯蔵する使用済み油の再生処
    理装置であつて、油槽内の高温の使用済み油を吸入する
    ポンプ(2)と、ポンプ(2)の吸込側に接続され、目
    の大きさに変化をもたせて多層に重ねた網(4a,4b,4c)
    を有するろ過用吸入口(4)と、ポンプ(2)の吐出側
    に接続され、ポンプ(2)で注入されるろ過後の使用済
    み油を貯蔵する油タンク(6)と、油タンク(6)内に
    配置され、油タンク(6)に注入されるろ過後の使用済
    み油を冷却する冷却コイル(9)とを備えていることを
    特徴とする使用済み油の再生処理装置。
JP1990112806U 1990-10-26 1990-10-26 使用済み油の再生処理装置 Expired - Lifetime JPH0733848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990112806U JPH0733848Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 使用済み油の再生処理装置

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JP1990112806U JPH0733848Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 使用済み油の再生処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH0474508U JPH0474508U (ja) 1992-06-30
JPH0733848Y2 true JPH0733848Y2 (ja) 1995-08-02

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ID=31860325

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154847U (ja) * 1985-03-16 1986-09-25
JPS61187209U (ja) * 1985-05-15 1986-11-21

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JPH0474508U (ja) 1992-06-30

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