JPH0733859B2 - 補助変速装置付き変速機 - Google Patents
補助変速装置付き変速機Info
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- JPH0733859B2 JPH0733859B2 JP1120669A JP12066989A JPH0733859B2 JP H0733859 B2 JPH0733859 B2 JP H0733859B2 JP 1120669 A JP1120669 A JP 1120669A JP 12066989 A JP12066989 A JP 12066989A JP H0733859 B2 JPH0733859 B2 JP H0733859B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は補助変速装置付き変速機、即ち、通常使用され
る変速ギヤ比より大きな変速比を持つ車両用変速機に関
するものである。
る変速ギヤ比より大きな変速比を持つ車両用変速機に関
するものである。
従来、トラックなどが重量物を積載した状態で坂道発進
を行う場合や、4輪駆動車が泥地等を脱出する場合のよ
うに、大きな駆動力を必要とする場合に、所謂エマージ
ェンシーローと呼ばれる第1速ギヤより大きな補助変速
比が使用される。
を行う場合や、4輪駆動車が泥地等を脱出する場合のよ
うに、大きな駆動力を必要とする場合に、所謂エマージ
ェンシーローと呼ばれる第1速ギヤより大きな補助変速
比が使用される。
その一例として、実開昭63-202522号公報に記載のよう
に、変速機の出力軸と、2輪駆動と4輪駆動とを切り換
える2・4輪切換機構との間に補助変速装置を設けたも
のがある。この場合には、補助変速装置が、変速機の出
力軸上に回転自在に支持された第1歯車と、補助変速装
置の出力軸に一体に設けられた第2歯車と、出力軸を第
1歯車または第2歯車へ選択的に連結する切換スリーブ
と、第1歯車および第2歯車と噛み合う2個の歯車を備
えた平行軸とで構成されており、上記切換スリーブを軸
方向に摺動させることにより、変速機の出力軸の動力を
第1歯車,平行軸および第2歯車を介して補助変速装置
の出力軸へ伝達する低速比と、出力軸の動力をそのまま
補助変速装置の出力軸へ伝達する高速比とを切り換える
ようになっている。
に、変速機の出力軸と、2輪駆動と4輪駆動とを切り換
える2・4輪切換機構との間に補助変速装置を設けたも
のがある。この場合には、補助変速装置が、変速機の出
力軸上に回転自在に支持された第1歯車と、補助変速装
置の出力軸に一体に設けられた第2歯車と、出力軸を第
1歯車または第2歯車へ選択的に連結する切換スリーブ
と、第1歯車および第2歯車と噛み合う2個の歯車を備
えた平行軸とで構成されており、上記切換スリーブを軸
方向に摺動させることにより、変速機の出力軸の動力を
第1歯車,平行軸および第2歯車を介して補助変速装置
の出力軸へ伝達する低速比と、出力軸の動力をそのまま
補助変速装置の出力軸へ伝達する高速比とを切り換える
ようになっている。
ところが、上記のような補助変速装置の場合には、補助
低速比を得るために出力軸の動力を平行軸を介して補助
変速装置の出力軸へ伝達しなければならないため、2対
の歯車対が必要となり、部品数が多く、重量が増加する
という問題がある。また、変速機の副軸を支持する軸受
と補助変速装置の平行軸を支持する軸受とが干渉しない
ように、平行軸を支持する軸受を副軸の軸受に対して径
方向にずらした位置に配置せざるを得ず、補助変速装置
が大型化する問題があった。
低速比を得るために出力軸の動力を平行軸を介して補助
変速装置の出力軸へ伝達しなければならないため、2対
の歯車対が必要となり、部品数が多く、重量が増加する
という問題がある。また、変速機の副軸を支持する軸受
と補助変速装置の平行軸を支持する軸受とが干渉しない
ように、平行軸を支持する軸受を副軸の軸受に対して径
方向にずらした位置に配置せざるを得ず、補助変速装置
が大型化する問題があった。
このような問題を解決するものとして、実公昭54-44135
号公報のように、入力軸と出力軸との間に中間軸を同軸
的に配置し、これら軸と平行に副軸を配置した補助変速
装置付変速機が知られている。副軸は前方へ延長され、
入力軸と副軸の前端部との間に補助変速用の歯車対が設
けられる。そして、副軸の後部と出力軸との間に変速歯
車対が設けられる。
号公報のように、入力軸と出力軸との間に中間軸を同軸
的に配置し、これら軸と平行に副軸を配置した補助変速
装置付変速機が知られている。副軸は前方へ延長され、
入力軸と副軸の前端部との間に補助変速用の歯車対が設
けられる。そして、副軸の後部と出力軸との間に変速歯
車対が設けられる。
この補助変速装置付き変速機の場合には、補助変速装置
の歯車対が1対で済むため、部品数を削減できるととも
に、重量を軽減できる利点がある。
の歯車対が1対で済むため、部品数を削減できるととも
に、重量を軽減できる利点がある。
しかしながら、補助変速装置が変速機の入力側に配置さ
れているため、入力トルクが補助変速装置により増大
し、この増大したトルクが変速歯車対や同期装置に作用
することになる。そのため、変速歯車対の強度が必要に
なり、歯車が大型化するという欠点がある。また、同期
装置には変速比の2乗に比例した負荷が掛かるが、上記
のように補助変速装置を入力側に配置すると、同期装置
の負荷も増大し、シフト性能を悪化させる欠点がある。
れているため、入力トルクが補助変速装置により増大
し、この増大したトルクが変速歯車対や同期装置に作用
することになる。そのため、変速歯車対の強度が必要に
なり、歯車が大型化するという欠点がある。また、同期
装置には変速比の2乗に比例した負荷が掛かるが、上記
のように補助変速装置を入力側に配置すると、同期装置
の負荷も増大し、シフト性能を悪化させる欠点がある。
そこで、本発明の目的は、部品数が少なく、軽量で、か
つ小型の補助変速装置付き変速機を提供することにあ
る。
つ小型の補助変速装置付き変速機を提供することにあ
る。
他の目的は、歯車や同期装置の負担を増大させない補助
変速装置付き変速機を提供することにある。
変速装置付き変速機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンにより
駆動される入力軸と、この入力軸の後側に同軸上に配置
された中間軸と、中間軸の後側に同軸上に配置された出
力軸と、これら軸と平行に配置された副軸とを具備し、
入力軸と副軸の前部との間に所定の変速段を構成する変
速歯車対を設けるとともに、これら変速歯車対を選択的
に駆動して1つの変速比を実現する同期装置を設け、上
記副軸の後部に第1歯車を固定するとともに、中間軸に
副軸の第1歯車と噛み合う第2歯車を固定し、入力軸と
中間軸との間に両軸を直結する直結段と両軸を直結しな
い非直結段とを切り換える切換装置を設け、第1歯車よ
り後部の副軸上に補助変速用の第3歯車を固定するとと
もに、出力軸上に第3歯車と噛み合う第4歯車を回転自
在に支持し、中間軸と出力軸との間に、両軸を直結する
直結段と、出力軸と第4歯車とを連結する補助変速段と
を切り換える高低速切換装置とを設けたものである。
駆動される入力軸と、この入力軸の後側に同軸上に配置
された中間軸と、中間軸の後側に同軸上に配置された出
力軸と、これら軸と平行に配置された副軸とを具備し、
入力軸と副軸の前部との間に所定の変速段を構成する変
速歯車対を設けるとともに、これら変速歯車対を選択的
に駆動して1つの変速比を実現する同期装置を設け、上
記副軸の後部に第1歯車を固定するとともに、中間軸に
副軸の第1歯車と噛み合う第2歯車を固定し、入力軸と
中間軸との間に両軸を直結する直結段と両軸を直結しな
い非直結段とを切り換える切換装置を設け、第1歯車よ
り後部の副軸上に補助変速用の第3歯車を固定するとと
もに、出力軸上に第3歯車と噛み合う第4歯車を回転自
在に支持し、中間軸と出力軸との間に、両軸を直結する
直結段と、出力軸と第4歯車とを連結する補助変速段と
を切り換える高低速切換装置とを設けたものである。
本発明の変速機は、従来のように入力軸から減速歯車対
を介して副軸へ、さらに変速歯車対を介して出力軸へ動
力伝達する方式と異なり、まず入力軸から変速歯車対を
介して副軸へ伝達し、さらに副軸から第1歯車を介して
中間軸へ動力伝達している。したがって、副軸は一定速
度ではなく選択された変速比で回転することになる。
を介して副軸へ、さらに変速歯車対を介して出力軸へ動
力伝達する方式と異なり、まず入力軸から変速歯車対を
介して副軸へ伝達し、さらに副軸から第1歯車を介して
中間軸へ動力伝達している。したがって、副軸は一定速
度ではなく選択された変速比で回転することになる。
そこで、副軸を後方へ延長してその延長部に補助変速用
の第3歯車を設け、この第3歯車を出力軸上の第4歯車
と噛み合わせ、かつ高低切換装置によって中間軸と出力
軸と直結するか又は出力軸と第4歯車とを連結するよう
にすれば、従来のように補助変速装置として2対の歯車
対を設ける必要がなく、1対の歯車対で済む。そのた
め、歯車数の削減は、重量軽減を達成できる。また、副
軸と延長部とが同軸上に位置するため、従来のように副
軸と平行軸とを別個の軸受で支持する必要がなく、補助
変速装置を小型化できる。特に、補助変速装置の低速比
は、変速機の変速比と同時に成立し得るので、変速機の
変速段数の2倍の変速段数を得ることができる。
の第3歯車を設け、この第3歯車を出力軸上の第4歯車
と噛み合わせ、かつ高低切換装置によって中間軸と出力
軸と直結するか又は出力軸と第4歯車とを連結するよう
にすれば、従来のように補助変速装置として2対の歯車
対を設ける必要がなく、1対の歯車対で済む。そのた
め、歯車数の削減は、重量軽減を達成できる。また、副
軸と延長部とが同軸上に位置するため、従来のように副
軸と平行軸とを別個の軸受で支持する必要がなく、補助
変速装置を小型化できる。特に、補助変速装置の低速比
は、変速機の変速比と同時に成立し得るので、変速機の
変速段数の2倍の変速段数を得ることができる。
さらに、補助変速装置が変速機の出力側に配置されるの
で、変速歯車対や同期装置に補助変速装置で増大したト
ルクが作用せず、負担が増大しない。そのため、歯車が
大型化したり、同期装置のシフト性能が悪化する恐れが
ない。つまり、補助変速装置を有しない変速機との部品
共通化を図ることができる。
で、変速歯車対や同期装置に補助変速装置で増大したト
ルクが作用せず、負担が増大しない。そのため、歯車が
大型化したり、同期装置のシフト性能が悪化する恐れが
ない。つまり、補助変速装置を有しない変速機との部品
共通化を図ることができる。
第1図,第2図は本発明を前進5速,後退1速の変速段
を有する4輪駆動用変速機に適用した一例を示し、第4
速が直結段で、第5速はオーバードライブである。この
変速機は、大略、変速機本体Aと、補助変速装置Bと、
2・4輪切換装置Cとで構成されている。
を有する4輪駆動用変速機に適用した一例を示し、第4
速が直結段で、第5速はオーバードライブである。この
変速機は、大略、変速機本体Aと、補助変速装置Bと、
2・4輪切換装置Cとで構成されている。
エンジン出力軸は図示しないクラッチを介して入力軸1
の前端部と連結されている。入力軸1と中間軸2と出力
軸23とは同軸上に配置されており、これら軸1,2,23と平
行に副軸3が配置されている。
の前端部と連結されている。入力軸1と中間軸2と出力
軸23とは同軸上に配置されており、これら軸1,2,23と平
行に副軸3が配置されている。
入力軸1の中央部には第1速歯車4と後退用歯車5と第
2速歯車6とが一体形成されている。また、入力軸1上
には、第2速歯車6の右側に隣接して第5速歯車7が回
転自在に支持されており、この第5速歯車7を入力軸1
に対して選択的に連結する5速切換用同期装置8が設け
られている。5速切換用同期装置8の右側には、第3速
歯車9が回転自在に支持されており、この第3速歯車9
と対向する中間軸2の前端部には第2歯車10が一体に形
成されている。そして、第3速歯車9と中間軸2との間
には、入力軸1を第3速歯車9または中間軸2と選択的
に連結する3−4速切換用同期装置11が設けられてい
る。入力軸1の後端部端末は中間軸2の凹部内に挿入さ
れ、ニードルベアリング12によって回転自在に支持され
ている。
2速歯車6とが一体形成されている。また、入力軸1上
には、第2速歯車6の右側に隣接して第5速歯車7が回
転自在に支持されており、この第5速歯車7を入力軸1
に対して選択的に連結する5速切換用同期装置8が設け
られている。5速切換用同期装置8の右側には、第3速
歯車9が回転自在に支持されており、この第3速歯車9
と対向する中間軸2の前端部には第2歯車10が一体に形
成されている。そして、第3速歯車9と中間軸2との間
には、入力軸1を第3速歯車9または中間軸2と選択的
に連結する3−4速切換用同期装置11が設けられてい
る。入力軸1の後端部端末は中間軸2の凹部内に挿入さ
れ、ニードルベアリング12によって回転自在に支持され
ている。
副軸3の前端部には、第1速歯車4と第2速歯車6にそ
れぞれ噛み合う変速歯車13,14が回転自在に支持されて
おり、両変速歯車13,14を副軸3に対して選択的に連結
する1−2速切換用同期装置15が設けられている。な
お、この同期装置15のスリーブ16には後退用歯車16aが
一体に形成されており、この歯車16aはアイドラギヤ17
を介して入力軸1に一体形成した後退用歯車5と噛み合
い可能である。また、副軸3の中央部には、第5速歯車
7と第3速歯車9にそれぞれ噛み合う変速歯車18,19が
一体に形成されており、さらに副軸3の後部には中間軸
2の第2歯車10と常時噛み合う第1歯車20が一体形成さ
れている。
れぞれ噛み合う変速歯車13,14が回転自在に支持されて
おり、両変速歯車13,14を副軸3に対して選択的に連結
する1−2速切換用同期装置15が設けられている。な
お、この同期装置15のスリーブ16には後退用歯車16aが
一体に形成されており、この歯車16aはアイドラギヤ17
を介して入力軸1に一体形成した後退用歯車5と噛み合
い可能である。また、副軸3の中央部には、第5速歯車
7と第3速歯車9にそれぞれ噛み合う変速歯車18,19が
一体に形成されており、さらに副軸3の後部には中間軸
2の第2歯車10と常時噛み合う第1歯車20が一体形成さ
れている。
中間軸2の中央部には高・低速切換装置21の高速側クラ
ッチ歯22aを一体に形成したフランジ22がスプライン嵌
合されており、中間軸2の後端部端末は出力軸23の凹部
内に挿入され、ニードルベアリング24によって回転自在
に支持されている。出力軸23上には、低速側クラッチ歯
25aを一体に形成した第4歯車25が回転自在に支持され
ており、高・低速切換装置21の切換スリーブ26は上記高
速側クラッチ歯22aまたは低速側クラッチ歯25aの一方を
出力軸23と連結する。上記変速機の副軸3は高・低速切
換装置21と対応する部位まで延長されており、この延長
部3a上には上記第4歯車25と噛み合う第3歯車27が一体
的にスプライン嵌合している。この歯車対25,27の減速
比は、変速機の歯車対10,20の減速比より大きい。
ッチ歯22aを一体に形成したフランジ22がスプライン嵌
合されており、中間軸2の後端部端末は出力軸23の凹部
内に挿入され、ニードルベアリング24によって回転自在
に支持されている。出力軸23上には、低速側クラッチ歯
25aを一体に形成した第4歯車25が回転自在に支持され
ており、高・低速切換装置21の切換スリーブ26は上記高
速側クラッチ歯22aまたは低速側クラッチ歯25aの一方を
出力軸23と連結する。上記変速機の副軸3は高・低速切
換装置21と対応する部位まで延長されており、この延長
部3a上には上記第4歯車25と噛み合う第3歯車27が一体
的にスプライン嵌合している。この歯車対25,27の減速
比は、変速機の歯車対10,20の減速比より大きい。
出力軸23の後端部端末は図示しない伝動機構を介して後
輪と連結されている。また、上記出力軸23の中間部上に
はスプロケット28が回転自在に支持されており、このス
プロケット28が2・4輪切換装置Cによって上記出力軸
23と選択的に連結される。即ち、スプロケット28にはク
ラッチ歯28aが一体に形成されており、切換スリーブ29
を軸方向に摺動させることにより、クラッチ歯28aが出
力軸23と連結される。上記スプロケット28は、前輪駆動
軸30に一体に設けたスプロケット31とチェーン32を介し
て連結されている。
輪と連結されている。また、上記出力軸23の中間部上に
はスプロケット28が回転自在に支持されており、このス
プロケット28が2・4輪切換装置Cによって上記出力軸
23と選択的に連結される。即ち、スプロケット28にはク
ラッチ歯28aが一体に形成されており、切換スリーブ29
を軸方向に摺動させることにより、クラッチ歯28aが出
力軸23と連結される。上記スプロケット28は、前輪駆動
軸30に一体に設けたスプロケット31とチェーン32を介し
て連結されている。
上記変速機本体Aはクラッチハウジング33と変速機ケー
ス34との内部に収容され、補助変速装置Bは変速機ケー
ス34の後端面に固定されたトランスファケース35の内部
に収容され、2・4輪切換装置Cはトランスファケース
35とその後端面に固定されたトランスファカバー36との
内部に収容されている。そして、入力軸1および副軸3
の前端部はベアリング37,38を介してクラッチハウジン
グ33で支持され、中間軸2および副軸3の後部はベアリ
ング39,40を介して変速機ケース34で支持されている。
さらに、出力軸23の中央部と副軸3の後端部端末はベア
リング41,42を介してトランスファケース35で支持さ
れ、上記出力軸23の中央部後部側はベアリング43を介し
てトランスファカバー36で支持されている。
ス34との内部に収容され、補助変速装置Bは変速機ケー
ス34の後端面に固定されたトランスファケース35の内部
に収容され、2・4輪切換装置Cはトランスファケース
35とその後端面に固定されたトランスファカバー36との
内部に収容されている。そして、入力軸1および副軸3
の前端部はベアリング37,38を介してクラッチハウジン
グ33で支持され、中間軸2および副軸3の後部はベアリ
ング39,40を介して変速機ケース34で支持されている。
さらに、出力軸23の中央部と副軸3の後端部端末はベア
リング41,42を介してトランスファケース35で支持さ
れ、上記出力軸23の中央部後部側はベアリング43を介し
てトランスファカバー36で支持されている。
次に、上記構成の変速機の動作について説明する。
2輪駆動時には、2・4輪切換装置Cの切換スリーブ29
を左側へ作動させる。そして、1−2速切換用同期装置
15、3−4速切換用同期装置11、または5速切換用同期
装置8を作動させることにより、所望の変速比で走行を
行うことができる。補助変速装置Bを高速比側へシフト
した場合には、入力軸1から変速歯車対を介して副軸3
へ、さらに歯車対20,10を介して中間軸2へと動力伝達
される。そして、中間軸2と出力軸23とが直結されてい
るため、出力軸23は各変速歯車対の変速比と歯車対20,1
0の減速比との積で与えられる変速比で駆動される。上
記歯車対20,10は変速歯車対より後部に設けられている
ので、同期装置15,11,8には歯車対20,10の減速比の影響
が及ばず、各同期装置15,11,8に作用する慣性重量が小
さくなり、同期性能を向上させることができる。
を左側へ作動させる。そして、1−2速切換用同期装置
15、3−4速切換用同期装置11、または5速切換用同期
装置8を作動させることにより、所望の変速比で走行を
行うことができる。補助変速装置Bを高速比側へシフト
した場合には、入力軸1から変速歯車対を介して副軸3
へ、さらに歯車対20,10を介して中間軸2へと動力伝達
される。そして、中間軸2と出力軸23とが直結されてい
るため、出力軸23は各変速歯車対の変速比と歯車対20,1
0の減速比との積で与えられる変速比で駆動される。上
記歯車対20,10は変速歯車対より後部に設けられている
ので、同期装置15,11,8には歯車対20,10の減速比の影響
が及ばず、各同期装置15,11,8に作用する慣性重量が小
さくなり、同期性能を向上させることができる。
また、2輪駆動時に補助変速装置Bを低速比側へシフト
した場合には、入力軸1から変速歯車対を介して副軸3
へ動力伝達された後、副軸3の延長部3aに設けた歯車対
27,25を経由し、補助変速装置Bの切換スリーブ26を介
して出力軸23へ動力伝達される。この場合には、出力軸
23は上記各変速歯車対の変速比と歯車対27,25の減速比
との積で与えられる変速比で駆動される。歯車対27,25
の減速比は歯車対20,10の減速比より大きいので、より
大きな駆動力で走行できる。また、上記補助変速装置B
を他の変速用同期装置15,11,8と併用すれば、その2倍
の変速段、つまり前進10速、後退2速の変速段を実現で
きる。したがって、従来では使用できなかった後退時に
も補助変速比を使用可能となる。
した場合には、入力軸1から変速歯車対を介して副軸3
へ動力伝達された後、副軸3の延長部3aに設けた歯車対
27,25を経由し、補助変速装置Bの切換スリーブ26を介
して出力軸23へ動力伝達される。この場合には、出力軸
23は上記各変速歯車対の変速比と歯車対27,25の減速比
との積で与えられる変速比で駆動される。歯車対27,25
の減速比は歯車対20,10の減速比より大きいので、より
大きな駆動力で走行できる。また、上記補助変速装置B
を他の変速用同期装置15,11,8と併用すれば、その2倍
の変速段、つまり前進10速、後退2速の変速段を実現で
きる。したがって、従来では使用できなかった後退時に
も補助変速比を使用可能となる。
4輪駆動時には、2・4輪切換装置Cの切換スリーブ29
を右側へ作動させ、出力軸23とスプロケット28とを連結
する。出力軸23の動力の一部をチェーン32を介して前輪
へも分配する点で相違する他は、2輪駆動時と同様であ
る。
を右側へ作動させ、出力軸23とスプロケット28とを連結
する。出力軸23の動力の一部をチェーン32を介して前輪
へも分配する点で相違する他は、2輪駆動時と同様であ
る。
−他の変形例− 本発明は実施例のような前進5速,後退1速の変速段を
有する変速機に限らず、これ以外の変速段を有する変速
機にも適用できる。また、本発明の補助変速装置は、実
施例のような4輪駆動用変速機だけでなく、2輪駆動用
変速機にも適用できる。
有する変速機に限らず、これ以外の変速段を有する変速
機にも適用できる。また、本発明の補助変速装置は、実
施例のような4輪駆動用変速機だけでなく、2輪駆動用
変速機にも適用できる。
また、上記実施例では、副軸の延長部を一体に設けた例
を示したが、これに限らず、副軸とその延長部とを別体
で構成し、この延長部を副軸に対してスプライン等によ
り連結してもよい。この場合には、延長部上に第3歯車
を一体に設けてもよい。
を示したが、これに限らず、副軸とその延長部とを別体
で構成し、この延長部を副軸に対してスプライン等によ
り連結してもよい。この場合には、延長部上に第3歯車
を一体に設けてもよい。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば補助変速
装置を1対の歯車対で構成したので、部品数が少なく、
軽量化できる。しかも、副軸とその延長部が同軸上に位
置するので、その軸受を径方向にずらせる必要がなく、
小型の補助変速装置を実現できる。
装置を1対の歯車対で構成したので、部品数が少なく、
軽量化できる。しかも、副軸とその延長部が同軸上に位
置するので、その軸受を径方向にずらせる必要がなく、
小型の補助変速装置を実現できる。
また、補助変速装置は変速機の出力側に配置されている
ので、従来のように補助変速装置によるトルク増加の影
響が変速歯車対や同期装置に及ばず、変速歯車や同期装
置にかかる負担を増加させない。
ので、従来のように補助変速装置によるトルク増加の影
響が変速歯車対や同期装置に及ばず、変速歯車や同期装
置にかかる負担を増加させない。
第1図は本発明を4輪駆動用変速機に適用した一例の断
面図、第2図は第1図のスケルトン図である。 A……変速機本体、B……補助変速装置、C……2・4
輪切換装置、1……入力軸、2……中間軸、3……副
軸、3a……延長部、8……5速切換用同期装置、10……
第2歯車、11……3−4速切換用同期装置、15……1−
2速切換用同期装置、20……第1歯車、21……高・低速
切換装置、22a,25a……クラッチ歯、23……出力軸、25
……第4歯車、27……第3歯車、26……切換スリーブ。
面図、第2図は第1図のスケルトン図である。 A……変速機本体、B……補助変速装置、C……2・4
輪切換装置、1……入力軸、2……中間軸、3……副
軸、3a……延長部、8……5速切換用同期装置、10……
第2歯車、11……3−4速切換用同期装置、15……1−
2速切換用同期装置、20……第1歯車、21……高・低速
切換装置、22a,25a……クラッチ歯、23……出力軸、25
……第4歯車、27……第3歯車、26……切換スリーブ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンにより駆動される入力軸と、この
入力軸の後側に同軸上に配置された中間軸と、中間軸の
後側に同軸上に配置された出力軸と、これら軸と平行に
配置された副軸とを具備し、 入力軸と副軸の前部との間に所定の変速段を構成する変
速歯車対を設けるとともに、これら変速歯車対を選択的
に駆動して1つの変速比を実現する同期装置を設け、 上記副軸の後部に第1歯車を固定するとともに、中間軸
に副軸の第1歯車と噛み合う第2歯車を固定し、 入力軸と中間軸との間に両軸を直結する直結段と両軸を
直結しない非直結段とを切り換える切換装置を設け、 第1歯車より後部の副軸上に補助変速用の第3歯車を固
定するとともに、出力軸上に第3歯車と噛み合う第4歯
車を回転自在に支持し、 中間軸と出力軸との間に、両軸を直結する直結段と、出
力軸と第4歯車とを連結する補助変速段とを切り換える
高低速切換装置とを設けたことを特徴とする補助変速装
置付き変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1120669A JPH0733859B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 補助変速装置付き変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1120669A JPH0733859B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 補助変速装置付き変速機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040353A Division JP2632757B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 補助変速装置付変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02300545A JPH02300545A (ja) | 1990-12-12 |
| JPH0733859B2 true JPH0733859B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14791990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1120669A Expired - Fee Related JPH0733859B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 補助変速装置付き変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733859B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114458738A (zh) * | 2022-02-09 | 2022-05-10 | 索特传动设备有限公司 | 一种双中间轴变速箱及工程机械 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444135U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-27 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1120669A patent/JPH0733859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02300545A (ja) | 1990-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |