JPH0733884B2 - 蒸気ボイラの気水分離器 - Google Patents
蒸気ボイラの気水分離器Info
- Publication number
- JPH0733884B2 JPH0733884B2 JP28679789A JP28679789A JPH0733884B2 JP H0733884 B2 JPH0733884 B2 JP H0733884B2 JP 28679789 A JP28679789 A JP 28679789A JP 28679789 A JP28679789 A JP 28679789A JP H0733884 B2 JPH0733884 B2 JP H0733884B2
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Description
本発明は、水管形ボイラ又は炉筒煙管形ボイラといった
蒸気ボイラに組込まれる気水分離器に関し、特に、蒸発
量が4000kg/h〜40kg/h程度の比較的小容量の小型ボイラ
において好適に使用される気水分離器に関するものであ
る。
蒸気ボイラに組込まれる気水分離器に関し、特に、蒸発
量が4000kg/h〜40kg/h程度の比較的小容量の小型ボイラ
において好適に使用される気水分離器に関するものであ
る。
従来のこの種気水分離器としては、例えば第3図に示す
如く、水管群1の上下端を管寄せ2,3で連結した水管形
ボイラに組込まれたものや、第4図に示す如く、ドラム
21内の缶水部Bに炉筒22及び煙缶群23を配設した炉筒煙
管形ボイラに組込まれたものが知られている。 これらの気水分離器8′は、何れも、ボイラの蒸気発生
部Aから筒状の気水分離室9′内に供給された気水混合
流体20を気水分離装置10′によって旋回させる等により
気相と液相とに分離させ、液相と分離された蒸気20aを
蒸気取出管18′から取出すと共に、気相と分離された水
分20bを降水管17′からボイラの缶水部Bに返戻するよ
うに構成されている。 ところで、一般に、気水分離装置10′に流入する気水混
合流体20の流速が大きい程、気水分離器8′による分離
効果は大きくなるが、気水分離装置10′の出入口におけ
る圧力損失は、概ね、流速の二乗に比例して大きくな
る。この圧力損失は、上下管寄せ2,3間に介装した水位
計4による水位と降水管17′における分離水20bの水位
との差ΔHに略等しい。 また、降水管17′の水面と気水分離装置10′の設置位置
との間に一定以上の高低差H0を確保しておかないと、降
水管17′内の分離水20bが気水分離室9′内に侵入する
等、分離効果に悪影響を与える。 これらのことから、比較的小容量のボイラでは、気水分
離器8′による分離効果を高水準に維持しようとすれ
ば、気水分離器8′を必要以上に高位置に配置しておか
なければならならない。例えば、水管形ボイラでは、気
水分離器8′を上部管寄せ2より極めて高い位置に設置
しておかなかればならない。 しかし、ボイラ設置上,輸送上の制約等から、気水分離
器8′を一定以上高位に設置しておくことはできず、乾
き度の高い蒸気を得ることができないでいるのが実情で
ある。
如く、水管群1の上下端を管寄せ2,3で連結した水管形
ボイラに組込まれたものや、第4図に示す如く、ドラム
21内の缶水部Bに炉筒22及び煙缶群23を配設した炉筒煙
管形ボイラに組込まれたものが知られている。 これらの気水分離器8′は、何れも、ボイラの蒸気発生
部Aから筒状の気水分離室9′内に供給された気水混合
流体20を気水分離装置10′によって旋回させる等により
気相と液相とに分離させ、液相と分離された蒸気20aを
蒸気取出管18′から取出すと共に、気相と分離された水
分20bを降水管17′からボイラの缶水部Bに返戻するよ
うに構成されている。 ところで、一般に、気水分離装置10′に流入する気水混
合流体20の流速が大きい程、気水分離器8′による分離
効果は大きくなるが、気水分離装置10′の出入口におけ
る圧力損失は、概ね、流速の二乗に比例して大きくな
る。この圧力損失は、上下管寄せ2,3間に介装した水位
計4による水位と降水管17′における分離水20bの水位
との差ΔHに略等しい。 また、降水管17′の水面と気水分離装置10′の設置位置
との間に一定以上の高低差H0を確保しておかないと、降
水管17′内の分離水20bが気水分離室9′内に侵入する
等、分離効果に悪影響を与える。 これらのことから、比較的小容量のボイラでは、気水分
離器8′による分離効果を高水準に維持しようとすれ
ば、気水分離器8′を必要以上に高位置に配置しておか
なければならならない。例えば、水管形ボイラでは、気
水分離器8′を上部管寄せ2より極めて高い位置に設置
しておかなかればならない。 しかし、ボイラ設置上,輸送上の制約等から、気水分離
器8′を一定以上高位に設置しておくことはできず、乾
き度の高い蒸気を得ることができないでいるのが実情で
ある。
本発明は、このような問題を解決して、乾き度の極めて
高い蒸気を得ることのできる気水分離器を提供すること
を目的とするものである。
高い蒸気を得ることのできる気水分離器を提供すること
を目的とするものである。
この課題を解決した本発明の気水分離器は、互いに連通
する一次分離室と二次分離室とに区画した筒状の気水分
離室と、一次分離室において、ボイラの蒸気発生部から
供給された気水混合流体を気相と液相とに分離する一次
分離装置と、一次分離室で気相と分離された一次分離水
をボイラの缶水部に返戻させる降水管と、二次分離室に
おいて、一次分離室で液相と分離されて両分離室の連通
部から供給された一次分離蒸気を更に気相と液相とに分
離する二次分離装置と、二次分離室で気相と分離された
二次分離水をボイラ外に排出する濃縮水排出装置と、二
次分離室で液相と分離された二次分離蒸気をボイラ外に
取出す蒸気取出管とを具備するものである。前記濃縮水
排出装置は、ボイラの給水タンク内に配置された熱交換
器と、二次分離室から熱交換器を経過してボイラ外に導
かれた排水管とを具備するものとしておくことが好まし
い。
する一次分離室と二次分離室とに区画した筒状の気水分
離室と、一次分離室において、ボイラの蒸気発生部から
供給された気水混合流体を気相と液相とに分離する一次
分離装置と、一次分離室で気相と分離された一次分離水
をボイラの缶水部に返戻させる降水管と、二次分離室に
おいて、一次分離室で液相と分離されて両分離室の連通
部から供給された一次分離蒸気を更に気相と液相とに分
離する二次分離装置と、二次分離室で気相と分離された
二次分離水をボイラ外に排出する濃縮水排出装置と、二
次分離室で液相と分離された二次分離蒸気をボイラ外に
取出す蒸気取出管とを具備するものである。前記濃縮水
排出装置は、ボイラの給水タンク内に配置された熱交換
器と、二次分離室から熱交換器を経過してボイラ外に導
かれた排水管とを具備するものとしておくことが好まし
い。
ボイラの蒸気発生部から一次分離室に供給された蒸気は
一次分離装置により気相と液相とに分離される。 一次分離室で分離された一次分離水は降水管からボイラ
の缶水部に返戻される。 一方、一次分離室で分離された一次分離蒸気は連通部か
ら二次分離室にもたらされ、二次分離装置により更に気
相と液相とに分離される。 二次分離室で液相と分離された二次分離蒸気は蒸気取出
管から取り出され、適宜の熱負荷部に供給される。この
二次分離蒸気は、一次分離室で水分を分離された二次分
離蒸気から更に水分を分離させたものであり、後述する
如く二次分離装置による分離効果が大きいこととも相俟
って、気水分離器の設置位置を高くしておかずとも、高
乾き度(例えば99%以上)の蒸気を得ることができる。 一方、二次分離室で気相と分離された二次分離水は、ボ
イラ外の低圧雰囲気(常圧雰囲気)に排出される。この
ように、二次分離水が従来の気水分離器における如く高
圧の缶水部に返戻されず、低圧雰囲気に排出されるた
め、二次分離装置によっては充分な圧力損失(例えば0.
2kg/cm2)をとることができる。したがって、二次分離
装置による分離効果が大きく、一次分離装置の構成を簡
略化できると共に、一次分離装置の出入口における圧力
損失を大幅に小さくできて、気水分離器の設置位置をよ
り低くできる。 また、二次分離水は一次分離蒸気から分離された高濃縮
水であり、かかる高濃縮の缶水をボイラ外に排出するこ
とから、缶水の水質を良好に維持し得て、連続ブローを
兼ねることができる。したがって、前記したような小型
ボイラにあっては連続ブロー装置を装備しておくことが
必須条件となるが、本発明の気水分離器によれはかかる
ブロー装置を格別に必要としない。 さらに、濃縮水排出装置を排水管とこれに介設した熱交
換器とを具備するものとしておくと、熱水たる二次分離
水の有する熱を有効に回収でき、しかも缶水部への給水
の温度上昇,脱気促進を図ることができる。
一次分離装置により気相と液相とに分離される。 一次分離室で分離された一次分離水は降水管からボイラ
の缶水部に返戻される。 一方、一次分離室で分離された一次分離蒸気は連通部か
ら二次分離室にもたらされ、二次分離装置により更に気
相と液相とに分離される。 二次分離室で液相と分離された二次分離蒸気は蒸気取出
管から取り出され、適宜の熱負荷部に供給される。この
二次分離蒸気は、一次分離室で水分を分離された二次分
離蒸気から更に水分を分離させたものであり、後述する
如く二次分離装置による分離効果が大きいこととも相俟
って、気水分離器の設置位置を高くしておかずとも、高
乾き度(例えば99%以上)の蒸気を得ることができる。 一方、二次分離室で気相と分離された二次分離水は、ボ
イラ外の低圧雰囲気(常圧雰囲気)に排出される。この
ように、二次分離水が従来の気水分離器における如く高
圧の缶水部に返戻されず、低圧雰囲気に排出されるた
め、二次分離装置によっては充分な圧力損失(例えば0.
2kg/cm2)をとることができる。したがって、二次分離
装置による分離効果が大きく、一次分離装置の構成を簡
略化できると共に、一次分離装置の出入口における圧力
損失を大幅に小さくできて、気水分離器の設置位置をよ
り低くできる。 また、二次分離水は一次分離蒸気から分離された高濃縮
水であり、かかる高濃縮の缶水をボイラ外に排出するこ
とから、缶水の水質を良好に維持し得て、連続ブローを
兼ねることができる。したがって、前記したような小型
ボイラにあっては連続ブロー装置を装備しておくことが
必須条件となるが、本発明の気水分離器によれはかかる
ブロー装置を格別に必要としない。 さらに、濃縮水排出装置を排水管とこれに介設した熱交
換器とを具備するものとしておくと、熱水たる二次分離
水の有する熱を有効に回収でき、しかも缶水部への給水
の温度上昇,脱気促進を図ることができる。
以下、本発明の構成を第1図に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。 第1図に示す水管形ボイラにおいて、1は上下管寄せ2,
3で連結された水管群、4は管寄せ2,3間に介装された水
面計、5は給水タンク、6は給水タンク5から下部管寄
せ3に導いた給水管、7は給水管6に介設されて、水面
計4による水位を設定水位に保持すべく制御される給水
ポンプ、8は気水分離器である。 気水分離器8は、筒状の気水分離室9に一次分離装置10
及び二次分離装置11を内装してなる。気水分離室9は、
隔壁12により下位の一次分離室13と上位の二次分離室14
とに区画されている。両分離室13,14は、隔壁12に形成
した連通部たる蒸気吹込部15を介して互いに連通されて
いる。一次分離室13内には、ボイラの蒸気発生部Aつま
り上部管寄せ2に接続された気水混合流体吹込管16が導
かれており、一次分離室13の下部には、ボイラの缶水部
Bつまり下部管寄せ3に導いた降水管17が接続されてい
る。二次分離室14の上部には蒸気取出管18が接続されて
おり、その下部には濃縮水排出装置19が接続されてい
る。この濃縮水排出装置19は、二次分離室14の下部に接
続されて、ボイラ外の低圧雰囲気(常圧雰囲気)に導か
れた排水管19aと、排水管19aに介設されたトラップ等の
水分排出器19bと、排水管19aに介設されて、給水タンク
15内に配置された熱交換器19cとからなる。 一次分離装置10は旋回羽根10aを備えたもので、気水混
合流体吹込管16の先端部に設けられている。蒸気発生部
Aで発生した気水混合流体20は、気水混合流体吹込管16
から一次分離装置10に流入し、旋回羽根10aにより旋回
流をなして一次分離室13内に流出して、その比重差によ
り一次分離蒸気20aと一次分離水20bとに分離される。一
次分離蒸気20aはそのまま上昇して、蒸気吹込部15から
二次分離室14に流入する。一次分離水20bは一次分離室1
3の下部に流下して、降水管17から下部管寄せ3に返戻
される。 二次分離装置11は一次分離装置10と同様に旋回羽根11a
を備えたもので、蒸気吹込部15の先端部に設けられてい
る。一次分離室13で分離された一次分離蒸気20aは、蒸
気吹込部15から二次分離装置11に流入し、旋回羽根11a
により旋回流をなして二次分離室14内に流出して、その
比重差により二次分離蒸気20′aと二次分離水20′bと
に分離される。二次分離蒸気20′aは蒸気取出管18から
気水分離器8外に取出されるが、この二次分離蒸気20′
aは一次分離室13で水分を分離された一次分離蒸気20a
から更に水分を分離したものであるから、極めて乾き度
の高いものである。したがって、気水分離器8を必要以
上に高位に設置しておかずとも、乾き度が99%以上の蒸
気を得ることができる。一方、二次分離水20′bは二次
分離室14の下部に流下して、水分排出器19bにより排水
管19aに取出され、排水管19aからボイラ外の低圧雰囲気
に排出される。このとき、熱水たる二次分離水20′bは
熱交換器19cを通過することにより熱回収される。した
がって、給水タンク15内の水温が上昇せしめられ、缶水
部Bへの給水の脱気促進を図ることができる。また、こ
の二次分離水20′bは一次分離蒸気20aから分離された
高濃縮水であるが、かかる缶水の高濃縮水を缶水部Bな
いしその給水ラインに返戻することなく、系外に排出す
るようにしたから、缶水の水質を良好に維持し得て、連
続ブローを兼ねることができる。ところで、本発明に係
る気水分離器8は上記水管形ボイラに適用される他、例
えば第2図に示す如く、炉筒22及び煙管23を設けた炉筒
煙管形ボイラにも上記実施例と同様に好適に使用でき
る。なお、気水分離器8の構成は、前記実施例における
と同様であるから、その詳細は省略する。 また、本発明に係る気水分離器8の構成は上記実施例に
限定されず、本発明の基本原理を逸脱しない範囲におい
て適宜に変更,改良しうる。例えば、各分離装置10,11
は上記した旋回羽根形気水分離器構造とする他、被分離
流体20,20aを分離室13,14の内壁面の接線方向に吹込む
ようにする接線方向吹込形気水分離器構造や、被分離流
体20,20aを反転流動させて気相と液相とに分離する内筒
形気水分離器構造等としておくことができ、その構成は
任意である。また、二次分離液20′bを給水タンク5内
に直接吹込むようにしておくこともできる。
体的に説明する。 第1図に示す水管形ボイラにおいて、1は上下管寄せ2,
3で連結された水管群、4は管寄せ2,3間に介装された水
面計、5は給水タンク、6は給水タンク5から下部管寄
せ3に導いた給水管、7は給水管6に介設されて、水面
計4による水位を設定水位に保持すべく制御される給水
ポンプ、8は気水分離器である。 気水分離器8は、筒状の気水分離室9に一次分離装置10
及び二次分離装置11を内装してなる。気水分離室9は、
隔壁12により下位の一次分離室13と上位の二次分離室14
とに区画されている。両分離室13,14は、隔壁12に形成
した連通部たる蒸気吹込部15を介して互いに連通されて
いる。一次分離室13内には、ボイラの蒸気発生部Aつま
り上部管寄せ2に接続された気水混合流体吹込管16が導
かれており、一次分離室13の下部には、ボイラの缶水部
Bつまり下部管寄せ3に導いた降水管17が接続されてい
る。二次分離室14の上部には蒸気取出管18が接続されて
おり、その下部には濃縮水排出装置19が接続されてい
る。この濃縮水排出装置19は、二次分離室14の下部に接
続されて、ボイラ外の低圧雰囲気(常圧雰囲気)に導か
れた排水管19aと、排水管19aに介設されたトラップ等の
水分排出器19bと、排水管19aに介設されて、給水タンク
15内に配置された熱交換器19cとからなる。 一次分離装置10は旋回羽根10aを備えたもので、気水混
合流体吹込管16の先端部に設けられている。蒸気発生部
Aで発生した気水混合流体20は、気水混合流体吹込管16
から一次分離装置10に流入し、旋回羽根10aにより旋回
流をなして一次分離室13内に流出して、その比重差によ
り一次分離蒸気20aと一次分離水20bとに分離される。一
次分離蒸気20aはそのまま上昇して、蒸気吹込部15から
二次分離室14に流入する。一次分離水20bは一次分離室1
3の下部に流下して、降水管17から下部管寄せ3に返戻
される。 二次分離装置11は一次分離装置10と同様に旋回羽根11a
を備えたもので、蒸気吹込部15の先端部に設けられてい
る。一次分離室13で分離された一次分離蒸気20aは、蒸
気吹込部15から二次分離装置11に流入し、旋回羽根11a
により旋回流をなして二次分離室14内に流出して、その
比重差により二次分離蒸気20′aと二次分離水20′bと
に分離される。二次分離蒸気20′aは蒸気取出管18から
気水分離器8外に取出されるが、この二次分離蒸気20′
aは一次分離室13で水分を分離された一次分離蒸気20a
から更に水分を分離したものであるから、極めて乾き度
の高いものである。したがって、気水分離器8を必要以
上に高位に設置しておかずとも、乾き度が99%以上の蒸
気を得ることができる。一方、二次分離水20′bは二次
分離室14の下部に流下して、水分排出器19bにより排水
管19aに取出され、排水管19aからボイラ外の低圧雰囲気
に排出される。このとき、熱水たる二次分離水20′bは
熱交換器19cを通過することにより熱回収される。した
がって、給水タンク15内の水温が上昇せしめられ、缶水
部Bへの給水の脱気促進を図ることができる。また、こ
の二次分離水20′bは一次分離蒸気20aから分離された
高濃縮水であるが、かかる缶水の高濃縮水を缶水部Bな
いしその給水ラインに返戻することなく、系外に排出す
るようにしたから、缶水の水質を良好に維持し得て、連
続ブローを兼ねることができる。ところで、本発明に係
る気水分離器8は上記水管形ボイラに適用される他、例
えば第2図に示す如く、炉筒22及び煙管23を設けた炉筒
煙管形ボイラにも上記実施例と同様に好適に使用でき
る。なお、気水分離器8の構成は、前記実施例における
と同様であるから、その詳細は省略する。 また、本発明に係る気水分離器8の構成は上記実施例に
限定されず、本発明の基本原理を逸脱しない範囲におい
て適宜に変更,改良しうる。例えば、各分離装置10,11
は上記した旋回羽根形気水分離器構造とする他、被分離
流体20,20aを分離室13,14の内壁面の接線方向に吹込む
ようにする接線方向吹込形気水分離器構造や、被分離流
体20,20aを反転流動させて気相と液相とに分離する内筒
形気水分離器構造等としておくことができ、その構成は
任意である。また、二次分離液20′bを給水タンク5内
に直接吹込むようにしておくこともできる。
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、一
次分離室で水分を分離した一次分離蒸気を、二次分離室
で更に水分と分離させるから、気水分離器を必要以上高
位に設置しておかずとも、極めて高乾き度の蒸気を得る
ことができる。しかも、二次分離室で気相と分離された
二次分離水をボイラ外の低圧雰囲気に排出させるため、
二次分離装置による分離効果を大きくできると共に、一
次分離装置の出入口での圧力損失を小さくし得て、気水
分離器の設置位置をより低くできる。このため、一次分
離装置の構成を簡略化し得ることと相俟って、ボイラ構
造を徒に複雑化することなく小型化できる。さらに、缶
水の高濃縮水たる二次分離水をボイラ外に排出すること
により、缶水の水質維持を図り得て、連続ブローを兼ね
ることができる。また、二次分離水の熱を缶水部への給
水系に有効に回収でき、給水温度の上昇,脱気促進を図
ることができる。 したがって、本発明の気水分離器を組込むことにより、
ボイラ能力を大幅に向上させることができる。
次分離室で水分を分離した一次分離蒸気を、二次分離室
で更に水分と分離させるから、気水分離器を必要以上高
位に設置しておかずとも、極めて高乾き度の蒸気を得る
ことができる。しかも、二次分離室で気相と分離された
二次分離水をボイラ外の低圧雰囲気に排出させるため、
二次分離装置による分離効果を大きくできると共に、一
次分離装置の出入口での圧力損失を小さくし得て、気水
分離器の設置位置をより低くできる。このため、一次分
離装置の構成を簡略化し得ることと相俟って、ボイラ構
造を徒に複雑化することなく小型化できる。さらに、缶
水の高濃縮水たる二次分離水をボイラ外に排出すること
により、缶水の水質維持を図り得て、連続ブローを兼ね
ることができる。また、二次分離水の熱を缶水部への給
水系に有効に回収でき、給水温度の上昇,脱気促進を図
ることができる。 したがって、本発明の気水分離器を組込むことにより、
ボイラ能力を大幅に向上させることができる。
第1図は本発明に係る気水分離器の一実施例を示す概略
断面図であり、第2図はその変形例を示す概略断面図で
あり、第3図及び第4図は夫々従来技術を示す概略断面
図である。 A……ボイラの蒸気発生部、B……ボイラの缶水部、8
……気水分離器、9……気水分離室、10……一次分離装
置、11……二次分離装置、12……隔壁、13……一次分離
室、14……二次分離室、15……蒸気吹込部(連通部)、
16……気水混合流体吹込管、17……降水管、18……蒸気
取出管、19……濃縮水排出装置、19a……排水管、19c…
…熱交換器、20……気水混合流体、20a……一次分離蒸
気、20b……一次分離水、20′a……二次分離蒸気、2
0′b……二次分離水。
断面図であり、第2図はその変形例を示す概略断面図で
あり、第3図及び第4図は夫々従来技術を示す概略断面
図である。 A……ボイラの蒸気発生部、B……ボイラの缶水部、8
……気水分離器、9……気水分離室、10……一次分離装
置、11……二次分離装置、12……隔壁、13……一次分離
室、14……二次分離室、15……蒸気吹込部(連通部)、
16……気水混合流体吹込管、17……降水管、18……蒸気
取出管、19……濃縮水排出装置、19a……排水管、19c…
…熱交換器、20……気水混合流体、20a……一次分離蒸
気、20b……一次分離水、20′a……二次分離蒸気、2
0′b……二次分離水。
Claims (2)
- 【請求項1】互いに連通する一次分離室と二次分離室と
に区画した筒状の気水分離室と、一次分離室において、
ボイラの蒸気発生部から供給された気水混合流体を気相
と液相とに分離する一次分離装置と、一次分離室で気相
と分離された一次分離水をボイラの缶水部に返戻させる
降水管と、二次分離室において、一次分離室で液相と分
離されて両分離室の連通部から供給された一次分離蒸気
を更に気相と液相とに分離する二次分離装置と、二次分
離室で気相と分離された二次分離水をボイラ外に排出す
る濃縮水排出装置と、二次分離室で液相と分離された二
次分離蒸気をボイラ外に取出す蒸気取出管とを具備する
ことを特徴とする蒸気ボイラの気水分離器。 - 【請求項2】前記濃縮水排出装置が、ボイラの給水タン
ク内に配置された熱交換器と、二次分離室から熱交換器
を経過してボイラ外に導かれた排水管とを具備するもの
であることを特徴とする、請求項1に記載する蒸気ボイ
ラの気水分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28679789A JPH0733884B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 蒸気ボイラの気水分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28679789A JPH0733884B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 蒸気ボイラの気水分離器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03148501A JPH03148501A (ja) | 1991-06-25 |
| JPH0733884B2 true JPH0733884B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=17709169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28679789A Expired - Fee Related JPH0733884B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 蒸気ボイラの気水分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733884B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP28679789A patent/JPH0733884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03148501A (ja) | 1991-06-25 |
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