JPH0734118A - 真空容器内の溶湯容器上蓋 - Google Patents
真空容器内の溶湯容器上蓋Info
- Publication number
- JPH0734118A JPH0734118A JP17502793A JP17502793A JPH0734118A JP H0734118 A JPH0734118 A JP H0734118A JP 17502793 A JP17502793 A JP 17502793A JP 17502793 A JP17502793 A JP 17502793A JP H0734118 A JPH0734118 A JP H0734118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- upper cap
- cooling water
- lance
- splashes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空容器内に配置する取鍋上蓋の内面に付着
するスプラッシュの付着防止と付着したスプラッシュの
剥離性の向上を図るとともに、溶鋼の温度低下を防止
し、鋼品質を高めること。 【構成】 真空容器内に配置される取鍋12の上蓋であ
って、平板状の下部鏡板13と上部鏡板14とを所定の
間隔を存して球面状に曲げ加工する。これら下部鏡板1
3と上部鏡板14の間を冷却水通路となすべく仕切り板
15で区画する。所定位置に下部鏡板13と上部鏡板1
4を貫通するランスの挿入孔18とサブランスの挿入孔
19を開設する。
するスプラッシュの付着防止と付着したスプラッシュの
剥離性の向上を図るとともに、溶鋼の温度低下を防止
し、鋼品質を高めること。 【構成】 真空容器内に配置される取鍋12の上蓋であ
って、平板状の下部鏡板13と上部鏡板14とを所定の
間隔を存して球面状に曲げ加工する。これら下部鏡板1
3と上部鏡板14の間を冷却水通路となすべく仕切り板
15で区画する。所定位置に下部鏡板13と上部鏡板1
4を貫通するランスの挿入孔18とサブランスの挿入孔
19を開設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鋼精錬において使用
する例えばVOD容器内の取鍋上蓋や、その他の溶湯容
器上蓋に関するものである。
する例えばVOD容器内の取鍋上蓋や、その他の溶湯容
器上蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばVOD容器内の取鍋上蓋として
は、溶鋼やスプラッシュの飛散を防止するために、従来
は鋼製リングの内側に耐火物を張りつけた耐火物製のも
のや、図2・図3に示すように、鋼管1を円周方向スパ
イラル状に曲げて製作した水冷式のものが使用されてい
た。なお、図2中の2は給水口、3は排水口、4はサブ
ランスの挿入孔、5はランスの挿入孔を示す。
は、溶鋼やスプラッシュの飛散を防止するために、従来
は鋼製リングの内側に耐火物を張りつけた耐火物製のも
のや、図2・図3に示すように、鋼管1を円周方向スパ
イラル状に曲げて製作した水冷式のものが使用されてい
た。なお、図2中の2は給水口、3は排水口、4はサブ
ランスの挿入孔、5はランスの挿入孔を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このうちの耐火物製上
蓋は、溶鋼から飛散するスプラッシュとの温度差がない
ので、その内面にスプラッシュが付着しやすく、また、
冷却時の収縮速度が同じであるので、前記付着したスプ
ラッシュは剥離しにくい。
蓋は、溶鋼から飛散するスプラッシュとの温度差がない
ので、その内面にスプラッシュが付着しやすく、また、
冷却時の収縮速度が同じであるので、前記付着したスプ
ラッシュは剥離しにくい。
【0004】従って、この耐火物製上蓋は、繰り返し使
用していると上蓋内面に付着したスプラッシュが大きく
成長して製品の鋼質に悪影響を及ぼすとともに、上蓋と
して使用できなくなってしまう。このため、やむを得ず
VOD容器外に上蓋を取り出してスプラッシュを除去し
ているが、この作業は高温重筋作業であり作業者の安全
上問題がある。
用していると上蓋内面に付着したスプラッシュが大きく
成長して製品の鋼質に悪影響を及ぼすとともに、上蓋と
して使用できなくなってしまう。このため、やむを得ず
VOD容器外に上蓋を取り出してスプラッシュを除去し
ているが、この作業は高温重筋作業であり作業者の安全
上問題がある。
【0005】一方、鋼管を用いた水冷式の上蓋は、前記
した耐火物製上蓋ほどスプラッシュの付着は顕著ではな
いが、鋼管と鋼管との継ぎ部分に、図3に示すように、
スプラッシュ6が噛み込み付着するので、完全にスプラ
ッシュの付着を防止できるものではない。加えて、この
上蓋は水冷構造で受熱面積が大きいので溶鋼の温度低下
が著しく、溶鋼昇熱のための時間延長やコストアップ等
の問題がある。
した耐火物製上蓋ほどスプラッシュの付着は顕著ではな
いが、鋼管と鋼管との継ぎ部分に、図3に示すように、
スプラッシュ6が噛み込み付着するので、完全にスプラ
ッシュの付着を防止できるものではない。加えて、この
上蓋は水冷構造で受熱面積が大きいので溶鋼の温度低下
が著しく、溶鋼昇熱のための時間延長やコストアップ等
の問題がある。
【0006】本発明は、上記したような問題点に鑑みて
なされたものであり、真空容器内に配置する溶湯容器上
蓋の内面に対するスプラッシュの付着を可及的に防止す
るとともに、付着したスプラッシュの剥離性の向上を図
り、しかも溶鋼の温度低下を防止し、鋼品質を高めるこ
との可能な真空容器内の溶湯容器上蓋を提供することを
目的としている。
なされたものであり、真空容器内に配置する溶湯容器上
蓋の内面に対するスプラッシュの付着を可及的に防止す
るとともに、付着したスプラッシュの剥離性の向上を図
り、しかも溶鋼の温度低下を防止し、鋼品質を高めるこ
との可能な真空容器内の溶湯容器上蓋を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の真空容器内の溶湯容器上蓋は、真空容
器内に配置される溶湯容器の上蓋であって、平板状の下
部鏡板と上部鏡板とを所定の間隔を存して球面状に曲げ
加工するとともに、これら下部鏡板と上部鏡板の間を冷
却水通路となすべく仕切り板で区画し、さらに所定位置
に下部鏡板と上部鏡板を貫通するランスの挿入孔とサブ
ランスの挿入孔を開設しているのである。
ために、本発明の真空容器内の溶湯容器上蓋は、真空容
器内に配置される溶湯容器の上蓋であって、平板状の下
部鏡板と上部鏡板とを所定の間隔を存して球面状に曲げ
加工するとともに、これら下部鏡板と上部鏡板の間を冷
却水通路となすべく仕切り板で区画し、さらに所定位置
に下部鏡板と上部鏡板を貫通するランスの挿入孔とサブ
ランスの挿入孔を開設しているのである。
【0008】
【作用】本発明の真空容器内の溶湯容器上蓋は、下部鏡
板を平板状としているので、スプラッシュの付着噛み込
みがなくなる。また、水冷構造であるので、下部鏡板に
スプラッシュが接触した瞬間に両者の温度差によってス
プラッシュが急冷収縮して剥離落下するので、スプラッ
シュの付着を可及的に防止できる。また、このスプラッ
シュの剥離落下は下部鏡板が平板状であるのでより効果
的である。
板を平板状としているので、スプラッシュの付着噛み込
みがなくなる。また、水冷構造であるので、下部鏡板に
スプラッシュが接触した瞬間に両者の温度差によってス
プラッシュが急冷収縮して剥離落下するので、スプラッ
シュの付着を可及的に防止できる。また、このスプラッ
シュの剥離落下は下部鏡板が平板状であるのでより効果
的である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の真空容器内の溶湯容器上蓋を
図1に示す1実施例に基づいて説明する。図1は本発明
の真空容器内の取鍋上蓋を断面して示す概略図である。
図1に示す1実施例に基づいて説明する。図1は本発明
の真空容器内の取鍋上蓋を断面して示す概略図である。
【0010】図1において、11は真空容器内に配置さ
れる取鍋12の外径と略同じ径の本発明上蓋であり、例
えば銅又は鋼製の平板状の下部鏡板13と上部鏡板14
とを所定の間隔を存して球面状に曲げ加工して製作され
ている。
れる取鍋12の外径と略同じ径の本発明上蓋であり、例
えば銅又は鋼製の平板状の下部鏡板13と上部鏡板14
とを所定の間隔を存して球面状に曲げ加工して製作され
ている。
【0011】そして、これら下部鏡板13と上部鏡板1
4の間には、本発明上蓋11の冷却効率を良好にするべ
く、例えば渦巻き状に加工した仕切り板15が溶接一体
化され、外周部に設けた冷却水入口16から供給された
冷却水がこれら下部鏡板13と上部鏡板14との間を流
れて冷却し、中央部に設けた冷却水出口17から排出す
るようになっている。また、本発明上蓋11の中央には
ランスの挿入孔18が、またこの挿入孔18より若干外
周部寄りの位置にはサブランスの挿入孔19が貫通状に
開設されている。
4の間には、本発明上蓋11の冷却効率を良好にするべ
く、例えば渦巻き状に加工した仕切り板15が溶接一体
化され、外周部に設けた冷却水入口16から供給された
冷却水がこれら下部鏡板13と上部鏡板14との間を流
れて冷却し、中央部に設けた冷却水出口17から排出す
るようになっている。また、本発明上蓋11の中央には
ランスの挿入孔18が、またこの挿入孔18より若干外
周部寄りの位置にはサブランスの挿入孔19が貫通状に
開設されている。
【0012】本発明の真空容器内の取鍋上蓋11は上記
したような構成であり、冷却水入口16から供給された
冷却水が冷却水出口17から排出されるまでの間に、下
部鏡板13と上部鏡板14との間を流れて上蓋11を冷
却し、溶鋼からの受熱変形を防止するとともに、スプラ
ッシュの付着を可及的に防止する。
したような構成であり、冷却水入口16から供給された
冷却水が冷却水出口17から排出されるまでの間に、下
部鏡板13と上部鏡板14との間を流れて上蓋11を冷
却し、溶鋼からの受熱変形を防止するとともに、スプラ
ッシュの付着を可及的に防止する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真空容器
内の溶湯容器上蓋は、下部鏡板を平板状とすることによ
り従来の鋼管製水冷式上蓋と比較して受熱面積の減少を
図るとともに、水冷化して溶鋼より飛散するスプラッシ
ュの付着を可及的に防止できる。従って、従来のように
上蓋内面に付着・成長したスプラッシュの除去作業が大
幅に減少するとともに、溶鋼温度の低下も防止でき、鋼
品質を向上することができる。
内の溶湯容器上蓋は、下部鏡板を平板状とすることによ
り従来の鋼管製水冷式上蓋と比較して受熱面積の減少を
図るとともに、水冷化して溶鋼より飛散するスプラッシ
ュの付着を可及的に防止できる。従って、従来のように
上蓋内面に付着・成長したスプラッシュの除去作業が大
幅に減少するとともに、溶鋼温度の低下も防止でき、鋼
品質を向上することができる。
【図1】本発明の真空容器内の取鍋上蓋を断面して示す
概略図である。
概略図である。
【図2】従来の鋼管製水冷式上蓋の平面からみた冷却水
流れの説明図である。
流れの説明図である。
【図3】従来の鋼管製水冷式上蓋の内面に噛み込み付着
し、成長したスプラッシュの説明図である。
し、成長したスプラッシュの説明図である。
11 上蓋 13 下部鏡板 14 上部鏡板 15 仕切り板 18 ランスの挿入孔 19 サブランスの挿入孔
Claims (1)
- 【請求項1】 真空容器内に配置される溶湯容器の上蓋
であって、平板状の下部鏡板と上部鏡板とを所定の間隔
を存して球面状に曲げ加工するとともに、これら下部鏡
板と上部鏡板の間を冷却水通路となすべく仕切り板で区
画し、さらに所定位置に下部鏡板と上部鏡板を貫通する
ランスの挿入孔とサブランスの挿入孔を開設したことを
特徴とする真空容器内の溶湯容器上蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17502793A JPH0734118A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 真空容器内の溶湯容器上蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17502793A JPH0734118A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 真空容器内の溶湯容器上蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734118A true JPH0734118A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15988941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17502793A Pending JPH0734118A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 真空容器内の溶湯容器上蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734118A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214647A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 取鍋精錬用の水冷蓋および精錬処理方法 |
| FR2885208A1 (fr) * | 2005-05-02 | 2006-11-03 | Ile Barbe Davene Soc Civ Soc C | Couvercle de cuve a vide refroidi a l'eau |
| EP2380682A3 (de) * | 2010-04-21 | 2012-10-24 | INTECO special melting technologies GmbH | Wassergekühlter Deckel für ein Behandlungsgefäß für Metallschmelzen |
| JP2025087338A (ja) * | 2023-11-29 | 2025-06-10 | Jfeスチール株式会社 | 蓋体及び排気口閉鎖装置 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17502793A patent/JPH0734118A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214647A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 取鍋精錬用の水冷蓋および精錬処理方法 |
| FR2885208A1 (fr) * | 2005-05-02 | 2006-11-03 | Ile Barbe Davene Soc Civ Soc C | Couvercle de cuve a vide refroidi a l'eau |
| EP2380682A3 (de) * | 2010-04-21 | 2012-10-24 | INTECO special melting technologies GmbH | Wassergekühlter Deckel für ein Behandlungsgefäß für Metallschmelzen |
| JP2025087338A (ja) * | 2023-11-29 | 2025-06-10 | Jfeスチール株式会社 | 蓋体及び排気口閉鎖装置 |
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