JPH0734274Y2 - 倉庫に収納するコンテナ用個別温度調整装置 - Google Patents

倉庫に収納するコンテナ用個別温度調整装置

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JPH0734274Y2
JPH0734274Y2 JP1991097164U JP9716491U JPH0734274Y2 JP H0734274 Y2 JPH0734274 Y2 JP H0734274Y2 JP 1991097164 U JP1991097164 U JP 1991097164U JP 9716491 U JP9716491 U JP 9716491U JP H0734274 Y2 JPH0734274 Y2 JP H0734274Y2
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container body
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JP1991097164U
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JPH0540750U (ja
Inventor
己徳 鍵山
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株式会社コスモメディア
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンテナ本体の内部
を、これを収納している倉庫内の温度に関わりなく個別
に温度調整することができるようにするとともに、コン
テナ本体内の温度が予定する温度よりも上昇したときに
これを下げ、またこの逆を行うことができるようにした
倉庫に収納するコンテナ用個別温度調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に倉庫には各種の物品が収納保管さ
れているが、これら収納されいる物品の中には、例えば
毛皮品、美術品、高級酒類、その他の食料品の如く、温
度(又は湿度)管理が非常に厳格に行われなければなら
ないものが存在する。
【0003】一方、近時、ビルディング状の大きい倉庫
を建設した後、この倉庫内に多数のコンテナ本体を移動
可能に配設し、このコンテナ本体に種類別に区分した物
品を収納すること、又はこのコンテナ本体をリースする
等して、一般の使用に供するべく、いわゆるトランクル
ームと称するものが用いられるようになっている。
【0004】このようなトランクルームにあっても、コ
ンテナ本体内部の温度(又は湿度)管理が必要であるこ
とには変りなく、そのため従来行われていた一般的な方
法を大別すると次の通りである。
【0005】すなわちその1は、倉庫内全体の温度調整
をすることによってコンテナ本体の壁面を経由して間接
的にコンテナ本体内部の温度調整を行う方式であった。
しかしこれによると、倉庫内温度調整の影響がコンテナ
本体内部に及ぶためには長時間を要するのみならず、倉
庫に出入りする都度の扉開閉によって倉庫内の温度と外
部の温度の交換がなされ、適度に調整された倉庫内の空
気が外部に漏出してしまうこともある。
【0006】そこでこれを解決するものとして、コンテ
ナ本体に個別に空調器を設置し、このコンテナ本体内部
の温度調整を個別に行うことができるようにしたものが
開発されるに及んでいる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のコンテナ本体の
温度調整を個別に行い得るものにおいては、温度調整の
効果が直接的である点でははなはだ好ましいところ、コ
ンテナ本体毎に空調器を設置しなければならず、しかし
コンテナ本体の数は通常1倉庫当たり数百又はそれ以上
に及ぶことがあり、してみると空調器の数も同数必要と
なるのみならず、全空調器に使用する電力等のエネルギ
ーもきわめて大となる。
【0008】さらにまた空調器をコンテナ本体内に設置
することによってコンテナ本体内部の収納有効容積が必
然的に狭められる結果になり、また上記のものにおいて
は電源又はガス源えの直接的な接続が必要となるため、
コンテナ本体を移動させるためには、その準備作業がは
なはだ煩雑であると言わざるを得なかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案に係る倉
庫に収納するコンテナ用個別温度調整装置は前記の課題
を解決するために、コンテナ本体の一部に形成した空気
流通孔に密着し得る吸排口を形成した二重ダクトの内側
ダクトをサプライ管、外側ダクトをリターン管とすると
ともに、このうちサプライ管を空調器に連結し、前記空
気流通孔近傍におけるリターン管内には温度感知器を、
また前記空気流通孔近傍におけるサプライ管内には前記
温度感知器で感知した温度によって作動又は停止する送
風ファンを配設して、サプライ管を経由して空調器より
例えば冷風(又は温風)をコンテナ本体内に供給すると
ともに、コンテナ本体内の温度上昇(又は温度降下)し
た空気をリターン管を経由して排出し、この場合、リタ
ーン管を通過する空気の温度が予定以上に上昇(又は降
下)している場合には、前記温度感知器の反応に応じて
送風ファンを作動せしめ、冷風(又は温風)をコンテナ
本体内に送り込み、またリターン管を通過する空気の温
度が予定以上に上昇(又は降下)していない場合には温
度感知器及び送風ファンは何ら作動しないようにし、も
ってコンテナ本体の内部を、これを収納している倉庫内
温度に関わりなく温度調整することができるようにした
ものである。
【0010】
【実施例】次にこの考案に係る倉庫に収納するコンテナ
用個別温度調整装置の一実施例を図に基づいて述べる
と、1は一部に空気流通孔2を形成したコンテナ本体で
あり、このコンテナ本体1自体は、前記空気流通孔2を
除くと従来公知のものと同一である。またこの空気流通
孔2の形状に関しては、後述する制限を除くと他に制限
は無く、したがって単に開口するものであればよく、丸
孔であっても角孔であってもよい。
【0011】またこの空気流通孔2の位置については、
コンテナ本体1の底面又は背面が好ましい。
【0012】3は、内側ダクトをサプライ管4とし、外
側ダクトをリターン管5として断面二重に形成した二重
ダクトであり、このうちサプライ管は空調器Cに連結し
てある。また6は前記二重ダクト3に形成した吸排口で
あり、この吸排口6は二重ダクト3におけるサプライ管
4に形成した吹出口7及びリターン管5に形成した吸引
口8の総称である。そしてこれら吹出口7及び吸引口8
が、それぞれサプライ管4及びリターン管5に連通して
形成した枝管の先端を指し示すものであるが、前記枝管
相互並びにこれら吹出口7及び吸引口8は、それぞれ二
重ダクト3の一部を構成することになるのである。
【0013】9はリターン管5の吸引口8外周に配設し
た筒状アダプターであり、この筒状アダプター9は軟質
プラスチックでスカート状に成形されている。またこの
筒状アダプター9の自由端側開口部は前記コンテナ本体
1に形成した空気流通孔2よりも大とする。すなわち、
空気流通孔2及び筒状アダプター9の開口部形状が円形
であるとすれば、筒状アダプター9の前記自由端側開口
部の直径は空気流通孔2の直径より大にしておく。前記
した空気流通孔2に関する制限とは、これを指す。
【0014】10はリターン管5内における吸引口8近
傍に配設した温度感知器であり、この温度感知器10は
リターン管5内に配設した検出器11とリターン管5外
に配設した設定器12を結線することによって構成され
ている。
【0015】13はサプライ管4内における吹出口7近
傍に配設した送風ファンであり、この送風ファン13は
吹出口7側に向けて配設してあるとともに、前記温度感
知器10に同期せしめ、吸引口8近傍の空気が前記温度
感知器10によって設定された範囲の温度である場合
は、作動することがなく、前記範囲外の温度であるとき
に作動する構造に構成されている。
【0016】尚、14はスタッカークレーンであり、1
5はこのスタッカークレーン14の移動レーム16の両
側に配設したコンテナ本体1の格納用棚フレームであ
る。この棚フレーム15はコンテナ本体1を格納する際
に、上下方向に格納することも可能にするものであり、
一般には格納数を高めるために用いられているので、本
実施例においても、この棚フレーム15を用いることに
する。
【0017】したがってこの棚フレーム15を用いた場
合においては、棚フレーム15の下方及び背面に二重ダ
クト3を配設するとともに、この二重ダクト3の吸排口
6が、コンテナ本体1の下面又は背面に向くように配設
されなければならない。またこの場合、コンテナ本体1
を棚フレーム15上に配置したときに、コンテナ本体1
の底面又は背面に形成した空気流通孔2が二重ダクト3
の吸排口6に配設した筒状アダプター9の開口部のほぼ
中間に位置するように、かつ密着するようにする。その
ためには、背面に空気流通孔2を形成したコンテナ本体
1にあっては、棚フレーム15上においてコンテナ本体
1の背面側に形成した空気流通孔2を吸排口6に配設し
た筒状アダプター9の自由端側開口部に強制的に押し付
ければよく、また底面に空気流通孔2を形成したコンテ
ナ本体1にあっては、コンテナ本体1を棚フレーム15
上に置いた際に、このコンテナ本体1の下面となる位置
よりも僅かに上方に筒状アダプター9の開口部が位置す
る状態に二重ダクト3及び筒状アダプター9の位置関係
を設計すれば、コンテナ本体1を棚フレーム15上に配
置するのみで、このコンテナ本体1の底面に形成してあ
る空気流通孔2が二重ダクト3の吸排口6に配設した筒
状アダプター9の自由端側開口部に自然に押し付けられ
ることになる。
【0018】
【作用】しかしてコンテナ本体1の底面又は背面に形成
した空気流通孔2が二重ダクト3の吸排口6に配設した
筒状アダプター9に一致するように、コンテナ本体1を
棚フレーム15上に配置する。この場合、筒状アダプタ
ー9の開口部は空気流通孔2よりも大であるので、この
コンテナ本体1の配置に多少の位置ずれが存在しても空
気流通孔2は筒状アダプター9の開口部に位置すること
になる。また筒状アダプター9は軟質プラスチックで形
成してあるために、これによってコンテナ本体1が圧着
されると多少の変形を伴って密着し、その結果、筒状ア
ダプター9の開口部は空気流通孔2を完全に包囲するこ
とになるのみならず、この筒状アダプター9が緩衝材と
なって二重ダクト3に損傷を与えることがない。
【0019】次に空調器Cからサプライ管4を経由して
空気をコンテナ本体1内に送り込む。この場合冷風を供
給すると、コンテナ本体1内の温度は降下する。そして
コンテナ本体1内に収納した物品によっても異なるが、
仮にコンテナ本体1内の温度を摂氏15度以下を維持す
るように設定する場合には、温度感知器10の設定器1
2の操作によって行う。
【0020】サプライ管4から冷風の供給が行われるこ
とによって、それまでコンテナ本体1内に存在していた
空気は吸引口8からリターン管5を経由して外部に放出
される。
【0021】これらの場合において、吸引口8近傍にお
いてコンテナ本体1からリターン管5へ戻る空気が、設
定器12によって設定された温度範囲外である場合、す
なわち前記の例では摂氏15度を越える場合には、これ
を感知した検出器11の作用によって送風ファン13は
回転し、冷風を積極的にコンテナ本体1内に送り込む作
用を営むことになる。
【0022】一方、コンテナ本体1からリターン管5へ
戻る空気が設定器12によって設定された温度範囲内、
すなわち摂氏15度より低い場合は、送風ファン13は
回転することがない。
【0023】以上においてサプライ管4を経由してコン
テナ本体1内に供給する空気が冷風であることを主とし
て述べたが、コンテナ本体1内に収納する物品によって
は温風の場合もあり得る。しかしサプライ管4から冷風
を供給する場合、このサプライ管4を二重ダクト3の内
側ダクトとしてあるため、結露対策(外側ダクトの外周
には結露しない。)上、好ましい。
【0024】
【考案の効果】前記のようにこの考案に係る倉庫に収納
するコンテナ用個別温度調整装置によれば、コンテナ本
体の一部に形成した空気流通孔に密着し得る吸排口を形
成した二重ダクトの内側ダクトをサプライ管、外側ダク
トをリターン管とするとともに、このうちサプライ管を
空調器に連結し、前記空気流通孔近傍におけるリターン
管内には温度感知器を、また前記空気流通孔近傍におけ
るサプライ管内には前記温度感知器で感知した温度によ
って作動又は停止する送風ファンを配設してあるので、
サプライ管を経由して空調器より例えば冷風(又は温
風)をコンテナ本体内に供給するとともに、コンテナ本
体内の温度上昇(又は温度降下)した空気をリターン管
を経由して排出し、この場合、リターン管を通過する空
気の温度が予定以上に上昇(又は降下)している場合に
は、前記温度感知器の反応に応じて送風ファンを作動せ
しめ、冷風(又は温風)をコンテナ本体内に送り込み、
またリターン管を通過する空気の温度が予定以上に上昇
(又は降下)していない場合には温度感知器及び送風フ
ァンは何ら作動しないようにし、もってコンテナ本体の
内部を、これを収納している倉庫内温度に関わりなく温
度調整することができるという効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る倉庫に収納するコンテナ用個別
温度調整装置の一実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】コンテナ本体、二重ダクト及び空調器の位置関
係を示す説明図である。
【図3】スタッカークレーンに対する棚フレームの位置
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンテナ本体 2 空気流通孔 3 二重ダクト 4 サプライ管 5 リターン管 6 吸排口 7 吹出口 8 吸引口 9 筒状アダプター 10 温度感知器 11 検出器 12 設定器 13 送風ファン 14 スタッカークレーン 15 棚フレーム 16 スタッカークレーンの移動レール C 空調器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ本体の一部に形成した空気流通
    孔に密着し得る吸排口を形成した二重ダクトの内側ダク
    トをサプライ管、外側ダクトをリターン管とするととも
    に、このうちサプライ管を空調器に連結し、前記空気流
    通孔近傍におけるリターン管内には温度感知器を、また
    前記空気流通孔近傍におけるサプライ管内には前記温度
    感知器で感知した温度によって作動又は停止する送風フ
    ァンを配設したことを特徴とする倉庫に収納するコンテ
    ナ用個別温度調整装置。
JP1991097164U 1991-10-31 1991-10-31 倉庫に収納するコンテナ用個別温度調整装置 Expired - Lifetime JPH0734274Y2 (ja)

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JPH0540750U JPH0540750U (ja) 1993-06-01
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