JPH0734312Y2 - 直流アーク炉の炉底構造 - Google Patents
直流アーク炉の炉底構造Info
- Publication number
- JPH0734312Y2 JPH0734312Y2 JP1990068583U JP6858390U JPH0734312Y2 JP H0734312 Y2 JPH0734312 Y2 JP H0734312Y2 JP 1990068583 U JP1990068583 U JP 1990068583U JP 6858390 U JP6858390 U JP 6858390U JP H0734312 Y2 JPH0734312 Y2 JP H0734312Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- rod
- shaped
- electrodes
- arc furnace
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- Furnace Details (AREA)
- Discharge Heating (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属材料の溶解、溶融金属の精錬等に使用さ
れる直流アーク炉の炉底構造に関する。
れる直流アーク炉の炉底構造に関する。
[従来の技術] 精錬用のアーク炉として、炉内に装入した溶融金属の上
方に配置した電極と、炉底部に取り付けた炉底電極との
間に電流を流し、溶融金属の精錬を行う直流アーク炉が
知られている。この種の直流アーク炉における炉底電極
は、その構造は複数のタイプがあるが、例えば特開昭57
−152697号公報に開示されているように、第5図に示す
炉底板3または電極取り付けフランジ10に固定され、該
電極取り付けフランジ10を介して、炉体と炉底電極1と
の間を電気的に縁を切るため炉底電極と炉底板または電
極取り付けフランジとの間に絶縁材6を設置している。
方に配置した電極と、炉底部に取り付けた炉底電極との
間に電流を流し、溶融金属の精錬を行う直流アーク炉が
知られている。この種の直流アーク炉における炉底電極
は、その構造は複数のタイプがあるが、例えば特開昭57
−152697号公報に開示されているように、第5図に示す
炉底板3または電極取り付けフランジ10に固定され、該
電極取り付けフランジ10を介して、炉体と炉底電極1と
の間を電気的に縁を切るため炉底電極と炉底板または電
極取り付けフランジとの間に絶縁材6を設置している。
[考案が解決しようとする課題] ところが、独立した2本の棒状炉底電極を有する直流ア
ーク炉の場合には隣接する棒状炉底電極間の距離が短
く、次の様な問題点が生ずる。
ーク炉の場合には隣接する棒状炉底電極間の距離が短
く、次の様な問題点が生ずる。
スクラップ中に含まれる鉛が操業をかさねていくに従
い炉底部に凝固・析出し、次第に隣接した炉底電極との
間の絶縁材を覆い、絶縁した複数の炉底電極間に導通性
が生じ操業制御上不都合となる。
い炉底部に凝固・析出し、次第に隣接した炉底電極との
間の絶縁材を覆い、絶縁した複数の炉底電極間に導通性
が生じ操業制御上不都合となる。
絶縁した複数の炉底電極間に導通性が生じた時、スク
ラップと炉底電極との接触状況によってスクラップとの
接触が悪い電極分の電流が接触が良い電極へ流れて、各
々の炉底電極に流せる許容電流以上の電流が流れる場合
があり炉底電極の寿命に支障を生じる。
ラップと炉底電極との接触状況によってスクラップとの
接触が悪い電極分の電流が接触が良い電極へ流れて、各
々の炉底電極に流せる許容電流以上の電流が流れる場合
があり炉底電極の寿命に支障を生じる。
本考案は、上記問題点を解決するためのもので安定した
操業を可能ならしめることを目的とするものである。
操業を可能ならしめることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の炉底構造は、電気的に独立した複数の棒状炉底
電極を有し、該棒状炉底電極の下端部をそれぞれ冷却函
にて支持する如くなした直流アーク炉の炉底構造におい
て、炉底部に、適宜の間隔を有する2本の棒状炉底電極
を貫通させるための開孔部を設け、該貫通用開孔部に
は、前記冷却函をそれぞれ取り付けるための2個のフラ
ンジを、開孔部全てを覆うことなく一定の空間部を形成
させるように配置し、かつ該空間部上に下面に数条の溝
を持つ定型耐火物を配設したことを特徴とする直流アー
ク炉の炉底構造とする。
電極を有し、該棒状炉底電極の下端部をそれぞれ冷却函
にて支持する如くなした直流アーク炉の炉底構造におい
て、炉底部に、適宜の間隔を有する2本の棒状炉底電極
を貫通させるための開孔部を設け、該貫通用開孔部に
は、前記冷却函をそれぞれ取り付けるための2個のフラ
ンジを、開孔部全てを覆うことなく一定の空間部を形成
させるように配置し、かつ該空間部上に下面に数条の溝
を持つ定型耐火物を配設したことを特徴とする直流アー
ク炉の炉底構造とする。
[作用] 本考案においては、隣接する棒状炉底電極の間には炉底
板に開孔部が設けられており、更に、この開孔部には棒
状炉底電極を支持し、かつ、冷却する冷却函のフランジ
で覆う如くなすが、その際、開孔部全てを覆うことな
く、2本の棒状炉底電極間に一定の空間部が形成されて
いる。したがって、棒状炉底電極中心に凝縮してくるス
クラップ中の鉛は隣接する棒状炉底電極間の絶縁性を損
なう事なく該開孔部の空間部より炉外へ排出されること
となり、複数の棒状炉底電極に所定の電流を確実に供給
でき安定した操業が可能となる。
板に開孔部が設けられており、更に、この開孔部には棒
状炉底電極を支持し、かつ、冷却する冷却函のフランジ
で覆う如くなすが、その際、開孔部全てを覆うことな
く、2本の棒状炉底電極間に一定の空間部が形成されて
いる。したがって、棒状炉底電極中心に凝縮してくるス
クラップ中の鉛は隣接する棒状炉底電極間の絶縁性を損
なう事なく該開孔部の空間部より炉外へ排出されること
となり、複数の棒状炉底電極に所定の電流を確実に供給
でき安定した操業が可能となる。
[実施例] 本考案による直流アーク炉の炉底構造例を第1図及び第
2図により説明する。
2図により説明する。
棒状炉底電極1は棒状炉底電極1を冷却する冷却函2を
介して炉底板3に固定される。炉底板3には隣接する棒
状炉底電極1を一括して貫通させるよう一体化した貫通
用開孔部4が設けられており、炉底板3には冷却函2の
フランジ5が絶縁材6を介して取り付けられている。
介して炉底板3に固定される。炉底板3には隣接する棒
状炉底電極1を一括して貫通させるよう一体化した貫通
用開孔部4が設けられており、炉底板3には冷却函2の
フランジ5が絶縁材6を介して取り付けられている。
平面的には一体化した貫通用開孔部4は冷却函2のフラ
ンジ5部にて全てが覆われることはなく、この空間部11
より炉内にライニングされた不定型耐火物7の炉外への
流出を防止するため冷却函2のフランジ5部にて覆われ
ない部分に定型耐火物8を配置する。なお定型耐火物8
には第3図に示したような鉛排出用ガイド溝9を設ける
と鉛の炉外排出が効果的となる。
ンジ5部にて全てが覆われることはなく、この空間部11
より炉内にライニングされた不定型耐火物7の炉外への
流出を防止するため冷却函2のフランジ5部にて覆われ
ない部分に定型耐火物8を配置する。なお定型耐火物8
には第3図に示したような鉛排出用ガイド溝9を設ける
と鉛の炉外排出が効果的となる。
第4図に、前記のような炉底部構造になる2本の棒状炉
底電極を更に、棒状炉底電極取り付けフランジ10を介し
て設けた別実施例の炉底構造例を示す。これは棒状炉底
電極取り付けフランジ10を炉底板3と縁を切った状態と
し、2本の棒状炉底電極1、冷却函2等を棒状炉底電極
取り付けフランジ10の取り付け、取り外しにより、一括
して整備できるものである。絶縁のため、棒状炉底電極
取り付けフランジ10と炉底板3との間に絶縁材6aが設け
られている。
底電極を更に、棒状炉底電極取り付けフランジ10を介し
て設けた別実施例の炉底構造例を示す。これは棒状炉底
電極取り付けフランジ10を炉底板3と縁を切った状態と
し、2本の棒状炉底電極1、冷却函2等を棒状炉底電極
取り付けフランジ10の取り付け、取り外しにより、一括
して整備できるものである。絶縁のため、棒状炉底電極
取り付けフランジ10と炉底板3との間に絶縁材6aが設け
られている。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の炉底構造においては、2
本の棒状炉底電極が近接し、スクラップ中の鉛が操業を
重ねるうちに、棒状炉底電極周辺を中心に炉底部に溜ま
り出しても他の棒状炉底電極との絶縁性を損なうことな
く凝縮・析出した鉛を炉底板より、即ち2本の棒状炉底
電極間に形成された空間部より炉外へ排出できるため、
安定した操業が確保され、更に炉底電極寿命の信頼性が
向上されるため、操業性・生産性向上に大幅に貢献する
ものである。
本の棒状炉底電極が近接し、スクラップ中の鉛が操業を
重ねるうちに、棒状炉底電極周辺を中心に炉底部に溜ま
り出しても他の棒状炉底電極との絶縁性を損なうことな
く凝縮・析出した鉛を炉底板より、即ち2本の棒状炉底
電極間に形成された空間部より炉外へ排出できるため、
安定した操業が確保され、更に炉底電極寿命の信頼性が
向上されるため、操業性・生産性向上に大幅に貢献する
ものである。
第1図は本考案の直流アーク炉炉底構造の縦断面図を示
し、第2図は第1図をA−A線で切って、不定形耐火物
を省略して描いた部分断面図を示し、第3図は本考案で
の定型耐火物の形状の例図を示す。第4図は本考案の別
実施例の直流アーク炉炉底構造の縦断面図を示す。第5
図は、本考案に関する従来技術を示す断面図である。 1…棒状炉底電極、3…炉底板、4…一体化した貫通用
開孔部、6、6a…絶縁材、8…定型耐火物、10…棒状炉
底電極取り付けフランジ、11…空間部
し、第2図は第1図をA−A線で切って、不定形耐火物
を省略して描いた部分断面図を示し、第3図は本考案で
の定型耐火物の形状の例図を示す。第4図は本考案の別
実施例の直流アーク炉炉底構造の縦断面図を示す。第5
図は、本考案に関する従来技術を示す断面図である。 1…棒状炉底電極、3…炉底板、4…一体化した貫通用
開孔部、6、6a…絶縁材、8…定型耐火物、10…棒状炉
底電極取り付けフランジ、11…空間部
Claims (1)
- 【請求項1】電気的に独立した複数の棒状炉底電極を有
し、該棒状炉底電極の下端部をそれぞれ冷却函(2)に
て支持する如くなした直流アーク炉の炉底構造におい
て、炉底部に、適宜の間隔を有する2本の棒状炉底電極
(1)を貫通させるための開孔部(4)を設け、該貫通
用開孔部には、前記冷却函をそれぞれ取り付けるための
2個のフランジ(5)を、開孔部全てを覆うことなく一
定の空間部(11)を形成させるように配置し、かつ該空
間部上に下面に数条の溝を持つ定型耐火物(8)を配設
したことを特徴とする直流アーク炉の炉底構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990068583U JPH0734312Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 直流アーク炉の炉底構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990068583U JPH0734312Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 直流アーク炉の炉底構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0427391U JPH0427391U (ja) | 1992-03-04 |
| JPH0734312Y2 true JPH0734312Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31603147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990068583U Expired - Fee Related JPH0734312Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 直流アーク炉の炉底構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734312Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3106741C2 (de) * | 1981-02-24 | 1983-06-16 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 4200 Oberhausen | Kontaktelektroden-Anordnung für Lichtbogen- oder Widerstandsschmelzofen |
| JPS6246183A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-28 | 日本鋼管株式会社 | 直流ア−ク炉の炉底構造 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990068583U patent/JPH0734312Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427391U (ja) | 1992-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |