JPH0734425A - 面状発熱体 - Google Patents
面状発熱体Info
- Publication number
- JPH0734425A JPH0734425A JP20123893A JP20123893A JPH0734425A JP H0734425 A JPH0734425 A JP H0734425A JP 20123893 A JP20123893 A JP 20123893A JP 20123893 A JP20123893 A JP 20123893A JP H0734425 A JPH0734425 A JP H0734425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- woven
- carbon fiber
- fiber
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロ−ドヒ−テイング用資材、あるいは住居の
屋根、瓦、壁など、若しくは家畜小屋の屋根や壁など積
雪・凍結防止として有用発熱体を提供する。 【構成】 カーボンフアイバー単体糸で織った織布また
は網状体、あるいはカーボンフアイバーと耐熱性繊維と
の混紡糸で織った織布または網状体の両面を熱可塑性樹
脂で被覆し、該熱可塑性樹脂被覆織布または網状体に通
電して発熱せしめ得る面状発熱体。
屋根、瓦、壁など、若しくは家畜小屋の屋根や壁など積
雪・凍結防止として有用発熱体を提供する。 【構成】 カーボンフアイバー単体糸で織った織布また
は網状体、あるいはカーボンフアイバーと耐熱性繊維と
の混紡糸で織った織布または網状体の両面を熱可塑性樹
脂で被覆し、該熱可塑性樹脂被覆織布または網状体に通
電して発熱せしめ得る面状発熱体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば道路上の積雪・
凍結を防止するためのロ−ドヒ−テイング用の資材など
に使用し得る面状発熱体に関する。
凍結を防止するためのロ−ドヒ−テイング用の資材など
に使用し得る面状発熱体に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】例えば、冬季における積雪寒
冷地域の道路の凍結および積雪は、道路交通上重大な問
題で地域社会、地域経済に及ぼす影響は甚大であり、ス
リップによる交通事故などでの人的被害も社会的問題と
なっている。かといって、自動車のスリップ防止のため
にスパイクタイヤを自動車に装着することは、粉塵公害
発生の点から各府県では禁止している。従来この道路の
凍結および積雪対策として、塩化カルシウムや塩化ナト
リウムなどの塩化物の路面散布や地下水の路面散水が行
われていた。しかしながら、塩化物の路面散布は極低温
時や多雪時においてはその効果に限界があり、またその
付近の植生に対して悪影響及ぼすなどの問題があり、ま
た地下水の路面散水にしても地下水汲み上げによる地盤
沈下や地下水の枯渇などの懸念が問題視されている。最
近、温風または温水などを循環利用するヒ−トパイプ方
式によるロ−ドヒ−テイングや、高分子樹脂で被覆した
ニクロム線の埋設による電熱方式によるロ−ドヒ−テイ
ングが試験的に試みられている。しかしながら、前者の
ヒ−トパイプ方式においては、施設および施工などが共
に大がかなりなものになり、またダクト・パイプの延長
に伴い温度の低下が著しく、建設費、維持管理費とも膨
大なものとなる。また、後者のニクロム線による電熱方
式においては、ニクロム線が非常に高温となるため絶縁
被覆樹脂が損傷を起こしやすく、また走行車両の荷重に
よる路面変形で該ニクロム線の断絶が起こりやすいため
施設の寿命が短く、維持管理が難しい、といった問題が
ある。一方、特開平1−130488号公報、特開平3
−203185号公報で提案されている面状加熱装置
は、炭化珪素繊維織布をセラミックシ−トでサンドイッ
チ構造に挟んだものとか、炭素質の面状発熱体を石英容
器に内蔵したものであって、いずれもその製作にはかな
りのコストがかかり、また広範囲にわたって加熱する面
状体には不適当である。
冷地域の道路の凍結および積雪は、道路交通上重大な問
題で地域社会、地域経済に及ぼす影響は甚大であり、ス
リップによる交通事故などでの人的被害も社会的問題と
なっている。かといって、自動車のスリップ防止のため
にスパイクタイヤを自動車に装着することは、粉塵公害
発生の点から各府県では禁止している。従来この道路の
凍結および積雪対策として、塩化カルシウムや塩化ナト
リウムなどの塩化物の路面散布や地下水の路面散水が行
われていた。しかしながら、塩化物の路面散布は極低温
時や多雪時においてはその効果に限界があり、またその
付近の植生に対して悪影響及ぼすなどの問題があり、ま
た地下水の路面散水にしても地下水汲み上げによる地盤
沈下や地下水の枯渇などの懸念が問題視されている。最
近、温風または温水などを循環利用するヒ−トパイプ方
式によるロ−ドヒ−テイングや、高分子樹脂で被覆した
ニクロム線の埋設による電熱方式によるロ−ドヒ−テイ
ングが試験的に試みられている。しかしながら、前者の
ヒ−トパイプ方式においては、施設および施工などが共
に大がかなりなものになり、またダクト・パイプの延長
に伴い温度の低下が著しく、建設費、維持管理費とも膨
大なものとなる。また、後者のニクロム線による電熱方
式においては、ニクロム線が非常に高温となるため絶縁
被覆樹脂が損傷を起こしやすく、また走行車両の荷重に
よる路面変形で該ニクロム線の断絶が起こりやすいため
施設の寿命が短く、維持管理が難しい、といった問題が
ある。一方、特開平1−130488号公報、特開平3
−203185号公報で提案されている面状加熱装置
は、炭化珪素繊維織布をセラミックシ−トでサンドイッ
チ構造に挟んだものとか、炭素質の面状発熱体を石英容
器に内蔵したものであって、いずれもその製作にはかな
りのコストがかかり、また広範囲にわたって加熱する面
状体には不適当である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点を解決するものであって、熱利用効率が
高く施工性に優れ維持管理が容易な面状発熱体を、例え
ば舗装道路用凍結防止および融雪施設として提供するこ
とを目的としてなされたものである。
来技術の問題点を解決するものであって、熱利用効率が
高く施工性に優れ維持管理が容易な面状発熱体を、例え
ば舗装道路用凍結防止および融雪施設として提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、例えば道路
舗装などにおけるロ−ドヒ−テイングに関して良好な凍
結防止および融雪効果を有する面状発熱体について鋭意
研究を重ねた結果、導電性に富むカ−ボンフアイバ−を
熱可塑性の樹脂で被覆した面状発熱体を用いることによ
り、前記目的を達成することを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は導
電性に富むカーボンフアイバーを少なくとも一部に含む
織物体または網状体、即ち、カーボンフアイバー単体糸
で織った織布または網状体、あるいはカーボンフアイバ
ーと耐熱性繊維との混紡糸で織った織布または網状体の
両面を熱可塑性樹脂で被覆し、該熱可塑性樹脂被覆織布
または網状体に通電して発熱せしめ得る面状発熱体とす
るものである。ここで、単体糸とは、長繊維もしくは短
繊維からなるカーボンフアイバーの撚糸、もしくは束状
体を含む無撚糸をいい、また、混紡糸とは、長、短カー
ボンフアイバーと長、短耐熱繊維との混合物からなる
撚、無撚糸をいい、更に、織布または網状態は、経緯糸
にそれぞれ単体糸、混紡糸、耐熱繊維単体糸を用いた混
織布又は網でよいが、少なくとも一部にカーボンフアイ
バーを含み、通電した場合に発熱するものである。以下
の実施例・施工例では主としてロ−ドヒ−テイングとし
て採用した発熱体について説明しているが、もちろん本
発明の面状発熱体をロ−ドヒ−テイング用資材以外に採
用することも可能であり、例えば寒冷地区における住居
の屋根、瓦、壁など、あるいは家畜小屋の屋根や壁など
に本発明に係わる面状の発熱体を埋め込むことにより積
雪・凍結防止はもちろん室内の保温維持にも効果がある
のであり、寒冷地区において本発明の面状発熱体を幅広
く採用することにより該地区の住民の生活環境は著しく
改善されるものである。
舗装などにおけるロ−ドヒ−テイングに関して良好な凍
結防止および融雪効果を有する面状発熱体について鋭意
研究を重ねた結果、導電性に富むカ−ボンフアイバ−を
熱可塑性の樹脂で被覆した面状発熱体を用いることによ
り、前記目的を達成することを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は導
電性に富むカーボンフアイバーを少なくとも一部に含む
織物体または網状体、即ち、カーボンフアイバー単体糸
で織った織布または網状体、あるいはカーボンフアイバ
ーと耐熱性繊維との混紡糸で織った織布または網状体の
両面を熱可塑性樹脂で被覆し、該熱可塑性樹脂被覆織布
または網状体に通電して発熱せしめ得る面状発熱体とす
るものである。ここで、単体糸とは、長繊維もしくは短
繊維からなるカーボンフアイバーの撚糸、もしくは束状
体を含む無撚糸をいい、また、混紡糸とは、長、短カー
ボンフアイバーと長、短耐熱繊維との混合物からなる
撚、無撚糸をいい、更に、織布または網状態は、経緯糸
にそれぞれ単体糸、混紡糸、耐熱繊維単体糸を用いた混
織布又は網でよいが、少なくとも一部にカーボンフアイ
バーを含み、通電した場合に発熱するものである。以下
の実施例・施工例では主としてロ−ドヒ−テイングとし
て採用した発熱体について説明しているが、もちろん本
発明の面状発熱体をロ−ドヒ−テイング用資材以外に採
用することも可能であり、例えば寒冷地区における住居
の屋根、瓦、壁など、あるいは家畜小屋の屋根や壁など
に本発明に係わる面状の発熱体を埋め込むことにより積
雪・凍結防止はもちろん室内の保温維持にも効果がある
のであり、寒冷地区において本発明の面状発熱体を幅広
く採用することにより該地区の住民の生活環境は著しく
改善されるものである。
【0005】
【実施例】本発明の実施例について以下の詳細に説明す
る。本発明によりなる面状発熱体は、カーボンフアイバ
ー単体糸、あるいはカーボンフアイバーと耐熱性繊維と
の混紡糸を織ってなる織布の両面を熱可塑性樹脂で被覆
したもの(以下略して「織物体」という。)、またはカ
ーボンフアイバー単体糸、あるいはカーボンフアイバー
と耐熱性繊維との混紡糸で格子状に織った網状体を熱可
塑性樹脂で被覆したもの(以下略して「網状体」とい
う。)に所定の電流を通電して該発熱体を発熱せしめる
ことにより、例えば道路上の氷結・積雪を溶かすもので
あって、使用するカーボンフアイバーの比抵抗は10-1
〜10-4Ω・cmの範囲のものが好ましく、特に10-3
Ω・cmオ−ダ−のものが発熱効率の点から特に好まし
い。更に、カーボンフアイバーは、従来のニクロム線方
式に較べて通電時の表面温度が低いので、高温による材
料の断線事故防止などに顕著な効果を有する。上記の耐
熱性繊維材料としては、例えばガラス繊維、アラミド繊
維、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリアセタ−ル、ポリビニ−ルアルコ−ル繊維
などがあげられる。
る。本発明によりなる面状発熱体は、カーボンフアイバ
ー単体糸、あるいはカーボンフアイバーと耐熱性繊維と
の混紡糸を織ってなる織布の両面を熱可塑性樹脂で被覆
したもの(以下略して「織物体」という。)、またはカ
ーボンフアイバー単体糸、あるいはカーボンフアイバー
と耐熱性繊維との混紡糸で格子状に織った網状体を熱可
塑性樹脂で被覆したもの(以下略して「網状体」とい
う。)に所定の電流を通電して該発熱体を発熱せしめる
ことにより、例えば道路上の氷結・積雪を溶かすもので
あって、使用するカーボンフアイバーの比抵抗は10-1
〜10-4Ω・cmの範囲のものが好ましく、特に10-3
Ω・cmオ−ダ−のものが発熱効率の点から特に好まし
い。更に、カーボンフアイバーは、従来のニクロム線方
式に較べて通電時の表面温度が低いので、高温による材
料の断線事故防止などに顕著な効果を有する。上記の耐
熱性繊維材料としては、例えばガラス繊維、アラミド繊
維、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリアセタ−ル、ポリビニ−ルアルコ−ル繊維
などがあげられる。
【0006】得られた材料は織物体または網状体なの
で、例えばロ−ドヒ−テイングなどに採用する場合、前
記したヒ−トパイプ方式における配管工事のような特別
な工事を必要とせず容易に舗装面に敷設することができ
る。また、通電することにより熱源となるカーボンフア
イバーは、織物体または網状体内に織り込まれた形態で
形成されているので、位置ずれなどは一切起こらないも
のである。更に、従来のヒートパイプ方式やニクロム線
方式においては、熱源のパイプや配線などの外径が非常
に太く、このため舗装表面へのひび割れなどの悪影響あ
ったのでどうしても深い位置に敷設する必要があり、し
たがって、熱源から舗装表面への距離が大きくなり熱効
率の点で問題があった。これに対して、本発明よりなる
面状発熱体は、薄いシ−ト状となっているので、舗装道
路の表層近くに敷設することができ、熱効率が優れてお
り、本発明は前記の問題点を著しく改善したものであ
る。前記の如く、織物体または網状体の両面は熱可塑性
樹脂で被覆されているが、該被覆はカーボンフアイバー
の電気的絶縁体としての作用と外部からの損傷を防止す
る作用のために必須なものである。
で、例えばロ−ドヒ−テイングなどに採用する場合、前
記したヒ−トパイプ方式における配管工事のような特別
な工事を必要とせず容易に舗装面に敷設することができ
る。また、通電することにより熱源となるカーボンフア
イバーは、織物体または網状体内に織り込まれた形態で
形成されているので、位置ずれなどは一切起こらないも
のである。更に、従来のヒートパイプ方式やニクロム線
方式においては、熱源のパイプや配線などの外径が非常
に太く、このため舗装表面へのひび割れなどの悪影響あ
ったのでどうしても深い位置に敷設する必要があり、し
たがって、熱源から舗装表面への距離が大きくなり熱効
率の点で問題があった。これに対して、本発明よりなる
面状発熱体は、薄いシ−ト状となっているので、舗装道
路の表層近くに敷設することができ、熱効率が優れてお
り、本発明は前記の問題点を著しく改善したものであ
る。前記の如く、織物体または網状体の両面は熱可塑性
樹脂で被覆されているが、該被覆はカーボンフアイバー
の電気的絶縁体としての作用と外部からの損傷を防止す
る作用のために必須なものである。
【0007】熱可塑性樹脂は特に限定するものではな
く、熱的に安定した材料であることが好ましく、例えば
アスフアルト舗装およびコンクリ−ト舗装の凍結防止お
よび融雪材料として通常用いられている、アスフアル
ト、石油樹脂、ゴム、ワックス、軟質ポリ塩化ビニ−
ル、ポリ酢酸ビニ−ル、変成ポリ酢酸ビニ−ル、エチレ
ン一酢酸ビニ−ル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニ−ル一酢酸ビニ−ル共重合体、塩化ビニ−ル塩化ビ
ニリデン共重合体、ポリウレタン、変成ポリウレタン、
ポリビニ−ルアルコ−ル、変成ポリビニ−ルアルコ−ル
および変成ポリアミドなどの内から1種または2種以上
混合したものの中から適宜選択することができる。本発
明よりなる面状発熱体はシ−ト状となっており、その厚
さは施工上通常10mm以下が好ましい。また、カーボ
ンフアイバーは高強度で弾性率も高いので、一体成形さ
れた面状発熱体は,アスファルト舗装あるいはコンクリ
−ト舗装の際、補強効果にも寄与するものである。
く、熱的に安定した材料であることが好ましく、例えば
アスフアルト舗装およびコンクリ−ト舗装の凍結防止お
よび融雪材料として通常用いられている、アスフアル
ト、石油樹脂、ゴム、ワックス、軟質ポリ塩化ビニ−
ル、ポリ酢酸ビニ−ル、変成ポリ酢酸ビニ−ル、エチレ
ン一酢酸ビニ−ル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニ−ル一酢酸ビニ−ル共重合体、塩化ビニ−ル塩化ビ
ニリデン共重合体、ポリウレタン、変成ポリウレタン、
ポリビニ−ルアルコ−ル、変成ポリビニ−ルアルコ−ル
および変成ポリアミドなどの内から1種または2種以上
混合したものの中から適宜選択することができる。本発
明よりなる面状発熱体はシ−ト状となっており、その厚
さは施工上通常10mm以下が好ましい。また、カーボ
ンフアイバーは高強度で弾性率も高いので、一体成形さ
れた面状発熱体は,アスファルト舗装あるいはコンクリ
−ト舗装の際、補強効果にも寄与するものである。
【0008】次に本発明よりなる面状発熱体を、ロ−ド
ヒ−テイングに採用した場合の施工例を図面に基づいて
説明する。図1は上記した格子状をなす網状体の面状発
熱体(1)の一部の部分断面図であり、(2)は束状に
なったカーボンフアイバー、あるいはカーボンフアイバ
ーと耐熱繊維との混紡糸であり、これらはそれぞれ格子
状に織られて網状体をなしており、(3)は上記した網
状体を被覆している熱可塑性樹脂である。網状体の成形
は、熱可塑性樹脂で被覆したカーボンフアイバー、ある
いはカーボンフアイバーと耐熱性繊維との混紡糸を格子
状に織り込むか、あるいは格子状に織られた網状体に熱
可塑性樹脂製テ−プなどを巻回して成形してもよく、ま
た格子状の溝を有す上下金型を用いてもよい。そして、
上記網状体は、例えば2m2 毎に切断して敷設し,それ
ぞれに所定の電流を通電して発熱体を発熱せしめるので
ある。
ヒ−テイングに採用した場合の施工例を図面に基づいて
説明する。図1は上記した格子状をなす網状体の面状発
熱体(1)の一部の部分断面図であり、(2)は束状に
なったカーボンフアイバー、あるいはカーボンフアイバ
ーと耐熱繊維との混紡糸であり、これらはそれぞれ格子
状に織られて網状体をなしており、(3)は上記した網
状体を被覆している熱可塑性樹脂である。網状体の成形
は、熱可塑性樹脂で被覆したカーボンフアイバー、ある
いはカーボンフアイバーと耐熱性繊維との混紡糸を格子
状に織り込むか、あるいは格子状に織られた網状体に熱
可塑性樹脂製テ−プなどを巻回して成形してもよく、ま
た格子状の溝を有す上下金型を用いてもよい。そして、
上記網状体は、例えば2m2 毎に切断して敷設し,それ
ぞれに所定の電流を通電して発熱体を発熱せしめるので
ある。
【0009】図2は発熱体をロ−ドヒ−テイングとして
採用した場合の施工例の断面概略図であって、図におい
て(1)は面状発熱体、(4)は電線ケ−ブル、(5)
は制御盤、(6)は表層アスフアルト−コンクリ−ト、
(7)は下層アスフアルト−コンクリ−トである。本施
工例において採用した網状体の仕様は、カーボンフアイ
バー(旭化成登録商標名「ハイ・カ−ボロンAM−40
0−EW−1200」)を1m2 当たり160g、ガラ
ス繊維を1m2 当たり300g用いて開口部が15mm
角の網状体を成形し、さらに熱可塑性のスチレン・ブタ
ジエン共重合体(旭化成登録商標名「アサフレック
ス」)で被覆した。被覆物の厚さは5mmであった。
採用した場合の施工例の断面概略図であって、図におい
て(1)は面状発熱体、(4)は電線ケ−ブル、(5)
は制御盤、(6)は表層アスフアルト−コンクリ−ト、
(7)は下層アスフアルト−コンクリ−トである。本施
工例において採用した網状体の仕様は、カーボンフアイ
バー(旭化成登録商標名「ハイ・カ−ボロンAM−40
0−EW−1200」)を1m2 当たり160g、ガラ
ス繊維を1m2 当たり300g用いて開口部が15mm
角の網状体を成形し、さらに熱可塑性のスチレン・ブタ
ジエン共重合体(旭化成登録商標名「アサフレック
ス」)で被覆した。被覆物の厚さは5mmであった。
【0010】敷設条件、実験結果は下記の通りであっ
た。 1 敷設場所 東北地方の実験所内敷地 2 気象条件 施工日当日 最高温度 3度 最低気温 −4度 曇り、既に5cmの積雪があった。 施工日翌日 最高気温 2度 最低気温 −3度 曇り、後小雪、更に2cmの積雪があった。 3 敷設条件 上記網状体を1メ−トル×2メ−トル
に切断し、網状体全面に通電するようにカーボンフアイ
バーをそれぞれ接続した。次に試験用道路アスフアルト
施工時に上記発熱体をアスフアルト舗装内、表面より5
cmのところに敷設セットした。 4 通電条件 敷設が終了した午後3時から100V
の電流を1時間通電、1時間遮断する条件で施工日翌日
午前10時まで継続した。 5 実験結果 施工日翌日午前10時における発熱体
埋設カ所の地表には一切の積雪はみられず、また凍結も
していなかった。発熱体を敷設していないカ所の地表に
は5cmほどの積雪があり、その表面は一部凍結してい
た。
た。 1 敷設場所 東北地方の実験所内敷地 2 気象条件 施工日当日 最高温度 3度 最低気温 −4度 曇り、既に5cmの積雪があった。 施工日翌日 最高気温 2度 最低気温 −3度 曇り、後小雪、更に2cmの積雪があった。 3 敷設条件 上記網状体を1メ−トル×2メ−トル
に切断し、網状体全面に通電するようにカーボンフアイ
バーをそれぞれ接続した。次に試験用道路アスフアルト
施工時に上記発熱体をアスフアルト舗装内、表面より5
cmのところに敷設セットした。 4 通電条件 敷設が終了した午後3時から100V
の電流を1時間通電、1時間遮断する条件で施工日翌日
午前10時まで継続した。 5 実験結果 施工日翌日午前10時における発熱体
埋設カ所の地表には一切の積雪はみられず、また凍結も
していなかった。発熱体を敷設していないカ所の地表に
は5cmほどの積雪があり、その表面は一部凍結してい
た。
【0011】
【発明の効果】本発明に係わる面状発熱体は、導電性に
富むカーボンフアイバー単体糸、あるいはカーボンフア
イバーと耐熱性繊維とを混紡糸した糸で織った織物体、
あるいは網状体の両面を熱可塑性樹脂で被覆してシ−ト
状としており、発熱体に所定の電流を所定の条件で通電
して該発熱体を発熱せしめて例えば積雪を溶かすといっ
たロ−ドヒ−テイング用資材として有用なものである。
更に、本発明の面状発熱体はロ−ドヒ−テイング以外に
も採用することもでき、例えば寒冷地区における住居の
屋根、瓦、壁など、あるいは家畜小屋の屋根や壁などに
本発明に係わる面状の発熱体を埋め込むことにより積雪
・凍結防止はもちろん室内の保温維持にも効果があるの
であって、寒冷地区において本発熱体を幅広く採用する
ことにより該地区の住民の生活環境は著しく改善される
ものである。
富むカーボンフアイバー単体糸、あるいはカーボンフア
イバーと耐熱性繊維とを混紡糸した糸で織った織物体、
あるいは網状体の両面を熱可塑性樹脂で被覆してシ−ト
状としており、発熱体に所定の電流を所定の条件で通電
して該発熱体を発熱せしめて例えば積雪を溶かすといっ
たロ−ドヒ−テイング用資材として有用なものである。
更に、本発明の面状発熱体はロ−ドヒ−テイング以外に
も採用することもでき、例えば寒冷地区における住居の
屋根、瓦、壁など、あるいは家畜小屋の屋根や壁などに
本発明に係わる面状の発熱体を埋め込むことにより積雪
・凍結防止はもちろん室内の保温維持にも効果があるの
であって、寒冷地区において本発熱体を幅広く採用する
ことにより該地区の住民の生活環境は著しく改善される
ものである。
【図1】格子状をなす網状の面状発熱体の一部の部分切
欠図。
欠図。
【図2】発熱体をロードヒーテイングとして使用した場
合の施工例の断面概略図。
合の施工例の断面概略図。
1 面状発熱体 2 カーボンフアイバー含有糸 3 熱可塑性樹脂 4 電線ケーブル 5 制御盤 6 表層アスファルト−コンクリート 7 下層アスファルト−コンクリート
Claims (1)
- 【請求項1】 カーボンフアイバー単体糸で織った織布
または網状体、あるいはカーボンフアイバーと耐熱性繊
維との混紡糸で織った織布または網状体の両面を熱可塑
性樹脂で被覆し、該熱可塑性樹脂被覆織布または網状体
に通電して発熱せしめ得ることを特徴とする面状発熱
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20123893A JPH0734425A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20123893A JPH0734425A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 面状発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734425A true JPH0734425A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16437632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20123893A Pending JPH0734425A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 面状発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734425A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2144942A1 (es) * | 1998-01-30 | 2000-06-16 | Marmol Benitez Pedro Angel | Sistema de calefaccion de bajo consumo para focos termicos de baja temperatura. |
| JP2019030227A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社Cmc | 農地暖房システム |
| JP2023101344A (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-20 | 富士通株式会社 | 情報推薦方法、情報推薦プログラムおよび情報推薦装置 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP20123893A patent/JPH0734425A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2144942A1 (es) * | 1998-01-30 | 2000-06-16 | Marmol Benitez Pedro Angel | Sistema de calefaccion de bajo consumo para focos termicos de baja temperatura. |
| JP2019030227A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社Cmc | 農地暖房システム |
| JP2023101344A (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-20 | 富士通株式会社 | 情報推薦方法、情報推薦プログラムおよび情報推薦装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN204825636U (zh) | 智能控温防结冰系统 | |
| US5447389A (en) | Insulation system for soil | |
| KR101803831B1 (ko) | 저융점섬유를 포함하는 아스팔트 포장용 아스팔트보강재 및 이의 제조방법 | |
| US4787776A (en) | Method of directing or holding water | |
| CN106555372A (zh) | 一种透水路面铺装板及透水路面铺装结构 | |
| KR102356397B1 (ko) | 스노우멜팅용 히팅케이블, 이를 이용한 스노우멜팅 시스템 | |
| JPH0734425A (ja) | 面状発熱体 | |
| CN102322011B (zh) | 一种路面主动保温防滑设施及其施工方法 | |
| JPH0813408A (ja) | アスファルト舗装道路の補強用埋設シート状物 | |
| JP3800365B2 (ja) | 地表のり面防草保護シート | |
| JP4129438B2 (ja) | 埋設用発熱体およびアスファルト舗装構造 | |
| CN213152395U (zh) | 一种碳纤维发热格栅 | |
| KR102872041B1 (ko) | 탄소면상발열체를 이용한 초고강도 프리캐스트 콘크리트 도로 융설패널 및 그 시공방법 | |
| JP4452649B2 (ja) | 埋設用発熱体およびアスファルト舗装構造 | |
| CN222413762U (zh) | 一种可内窥屋面一体化防水系统 | |
| JP4052630B2 (ja) | 融雪屋根構造 | |
| JP2005042341A (ja) | ロードヒーティング用ブロック | |
| JPS63277353A (ja) | 放熱板 | |
| CN112609532A (zh) | 一种复合发热土工格栅的加工方法及复合发热土工格栅 | |
| KR102704385B1 (ko) | 프리캐스트 발열 콘크리트 패널 및 이를 이용한 블랙아이스 예방 도로 포장 방법 | |
| JPH0644090U (ja) | 棒状の繊維発熱体 | |
| KR20240132135A (ko) | 탄소면상발열체를 이용한 도로 융설 시스템 및 그 시공방법 | |
| CN220318814U (zh) | 一种高稳定性改性沥青防水卷材 | |
| JP4084614B2 (ja) | 路盤の融雪構造 | |
| WO2004016856A1 (en) | Method of heating substrates heating device and use thereof |