JPH0734549U - 液密電池ホルダ - Google Patents

液密電池ホルダ

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JPH0734549U
JPH0734549U JP6397593U JP6397593U JPH0734549U JP H0734549 U JPH0734549 U JP H0734549U JP 6397593 U JP6397593 U JP 6397593U JP 6397593 U JP6397593 U JP 6397593U JP H0734549 U JPH0734549 U JP H0734549U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップ部材の緩みによるホルダ部材内への
水等の侵入を未然に防止可能な液密電池ホルダを提供す
る。 【構成】 一端部に雌螺子部12が形成されたホルダ部
材10と、雌螺子部12に螺合する雄螺子部21を有
し、ホルダ部材10の一端部に着脱可能に取付けられる
キャップ部材20と、ホルダ部材10における両螺子部
12、21の噛合端開放側に部分に装着され、ホルダ部
材10に対するキャップ部材20の螺じ込み後期から螺
じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキャップ部
材20に圧接されてホルダ部材10とキャップ部材20
間をシールするシールリング24と、ホルダ部材10と
キャップ部材20とに夫々設けられ、ホルダ部材10に
対してキャップ部材20を螺合させることで相互に接近
し、所定角度の範囲内において接触して給電回路を閉成
するホルダ側接触片33及びキャップ側接触片35とを
備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用の電動歯間ブラシや電動歯ブラシやペンライトなどに好適な 液密電池ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電動歯ブラシや電動歯間清掃ブラシとして、略円筒状のホルダ部材 の一端に歯間清掃ブラシや歯ブラシを着脱可能に取付け、ホルダ部材内に電動モ ータ及びそれを駆動する電池を装着し、ホルダ部材の他端部をキャップ部材で液 密状に密閉し、電動モータの回転軸に偏心錘を固定して、偏心錘の回転時におけ る振動でホルダ部材を介して歯間清掃ブラシへ振動を付与するものが各種提案さ れている。
【0003】 通常、電動歯ブラシや電動歯間清掃ブラシは、洗面所などで使用される関係上 十分な水密性が要求されており、例えば、図9に示すように、ホルダ部材100 の雄螺子部101にキャップ部材102の雌螺子部103を螺合させるとともに 、雄螺子部101の基端部にシールリング104を装着し、ホルダ部材100に 対してキャップ部材102を螺じ込むことで、シールリング104がキャップ部 材102の先端部に圧接されて、両者間がシールされるように構成するとともに 、電動モータへの給電のため、電池105の正極を電動モータの一方の端子に直 接的に接続し、電動モータの他方の端子を帯板状の配線プレート106などを介 してホルダ部材100の開口部付近まで延長し、電池105の負極をキャップ部 材102に内装されたスプリング端子107に接続し、スプリング端子107に 接続された帯板状の接続プレート108を配線プレート106とホルダ部材10 0の周壁部間に装着してスプリング端子107を配線プレート106に電気的に 接続するとともに、この給電回路の途中部にスイッチを介装し、スイッチの操作 により電動モータを駆動するように構成してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記電動歯ブラシや電動歯間清掃ブラシでは、キャップ部材が多少 緩んだ状態でも、給電回路が結線されており、スイッチを操作すると電動モータ が駆動するので、キャップ部材が緩んでいることに気がつかないで使用して、ホ ルダ部材内に水等が侵入し、電動モータや電池や配線などが腐食するという問題 がある。 また、緩んでいるのに気付かずにスイッチをOFF操作した後、本体全体を清 掃するため水洗いをしたり或いは歯磨き水などで濡れたまま放置されることがあ る。このような時に、内部に水が侵入し、配線プレートや電動モータや電池の腐 食を誘発し、故障の原因となっているほか、歯磨き水の固化によってキャップ部 材の螺子部が緩まなく、開閉できなくなるという問題がある。 本考案の目的は、キャップ部材の緩みによるホルダ部材内への水等の侵入を未 然に防止可能な液密電池ホルダを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る液密電池ホルダは、一端部にホルダ側螺子部が形成された内部 に電池を収容可能なホルダ部材と、前記ホルダ側螺子部に螺合するキャップ側螺 子部を有し、ホルダ部材の一端部に着脱可能に取付けられてホルダ部材の一端の 開口部を閉鎖するキャップ部材と、前記ホルダ部材またはキャップ部材の一方に おける両部材の噛合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に対するキャップ部 材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキャップ部 材またはホルダ部材に圧接されてホルダ部材とキャップ部材間をシールするシー ルリングと、前記ホルダ部材とキャップ部材とに夫々設けられ、ホルダ部材に対 してキャップ部材を螺合させることで相互に接近し、前記所定角度の範囲内にお いて接触して給電回路を閉成するホルダ側接触片及びキャップ側接触片とを備え たものである。
【0006】 ここで、請求項2のように、前記ホルダ側接触片とキャップ側接触片とで給電 回路のスイッチの接触子を構成し、キャップ部材を前記所定角度の範囲内におい て回転操作することで、給電回路を閉成状態と開成状態とに切換えるように構成 してよいし、請求項3のように、前記ホルダ部材またはキャップ部材に給電回路 を閉成状態と開成状態とに切り換えるスイッチを設けてもよいし、請求項4のよ うに、前記ホルダ側螺子部とキャップ側螺子部間にその軸方向への遊びを設けて もよい。
【0007】
【作用】
請求項1に係る液密電池ホルダにおいては、ホルダ部材またはキャップ部材に 装着されたシールリングが、ホルダ部材に対するキャップ部材の螺じ込み後期か ら螺じ込み完了までの所定角度の範囲内においてキャップ部材またはホルダ部材 に圧接されて、ホルダ部材とキャップ部材間がシールされ、この所定角度の範囲 内において、ホルダ部材に設けられたホルダ側接触片がキャップ部材に設けられ たキャップ側接触片に接触して給電回路が閉成され、電動モータ等への給電が可 能となる。つまり、キャップ部材をホルダ部材に対して前記所定角度の範囲内ま で螺じ込んで、シールリングでホルダ部材とキャップ部材間が確実にシールされ るまでは、給電回路が閉成されず、電動モータ等を駆動することが出来ないので 、これにより使用者に対してシールが確実にはなされていないことを知らせるこ とになり、必然的にシールが不確実な状態では使用できないことになる。 また、シールリングをホルダ部材またはキャップ部材の一方における両部材の 噛合端開放側の部分に装着してあるので、シールリングによりホルダ側螺子部と キャップ側螺子部の噛合部分への歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能 となる。
【0008】 請求項2のように、ホルダ側接触片とキャップ側接触片とで給電回路のスイッ チの接触子を構成した場合には、所定角度の範囲内においてキャップ部材を回転 操作することで、ホルダ部材とキャップ部材間を確実にシールした状態で、給電 回路を閉成状態と開成状態とに切換えることが可能となる。
【0009】 請求項3のように、ホルダ部材またはキャップ部材に給電回路を閉成状態と開 成状態とに切り換えるスイッチを設けた場合には、ホルダ部材とキャップ部材間 を確実にシールした状態でないと、スイッチを操作しても給電回路を閉成するこ とが出来なくなり、使用者に対してシールが確実にはなされていないことを知ら せることが可能となる。
【0010】 請求項4のように、ホルダ側螺子部とキャップ側螺子部間にその軸方向への遊 びを設けた場合には、ホルダ側接触片とキャップ側接触片が接触する直前までキ ャップ部材をホルダ部材に対して螺じ込み、キャップ部材を押し操作することで 給電回路を閉成し、キャップ部材の押し操作を中断することで給電回路を開成す ることが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 本実施例は、携帯用電動歯間ブラシに本考案を適用した場合のものである。 図1に示すように、携帯用電動歯間清掃ブラシ1は、液密電池ホルダ2に振動 発生手段3及び電池4を内装した本体装置5と、本体装置5の左端部に着脱可能 に取付けられる歯間清掃ブラシ6とを備えている。但し、前記歯間清掃ブラシ6 に代えて替え歯ブラシや歯肉マッサージ具やフロスユニットを本体装置5に取付 けてもよい。
【0012】 前記液密電池ホルダ2は、振動発生手段3及び電池4を収容する略円筒状のホ ルダ部材10と、ホルダ部材10に着脱可能に取付けられるキャップ部材20と 、振動発生手段3への給電回路を構成する配線手段30とを備えている。
【0013】 前記ホルダ部材10は、図1・図2に示すように、左端近傍部が閉鎖された有 底円筒状の部材で、ホルダ部材10の左端部には歯間清掃ブラシ6を着脱可能に 保持するための4つの保持爪11が形成され、ホルダ部材10の右端近傍部の内 壁部には雌螺子部12が形成され、ホルダ部材10の右端部には内周面が雌螺子 部12よりも大径のシール面13を有するシール部14が形成されている。
【0014】 前記キャップ部材20は、図1〜図3に示すように、右端が閉鎖された略円筒 状の部材で、キャップ部材20の左部には雌螺子部12に螺合する雄螺子部21 が形成され、この雄螺子部21は左右方向向きに延びる1対のスリット22を介 して2分割され、雄螺子部21の右側(雌螺子部12と雄螺子部21との噛合端 の開放側)には雄螺子部21よりも大径の取付部23が形成され、取付部23に はシール部14内に僅かな隙間をあけて装着されてシール面13に液密状に圧接 されるシールリング24が装着され、キャップ部材20の右部にはキャップ部材 20を回転操作するための取付部23よりも大径の把持部25が形成されている 。
【0015】 前記振動発生手段3は、図1に示すように、ホルダ部材10の左端近傍部に内 装された電動モータ7と、電動モータ7の左方へ突出状に延びる回転軸7aに固 定された偏心錘8とを備え、偏心錘8の遠心力をホルダ部材10に作用させて歯 間清掃ブラシ6を振動させるものである。
【0016】 前記配線手段30について説明すると、図1〜図3に示すように、電動モータ 7の右端部には電池4の正極に当接するカップ状接触片31が回転軸7aを覆う ように設けられ、カップ状接触片31は電動モータ7の一方の端子に接続され、 ホルダ部材10の内壁部には左右方向に延びる溝部32が形成され、溝部32内 には電動モータ7の他方の端子に接続された帯板状のホルダ側接触片33が装着 され、ホルダ側接触片33の右端部はシール部14内に延びてシール部14と雌 螺子部12間の環状段部34に係止されている。
【0017】 前記キャップ部材20の雄螺子部21の基端部には略円板状のキャップ側接触 片35が固定され、キャップ側接触片35の外周部はホルダ側接触片33の左端 部に対向配置され、雄螺子部21内には略中央部側が拡径したコイルバネからな るスプリング端子36が収容され、スプリング端子36の途中部は雄螺子部21 の左端近傍部に固定された係止片37を介して係止され、スプリング端子36の 右端部はキャップ側接触片35に電気的に接続され、スプリング端子36の左端 部は係止片37に形成された挿通孔37aを通って左方へ突出されて電池4の負 極に圧接されるように配置されている。
【0018】 前記ホルダ側接触片33とキャップ側接触片35とで給電回路のスイッチの接 触子が構成され、図4に示すように、キャップ側接触片35の左端面とシールリ ング24の中心間の距離L1は、ホルダ側接触片33の右端面とシール部14の 左端面間の距離L2よりも小さく設定され、キャップ部材20をホルダ部材10 に螺じ込んで、シールリング24がシール部14に内嵌されてその外周面がシー ル面13に圧接された状態で、ホルダ側接触片33とキャップ側接触片35とは 隙間L3を隔てて配置され、図5に示すように、キャップ部材20をホルダ部材 10に更に螺じ込むことで、キャップ側接触片35がホルダ側接触片33に圧接 されて給電回路が閉成され、電動モータ7が回転駆動される。
【0019】 ここで、前記キャップ部材20を回転操作してキャップ側接触片35とホルダ 側接触片33とを接触・離間させるのに必要な操作角度、つまり、給電回路をO N/OFF切り換えるのに必要な操作角度は、モニターテストの結果、90°〜 150°であることが判り、隙間L3は両螺子部のピッチに150°/360° を乗じた数値よりも大きく、好ましくは操作角度を360〜450°以上に設定 した場合の数値以上に設定されている。即ち、L3+L1がL2を越えない範囲 で、L3をできるだけ大きく設定することによって、シール効果の範囲を広げる ことが出来る。
【0020】 次に、前記電動歯間清掃ブラシ1の作用について説明する。 ホルダ部材10に対してキャップ部材20を螺合させると、先ず、図4に示す ように、シールリング24がシール面13に圧接されてホルダ部材10内に液密 状にシールされ、更にキャップ部材20を所定角度螺じ込むと、図5に示すよう に、ホルダ部材10内が液密状にシールされた状態で、キャップ側接触片35が ホルダ側接触片33に圧接されて給電回路が閉成され、電動モータ7が回転駆動 されて歯間清掃ブラシ6に振動が付与される。
【0021】 一方、キャップ部材20を逆方向に90°〜150°回転操作すると、図2に 示すように、キャップ側接触片35がホルダ側接触片33から離間し、電動モー タ7が停止する。この時、シールリング24はシール面13に圧接した状態に保 持されており、ホルダ部材10内は液密状態に保持される。しかも、この状態に おいて、キャップ部材20は、シールリング24がシール面13に圧接されるこ とによりその回転が規制され、不用意に回転して電動モータ7が駆動されたり、 キャップ部材20が脱落したりすることが防止される。そして、次回からは、図 5に示す状態と図2に示す状態とにキャップ部材20を回転操作して切り換えて 、給電回路をON/OFF切換えることになる。
【0022】 このように、電動モータ7への通電をON/OFF切換えるキャップ部材20 の操作範囲内において、シールリング24によりキャップ部材20とホルダ部材 10間がシールされているので、ホルダ部材10内を常時液密状態に保持するこ とが可能となる。しかも、電動歯間清掃ブラシ1の使用時に、キャップ部材20 が緩んでキャップ部材20とホルダ部材10間が確実にシールされていない場合 でも、電動モータ7を駆動するためには、図5に示すように、キャップ部材20 を回転操作する必要があり、これによりキャップ部材20とホルダ部材10間が シールされるので、使用中におけるホルダ部材10内への水等の侵入を確実に防 止することが可能となる。また、キャップ部材20が緩んだ状態において、水洗 い等がなされたとしても、その緩み方がシールリング24のシール効果が得られ る範囲内の緩みならば確実に水等の侵入を防止することが可能となる。
【0023】 更に、ホルダ側接触片33に対してキャップ側接触片35を接触・離間させる ことで、電動モータ7への通電をON/OFF切換えすることが可能なので、給 電回路のスイッチ構造を簡略化出来るとともにそのシール構造も簡略化出来、本 体装置5の構成を大幅に簡単化することが可能となる。 更にまた、シールリング24により雌螺子部12と雄螺子部21の噛合部分へ の歯磨き水等の侵入を確実に防止することが可能となり、両螺子部12、21の 噛合部分で歯磨き水が硬化して、キャップ部材20の回転操作が困難になるとい う不具合を防止出来る。
【0024】 尚、前記シールリング24は、キャップ部材20とホルダ部材10間の摩擦抵 抗を軽減するために、その硬度を軟らか目(硬度50前後)に設定したり、その 表面にテフロンなどの低摩擦剤をコーティングしてもよい。 尚、図6に示すように、前記雄螺子部21と雌螺子部12間に遊びGを設け、 キャップ部材20を電動モータ7への通電直前位置まで螺じ込んだ状態にし、キ ャップ部材20を押し操作することで、雄螺子部21と雌螺子部12間の遊びG を介してキャップ側接触片35をホルダ側接触片33に接触させて給電回路を閉 成し、キャップ部材20の押し操作を中断することで、スプリング端子36のバ ネ力でキャップ部材20を元の位置に復帰させて、キャップ側接触片35をホル ダ側接触片33から離間させ、給電回路を開成してもよい。
【0025】 次に、前記電動歯間清掃ブラシ1の構成を部分的に変更した別実施例について 説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省 略する。 この電動歯間清掃ブラシ40は、図7に示すように、基本的には、ホルダ部材 50に形成した雄螺子部51に、キャップ部材60に形成した雌螺子部61を螺 合させて、キャップ部材60をホルダ部材50に取付けるように構成したもので ある。
【0026】 前記雄螺子部51はホルダ部材50の右端部に形成され、雄螺子部51の基端 近傍部にはシールリング52が装着され、ホルダ側接触片53の右端部は雄螺子 部51の右端部に引っ掛けて固定されている。
【0027】 キャップ部材60は有底円筒状の部材で、キャップ部材60の左端近傍部の内 壁部には雄螺子部51に螺合する雌螺子部61が形成され、キャップ部材60の 左端部には内径が雌螺子部61よりも大きなシール面62を有するシール部63 が形成され、キャップ部材60の奥端部には円板状のキャップ側接触片64がホ ルダ側接触片53に対向状に固定され、キャップ側接触片64には左方へ向けて 縮径するコイルバネからなるスプリング端子65が固定されている。
【0028】 前記電動歯間清掃ブラシ1では、シールリング52の中心とホルダ側接触片5 3の右端部間の距離L1が、シール部63の左端部とキャップ側接触片64の左 端面間の距離L2よりも短く設定され、キャップ部材60をホルダ部材50に螺 じ込んで、シールリング52をシールの左端部に圧接させた状態で、ホルダ側接 触片53とキャップ側接触片64間に隙間が形成されるように構成されている。
【0029】 前記電動歯間清掃ブラシ1においても、前記実施例と同様に、キャップ部材6 0とホルダ部材50間をシールリング52でシールした状態で、電動モータ7を ON/OFF切換え操作することが可能となり、使用時におけるホルダ部材50 内への水等の侵入を効果的に防止することが可能になるなどの、前記と同様の作 用・効果が得られる。
【0030】 尚、図8に示すように、前記雄螺子部51と雌螺子部61間に遊びGを設け、 キャップ部材60を電動モータ7への通電直前位置まで螺じ込んだ状態にし、キ ャップ部材60を押し操作することで、雄螺子部51と雌螺子部61間の遊びG を介してキャップ側接触片64をホルダ側接触片53に接触させて給電回路を閉 成し、キャップ部材60の押し操作を中断することで、スプリング端子65のバ ネ力でキャップ部材60を元の位置に復帰させて、キャップ側接触片64をホル ダ側接触片53から離間させ、給電回路を開成してもよい。
【0031】 尚、前記ホルダ部材10、50又はキャップ部材20、60に周方向向きの長 い溝を形成し、キャップ部材20、60又はホルダ部材10、50に長溝に係合 する係合突部を形成し、係合部材と長溝とでキャップ部材20、60の回動操作 範囲を規制し、電動モータ7への通電をON/OFF切換えるための回動操作範 囲外へのキャップ部材20、60の回動操作を規制することで、キャップ部材2 0、60の回動操作に節度感を持たせるようにしてもよい。
【0032】 尚、本実施例では、キャップ部材20、60の回転操作により給電回路をON /OFF切換えるように構成したが、給電回路に別途スイッチを設け、このスイ ッチの操作により給電回路をON/OFF切換えるように構成してもよい。 尚、本実施例では、電動歯間清掃ブラシ1の液密電池ホルダ2に本考案を適用 したが、ペンライトや電動ケシゴムなどの電池ホルダに対しても本考案を同様に 適用できる。
【0033】
【考案の効果】
前記作用の項で詳細に説明したように次のような効果が得られる。 請求項1に係る液密電池ホルダによれば、ホルダ部材とキャップ部材間がシー ルリングで確実にシールされるまでは、ホルダ側接触片とキャップ側接触片とを 離間させて給電回路を分断するという簡単な構成で、キャップ部材が緩んだ状態 での電動モータ等への給電を禁止して、使用者にシール不良を知らせることで、 ホルダ部材内への水等の侵入を未然に防止することが可能となる。また、シール リングによりホルダ側螺子部とキャップ側螺子部の噛合部分への歯磨き水等の侵 入を確実に防止することが可能となり、両螺子部の噛合部分で歯磨き水が硬化し て、キャップ部材の回転操作が困難になるという不具合を防止することが可能と なる。
【0034】 請求項2に係る液密電池ホルダによれば、ホルダ側接触片とキャップ側接触片 とで給電回路のスイッチの接触子を構成してあるので、給電回路を閉成状態と開 成状態とに切り換えるスイッチを別途設ける必要がなく、しかもホルダ部材とキ ャップ部材間を確実にシールした状態で、給電回路を閉成状態と開成状態とに切 換えることが可能となり、スイッチ構造及びそのシール構造を簡略化して液密電 池ホルダの構成を大幅に簡単化出来る。また、閉成状態で水洗い等を行っても、 水密性が保たれているので、水の侵入が原因とする故障や、螺子部の開閉が困難 となるような固化現象が発生しない。
【0035】 請求項3に係る液密電池ホルダによれば、ホルダ部材とキャップ部材間が確実 にシールされていないと、スイッチを操作しても給電回路を閉成することが出来 ないので、使用者にシール不良を知らせてホルダ部材内への水等の侵入を未然に 防止することが可能となる。
【0036】 請求項4に係る液密電池ホルダによれば、ホルダ側螺子部とキャップ側螺子部 間にその軸方向への遊びを設けるとう簡単な構成で、キャップ部材を押し操作し ている間、給電回路を閉成することが可能となり、ホルダ側接触片とキャップ側 接触片をプッシュスイッチの接触子として兼用することで、スイッチ構造及びそ のシール構造を簡略化して、液密電池ホルダの構成を大幅に簡単化出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動歯間清掃ブラシの縦断面図
【図2】 電動歯間清掃ブラシの要部縦断面図
【図3】 キャップ部材及びそれに内装される部材の斜
視図
【図4】 シール開始位置における図2相当図
【図5】 給電回路をON状態に操作したときにおける
図2相当図
【図6】 雄螺子部及び雌螺子部の変形例に係る要部縦
断面図
【図7】 電動歯間清掃ブラシの別実施例に係る図2相
当図
【図8】 別実施例の雄螺子部及び雌螺子部の変形例に
係る要部縦断面図
【図9】 従来技術に係る電動歯間清掃ブラシの要部縦
断面図
【符号の説明】
1 電動歯間清掃ブラシ 30 配線手
段 2 液密電池ホルダ 31 カップ
状接触片 3 振動発生手段 32 溝部 4 電池 33 ホルダ
側接触片 5 本体装置 34 環状段
部 6 歯間清掃ブラシ 35 キャッ
プ側接触片 7 電動モータ 36 スプリ
ング端子 7a 回転軸 37 係止片 8 偏心錘 37a 挿通
孔 10 ホルダ部材 G 遊び 11 保持爪 40 電動歯
間清掃ブラシ 12 雌螺子部 50 ホルダ
部材 13 シール面 51 雄螺子
部 14 シール部 52 シール
リング 20 キャップ部材 53 ホルダ
側接触片 21 雄螺子部 60 キャッ
プ部材 22 スリット 61 雌螺子
部 23 取付部 62 シール
面 24 シールリング 63 シール
部 25 把持部 64 キャッ
プ側接触片 65 スプリング端子

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にホルダ側螺子部が形成された内
    部に電池を収容可能なホルダ部材と、 前記ホルダ側螺子部に螺合するキャップ側螺子部を有
    し、ホルダ部材の一端部に着脱可能に取付けられてホル
    ダ部材の一端の開口部を閉鎖するキャップ部材と、 前記ホルダ部材またはキャップ部材の一方における両部
    材の噛合端開放側の部分に装着され、ホルダ部材に対す
    るキャップ部材の螺じ込み後期から螺じ込み完了までの
    所定角度の範囲内においてキャップ部材またはホルダ部
    材に圧接されてホルダ部材とキャップ部材間をシールす
    るシールリングと、 前記ホルダ部材とキャップ部材とに夫々設けられ、ホル
    ダ部材に対してキャップ部材を螺合させることで相互に
    接近し、前記所定角度の範囲内において接触して給電回
    路を閉成するホルダ側接触片及びキャップ側接触片と、 を備えたことを特徴とする液密電池ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ側接触片とキャップ側接触片
    とで給電回路のスイッチの接触子を構成し、キャップ部
    材を前記所定角度の範囲内において回転操作すること
    で、給電回路を閉成状態と開成状態とに切換えるように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の液密電池ホ
    ルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ部材またはキャップ部材に給
    電回路を閉成状態と開成状態とに切り換えるスイッチを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の液密電池ホル
    ダ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ側螺子部とキャップ側螺子部
    間にその軸方向への遊びを設けたことを請求項1に記載
    の液密電池ホルダ。
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