JPH0734645B2 - 可動磁石リニア直流モータ - Google Patents
可動磁石リニア直流モータInfo
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- JPH0734645B2 JPH0734645B2 JP63116625A JP11662588A JPH0734645B2 JP H0734645 B2 JPH0734645 B2 JP H0734645B2 JP 63116625 A JP63116625 A JP 63116625A JP 11662588 A JP11662588 A JP 11662588A JP H0734645 B2 JPH0734645 B2 JP H0734645B2
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Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は可動子側に界磁マグネットを備え、固定子側
にコイルを備えた推力リップルの非常に小さい可動磁石
リニア直流モータに関する。
にコイルを備えた推力リップルの非常に小さい可動磁石
リニア直流モータに関する。
第6図は従来のこの種の可動磁石リニア直流モータの動
作を説明するための界磁マグネット1−1〜1−4とコ
イル2−1〜2−5と磁気センサ3−1〜3−5との構
成の1例を示す図である。第5図に示すリニア直流モー
タの例は公知のように4極の界磁マグネット1−1〜1
−4を有し、1極のマグネット幅PMに対しコイル2−1
〜2−5は4/3PMのピッチで配置されており、磁気セン
サ3−1〜3−5は第6図に示すようにそれぞれのコイ
ル2−1〜2−5に対してコイル中心線より右に1/2PM
だけずれた位置に配置されて構成される可動磁石リニア
直流モータである。
作を説明するための界磁マグネット1−1〜1−4とコ
イル2−1〜2−5と磁気センサ3−1〜3−5との構
成の1例を示す図である。第5図に示すリニア直流モー
タの例は公知のように4極の界磁マグネット1−1〜1
−4を有し、1極のマグネット幅PMに対しコイル2−1
〜2−5は4/3PMのピッチで配置されており、磁気セン
サ3−1〜3−5は第6図に示すようにそれぞれのコイ
ル2−1〜2−5に対してコイル中心線より右に1/2PM
だけずれた位置に配置されて構成される可動磁石リニア
直流モータである。
今第5図Aに示すような位置に界磁マグネット1−1〜
1−4があった場合、コイル2−2及び2−3について
はそれぞれ磁気センサ3−2及び3−3により界磁マグ
ネット1−2及び1−3の極性に応じたフレミングの左
手の法則による電流を流すこにより可動子に所定の推力
を与えることが出来る。しかしコイル2−4については
磁気センサ3−4が界磁マグネット1−4の磁極の端部
にかかるだけであるのでほとんど微少の磁気しか検知出
来ず、さらにコイル2−4に流れる電流はコイル有効部
の右半分と左半分とは当然電流方向が逆になるがコイル
にかかる磁界がコイル2−4の場合はコイル右半分と左
半分ともに界磁マグネット1−4の同相の界磁がかかっ
ているためフレミングの左手の法則により生じる推力が
コイル2−4の有効部の右半分と左半分とでお互いキャ
ンセルされてしまい可動子に対して何ら推力を与えるこ
とはない。従って界磁のかかっているコイル2−2,2−
3,2−4の3コイルのうち2コイルが可動子に対して有
効な推力を与えることになる。
1−4があった場合、コイル2−2及び2−3について
はそれぞれ磁気センサ3−2及び3−3により界磁マグ
ネット1−2及び1−3の極性に応じたフレミングの左
手の法則による電流を流すこにより可動子に所定の推力
を与えることが出来る。しかしコイル2−4については
磁気センサ3−4が界磁マグネット1−4の磁極の端部
にかかるだけであるのでほとんど微少の磁気しか検知出
来ず、さらにコイル2−4に流れる電流はコイル有効部
の右半分と左半分とは当然電流方向が逆になるがコイル
にかかる磁界がコイル2−4の場合はコイル右半分と左
半分ともに界磁マグネット1−4の同相の界磁がかかっ
ているためフレミングの左手の法則により生じる推力が
コイル2−4の有効部の右半分と左半分とでお互いキャ
ンセルされてしまい可動子に対して何ら推力を与えるこ
とはない。従って界磁のかかっているコイル2−2,2−
3,2−4の3コイルのうち2コイルが可動子に対して有
効な推力を与えることになる。
又第5図Bに示す位置に界磁マグネット1−1〜1−4
があった場合、この場合界磁のかかっているコイル2−
2,2−3,2−4,2−5に対して前述と同様の考察を行えば
コイル2−3については有効な推力を可動子に与える
が、コイル2−2についてはコイル有効部の右半分にし
か界磁がかからないので1/2コイル分の推力しか可動子
に与えられない。他方コイル2−5についてはコイル有
効部の左半分に界磁がかかっているもののコイル2−5
用の磁気センサ3−5は磁気を検知していないためにコ
イル2−5には電流は流れず可動子に推力を与えること
は出来ない。またコイル2−4については第5図Aの場
合において前述したと同じことで可動子に推力を与える
ことは出来ない。従ってこの第6図Bの場合には結局1.
5コイルが有効な推力を可動子に与えることになる。
があった場合、この場合界磁のかかっているコイル2−
2,2−3,2−4,2−5に対して前述と同様の考察を行えば
コイル2−3については有効な推力を可動子に与える
が、コイル2−2についてはコイル有効部の右半分にし
か界磁がかからないので1/2コイル分の推力しか可動子
に与えられない。他方コイル2−5についてはコイル有
効部の左半分に界磁がかかっているもののコイル2−5
用の磁気センサ3−5は磁気を検知していないためにコ
イル2−5には電流は流れず可動子に推力を与えること
は出来ない。またコイル2−4については第5図Aの場
合において前述したと同じことで可動子に推力を与える
ことは出来ない。従ってこの第6図Bの場合には結局1.
5コイルが有効な推力を可動子に与えることになる。
実開昭62−198876号公報には駆動用磁石と磁気センサ用
磁石を別々に設けることにより、ホール素子等の磁気セ
ンサを駆動用磁石の位置、即ちコイル上におく必要がな
くなり薄形化できるということが開示されている。前記
公報の第1図及びその説明からも明らかなように、駆動
用磁石と磁気センサ用マグネットは別々に設けられてい
るものの、この場合もその磁極の数は図中破線で示され
ているように全く同数であり、この公報の磁気検知方式
は、前記した従来技術と本質的に同一である。
磁石を別々に設けることにより、ホール素子等の磁気セ
ンサを駆動用磁石の位置、即ちコイル上におく必要がな
くなり薄形化できるということが開示されている。前記
公報の第1図及びその説明からも明らかなように、駆動
用磁石と磁気センサ用マグネットは別々に設けられてい
るものの、この場合もその磁極の数は図中破線で示され
ているように全く同数であり、この公報の磁気検知方式
は、前記した従来技術と本質的に同一である。
〔発明が解決しようとする課題〕 前述したように従来方式による可動磁石リニアモータの
1例の場合、可動子の位置に応じて可動子に有効な推力
を与えるコイルの数が1.5から2の間で変化し、その変
化の割合即ちリップル率は{(2.0−1.5)÷2.0}×100
=25%と非常に大きくなり、一定速度での可動子の移動
が困難となり位置決め制御上にも多大な悪影響を及ぼす
と同時にモータのパワーを十分に引き出せず一般的にリ
ニアモータに要求される小形化、ハイパワー、高速化と
いうニーズにも十分に応じきれないなどの問題点を有す
る。かかる問題点を解決するために磁界マグネットの数
を増やすことが提案されており、例えば界磁マグネット
を5極にした例として特開昭59−122355「5極の界磁マ
グネットを有する可動マグネット型直流リニアモータ」
が提案されている。しかしこの場合にも可動子に有効な
推力を与えるコイルの数は可動子の位置により2.0から
2.5の間で変化しリップルは20%となり若干の改善効果
しかなく反面磁界マグネットが増えることによりコスト
アップ及び可動子重量アップにより可動子の高速作動が
困難になるなどの問題点が残る。
1例の場合、可動子の位置に応じて可動子に有効な推力
を与えるコイルの数が1.5から2の間で変化し、その変
化の割合即ちリップル率は{(2.0−1.5)÷2.0}×100
=25%と非常に大きくなり、一定速度での可動子の移動
が困難となり位置決め制御上にも多大な悪影響を及ぼす
と同時にモータのパワーを十分に引き出せず一般的にリ
ニアモータに要求される小形化、ハイパワー、高速化と
いうニーズにも十分に応じきれないなどの問題点を有す
る。かかる問題点を解決するために磁界マグネットの数
を増やすことが提案されており、例えば界磁マグネット
を5極にした例として特開昭59−122355「5極の界磁マ
グネットを有する可動マグネット型直流リニアモータ」
が提案されている。しかしこの場合にも可動子に有効な
推力を与えるコイルの数は可動子の位置により2.0から
2.5の間で変化しリップルは20%となり若干の改善効果
しかなく反面磁界マグネットが増えることによりコスト
アップ及び可動子重量アップにより可動子の高速作動が
困難になるなどの問題点が残る。
また別の考え方として3相駆動化する考え方もある。即
ちi番目のコイルとi+3n番目のコイル(nは1,2,3…
の正の整数)には全て同相の電流を流す方式であり、こ
の方式の場合は第5図Bにおいてコイル2−2と同相の
電流がコイル2−5にも流れるためにコイル2−5の有
効部の左半分についても可動子に有効な推力を与えうる
ので全体としては合計2コイル分の有効な推力を可動子
に与えることが出来る。しかしこの方式の場合には界磁
の全くかかっていないコイル、例えば第5図Aの場合で
はコイル2−5よりも右側の全コイル、に対しても同様
な無駄な電流を流すことになり、特に長ストロークのリ
ニアモータに対しては可動磁石の界磁のかかっていない
数多くのコイルに対して無駄な電流を流すことになり、
電力使用量の増大、コイル発熱の増大等の問題点を有す
る。
ちi番目のコイルとi+3n番目のコイル(nは1,2,3…
の正の整数)には全て同相の電流を流す方式であり、こ
の方式の場合は第5図Bにおいてコイル2−2と同相の
電流がコイル2−5にも流れるためにコイル2−5の有
効部の左半分についても可動子に有効な推力を与えうる
ので全体としては合計2コイル分の有効な推力を可動子
に与えることが出来る。しかしこの方式の場合には界磁
の全くかかっていないコイル、例えば第5図Aの場合で
はコイル2−5よりも右側の全コイル、に対しても同様
な無駄な電流を流すことになり、特に長ストロークのリ
ニアモータに対しては可動磁石の界磁のかかっていない
数多くのコイルに対して無駄な電流を流すことになり、
電力使用量の増大、コイル発熱の増大等の問題点を有す
る。
また別の考え方として磁気センサをコイルの中心線の左
右の所定位置に1コイルに対して2個以上設け適当なロ
ジック回路を組むことによっても解決可能ではあるが、
高価な磁気センサの個数を増やすことはコストアップに
つながり又配線及び回路が複雑になるなどの問題点が残
る。
右の所定位置に1コイルに対して2個以上設け適当なロ
ジック回路を組むことによっても解決可能ではあるが、
高価な磁気センサの個数を増やすことはコストアップに
つながり又配線及び回路が複雑になるなどの問題点が残
る。
第5図に示した従来の可動磁石リニア直流モータは第6
図及び第7図に示す構造をしていた。固定ヨーク7上に
コイル基板5を介してコイル2が取付けられると共に磁
気センサ3が取付けられる。固定ヨーク7と対向して可
動ヨーク6が軸受8にて摺動自在に保持され、可動ヨー
ク6に界磁マグネット1が取付けられる。これら界磁マ
グネット1はコイル2と対向すると共に磁気センサ3と
対向するように延長されていた。このため高価な希土類
磁石を多く使用していた。
図及び第7図に示す構造をしていた。固定ヨーク7上に
コイル基板5を介してコイル2が取付けられると共に磁
気センサ3が取付けられる。固定ヨーク7と対向して可
動ヨーク6が軸受8にて摺動自在に保持され、可動ヨー
ク6に界磁マグネット1が取付けられる。これら界磁マ
グネット1はコイル2と対向すると共に磁気センサ3と
対向するように延長されていた。このため高価な希土類
磁石を多く使用していた。
この発明は以上述べたような問題点を解決して推力リッ
プルが小さく、高性能な可動磁石リニア直流モータを提
供することを目的とする。
プルが小さく、高性能な可動磁石リニア直流モータを提
供することを目的とする。
この発明によれば可動子に少くとも1極の界磁マグネッ
トと、その界磁マグネットとは別個のこれと同極性の磁
気センサ用マグネットとが可動子の走行方向において同
一位置に設けられ、その磁気センサ用マグネットの上記
走行方向の長さは界磁マグネットのそれと同一長とれて
いる。上記可動子の走行方向に沿って配置されるコイル
と、そのコイルごとに上記磁気センサ用マグネットの磁
気を検知して上記コイルの対応するものに電流を流す磁
気センサとが固定子に設けられる可動磁石リニア直流モ
ータにおいて、これらの磁気センサは上記走行方向にお
いて対応するコイルの一端部に位置され、上記走行方向
におけるコイルに対する磁気センサが配置される側にお
いて、磁気センサ用マグネットが1極追加されて上記磁
気センサ用マグネットの磁極数が界磁マグネットの磁極
数よりも1つ多くされ、その追加された磁気センサ用マ
グネットはこれと隣接する磁気センサ用マグネットと逆
極性でかつ走行方向の長さが同一とされた構成とされ
る。
トと、その界磁マグネットとは別個のこれと同極性の磁
気センサ用マグネットとが可動子の走行方向において同
一位置に設けられ、その磁気センサ用マグネットの上記
走行方向の長さは界磁マグネットのそれと同一長とれて
いる。上記可動子の走行方向に沿って配置されるコイル
と、そのコイルごとに上記磁気センサ用マグネットの磁
気を検知して上記コイルの対応するものに電流を流す磁
気センサとが固定子に設けられる可動磁石リニア直流モ
ータにおいて、これらの磁気センサは上記走行方向にお
いて対応するコイルの一端部に位置され、上記走行方向
におけるコイルに対する磁気センサが配置される側にお
いて、磁気センサ用マグネットが1極追加されて上記磁
気センサ用マグネットの磁極数が界磁マグネットの磁極
数よりも1つ多くされ、その追加された磁気センサ用マ
グネットはこれと隣接する磁気センサ用マグネットと逆
極性でかつ走行方向の長さが同一とされた構成とされ
る。
このような可動磁石リニア直流モータによれば、磁気セ
ンサを増やしたり、または複雑な配線や制御を必要とし
たり、また可動子のない部分のコイルに無駄な電流を流
したりすることなく、単に永久磁石の構成、配置の工夫
のみで推力リップルが小さくなり、従って速度変動がな
く且つモータのパワーを十分に引き出せる可動磁石リニ
ア直流モータが得られる。
ンサを増やしたり、または複雑な配線や制御を必要とし
たり、また可動子のない部分のコイルに無駄な電流を流
したりすることなく、単に永久磁石の構成、配置の工夫
のみで推力リップルが小さくなり、従って速度変動がな
く且つモータのパワーを十分に引き出せる可動磁石リニ
ア直流モータが得られる。
以下この発明による可動磁石リニア直流モータの一実施
例を図面を参照して詳述する。
例を図面を参照して詳述する。
第1図はこの発明による可動磁石リニア直流モータの一
実施例を説明するために界磁マグネット1−1〜1−
4、コイル2−1〜2−5、磁気センサ3−1〜3−5
及び磁気センサ用マグネット4−1〜4−5の配置を示
した図である。第1図に示す可動磁石リニア直流モータ
は第6図を用いて説明した従来公知の場合と界磁マグネ
ット、コイル、磁気センサの配置及び構成についてはほ
ぼ同様であるが、コイルへの界磁を検知するための磁気
センサが従来公知の例では界磁マグネットの磁気を直接
検知しているのに対して、この発明においては第1図に
示すように磁気センサ用マグネット4−1〜4−5の磁
気を検知する点において異る。その磁気センサ用マグネ
ットは第1図に示すように界磁マグネットの極構成(1
−1〜1−4)と同じ極構成の4極(4−1〜4−4)
とさらにもう1極4−5が追加された5極からなり、磁
気センサ3−1〜3−5はこの磁気センサ用マグネット
の磁気を検知して対応するコイル2−1〜2−5に電流
を流し、フレミングの左手の法則による所定の推力を可
動子に与える。
実施例を説明するために界磁マグネット1−1〜1−
4、コイル2−1〜2−5、磁気センサ3−1〜3−5
及び磁気センサ用マグネット4−1〜4−5の配置を示
した図である。第1図に示す可動磁石リニア直流モータ
は第6図を用いて説明した従来公知の場合と界磁マグネ
ット、コイル、磁気センサの配置及び構成についてはほ
ぼ同様であるが、コイルへの界磁を検知するための磁気
センサが従来公知の例では界磁マグネットの磁気を直接
検知しているのに対して、この発明においては第1図に
示すように磁気センサ用マグネット4−1〜4−5の磁
気を検知する点において異る。その磁気センサ用マグネ
ットは第1図に示すように界磁マグネットの極構成(1
−1〜1−4)と同じ極構成の4極(4−1〜4−4)
とさらにもう1極4−5が追加された5極からなり、磁
気センサ3−1〜3−5はこの磁気センサ用マグネット
の磁気を検知して対応するコイル2−1〜2−5に電流
を流し、フレミングの左手の法則による所定の推力を可
動子に与える。
界磁マグネット1−1〜1−4の構成は従来公知のよう
にコイルに対する面がN極、S極と交互になるように配
置されねばならないが、磁気センサ用マグネット4−1
〜4−5も界磁マグネット1−1〜1−4と各極とも同
じ幅で同じ極構成でN極、S極と交互に配置され、さら
にこの実施例においては第1図に示すように磁気センサ
3−1〜3−5がコイル2−1〜2−5の各中心線から
右に1/2PM(PMは界磁マグネット1極の幅)だけずれた
位置に配置される場合、磁気センサ用マグネットも界磁
マグネットに対して同じく右側に1極追加された構成に
なっている。またその磁気センサ用マグネットの追加さ
れた1極の幅は界磁マグネットの界磁が対応するコイル
にかかったときそのコイルに対応する磁気センサにかか
る長さ以上の幅を有する必要があり、この実施例におい
ては界磁マグネットの1極の幅がPMでコイルの全幅もPM
で各コイル間のピッチは4/3PMで磁気センサは、各コイ
ルの中心線から1/2PMだけ右にずれた位置に配置される
場合は磁気センサ用マグネットは界磁マグネットの極構
成に対して同じく右にPM幅の1極が付加された極構成に
なっている。
にコイルに対する面がN極、S極と交互になるように配
置されねばならないが、磁気センサ用マグネット4−1
〜4−5も界磁マグネット1−1〜1−4と各極とも同
じ幅で同じ極構成でN極、S極と交互に配置され、さら
にこの実施例においては第1図に示すように磁気センサ
3−1〜3−5がコイル2−1〜2−5の各中心線から
右に1/2PM(PMは界磁マグネット1極の幅)だけずれた
位置に配置される場合、磁気センサ用マグネットも界磁
マグネットに対して同じく右側に1極追加された構成に
なっている。またその磁気センサ用マグネットの追加さ
れた1極の幅は界磁マグネットの界磁が対応するコイル
にかかったときそのコイルに対応する磁気センサにかか
る長さ以上の幅を有する必要があり、この実施例におい
ては界磁マグネットの1極の幅がPMでコイルの全幅もPM
で各コイル間のピッチは4/3PMで磁気センサは、各コイ
ルの中心線から1/2PMだけ右にずれた位置に配置される
場合は磁気センサ用マグネットは界磁マグネットの極構
成に対して同じく右にPM幅の1極が付加された極構成に
なっている。
次に前述したようなこの発明による一実施例の構造から
なる可動磁石リニア直流モータの場合に可動子の位置に
よりどのような推力が作用するかについて類似の従来技
術による可動磁石リニア直流モータと比較して述べる。
今第1図Aに示す位置に界磁マグネット1−1〜1−4
がある場合、コイル2−2及び2−3の2コイルにはフ
レミングの左手の法則に応じた電流を流すことにより可
動子に有効な推力を与えることができる。この場合磁気
センサ用マグネットを5極にして4−5を付加した意味
は何らなく、従来公知の例として第5図Aを用いて説明
したことと全く同様である。
なる可動磁石リニア直流モータの場合に可動子の位置に
よりどのような推力が作用するかについて類似の従来技
術による可動磁石リニア直流モータと比較して述べる。
今第1図Aに示す位置に界磁マグネット1−1〜1−4
がある場合、コイル2−2及び2−3の2コイルにはフ
レミングの左手の法則に応じた電流を流すことにより可
動子に有効な推力を与えることができる。この場合磁気
センサ用マグネットを5極にして4−5を付加した意味
は何らなく、従来公知の例として第5図Aを用いて説明
したことと全く同様である。
しかし今第1図Bに示すような位置に界磁マグネット1
−1〜1−4があった場合コイル2−5に対応する磁気
センサ3−5は磁気センサ用マグネット4−5の磁気を
検知することによりコイル2−5に電流を流すことがで
きる。且つコイル2−5の有効部(図中 で示される部分)の左半分に対しては界磁マグネット1
−4の界磁がかかっているために、フレミングの左手の
法則による有効な推力を可動子に与えることが出来る。
従って従来公知の例として第5図Bを用いて説明した前
述の場合はコイル2−5に電流が流れていなかったため
に1.5コイルしか有効な推力を可動子に与えられなかっ
たがこの実施例の場合はコイル2−5の左半分を含めて
合計2コイル分の有効な推力を可動子に与えることが出
来る。第1図においてコイル列に対して可動子である界
磁マグネットの位置を順次移動させてみても明らかなよ
うに、可動子がどの位置にあっても常に2コイル分の推
力が可動子に与えられることが判る。
−1〜1−4があった場合コイル2−5に対応する磁気
センサ3−5は磁気センサ用マグネット4−5の磁気を
検知することによりコイル2−5に電流を流すことがで
きる。且つコイル2−5の有効部(図中 で示される部分)の左半分に対しては界磁マグネット1
−4の界磁がかかっているために、フレミングの左手の
法則による有効な推力を可動子に与えることが出来る。
従って従来公知の例として第5図Bを用いて説明した前
述の場合はコイル2−5に電流が流れていなかったため
に1.5コイルしか有効な推力を可動子に与えられなかっ
たがこの実施例の場合はコイル2−5の左半分を含めて
合計2コイル分の有効な推力を可動子に与えることが出
来る。第1図においてコイル列に対して可動子である界
磁マグネットの位置を順次移動させてみても明らかなよ
うに、可動子がどの位置にあっても常に2コイル分の推
力が可動子に与えられることが判る。
同様に可動子を移動させたときの従来技術の4極の界磁
マグネットを有する場合(ケース1)と、5極の界磁マ
グネットを有する場合(ケース2)と、この発明の一実
施例である4極の界磁マグネットと5極の磁気センサ用
マグネットを有する場合(ケース3)との各ケースにお
いて可動子に有効な推力を与えるコイル数を比較してみ
ると、界磁マグネットの1極の幅PMを1周期とした第2
図に示すような変化になる。即ちケース1においては1.
5コイルから2コイルの間で変化し、ケース2において
は2コイルから2.5コイルの間で変化するが、この発明
におけるケース3の場合は可動子の位置に関係なく常に
2コイルである。このように常に一定の推力を可動子に
与えることが出来るということは可動子の位置決め制御
上非常に有効であり、また同数の界磁マグネット極数を
有する可動磁石リニア直流モータにおいて、従来技術に
よる場合(前述のケース1)とこの発明の一実施例によ
る場合(前述のケース3)を比較すれば明らかなように
モータのパワーを常に十分に引き出しうる性能を有す
る。このために小形でハイパワーで且つ制御性能のよい
可動磁石リニア直流モータを提供することが出来る。
マグネットを有する場合(ケース1)と、5極の界磁マ
グネットを有する場合(ケース2)と、この発明の一実
施例である4極の界磁マグネットと5極の磁気センサ用
マグネットを有する場合(ケース3)との各ケースにお
いて可動子に有効な推力を与えるコイル数を比較してみ
ると、界磁マグネットの1極の幅PMを1周期とした第2
図に示すような変化になる。即ちケース1においては1.
5コイルから2コイルの間で変化し、ケース2において
は2コイルから2.5コイルの間で変化するが、この発明
におけるケース3の場合は可動子の位置に関係なく常に
2コイルである。このように常に一定の推力を可動子に
与えることが出来るということは可動子の位置決め制御
上非常に有効であり、また同数の界磁マグネット極数を
有する可動磁石リニア直流モータにおいて、従来技術に
よる場合(前述のケース1)とこの発明の一実施例によ
る場合(前述のケース3)を比較すれば明らかなように
モータのパワーを常に十分に引き出しうる性能を有す
る。このために小形でハイパワーで且つ制御性能のよい
可動磁石リニア直流モータを提供することが出来る。
以上述べてきたこの発明の一実施例の可動磁石リニア直
流モータの側面図を第3図に示し、第4図は第3図のX
−Y断面図である。第3図、第4図において第6図、第
7図に対応する部分には同一符号を付けてある。この実
施例においては小形化ハイパワー化のために界磁マグネ
ットには希土類磁石を使用したが、磁気センサ用マグネ
ットは軽くて安価なプラマグを使用した。界磁マグネッ
トを比較してみると明らかなように従来技術によるもの
は磁気センサ3の位置まで界磁マグネットを延長する必
要であり、高価な希土類磁石を多く使用し且つ可動子重
量を重くするという欠点がある。このようにこの実施例
においては推力一定の効果にさらに界磁マグネットの小
形によるコストダウン及び可動子の軽量化の効果をも合
せもつ。
流モータの側面図を第3図に示し、第4図は第3図のX
−Y断面図である。第3図、第4図において第6図、第
7図に対応する部分には同一符号を付けてある。この実
施例においては小形化ハイパワー化のために界磁マグネ
ットには希土類磁石を使用したが、磁気センサ用マグネ
ットは軽くて安価なプラマグを使用した。界磁マグネッ
トを比較してみると明らかなように従来技術によるもの
は磁気センサ3の位置まで界磁マグネットを延長する必
要であり、高価な希土類磁石を多く使用し且つ可動子重
量を重くするという欠点がある。このようにこの実施例
においては推力一定の効果にさらに界磁マグネットの小
形によるコストダウン及び可動子の軽量化の効果をも合
せもつ。
以上述べてきたこの実施例の説明においては磁気センサ
がそれぞれ対応するコイルの中心線から1/2PMだけ(PM
は界磁マグネットの1極の幅)右にずれた位置におかれ
た場合について説明したが、逆にコイル中心線から1/2P
Mだけ左にずれた位置に対応する磁気センサがおかれる
場合には磁気センサ用マグネットも界磁マグネットに対
して左側に1極追加した5極の構成によればよい。即ち
界磁マグネットの界磁がかかるコイルに対応する磁気セ
ンサに対して所定の磁界をかけるように磁気センサ用マ
グネットの極構成を界磁マグネットの極構成に対して、
右又は左にPMの幅の磁極を付加した構成にすることによ
り常に一定の数のコイルが可動子に対して有効な推力を
与えることが可能になる。
がそれぞれ対応するコイルの中心線から1/2PMだけ(PM
は界磁マグネットの1極の幅)右にずれた位置におかれ
た場合について説明したが、逆にコイル中心線から1/2P
Mだけ左にずれた位置に対応する磁気センサがおかれる
場合には磁気センサ用マグネットも界磁マグネットに対
して左側に1極追加した5極の構成によればよい。即ち
界磁マグネットの界磁がかかるコイルに対応する磁気セ
ンサに対して所定の磁界をかけるように磁気センサ用マ
グネットの極構成を界磁マグネットの極構成に対して、
右又は左にPMの幅の磁極を付加した構成にすることによ
り常に一定の数のコイルが可動子に対して有効な推力を
与えることが可能になる。
この発明による可動磁石リニアモータは前述のように構
成され、従来の可動磁石リニアモータに比し可動子の位
置によって推力が変化することがないため、リニアモー
タ対する一般的なニーズである小形化、ハイパワー化、
位置決め制御性能の向上などが可能となり、例えばプリ
ンターヘッドの駆動、横編機における給糸口の駆動など
高速直線運動を必要とする分野において非常に有効であ
る。
成され、従来の可動磁石リニアモータに比し可動子の位
置によって推力が変化することがないため、リニアモー
タ対する一般的なニーズである小形化、ハイパワー化、
位置決め制御性能の向上などが可能となり、例えばプリ
ンターヘッドの駆動、横編機における給糸口の駆動など
高速直線運動を必要とする分野において非常に有効であ
る。
第1図はこの発明による可動磁石リニア直流モータのコ
イルと界磁マグネットと磁気センサ用マグネットとの構
成を示す図、第2図は従来技術による可動磁石リニア直
流モータとこの発明による可動磁石リニア直流モータに
おいて可動子の位置による可動子に有効な推力を与える
コイル数の変化をグラフに示した図、第3図はこの発明
による可動磁石リニア直流モータの一実施例を示す側面
図、第4図は第3図のX−Yの断面図、第5図は従来の
可動磁石リニア直流モータのコイルと界磁マグネットの
構成を示す図、第6図は従来技術による可動磁石リニア
直流モータの一例の側面図、第7図は第6図のX′−
Y′断面図である。
イルと界磁マグネットと磁気センサ用マグネットとの構
成を示す図、第2図は従来技術による可動磁石リニア直
流モータとこの発明による可動磁石リニア直流モータに
おいて可動子の位置による可動子に有効な推力を与える
コイル数の変化をグラフに示した図、第3図はこの発明
による可動磁石リニア直流モータの一実施例を示す側面
図、第4図は第3図のX−Yの断面図、第5図は従来の
可動磁石リニア直流モータのコイルと界磁マグネットの
構成を示す図、第6図は従来技術による可動磁石リニア
直流モータの一例の側面図、第7図は第6図のX′−
Y′断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】可動子に少なくとも1極の界磁マグネット
と、その界磁マグネットとは別個のこれと同極性の磁気
センサ用マグネットとが、上記可動子の走行方向におい
て同一位置に設けられ、 その磁気センサ用マグネットの上記走行方向の長さは上
記界磁マグネットのそれと同一長さとされ、 上記可動子の走行方向に沿って配置されるコイルと、そ
のコイルごとに上記磁気センサ用マグネットの磁気を検
知して上記コイルの対応するものに電流を流す磁気セン
サとが固定子に設けられ、 上記これらの磁気センサは上記走行方向において、対応
するコイルの一端部に位置され、 上記走行方向におけるコイルに対する上記磁気センサが
配置される側において、上記磁気センサ用マグネットが
1極追加されて上記磁気センサ用マグネットの磁極数が
上記界磁マグネットの磁極数よりも1つ多くされ、 その追加された磁気センサ用マグネットはこれと隣接す
る磁気センサ用マグネットと逆極性で、かつ上記走行方
向の長さが同一とされている可動磁石リニア直流モー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63116625A JPH0734645B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 可動磁石リニア直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63116625A JPH0734645B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 可動磁石リニア直流モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01286767A JPH01286767A (ja) | 1989-11-17 |
| JPH0734645B2 true JPH0734645B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14691826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63116625A Expired - Lifetime JPH0734645B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 可動磁石リニア直流モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734645B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005253194A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Yaskawa Electric Corp | 固定子、可動テーブル、およびこれらを有するムービングマグネット型リニアモータ |
| JP2005341632A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Yaskawa Electric Corp | ムービングマグネット形リニアスライダ |
| JP6938457B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2021-09-22 | キヤノン株式会社 | 搬送システム、可動子、制御装置及び制御方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS622853A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | リニヤ直流モ−タ |
| JPS62198876U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-17 |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP63116625A patent/JPH0734645B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01286767A (ja) | 1989-11-17 |
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