JPH0734857A - ディーゼル機関の排気浄化装置 - Google Patents

ディーゼル機関の排気浄化装置

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JPH0734857A
JPH0734857A JP5184170A JP18417093A JPH0734857A JP H0734857 A JPH0734857 A JP H0734857A JP 5184170 A JP5184170 A JP 5184170A JP 18417093 A JP18417093 A JP 18417093A JP H0734857 A JPH0734857 A JP H0734857A
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JP
Japan
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amount
organic solvent
sof
soluble component
filter
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JP5184170A
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Inventor
Keiji Kawamoto
桂二 河本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】有機溶剤可溶成分(SOF)捕集量が多いほど
再生用ヒータへの通電時間を短くして、電力消費を最小
限に抑えることを可能とするディーゼル機関の排気浄化
装置を提供すること。 【構成】SOF捕集領域であると判定された場合S305
には、SOF捕集率βSOF に流量分配率αを乗じて、S
OF捕集率の増分を求め、今までのSOF堆積量W1SOF
に加算してSOF堆積量WSOF を求めるS306 。そし
て、パーティキュレート堆積量WPMに占めるSOF堆積
量WSOF の割合を基に、ヒータへの通電時間t1が設定さ
れるS310 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排気
中に含まれる微粒子を捕集することにより排気を浄化す
る排気浄化装置の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、環境保護の見地から、内燃機
関特にディーゼル機関の排気中に含まれる微粒子(パー
ティキュレート)が大気中に排出されるのを防止するた
めに、排気系に設けたフィルタにより該微粒子を捕集す
る排気微粒子捕集装置が提案されている。しかし、該捕
集された排気微粒子がフィルタに堆積してフィルタに目
詰まりが生じると、該フィルタが大きな通路抵抗となっ
て排気圧力が上昇することとなり、機関性能の低下や燃
費の悪化を招く結果となる。そこで、該捕集された排気
微粒子をフィルタから除去してフィルタを再生する必要
がある。
【0003】かかるフィルタの再生装置として、例え
ば、SAE920139号に開示されるようなディーゼ
ル機関の排気浄化装置がある。即ち、排気通路を4分割
し、各通路にセラミック繊維を巻いたヒータ一体型のフ
ィルタを設け、さらに各フィルタと直列に排気通路開閉
弁を設ける構成として、再生時には、再生するフィルタ
と直列の開閉弁を閉じ、再生用ヒータに所定時間だけ通
電するようにしたものである。
【0004】また、ディーゼル機関から排出されるパー
ティキュレートの主成分は炭素粒子とミスト状HCであ
る有機溶剤可溶成分(以下SOFと称する)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルタに
よるパーティキュレートの捕集量は運転状態により異な
り、もってSOF捕集量も異なる。ここで、フィルタへ
のSOF捕集量が多いほど、より燃焼し易いため、より
温度の低い状態で燃焼伝播が生じることとなり、もって
より短時間でフィルタの再生が可能となり、もってより
低い電力消費量での再生が可能となる。
【0006】しかしながら従来のディーゼル機関の排気
浄化装置にあっては、捕集したパーティキュレートの成
分によらず再生時間を一定としているため、必要以上に
再生電力を消費することとなり、もって燃費の悪化やバ
ッテリの消耗を招く惧れがある。尚、フィルタへのパー
ティキュレート堆積量を検出する手段として、特開平3
−171412号公報に開示されるように、機関運転状
態に応じて機関より排出されるパーティキュレート量を
演算し、機関から排出されたパーティキュレートのうち
フィルタに捕集される比率と、既にフィルタに堆積して
いるパーティキュレートが排出される比率とを考慮し
て、フィルタへのパーティキュレート堆積量を検出する
ものがあるが、パーティキュレート中のSOF捕集量に
着目したものではないため、電力消費を最適なものとす
ることはできない。
【0007】本発明は、フィルタへのSOF捕集量が多
いほど低温から燃焼伝播が生じ、低電力消費量での再生
が可能となることに着目してなされたもので、エンジン
の運転状態及びフィルタの捕集効率から、フィルタに捕
集されたパーティキュレート中に含まれるSOFの量を
求め、SOF捕集量が多いほど通電時間を短くすること
によって電力消費を最小限に抑え、出力、燃費の悪化及
びバッテリの消耗を防ぐことを可能とするディーゼル機
関の排気浄化装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、排気通路に設けられたパーティキュレー
ト捕集フィルタと、該パーティキュレート捕集フィルタ
に装着され捕集フィルタに所定量以上堆積したパーティ
キュレートを燃焼除去して捕集フィルタを再生する再生
用ヒータと、機関運転状態を検出する運転状態検出手段
と、前記運転状態検出手段により検出された機関運転状
態に基づいて前記パーティキュレート捕集フィルタに捕
集され堆積するパーティキュレート中の有機溶剤可溶成
分量を演算する有機溶剤可溶成分堆積量演算手段と、前
記有機溶剤可溶成分堆積量演算手段により演算された有
機溶剤可溶成分堆積量に基づいて前記再生用ヒータの再
生動作時間を制御する再生動作時間制御手段と、を設け
る構成とした。
【0009】また、図2に示すように、排気通路に設け
られたパーティキュレート捕集フィルタと、該パーティ
キュレート捕集フィルタに装着され捕集フィルタに所定
量以上堆積したパーティキュレートを燃焼除去して捕集
フィルタを再生する再生用ヒータと、前記パーティキュ
レート捕集フィルタに流入する排気の温度を検出する排
気温度検出手段と、機関運転状態を検出する運転状態検
出手段と、前記運転状態検出手段により検出された機関
運転状態に基づいて当該機関より排出されるパーティキ
ュレート中の有機溶剤可溶成分量を演算する有機溶剤可
溶成分排出量演算手段と、前記有機溶剤可溶成分排出量
演算手段により演算された有機溶剤可溶成分排出量と前
記排気温度検出手段により検出された排気温度と前記運
転状態検出手段により検出された機関運転状態に基づい
て前記パーティキュレート捕集フィルタに捕集され堆積
するパーティキュレート中の有機溶剤可溶成分量を演算
する有機溶剤可溶成分堆積量演算手段と、前記有機溶剤
可溶成分堆積量演算手段により演算された有機溶剤可溶
成分堆積量に基づいて前記再生用ヒータの再生動作時間
を制御する再生動作時間制御手段と、を設ける構成とし
てもよい。
【0010】
【作用】パーティキュレートは炭素粒子であるドライス
ートと、ミスト状のHCであって、含有量によりフィル
タの再生能力に影響を及ぼす物質である有機溶剤可溶成
分により構成される。ここで、第1の技術的手段に係る
構成によれば、機関運転状態に基づいてパーティキュレ
ート捕集フィルタに捕集され堆積するパーティキュレー
ト中の有機溶剤可溶成分量が演算される。また、該パー
ティキュレート捕集フィルタに装着され捕集フィルタに
所定量以上堆積したパーティキュレートを燃焼除去して
捕集フィルタを再生する再生用ヒータが備えられてい
る。そして、前記演算された有機溶剤可溶成分堆積量に
基づいて前記再生用ヒータの再生動作時間が制御される
こととなり、有機溶剤可溶成分による燃焼伝播が考慮さ
れたヒータの再生動作時間制御がなされることとなり、
例えばヒータに供給する電力消費を最小限に抑えてい
る。
【0011】また、第2の技術的手段に係る構成によれ
ば、機関運転状態に基づいて当該機関より排出されるパ
ーティキュレート中の有機溶剤可溶成分量が演算され、
有機溶剤可溶成分排出量と排気温度と機関運転状態に基
づいて前記パーティキュレート捕集フィルタに捕集され
堆積するパーティキュレート中の有機溶剤可溶成分量が
演算される。また、第1の技術的手段と同様に、該パー
ティキュレート捕集フィルタに装着され捕集フィルタに
所定量以上堆積したパーティキュレートを燃焼除去して
捕集フィルタを再生する再生用ヒータが備えられてい
る。ここで、機関から排出された有機溶剤可溶成分が、
排気温度によって所定量パーティキュレート捕集フィル
タに捕集され堆積することとなるが、該堆積した有機溶
剤可溶成分堆積量に基づいて前記再生用ヒータの再生動
作時間が制御されることとなり、有機溶剤可溶成分によ
る燃焼伝播が考慮されたヒータの再生動作時間制御がな
されることとなり、例えばヒータに供給する電力消費を
最小限に抑えることが可能となると共に、外気の影響も
考慮した制御が可能となる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。先ず、本発明の請求項1に係る第1実施例について
説明する。機関本体1に接続される排気通路4は、2つ
に分割され、分割された各通路にパーティキュレート捕
集フィルタ部材6(以下フィルタ部材6と称する)が装
着されたフィルタケース5が各々設けられている。尚、
図においては簡単のため、一方の通路についてのみ示し
ている。
【0013】また、フィルタケース5内の前記フィルタ
部材6の上流側には、フィルタ部材6に所定量以上堆積
したパーティキュレートを燃焼除去して当該フィルタ部
材6を再生する電気式再生用ヒータ7が、該フィルタ部
材6に接して、またフィルタケース5とは電気的に絶縁
されて装着されている。該再生用ヒータ7の電極8はヒ
ータ駆動回路9を介してバッテリ10へ接続されている。
また、フィルタケース5の上流には、排気開閉弁駆動部
12により開閉駆動される排気開閉弁11が設けられてお
り、フィルタ部材6の再生時には弁を閉じることでフィ
ルタ部材6への排気流量を制限する構成としている。
【0014】一方、機関本体1には、運転状態検出手段
としての機関回転数センサ2及び機関負荷を検出するコ
ントロールレバーセンサ3とが設けられている。そし
て、これら機関回転数センサ2及びコントロールレバー
センサ3からの出力信号はマイクロコンピュータ22、R
OM23及びRAM24等から構成されるコントロールユニ
ット20に入力される。
【0015】そして、コントロールユニット20は、RO
M23に格納されたプログラムに従い前記センサからの情
報とROM23に格納されているマップデータとに基づい
て各種演算を行い、前記再生用ヒータ7の再生動作時間
に係る制御量及び排気開閉弁11を制御するための制御量
を、ヒータ駆動回路9及び排気開閉弁駆動部12に出力す
る。尚、RAM24はマイクロコンピュータ22の演算処理
に関連したデータを一時退避するために用いられるもの
である。
【0016】かかるコントロールユニット20による制御
を、図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、
ステップ301 (図ではS301 と記す。以下同様)では、
再生フラグFが1であるか否か、即ち、フィルタ部材6
が再生中であるか否かを判断する。再生中で無い(F=
0)と判断された場合には、ステップ302 に進み、回転
数センサ2及びコントロールレバーセンサ3からの検出
信号を基に機関回転数及び負荷を求める。
【0017】次にステップ303 で、単位時間当たりに機
関より排出されるドライスート排出量Δdry を、機関回
転数及び負荷をパラメータとして求める。ここで、ドラ
イスートとはパーティキュレートの一部を構成する炭素
粒子であり、該パーティキュレートはドライスートと後
述のSOFにより構成される。また該ドライスート排出
量Δdry は、図5に示すように、ROM23に予め記憶さ
れているマップより求められ、機関回転数が高い程また
負荷としてのトルクが大きい程ドライスート排出量Δdr
y も大きくなる。
【0018】ステップ304 でこのドライスート排出量Δ
dry にフィルタ捕集効率ηdry と、該当のフィルタ部材
6への流量分配率αとを乗じて、ドライスート堆積量の
増分を求め、今でのドライスート堆積量W1dryに加算す
る。次に、ステップ305 では、機関運転状態がSOF捕
集領域にあるか、脱離領域にあるかを、ROM23に記憶
された、図6のSOF捕集・脱離マップに基づいて判定
する。ここで、機関運転状態が低負荷・低回転領域であ
る程SOFは効率良く捕集され、また機関運転状態が高
負荷・高回転領域である程SOFが大量に離脱する。
【0019】尚、SOFとはパーティキュレートの一部
を構成するミスト状のHCであり、該SOFの含有量に
より燃焼伝播が異なり、もってフィルタの再生能力に影
響を及ぼす物質である。そして、SOF捕集領域である
と判定された場合には、ステップ306 にて、図6のマッ
プから読取ったSOF捕集率βSOF に、該当するフィル
タ部材6への流量分配率αを乗じて、SOF捕集率の増
分を求め、今までのSOF堆積量W1SOFにα×βSOF を
乗じてSOF捕集量の増量分を求め、今までのSOF堆
積量W1SOFに加算する。従ってSOF捕集量WSOF はW
SOF =W1SOF×(1+α×βSOF)となる。
【0020】即ち、ステップ306 及び307 が有機溶剤可
溶成分堆積量演算手段の機能を奏するものである。ま
た、SOF脱離領域であると判定された場合には、ステ
ップ307 にて、図6のマップからSOF脱離率γSOF を
読取り、該当するフィルタ部材6への流量分配率αを考
慮し、今までのSOF堆積量W1SOFにα×γSOF を乗じ
てSOF捕集量の減量分を求める。従って、最終的なS
OF堆積量WSOF は、今までのSOF堆積量W1SOFに
(1−α×γSOF )を乗じることにより求められる。
【0021】次に,ステップ309 にて、フィルタ部材6
へのパーティキュレート堆積量WPM、即ち、ドライスー
ト堆積量Wdry とSOF堆積量WSOF との和が、設定値
0以上であるか否かを判定する。パーティキュレート
堆積量WPMが設定値W0 以上である、即ち、フィルタ部
材6にパーティキュレートが充分に堆積し、再生時期で
あると判定された場合には、ステップ310 にて、パーテ
ィキュレート堆積量WPMに占めるSOF堆積量WSOF の
割合を基に、図7に示す関係より、ヒータ7の再生動作
時間としての通電時間t1を設定する。
【0022】ここで、パーティキュレート堆積量WPMに
占めるSOF堆積量WSOF の割合が高い程、フィルタ部
材6へのSOF捕集量が多いので、より低温から燃焼伝
播が生じて低電力消費量での再生が可能となるとして、
該通電時間t1が短くなっている。そして、ステップ311
で、再生フラグFをF=1として、排気開閉弁11を閉
じ、ヒータ7への通電を開始する。
【0023】一方、ステップ301 で再生中である(F=
1)と判定された場合には、ステップ312 でヒータ7へ
の通電時間tのカウントを行う。また、ステップ313 で
は、通電時間を基に、図8に示す関係から、ドライスー
ト及びSOFが再生開始時の堆積量に較べて、どれ程残
っているか、即ちドライスート残量率及びSOF残量率
を算出する。
【0024】次にステップ314 にて、通電時間がステッ
プ310 で求めた設定時間に達したか否かを判定する。通
電時間が設定した時間t1に達している場合は、ステップ
315に進む。ステップ315 では、再生が完了しているの
で再生フラグFをF=0として、排気開閉弁11を閉じ、
ヒータへの通電を終了し、排気開閉弁11を開く。
【0025】尚、機関停止等により再生が中断された場
合には、ステップ313 にて求めたドライスート残量率及
びSOF残量率に基づいて初期値を設定し、再び演算を
行う。即ち、ステップ306 、307 、310 、312 及び314
が再生動作時間制御手段の機能を奏している。
【0026】即ち、本第1実施例にあっては、エンジン
の運転状態及びフィルタ部材6の捕集効率から、フィル
タ部材6に捕集されたパーティキュレート中に含まれる
SOFの量を求め、パーティキュレート堆積量WPMに占
めるSOF堆積量WSOF の割合が多いほどヒータ7の通
電時間tを短くすることによって電力消費を最小限に抑
えている。従って、出力、燃費の悪化及びバッテリ10の
消耗を防ぐことが可能となるという効果がある。
【0027】次に、本発明の請求項2に係る第2実施例
について説明する。まず、第2実施例に係るシステム構
成について、図9を参照しつつ、説明するが、図3に示
した第1実施例に係るシステム構成と同一構成要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。本第2実施例に
係る構成として、フィルタケース5内の前記再生用ヒー
タ7の上流側には、該フィルタ部材6に流入してくる排
気の温度を検出する排気温度検出手段と排気温度センサ
13が設けられている。そして、排気温度センサ13からの
出力信号もコントロールユニット20に入力される。
【0028】本第2実施例に係る制御を、図10のフロー
チャートに基づいて説明する。尚、図4に示した第1実
施例に係る制御と同一機能を奏するステップについては
同一ステップ番号を付して、説明を省略する。ステップ
301 で再生中で無い(F=0)と判断された場合には、
ステップ1002に進み、回転数センサ2、コントロールレ
バーセンサ3及び排気温度センサ13からの検出信号を基
に機関回転数、負荷及び排気温度を求める。
【0029】次にステップ1003で、単位時間当たりに機
関より排出されるドライスート排出量Δdry を、前述の
ステップ303 と同様に求めると共に、単位時間当たりに
機関より排出されるSOF排出量ΔSOF を、機関回転数
及び負荷をパラメータとして求める。ここで、該SOF
排出量ΔSOF は、図11に示すように、ROM23に予め記
憶されているマップより求められ、機関回転数が高い程
また負荷としてのトルクが大きい程SOF排出量ΔSOF
も大きくなる。
【0030】即ち、当該ステップ1003が、機関運転状態
に基づいて当該機関より排出されるパーティキュレート
中の有機溶剤可溶成分量を演算する有機溶剤可溶成分排
出量演算手段の機能を奏している。次に、ステップ1005
では、機関運転状態がSOF捕集領域にあるか、脱離領
域にあるかを、ROM23に記憶された、図12のSOF捕
集・脱離マップに基づいて判定する。ここで、機関運転
状態が低排気温度・低回転領域である程SOFは効率良
く捕集され、また機関運転状態が高排気温度・高回転領
域である程SOFが大量に離脱する。
【0031】そして、SOF捕集領域であると判定され
た場合には、ステップ1006にて、図12のマップから読取
ったSOF捕集率ηSOF と、該当するフィルタ部材6へ
の流量分配率αとを、SOF排出量ΔSOF に乗じて、S
OF捕集量の増分を求め、今までのSOF堆積量W1SOF
に加算する。即ち、ステップ1006が有機溶剤可溶成分堆
積量演算手段の機能を奏するものである。
【0032】また、SOF脱離領域であると判定された
場合には、ステップ1007にて、図12のマップからSOF
脱離率γSOF を読取り、該当するフィルタ部材6への流
量分配率αを考慮し、今までのSOF堆積量W1SOFにα
×γSOF を乗じてSOF捕集量の減量分を求める。従っ
て、最終的なSOF堆積量WSOF は、今までのSOF堆
積量W1SOFに(1−α×γSOF )を乗じることにより求
められる。
【0033】そして、ステップ310 にて、パーティキュ
レート堆積量WPMに占めるSOF堆積量WSOF の割合を
基に、図7に示す関係より、ヒータ7の再生動作時間と
しての通電時間t1が設定され、前述の如くヒータ7の通
電制御がなされる。即ち、ステップ1006、1007、310 、
312 及び314 が再生時間制御手段の機能を奏している。
【0034】即ち、本第2実施例にあっては、フィルタ
部材6に流入する排気の排気温度に応じて最終的なSO
F堆積量WSOF を演算する構成としたので、寒冷地にお
ける運転のように、機関から出た直後に較べてフィルタ
部材6に流入する時点での排気温度に著しい低下がある
場合であっても、精度良く、最終的なSOF堆積量WSO
F を検出することが可能となり、該SOF堆積量WSOF
に応じてヒータ7の通電時間tを決定しているので、該
ヒータ7の通電時間を的確に短くすることが可能とな
り、よって電力消費を最小限に抑えることが可能とな
る。尚、寒冷地においては、バッテリの性能低下が著し
いため、SOF堆積量WSOF を精度良く検出し、再生時
間の短縮を図る効果は著しく大きいものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、フィルタへの有機溶剤可溶成分捕集量が多いほど低
温から燃焼伝播が生じ、低電力消費量での再生が可能と
なるとして、パーティキュレート捕集フィルタに捕集さ
れ堆積した有機溶剤可溶成分堆積量に基づいて、有機溶
剤可溶成分捕集量が多いほど再生用ヒータの再生動作時
間を短く制御する構成によって、電力消費を最小限に抑
え、出力、燃費の悪化及びバッテリの消耗を防ぐことが
可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る構成を示すブロック図
【図2】本発明の請求項2に係る構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1実施例の構成を示すシステム構成
【図4】同上第1実施例に係る制御フローチャート
【図5】同上第1実施例に係る単位時間当たりのドライ
スート排出量を示す特性図
【図6】同上第1実施例に係るSOF捕集率及びSOF
離脱率を示す特性図
【図7】同上第1実施例に係るSOF堆積量とヒータへ
の通電設定時間との関係を示す特性図
【図8】同上第1実施例に係るヒータへの通電時間とド
ライスート、SOF残量との関係を示す特性図
【図9】本発明の第2実施例の構成を示すシステム構成
【図10】同上第2実施例に係る制御フローチャート
【図11】同上第2実施例に係る単位時間当たりのSOF
排出量を示す特性図
【図12】同上第2実施例に係るSOF捕集率及びSOF
離脱率を示す特性図
【符号の説明】
1 機関本体 2 機関回転数センサ 3 コントロールレバーセンサ 4 排気通路 6 パーティキュレート捕集フィルタ部材 7 再生用ヒータ 9 ヒータ駆動回路 11 排気開閉弁 13 排気温度センサ 20 コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路に設けられたパーティキュレー
    ト捕集フィルタと、該パーティキュレート捕集フィルタ
    に装着され捕集フィルタに所定量以上堆積したパーティ
    キュレートを燃焼除去して捕集フィルタを再生する再生
    用ヒータと、機関運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、前記運転状態検出手段により検出された機関運転状
    態に基づいて前記パーティキュレート捕集フィルタに捕
    集され堆積するパーティキュレート中の有機溶剤可溶成
    分量を演算する有機溶剤可溶成分堆積量演算手段と、前
    記有機溶剤可溶成分堆積量演算手段により演算された有
    機溶剤可溶成分堆積量に基づいて前記再生用ヒータの再
    生動作時間を制御する再生動作時間制御手段と、を設け
    たことを特徴とするディーゼル機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 排気通路に設けられたパーティキュレー
    ト捕集フィルタと、該パーティキュレート捕集フィルタ
    に装着され捕集フィルタに所定量以上堆積したパーティ
    キュレートを燃焼除去して捕集フィルタを再生する再生
    用ヒータと、前記パーティキュレート捕集フィルタに流
    入する排気の温度を検出する排気温度検出手段と、機関
    運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態
    検出手段により検出された機関運転状態に基づいて当該
    機関より排出されるパーティキュレート中の有機溶剤可
    溶成分量を演算する有機溶剤可溶成分排出量演算手段
    と、前記有機溶剤可溶成分排出量演算手段により演算さ
    れた有機溶剤可溶成分排出量と前記排気温度検出手段に
    より検出された排気温度と前記運転状態検出手段により
    検出された機関運転状態に基づいて前記パーティキュレ
    ート捕集フィルタに捕集され堆積するパーティキュレー
    ト中の有機溶剤可溶成分量を演算する有機溶剤可溶成分
    堆積量演算手段と、前記有機溶剤可溶成分堆積量演算手
    段により演算された有機溶剤可溶成分堆積量に基づいて
    前記再生用ヒータの再生動作時間を制御する再生動作時
    間制御手段と、を設けたことを特徴とするディーゼル機
    関の排気浄化装置。
JP5184170A 1993-07-26 1993-07-26 ディーゼル機関の排気浄化装置 Pending JPH0734857A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT500672B1 (de) * 2003-06-12 2006-08-15 Linz Ct Of Mechatronics Gmbh Hydraulischer antrieb zum verlagern eines stellgliedes
JP2017180273A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 三菱自動車工業株式会社 排気浄化装置

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AT500672B1 (de) * 2003-06-12 2006-08-15 Linz Ct Of Mechatronics Gmbh Hydraulischer antrieb zum verlagern eines stellgliedes
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