JPH0735223B2 - 糸のパ−ン巻き方法 - Google Patents
糸のパ−ン巻き方法Info
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- JPH0735223B2 JPH0735223B2 JP62128682A JP12868287A JPH0735223B2 JP H0735223 B2 JPH0735223 B2 JP H0735223B2 JP 62128682 A JP62128682 A JP 62128682A JP 12868287 A JP12868287 A JP 12868287A JP H0735223 B2 JPH0735223 B2 JP H0735223B2
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、捲縮加工糸、特に仮撚加工糸の巻取りに適
した糸のパーン巻き方法に関するものである。
した糸のパーン巻き方法に関するものである。
(従来の技術) 合成繊維糸条の延伸および仮撚を連続して行なう場合、
得られた仮撚加工糸は、パーン巻きするのが通常であ
る。すなわち、リング撚糸機を用い、そのリングレール
をゆつくり昇降しながら平行ボビンに上記の糸を細かい
ピツチのコイル状に巻付け、かつリングレールの昇降ス
トローク、換言すれば糸のトラバース幅を所定量ずつ減
少して巻糸の上下に円錐部を形成している。そして、上
記のトラバース幅を直線状に減少する基本型パーン巻き
方法では、円錐部と平行部の境界において糸密度が増大
して境界部の糸層が鉢巻状に隆起し、いわゆる耳立ちが
生じ、そのため得られた巻糸(パーン)を編機等に仕掛
けて糸を引出す際、編機における糸速度が800m/分以上
の高速の場合に、解じよ糸が耳立ち部に引掛けて糸切れ
が生じていた。そこで、最近では、第3図に示すような
バリワインド方式が採用されていた。
得られた仮撚加工糸は、パーン巻きするのが通常であ
る。すなわち、リング撚糸機を用い、そのリングレール
をゆつくり昇降しながら平行ボビンに上記の糸を細かい
ピツチのコイル状に巻付け、かつリングレールの昇降ス
トローク、換言すれば糸のトラバース幅を所定量ずつ減
少して巻糸の上下に円錐部を形成している。そして、上
記のトラバース幅を直線状に減少する基本型パーン巻き
方法では、円錐部と平行部の境界において糸密度が増大
して境界部の糸層が鉢巻状に隆起し、いわゆる耳立ちが
生じ、そのため得られた巻糸(パーン)を編機等に仕掛
けて糸を引出す際、編機における糸速度が800m/分以上
の高速の場合に、解じよ糸が耳立ち部に引掛けて糸切れ
が生じていた。そこで、最近では、第3図に示すような
バリワインド方式が採用されていた。
第3図において、1はボビン、2はパーン、2aは円錐
部、2bは平行部である。上下の一点鎖線3は第1基準線
であり、従来のパーン2は、糸が上下の第1基準線3、
3間を上下にトラバースしてトラバース幅を漸減しなが
ら巻かれていた。この第1基準線3の内側の一点鎖線4
は第2基準線であり、また第1基準線3と第2基準線4
との間に山形に画かれた点線5は第3基準線であり、バ
リワインド方式では上下の第3基準線5、5間で糸をト
ラバースさせながら巻いていた。すなわち、実線6は糸
のトラバース軌跡を示し、糸端がボビン1の下端に巻き
つけられると、リングレール(図示されていない)の上
昇に伴つて糸の巻取り位置が徐々に上昇し、トラバース
幅の上端に達すると巻取り位置が下降に転じ、その上下
のトラバース幅を第3基準線5、5に従つて漸減し、そ
の谷部5aに達すると、次はトラバース幅を漸増し、次い
で山部5bに達すると再びトラバース幅を漸減し、以下こ
れを繰返してパーン2を形成する。
部、2bは平行部である。上下の一点鎖線3は第1基準線
であり、従来のパーン2は、糸が上下の第1基準線3、
3間を上下にトラバースしてトラバース幅を漸減しなが
ら巻かれていた。この第1基準線3の内側の一点鎖線4
は第2基準線であり、また第1基準線3と第2基準線4
との間に山形に画かれた点線5は第3基準線であり、バ
リワインド方式では上下の第3基準線5、5間で糸をト
ラバースさせながら巻いていた。すなわち、実線6は糸
のトラバース軌跡を示し、糸端がボビン1の下端に巻き
つけられると、リングレール(図示されていない)の上
昇に伴つて糸の巻取り位置が徐々に上昇し、トラバース
幅の上端に達すると巻取り位置が下降に転じ、その上下
のトラバース幅を第3基準線5、5に従つて漸減し、そ
の谷部5aに達すると、次はトラバース幅を漸増し、次い
で山部5bに達すると再びトラバース幅を漸減し、以下こ
れを繰返してパーン2を形成する。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のバリワインド方式は、トラバースの反転位置を単
にジグザグ状の第3基準線5に設けていたので、このジ
グザグ状の第3基準線5の振幅、すなわち第1基準線3
および第2基準線4の間隔を小さく設定すると、バリワ
インド方式を採用した効果がなく、パーン2の円錐部2a
と平行部2bの境界部に糸が重なつて糸の解じよが困難に
なり、反対に上記振幅を大きく設定すると、糸の解じよ
が容易になる反面、上記境界部が丸くなり、パーン崩れ
を起し易くなつていた。
にジグザグ状の第3基準線5に設けていたので、このジ
グザグ状の第3基準線5の振幅、すなわち第1基準線3
および第2基準線4の間隔を小さく設定すると、バリワ
インド方式を採用した効果がなく、パーン2の円錐部2a
と平行部2bの境界部に糸が重なつて糸の解じよが困難に
なり、反対に上記振幅を大きく設定すると、糸の解じよ
が容易になる反面、上記境界部が丸くなり、パーン崩れ
を起し易くなつていた。
この発明は、上記のバリワインド方式を改良して糸の解
じよが容易であり、かつパーン崩れの生じないパーンを
得るためのパーン巻き方法を提供するものである。
じよが容易であり、かつパーン崩れの生じないパーンを
得るためのパーン巻き方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図において、トラバース幅を所定の幅ずつ直線状に
減少して糸をパーン巻きするに際し、上記の直線を基準
線3とし、この基準線3に対してトラバース幅を漸増す
る漸増巻取り、すなわち直線3c−3a上にトラバースの折
返し点を設定する巻取りと、上記基準線3に対してトラ
バース幅を平行に漸減して巻取る平行巻取り、すなわち
直線3a−3b上にトラバースの折返し点を設定する巻取り
と、上記基準線3に対してトラバース幅を更に急角度に
漸減する漸減巻取り、すなわち直線3b−3c上にトラバー
スの折返し点を設定する巻取りとを順に繰返して設定す
る巻取りを行なう。ただし、トラバース幅の極大値と極
小値との差を片側で3〜10mmに、上記漸減巻取りの開始
時から漸増巻取りの終了時までを移動時間を100〜500秒
に、また1回の平行巻取りの滞留時間を上記移動時間の
1/4〜3倍にそれぞれ設定する。
減少して糸をパーン巻きするに際し、上記の直線を基準
線3とし、この基準線3に対してトラバース幅を漸増す
る漸増巻取り、すなわち直線3c−3a上にトラバースの折
返し点を設定する巻取りと、上記基準線3に対してトラ
バース幅を平行に漸減して巻取る平行巻取り、すなわち
直線3a−3b上にトラバースの折返し点を設定する巻取り
と、上記基準線3に対してトラバース幅を更に急角度に
漸減する漸減巻取り、すなわち直線3b−3c上にトラバー
スの折返し点を設定する巻取りとを順に繰返して設定す
る巻取りを行なう。ただし、トラバース幅の極大値と極
小値との差を片側で3〜10mmに、上記漸減巻取りの開始
時から漸増巻取りの終了時までを移動時間を100〜500秒
に、また1回の平行巻取りの滞留時間を上記移動時間の
1/4〜3倍にそれぞれ設定する。
(作用) 基準線3上にトラバースの折返し点を置く基本型パーン
巻き方法に比べて、三点3b、3c、3aを結んで得られる三
角形内の分だけ糸量が少なく、粗く巻かれる。そして、
次の段階では、基準線3の一部、二点3a、3bを結ぶ直線
上でトラバースの折返しが行なわれる。すなわち、糸の
折返し点が粗く分散した部分に、折返し点が密集して耳
立ち傾向の生じる部分が重なり、結果として他の部分と
同程度の密度となり、得られたパーンを巻返す際に糸の
引出しが容易に行なわれると共に崩れの発生も防止され
る。
巻き方法に比べて、三点3b、3c、3aを結んで得られる三
角形内の分だけ糸量が少なく、粗く巻かれる。そして、
次の段階では、基準線3の一部、二点3a、3bを結ぶ直線
上でトラバースの折返しが行なわれる。すなわち、糸の
折返し点が粗く分散した部分に、折返し点が密集して耳
立ち傾向の生じる部分が重なり、結果として他の部分と
同程度の密度となり、得られたパーンを巻返す際に糸の
引出しが容易に行なわれると共に崩れの発生も防止され
る。
この場合、実験によれば、折返し部分における糸の重な
りが数回程度では上下の層の糸のからみ合いが起らず、
巻返しの際の引出しに支障が生じないが、十数回の重な
りが存在すると、上下の層の糸がからみ合つて引出しに
影響が生じてくる。すなわち、上記の深さhが3mm未満
では糸の重なりが多くて糸の解じよが困難になり、反対
に10mm超では、パーン形状の崩れが多くなる。また、移
動時間Taが100秒未満ではリングレールの昇降速度に比
して短か過ぎるために効果がなく、反対に500秒を超え
ると長過ぎて形状崩れが生じる。また、滞留時間Tbが移
動時Taの1/4未満では耳立ち量が少なくて形状崩れが発
生し、反対に3倍を超えると糸の重なりが多くなつて解
じよ性が低下する。
りが数回程度では上下の層の糸のからみ合いが起らず、
巻返しの際の引出しに支障が生じないが、十数回の重な
りが存在すると、上下の層の糸がからみ合つて引出しに
影響が生じてくる。すなわち、上記の深さhが3mm未満
では糸の重なりが多くて糸の解じよが困難になり、反対
に10mm超では、パーン形状の崩れが多くなる。また、移
動時間Taが100秒未満ではリングレールの昇降速度に比
して短か過ぎるために効果がなく、反対に500秒を超え
ると長過ぎて形状崩れが生じる。また、滞留時間Tbが移
動時Taの1/4未満では耳立ち量が少なくて形状崩れが発
生し、反対に3倍を超えると糸の重なりが多くなつて解
じよ性が低下する。
(実施例) 第2図において、10はリングレール、11はリング、12は
トラベラであり、リングレール10の昇降運動に伴つてリ
ング11が昇降し、リング11の中心でスピンドル(図示さ
れていない)に支持されて回転するボビン1の表面に上
方から供給される糸(仮撚加工糸)Yをヤーンガイド13
およびリング11上のトラベラ12を介して加撚しながら巻
きつけ、パーン2を形成するようになつている。
トラベラであり、リングレール10の昇降運動に伴つてリ
ング11が昇降し、リング11の中心でスピンドル(図示さ
れていない)に支持されて回転するボビン1の表面に上
方から供給される糸(仮撚加工糸)Yをヤーンガイド13
およびリング11上のトラベラ12を介して加撚しながら巻
きつけ、パーン2を形成するようになつている。
上記リングレール10の上方に、軸14を支点とする揺動自
在のL字レバー15が位置し、このL字レバー15の水平部
先端がリングレール10の上部突起10aにピン15aで連結さ
れ、L字レバー15の垂直部先端が油圧シリンダ16のピス
トンロツド16aの先端とピン15bで連結され、油圧シリン
ダ16の前端および後端にそれぞれ接続された下降用パイ
プ17aおよび上昇用パイプ17bが電磁切換弁18を介して油
圧パイプ19に接続され、この電磁切換弁18に入力される
電気信号により下降用パイプ17aに作動油が供給された
ときはピストンロツド16aが引込んでリングレール10が
下降し、反対に上記電気信号により上昇用パイプ17bに
作動油が供給されたときはピストンロツド16aが押出さ
れてリングレール10が上昇する。
在のL字レバー15が位置し、このL字レバー15の水平部
先端がリングレール10の上部突起10aにピン15aで連結さ
れ、L字レバー15の垂直部先端が油圧シリンダ16のピス
トンロツド16aの先端とピン15bで連結され、油圧シリン
ダ16の前端および後端にそれぞれ接続された下降用パイ
プ17aおよび上昇用パイプ17bが電磁切換弁18を介して油
圧パイプ19に接続され、この電磁切換弁18に入力される
電気信号により下降用パイプ17aに作動油が供給された
ときはピストンロツド16aが引込んでリングレール10が
下降し、反対に上記電気信号により上昇用パイプ17bに
作動油が供給されたときはピストンロツド16aが押出さ
れてリングレール10が上昇する。
20は、側方の静止フレーム(図示されていない)に垂直
に設けたねじシヤフトであり、このねじシヤフト20は、
互いに方向が異なる下方ねじ部20aおよび上方ねじ部20b
を備え、可逆モータ(図示されていない)に接続されて
正方向および逆方向に交互に回転する。上記の下方ねじ
部20aおよび上方ねじ部20bにそれぞれ回転を制止された
昇降自在の下部ナツト21および上部ナツト22がねじ込ま
れている。この下部ナツト21および上部ナツト22は、そ
れぞれリング状の無接点スイツチ21aおよび22aを備えて
おり、それぞれ下降用回路23aおよび上昇用回路23bで電
磁切換弁18の信号入力端に接続され、下部ナツト21の無
接点スイツチ21aが閉じたとき、作動油の供給が上昇用
パイプ17bから下降用パイプ17aに切換えられ、反対に上
部ナツト22の無接点スイツチ22aが閉じたとき、作動油
の供給が下降用パイプ17aから上昇用パイプ17bに切換え
られる。
に設けたねじシヤフトであり、このねじシヤフト20は、
互いに方向が異なる下方ねじ部20aおよび上方ねじ部20b
を備え、可逆モータ(図示されていない)に接続されて
正方向および逆方向に交互に回転する。上記の下方ねじ
部20aおよび上方ねじ部20bにそれぞれ回転を制止された
昇降自在の下部ナツト21および上部ナツト22がねじ込ま
れている。この下部ナツト21および上部ナツト22は、そ
れぞれリング状の無接点スイツチ21aおよび22aを備えて
おり、それぞれ下降用回路23aおよび上昇用回路23bで電
磁切換弁18の信号入力端に接続され、下部ナツト21の無
接点スイツチ21aが閉じたとき、作動油の供給が上昇用
パイプ17bから下降用パイプ17aに切換えられ、反対に上
部ナツト22の無接点スイツチ22aが閉じたとき、作動油
の供給が下降用パイプ17aから上昇用パイプ17bに切換え
られる。
24は、リングレール10の昇降運動に連動して昇降する昇
降フレームであり、上記ねじシヤフト20の近くに設けら
れている。この昇降フレーム24に設けた水平軸25の一端
にラチエツト26が固定され、上記リングレール用の昇降
運動に連動して往復する送り爪27によつて間欠的に送ら
れ、リングレール10の9往復によつてラチエツト26およ
び水平軸25が1回転する。水平軸25の他端に2個の同形
状の板カム27a、27bが位相を180度ずらして固定されて
いる。左側の第1板カム27aの下面に上向きに付勢され
た昇降自在の第1昇降軸28の上端のローラ28aが圧接さ
れ、この第1昇降軸28の下端に水平アーム28bが突設さ
れ、この水平アーム28bの先端に、上記下部ナツト21の
リング状無端スイツチ21aに挿入可能な下部調整棒29aが
上向きに固定される。一方、右側の第2板カム27bの上
面に下向きに付勢された昇降自在の第2昇降軸30下端の
ローラ30aが圧接され、この第2昇降軸30の上端に水平
アーム30bが突設され、この水平アーム30bの先端に、上
記の上部ナツト22のリング状無端スイツチ22aに挿入可
能な上部調整棒29bが下向きに固定される。なお、上記
の下部調整棒29aが下部無接点スイツチ21aの孔に進入し
たとき、この下部無接点スイツチ21aが閉じ、上部調整
棒29bが上部無接点スイツチ22aの孔に進入したとき、こ
の上部無接点スイツチ22aが閉じられる。
降フレームであり、上記ねじシヤフト20の近くに設けら
れている。この昇降フレーム24に設けた水平軸25の一端
にラチエツト26が固定され、上記リングレール用の昇降
運動に連動して往復する送り爪27によつて間欠的に送ら
れ、リングレール10の9往復によつてラチエツト26およ
び水平軸25が1回転する。水平軸25の他端に2個の同形
状の板カム27a、27bが位相を180度ずらして固定されて
いる。左側の第1板カム27aの下面に上向きに付勢され
た昇降自在の第1昇降軸28の上端のローラ28aが圧接さ
れ、この第1昇降軸28の下端に水平アーム28bが突設さ
れ、この水平アーム28bの先端に、上記下部ナツト21の
リング状無端スイツチ21aに挿入可能な下部調整棒29aが
上向きに固定される。一方、右側の第2板カム27bの上
面に下向きに付勢された昇降自在の第2昇降軸30下端の
ローラ30aが圧接され、この第2昇降軸30の上端に水平
アーム30bが突設され、この水平アーム30bの先端に、上
記の上部ナツト22のリング状無端スイツチ22aに挿入可
能な上部調整棒29bが下向きに固定される。なお、上記
の下部調整棒29aが下部無接点スイツチ21aの孔に進入し
たとき、この下部無接点スイツチ21aが閉じ、上部調整
棒29bが上部無接点スイツチ22aの孔に進入したとき、こ
の上部無接点スイツチ22aが閉じられる。
上記の構造において、機台が駆動されると、リングレー
ル10が昇降を開始し、ねじシヤフト20が一方向に回転を
開始し、下部ナツト21および上部ナツト22がそれぞれ第
1図の基準線3、3に従つて摺動し、両者間の間隔が徐
々に狭くなつてリング11のトラバース幅を制御する。ま
た、上記の駆動開始に伴つて、昇降フレーム24が、リン
グレール10と同じ速度の昇降運動を開始し、上記リング
レール10の上昇に伴つて下部調整棒29aが下部無接点ス
イツチ21aの孔に進入すると、電磁切換弁18の油路が切
換えられてリングレール10が下降に転じ、リングレール
10と共に昇降フレーム24の下降が始まり、この下降が進
んで上部調整棒29bが上部無接点スイツチ22aの孔に進入
すると、電磁切換弁18の油路が再び切換えられ、リング
レール10および昇降フレーム24が再び上昇に転ずる。こ
のようにして、リング11のトラバース幅が基準線3、3
に従つて狭くなるが、この間に昇降フレーム24上の水平
軸25が回転を開始し、水平軸25から下部調整棒29aおよ
び上部調整棒29bまでの垂直距離が板カム27a、27bのプ
ロフイルに従つて変化し、板カム27a、27bの径の減少部
にローラ28a、30aが接しているときトラバース幅が第1
図の2点3b、3cを結ぶ直線に従つて狭くなり、板カム27
a、27bの径の増大部にローラ28a、30aが接しているとき
トラバース幅が第1図の2点3c、3aを結ぶ直線に従つて
増大し、板カム27a、27bの大径の静止部にローラ28a、3
0aが接しているときトラバース幅が第1図の2点3a、3b
に従つて、すなわち基準線3に従つて狭くなる。
ル10が昇降を開始し、ねじシヤフト20が一方向に回転を
開始し、下部ナツト21および上部ナツト22がそれぞれ第
1図の基準線3、3に従つて摺動し、両者間の間隔が徐
々に狭くなつてリング11のトラバース幅を制御する。ま
た、上記の駆動開始に伴つて、昇降フレーム24が、リン
グレール10と同じ速度の昇降運動を開始し、上記リング
レール10の上昇に伴つて下部調整棒29aが下部無接点ス
イツチ21aの孔に進入すると、電磁切換弁18の油路が切
換えられてリングレール10が下降に転じ、リングレール
10と共に昇降フレーム24の下降が始まり、この下降が進
んで上部調整棒29bが上部無接点スイツチ22aの孔に進入
すると、電磁切換弁18の油路が再び切換えられ、リング
レール10および昇降フレーム24が再び上昇に転ずる。こ
のようにして、リング11のトラバース幅が基準線3、3
に従つて狭くなるが、この間に昇降フレーム24上の水平
軸25が回転を開始し、水平軸25から下部調整棒29aおよ
び上部調整棒29bまでの垂直距離が板カム27a、27bのプ
ロフイルに従つて変化し、板カム27a、27bの径の減少部
にローラ28a、30aが接しているときトラバース幅が第1
図の2点3b、3cを結ぶ直線に従つて狭くなり、板カム27
a、27bの径の増大部にローラ28a、30aが接しているとき
トラバース幅が第1図の2点3c、3aを結ぶ直線に従つて
増大し、板カム27a、27bの大径の静止部にローラ28a、3
0aが接しているときトラバース幅が第1図の2点3a、3b
に従つて、すなわち基準線3に従つて狭くなる。
上記の構造の巻取装置を備えた仮撚機を用いてナイロン
6のマルチフイラメント糸(30デニール、10フイラメン
ト)の仮撚加工を行なつた。ただし、仮撚速度を800m/
分に、ヒータ温度を180℃に、デイスクの表面速度と仮
撚速度との比D/Yを1.75に、延伸倍率DRを3.10に、仮撚
ゾーンのフイード比F1を−2%に、リングレールのリフ
テイング速度を25秒/往復にそれぞれ設定し、第1図の
深さh、移動時間Taおよび滞留時間Tbを種々に変えてパ
ーンの形状崩れおよび巻返し時の解じよ性に関係するフ
イラメント割れを比較した。その結果を下記の表に示
す。ただし、形状崩れ、フイラメント割れおよび総合評
価は次の方法によつて評価した。
6のマルチフイラメント糸(30デニール、10フイラメン
ト)の仮撚加工を行なつた。ただし、仮撚速度を800m/
分に、ヒータ温度を180℃に、デイスクの表面速度と仮
撚速度との比D/Yを1.75に、延伸倍率DRを3.10に、仮撚
ゾーンのフイード比F1を−2%に、リングレールのリフ
テイング速度を25秒/往復にそれぞれ設定し、第1図の
深さh、移動時間Taおよび滞留時間Tbを種々に変えてパ
ーンの形状崩れおよび巻返し時の解じよ性に関係するフ
イラメント割れを比較した。その結果を下記の表に示
す。ただし、形状崩れ、フイラメント割れおよび総合評
価は次の方法によつて評価した。
フイラメント割れ:パーン表面の糸間に隙間が生じてこ
の隙間に解じよ糸のフイラメントが落ち込むことであ
り、解じよ不良となり、単糸切れの原因になる。パーン
を水平なスピンドルペツグに挿し込んで回転自在に支持
し、パーン上の糸を0.001g/dの荷重で解じよし、糸を1m
ずつ100回、合計100m解じよる間に生じたフイラメント
の引掛かりの個数を数える。この場合、フイラメントの
割れ数(個/100m)と、このパーンの糸を使用する場合
に生じるユーザ不良糸発生率との間には密接な関係があ
り、フイラメントの割れ数が50個/100m以下、51〜80個/
100mおよび80個/100m以上のとき、ユーザ不良糸発生率
はそれぞれ0.2%以下、0.2〜2%および2%以上であ
る。
の隙間に解じよ糸のフイラメントが落ち込むことであ
り、解じよ不良となり、単糸切れの原因になる。パーン
を水平なスピンドルペツグに挿し込んで回転自在に支持
し、パーン上の糸を0.001g/dの荷重で解じよし、糸を1m
ずつ100回、合計100m解じよる間に生じたフイラメント
の引掛かりの個数を数える。この場合、フイラメントの
割れ数(個/100m)と、このパーンの糸を使用する場合
に生じるユーザ不良糸発生率との間には密接な関係があ
り、フイラメントの割れ数が50個/100m以下、51〜80個/
100mおよび80個/100m以上のとき、ユーザ不良糸発生率
はそれぞれ0.2%以下、0.2〜2%および2%以上であ
る。
形状崩れ:パーンを水平に固定し、840デニール糸でル
ープを形成し、このループをパーンの肩部に掛け、ルー
プの下端に、40gのウエイトを吊り下げて上記のループ
を5回滑らせ、崩れ度を5級に分けて評価し、崩れが皆
無のものを1級、ほとんど無いものを2級、僅かに有る
ものを3級、有るものを4級、ひどく有るものを5級と
した。
ープを形成し、このループをパーンの肩部に掛け、ルー
プの下端に、40gのウエイトを吊り下げて上記のループ
を5回滑らせ、崩れ度を5級に分けて評価し、崩れが皆
無のものを1級、ほとんど無いものを2級、僅かに有る
ものを3級、有るものを4級、ひどく有るものを5級と
した。
総合評価:パーンのユーザが評価し、問題が無く非常に
良好なものを◎とし、問題はあるが使用可能なものを△
とし、使用不可能のものを×とした。
良好なものを◎とし、問題はあるが使用可能なものを△
とし、使用不可能のものを×とした。
この表で明らかなように、基本型パーン巻き方式の比較
例1は、形状崩れが少なくて良好である反面、フイラメ
ント割れが最も多い。滞留時間を0にした従来のバリワ
インド方式の比較例2、3および深さh(mm)が過大の
比較例4は、フイラメント割れが改善される反面、形状
崩れが多かつた。また、移動時間Taが小さい比較例5
は、フイラメント割れが多く、移動時間Taが過大の比較
例6は形状崩れが多い。また、深さhが浅過ぎる比較例
7および滞留時間Tbが長過ぎる比較例8は、フイラメン
ト割れが多く、滞留時間が短い比較例9は形状崩れが多
かつた。これに対して、移動時間Ta、滞留時間Tbおよび
深さhが適正な実施例1〜4は、いずれも形状崩れおよ
びフイラメント割れが少なく、総合評価が優れていた。
例1は、形状崩れが少なくて良好である反面、フイラメ
ント割れが最も多い。滞留時間を0にした従来のバリワ
インド方式の比較例2、3および深さh(mm)が過大の
比較例4は、フイラメント割れが改善される反面、形状
崩れが多かつた。また、移動時間Taが小さい比較例5
は、フイラメント割れが多く、移動時間Taが過大の比較
例6は形状崩れが多い。また、深さhが浅過ぎる比較例
7および滞留時間Tbが長過ぎる比較例8は、フイラメン
ト割れが多く、滞留時間が短い比較例9は形状崩れが多
かつた。これに対して、移動時間Ta、滞留時間Tbおよび
深さhが適正な実施例1〜4は、いずれも形状崩れおよ
びフイラメント割れが少なく、総合評価が優れていた。
(発明の効果) この発明によれば、パーンの円錐部と平行部の境界部に
おける耳立ちを抑制して巻返しの際の解じよ性を良好に
すると共に形状崩れを防止することができる。しかも、
このパーン巻き方法は、基本型パーンを形成するための
トラバース幅設定用基準線中に谷部を設けることによつ
て可能であるから、巻取機中の板カムのプロフイルを若
干修正するだけで目的を達成することができる。
おける耳立ちを抑制して巻返しの際の解じよ性を良好に
すると共に形状崩れを防止することができる。しかも、
このパーン巻き方法は、基本型パーンを形成するための
トラバース幅設定用基準線中に谷部を設けることによつ
て可能であるから、巻取機中の板カムのプロフイルを若
干修正するだけで目的を達成することができる。
第1図はこの発明の実施例を示すトラバース軌跡の説明
図、第2図はこの発明に使用する装置の一例を示す説明
図、第3図は従来のバリワインドにおけるトラバース軌
跡の説明図である。 1:ボビン、2:パーン、3:基準線、6:トラバース軌跡、1
0:リングレール、11:リング、h:深さ、Ta:移動時間、T
b:滞留時間。
図、第2図はこの発明に使用する装置の一例を示す説明
図、第3図は従来のバリワインドにおけるトラバース軌
跡の説明図である。 1:ボビン、2:パーン、3:基準線、6:トラバース軌跡、1
0:リングレール、11:リング、h:深さ、Ta:移動時間、T
b:滞留時間。
Claims (2)
- 【請求項1】トラバース幅を所定の幅ずつ直線状に減少
して糸をパーン巻きするに際し、上記の直線を基準線と
し、この基準線に対してトラバース幅を漸増する漸増巻
取りと、上記基準線に対してトラバース幅を平行に漸減
して巻取る平行巻取りと、上記基準線に対してトラバー
ス幅を急角度に漸減する漸減巻取りとを順に繰返し、ト
ラバース幅の極大値と極小値との差を片側で3〜10mm
に、上記漸減巻取りの開始時から漸増巻取りの終了時ま
での移動時間を100〜500秒に、また1回の平行巻取りの
滞留時間を上記移動時間の1/4〜3倍にそれぞれ設定す
ることを特徴とする糸のパーン巻き方法。 - 【請求項2】糸が巻縮加工糸であり、巻取速度が200〜1
000m/分である特許請求の範囲第1項記載の糸のパーン
巻き方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62128682A JPH0735223B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 糸のパ−ン巻き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62128682A JPH0735223B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 糸のパ−ン巻き方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63295375A JPS63295375A (ja) | 1988-12-01 |
| JPH0735223B2 true JPH0735223B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14990825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62128682A Expired - Fee Related JPH0735223B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 糸のパ−ン巻き方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735223B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56127558A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-06 | Toray Ind Inc | Cheese-shaped package and manufacture thereof |
| JPS60100368U (ja) * | 1984-10-01 | 1985-07-09 | 村田機械株式会社 | 捲糸機における耳高防止装置 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62128682A patent/JPH0735223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63295375A (ja) | 1988-12-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |