JPH0735232B2 - エレベ−タ−の保守診断装置 - Google Patents

エレベ−タ−の保守診断装置

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JPH0735232B2
JPH0735232B2 JP61185130A JP18513086A JPH0735232B2 JP H0735232 B2 JPH0735232 B2 JP H0735232B2 JP 61185130 A JP61185130 A JP 61185130A JP 18513086 A JP18513086 A JP 18513086A JP H0735232 B2 JPH0735232 B2 JP H0735232B2
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elevator
microcomputer
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monitoring
pulley
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眞朗 中里
宣夫 三井
健治 米田
実 大川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベーター制御装置に係り、特にマイコン
エレベーターの保守性向上を図るに好適な制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、マイコン制御化されたエレベーターについては、
産業機械昭和59年12月号「最新の昇降機」特集号の第40
頁〜第43頁において論じられている。この中では、マイ
コンはエレベーターの正規の運転制御,速度制御,詳管
理制御などその機能を発揮しており、エレベーターの稼
動状況の追跡調査など、予防保全上の働きを持たせ、そ
の結果を自動的に警報したり、他部署への連絡に結びつ
ける配慮はなされていなかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、エレベーターの稼動に伴う機器の変
動,劣化を自動的にチエツクし、エレベーターの保守員
に連絡することについては配慮がされておらず、定期保
守時の保守員の診断技量により上記機器の劣化等を見出
し、交換するしかなく、従つて、トラブルが発生して初
めて機器を交換するというように、保守サービス面にと
つてはあまり著しくない保守方法をとつていた。
また、実開昭55−32380号公報のように、専用マイコン
を用意することによって、エレベーターの起動回数(走
行距離)が所定値になったら、その旨をアラーム表示
し、アラームまでの残り起動回数を表示し、更には、起
動回数などの自由設定を行うことが開示されている。し
かし、保守専用で経済的でない上に、エレベーターとし
ての運転上の安全性への寄与という意味で十分ではなか
った。
本発明の目的は、上記欠点を解決し、経済的で、エレベ
ーターとしての運転上の安全性の向上にも寄与するマイ
コンによる保守診断装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴とするところは、マイコンを備えた制御装
置により制御されるエレベーターにおいて、エレベータ
ーの通常の運転に必要な処理をタイマー割込みにより前
記マイコンに実行させる手段と、前記タイマー割込みに
よる通常運転処理が終了する度に起動され次回の前記タ
イマー割込みまでに中断し、次回の処理機会へ引継ぐよ
うに断続的に監視記録処理を前記マイコンに実行させる
手段と、主ロープの伸びによって降下する補償ロープ用
プーリの位置を複数段階に分けて検出する手段と、書き
込み消去可能でかつ停電時自己保持可能なメモリと、前
記プーリ位置検出手段の出力を含むエレベーター稼働状
況を前記監視記録処理に基づき前記メモリに書き込み記
録する手段と、前記プーリ位置検出手段による第1段階
の検出出力に応じて前記監視記録処理に基づき警報を発
生する手段と、前記プーリ位置検出手段による第2段階
の検出出力に応じて前記監視記録処理に基づきエレベー
ターを停止させる手段とを設けたことにある。
[作用] 監視記録処理は、その都度、全部の処理を終えるような
高速処理を要求される訳ではない点に着目し、エレベー
ター制御用マイコンの空き時間を有効に利用して、特別
の専用マイコン等を用意すること無く、監視記録処理を
実行する。
次に、監視記録すべきエレベーターの稼働状況を、確実
に記録保存でき、危険が迫っていることを見逃す恐れを
無くす。
更に、徐々に変化し、あるいは、ある時期変化が早いエ
レベーターの主ロープの伸びに対して、ロープの切詰め
を行うべきレベルで警報を発することによって、非常停
止によるかご内閉じ込め事故を未然に防止できるととも
に、危険を伴うレベルのロープ伸びに対してはエレベー
ターを非常停止させて、乗客の安全を確保する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。1は
エレベーター乗かご、2はつり合いおもり、3は主ロー
プ、4は補償ロープ、5は網車、6は補償ローププー
リ、7はモータ、8はモータ軸に直結されたエンコーダ
であり、これらのエレベーターの構成要素は以下のマイ
コンシステムにより運転制御される。11はマイクロプロ
セツサ(MPU)、12はRAM、13はエレベーターの運転制御
用プログラムを内蔵するROM、14はインターフエース用L
SIで、エレベーターの各機器を制御する入出力装置15を
制御する。16はプログラマブルタイマモジユール(PT
M)であり、前記エンコーダ8のパルスをカウントし、
その数値をマイコン側に出力する。17はA/Dコンバータ
でありアナログ入力をデイジタル出力に変換するLSIで
ある。18は停電時バツクアツプ用バツテリ19を持つたRA
Mであり、本発明のエレベーターの稼動状態を記録する
メモリである。これはバツテリバツクアツプ付メモリの
代わりに電気的書込み消去可能なROM(EEPROM)を使用
しても良い。20はエレベーターの稼動状況を監視記録す
るためのプログラムを内蔵するPROMであり、電気的書込
み消去可能なEEPROMが良い。21は前記EEPROM20にプログ
ラムを書込むためのライタであり、EEPROM20のモードを
書込みモードに変換して、データ(プログラム)を所定
のアドレスに書込む機能を持つ。22はキーボードデイス
プレイ用LSIであり、入力キー23の情報を取込んでマイ
コン11に知らせると同時に、必要な情報を7セグメント
の表示装置24に表示させる機能を持つ。25は直列通信用
LSIであり、ビル管理室の監視装置26と通信線27により
接続されている。28はバスコネクタであり、外部と必要
に応じ接続できるようになつている。31は後述する本発
明の一例の補償ローププーリ6の位置検出装置、32は防
振ゴム、33は差動トランス(荷重検出用)34A,34Bは距
離確認用スイツチ、35はかご1に取付けられたマグネツ
トである。
以上の構成により、エレベーターはPROM13に内蔵のプロ
グラムによりMPU11を動作させ、通常の運転制御が行な
われる。次に、本発明のエレベーター構成装置の稼動状
況の監視記録のプログラムであるが、これは、第1図の
EEPROM20により行なわれる。このプログラムは、第2図
のプログラムの実行順序説明図であるように、タイマー
割込みTの周期的な割込みにより通常の運転制御プログ
ラムAが実行され、このプログラムAの処理が全て終了
後、次のタイマー割込みがあるまでの間実行される。
(第2図のBプログラム)この状態監視記録用プログラ
ムBは、高速処理を要求されないので、次のタイマー割
込みがあり処理が中断されても、引続き次のプログラム
B実行の期間にて引続き処理され、所定の監視記録機能
を完遂させるようになつている。
次に、具体的なエレベーター構成装置の稼動状態監視記
録プログラムの例を述べる。
第3図は主ロープの伸びをチエツクする装置を示してお
り、第4図がその監視プログラムである。第3図におい
て、4は補償ロープ、6は補償ロープ用プーリであり、
主ロープが経時的に伸びるとプーリ6が徐々に低下し、
最後にはピツト床に接触してしまい危険である。31は主
ロープの伸びをチエツクする装置であり、31Xはプーリ
6の軸に取付けられたマグネツト、31A〜31Mはピツトに
等間隔に設置された磁気感知スイツチである。(このス
イツチの個数は、主ロープ長により変われるものである
が、この発明では個数については二の次である。)この
スイツチはマグネツト31Xと対向するとONし、その後ON
をメモリーする機能を持つている。第4図は、主ロープ
の伸びをチエツクするプログラムである。スイツチ最終
段の一つ手前の31BがONすると、ロープの切詰め警告を
発して、信号伝送路27(第1図)を介して監視盤27に送
り、最後の31AがONするとエレベーターを停止するよう
にしている。31B,31AがONに至る前については、31L,31K
などの途中経過の状態が、状態記録メモリ18(第1図)
の中に記録され、入力装置23の操作により、表示装置24
に表示できるようにもなつている。以上の実施例におい
ては、次のように本発明によるエレベーターの保守診断
装置を構成している。すなわち、 マイコンを備えた制御装置により制御されるエレベ
ーターにおいて、 第1図のROM13に内蔵されたプログラムにより、MPU
11を動作させ、「エレベーターの通常の運転に必要な通
常運転処理をタイマー割込みにより前記マイコンに実行
させる手段」を構成し、 同じく第1図において、エレベーターの稼動状況を
監視記録するためのプログラムを内蔵するROM20のプロ
グラムによって前記MPU11を動作させ、「前記タイマー
割込みによる通常運転処理が終了する度に起動され、次
回の前記タイマー割込みまでに中断し次回へ引継ぐよう
に、断続的に監視記録処理を前記マイコンに実行させる
手段」を構成し、 第1図の補償ローププーリ6の位置検出装置31、詳
しくは第3図のプーリ6の軸に取り付けられたマグネッ
ト31Xと、ピットに等間隔に設置された磁気感知スイッ
チ31A〜31Mとからなる主ロープの伸びをチェックする装
置31によって「主ロープの伸びによって降下する補償ロ
ープ用プーリの位置を複数段階に分けて検出する手段」
を構成し、 第1図の停電時バックアップ用バッテリ19を持った
RAM18が「書き込み消去可能でかつ停電時自己保持可能
なメモリ」を構成し、 第4図の主ロープの伸びをチェックするプログラム
は、第2図のBのタイミングで実行されるが、これは第
1図のエレベーターの稼動状況を監視記録するためのプ
ログラムを内蔵するROM20に内蔵されたプログラムに基
づき、MPU11,RAM12,ROM13,インターフェース用LSI14,入
出力装置15,PTM16,A/Dコンバータ17等からなるマイコン
により、「前記プーリ位置検出手段の出力を含むエレベ
ーター稼働状況を、前記監視記録処理に基づき、前記メ
モリ(18)に書き込み記録する手段」を構成し、 主ロープの伸びをチェックする装置31のスイッチ最
終段の一つ手前の31BがONすると、すなわち前記プーリ
位置検出手段による第1段階の検出出力に応じて、前記
ROM20に内蔵されたプログラムに基づき、前記MPU11以下
による前記マイコンにより、直列通信用LSI25,ビル管理
室の監視装置26及び通信線27を用いて、監視盤27へロー
プの切詰め警告を発する。
これにより、「前記プーリ位置検出手段による第1段階
の検出出力に応じて、前記監視記録処理に基づき、警報
を発生する手段」を構成し、更に、 主ロープの伸びをチェックする装置31のスイッチ最
終段の31AがONすると、すなわち前記プーリ位置検出手
段による第2段階の検出出力に応じて、前記ROM20に内
蔵されたプログラムに基づき、前記MPU11以下による前
記マイコンにより、前記入出力装置15等を介してモータ
7へ出力し、「前記プーリ位置検出手段による第2段階
の検出出力に応じて、前記監視記録処理に基づき、エレ
ベーターを停止させる手段」を構成しているのであり、
本願発明のエレベーターの保守診断装置を構成する。
第5図,第6図は、かご下の防振ゴムの経時的な撓みを
チエツクするプログラムの例である。かご下の防振ゴム
32の撓みを差動トランス33で促え、かご内の荷重を検出
している。通常、差動トランスの出力は、第5図(a)
にあるように、かご内荷重が零(無負荷)の状態で出力
は零とし、荷重が増えるに従い、直線的に出力を増加さ
せる。(第5図(a)の実線)しかし、防振ゴムは経時
的に撓みが変化し、荷重零の状況でも差動トランスは出
力を出すようになり、この量が大きくなると、エレベー
ターの起動シヨシクが大となるので差動トランスの取付
を再調整する必要がある。従来は、この起動シヨシク大
となつた後に再調整を行ない、顧客よりクレームとなる
こともあつた。そこで、今回、第6図のプログラムを起
動させ、防振ゴムの撓みの狂いを状態監視し、事前に差
動トランスの再調整を行なうようにした。即ち、第6図
において、エレベーターのかご内の呼びの有無と、無く
なつてから3分間経過したことをチエツクし、(これは
かご内に乗客がいないことをチエツクしている。)その
時の差動トランスの出力をマイコンに取込み、そのレベ
ルを判定する。異常に大きくなれば、所定の警報を発す
るようにしているのは言うまでもない。
第7図,第8図は、シーブ5の摩耗を監視するプログラ
ムである。シーブ5が摩耗すると、シーブ5の1回転当
りのエレベーター走行距離が減少する。シーブ5の回転
数はモータ7の軸に直結したエンコーダ8の出力パルス
の数により検出できる。従つて、エレベーターの規定の
走行距離を走る時のエンコーダのパルス数をカウントす
れば、シーブの摩耗状況は判断できる。第7図はかご上
に取付けられたマグネツト35と、エレベーター塔内に固
定された規定の距離間隔をもつた磁気検出スイツチ34A,
34Bの関係を示す図である。例えば、35と34Aが対向する
と34AはONし、35と34Bが対向すると34BがONする。第8
図はそのプログラムのフローチヤートであり、エレベー
ターが下降時に、35が34Aと対向した時のエンコーダの
カウント値を記憶し、次に35が34Bと対向した時のカウ
ント値を記憶し、その差を計算し、所定の数値γより大
となつたら、シーブの摩耗が大きいと判断し、シーブ交
換要の警報を出すものである。
第9図,第10図は、蛍光灯の点滅回数から交換指示を出
すプログラムである。
第9図は、蛍光灯の点滅回数を計算するプログラム、第
10図は、蛍光灯の交換を判定するプログラムである。一
般的に、蛍光灯の寿命は点滅回数から決まると言われて
おり、このプログラムを起動することにより、蛍光灯が
不点灯となる前に交換対策(予防保全)を実施すること
ができる。
第11図は主ロープの交換期日を自動的に検出・警報を発
するプログラムである。エレベーターの運転時間TSを積
算し、交換記録と照合し、規定の運転時間を経過した
ら、自動的に警報を発するようにしたものである。
以上、本発明の具体的な実例を説明したが、それ以外に
も、保守用プログラムはEEPROM(電気的書込み消去可能
ROM)に格納するようにしており、EEPROMライターを入
力キーにより動作させ、任意のプログラムを書き込める
ようにしているので、当該顧客のエレベーターに適した
保守用プログラムをセツトすることにより、適切な予防
保全が実施できる効果ももつている。
また、必要に応じて、記録しているエレベーターの稼動
状況(停電時不揮発)を出力できるので、その状況から
適格なエレベーター保守を行なうことも可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、専用のマイコンを用意することなく、
エレベーター制御用のマイコンの空き時間を利用するこ
とにより経済的に、保守作業を支援する外、危険な場合
にはエレベーターを止めさせることによりエレベーター
としての安全性の向上にも寄与する保守診断装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベーター制御装置、第2図は本発
明のプログラムの処理方法説明図、第3図は本発明の一
実施例、第4図は上記のプログラムフローチヤート、第
5図は本発明の他の実施例、第6図は上記のフローチヤ
ート、第7図は本発明の他の実施例、第8図は上記のフ
ローチヤート、第9図は本発明の他の実施例、第10図は
上記のフローチヤート、第11図は本発明の他の実施例を
示す図である。 11……MPU、12……RAM、13……ROM、14……インターフ
エース用LSI、15……入出力装置、18……停電時自己保
持可能メモリ、20……エレベーターの稼動状況を監視記
録するプログラムを内蔵するPROM、26……管理室の監視
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 実 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−207264(JP,A) 特開 昭55−52872(JP,A) 実開 昭55−32380(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイコンを備えた制御装置により制御され
    るエレベーターにおいて、 エレベーターの通常の運転に必要な通常運転処理をタイ
    マー割込みにより前記マイコンに実行させる手段と、 前記タイマー割込みによる通常運転処理が終了する度に
    起動され、次回の前記タイマー割込みまでに中断し次回
    へ引継ぐように、断続的に監視記録処理を前記マイコン
    に実行させる手段と、 主ロープの伸びによって降下する補償ロープ用プーリの
    位置を複数段階に分けて検出する手段と、 書き込み消去可能でかつ停電時自己保持可能なメモリ
    と、 前記プーリ位置検出手段の出力を含むエレベーター稼働
    状況を、前記監視記録処理に基づき、前記メモリに書き
    込み記録する手段と、 前記プーリ位置検出手段による第1段階の検出出力に応
    じて、前記監視記録処理に基づき、警報を発生する手段
    と、 前記プーリ位置検出手段による第2段階の検出出力に応
    じて、前記監視記録処理に基づき、エレベーターを停止
    させる手段とを設けたことを特徴とするエレベーターの
    保守診断装置。
JP61185130A 1986-08-08 1986-08-08 エレベ−タ−の保守診断装置 Expired - Lifetime JPH0735232B2 (ja)

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JPS6341386A JPS6341386A (ja) 1988-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116077A (ja) * 1990-09-06 1992-04-16 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk エレベータ用安全装置
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