JPH0735324B2 - 殺虫噴射剤 - Google Patents
殺虫噴射剤Info
- Publication number
- JPH0735324B2 JPH0735324B2 JP61113296A JP11329686A JPH0735324B2 JP H0735324 B2 JPH0735324 B2 JP H0735324B2 JP 61113296 A JP61113296 A JP 61113296A JP 11329686 A JP11329686 A JP 11329686A JP H0735324 B2 JPH0735324 B2 JP H0735324B2
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- JP
- Japan
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- propellant
- insecticidal
- phosphorothioate
- present
- agent
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) (式中Xはメチル基又はクロル原子を示し、Rは水素原
子又はシアノ基を示す。)で表わされる化合物と、0,0
−ジメチル 0−4−ニトロ−m−トリル ホスホロチ
オエート(以降、フェニトロチオンと称す)、0−(1,
6−ジハイドロ−6−オクソ−1−フェニルピリダジン
−3−イル)0,0−ジエチル ホスホロチオエート(以
降、ピリダフェンチオンと称す)、0,0−ジエチル 0
−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル ホスホロチオエ
ート(以降、クロルピリホスと称す)、0,0−ジエチル
0−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4−
イル ホスホロチオエート(以降、ダイアジノンと称
す)及び2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート
(以降、DDVPと称す)から選ばれた有機リン剤の混合物
を含有する殺虫原液1〜10%と、ジメチルエーテル2〜
25%を含み、かつフロン系のガスを50〜95%含む不燃性
の噴射剤90〜99%とからなる内容物を、内圧力3.0〜7.0
Kg/cm2/25℃にて耐圧容器に充填し、内容物を微粒子と
して拡散させるとともに、1秒間に0.7ml以上の割合で
内容物の全量を噴射するバルブを具備したことを特徴と
する殺虫噴射剤に関する。
子又はシアノ基を示す。)で表わされる化合物と、0,0
−ジメチル 0−4−ニトロ−m−トリル ホスホロチ
オエート(以降、フェニトロチオンと称す)、0−(1,
6−ジハイドロ−6−オクソ−1−フェニルピリダジン
−3−イル)0,0−ジエチル ホスホロチオエート(以
降、ピリダフェンチオンと称す)、0,0−ジエチル 0
−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル ホスホロチオエ
ート(以降、クロルピリホスと称す)、0,0−ジエチル
0−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4−
イル ホスホロチオエート(以降、ダイアジノンと称
す)及び2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート
(以降、DDVPと称す)から選ばれた有機リン剤の混合物
を含有する殺虫原液1〜10%と、ジメチルエーテル2〜
25%を含み、かつフロン系のガスを50〜95%含む不燃性
の噴射剤90〜99%とからなる内容物を、内圧力3.0〜7.0
Kg/cm2/25℃にて耐圧容器に充填し、内容物を微粒子と
して拡散させるとともに、1秒間に0.7ml以上の割合で
内容物の全量を噴射するバルブを具備したことを特徴と
する殺虫噴射剤に関する。
一般式(I)で示されるピレスロイド系化合物は、種々
の衛生害虫および農園芸害虫に極めて優れた殺虫効果を
示す一方、温血動物に対する毒性は低く、既に家庭用、
防疫用、農業用殺虫剤として広く実用に供されている。
の衛生害虫および農園芸害虫に極めて優れた殺虫効果を
示す一方、温血動物に対する毒性は低く、既に家庭用、
防疫用、農業用殺虫剤として広く実用に供されている。
今日まで、これらピレスロイド剤に対する抵抗性の発達
は困難なものとされ、事実、本邦においては、実際防除
面で問題となった例はないが、北欧のイエバエや、東南
アジアのコナガにはピレスロイド抵抗性系統が出現して
おり、生物が種の存続の場で示すしたたかさを考えれ
ば、本邦においても抵抗性発達の可能性を前提として対
処するのが妥当と考えられる。しかも、これらピレスロ
イド抵抗性発達には、代謝系によらず神経感受性低下に
基づく機構の関与が認められ、その結果、ピレスロイド
交差抵抗性の現象が出現しており、その解決法として、
有機リン剤、カーバメート剤等、ピレスロイドと生理作
用の異なる薬剤との混用を含めた施用面での開発が重要
となってきた。
は困難なものとされ、事実、本邦においては、実際防除
面で問題となった例はないが、北欧のイエバエや、東南
アジアのコナガにはピレスロイド抵抗性系統が出現して
おり、生物が種の存続の場で示すしたたかさを考えれ
ば、本邦においても抵抗性発達の可能性を前提として対
処するのが妥当と考えられる。しかも、これらピレスロ
イド抵抗性発達には、代謝系によらず神経感受性低下に
基づく機構の関与が認められ、その結果、ピレスロイド
交差抵抗性の現象が出現しており、その解決法として、
有機リン剤、カーバメート剤等、ピレスロイドと生理作
用の異なる薬剤との混用を含めた施用面での開発が重要
となってきた。
そこで本発明者らは一般式(I)のピレスロイドと有機
リン剤との混合物を検討し、鋭意研究を重ねた結果、こ
の混合剤が、エアゾール型の殺虫噴射剤として使用され
た時、その相乗効果のみならず、抵抗性対策の点で極め
て優れていること、更に、噴射剤として全体量の2〜25
%のジメチルエーテルを含み、かつフロン系のガスを50
〜95%含む組成が、有効成分の溶解性、安定性あるい
は、噴射時における内容物の微細化、拡散性等の点から
極めて有用であることを見い出し本発明を完成した。
リン剤との混合物を検討し、鋭意研究を重ねた結果、こ
の混合剤が、エアゾール型の殺虫噴射剤として使用され
た時、その相乗効果のみならず、抵抗性対策の点で極め
て優れていること、更に、噴射剤として全体量の2〜25
%のジメチルエーテルを含み、かつフロン系のガスを50
〜95%含む組成が、有効成分の溶解性、安定性あるい
は、噴射時における内容物の微細化、拡散性等の点から
極めて有用であることを見い出し本発明を完成した。
本発明で有効成分として用いる一般式(I)のピレスロ
イドは既に公知で、常温で固体又は液体である。以下に
その化合物例を示す。
イドは既に公知で、常温で固体又は液体である。以下に
その化合物例を示す。
なお、いずれのピレスロイドも酸部分に2つの不斉炭素
を、Rがシアノ基の場合は更に1個の不斉炭素を有し、
これらに基づく光学異性体が存在するが、各々の異性体
あるいはその混合物も当然本発明に含まれる。
を、Rがシアノ基の場合は更に1個の不斉炭素を有し、
これらに基づく光学異性体が存在するが、各々の異性体
あるいはその混合物も当然本発明に含まれる。
(1)3′−フェノキシベンジル クリサンセメート (フェノトリン) (2)3′−フェノキシ−α′−シアノベンジル クリ
サンセメート (サイフェノトリン) (3)3′−フェノキシベンジル 2,2−ジメチル−3
−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート (ペルメトリン) (4)3′−フェノキシ−α′−シアノベンジル 2,2
−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロ
パンカルボキシレート (サイペルメトリン) 一方、本発明で用いられる好適な有機リン剤としては、
フェニトロチオン、ピリダフェンチオン、クロルピリホ
ス、ダイアジノン、DDVPがあげられる。
サンセメート (サイフェノトリン) (3)3′−フェノキシベンジル 2,2−ジメチル−3
−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート (ペルメトリン) (4)3′−フェノキシ−α′−シアノベンジル 2,2
−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロ
パンカルボキシレート (サイペルメトリン) 一方、本発明で用いられる好適な有機リン剤としては、
フェニトロチオン、ピリダフェンチオン、クロルピリホ
ス、ダイアジノン、DDVPがあげられる。
特に有用なフェニトロチオンは常温で液体でありピレス
ロイド化合物のような殺虫成分と比べるとパラフィン系
溶剤には溶けにくい性質を有している。
ロイド化合物のような殺虫成分と比べるとパラフィン系
溶剤には溶けにくい性質を有している。
本発明者らは、上記ピレスロイドと有機リン剤の組み合
わせを種々剤型別に検討した結果、エアゾール剤殺虫噴
出剤への適用が最も有利であることを発見するに至っ
た。
わせを種々剤型別に検討した結果、エアゾール剤殺虫噴
出剤への適用が最も有利であることを発見するに至っ
た。
すなわち、従来一般に使用されている殺虫方法としてエ
アゾールタイプあるいは燻煙剤タイプがあるが、前者に
あっては使用範囲が小空間に限定され、後者にあっては
下記の如く種々の欠点を有する。
アゾールタイプあるいは燻煙剤タイプがあるが、前者に
あっては使用範囲が小空間に限定され、後者にあっては
下記の如く種々の欠点を有する。
1.殺虫成分を燃焼剤と混合して燃焼剤の燃焼熱及び発煙
により薬剤を噴出させるか、あるいは殺虫成分及び有機
発泡剤を混合封入パックし、混合物を間接的に加熱して
有機発泡剤を熱分解させ、該熱分解ガスの作用により薬
剤を燻蒸させる機構になっており、殺虫成分が高温に接
した時、その熱分解によるロスが避けられない。
により薬剤を噴出させるか、あるいは殺虫成分及び有機
発泡剤を混合封入パックし、混合物を間接的に加熱して
有機発泡剤を熱分解させ、該熱分解ガスの作用により薬
剤を燻蒸させる機構になっており、殺虫成分が高温に接
した時、その熱分解によるロスが避けられない。
2.活性に富む基材と混合するため殺虫成分の性状によっ
ては経時的安定性が得られない。
ては経時的安定性が得られない。
3.燃焼を伴う方式では火災の危険性もある。
本発明はこれらの欠点を除去するために考えられた高濃
度短時間空間処理剤である。
度短時間空間処理剤である。
本発明を更に詳細に説明すれば内容組成は殺虫原液と不
燃性の噴射剤を重量比にて殺虫原液量1〜10%、噴射剤
量90〜99%……に配合したものである。原液調製用溶剤
としては特に限定されないが、噴射剤については、ジメ
チルエーテルを2〜25%含有し、かつフロン系のガスを
50〜95%含むことが有効成分の溶解性、安定性あるいは
噴出時における内容物の微細化、拡散性等の点から必須
とされる。
燃性の噴射剤を重量比にて殺虫原液量1〜10%、噴射剤
量90〜99%……に配合したものである。原液調製用溶剤
としては特に限定されないが、噴射剤については、ジメ
チルエーテルを2〜25%含有し、かつフロン系のガスを
50〜95%含むことが有効成分の溶解性、安定性あるいは
噴出時における内容物の微細化、拡散性等の点から必須
とされる。
更に、容器に、直径0.3mm以上、好ましくは0.4〜1.0mm
の噴射口を有する特殊バルブを具備することにより、内
圧力3.0〜7.0Kg/cm2/25°で1秒間に0.7ml以上の割合で
内容物の全量を噴射可能となった。
の噴射口を有する特殊バルブを具備することにより、内
圧力3.0〜7.0Kg/cm2/25°で1秒間に0.7ml以上の割合で
内容物の全量を噴射可能となった。
また、噴射後、処理区に沈降した殺虫成分の分布を、燻
煙剤タイプと比較して調べたところ、本発明タイプの殺
虫噴射剤が、拡散性はもとより、クラック、すき間等狭
い空間への浸透性にもすぐれ、更に、沈降付着量から計
算された殺虫成分の回収率では、本発明タイプが燻煙剤
タイプに数段まさることが確認された。
煙剤タイプと比較して調べたところ、本発明タイプの殺
虫噴射剤が、拡散性はもとより、クラック、すき間等狭
い空間への浸透性にもすぐれ、更に、沈降付着量から計
算された殺虫成分の回収率では、本発明タイプが燻煙剤
タイプに数段まさることが確認された。
これは、殺虫成分のうち本発明で特に用いられる有機リ
ン剤が熱安定性に乏しいため、燻煙剤に適用した場合加
熱時の熱分解によるロスが大きいためである。
ン剤が熱安定性に乏しいため、燻煙剤に適用した場合加
熱時の熱分解によるロスが大きいためである。
こうして得られた本発明殺虫噴射剤、例えば100ml容の
ものを用いれば、3分以内の短時間で6〜10畳の部屋
を、火災の心配もなく簡便に処理できるうえ、ゴキブ
リ、ハエ、蚊、南京虫、ダニ類等家屋内害虫に対して高
い駆除効果を発揮することより実用上のメリットは極め
て大である。
ものを用いれば、3分以内の短時間で6〜10畳の部屋
を、火災の心配もなく簡便に処理できるうえ、ゴキブ
リ、ハエ、蚊、南京虫、ダニ類等家屋内害虫に対して高
い駆除効果を発揮することより実用上のメリットは極め
て大である。
特にピレスロイドに対して抵抗性の発達したゴキブリに
対する殺虫効果は著しく、本発明殺虫噴射剤における混
合剤の効果が、単に有機リン剤の致死力を加味するだけ
に留まらず、高い相乗効果を提供するという知見は従来
の燻煙剤の施用からは全く予期しえないものである。
対する殺虫効果は著しく、本発明殺虫噴射剤における混
合剤の効果が、単に有機リン剤の致死力を加味するだけ
に留まらず、高い相乗効果を提供するという知見は従来
の燻煙剤の施用からは全く予期しえないものである。
本発明で使用される溶剤としてはアルコール類、ケトン
類、エーテル類、エステル類、石油類、ハロゲン化炭化
水素類、フッ化ハロゲン化炭化水素類等種々可能である
が、有効成分の溶解性、あるいは噴射後の速乾性、毒性
等の見地から、例えばアセトン,メチルエチルケトン,
エタノール,イソプロパノールの1種又は混合溶剤の使
用が好適である。
類、エーテル類、エステル類、石油類、ハロゲン化炭化
水素類、フッ化ハロゲン化炭化水素類等種々可能である
が、有効成分の溶解性、あるいは噴射後の速乾性、毒性
等の見地から、例えばアセトン,メチルエチルケトン,
エタノール,イソプロパノールの1種又は混合溶剤の使
用が好適である。
一方、噴射剤としては、ジメチルエーテル2〜25%をベ
ースとし、これに、フロン11、フロン12、フロン134-
a、フロン142-b等の各種フロン系のガス,窒素ガス,炭
酸ガスあるいは液化石油を組み合わせ、不燃性ガスの範
中に含まれるよう組成されたものが使用される。
ースとし、これに、フロン11、フロン12、フロン134-
a、フロン142-b等の各種フロン系のガス,窒素ガス,炭
酸ガスあるいは液化石油を組み合わせ、不燃性ガスの範
中に含まれるよう組成されたものが使用される。
特に有用な噴射剤はフロン11,フロン12,ジメチルエーテ
ルの混合ガスでこの場合フロン11は有効成分の溶剤ある
いは殺虫噴出剤の圧力調整剤としての役割も果たしてい
る。
ルの混合ガスでこの場合フロン11は有効成分の溶剤ある
いは殺虫噴出剤の圧力調整剤としての役割も果たしてい
る。
本発明殺虫噴射剤の容器の大きさは、目的とする施用空
間により適宜決定されるが、通常100〜200mlの缶が適当
である。
間により適宜決定されるが、通常100〜200mlの缶が適当
である。
容器に具備する噴射バルブは、直径0.3mm以上の噴射口
を有するが、内圧3.0〜7.0kg/cm2/25℃で1秒間に0.7ml
以上の内容物を噴射可能であれば、その形状は特に限定
されない。例えば噴射口を数個とりつけたり、噴射角度
を上方以外の任意の角度に設置したり、あるいは噴射口
を回転させ室内に均一に噴霧する工夫をしたり、噴射開
始の状態にしても内容物の実際の噴射が遅れるような装
置をほどこすことは使用時に人間が薬剤を吸入しないと
いう点から有用である。
を有するが、内圧3.0〜7.0kg/cm2/25℃で1秒間に0.7ml
以上の内容物を噴射可能であれば、その形状は特に限定
されない。例えば噴射口を数個とりつけたり、噴射角度
を上方以外の任意の角度に設置したり、あるいは噴射口
を回転させ室内に均一に噴霧する工夫をしたり、噴射開
始の状態にしても内容物の実際の噴射が遅れるような装
置をほどこすことは使用時に人間が薬剤を吸入しないと
いう点から有用である。
また、本発明においては上記殺虫剤の効力増強剤である
ピペロニールブトキサイド,オクタクロロジプロピルエ
ーテル,チオシアノ酢酸イソボルニル,N−(2−エチル
ヘキシル)−ビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタ−5−エン−
2,3−ジカルボキシイミド,N−(2−エチルヘキシル)
−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ〔2,2,2〕オ
クト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドおよびβ−
ブトキシ−β′−チオシアノジエチルエーテルや害虫忌
避剤であるディート,R-11,R-326,ジブチルサクシネー
ト,ジブチルフタレート,ジメチルフタレートなども混
用することができる。上記の外、安定剤,香料や、殺菌
剤,殺ダニ剤あるいは他の殺虫剤例えばアレスリン,フ
ラメトリン,フタールスリン,エムペンスリンなどのピ
レスロイド剤,5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリン−2−オンのようなカ
ーバメート剤等を混用することも可能で、効果のすぐれ
た多目的組成物を得ることができる。
ピペロニールブトキサイド,オクタクロロジプロピルエ
ーテル,チオシアノ酢酸イソボルニル,N−(2−エチル
ヘキシル)−ビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタ−5−エン−
2,3−ジカルボキシイミド,N−(2−エチルヘキシル)
−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ〔2,2,2〕オ
クト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドおよびβ−
ブトキシ−β′−チオシアノジエチルエーテルや害虫忌
避剤であるディート,R-11,R-326,ジブチルサクシネー
ト,ジブチルフタレート,ジメチルフタレートなども混
用することができる。上記の外、安定剤,香料や、殺菌
剤,殺ダニ剤あるいは他の殺虫剤例えばアレスリン,フ
ラメトリン,フタールスリン,エムペンスリンなどのピ
レスロイド剤,5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリン−2−オンのようなカ
ーバメート剤等を混用することも可能で、効果のすぐれ
た多目的組成物を得ることができる。
本発明殺虫噴射剤は屋内用途として、感受性害虫もちろ
ん、有機リン剤、カーバメート剤抵抗性あるいはKdr系
各種害虫例えばハエ,蚊,ゴキブリ,南京虫,ダニ類等
の駆除に特に有用であるが、その外、コクゾウ等の貯穀
害虫あるいはビニールハウス内でアブラムシ,カイガラ
ムシ,ヨトウガなどの農業害虫防除用に適用することも
できる。
ん、有機リン剤、カーバメート剤抵抗性あるいはKdr系
各種害虫例えばハエ,蚊,ゴキブリ,南京虫,ダニ類等
の駆除に特に有用であるが、その外、コクゾウ等の貯穀
害虫あるいはビニールハウス内でアブラムシ,カイガラ
ムシ,ヨトウガなどの農業害虫防除用に適用することも
できる。
次に本発明の実施例及び実験例を示すが、本発明はその
要旨を越えない限り、以下の例に限定されるものではな
い。
要旨を越えない限り、以下の例に限定されるものではな
い。
実施例 殺虫成分,溶剤,噴射剤を下表に示す組成にて100mlエ
アゾール容器に充填し、噴射口の直径が0.6mmのバルブ
を取り付け、更に保護キャップをかぶせて殺虫噴射剤を
得た。
アゾール容器に充填し、噴射口の直径が0.6mmのバルブ
を取り付け、更に保護キャップをかぶせて殺虫噴射剤を
得た。
なお、本発明殺虫噴射剤の対照として以下の噴射剤を調
製した。
製した。
実験例1. エアゾール容器の替わりに耐圧性ガラスビンを用いる以
外は実施例と同様に調製した殺虫噴射剤を−5℃の冷蔵
庫に保管し、2週間後に液状を観察して殺虫成分の溶解
性を調べたところ次の如くであった。
外は実施例と同様に調製した殺虫噴射剤を−5℃の冷蔵
庫に保管し、2週間後に液状を観察して殺虫成分の溶解
性を調べたところ次の如くであった。
試験の結果、本発明噴射剤の殺虫成分溶解性はいずれも
優れており、一方、噴射剤にDMEを配合しない〔1※〕
や、DMEのかわりにLPGを配合した〔1-L〕処方では不溶
物のオイルアウトが観察され、DMEガスの有用性が認め
られた。
優れており、一方、噴射剤にDMEを配合しない〔1※〕
や、DMEのかわりにLPGを配合した〔1-L〕処方では不溶
物のオイルアウトが観察され、DMEガスの有用性が認め
られた。
実験例2. 面積16m2、高さ2.5mの部屋で、本殺虫噴射剤及び従来の
燻煙剤を施用し、殺虫成分の拡散性、物体間への浸透性
を比較した。
燻煙剤を施用し、殺虫成分の拡散性、物体間への浸透性
を比較した。
すなわち部屋の中心を噴射点とし、1.5m、2.5mの距離の
地点に20cm平方のガラス板をそれぞれ2枚(1枚はその
ままオープン状態で、他のガラス板には上面に0.5×10c
mの帯状のスリットを設けた20cm立方のボール箱をのせ
た)を置き、20時間経過後に殺虫成分の沈降付着量を測
定した。
地点に20cm平方のガラス板をそれぞれ2枚(1枚はその
ままオープン状態で、他のガラス板には上面に0.5×10c
mの帯状のスリットを設けた20cm立方のボール箱をのせ
た)を置き、20時間経過後に殺虫成分の沈降付着量を測
定した。
供試サンプルとしては実施例で調製した本発明殺虫噴射
剤〔1〕,〔2〕,〔1※〕及びそれと同処方の殺虫成
分で置き換えた市販の有機発泡剤型燻煙剤〔燻−1〕
〔燻−2〕を用いた。
剤〔1〕,〔2〕,〔1※〕及びそれと同処方の殺虫成
分で置き換えた市販の有機発泡剤型燻煙剤〔燻−1〕
〔燻−2〕を用いた。
付着量は に換算した値で( )は理論沈降量に対する回収率を示
す。
す。
試験の結果、本発明殺虫噴射剤では、1.5m、2.5m地点い
ずれにおいても、理論沈降量に対して約50%(オープ
ン)の高い回収率を示し、〔1※〕処方及び燻煙剤に比
べ拡散力がすぐれた。
ずれにおいても、理論沈降量に対して約50%(オープ
ン)の高い回収率を示し、〔1※〕処方及び燻煙剤に比
べ拡散力がすぐれた。
燻煙剤の場合、有機リン剤の回収率が特に悪く、熱によ
る分解ロスの大きいこと、又、〔1〕と〔1※〕処方の
比較から拡散力向上に対するジメチルエーテルの寄与が
確認された。
る分解ロスの大きいこと、又、〔1〕と〔1※〕処方の
比較から拡散力向上に対するジメチルエーテルの寄与が
確認された。
更に本発明殺虫噴射剤の処理時間は燻煙剤とかわりな
く、物体間への浸透力もすぐれていることから極めて効
率的であることが認められた。
く、物体間への浸透力もすぐれていることから極めて効
率的であることが認められた。
実験例3. 実験例2で使用した面積16m2、高さ2.5mの部屋の4隅に
衣しょう箱を置き、その内に感受性及びピレスロイド抵
抗性チャバネゴキブリ(♀)約20匹ずつ、各2ヶ所放飼
した。なお、衣しょう箱の中には、木製のシェルターを
設置した。
衣しょう箱を置き、その内に感受性及びピレスロイド抵
抗性チャバネゴキブリ(♀)約20匹ずつ、各2ヶ所放飼
した。なお、衣しょう箱の中には、木製のシェルターを
設置した。
部屋の中央から供試サンプルを噴射し、24時間暴露させ
た後チャバネゴキブリを回収し、72時間後の死虫率を調
べたところ以下の如くであった。
た後チャバネゴキブリを回収し、72時間後の死虫率を調
べたところ以下の如くであった。
試験の結果、本発明殺虫噴射剤は感受性及び抵抗性チャ
バネゴキブリに対して顕著な殺虫効果を示し、〔1〕
と、対照の〔5〕,〔6〕との比較から、ピレスロイド
剤と有機リン剤の混用による相乗効果が、本殺虫噴射剤
タイプに特徴的で燻煙剤ではみられないことが認められ
た。また〔1〕と〔1※〕の比較から本発明で噴射剤と
して用いるジメチルエーテルが効力発現においても有用
であることが認められた。
バネゴキブリに対して顕著な殺虫効果を示し、〔1〕
と、対照の〔5〕,〔6〕との比較から、ピレスロイド
剤と有機リン剤の混用による相乗効果が、本殺虫噴射剤
タイプに特徴的で燻煙剤ではみられないことが認められ
た。また〔1〕と〔1※〕の比較から本発明で噴射剤と
して用いるジメチルエーテルが効力発現においても有用
であることが認められた。
実施例2 実験例1と同様に、殺虫成分,溶剤,噴射剤を下表に示
す組成にて100mlエアゾール容器に充填し、噴射口が上
方45°の方向へ設置されるようバルブ、アクチュエータ
ーを取り付け更に保護キャップをかぶせて本発明殺虫噴
射剤を得た。
す組成にて100mlエアゾール容器に充填し、噴射口が上
方45°の方向へ設置されるようバルブ、アクチュエータ
ーを取り付け更に保護キャップをかぶせて本発明殺虫噴
射剤を得た。
化合物A; 5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリン−2−オン
ル)−1,3,4−オキサジアゾリン−2−オン
Claims (1)
- 【請求項1】一般式(I) (式中Xはメチル基又はクロル原子を示し、Rは水素原
子又はシアノ基を示す。)で表わされる化合物と、0,0
−ジメチル 0−4−ニトロ−m−トリル ホスホロチ
オエート、0−(1,6−ジハイドロ−6−オクソ−1−
フェニルピリダジン−3−イル)0,0−ジエチル ホス
ホロチオエート、0,0−ジエチル 0−3,5,6−トリクロ
ロ−2−ピリジル ホスホロチオエート、0,0−ジエチ
ル 0−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4
−イル ホスホロチオエート及び2,2−ジクロロビニル
ジメチルホスフェートから選ばれた有機リン剤の混合物
を含有する殺虫原液1〜10%と、ジメチルエーテル2〜
25%を含み、かつフロン系のガスを50〜95%含む不燃性
の噴射剤90〜99%とからなる内容物を、内圧力3.0〜7.0
kg/cm2/25℃にて耐圧容器に充填し、内容物を微粒子と
して拡散させるとともに、1秒間に0.7ml以上の割合で
内容物の全量を噴射するバルブを具備したことを特徴と
する殺虫噴射剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61113296A JPH0735324B2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | 殺虫噴射剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61113296A JPH0735324B2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | 殺虫噴射剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379805A JPS6379805A (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0735324B2 true JPH0735324B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14608605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61113296A Expired - Lifetime JPH0735324B2 (ja) | 1986-05-17 | 1986-05-17 | 殺虫噴射剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735324B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-17 JP JP61113296A patent/JPH0735324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379805A (ja) | 1988-04-09 |
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