JPH0735599A - レベル測定機器 - Google Patents

レベル測定機器

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JPH0735599A
JPH0735599A JP5199933A JP19993393A JPH0735599A JP H0735599 A JPH0735599 A JP H0735599A JP 5199933 A JP5199933 A JP 5199933A JP 19993393 A JP19993393 A JP 19993393A JP H0735599 A JPH0735599 A JP H0735599A
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JP
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measured
container
liquid
level
capacitance
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Application number
JP5199933A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yagi
寛 八木
Tsutomu Kume
努 久米
Akira Takaishi
明 高石
Umekichi Kai
梅吉 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極棒を設置せずに被測定液のレベルを測定
することができるレベル測定機器を提供することにあ
る。 【構成】 容器1の頂部に一方の電極板5を設けると共
に、容器1内の誘電性の被測定液2を他方の電極板6と
し、双方の電極板5、6を、空気3の静電容量を測定す
る測定機本体4に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電容量を測定して被測
定液のレベルを測定するレベル測定機器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のレベル測定機器には電極式、静電
容量式、超音波式などのものがある。
【0003】電極式レベル測定機器は図13に示すよう
に、容器t中に長さの異なる二本の電極a、bを挿入し
て通電するものであり、電極a、bが被測定液dに浸漬
されていると導電性の被測定液dが導通するので、この
レベルeが電極aの下端より上にあることが検知され
る。これを利用して複数の電極を設けて被測定液dの上
限、下限などを検知することができる。
【0004】超音波式レベル測定機器は図14に示すよ
うに、容器t頂部に振動子oを設けて、この振動子oか
ら発振する超音波sが容器t内の被測定液dに反射して
戻って来るまでの時間を計測して、被測定液dのレベル
eを検知するものである。これを利用して超音波式レベ
ル測定機器はコントローラc、入力装置i、ポンプpな
どを備えた液量調整装置などに使用されている。
【0005】静電容量式のレベル測定機器は図15に示
すように、電極棒bを金属性の容器tに挿入して、測定
機本体mによって電極棒bと容器t壁面との間の空気a
の静電容量Caを測定し、静電容量Caの変化の割合が
容器t内の被測定液dの量に比例することを利用して被
測定液dのレベルeを検知するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の静電容量式のレベル測定機器の構成では、容器tに
よっては電極棒bの設置が困難なものがあり、また容器
t中に攪拌機がある場合は電極棒bが取付けられない場
合がある。さらに非金属性の容器の場合は二本の電極棒
を使用しなければならないなどの欠点があった。
【0007】また電極棒bに被測定液dが付着すること
があり、正確に測定できなくなり、被測定液dが酸、ア
ルカリ等の場合や誘電性物質の場合には、電極棒bを保
護するために被覆しなければならず、電極棒bの選定や
加工が難しくコストもかかるなどの問題点を有してい
た。
【0008】さらに静電容量式のレベル測定機器では被
測定液d固有の比誘電率があるため、機種選定が困難で
あるなどの問題点があった。
【0009】また個別に実使用状態で容器t内の被測定
液dを空または下限にして零点調整をし、被測定液dを
満量または上限にしてスパン調整(感度調整)する必要
があるが、現実には被測定液dを容易に出し入れするこ
とができないことが多く、調整が困難な場合が多かっ
た。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、その第一の目的とするところは、電極棒を設置せず
に被測定液のレベルを測定することができるレベル測定
機器を提供することにある。
【0011】また本発明の第二の目的とするところは、
電極の設置や加工が容易でコストの安いレベル測定機器
を提供することにある。
【0012】さらに本発明の第三の目的とするところ
は、容器の被測定液の増減が少なくても調整可能なレベ
ル測定機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに本発明のレベル測定機器は、容器の頂部に一方の電
極板を設けると共に、容器内の誘電性の被測定液を他方
の電極板とし、双方の電極板を、空気の静電容量を測定
する測定機本体に接続した構成を有している。
【0014】また第二の目的を達成するために本発明の
レベル測定機器は、電極をプレート状にして、このプレ
ート電極を容器の周側面部に互いに離間させて配置し、
双方のプレート電極を、空気の静電容量を測定する測定
機本体に接続した構成を有している。
【0015】また好ましくはこのレベル測定機器は、一
対のプレート電極を絶縁性のシートに設けてユニット化
した構成を有している。
【0016】さらに好ましくはこのレベル測定機器は、
複数のプレート電極を絶縁性のシートに設けてユニット
化した構成を有している。
【0017】さらに第三の目的を達成するために本発明
のレベル測定機器は、容器内の被測定液に浸漬される電
極と容器中の空気の静電容量を測定する測定機本体とを
備え、この測定機本体に、測定機本体から静電容量に対
応して出力される出力信号を表示値に変換するコントロ
ーラと、コントローラからの出力信号を表示する表示器
と、測定すべき容量に対するデータを入力してコントロ
ーラに出力する入力装置とを備える測定手段を接続した
構成を有している。
【0018】好ましくはこのレベル測定機器は、被測定
液の二点のレベルが入力装置に入力されてコントローラ
に出力されると、この出力と測定機本体から出力される
二点のレベルの静電容量とから、任意の被測定液のレベ
ルを演算する演算手段をコントローラが備えている。
【0019】また好ましくはこのレベル測定機器は、容
器の寸法と被測定液の比誘電率とのいずれか一方が未知
である場合に、被測定液の一点のレベルが入力装置に入
力されてコントローラに出力されると、この出力と測定
機本体から出力される静電容量とから前記未知数を演算
し、任意の被測定液のレベルを演算する演算手段をコン
トローラが備えている。
【0020】さらに好ましくはこのレベル測定機器は、
容器の寸法と被測定液の比誘電率とのいずれもが既知で
ある場合に、測定機本体から出力される静電容量から任
意の被測定液のレベルを演算する演算手段をコントロー
ラが備えている。
【0021】
【作用】請求項1の発明の構成によって、被測定液のレ
ベルは、誘電性の被測定液の液位が他方の電極板の役割
を果たし、この液位と一方の電極板との間の空気の静電
容量を測定することにより計測される。従って、電極棒
の設置が不要になるし、また、空気の静電容量のみを測
定するので液固有の比誘電率に無関係に測定が可能にな
る。
【0022】請求項2の発明の構成によって、電極をプ
レート電極としたことにより、電極の容器への設置が容
易になって、容器の周面部であれば設置場所を選ばない
し、容器内に攪拌機があっても液位の測定が可能にな
る。
【0023】請求項3の発明の構成によって、容器中の
被測定液の容量と表示値との相関関係が確立するので、
被測定液の少しの増減によってもレベル測定機器の調整
が完了し、著しくコストを削減する。
【0024】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図1乃至
図3を参照しながら説明する。
【0025】図1に示すように非金属性の容器1の頂部
に電極板5を、非金属性の容器1の底部に電極板6を設
置し、電極板5、6をそれぞれ測定機本体4に接続し
て、電極板5、6間の静電容量を測定する。被測定液2
が誘電性物質の場合は、そのときの液位が電極板6の役
割を果たし、容器1中の空気3の静電容量Cを測定する
ことができる。
【0026】次に測定原理を説明する。
【0027】図1において容器1の長さをL、被測定液
2の液位をnとし、電極板5の容器1への取付部5aを
除く断面積をSaとすると、容器1中の空気3の静電容
量Cは、空気3の誘電率をEa(=1)とすると、(数
1)で求められる。
【0028】
【数1】 従って被測定液2の液位の上限と下限における空気3の
静電容量Cを測定しておけば、中間の静電容量Cは演算
によって求めることができる。
【0029】また金属性の容器1の場合は電極板5は一
個のみでよいが、電極板5は絶縁物8を介して容器1と
接するように設置する(図3)。このときの空気3の静
電容量Caは上記と同様にして(数2)によって求めら
れる。
【0030】
【数2】 この場合は絶縁物8を介して電極板5と金属性の容器1
間の静電容量も加算される。その値は絶縁物8の誘電率
をEb、絶縁物8の厚みをd、電極板5の全断面積をS
とすると、絶縁物8の静電容量Cbは(数3)によって
求められる。
【0031】
【数3】 しかしこの値は電極板5設置後は固定であるから、測定
される実静電容量からこの値Cbを引き算すればよい。
【0032】また非金属性の容器1の場合は図4に示す
ように、電極板6とレベル測定機器4のアース端子を回
路9によって接続して測定する。
【0033】以上のように本実施例によれば、非金属性
の容器1の場合、電極板5、6を使用して容器1中の空
気3の静電容量Cを測定し、金属性の容器1の場合も同
様に、または電極板5一個とし、容器1を他の電極とし
て容器1中の空気3の静電容量Caを測定して被測定液
2のレベルを計測することができるので、電極棒の設置
が不要となって電極棒に被測定液2が付着することがな
く、保守が容易である。また容器1中に攪拌機があって
も電極板5、6の取付けが可能である。さらに空気3の
静電容量C、Caのみを測定するので被測定液2固有の
比誘電率に無関係に計測することができる。
【0034】(実施例2)以下本発明の第二の実施例に
ついて、図5及び図6を参照しながら説明する。図は容
器及び電極板部分のみを示し、測定機本体は省略してあ
る。
【0035】図5(a)に示すように金属性の容器1の
場合は、絶縁性シート(接着物質)12との二層構造の
プレート電極11を互いに離間させて容器1内壁に貼り
付けて静電容量を測定する。
【0036】また図5(b)に示すように非金属性の容
器1の場合は、絶縁性シート又は非絶縁性シート(接着
物質)13との二層構造のプレート電極11を互いに離
間させて容器1内壁に貼り付けて静電容量を測定する。
【0037】次に測定原理を説明する。
【0038】上記の図5(a)、(b)において、プレ
ート電極11を平行平板と考える。そして図6(a)に
示すようにプレート電極11間が空気3で満たされ、高
さLのプレート電極11に対し、高さAまで比誘電率E
rの被測定液2で満たされているとする。このときの系
内の静電容量は図6(b)のように等価的に置き換える
ことができ、全体の静電容量はプレート電極11間が空
気3で満たされたCaと、比誘電率Erの被測定液2で
満たされたCbの合成容量で求められる。
【0039】ここで平行平板のプレート電極11間に生
じる静電容量Cは、プレート電極11の面積をS、プレ
ート電極11間距離をd、誘電率をEとしたときに(数
4)で求められるから、Ca、Cbは(数5)、(数
6)で表されることになる。
【0040】
【数4】
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】 また並列コンデンサの合成容量は(数7)であるのでこ
れを求めると(数8)となり、高さAによって静電容量
Cがリニアに変化することがわかる。
【0043】
【数7】
【0044】
【数8】 従ってこの静電容量Cを検知することにより被測定液2
のレベルを測定することができる。
【0045】(実施例3)以下本発明の第三の実施例に
ついて、図7及び図8を参照しながら説明する。図は容
器及び電極板部分のみを示すものである。
【0046】図7に示すように非金属性の容器1の場
合、絶縁性シート又は非絶縁性シート(接着物質)13
との二層構造のプレート電極11を互いに離間させて容
器1外壁に貼り付けて静電容量を測定する。
【0047】次に測定原理を説明する。
【0048】図8(a)に示すように高さAまで誘電率
1 の被測定液2が入っているとすると、系内の静電容
量は図8(b)のように等価的に置き換えることができ
る。そして図8(b)の合成容量Cは(数9)で求めら
れ、この式においても高さAによって静電容量Cがリニ
アに変化することがわかるので、これを検知し被測定液
2のレベルを測定することができる。
【0049】
【数9】 (実施例4)以下本発明の第四の実施例について、図9
を参照しながら説明する。図は電極部分のみを示すもの
である。
【0050】図9(a)は絶縁性シート14の上に二枚
のプレート電極11を貼り付け、プレート電極11をユ
ニット化したものであって、このユニットを容器内壁に
貼り付けて静電容量を測定する。。
【0051】図9(b)は図9(a)の形状を小さく
し、容器内壁の任意の位置に取付け可能なスイッチとし
て使用する。
【0052】また図10は小型のプレート電極11を絶
縁性シート14に二枚以上貼り付け、容器内壁に貼り付
けて多点のスイッチとして使用する。これは被測定液2
に浸漬された範囲のプレート電極11間の静電容量は大
きく、その他の範囲のプレート電極11間の静電容量は
小さいことを利用して、静電容量の変化点だけを検出し
多点のスイッチとして使用するものである。尚、静電容
量の検出方法としては、定電流充電、定電圧充電などを
利用する方法がある。
【0053】これらの測定原理は形状が異なるだけで前
記実施例と同様である。
【0054】以上のように第二乃至第四の実施例はいず
れもプレート電極11を容器に貼り付ける方式としたの
で、プレート電極11が変形し易く設置場所を選ばず運
搬が楽であり、容器内に攪拌機などがあっても場所をと
らないので設置が可能である。またプレート電極11の
加工がやり易くコストがかからない。
【0055】(実施例5)以下本発明の第五の実施例に
ついて、図11及び図12を参照しながら説明する。
【0056】図11において、容器1に電極11を接続
したレベル測定機器の測定機本体4を設置し、この測定
機本体4に測定手段20であるコントローラ21、表示
器22、入力装置23を接続してある。
【0057】容器1の被測定液2の容量がLa、Lbの
ときに容器1と電極11の間に生じる静電容量をCa、
Cbとする。このとき測定機本体4からは、Ca、Cb
に対応して出力信号Ia、Ibが出力される。この出力
をコントローラ21が受け取り、Ia、Ibに対応する
表示値Da、Db(例えば%、容量、レベル等)に変換
し、表示器22に表示するように設定されている。この
場合、容量La、Lbは被測定液2の容器1内の下限、
上限である必要はなく任意の値を選ぶことができる。
【0058】ここで先ず被測定液2を容量Laだけ容器
1内に投入し、入力装置23により容量Laに対応して
表示させたい表示値Daを入力する。次に被測定液2を
容量Lbに増量してLbに対する表示値Dbを入力す
る。これによって容器1中の被測定液2の容量Lと表示
値Dとの相関関係が図12のように確立するので、容器
1の被測定液2の量を大幅に変化させることなく、レベ
ル測定機器の調整が完了する。
【0059】この相関関係を用いて任意の容量Lxに対
して、図12のように外挿または内挿してコントローラ
21が演算し、表示器22に対応する表示値Dx(例え
ばレベル)を表示するので、被測定液2のレベルを検知
することができる。
【0060】(実施例6)以下本発明の第六の実施例に
ついて、図11を参照しながら説明する。
【0061】図11において、容器1の形状が円筒で、
電極11の形状が円柱で長さが無限長と仮定すると、容
器1と電極11の間に形成される長さ1m当たりの静電
容量は(数10)で求められる。
【0062】
【数10】 これにより容器1が比誘電率Esの被測定液2で満たさ
れ、長さnの電極11がxだけ被測定液2に浸漬されて
いる場合の容器1と電極11の間に生じる静電容量C
(x)は(数11)で求められる。
【0063】
【数11】 この(数11)をコントローラ21に記憶させておくこ
とによって、次の調整が可能になる。
【0064】1)容器1の形状は分かっているが被測定
液2の比誘電率が不明の場合。
【0065】電極の長さh、容器1と電極11の直径
D、dは入力装置23により入力するなどしてコントロ
ーラ21にあらかじめ記憶させておく。次に容器1に被
測定液2を投入し、電極11が任意の値xだけ被測定液
2に浸漬されるようにする。ここでxを入力装置23で
入力しコントローラ21に記憶させる。レベル測定機器
の測定機本体4からは静電容量C(x)がコントローラ
21に与えられる。ここでコントローラ21によって
(数11)を使ってEsが求められる。以上で(数1
1)の右辺の定数Es、h、D、dがすべて決定し調整
が完了する。
【0066】これ以降被測定液2の量を変化させると、
それに伴い測定機本体4よりC(x)の値がコントロー
ラ21に与えられる。コントローラ21は(数11)に
よりxを求め、必要に応じてこの値を適当にスケーリン
グし表示器22に表示することにより、被測定液2のレ
ベルを検知することができる。
【0067】2)容器1の正確な寸法は分からないが被
測定液2の比誘電率Esが既知の場合。
【0068】あらかじめ電極の長さh、直径dはコント
ローラ21に記憶させておく。1)と同様に被測定液2
を投入し、電極の浸漬値xをコントローラ21に記憶さ
せる。測定機本体4からコントローラ21にはC(x)
が与えられる。ここでコントローラ21はこれらの既知
の値より(数11)から容器1の直径Dを求める。これ
で(数11)の右辺の定数Es、h、D、dがすべて決
定し調整が完了する。これ以降は1)と同様にして被測
定液2の任意のレベル計測をすることができる。
【0069】以上のように、1)、2)の方法によって
被測定液2の任意の一点のレベルを測定し、(数11)
を使って未知数が求められるので、これによってレベル
測定機器の調整が完了する。
【0070】(実施例7)以下本発明の第七の実施例に
ついて説明する。
【0071】容器1の寸法、被測定液2の比誘電率Es
が分かっている場合。
【0072】あらかじめ入力装置23によりコントロー
ラ21にEs、h、D、dの値を入力しておく。以降は
1)と同様にして被測定液2の任意のレベル計測をする
ことができる。
【0073】以上のように、この方法によって被測定液
2のレベルを測定することなしにレベル測定機器の調整
が完了する。
【0074】以上容器1の形状は円筒形を例に説明した
が、他の形状であってもそれに対応する式を(数11)
と同様にコントローラ21に記憶させておくことによ
り、種々の形状の容器に対応できる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明は、容器の頂部に一
方の電極板を設けると共に、容器内の誘電性の被測定液
を他方の電極板とし、双方の電極板を、空気の静電容量
を測定する測定機本体に接続することにより、被測定液
のレベルは、誘電性の被測定液の液位が他方の電極板の
役割を果たし、この液位と一方の電極板との間の空気の
静電容量を測定することにより計測される。従って、電
極棒の設置が不要になるし、また、空気の静電容量のみ
を測定するので液固有の比誘電率に無関係に測定が可能
になる。
【0076】また本発明は、電極をプレート状にして、
このプレート電極を容器の周側面部に互いに離間させて
配置し、双方のプレート電極を、空気の静電容量を測定
する測定機本体に接続することにより、電極の容器への
設置が容易になって、容器の周面部であれば設置場所を
選ばないし、容器内に攪拌機があっても液位の測定が可
能になる。
【0077】さらに本発明は、容器内の被測定液に浸漬
される電極と容器中の空気の静電容量を測定する測定機
本体とを備え、この測定機本体に、測定機本体から静電
容量に対応して出力される出力信号を表示値に変換する
コントローラと、コントローラからの出力信号を表示す
る表示器と、測定すべき容量に対するデータを入力して
コントローラに出力する入力装置とを備える測定手段を
接続することにより、容器中の被測定液の容量と表示値
との相関関係が確立するので、被測定液の少しの増減に
よってレベル測定機器の調整が完了し、著しくコストが
削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のレベル測定機器を備えた
容器の断面図である。
【図2】同容器の要部断面図である。
【図3】同金属性の容器の要部断面図である。
【図4】同非金属性の容器の断面図である。
【図5】(a)本発明の第二実施例のプレート電極を備
えた金属性の容器の断面図である。 (b)同非金属性の容器の断面図である。
【図6】(a)同容器のレベル測定原理説明図である。 (b)同容器のレベル測定原理説明図である。
【図7】本発明の第三実施例のプレート電極を備えた非
金属性の容器の断面図である。
【図8】(a)同容器のレベル測定原理説明図である。 (b)同容器のレベル測定原理説明図である。
【図9】(a)本発明の第四実施例のプレート電極の斜
視図である。 (b)同他のプレート電極の斜視図である。
【図10】同他のプレート電極の斜視図である。
【図11】本発明の第五実施例のレベル測定機器の概略
構成説明図である。
【図12】同レベル測定機器の被測定液の容量と表示値
との関係を示す図表である。
【図13】従来の電極式レベル測定機器を備えた金属性
の容器の断面図である。
【図14】従来の超音波式レベル測定機器を備えた金属
性の容器の断面図である。
【図15】従来の静電容量式レベル測定機器を備えた金
属性の容器の断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 被測定液 3 空気 4 測定機本体 5 電極板 6 電極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 梅吉 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の頂部に一方の電極板を設けると共
    に、容器内の誘電性の被測定液を他方の電極板とし、双
    方の電極板を、空気の静電容量を測定する測定機本体に
    接続したことを特徴とするレベル測定機器。
  2. 【請求項2】 電極をプレート状にして、このプレート
    電極を容器の周側面部に互いに離間させて配置し、双方
    のプレート電極を、空気の静電容量を測定する測定機本
    体に接続したことを特徴とするレベル測定機器。
  3. 【請求項3】 一対のプレート電極を絶縁性のシートに
    設けてユニット化した請求項2記載のレベル測定機器。
  4. 【請求項4】 複数のプレート電極を絶縁性のシートに
    設けてユニット化した請求項2記載のレベル測定機器。
  5. 【請求項5】 容器内の被測定液に浸漬される電極と容
    器中の空気の静電容量を測定する測定機本体とを備え、
    この測定機本体に、測定機本体から静電容量に対応して
    出力される出力信号を表示値に変換するコントローラ
    と、コントローラからの出力信号を表示する表示器と、
    測定すべき容量に対するデータを入力してコントローラ
    に出力する入力装置とを備える測定手段を接続したこと
    を特徴とするレベル測定機器。
  6. 【請求項6】 被測定液の二点のレベルが入力装置に入
    力されてコントローラに出力されると、この出力と測定
    機本体から出力される二点のレベルの静電容量とから、
    任意の被測定液のレベルを演算する演算手段をコントロ
    ーラが備えた請求項5記載のレベル測定機器。
  7. 【請求項7】 容器の寸法と被測定液の比誘電率とのい
    ずれか一方が未知である場合に、被測定液の一点のレベ
    ルが入力装置に入力されてコントローラに出力される
    と、この出力と測定機本体から出力される静電容量とか
    ら前記未知数を演算し、任意の被測定液のレベルを演算
    する演算手段をコントローラが備えた請求項5記載のレ
    ベル測定機器。
  8. 【請求項8】 容器の寸法と被測定液の比誘電率とのい
    ずれもが既知である場合に、測定機本体から出力される
    静電容量から任意の被測定液のレベルを演算する演算手
    段をコントローラが備えた請求項5記載のレベル測定機
    器。
JP5199933A 1993-07-20 1993-07-20 レベル測定機器 Pending JPH0735599A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003365A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ortho-Clinical Diagnostics Inc 電気容量モニタリングを使用する液体の計測
RU2624979C1 (ru) * 2016-08-03 2017-07-11 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Уфимский государственный нефтяной технический университет" Частотный способ измерения уровня жидкости

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JP2006003365A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ortho-Clinical Diagnostics Inc 電気容量モニタリングを使用する液体の計測
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