JPH0735694A - イメージングフローサイトメータ - Google Patents
イメージングフローサイトメータInfo
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- JPH0735694A JPH0735694A JP5182950A JP18295093A JPH0735694A JP H0735694 A JPH0735694 A JP H0735694A JP 5182950 A JP5182950 A JP 5182950A JP 18295093 A JP18295093 A JP 18295093A JP H0735694 A JPH0735694 A JP H0735694A
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Links
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流動粒子を2方向から撮像し、その粒子画像
をシャッター付きメガネをかけて立体的に見ることがで
きるようにする。 【構成】 試料液中に存在する被検粒子を分離状態で流
動させる光透過性のフローセルと、フローセル内を流動
する被検粒子に光を照射するフラッシュランプと、光の
照射された被検粒子を両眼で目視することが可能な視差
範囲内の2方向から撮像するビデオカメラと、撮像され
た被検粒子を立体視可能に画像として再生する画像処理
装置と、画像処理装置によって再生された画像を表示す
るモニターテレビと、制御装置から構成する。
をシャッター付きメガネをかけて立体的に見ることがで
きるようにする。 【構成】 試料液中に存在する被検粒子を分離状態で流
動させる光透過性のフローセルと、フローセル内を流動
する被検粒子に光を照射するフラッシュランプと、光の
照射された被検粒子を両眼で目視することが可能な視差
範囲内の2方向から撮像するビデオカメラと、撮像され
た被検粒子を立体視可能に画像として再生する画像処理
装置と、画像処理装置によって再生された画像を表示す
るモニターテレビと、制御装置から構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体中に浮遊する粒
子成分を検査するフローサイトメータに関し、さらに詳
しくは、例えば、血液や尿などを希釈した試料液をフロ
ーセルと呼ばれる光透過性の管中に流し、血液中に含ま
れる血球や尿中に含まれる細胞のような粒子をビデオカ
メラで撮像するイメージングフローサイトメータに関す
る。
子成分を検査するフローサイトメータに関し、さらに詳
しくは、例えば、血液や尿などを希釈した試料液をフロ
ーセルと呼ばれる光透過性の管中に流し、血液中に含ま
れる血球や尿中に含まれる細胞のような粒子をビデオカ
メラで撮像するイメージングフローサイトメータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】流路の断面が偏平なフローセル中に、血
液や尿などの細胞が浮遊した試料液を導き、そこを通過
していく細胞の像を、フラッシュランプとビデオカメラ
を組み合せて撮像することは、従来より行われている。
このような撮像系を組込んだ検査装置として、既に尿沈
渣成分を検査するための装置が開発されている。
液や尿などの細胞が浮遊した試料液を導き、そこを通過
していく細胞の像を、フラッシュランプとビデオカメラ
を組み合せて撮像することは、従来より行われている。
このような撮像系を組込んだ検査装置として、既に尿沈
渣成分を検査するための装置が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置で撮像した細胞像と従来の光学顕微鏡で得られ
るスライドグラス上の細胞像とを比較した場合、上記の
ような装置で撮像される画像の分解能や鮮明度は少し劣
っており、例えば、シュー酸カルシウム結晶と赤血球像
の識別が困難であったり、同じ円柱であっても何円柱か
よく識別できないといったことが生ずる。
うな装置で撮像した細胞像と従来の光学顕微鏡で得られ
るスライドグラス上の細胞像とを比較した場合、上記の
ような装置で撮像される画像の分解能や鮮明度は少し劣
っており、例えば、シュー酸カルシウム結晶と赤血球像
の識別が困難であったり、同じ円柱であっても何円柱か
よく識別できないといったことが生ずる。
【0004】このような細胞の識別性能を改善する方法
として、染色液を改良する、また、焦点深度を深くす
る、あるいは、試料流の厚みを薄くし、光軸方向に対す
る細胞の流れる位置を安定させ、常にピントの合った像
になるようにする、といった方法が挙げられる。
として、染色液を改良する、また、焦点深度を深くす
る、あるいは、試料流の厚みを薄くし、光軸方向に対す
る細胞の流れる位置を安定させ、常にピントの合った像
になるようにする、といった方法が挙げられる。
【0005】しかしながら、染色液を改良する、という
方法は、従来の光学顕微鏡による検査で用いられている
染色法にならう必要があり、染色液を改良しようにも、
それが広く世の中に認められなければならないという条
件がいる。
方法は、従来の光学顕微鏡による検査で用いられている
染色法にならう必要があり、染色液を改良しようにも、
それが広く世の中に認められなければならないという条
件がいる。
【0006】また、焦点深度を深くする、という方法
は、撮像素子の大きさと結像倍率、さらに像分解能とが
複雑にからんでおり、焦点深度を深くするにも限度があ
る。すなわち、焦点深度を深くするために撮像面に対す
る結像倍率を落としたり、対物レンズのNAを小さくす
ると、像分解能が低下してしまう。
は、撮像素子の大きさと結像倍率、さらに像分解能とが
複雑にからんでおり、焦点深度を深くするにも限度があ
る。すなわち、焦点深度を深くするために撮像面に対す
る結像倍率を落としたり、対物レンズのNAを小さくす
ると、像分解能が低下してしまう。
【0007】さらに、試料流の厚みを薄くする、という
方法では、単位時間当たりの試料分析量が減ってしま
い、再現性のある測定結果が得られなくなる。
方法では、単位時間当たりの試料分析量が減ってしま
い、再現性のある測定結果が得られなくなる。
【0008】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、撮像のための光学系を実体顕微鏡のよう
なステレオ方式にする。つまり、粒子を2方向から撮像
し、そのステレオ画像、すなわち左右、あるいは上下そ
れぞれの角度から撮像した粒子画像を、例えば奇数フィ
ールド画面と偶数フィールド画面としてモニターテレビ
に表示し、それをフィールド(1/60秒)ごとに左右
の透過を切り換えることのできるシャッター付きメガネ
をかけて立体的に見ることができるようにして、撮像し
た粒子を、より正確に識別、あるいは診断できるように
したイメージングフローサイトメータを提供するもので
ある。
されたもので、撮像のための光学系を実体顕微鏡のよう
なステレオ方式にする。つまり、粒子を2方向から撮像
し、そのステレオ画像、すなわち左右、あるいは上下そ
れぞれの角度から撮像した粒子画像を、例えば奇数フィ
ールド画面と偶数フィールド画面としてモニターテレビ
に表示し、それをフィールド(1/60秒)ごとに左右
の透過を切り換えることのできるシャッター付きメガネ
をかけて立体的に見ることができるようにして、撮像し
た粒子を、より正確に識別、あるいは診断できるように
したイメージングフローサイトメータを提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、試料液中に
存在する被検粒子を分離状態で流動させる光透過性の管
を有するフロー手段と、光透過性の管内を流動する被検
粒子に光を照射する光照射手段と、光の照射された被検
粒子を両眼で目視することが可能な視差範囲内の2方向
から撮像する撮像手段と、撮像された被検粒子を立体視
可能に画像として再生する画像処理手段と、画像処理手
段によって再生された画像を表示する表示手段と、制御
手段を備えてなるイメージングフローサイトメータであ
る。
存在する被検粒子を分離状態で流動させる光透過性の管
を有するフロー手段と、光透過性の管内を流動する被検
粒子に光を照射する光照射手段と、光の照射された被検
粒子を両眼で目視することが可能な視差範囲内の2方向
から撮像する撮像手段と、撮像された被検粒子を立体視
可能に画像として再生する画像処理手段と、画像処理手
段によって再生された画像を表示する表示手段と、制御
手段を備えてなるイメージングフローサイトメータであ
る。
【0010】この発明において、フロー手段としては、
光透過性の管を備え、その管内に被検粒子を含む試料液
を導入して被検粒子を分離状態で流動させることが可能
な各種の装置を用いることができる。
光透過性の管を備え、その管内に被検粒子を含む試料液
を導入して被検粒子を分離状態で流動させることが可能
な各種の装置を用いることができる。
【0011】この管内に導入される試料液としては、ど
のような被検粒子を含む試料液であってもよいが、主と
して、血液、尿、プランクトンや粉体などを任意に希釈
した試料液が適用される。
のような被検粒子を含む試料液であってもよいが、主と
して、血液、尿、プランクトンや粉体などを任意に希釈
した試料液が適用される。
【0012】光透過性の管としては、フローセルと呼ば
れる光透過性の偏平な管が適用されるが、試料液に含ま
れる被検粒子を鮮明に撮像するためには、被検粒子を分
離状態で、さらに偏平な粒子は撮像方向に対して正面を
向くように配向させて流動させることのできる、約50
μm〜300μm程度の幅とその1/10程度の厚みの
偏平度を有したフローセルを用いることができる。例え
ば、特開平3−105235号公報に記載のものなどを
参考にすることができる。
れる光透過性の偏平な管が適用されるが、試料液に含ま
れる被検粒子を鮮明に撮像するためには、被検粒子を分
離状態で、さらに偏平な粒子は撮像方向に対して正面を
向くように配向させて流動させることのできる、約50
μm〜300μm程度の幅とその1/10程度の厚みの
偏平度を有したフローセルを用いることができる。例え
ば、特開平3−105235号公報に記載のものなどを
参考にすることができる。
【0013】この管の光透過性としては、管内を流動す
る被検粒子を管の外側から撮像することが可能な光透過
度であればよく、管の材質は、ガラスやプラスチック、
および、それらと同程度の光透過度を有する合成樹脂性
のものを用いることができる。
る被検粒子を管の外側から撮像することが可能な光透過
度であればよく、管の材質は、ガラスやプラスチック、
および、それらと同程度の光透過度を有する合成樹脂性
のものを用いることができる。
【0014】光照射手段としては、任意の期間、ストロ
ボ光やフラッシュ光のようなパルス光を対象物に向けて
照射することのできる光源を用いることができる。この
光照射手段のパルス光照射期間は、被検粒子の流速に対
し、以下のように設定することができる。すなわち、被
検粒子の流速をv〔m/s〕、パルス光照射時間をt
〔μs〕とすると、被検粒子の粒子像のブレUは、U=
vtである。したがって、このブレUが撮像手段の撮像
分解能以下であれば、良好な被検粒子の静止画像を得る
ことができる。例えば、被検粒子像のブレUを0.3
〔μm〕以下にするには、v=0.1〔m/s〕=10
0〔mm/s〕のときは、パルス光照射時間tを、t≦
3〔μs〕に設定すればよい。
ボ光やフラッシュ光のようなパルス光を対象物に向けて
照射することのできる光源を用いることができる。この
光照射手段のパルス光照射期間は、被検粒子の流速に対
し、以下のように設定することができる。すなわち、被
検粒子の流速をv〔m/s〕、パルス光照射時間をt
〔μs〕とすると、被検粒子の粒子像のブレUは、U=
vtである。したがって、このブレUが撮像手段の撮像
分解能以下であれば、良好な被検粒子の静止画像を得る
ことができる。例えば、被検粒子像のブレUを0.3
〔μm〕以下にするには、v=0.1〔m/s〕=10
0〔mm/s〕のときは、パルス光照射時間tを、t≦
3〔μs〕に設定すればよい。
【0015】撮像手段としては、撮像エリアに存在する
被検粒子を両眼で目視することが可能な視差範囲の2方
向から撮像でき、かつ撮像した画像を電気信号に変換し
て出力できるものであればどのようなものでも適用可能
である。例えば、市販のビデオカメラを利用することが
できる。
被検粒子を両眼で目視することが可能な視差範囲の2方
向から撮像でき、かつ撮像した画像を電気信号に変換し
て出力できるものであればどのようなものでも適用可能
である。例えば、市販のビデオカメラを利用することが
できる。
【0016】ここで被検粒子を両眼で目視することが可
能な視差範囲とは、ここでは目視時において両眼の光軸
が交わる角度の範囲としており、通常、数度から30度
の範囲で任意に設定することができる。2つの対物レン
ズ22a,22bの光軸のなす角度θは、好ましくは、
実際に人が表示手段を見る際の視差φと同程度の角度に
設定しておくようにする。角度θが角度φよりも大きい
と、立体像は表示面よりも近くに見え、角度θが角度φ
よりも小さいと、立体像は表示面よりも遠くに見える。
また、角度θが大きすぎると立体視する上で支障が生ず
る(立体視できない)。
能な視差範囲とは、ここでは目視時において両眼の光軸
が交わる角度の範囲としており、通常、数度から30度
の範囲で任意に設定することができる。2つの対物レン
ズ22a,22bの光軸のなす角度θは、好ましくは、
実際に人が表示手段を見る際の視差φと同程度の角度に
設定しておくようにする。角度θが角度φよりも大きい
と、立体像は表示面よりも近くに見え、角度θが角度φ
よりも小さいと、立体像は表示面よりも遠くに見える。
また、角度θが大きすぎると立体視する上で支障が生ず
る(立体視できない)。
【0017】画像処理手段は、入力された画像データを
ディジタルデータに変換して各種の画像処理を行う。画
像処理手段としては2つの粒子像が表示装置の表示面に
おいて同位置に表示できるように処理し、画像データを
再びアナログデータに変換して出力することが可能な画
像処理装置を用いることができる。
ディジタルデータに変換して各種の画像処理を行う。画
像処理手段としては2つの粒子像が表示装置の表示面に
おいて同位置に表示できるように処理し、画像データを
再びアナログデータに変換して出力することが可能な画
像処理装置を用いることができる。
【0018】表示手段としては、CRTディスプレイ装
置や、LC(液晶)ディスプレイ装置などの各種の表示
装置を用いることができる。
置や、LC(液晶)ディスプレイ装置などの各種の表示
装置を用いることができる。
【0019】この発明のイメージングフローサイトメー
タは、少なくとも上記の各手段を制御するための制御手
段が備えられている。この制御手段は、通常、CPU,
ROM,RAM,I/Oポートからなるマイクロコンピ
ュータや、特定の手順をハードウエアに組み込んだ制御
回路によって構成される。
タは、少なくとも上記の各手段を制御するための制御手
段が備えられている。この制御手段は、通常、CPU,
ROM,RAM,I/Oポートからなるマイクロコンピ
ュータや、特定の手順をハードウエアに組み込んだ制御
回路によって構成される。
【0020】この発明のイメージングフローサイトメー
タにおいては、光透過性の管内を流動する被検粒子が撮
像手段の結像エリアに対応する撮像エリアに到来したこ
とを検出する粒子検出手段をさらに設けることができ
る。この場合には、粒子が少ない場合でも見落とすこと
なく確実に撮像することができる。制御手段は、粒子検
出手段によって撮像エリアに被検粒子が到来したことが
検出されたときに、被検粒子に光が照射されるよう光照
射手段を制御し、さらに、光照射手段によって光が照射
されているときに被検粒子が撮像されるよう撮像手段を
制御することが好ましい。制御手段は、このように制御
を行うように、制御回路にソフトウエアまたはハードウ
ェアで制御手順が組み込まれる。
タにおいては、光透過性の管内を流動する被検粒子が撮
像手段の結像エリアに対応する撮像エリアに到来したこ
とを検出する粒子検出手段をさらに設けることができ
る。この場合には、粒子が少ない場合でも見落とすこと
なく確実に撮像することができる。制御手段は、粒子検
出手段によって撮像エリアに被検粒子が到来したことが
検出されたときに、被検粒子に光が照射されるよう光照
射手段を制御し、さらに、光照射手段によって光が照射
されているときに被検粒子が撮像されるよう撮像手段を
制御することが好ましい。制御手段は、このように制御
を行うように、制御回路にソフトウエアまたはハードウ
ェアで制御手順が組み込まれる。
【0021】この発明における粒子検出手段としては、
管内を流動する被検粒子が撮像エリアに到来したことを
検出できるものであればよく、例えば、近赤外線を照射
可能なLDなどの常時発光光源と、その光の照射エリア
を粒子が通過する時の側方散乱光を検出するフォトマル
からなる光検出器との組み合わせが用いられる。
管内を流動する被検粒子が撮像エリアに到来したことを
検出できるものであればよく、例えば、近赤外線を照射
可能なLDなどの常時発光光源と、その光の照射エリア
を粒子が通過する時の側方散乱光を検出するフォトマル
からなる光検出器との組み合わせが用いられる。
【0022】また、この発明においては、撮像手段を1
台のビデオカメラから構成し、そのビデオカメラのレン
ズの前に結像エリア分割手段を配置し、その結像エリア
分割手段により、ビデオカメラの結像エリアを2分した
分割エリアに、それぞれ2方向から撮像した被検粒子の
画像が同時に結像されるよう被検粒子の結像光路を構成
するようにしてもよい。
台のビデオカメラから構成し、そのビデオカメラのレン
ズの前に結像エリア分割手段を配置し、その結像エリア
分割手段により、ビデオカメラの結像エリアを2分した
分割エリアに、それぞれ2方向から撮像した被検粒子の
画像が同時に結像されるよう被検粒子の結像光路を構成
するようにしてもよい。
【0023】この発明による結像エリア分割手段として
は、被検粒子の結像光路を制御して、ビデオカメラの結
像エリアを2分した分割エリアに、2方向から撮像した
被検粒子の画像をそれぞれ結像できるものであればよ
く、通常、光学的な手段としてのミラーが用いられる。
は、被検粒子の結像光路を制御して、ビデオカメラの結
像エリアを2分した分割エリアに、2方向から撮像した
被検粒子の画像をそれぞれ結像できるものであればよ
く、通常、光学的な手段としてのミラーが用いられる。
【0024】この発明の別の観点にれば、表示手段に表
示される画像を立体視するための左眼用と右眼用の2つ
のシャッタ手段を有する立体視手段をさらに設けたもの
が挙げられる。
示される画像を立体視するための左眼用と右眼用の2つ
のシャッタ手段を有する立体視手段をさらに設けたもの
が挙げられる。
【0025】このような構成をとる場合には、制御手段
は、2方向から撮像された画像の内の一方の画像が表示
手段の1画面を構成する期間の前半期に、他方の画像が
後半期に、それぞれ表示されるように、表示手段の画像
を周期的に切り換えるとともに、表示手段の1画面を構
成する期間の前半期には一方の画像が、後半期には他方
の画像が、それぞれ左眼と右眼で目視されるようシャッ
タ手段を周期的に切り換えて遮蔽し、それによって、一
方と他方の被検粒子の画像を両眼で立体的に目視するこ
とができるように制御させることが好ましい。
は、2方向から撮像された画像の内の一方の画像が表示
手段の1画面を構成する期間の前半期に、他方の画像が
後半期に、それぞれ表示されるように、表示手段の画像
を周期的に切り換えるとともに、表示手段の1画面を構
成する期間の前半期には一方の画像が、後半期には他方
の画像が、それぞれ左眼と右眼で目視されるようシャッ
タ手段を周期的に切り換えて遮蔽し、それによって、一
方と他方の被検粒子の画像を両眼で立体的に目視するこ
とができるように制御させることが好ましい。
【0026】この立体視手段としては、時分割シャッタ
メガネ方式が主として用いられるが、以下のような各種
の方式が知られているので、上述の方式にこだわること
なくいずれの方式を用いるようにしてもよい。
メガネ方式が主として用いられるが、以下のような各種
の方式が知られているので、上述の方式にこだわること
なくいずれの方式を用いるようにしてもよい。
【0027】まず、大きく分けて、特殊メガネを用いる
ものと、特殊メガネを用いないものとがある。特殊メガ
ネを用いるものとしては、色メガネ方式、偏光メガネ方
式、時分割メガネ方式などが知られており、さらに時分
割メガネ方式としては、この発明において適用されるシ
ャッタメガネ方式や、偏光メガネ方式が知られている。
ものと、特殊メガネを用いないものとがある。特殊メガ
ネを用いるものとしては、色メガネ方式、偏光メガネ方
式、時分割メガネ方式などが知られており、さらに時分
割メガネ方式としては、この発明において適用されるシ
ャッタメガネ方式や、偏光メガネ方式が知られている。
【0028】また、特殊メガネを用いないものとして
は、表示面の手前に格子状のパララックス・バリアを用
いるパララックス方式、表示面の手前にカマボコ状の半
円筒レンズを連続して複数配列したレンティキュラ・レ
ンズ板を用いるレンティキュラ方式、撮像手段の前と表
示手段の表示面の前に蠅の眼レンズを配置するインテグ
ラル方式、凹面ミラーや凸レンズによるもの、などが知
られている。
は、表示面の手前に格子状のパララックス・バリアを用
いるパララックス方式、表示面の手前にカマボコ状の半
円筒レンズを連続して複数配列したレンティキュラ・レ
ンズ板を用いるレンティキュラ方式、撮像手段の前と表
示手段の表示面の前に蠅の眼レンズを配置するインテグ
ラル方式、凹面ミラーや凸レンズによるもの、などが知
られている。
【0029】この内、色メガネ方式は、左右で異なる色
のメガネをかける必要があるため、カラー画像には不適
であり、凹面ミラーや凸レンズによるものは、2つのプ
ロジェクタを必要とするため、本発明に採用するには不
適である。
のメガネをかける必要があるため、カラー画像には不適
であり、凹面ミラーや凸レンズによるものは、2つのプ
ロジェクタを必要とするため、本発明に採用するには不
適である。
【0030】
【作用】この発明によれば、管中を分離した状態で流れ
る被検粒子を2方向から撮像し、撮像した被検粒子を立
体視可能に画像として再生し、再生した画像を表示手段
に表示するので、粒子像を立体的に見ることができ、粒
子を正しく識別することができる。
る被検粒子を2方向から撮像し、撮像した被検粒子を立
体視可能に画像として再生し、再生した画像を表示手段
に表示するので、粒子像を立体的に見ることができ、粒
子を正しく識別することができる。
【0031】また、粒子検出手段をさらに設けた場合に
は、低濃度の被検粒子であっても確実に捕らえて、その
粒子像を静止画像として表示手段に表示することができ
る。
は、低濃度の被検粒子であっても確実に捕らえて、その
粒子像を静止画像として表示手段に表示することができ
る。
【0032】さらに、撮像手段を1台のビデオカメラで
構成し、ビデオカメラの結像エリアを2分した分割エリ
アに、それぞれ2方向から撮像した被検粒子の画像が同
時に結像されるよう被検粒子の結像光路を構成するよう
にした場合には、ビデオカメラを1台用いるだけで立体
視が可能となる。
構成し、ビデオカメラの結像エリアを2分した分割エリ
アに、それぞれ2方向から撮像した被検粒子の画像が同
時に結像されるよう被検粒子の結像光路を構成するよう
にした場合には、ビデオカメラを1台用いるだけで立体
視が可能となる。
【0033】そして、画像を立体視する立体視手段をさ
らに設け、表示手段の画像を周期的に切り換え、左眼用
と右眼用の2つのシャッタ手段により、1画面の前半期
には一方の画像が、後半期には他方の画像が、それぞれ
左眼と右眼で目視されるようにした場合には、一方と他
方の被検粒子の画像を両眼で立体的に目視することがで
きる。
らに設け、表示手段の画像を周期的に切り換え、左眼用
と右眼用の2つのシャッタ手段により、1画面の前半期
には一方の画像が、後半期には他方の画像が、それぞれ
左眼と右眼で目視されるようにした場合には、一方と他
方の被検粒子の画像を両眼で立体的に目視することがで
きる。
【0034】
【実施例】以下、図面に示す実施例1および実施例2に
基づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの
発明が限定されるものではない。
基づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの
発明が限定されるものではない。
【0035】実施例1 図1はこの発明によるイメージングフローサイトメータ
の実施例1を示す説明図である。
の実施例1を示す説明図である。
【0036】このイメージングフローサイトメータは、
血液や尿などを希釈した試料液(サンプル液ともいう)
をフローセルと呼ばれる透明で偏平な管中に導いて偏平
な試料流(サンプル流ともいう)を形成し、この試料流
に対しストロボ光を照射して、血液中に含まれる血球や
尿中に含まれる細胞のような粒子(被検粒子と称すこと
もある)をビデオカメラで撮像し、撮像した粒子像をデ
ィスプレイに表示する装置である。なお、この実施例1
においては、低倍率で粒子を撮像する装置を示してい
る。
血液や尿などを希釈した試料液(サンプル液ともいう)
をフローセルと呼ばれる透明で偏平な管中に導いて偏平
な試料流(サンプル流ともいう)を形成し、この試料流
に対しストロボ光を照射して、血液中に含まれる血球や
尿中に含まれる細胞のような粒子(被検粒子と称すこと
もある)をビデオカメラで撮像し、撮像した粒子像をデ
ィスプレイに表示する装置である。なお、この実施例1
においては、低倍率で粒子を撮像する装置を示してい
る。
【0037】図中、16はガラスやプラスチックなどの
透明で偏平な管からなるフローセルである。このフロー
セル16中に試料液が導かれるときには、同時に、その
試料液の周囲を覆うようにしてシース(鞘)液が供給さ
れ、試料液とシース液とが層流となったものがフローセ
ル16内を流れるようになっている。
透明で偏平な管からなるフローセルである。このフロー
セル16中に試料液が導かれるときには、同時に、その
試料液の周囲を覆うようにしてシース(鞘)液が供給さ
れ、試料液とシース液とが層流となったものがフローセ
ル16内を流れるようになっている。
【0038】18はフローセル16中を流れる試料流で
あり、偏平な試料流18の長手方向の幅は50〜300
μmで、短手方向、すなわち撮像方向の厚みは5〜30
μmである。
あり、偏平な試料流18の長手方向の幅は50〜300
μmで、短手方向、すなわち撮像方向の厚みは5〜30
μmである。
【0039】10はフローセル16中を流れる試料流1
8に光を照射するフラッシュランプ、12はフラッシュ
ランプ10からの光を平行光にするコリメータレンズ、
14は平行光を集光するコンデンサレンズ、22aおよ
び22bは左眼用および右眼用の対物レンズであり、こ
れらの対物レンズ22a,22bにより、試料流18中
に存在する粒子の粒子像20a,20bをそれぞれ拡大
する。
8に光を照射するフラッシュランプ、12はフラッシュ
ランプ10からの光を平行光にするコリメータレンズ、
14は平行光を集光するコンデンサレンズ、22aおよ
び22bは左眼用および右眼用の対物レンズであり、こ
れらの対物レンズ22a,22bにより、試料流18中
に存在する粒子の粒子像20a,20bをそれぞれ拡大
する。
【0040】対物レンズ22a,22bは、各対物レン
ズ22a,22bの中心を通る光軸が同一平面上に位置
するように配置され、かつ、対物レンズ22aの光軸と
対物レンズ22bの光軸との交わる角度が、撮像された
粒子像20a,20bを両眼で立体視することができる
視差となるように配置されている。
ズ22a,22bの中心を通る光軸が同一平面上に位置
するように配置され、かつ、対物レンズ22aの光軸と
対物レンズ22bの光軸との交わる角度が、撮像された
粒子像20a,20bを両眼で立体視することができる
視差となるように配置されている。
【0041】24aおよび24bは左眼用および右眼用
の粒子像をそれぞれ反射するミラー、40はビデオカメ
ラ、26はビデオカメラ40のレンズの前に配置され、
左眼用と右眼用の粒子像20a,20bをビデオカメラ
40の受光面、つまりCCDが2次元的に配置された結
像面に導入するミラーであり、このミラー26により、
ビデオカメラ40は、上下あるいは左右の各撮像エリア
に左眼用と右眼用の粒子像20a,20bを撮像し、こ
れを標準のビデオ信号として出力する。
の粒子像をそれぞれ反射するミラー、40はビデオカメ
ラ、26はビデオカメラ40のレンズの前に配置され、
左眼用と右眼用の粒子像20a,20bをビデオカメラ
40の受光面、つまりCCDが2次元的に配置された結
像面に導入するミラーであり、このミラー26により、
ビデオカメラ40は、上下あるいは左右の各撮像エリア
に左眼用と右眼用の粒子像20a,20bを撮像し、こ
れを標準のビデオ信号として出力する。
【0042】42は画像処理装置であり、ビデオカメラ
40から得られたビデオ信号から、画像の切り出し等の
処理を行い、奇数フィールドには左眼用または右眼用の
粒子像を、偶数フィールドにはその逆の右眼用または左
眼用の粒子像を、それぞれ表示できるように粒子像の画
像処理を行う。
40から得られたビデオ信号から、画像の切り出し等の
処理を行い、奇数フィールドには左眼用または右眼用の
粒子像を、偶数フィールドにはその逆の右眼用または左
眼用の粒子像を、それぞれ表示できるように粒子像の画
像処理を行う。
【0043】44は画像処理装置42によって再生され
た粒子像を表示するモニターテレビである。
た粒子像を表示するモニターテレビである。
【0044】画像処理装置42は、モニターテレビ44
の少なくとも1画面分の画像データを記憶することが可
能な画像メモリを有しており、ビデオカメラ40によっ
て2方向から撮像した粒子の像を順次切り出し画像メモ
リに記憶していき、測定終了後に、記憶したその画像デ
ータを繰り返し再生することにより、粒子を静止画像と
してモニターテレビ44に表示する。
の少なくとも1画面分の画像データを記憶することが可
能な画像メモリを有しており、ビデオカメラ40によっ
て2方向から撮像した粒子の像を順次切り出し画像メモ
リに記憶していき、測定終了後に、記憶したその画像デ
ータを繰り返し再生することにより、粒子を静止画像と
してモニターテレビ44に表示する。
【0045】46は画像処理装置42からシャッターの
左右透過切換信号を受け、モニターテレビに写し出され
た粒子像を立体視するシャッター付きメガネである。
左右透過切換信号を受け、モニターテレビに写し出され
た粒子像を立体視するシャッター付きメガネである。
【0046】50は血液中の血球や尿中の細胞のような
粒子がフローセル16中を通過するのを監視するための
常時発光ランプ、52はフローセル16を介して常時発
光ランプ50からの光を検出しその検出信号Sscを出
力する光検出器、54は光検出器52から検出信号Ss
cを受けて細胞の通過を判定し、細胞が通過したときに
はフラッシュランプ10に発光トリガ信号を送る細胞通
過判定部である。
粒子がフローセル16中を通過するのを監視するための
常時発光ランプ、52はフローセル16を介して常時発
光ランプ50からの光を検出しその検出信号Sscを出
力する光検出器、54は光検出器52から検出信号Ss
cを受けて細胞の通過を判定し、細胞が通過したときに
はフラッシュランプ10に発光トリガ信号を送る細胞通
過判定部である。
【0047】図2はこの細胞通過監視系の詳細を示す説
明図である。本発明のイメージングフローサイトメータ
においては、ビデオカメラ40の撮像エリアを通過する
粒子を効率良く撮像するために、このような細胞通過監
視系を設けている。
明図である。本発明のイメージングフローサイトメータ
においては、ビデオカメラ40の撮像エリアを通過する
粒子を効率良く撮像するために、このような細胞通過監
視系を設けている。
【0048】この監視系においては、細胞通過監視用と
して近赤外線を照射する常時発光ランプ50を設け、そ
の光をコリメータレンズ51で平行光とし、さらにダイ
クロイックミラー53で反射させた光を、図3に示すよ
うに、試料流18を横切る方向に細長く絞って照射す
る。図3に示したものは、図2において図中Aの方向か
ら見たフローセル16の部分拡大図である。なお、試料
流18は偏平流としている。
して近赤外線を照射する常時発光ランプ50を設け、そ
の光をコリメータレンズ51で平行光とし、さらにダイ
クロイックミラー53で反射させた光を、図3に示すよ
うに、試料流18を横切る方向に細長く絞って照射す
る。図3に示したものは、図2において図中Aの方向か
ら見たフローセル16の部分拡大図である。なお、試料
流18は偏平流としている。
【0049】そして、細胞の粒子がこの常時発光ランプ
50の照射エリア68を通過する時の側方散乱光を、集
光レンズ56、ピンホール58を介して光検出器(フォ
トマル)60でとらえ、その検出信号Sscによって粒
子の通過を判定し、粒子撮像のためのフラッシュランプ
10をパルス点灯させるようにしている。
50の照射エリア68を通過する時の側方散乱光を、集
光レンズ56、ピンホール58を介して光検出器(フォ
トマル)60でとらえ、その検出信号Sscによって粒
子の通過を判定し、粒子撮像のためのフラッシュランプ
10をパルス点灯させるようにしている。
【0050】したがって、フラッシュランプ10がパル
ス点灯したときには、粒子は図3に示したようなビデオ
カメラ40の撮像エリア66内に存在し、粒子の流れ方
向の上下に配置された2つの対物レンズ22b,22a
によって、ステレオ画像が撮像される。
ス点灯したときには、粒子は図3に示したようなビデオ
カメラ40の撮像エリア66内に存在し、粒子の流れ方
向の上下に配置された2つの対物レンズ22b,22a
によって、ステレオ画像が撮像される。
【0051】フラッシュランプ10がパルス点灯した場
合、フラッシュランプ10の光はコリメータレンズ12
で平行光にされ、コンデンサレンズ14によってビデオ
カメラ40の撮像エリア66に照射される。対物レンズ
22a,22bで受けた光は、それぞれミラー24a,
24bで反射され、さらにミラー26で反射されて、1
台のビデオカメラ40の受光面(結像エリア)に、図4
に示すように結像される。この例では、ビデオカメラ4
0の受光面41を上下2つに分け、それぞれを対物レン
ズ22aと対物レンズ22bによる受光面41a,41
bとして割り当てている。
合、フラッシュランプ10の光はコリメータレンズ12
で平行光にされ、コンデンサレンズ14によってビデオ
カメラ40の撮像エリア66に照射される。対物レンズ
22a,22bで受けた光は、それぞれミラー24a,
24bで反射され、さらにミラー26で反射されて、1
台のビデオカメラ40の受光面(結像エリア)に、図4
に示すように結像される。この例では、ビデオカメラ4
0の受光面41を上下2つに分け、それぞれを対物レン
ズ22aと対物レンズ22bによる受光面41a,41
bとして割り当てている。
【0052】23はステレオ撮像系であり、このステレ
オ撮像系23には、常時発光ランプ50から出される近
赤外線がビデオカメラ40に入ることを防止するため
に、近赤外線カットフィルタ62を設けている。
オ撮像系23には、常時発光ランプ50から出される近
赤外線がビデオカメラ40に入ることを防止するため
に、近赤外線カットフィルタ62を設けている。
【0053】なお、この実施例1で使用する対物レンズ
22a,22bは、被写体との距離を長くとれる低倍率
の超作動タイプのものが好ましく、2つの対物レンズ2
2a,22bのなす角度があまり大きくなり過ぎないよ
うにする必要がある。
22a,22bは、被写体との距離を長くとれる低倍率
の超作動タイプのものが好ましく、2つの対物レンズ2
2a,22bのなす角度があまり大きくなり過ぎないよ
うにする必要がある。
【0054】図4に示すように結像された粒子像は、標
準のビデオ信号としてビデオカメラ40から出力され、
画像処理装置42に渡される。
準のビデオ信号としてビデオカメラ40から出力され、
画像処理装置42に渡される。
【0055】画像処理装置42は、粒子像の部分だけを
リアルタイムで四角に切り出して画像メモリに記憶して
おき、撮像された粒子像を、図5の(a)および(b)
に示すように、モニター画面の端から順番に配置して表
示する。この時、奇数フィールド期間中は、対物レンズ
22aによる粒子像48a,49a……を、図5の
(a)に示すような奇数フィールド画面44aとして表
示し、偶数フィールド期間中は、対物レンズ22bによ
る粒子像48b,49b……を、図5の(b)に示すよ
うな偶数フィールド画面44bとして表示する。
リアルタイムで四角に切り出して画像メモリに記憶して
おき、撮像された粒子像を、図5の(a)および(b)
に示すように、モニター画面の端から順番に配置して表
示する。この時、奇数フィールド期間中は、対物レンズ
22aによる粒子像48a,49a……を、図5の
(a)に示すような奇数フィールド画面44aとして表
示し、偶数フィールド期間中は、対物レンズ22bによ
る粒子像48b,49b……を、図5の(b)に示すよ
うな偶数フィールド画面44bとして表示する。
【0056】このように表示された粒子像は、1フィー
ルド(1/60秒)ごとに左右の透過が切り換わるシャ
ッター付きメガネ46をかけることによって立体的に見
ることができる。
ルド(1/60秒)ごとに左右の透過が切り換わるシャ
ッター付きメガネ46をかけることによって立体的に見
ることができる。
【0057】図6はモニターテレビ44の垂直同期信号
Svに同期したシャッター付きメガネ46の遮蔽タイミ
ングを示す説明図であり、この図に示すように、メガネ
46のシャッターは、モニターテレビ44の垂直同期信
号Svに同期し、メガネ46の左右の透過は、図6に示
すように制御される。
Svに同期したシャッター付きメガネ46の遮蔽タイミ
ングを示す説明図であり、この図に示すように、メガネ
46のシャッターは、モニターテレビ44の垂直同期信
号Svに同期し、メガネ46の左右の透過は、図6に示
すように制御される。
【0058】このよう制御することによって、例えば左
眼には対物レンズ22aによる粒子像だけが見え、右眼
には対物レンズ22bによる粒子像だけが見えることに
なり、立体視が実現される。このようなシャッター付き
メガネ46は、3次元ビデオディスクプレイヤーとして
既に実用化されている。
眼には対物レンズ22aによる粒子像だけが見え、右眼
には対物レンズ22bによる粒子像だけが見えることに
なり、立体視が実現される。このようなシャッター付き
メガネ46は、3次元ビデオディスクプレイヤーとして
既に実用化されている。
【0059】次に、このような構成のイメージングフロ
ーサイトメータの動作を説明する。血球や細胞などの粒
子を含んだ試料流18は、フローセル16の中心部をシ
ース液に包まれて常時流れている。
ーサイトメータの動作を説明する。血球や細胞などの粒
子を含んだ試料流18は、フローセル16の中心部をシ
ース液に包まれて常時流れている。
【0060】フラッシュランプ10からのフラッシュ光
はコリメータレンズ12で平行光にされた後、コンデン
サレンズ14で集光され、フローセル16を流れる試料
流18に照射される。これによって得られた方向の異な
る2つの粒子像20a,20bは、ステレオ撮像系23
によりビデオカメラ40で撮像される。
はコリメータレンズ12で平行光にされた後、コンデン
サレンズ14で集光され、フローセル16を流れる試料
流18に照射される。これによって得られた方向の異な
る2つの粒子像20a,20bは、ステレオ撮像系23
によりビデオカメラ40で撮像される。
【0061】そして、撮像された粒子像20a,20b
は、ビデオカメラ40からビデオ信号として出力され、
画像処理装置42で画像の切出し等の処理が行われ、モ
ニターテレビ44にステレオ画像として表示される。モ
ニターテレビ44に写し出された粒子像20a,20b
は、シャッター付きメガネ46を用いることにより立体
像として見ることができる。
は、ビデオカメラ40からビデオ信号として出力され、
画像処理装置42で画像の切出し等の処理が行われ、モ
ニターテレビ44にステレオ画像として表示される。モ
ニターテレビ44に写し出された粒子像20a,20b
は、シャッター付きメガネ46を用いることにより立体
像として見ることができる。
【0062】実施例2 図7はこの発明によるイメージングフローサイトメータ
の実施例2を示す説明図である。この実施例において
は、先の実施例1と同じ構成要素には同じ参照番号を付
しその説明を省略する。
の実施例2を示す説明図である。この実施例において
は、先の実施例1と同じ構成要素には同じ参照番号を付
しその説明を省略する。
【0063】この実施例は、比較的高倍率で粒子を撮像
する場合の装置を示しており、先の実施例1とは、フロ
ーセル16からビデオカメラ40に至るまでのステレオ
撮像系25のみが異っている。
する場合の装置を示しており、先の実施例1とは、フロ
ーセル16からビデオカメラ40に至るまでのステレオ
撮像系25のみが異っている。
【0064】すなわち、この実施例においては、1つの
対物レンズ28を設け、この対物レンズ28により、試
料流18中に存在する粒子の粒子像21a,21bをそ
れぞれ拡大し、この対物レンズ28に2つの結像レンズ
30a,30bを組み合わせ、結像された粒子像をさら
に拡大するために、リレーレンズ32a,32bを付加
している。そして、ミラー24a,24b,26によっ
て反射された撮像光によって、1台のビデオカメラ40
の受光面に2つの粒子像を結像する。他の構成及び動作
については実施例1と同様である。
対物レンズ28を設け、この対物レンズ28により、試
料流18中に存在する粒子の粒子像21a,21bをそ
れぞれ拡大し、この対物レンズ28に2つの結像レンズ
30a,30bを組み合わせ、結像された粒子像をさら
に拡大するために、リレーレンズ32a,32bを付加
している。そして、ミラー24a,24b,26によっ
て反射された撮像光によって、1台のビデオカメラ40
の受光面に2つの粒子像を結像する。他の構成及び動作
については実施例1と同様である。
【0065】図1で示した先の実施例1のレンズの光学
配置はグリノー方式として知られており、この実施例2
のレンズの光学配置はコモンメインオブジェクト方式と
して知られている。
配置はグリノー方式として知られており、この実施例2
のレンズの光学配置はコモンメインオブジェクト方式と
して知られている。
【0066】なお、上記の実施例1および実施例2にお
いては、コストの面から1台のビデオカメラ40でステ
レオ画像を撮像できるようにしているが、2台のビデオ
カメラを用いてステレオ画像を撮像するようにしてもよ
い。
いては、コストの面から1台のビデオカメラ40でステ
レオ画像を撮像できるようにしているが、2台のビデオ
カメラを用いてステレオ画像を撮像するようにしてもよ
い。
【0067】その場合には、図8に一例を示すように、
2台のビデオカメラ70a,70bの同期を合わせ、そ
れぞれのビデオ出力信号をビデオ信号切換器72によっ
て、1フィールド(1/60秒)ごとに切り換えて出力
するようにする。例えば、奇数フィールド期間中はビデ
オカメラ70aのビデオ信号Vaを選択し、偶数フィー
ルド期間中はビデオカメラ70bのビデオ信号Vbを選
択して、画像処理装置74にビデオ信号Vを渡すように
する。
2台のビデオカメラ70a,70bの同期を合わせ、そ
れぞれのビデオ出力信号をビデオ信号切換器72によっ
て、1フィールド(1/60秒)ごとに切り換えて出力
するようにする。例えば、奇数フィールド期間中はビデ
オカメラ70aのビデオ信号Vaを選択し、偶数フィー
ルド期間中はビデオカメラ70bのビデオ信号Vbを選
択して、画像処理装置74にビデオ信号Vを渡すように
する。
【0068】そして、画像処理装置74によって、上記
と同様に粒子像の部分だけをリアルタイムで切り出し、
最終的には撮像された粒子像をモニターテレビ44に、
図5に示すように表示する。なお、スイッチ76をa側
に接続すれば撮像中の粒子画像をリアルタイムでモニタ
ーテレビ44に表示させることができ、b側に接続すれ
ば、図5に示したような粒子部分を切り出した画像を得
ることができる。
と同様に粒子像の部分だけをリアルタイムで切り出し、
最終的には撮像された粒子像をモニターテレビ44に、
図5に示すように表示する。なお、スイッチ76をa側
に接続すれば撮像中の粒子画像をリアルタイムでモニタ
ーテレビ44に表示させることができ、b側に接続すれ
ば、図5に示したような粒子部分を切り出した画像を得
ることができる。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、例えば細胞のような
被検粒子を2方向から撮像し、立体視可能に画像として
再生するようにしたので、従来のような平面的な粒子像
では得られなかった立体感が得られ、それによって、従
来では詳細な分類が困難であった、例えば円柱のような
粒子を正しく識別することが可能となる。また、1台の
ビデオカメラの受光面を2つに分割して用いるようにし
た場合には、市販のビデオカメラを1台用いるだけで立
体撮像が可能となるので、立体視のための投資コストを
低減することができる。
被検粒子を2方向から撮像し、立体視可能に画像として
再生するようにしたので、従来のような平面的な粒子像
では得られなかった立体感が得られ、それによって、従
来では詳細な分類が困難であった、例えば円柱のような
粒子を正しく識別することが可能となる。また、1台の
ビデオカメラの受光面を2つに分割して用いるようにし
た場合には、市販のビデオカメラを1台用いるだけで立
体撮像が可能となるので、立体視のための投資コストを
低減することができる。
【図1】この発明の実施例1を示す説明図である。
【図2】細胞通過監視系の詳細を示す説明図である。
【図3】フローセルの部分拡大図である。
【図4】ビデオカメラの受光面(結像エリア)を示す説
明図である。
明図である。
【図5】モニターテレビに表示される粒子像の配置の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図6】モニターテレビの垂直同期信号とシャッター付
きメガネのシャッタータイミングを示す説明図である。
きメガネのシャッタータイミングを示す説明図である。
【図7】この発明の実施例2を示す説明図である。
【図8】2台のビデオカメラを用いてステレオ画像を再
生する場合の構成を示すブロック図である。
生する場合の構成を示すブロック図である。
10 フラッシュランプ 12,51 コリメータレンズ 14 コンデンサレンズ 16 フローセル 18 試料流 19 細胞 20a,20b,21a,21b 粒子像 22a,22b,28 対物レンズ 23,25 ステレオ撮像系 24a,24b,26 ミラー 30a,30b 結像レンズ 32a,32b リレーレンズ 40 ビデオカメラ 41 ビデオカメラの撮像面 42,74 画像処理装置 44 モニターテレビ 44a 奇数フィールド画面 44b 偶数フィールド画面 46 シャッター付きメガネ 50 常時発光ランプ 52 光検出器 53 ダイクロイックミラー 54 細胞通過判定部 56 集光レンズ 58 ピンホール 60 フォトマル 62 近赤外線カットフィルタ 66 ビデオカメラの撮像エリア 68 常時発光ランプの照射エリア 70a 第1ビデオカメラ 70b 第2ビデオカメラ 72 ビデオ信号切換器
Claims (5)
- 【請求項1】 試料液中に存在する被検粒子を分離状態
で流動させる光透過性の管を有するフロー手段と、 光透過性の管内を流動する被検粒子に光を照射する光照
射手段と、 光の照射された被検粒子を両眼で目視することが可能な
視差範囲内の2方向から撮像する撮像手段と、 撮像された被検粒子を立体視可能に画像として再生する
画像処理手段と、 画像処理手段によって再生された画像を表示する表示手
段と、 制御手段を備えてなるイメージングフローサイトメー
タ。 - 【請求項2】 光透過性の管内を流動する被検粒子が撮
像手段の結像エリアに対応する撮像エリアに到来したこ
とを検出する粒子検出手段をさらに備え、 制御手段が、粒子検出手段によって撮像エリアに被検粒
子が到来したことが検出されたときに、被検粒子に光が
照射されるよう光照射手段を制御するとともに、光照射
手段によって光が照射されているときに被検粒子が撮像
されるよう撮像手段を制御することを特徴とする請求項
1記載のイメージングフローサイトメータ。 - 【請求項3】 撮像手段が1台のビデオカメラからな
り、 その1台のビデオカメラのレンズの前に配置され、ビデ
オカメラの結像エリアを2分した分割エリアに、それぞ
れ2方向から撮像した被検粒子の画像が同時に結像され
るよう被検粒子の撮像光路を構成する結像エリア分割手
段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のイメ
ージングフローサイトメータ。 - 【請求項4】 表示手段に表示される画像を立体視する
ための左眼用と右眼用の2つのシャッタ手段を有する立
体視手段をさらに備え、 制御手段が、撮像手段により2方向から撮像された画像
の内の一方の画像が表示手段の1画面を構成する期間の
前半期に、他方の画像が後半期に、それぞれ表示される
ように、表示手段の画像を周期的に切り換えるととも
に、表示手段の1画面を構成する期間の前半期には一方
の画像が、後半期には他方の画像が、それぞれ左眼と右
眼で目視されるようシャッタ手段を周期的に切り換えて
遮蔽し、それによって、一方と他方の被検粒子の画像を
両眼で立体的に目視することができるようにしたことを
特徴とする請求項1記載のイメージングフローサイトメ
ータ。 - 【請求項5】 試料液が、血液、尿、プランクトンや粉
体、またはこれらの希釈液である請求項1記載のイメー
ジングフローサイトメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5182950A JPH0735694A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | イメージングフローサイトメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5182950A JPH0735694A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | イメージングフローサイトメータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735694A true JPH0735694A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16127193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5182950A Pending JPH0735694A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | イメージングフローサイトメータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735694A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012198188A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-18 | Toshiba Corp | 光検出装置、及び光検出装置を備える紙葉類処理装置 |
| JP2013522651A (ja) * | 2010-03-23 | 2013-06-13 | オフィール−スピリコン エルエルシー | ビーム散乱レーザーモニター |
| KR20240067564A (ko) * | 2022-11-09 | 2024-05-17 | 한국과학기술연구원 | 유체 모니터링 방법 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5182950A patent/JPH0735694A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013522651A (ja) * | 2010-03-23 | 2013-06-13 | オフィール−スピリコン エルエルシー | ビーム散乱レーザーモニター |
| JP2012198188A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-18 | Toshiba Corp | 光検出装置、及び光検出装置を備える紙葉類処理装置 |
| KR20240067564A (ko) * | 2022-11-09 | 2024-05-17 | 한국과학기술연구원 | 유체 모니터링 방법 |
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