JPH0735821U - 動圧軸受装置 - Google Patents

動圧軸受装置

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JPH0735821U
JPH0735821U JP008994U JP899494U JPH0735821U JP H0735821 U JPH0735821 U JP H0735821U JP 008994 U JP008994 U JP 008994U JP 899494 U JP899494 U JP 899494U JP H0735821 U JPH0735821 U JP H0735821U
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bearing
lubricant
dynamic pressure
bearing device
grease
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昌美 関沢
佐 佐藤
達夫 川瀬
清尚 楠
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NTN Corp
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NTN Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受性能の経時的変化が少なく、広い環境温
度の範囲で使用し得るようにする。 【構成】 シャフト状回転体7とその筒状軸受部材3に
動圧発生溝8、6を形成し、その対向軸受部(ラジアル
部13及びシャフト7の底面スラスト部)に潤滑剤を塗
布する。その潤滑剤を、ジエステルに重量%で1〜5の
リチウム石けんを添加したものとする。この潤滑剤は粘
性によって軸受部から漏れる恐れもなく、適宜な粘性に
より、運転初期に摩擦トルクが大きくならず、経時に対
し安定した軸受性能を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ビデオテープレコーダ、コンパクトディスク、デジタルテープレ コーダ等に組込まれた回転部品の支持として用いられる動圧軸受装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、動圧軸受装置の一例を示す。この動圧軸受装置は、ケーシング1の底 板2上面に軸受部材として筒体3を設け、その筒体3の内径面上下にラジアル軸 受面4を形成し、筒体3の内側底部に固着したスラスト板5の上面に、図2に示 すように、動圧発生溝6を設けてある。
【0003】 また、筒体3の内側に挿入した回転体としてのシャフト7の外形面には、上記 ラジアル軸受面4と対向する位置に動圧発生溝8を設け、そのシャフト7の上部 に回転ドラム9を取付け、この回転ドラム9で例えばビデオテープの移動を案内 するようにしている。
【0004】 さらに、回転ドラム9の下面に設けた支持筒10の外側にモータロータ11を 取付け、一方ケーシング1の底板2上にモータステータ12を取付けてある。
【0005】 上記のような動圧軸受装置において、モータステータ12に対する通電によっ て回転ドラム9を高速回転させると、スラスト板5に設けた動圧発生溝6および シャフト7に形成した動圧発生溝8のポンプ作用によって、ラジアル軸受すきま 13およびスラスト板5とシャフト7の下端部間(スラスト軸受すきま)に圧力 流体が送り込まれ、シャフト7は、ラジアル部、スラスト部いずれも非接触の状 態で回転する。
【0006】 図3は、動圧軸受装置の他の例を示す。この動圧軸受装置は、図1に示す動圧 軸受装置のスラスト板5の代りに球体14を用い、この球体14を筒体3の内側 下部に圧入してシャフト7の下端を支持し、他の構成は、図1の場合と同様の構 成としてある。
【0007】 上記動圧軸受装置においては、回転ドラム9を回転すると、シャフト7は、ラ ジアル軸受面4に対して非接触の状態で回転すると共に、球体14に対して点接 触する状態で回転する。
【0008】 図1および図2のいずれの構造においても、従来、このような動圧軸受装置に おいては、潤滑剤としてグリースを用いるようにしている。また、図1に示す動 圧軸受装置においては、スラスト部の寿命の問題から、比較的粘度の高いグリー スが必要となり、ラジアル部とスラスト部でそれぞれ種類の異なるグリースを用 いる場合もあった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、動圧軸受装置の潤滑剤としてグリースを用いた場合、ラジアル軸受 面4とシャフト7の外形面間のラジアル軸受すきま13およびスラスト板5とシ ャフト7の下面間のスラスト軸受すきまは+数μmときわめて小さいため、回転 体の高速回転時に、グリースに大きな剪断力(例えば104 [1/sec ]以上) が作用し、グリース内の増稠剤に、グリースの見掛け粘度が低下する問題がある 。この粘度の低下により、摩擦トルクが減少し、同時に剛性も低下し、軸受性能 に経時変化が生じ、安定した軸受性能を得ることが困難であった。
【0010】 また、増稠剤粒子が切断されると、基油の保持に支障をきたし、基油が分離す る問題もある。
【0011】 そこで、グリースに代えて潤滑油を用いることにすれば、運転初期の見掛け粘 度の低下が殆んどなく、軸受性能を安定させることができるが、この場合、動圧 軸受装置の輸送時、あるいは高温の環境下での保管及び使用によって、潤滑油が 潤滑面から流出する不都合が生じる。
【0012】 この考案の課題は、軸受性能の経時的変化が少なく、広い環境温度の範囲で使 用することができる動圧軸受装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、回転体とこれを支持する 軸受部材の対向部における潤滑面に、基油となる潤滑油に重量で1%乃至5%の 増稠剤を添加した潤滑剤を塗布した構成を採用したのである。
【0014】
【作用】
上記のように、潤滑油に1%乃至5%の増稠剤を添加した潤滑剤を用いること により、その潤滑剤は、グリースと潤滑油の中間の性質を有するため、回転体が 高速回転する高剪断下の状態において見掛け粘度の低下がきわめて少なく、また 、高温時において自然流動することもない。このため、軸受性能が経時的に大き く変化するのを防止することができると共に、動圧軸受装置を広い環境温度の範 囲で用いることができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1および図2に示すような動圧軸受装置において、筒体3、スラスト板5お よび球体14とシャフト7の対向部における潤滑面には潤滑剤が塗布されている 。
【0017】 潤滑剤は、基油となる潤滑油に増稠剤を添加し組成のものが用いられている。
【0018】 ここで、潤滑油としては、鉱油やジエステル、ポリオールエステル、リン酸エ ステル、けい酸エステル、αオレフィン、シリコン、低重合フッ素樹脂等の合成 油が使用される。また、増稠剤としては、リチウム石けん、ナトリウム石けん等 が使用される。その増稠剤の添加量が1%以下であると、高湿時に潤滑油の漏れ が生じ、6%以上であると運転初期の摩擦トルクが大きくなるという問題が生じ る。したがって、増稠剤は、重量にして1%乃至5%とする。
【0019】 図4は、ジエステル油から成る潤滑油に、リチウム石けんから成る増稠剤を1 %添加した潤滑剤(本考案品I)および上記増稠剤を3%とした潤滑剤(本考案 品II)および増稠剤を5%とした潤滑剤(本考案品III )を図1に示す動圧軸受 装置の潤滑面に塗布して摩擦トルクを測定した場合の試験結果を示す。その比較 として石けん増稠剤を約10%入れたグリース(比較品I)を潤滑面に塗布した 場合の試験結果を同時に示す。
【0020】 なお、試験に際して、スラスト荷重を10g、ラジアル荷重を30g、回転数 を1800rpm として連続運転した。また摩擦トルクの測定に際しては、減速法 で測定した。ここで、減速法とは、テスト軸受を定格回転数以上で回転し、次に 駆動を止めてその減速の速度と慣性モーメントによりトルクを求める方法をいう 。
【0021】 また、図4は、各種テスト品の摩擦トルクを減速法にて所定時間毎に求め、そ の初期摩擦トルク値の各々を1としたときに、所定時間の摩擦トルクの変化値( 比)を求めてグラフにしたのである。
【0022】 図4から明らかなように、この考案に係る潤滑剤を塗布した動圧軸受装置にお いては、摩擦トルクの変動が少ないことが分る。このことは、潤滑剤の粘度低下 が少ないことを意味し、剛性が経時的に変化することもない。このため、安定し た軸受性能を得ることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案においては、回転体と軸受部材の対向部における潤滑 面に塗布した潤滑剤が、潤滑油に1%乃至5%の増稠剤を添加したものであるた め、グリースを塗布したものに比較して作動初期の粘度低下がきわめて小さい。 このため、摩擦トルクの減少および剛性の低下が殆んどなく、性能に経時変化の ない安定した軸受性能を得ることができる。
【0024】 また、潤滑油に添付した増稠剤は、潤滑油を半固体状に呈させる役目を有する ため、輸送中、あるいは高温環境下での保管及び使用に際しても、潤滑剤の漏洩 を防止することができる。
【提出日】平成6年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ビデオテープレコーダ、コンパクトディスク、デジタルテープレ コーダ等に組込まれた回転部品の支持として用いられる動圧軸受装置に関するも のである。
【0002】
【技術的背景】 図1は、動圧軸受装置の一例を示す。この動圧軸受装置は、ケーシング1の底 板2上面に軸受部材として筒体3を設け、その筒体3の内径面上下にラジアル軸 受面4を形成し、筒体3の内側底部に固着したスラスト板5の上面に、図2に示 すように、動圧発生溝6を設けてある。
【0003】 また、筒体3の内側に挿入した回転体としてのシャフト7の外形面には、上記 ラジアル軸受面4と対向する位置に動圧発生溝8を設け、そのシャフト7の上部 に回転ドラム9を取付け、この回転ドラム9で例えばビデオテープの移動を案内 するようにしている。
【0004】 さらに、回転ドラム9の下面に設けた支持筒10の外側にモータロータ11を 取付け、一方ケーシング1の底板2上にモータステータ12を取付けてある。
【0005】 上記のような動圧軸受装置において、モータステータ12に対する通電によっ て回転ドラム9を高速回転させると、スラスト板5に設けた動圧発生溝6および シャフト7に形成した動圧発生溝8のポンプ作用によって、ラジアル軸受すきま 13およびスラスト板5とシャフト7の下端部間(スラスト軸受すきま)に圧力 流体が送り込まれ、シャフト7は、ラジアル部、スラスト部いずれも非接触の状 態で回転する。
【0006】 図3は、動圧軸受装置の他の例を示す。この動圧軸受装置は、図1に示す動圧 軸受装置のスラスト板5の代りに球体14を用い、この球体14を筒体3の内側 下部に圧入してシャフト7の下端を支持し、他の構成は、図1の場合と同様の構 成としてある。
【0007】 上記動圧軸受装置においては、回転ドラム9を回転すると、シャフト7は、ラ ジアル軸受面4に対して非接触の状態で回転すると共に、球体14に対して点接 触する状態で回転する。
【0008】 図1および図のいずれの構造においても、従来、このような動圧軸受装置に おいては、潤滑剤としてグリースを用いるようにしている。また、図1に示す動 圧軸受装置においては、スラスト部の寿命の問題から、比較的粘度の高いグリー スが必要となり、ラジアル部とスラスト部でそれぞれ種類の異なるグリースを用 いる場合もあった。
【0009】 さらに、ラジアル軸受部に潤 滑油、スラスト軸受部にグリースを用いたものも あり、このものにおいて、そのグリースを、潤滑油と同じオイルをベースにし、 そのベースに増稠剤を添加したものもある(特開昭60−159417号公報等 )。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
圧軸受装置の潤滑剤としてグリースを用いた場合、ラジアル軸受面4とシャ フト7の外形面間のラジアル軸受すきま13およびスラスト板5とシャフト7の 下面間のスラスト軸受すきまは+数μmときわめて小さいため、回転体の高速回 転時に、グリースに大きな剪断力(例えば104 [1/sec ]以上)が作用し、 グリース内の増稠剤粒子(増稠剤繊維分子)が切断され、運転初期に、グリース の見掛け粘度が低下する問題がある。
【0011】 この粘度の低下により、摩擦 トルクが減少し、この摩擦トルクの減少は潤滑性 の点では好ましいが、作用中の摩擦トルクの変動は好ましくなく、また、同時に 剛性も低下するため、軸受性能に経時変化が生じ、安定した軸受性能を得ること が困難であった。さらに、増稠剤粒子が切断されると、基油の保持に支障をきた し、基油が分離する問題もある。
【0012】 前記グリースの剪断は、ラジ アル軸受部がスラスト軸受部よりかなり高い割合 で受ける。一方、スラスト軸受部は、上記の寿命の点に加え、回転体をリフトさ せる点から、その潤滑剤にはラジアル部に比べ高い粘性が要求される。このため 、前述のように、ラジアル軸受部に耐剪断性の粘性の低いグリース、又は潤滑油 、スラスト軸受部に粘性の高い(ラジアル軸受部に比べ)グリースを使用するこ とが行われている。
【0013】 しかしながら、異なる種類の グリースを使用することは、その充填(塗布)作 業が煩雑となるうえに、作用中に混合して性状変化を起こして、安定した軸受性 能を得ることができない。また、上記公開公報のごとく、ラジアル軸受部とスラ スト軸受部に同一のオイルの潤滑油及びグリースを使用しても、両者の混合によ って性状が変化することは免れず、やはり安定した軸受性能を得ることができな い。
【0014】 さらに、グリースに代えて、 両軸受部ともに潤滑油を用いることにすれば、運 転初期の見掛け粘度の低下が殆んどなく、軸受性能を安定させることができるが 、スラスト軸受部のリフト作用に問題が生じるうえに、動圧軸受装置の輸送時、 あるいは高温の環境下での保管及び使用によって、潤滑油が潤滑面から流出する 不都合が生じる。
【0015】 因みに、上記公開公報におい ては、輸送時の振動などによる潤滑油(グリース )の潤滑面からの流出をリングによって防止(戻す)するようにしているが、部 品点数が多くなることは、工数が多くなり、コスト面で問題となる。
【0016】 この考案の課題は、軸受性能の経時的変化が少なく、広い環境温度の範囲で使 用することができるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、回転体とこれを支持する 軸受部材の対向部における潤滑面に、基油となるジエステルに重量で1%乃至5 %のリチウム石けんを添加した潤滑剤を塗布した構成を採用したのである。
【0018】
【作用】
上記のように、ジエステルに1%乃至5%のリチウ ム石けんを添加した潤滑剤 を用いることにより、その潤滑剤は、グリースと潤滑油の中間の性質を有するた め、回転体が高速回転する高剪断下の状態において見掛け粘度の低下がきわめて 少なく、また、高温時において自然流動することもない。このため、軸受性能が 経時的に大きく変化するのを防止することができると共に、動圧軸受装置を広い 環境温度の範囲で用いることができる。
【0019】 上記リチウム石けんの添加量 が1%未満であると、高温時に潤滑油の漏れが生 じるとともに、スラスト軸受部を有するものにあっては、そのリフト作用に問題 が生じる。一方、5%を超えると運転初期の摩擦トルクが大きくなって軸受特性 の安定性に欠けるという問題が生じる。したがって、リチウム石けんは、重量に して1%乃至5%とする。
【0020】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0021】 図1および図に示すような動圧軸受装置において、筒体3、スラスト板5お よび球体14とシャフト7の対向部における潤滑面には潤滑剤が塗布されている 。
【0022】 潤滑剤は、基油となるジエステルリチウム石けんを添加し組成のものが用 いられている。
【0023】 図4は、ジエステル油(潤滑油)に、リチウム石けん(増稠剤)を1%添加し た潤滑剤(本考案品I)および上記増稠剤を3%とした潤滑剤(本考案品II)お よび増稠剤を5%とした潤滑剤(本考案品III )を図1に示す動圧軸受装置の潤 滑面に塗布して摩擦トルクを測定した場合の試験結果を示す。その比較として チウム石けん を約10%入れたグリース(比較品I)を潤滑面に塗布した場合の 試験結果を同時に示す。
【0024】 なお、試験に際して、スラスト荷重を10g、ラジアル荷重を30g、回転数 を1800rpm として連続運転した。また摩擦トルクの測定に際しては、減速法 で測定した。ここで、減速法とは、テスト軸受を定格回転数以上で回転し、次に 駆動を止めてその減速の速度と慣性モーメントによりトルクを求める方法をいう 。
【0025】 また、図4は、各種テスト品の摩擦トルクを減速法にて所定時間毎に求め、そ の初期摩擦トルク値の各々を1としたときに、所定時間の摩擦トルクの変化値( 比)を求めてグラフにしたのである。
【0026】 図4から明らかなように、この考案に係る潤滑剤を塗布した動圧軸受装置にお いては、摩擦トルクの変動が少ないことが分る。このことは、潤滑剤の粘度低下 が少ないことを意味し、剛性が経時的に変化することもない。このため、安定し た軸受性能を得ることができる。
【0027】 また、上記試験において、い ずれのものも、スラスト軸受部のリフト作用に問 題はなく、油漏れもなかった。
【0028】 図3に示す実施例の動圧軸受 装置においても、同様な試験を行ったところ、同 様な結果を得ることができた。但し、このものの場合、シャフト7は、その軸方 向のリフト効果を得られないが、球体14との点接触で回転するため、その回転 作用に支障はなかった。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、この考案においては回転体とこれを支持する軸受部材の対向面 における一方に動圧発生溝を形成した動圧軸受装置において 、回転体と軸受部材 の対向部における潤滑面に塗布した潤滑剤が、ジエステルに1%乃至5%のリチ ウム石けん を添加したものであるため、グリースを塗布したものに比較して作動 初期の粘度低下がきわめて小さい。また、軸受部が全 て同じ性状の潤滑剤である め、潤滑油とグリースを使用したものに比べれば性状変化は少ない。
【0030】 このため、スラスト軸受部を 有するものにあっても、そのリフト効果に支障な く、摩擦トルクの減少および剛性の低下が殆んどなく、性能に経時変化のない安 定した軸受性能を得ることができる。
【0031】 また、特開昭60−1594 17号公報に記載された動圧軸受装置のように、 グリースと、そのグリースと同じオイルをベースオイルとしたグリースという2 種類のグリースを用意しなくてもよいため、動圧軸受装置の組立時に、グリース の塗り間違いを防止するための煩わしいグリース管理を必要としない
【0032】 また、同公開公報技術のごと く、飛散したグリースの大半をスラスト軸受の軸 受隙間に再び戻すためのリング、C状リング等を必要とせず、部品点数が少なく 、コストの低減を図ることができる。
【0033】 さらに、潤滑油に添加したリ チウム石けんは、ジエステルを半固体状に呈させ る役目を有するため、輸送中、あるいは高温環境下での保管及び使用に際しても 、潤滑剤の漏洩を防止することができる。
【0034】 そしてさらに、ジエステルと リチウム石けんは他の潤滑油、増稠剤に比べて安 価であるため、上記各効果を安価な潤滑剤で得ることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す縦断正面図
【図2】同実施例のスラスト板の平面図
【図3】他の実施例を示す縦断正面図
【図4】摩擦トルクの変動の測定結果を示す図表
【符号の説明】
3 筒体 5 スラスト板 6、8 動圧発生溝 7 シャフト 14 球体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 動圧軸受装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す縦断正面図
【図2】同実施例のスラスト板の平面図
【図3】他の実施例を示す縦断正面図
【図4】摩擦トルクの変動の測定結果を示す図表
【符号の説明】 3 筒体 5 スラスト板 6、8 動圧発生溝 7 シャフト 14 球体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:02 50:10

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体とこれを支持する軸受部材の対向
    面における一方に動圧発生溝を形成した動圧軸受装置に
    おいて、前記回転体と軸受部材の対向部における潤滑面
    に、基油となるジエステルに重量で1%乃至5%のリチ
    ウム石けんを添加した潤滑剤を塗布したことを特徴とす
    る動圧軸受装置。
JP008994U 1994-07-25 1994-07-25 動圧軸受装置 Pending JPH0735821U (ja)

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JP008994U JPH0735821U (ja) 1994-07-25 1994-07-25 動圧軸受装置

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JP008994U JPH0735821U (ja) 1994-07-25 1994-07-25 動圧軸受装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211347A (en) * 1975-07-11 1977-01-28 British Gasu Corp Greased thrust bearing
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JPS63106327A (ja) * 1986-10-24 1988-05-11 Honda Motor Co Ltd 内燃機関

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