JPH073591A - 横編み室内装飾用布帛とその製造方法 - Google Patents
横編み室内装飾用布帛とその製造方法Info
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- JPH073591A JPH073591A JP6071043A JP7104394A JPH073591A JP H073591 A JPH073591 A JP H073591A JP 6071043 A JP6071043 A JP 6071043A JP 7104394 A JP7104394 A JP 7104394A JP H073591 A JPH073591 A JP H073591A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/10—Patterned fabrics or articles
- D04B1/12—Patterned fabrics or articles characterised by thread material
-
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- D04B7/04—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles with two sets of needles
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2505/00—Industrial
- D10B2505/08—Upholstery, mattresses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内装飾用布帛とその製造方法を提供するこ
と。 【構成】 美的表面を有し、グラウンド糸(好ましく
は、550〜900デシテックスのカウントを有する)
とシェニール糸(好ましくは、2000〜5000範囲
のデシテックスを有する)とを含み、シェニール糸が布
帛中に完全ループステッチとして編み込まれ、布帛の美
的表面にシェニール糸が出現した室内装飾用布帛。編成
が一対の向かい合ったの向かい合った独立的に作動可能
な針床を有する機械で実施され、各針床の針がその床内
で相互から独立的に、針床に沿って往復運動可能な運転
カムボックス路中へ移動可能であり、布帛がシェニール
糸37とグラウンド糸32とから、シェニール糸が布帛
に編み込まれることを特徴として形成される。
と。 【構成】 美的表面を有し、グラウンド糸(好ましく
は、550〜900デシテックスのカウントを有する)
とシェニール糸(好ましくは、2000〜5000範囲
のデシテックスを有する)とを含み、シェニール糸が布
帛中に完全ループステッチとして編み込まれ、布帛の美
的表面にシェニール糸が出現した室内装飾用布帛。編成
が一対の向かい合ったの向かい合った独立的に作動可能
な針床を有する機械で実施され、各針床の針がその床内
で相互から独立的に、針床に沿って往復運動可能な運転
カムボックス路中へ移動可能であり、布帛がシェニール
糸37とグラウンド糸32とから、シェニール糸が布帛
に編み込まれることを特徴として形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内装飾用布帛と室内装
飾用布帛の製造方法とに関し、特にソフトタッチ又はベ
ロア状感触を有する布帛に関する。
飾用布帛の製造方法とに関し、特にソフトタッチ又はベ
ロア状感触を有する布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】室内装飾用、特に例えば自動車のような
動力車内の椅子張り(upholstery)用のベロア織布は周知
である。このようなベロア布帛は魅力的な感触を有し、
自動車の椅子張りに用いるための高品質布帛と見なされ
る。ベロア布帛は非常に短いパイルを有し、通常の織布
に比べて比較的ソフトなタッチ(touch)を有することを
特徴とする。タッチのソフトさはベロアを摩ったとき又
は手の指をベロア上で前後に動かすときのパイルの揺動
作用に関連する。
動力車内の椅子張り(upholstery)用のベロア織布は周知
である。このようなベロア布帛は魅力的な感触を有し、
自動車の椅子張りに用いるための高品質布帛と見なされ
る。ベロア布帛は非常に短いパイルを有し、通常の織布
に比べて比較的ソフトなタッチ(touch)を有することを
特徴とする。タッチのソフトさはベロアを摩ったとき又
は手の指をベロア上で前後に動かすときのパイルの揺動
作用に関連する。
【0003】ベロア布帛は最初に、横方向繊維によって
相互結合した2本の縦糸から、複雑な織物を形成するこ
とによって製造された。横方向繊維を切断して、2本の
縦糸を分離すると、相互結合用繊維の残存が短いパイル
を形成し、これがベロアにその特徴的な感触を与える。
相互結合した2本の縦糸から、複雑な織物を形成するこ
とによって製造された。横方向繊維を切断して、2本の
縦糸を分離すると、相互結合用繊維の残存が短いパイル
を形成し、これがベロアにその特徴的な感触を与える。
【0004】より最近では、このようなベロア布帛がナ
イロン又はポリエステルパイルによって、双針ざおラッ
シェル縦編み機(twin needle bar Raschel warp knitti
ng machine)を用いて、この場合も相互連結した2層の
布帛を製造し、これを切り離して、分離した2枚のベロ
ア布帛を得ることによって製造されている。
イロン又はポリエステルパイルによって、双針ざおラッ
シェル縦編み機(twin needle bar Raschel warp knitti
ng machine)を用いて、この場合も相互連結した2層の
布帛を製造し、これを切り離して、分離した2枚のベロ
ア布帛を得ることによって製造されている。
【0005】織られた又は縦編みのベロア布帛によっ
て、いわゆるカットアンドソー(cut-and-sew)方法によ
ってシートが通常のやり方で張られる。個々の布帛パネ
ルを1枚の布帛から形に合わせて裁断し、このパネルを
縫い合わせて椅子張りカバーを製造する。これを椅子張
りコアー−典型的にフォームバン(foam bun)又は他の適
当なコアーー上に配置して、シートを製造する。
て、いわゆるカットアンドソー(cut-and-sew)方法によ
ってシートが通常のやり方で張られる。個々の布帛パネ
ルを1枚の布帛から形に合わせて裁断し、このパネルを
縫い合わせて椅子張りカバーを製造する。これを椅子張
りコアー−典型的にフォームバン(foam bun)又は他の適
当なコアーー上に配置して、シートを製造する。
【0006】さらに最近では、一定の形状に椅子張り用
ニット布帛を製造して、費用のかかる裁断及び縫製操作
を必要とせずに、このニット構造体を直接用いてコアを
張ることができるように、三次元ニット構造体を製造す
ることが提案されている。室内装飾材料(upholstery)用
の布帛構造体のこのような三次元編成(knitting)は、例
えばヨーロッパ特許第A0518582号、英国特許第
A2223034号、英国特許第A2223035号及
び英国特許第A2223036号に述べられており、こ
れらの明細書の全ての内容はここに参考文献として関係
する。本質的に、このような先行技術の参考文献の全て
は、1対の向かい合った針床を有し、針床の針がコンピ
ュータ化カム作動及び針選択機構の制御下で好ましく配
置した、複数のカムによって作動する、平らなV床横編
み機を用いている。
ニット布帛を製造して、費用のかかる裁断及び縫製操作
を必要とせずに、このニット構造体を直接用いてコアを
張ることができるように、三次元ニット構造体を製造す
ることが提案されている。室内装飾材料(upholstery)用
の布帛構造体のこのような三次元編成(knitting)は、例
えばヨーロッパ特許第A0518582号、英国特許第
A2223034号、英国特許第A2223035号及
び英国特許第A2223036号に述べられており、こ
れらの明細書の全ての内容はここに参考文献として関係
する。本質的に、このような先行技術の参考文献の全て
は、1対の向かい合った針床を有し、針床の針がコンピ
ュータ化カム作動及び針選択機構の制御下で好ましく配
置した、複数のカムによって作動する、平らなV床横編
み機を用いている。
【0007】しかし、現在まで、このような三次元ニッ
ト構造体系によって製造された布帛の全ては耐摩耗性外
面(hard wearing external surface)を有していた。表
面に魅力的なパターン又は他の外観を与えるために、表
面は複数の種々な着色糸から形成されるが、先行技術の
三次元ニット布帛の表面の感触は常に比較的硬質であっ
た。
ト構造体系によって製造された布帛の全ては耐摩耗性外
面(hard wearing external surface)を有していた。表
面に魅力的なパターン又は他の外観を与えるために、表
面は複数の種々な着色糸から形成されるが、先行技術の
三次元ニット布帛の表面の感触は常に比較的硬質であっ
た。
【0008】本発明は、ニットの室内装飾用布帛である
が、ベロア様ソフトタッチの美的表面(aesthetic surfa
ce)を有する布帛に関する。ここで用いる美的表面なる
用語は、使用時に装飾した(upholstered)構造体の目視
可能な外面に在る表面又は、このような面の消費者若し
くは使用者と視覚若しくは触覚関係にあるように配置さ
れる表面を意味する。
が、ベロア様ソフトタッチの美的表面(aesthetic surfa
ce)を有する布帛に関する。ここで用いる美的表面なる
用語は、使用時に装飾した(upholstered)構造体の目視
可能な外面に在る表面又は、このような面の消費者若し
くは使用者と視覚若しくは触覚関係にあるように配置さ
れる表面を意味する。
【0009】一重ジャージー布帛、すなわち一列の針で
製造されることができる布帛は針床と接触して製造され
る技術的正面(technical face side)と、針床から離れ
た技術的裏面ととを有する。このような布帛をV床機で
製造する場合には、布帛の技術的裏面はV床の中心線に
より近い布帛面である。通常のニット衣服製造では、布
帛の技術的正面は使用者によって見られる面であり、通
常は、衣服の外側の面である。
製造されることができる布帛は針床と接触して製造され
る技術的正面(technical face side)と、針床から離れ
た技術的裏面ととを有する。このような布帛をV床機で
製造する場合には、布帛の技術的裏面はV床の中心線に
より近い布帛面である。通常のニット衣服製造では、布
帛の技術的正面は使用者によって見られる面であり、通
常は、衣服の外側の面である。
【0010】これに比べて、二重ジャージー構造はV床
編成機の両床で製造され、編成の相互係合ループによっ
て相互結合した1対の面を実際に有する。それ故、二重
ジャージー構造体が一重ジャージー構造体よりも重量が
大きくなる傾向があることが理解されるであろう。
編成機の両床で製造され、編成の相互係合ループによっ
て相互結合した1対の面を実際に有する。それ故、二重
ジャージー構造体が一重ジャージー構造体よりも重量が
大きくなる傾向があることが理解されるであろう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の適用は、ベロ
ア様感触を有するニット一重ジャージー布帛とベロア様
感触を有するニット二重ジャージー布帛の両方の製造を
可能にする。本発明の他の利点は、本発明がその好まし
い形態において比較的高価な“有効”糸、すなわち比較
的高価なシェニール糸を最大限に利用することである。
ア様感触を有するニット一重ジャージー布帛とベロア様
感触を有するニット二重ジャージー布帛の両方の製造を
可能にする。本発明の他の利点は、本発明がその好まし
い形態において比較的高価な“有効”糸、すなわち比較
的高価なシェニール糸を最大限に利用することである。
【0012】ここで用いる“シェニール糸”とは、糸の
方向に連続的に伸びるコアと、シェニール糸にその特徴
的な外観と性質とを与えるように該コアに対して実質的
に直角に伸びるパイルとを有する糸を意味する。
方向に連続的に伸びるコアと、シェニール糸にその特徴
的な外観と性質とを与えるように該コアに対して実質的
に直角に伸びるパイルとを有する糸を意味する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によって、少なく
とも2種の糸、グラウンド糸とシェニール糸とから形成
され、シェニール糸が完全ループステッチとして布帛に
編み込まれる、室内装飾用布帛としての使用に適した、
一重ジャージー横編み布帛を提供する。好ましくは、シ
ェニール糸は2000〜5000範囲内のデシテックス
を有し、グラウンド糸は550〜900範囲内のデシテ
ックスを有し、便宜的に、列方向に8〜16畝/インチ
(2.54cm)が存在し、畝方向に8〜30列/イン
チが存在し、シェニール糸が布帛中にニットのループス
テッチとして編み込まれ、シェニール糸が目に見える布
帛の美的表面がこの布帛の技術的裏面である。好ましく
は、如何なるシェニール糸ステッチも畝方向に6個を越
える隣接シェニールステッチを有さない。
とも2種の糸、グラウンド糸とシェニール糸とから形成
され、シェニール糸が完全ループステッチとして布帛に
編み込まれる、室内装飾用布帛としての使用に適した、
一重ジャージー横編み布帛を提供する。好ましくは、シ
ェニール糸は2000〜5000範囲内のデシテックス
を有し、グラウンド糸は550〜900範囲内のデシテ
ックスを有し、便宜的に、列方向に8〜16畝/インチ
(2.54cm)が存在し、畝方向に8〜30列/イン
チが存在し、シェニール糸が布帛中にニットのループス
テッチとして編み込まれ、シェニール糸が目に見える布
帛の美的表面がこの布帛の技術的裏面である。好ましく
は、如何なるシェニール糸ステッチも畝方向に6個を越
える隣接シェニールステッチを有さない。
【0014】グラウンド糸は好ましくは550〜900
又は600〜800又は600〜750又は650〜7
00デシテックスの範囲内のデシテックスを有するエア
ーテクスチャード(air-textured)ポリエステル糸であ
る。シェニール糸は間にパイルを閉じ込めた、1対の撚
りナイロン及び/又はポリエステルストランドから形成
される。パイルは例えば低融点ナイロンストランドを用
いてストランドに結合される、又はパイルはストランド
に対して可動である。
又は600〜800又は600〜750又は650〜7
00デシテックスの範囲内のデシテックスを有するエア
ーテクスチャード(air-textured)ポリエステル糸であ
る。シェニール糸は間にパイルを閉じ込めた、1対の撚
りナイロン及び/又はポリエステルストランドから形成
される。パイルは例えば低融点ナイロンストランドを用
いてストランドに結合される、又はパイルはストランド
に対して可動である。
【0015】シェニール糸は2500〜5000デシテ
ックス、好ましくは3000〜4000、さらに好まし
くは3250〜3500デシテックス範囲内、又は33
50デシテックスのカウントを有する。シェニール糸は
好ましくは可動なパイル及び/又は伸張性コアを有する
糸である。
ックス、好ましくは3000〜4000、さらに好まし
くは3250〜3500デシテックス範囲内、又は33
50デシテックスのカウントを有する。シェニール糸は
好ましくは可動なパイル及び/又は伸張性コアを有する
糸である。
【0016】好ましくは各完全ループシェニール糸ステ
ッチは各側にグラウンド糸ステッチを有し、各隣接列に
グラウンド糸ステッチを有する。好ましくは、布帛の如
何なる部分も列方向に6個を越える隣接完全ループシェ
ニール糸ステッチを有さない。
ッチは各側にグラウンド糸ステッチを有し、各隣接列に
グラウンド糸ステッチを有する。好ましくは、布帛の如
何なる部分も列方向に6個を越える隣接完全ループシェ
ニール糸ステッチを有さない。
【0017】本発明はさらに、少なくとも2種の糸、グ
ラウンド糸とシェニール糸とから形成され、シェニール
糸が2000〜5000範囲内のデシテックスを有し、
グラウンド糸が550〜900範囲内のデシテックスを
有し、布帛の列方向に8〜16畝/インチ(2.54c
m)が存在し、畝方向に8〜30列/インチが存在し、
シェニール糸が完全ループステッチとして布帛に編み込
まれ、シェニール糸が目に見える、布帛の美的表面がこ
の布帛の技術的裏面である一重ジャージー横編み布帛を
提供する。
ラウンド糸とシェニール糸とから形成され、シェニール
糸が2000〜5000範囲内のデシテックスを有し、
グラウンド糸が550〜900範囲内のデシテックスを
有し、布帛の列方向に8〜16畝/インチ(2.54c
m)が存在し、畝方向に8〜30列/インチが存在し、
シェニール糸が完全ループステッチとして布帛に編み込
まれ、シェニール糸が目に見える、布帛の美的表面がこ
の布帛の技術的裏面である一重ジャージー横編み布帛を
提供する。
【0018】該シェニール糸は2000〜5000範囲
内のデシテックスを有し、グラウンド糸は好ましくは5
50〜900範囲内のデシテックスを有するエアーテク
スチャードポリエステル糸である。
内のデシテックスを有し、グラウンド糸は好ましくは5
50〜900範囲内のデシテックスを有するエアーテク
スチャードポリエステル糸である。
【0019】本発明はさらにまた、布帛が少なくとも2
種の糸から編まれ、その内の1種がシェニール糸である
こと、シェニール糸が布帛の所定領域において布帛の片
面のみに出現するようにループステッチとして布帛に編
み込まれること、シェニール糸の繊維カウントが他方の
糸の繊維カウントよりも大きいこと、及び布帛のバラン
スを保ち、実質的に非カーリング性布帛を製造するよう
に、他方の糸のより多くのステッチが非シェニール側に
形成されることを特徴とする横編み二重ジャージー室内
装飾用布帛をも提供する。
種の糸から編まれ、その内の1種がシェニール糸である
こと、シェニール糸が布帛の所定領域において布帛の片
面のみに出現するようにループステッチとして布帛に編
み込まれること、シェニール糸の繊維カウントが他方の
糸の繊維カウントよりも大きいこと、及び布帛のバラン
スを保ち、実質的に非カーリング性布帛を製造するよう
に、他方の糸のより多くのステッチが非シェニール側に
形成されることを特徴とする横編み二重ジャージー室内
装飾用布帛をも提供する。
【0020】本発明はさらに、シェニール糸が1000
〜2500デシテックスの範囲内のカウントを有し、他
方の糸が500〜800デシテックスの範囲内のカウン
トを有し、布帛が、列方向において10〜16(好まし
くは14)畝/インチを有し、畝方向において20〜4
0(好ましくは30)ステッチ/インチを有するよう
に、10〜16(好ましくは12)範囲内のゲージを有
する機械で編まれたものである、このような二重ジャー
ジー布帛を提供する。シェニール糸のパイル成分は1デ
ニール/フィラメント〜4デニール/フィラメントの範
囲内のデシテックスを有し、1.25mm〜2.5m
m、好ましくは1.4〜1.75mmの範囲内の長さを
有する。
〜2500デシテックスの範囲内のカウントを有し、他
方の糸が500〜800デシテックスの範囲内のカウン
トを有し、布帛が、列方向において10〜16(好まし
くは14)畝/インチを有し、畝方向において20〜4
0(好ましくは30)ステッチ/インチを有するよう
に、10〜16(好ましくは12)範囲内のゲージを有
する機械で編まれたものである、このような二重ジャー
ジー布帛を提供する。シェニール糸のパイル成分は1デ
ニール/フィラメント〜4デニール/フィラメントの範
囲内のデシテックスを有し、1.25mm〜2.5m
m、好ましくは1.4〜1.75mmの範囲内の長さを
有する。
【0021】2種以上の他の糸が存在しうる。他方の糸
は好ましくはエアーテクスチャードポリエステル糸であ
り、その1個以上のストランドがトリローバル(triloba
l)ポリエステルでありうる。エアーテクスチャードポリ
エステル糸は好ましくは0.1〜0.45の範囲内の糸
対金属摩擦係数を有する。
は好ましくはエアーテクスチャードポリエステル糸であ
り、その1個以上のストランドがトリローバル(triloba
l)ポリエステルでありうる。エアーテクスチャードポリ
エステル糸は好ましくは0.1〜0.45の範囲内の糸
対金属摩擦係数を有する。
【0022】シェニール糸は好ましくはその切断荷重の
1/2において5%〜15%の範囲内の伸び率を有す
る。シェニール糸は好ましくは、3未満、特に0.2〜
3の糸対金属摩擦係数(μ)を有する。シェニール糸の
好ましい切断荷重は750〜1250cN/Texの範
囲内である。
1/2において5%〜15%の範囲内の伸び率を有す
る。シェニール糸は好ましくは、3未満、特に0.2〜
3の糸対金属摩擦係数(μ)を有する。シェニール糸の
好ましい切断荷重は750〜1250cN/Texの範
囲内である。
【0023】好ましくは布帛の如何なる部分においても
シェニール糸の隣接列は6個以下であり、さらに好まし
くはシェニール糸の隣接列のこのような部分は布帛の縁
に限定される。さらに好ましくはシェニール糸の各列は
各側に1個のみの列を有する。
シェニール糸の隣接列は6個以下であり、さらに好まし
くはシェニール糸の隣接列のこのような部分は布帛の縁
に限定される。さらに好ましくはシェニール糸の各列は
各側に1個のみの列を有する。
【0024】布帛は1対の向かい合った、1対の針床を
有する水平床編成機(flat bed knitting machine)で編
成される。この編成機は10〜16範囲内、好ましくは
10〜14範囲内、さらに好ましくは12のゲージを有
する。この編成機は二カム装置又は三カム若しくは四カ
ム装置でありうる。
有する水平床編成機(flat bed knitting machine)で編
成される。この編成機は10〜16範囲内、好ましくは
10〜14範囲内、さらに好ましくは12のゲージを有
する。この編成機は二カム装置又は三カム若しくは四カ
ム装置でありうる。
【0025】本発明は、編成が1対の向かい合った、独
立的に作動可能な針床を有する機械で実施され、各針床
の針がその床内で相互から独立的に、針床に沿って往復
運動可能な運転カムボックス路中へ移動可能であり、布
帛がシェニール糸と非シェニール糸とから形成され、シ
ェニール糸が布帛に編み込まれることを特徴とする室内
装飾用布帛の編成方法をも提供する。
立的に作動可能な針床を有する機械で実施され、各針床
の針がその床内で相互から独立的に、針床に沿って往復
運動可能な運転カムボックス路中へ移動可能であり、布
帛がシェニール糸と非シェニール糸とから形成され、シ
ェニール糸が布帛に編み込まれることを特徴とする室内
装飾用布帛の編成方法をも提供する。
【0026】この方法を用いて、交互列がシェニール糸
と非シェニール糸とから形成され、1列のシェニール糸
が交互針で編成される一重ジャージー構造体を編成する
ことができる。さらに好ましくは、第1列のシェニール
糸を偶数番号の針で編成され、シェニール糸を含む第2
列は奇数番号の針で編成される。
と非シェニール糸とから形成され、1列のシェニール糸
が交互針で編成される一重ジャージー構造体を編成する
ことができる。さらに好ましくは、第1列のシェニール
糸を偶数番号の針で編成され、シェニール糸を含む第2
列は奇数番号の針で編成される。
【0027】さらに好ましくは、6列以下のシェニール
糸が逐次編成される。
糸が逐次編成される。
【0028】好ましくは、該方法は10〜14範囲内の
針ゲージを有する装置を用いて、二カムボックスを有す
る装置で実施される。
針ゲージを有する装置を用いて、二カムボックスを有す
る装置で実施される。
【0029】或いは、室内装飾用布帛の編成方法を用い
て、シェニール糸を非シェニール糸よりも大きいループ
で編成して、二重ジャージー構造体を製造することがで
きる。好ましくは、シェニール糸の2ループ以下がニッ
ト構造体の中央部分に相互係合するように、二重ジャー
ジー構造体中にシェニール糸を編み込む。
て、シェニール糸を非シェニール糸よりも大きいループ
で編成して、二重ジャージー構造体を製造することがで
きる。好ましくは、シェニール糸の2ループ以下がニッ
ト構造体の中央部分に相互係合するように、二重ジャー
ジー構造体中にシェニール糸を編み込む。
【0030】
【実施例】次に、実施例によって、本発明の実施態様を
添付図面に関連して説明する。
添付図面に関連して説明する。
【0031】本発明は好ましくは水平V床編成機で実施
される。このような編成機に関する詳細は刊行物、“ジ
ュビード ニッティング マニュアル(Dubied Knitting
Manual)”,エドワード ジュビード カンパニーSA
(Edward Dubied Company SA),スイス ノイチャテル
(1967)出版に見い出される。水平V床編成機は周
知であり、多くのこのような装置が現在コンピューター
制御されている。上述したように、乗り物への使用に適
した椅子張り用布帛を編成するために、幾つかの提案が
なされている(例えば、英国特許第A2223034号
を参照のこと)。乗り物の椅子張り用布帛は乗り物内で
通常経験される条件に耐えなければならない。このこと
は、このような椅子張り用布帛が耐摩耗性かつ耐引き裂
き性であり、外観において魅力的であり、このような外
観を長時間にわたって維持しなければならない。織布を
用いた通常の裁断及び縫製プロセスでは、かなりの時間
前に、乗り物のために新たな布帛のデザインを形成する
ことが必要である。通常の裁断及び縫製方法はそれらの
製造プロセスにおいて布帛材料を無駄にし、非常に時間
がかかる。
される。このような編成機に関する詳細は刊行物、“ジ
ュビード ニッティング マニュアル(Dubied Knitting
Manual)”,エドワード ジュビード カンパニーSA
(Edward Dubied Company SA),スイス ノイチャテル
(1967)出版に見い出される。水平V床編成機は周
知であり、多くのこのような装置が現在コンピューター
制御されている。上述したように、乗り物への使用に適
した椅子張り用布帛を編成するために、幾つかの提案が
なされている(例えば、英国特許第A2223034号
を参照のこと)。乗り物の椅子張り用布帛は乗り物内で
通常経験される条件に耐えなければならない。このこと
は、このような椅子張り用布帛が耐摩耗性かつ耐引き裂
き性であり、外観において魅力的であり、このような外
観を長時間にわたって維持しなければならない。織布を
用いた通常の裁断及び縫製プロセスでは、かなりの時間
前に、乗り物のために新たな布帛のデザインを形成する
ことが必要である。通常の裁断及び縫製方法はそれらの
製造プロセスにおいて布帛材料を無駄にし、非常に時間
がかかる。
【0032】乗り物のための椅子張り用布帛の編成製造
方法を用いることの重大な利点は、カバー用布帛が単回
編成操作で所望の形状に製造され、布帛製造に用いられ
る糸の全てがシートに直接用いられる点で、布帛材料の
無駄が殆ど無いことである。
方法を用いることの重大な利点は、カバー用布帛が単回
編成操作で所望の形状に製造され、布帛製造に用いられ
る糸の全てがシートに直接用いられる点で、布帛材料の
無駄が殆ど無いことである。
【0033】本発明者は、ソフトタッチ又はベロア状感
触を有し、乗り物椅子張り用シートカバー及び他の室内
装飾用製品への使用に適した室内装飾用布帛として、微
細ゲージ編成機での形成を可能にする編成方法によって
製造される布帛構造体と、このような布帛の製造を可能
にする同布帛構造体の製造方法を今回開発した。
触を有し、乗り物椅子張り用シートカバー及び他の室内
装飾用製品への使用に適した室内装飾用布帛として、微
細ゲージ編成機での形成を可能にする編成方法によって
製造される布帛構造体と、このような布帛の製造を可能
にする同布帛構造体の製造方法を今回開発した。
【0034】この布帛はここで述べるように少なくとも
1種のシェニール糸によって製造される。シェニール糸
の細長いコアを例えばポリエステル又はナイロンのよう
な、適当なポリマー材料から形成することができ、この
コアにパイル繊維を付着させる。このパイル繊維も例え
ばポリエステル又はナイロンのような、適当なポリマー
材料から形成することができる。
1種のシェニール糸によって製造される。シェニール糸
の細長いコアを例えばポリエステル又はナイロンのよう
な、適当なポリマー材料から形成することができ、この
コアにパイル繊維を付着させる。このパイル繊維も例え
ばポリエステル又はナイロンのような、適当なポリマー
材料から形成することができる。
【0035】図1と2を参照すると、これらはシェニー
ル糸の好ましい形状を概略的に示す。例示するシェニー
ル糸は、図示するように撚り合わされた1対のポリエス
テルコア糸1,2を含む。糸1,2の間には糸上でパイ
ルを形成する数片の短い繊維3を閉じ込める。図2に見
ることができるように、パイル3はコア糸1,2が長軸
を中心として撚り合わされるときに、複合シェニール糸
の全周囲に及ぶ。例示する糸は多くの方法によって、例
えば糸1,2を同時に撚り合わせ、それらの間にパイル
繊維3を閉じ込めて糸アセンブリを形成する。1つの構
成形式では、細長いコア糸1,2を撚り合わせることか
ら生ずる摩擦によってのみ、パイル繊維3を糸1,2の
間に閉じ込める。代替え構成形式では、パイル繊維3を
細長いコア糸1,2に接着する。このような構造体を接
着させる好ましい方法はコア糸1,2のいずれかに平行
に第3要素を供給することであり、糸が製造されるとき
にシェニール糸アセンブリ中に第3要素を混入する。こ
のような第3要素として好ましい物質は低融点ナイロン
である。シェニール糸アセンブリが製造されたならば、
これをーー例えばスチーム又は熱風の使用によってーー
加熱して、ナイロンを軟化させ、糸アセンブリのコア糸
1,2にパイル繊維3を結合させることができる。
ル糸の好ましい形状を概略的に示す。例示するシェニー
ル糸は、図示するように撚り合わされた1対のポリエス
テルコア糸1,2を含む。糸1,2の間には糸上でパイ
ルを形成する数片の短い繊維3を閉じ込める。図2に見
ることができるように、パイル3はコア糸1,2が長軸
を中心として撚り合わされるときに、複合シェニール糸
の全周囲に及ぶ。例示する糸は多くの方法によって、例
えば糸1,2を同時に撚り合わせ、それらの間にパイル
繊維3を閉じ込めて糸アセンブリを形成する。1つの構
成形式では、細長いコア糸1,2を撚り合わせることか
ら生ずる摩擦によってのみ、パイル繊維3を糸1,2の
間に閉じ込める。代替え構成形式では、パイル繊維3を
細長いコア糸1,2に接着する。このような構造体を接
着させる好ましい方法はコア糸1,2のいずれかに平行
に第3要素を供給することであり、糸が製造されるとき
にシェニール糸アセンブリ中に第3要素を混入する。こ
のような第3要素として好ましい物質は低融点ナイロン
である。シェニール糸アセンブリが製造されたならば、
これをーー例えばスチーム又は熱風の使用によってーー
加熱して、ナイロンを軟化させ、糸アセンブリのコア糸
1,2にパイル繊維3を結合させることができる。
【0036】本発明による布帛の製造では、シェニール
糸の使用の他に、非シェニール糸又はグラウンド(groun
d)糸の使用が必要である。グラウンド糸として好ましい
物質は550〜900範囲内、好ましくは650〜75
0範囲内のデシテックスを有するエアーテクスチャード
ポリエステル物質である。シェニール糸とエアーテクス
チャードグラウンド糸とは同じ色又は異なる色のいずれ
でもよく、シェニール糸中のパイル繊維3はシェニール
糸の長さに沿って同じ色であるか、又は最後のニット製
品にメラーンジュ(melange)効果を与えるように、異な
る色であることもできる。1種以上のシェニール糸の他
に2種以上のグラウンド糸が存在しうる。これは特に二
重ジャージー構造の場合である。
糸の使用の他に、非シェニール糸又はグラウンド(groun
d)糸の使用が必要である。グラウンド糸として好ましい
物質は550〜900範囲内、好ましくは650〜75
0範囲内のデシテックスを有するエアーテクスチャード
ポリエステル物質である。シェニール糸とエアーテクス
チャードグラウンド糸とは同じ色又は異なる色のいずれ
でもよく、シェニール糸中のパイル繊維3はシェニール
糸の長さに沿って同じ色であるか、又は最後のニット製
品にメラーンジュ(melange)効果を与えるように、異な
る色であることもできる。1種以上のシェニール糸の他
に2種以上のグラウンド糸が存在しうる。これは特に二
重ジャージー構造の場合である。
【0037】図3に関して例示するような、本発明によ
る編成方法の1実施態様では、被覆(upholstered)構造
体への使用に適した布帛の一重ジャージー構造体を製造
する。この布帛は、ポリエステルパイルとポリエステル
又はナイロンのコアとが存在する3350デシテックス
のシェニール糸と、ゲラウンド糸としての700〜80
0デシデックスのポリエステル糸とを用いて、12ゲー
ジ編成機で形成することができる。一重ジャージー構造
体としての布帛の編成に用いる装置は好ましくは二カム
装置であり、シェニール糸とグラウンド糸の両方を1回
パスで編成することができる。二カム装置では、カムボ
ックスは2つの分離カムを含み、これらはカムボックス
が針床を横切るときに2つの連続操作で針を制御するこ
とができる。従って、2本の糸と2個のカムの使用によ
って、2列の布帛がカムボックスの1回の運動で編成さ
れることができる。
る編成方法の1実施態様では、被覆(upholstered)構造
体への使用に適した布帛の一重ジャージー構造体を製造
する。この布帛は、ポリエステルパイルとポリエステル
又はナイロンのコアとが存在する3350デシテックス
のシェニール糸と、ゲラウンド糸としての700〜80
0デシデックスのポリエステル糸とを用いて、12ゲー
ジ編成機で形成することができる。一重ジャージー構造
体としての布帛の編成に用いる装置は好ましくは二カム
装置であり、シェニール糸とグラウンド糸の両方を1回
パスで編成することができる。二カム装置では、カムボ
ックスは2つの分離カムを含み、これらはカムボックス
が針床を横切るときに2つの連続操作で針を制御するこ
とができる。従って、2本の糸と2個のカムの使用によ
って、2列の布帛がカムボックスの1回の運動で編成さ
れることができる。
【0038】それぞれ2列のドット33,34によって
表される下部床と上部床の針による通常のステッチ線図
である図3に示すように、矢印30,31の方向のカム
の第1通過は最初に下部床33の各針上でグラウンド糸
32を編む。図3では、上部床34が用いられないこと
を知ることができる。これは一重ジャージー布帛の特徴
であり、全構造は単独の針床で編成されることができ
る。通常の一重ジャージー構造では、布帛の技術的正面
が面35上に製造され、布帛の面36は布帛の技術的裏
面である。一重ジャージー衣類用布帛では、技術的正面
35が衣類の観察者が見る衣類の外側面であるという意
味で美的表面でもある。
表される下部床と上部床の針による通常のステッチ線図
である図3に示すように、矢印30,31の方向のカム
の第1通過は最初に下部床33の各針上でグラウンド糸
32を編む。図3では、上部床34が用いられないこと
を知ることができる。これは一重ジャージー布帛の特徴
であり、全構造は単独の針床で編成されることができ
る。通常の一重ジャージー構造では、布帛の技術的正面
が面35上に製造され、布帛の面36は布帛の技術的裏
面である。一重ジャージー衣類用布帛では、技術的正面
35が衣類の観察者が見る衣類の外側面であるという意
味で美的表面でもある。
【0039】グラウンド糸32が下部針床33の全ての
針で編まれた後に、シェニール糸37が下部針床33の
交互(奇数番号)針で編まれる。下部床なる用語は図面
における下部床を意味するーーこれは通常、前床(操作
者に近い)と見なされ、上部床は後床と見なされる。好
ましくは、カムはグラウンド糸から生ずるループに比べ
て、シェニール糸からやや長いループを形成するように
セットされる。シェニール糸37が編まれた後に、図3
に示すように、カムボックスは針床の左端にある。
針で編まれた後に、シェニール糸37が下部針床33の
交互(奇数番号)針で編まれる。下部床なる用語は図面
における下部床を意味するーーこれは通常、前床(操作
者に近い)と見なされ、上部床は後床と見なされる。好
ましくは、カムはグラウンド糸から生ずるループに比べ
て、シェニール糸からやや長いループを形成するように
セットされる。シェニール糸37が編まれた後に、図3
に示すように、カムボックスは針床の左端にある。
【0040】矢印38,39の方向におけるカムの逆の
運動では、グラウンド糸32の他の列が下部針床33で
編まれ、次に他の列のシェニール糸37がこの時は下部
針床33の交互の偶数番号針で編まれる。
運動では、グラウンド糸32の他の列が下部針床33で
編まれ、次に他の列のシェニール糸37がこの時は下部
針床33の交互の偶数番号針で編まれる。
【0041】4列のこのシーケンス(sequence)が無限に
繰り返されて、シェニール糸とグラウンド糸との組合せ
から形成される構造体を生ずる。シェニール糸はこの構
造体に完全に固定されるが、シェニール糸のパイルはこ
の編成シーケンスによって得られる布帛の面36にのみ
効果的に出現することが判明している。このことは面3
6がベロア状感触を有するが面35はパイルを殆ど有さ
ないことを意味する。
繰り返されて、シェニール糸とグラウンド糸との組合せ
から形成される構造体を生ずる。シェニール糸はこの構
造体に完全に固定されるが、シェニール糸のパイルはこ
の編成シーケンスによって得られる布帛の面36にのみ
効果的に出現することが判明している。このことは面3
6がベロア状感触を有するが面35はパイルを殆ど有さ
ないことを意味する。
【0042】この効果は、布帛の技術的裏面36が布帛
の美的表面になることである。重要なことは、高価なパ
イルの大部分が布帛の美的表面に放出されるように高価
なシェニール糸が布帛中に含まれることである。一重ジ
ャージー構造体が平らな布帛として形成されるか、又は
ボックス構造体として編成される。前床と後床33,3
4で同時に2つの平行な、一重ジャージー層が得られ、
ループが相互結合することなく、布帛の両縁が相互結合
するならば、管が形成されることが理解される。従っ
て、カムボックスが矢印30,31の方向に移動すると
きに、全ての編成が針床33で行われるように、布帛が
編成されることができる。しかし、カムボックスが矢印
38,39の方向に移動するときに、全ての編成は針床
34で行われる。各ストロークの終了時に、糸は1つの
針床から他方の針床へループにされ、管状構造体が製造
される。このような構造体は、例えば椅子の背もたれの
両面を被覆するために用いられる。
の美的表面になることである。重要なことは、高価なパ
イルの大部分が布帛の美的表面に放出されるように高価
なシェニール糸が布帛中に含まれることである。一重ジ
ャージー構造体が平らな布帛として形成されるか、又は
ボックス構造体として編成される。前床と後床33,3
4で同時に2つの平行な、一重ジャージー層が得られ、
ループが相互結合することなく、布帛の両縁が相互結合
するならば、管が形成されることが理解される。従っ
て、カムボックスが矢印30,31の方向に移動すると
きに、全ての編成が針床33で行われるように、布帛が
編成されることができる。しかし、カムボックスが矢印
38,39の方向に移動するときに、全ての編成は針床
34で行われる。各ストロークの終了時に、糸は1つの
針床から他方の針床へループにされ、管状構造体が製造
される。このような構造体は、例えば椅子の背もたれの
両面を被覆するために用いられる。
【0043】一重ジャージー布帛の製造に用いられるシ
ェニール糸37は好ましくは比較的高いカウントーー3
000〜5000デシテックスーーであるので、布帛は
室内装飾材料ウェート(upholstery weight)を有する。
シェニール糸は、パイルが糸の細長い部分を形成するス
トランド1,2の対の間の摩擦によってのみ維持される
ような種類である。このような構造体では、12ゲージ
針がシェニール糸の細長い長軸コアと接触して、ステッ
チ形成ループが糸のコア上にのみ形成されるようにパイ
ル3を伸ばすために、これを引っ張ることができる。こ
れは、糸の技術的正面にコアのみを引っ張ることによっ
て、パイルが布帛の美的表面を形成する技術的裏面上の
シェニール糸部分に残されるので、シェニール糸の利用
効率をさらに高めることになる。このことは、非常に重
いシェニール糸が編成されることができ、シェニール糸
を布帛中に確実に固定し、布帛の美的表面に出現するパ
イルの割合に関して非常に高い効率でシェニール糸を利
用することを意味する。
ェニール糸37は好ましくは比較的高いカウントーー3
000〜5000デシテックスーーであるので、布帛は
室内装飾材料ウェート(upholstery weight)を有する。
シェニール糸は、パイルが糸の細長い部分を形成するス
トランド1,2の対の間の摩擦によってのみ維持される
ような種類である。このような構造体では、12ゲージ
針がシェニール糸の細長い長軸コアと接触して、ステッ
チ形成ループが糸のコア上にのみ形成されるようにパイ
ル3を伸ばすために、これを引っ張ることができる。こ
れは、糸の技術的正面にコアのみを引っ張ることによっ
て、パイルが布帛の美的表面を形成する技術的裏面上の
シェニール糸部分に残されるので、シェニール糸の利用
効率をさらに高めることになる。このことは、非常に重
いシェニール糸が編成されることができ、シェニール糸
を布帛中に確実に固定し、布帛の美的表面に出現するパ
イルの割合に関して非常に高い効率でシェニール糸を利
用することを意味する。
【0044】一重ジャージー布帛は多くの用途を有する
が、三次元ニット室内装飾用布帛では、二重ジャージー
構造体を製造することが多くの場合に非常に望ましい。
二重ジャージー構造体は重量が重くなる傾向があり、絶
対必要な(integral)付属特徴を付けて形成される可能性
を有する。さらに、二重ジャージー構造体によると、一
重ジャージー構造体によって可能であるよりもパターン
化及び着色の非常に大きな可能性が生ずる。それ故、本
発明の重要な特徴は、本発明を用いて、二重ジャージー
布帛の片面(一定範囲内)にベロア状外観と感触を有す
る二重ジャージー布帛を編成することができることであ
る。
が、三次元ニット室内装飾用布帛では、二重ジャージー
構造体を製造することが多くの場合に非常に望ましい。
二重ジャージー構造体は重量が重くなる傾向があり、絶
対必要な(integral)付属特徴を付けて形成される可能性
を有する。さらに、二重ジャージー構造体によると、一
重ジャージー構造体によって可能であるよりもパターン
化及び着色の非常に大きな可能性が生ずる。それ故、本
発明の重要な特徴は、本発明を用いて、二重ジャージー
布帛の片面(一定範囲内)にベロア状外観と感触を有す
る二重ジャージー布帛を編成することができることであ
る。
【0045】図4を参照すると、これはシェニール糸と
グラウンド糸とから形成される二重ジャージー構造の1
形式の編成シーケンスを示す。この場合も、二重ジャー
ジー布帛を12ゲージ水平V床編成機で製造するが、こ
の場合には、使用シェニール糸は1440デシテックス
であり、糸のパイルがある種の結合方法を用いて、例え
ば、シェニール糸の製造後に、低融点ストランドの軟化
点を越えて糸を加熱するとストランドが溶融又は軟化し
て、冷却時にパイル中に固定されるように、細長いコア
糸の1つに低融点ストランドを結合させる結合方法によ
って糸中に固定される種類である。
グラウンド糸とから形成される二重ジャージー構造の1
形式の編成シーケンスを示す。この場合も、二重ジャー
ジー布帛を12ゲージ水平V床編成機で製造するが、こ
の場合には、使用シェニール糸は1440デシテックス
であり、糸のパイルがある種の結合方法を用いて、例え
ば、シェニール糸の製造後に、低融点ストランドの軟化
点を越えて糸を加熱するとストランドが溶融又は軟化し
て、冷却時にパイル中に固定されるように、細長いコア
糸の1つに低融点ストランドを結合させる結合方法によ
って糸中に固定される種類である。
【0046】このような結合する糸は結合状態で又は未
結合状態で編成することができ、編成前に又は構造体が
編成された後に(例えば、その後のスチーム処理中
に)、糸にパイルを結合させる。
結合状態で編成することができ、編成前に又は構造体が
編成された後に(例えば、その後のスチーム処理中
に)、糸にパイルを結合させる。
【0047】二重ジャージー構造体の使用は布帛を加重
するので、二重ジャージー布帛では低いデシテックスの
シェニール糸が可能である。
するので、二重ジャージー布帛では低いデシテックスの
シェニール糸が可能である。
【0048】図4に示すように、二重カム系を用いて、
下部床43と上部床44との針で連続的に、シェニール
糸42とグラウンド糸47とを単回パスで編むことによ
って、布帛が製造される。
下部床43と上部床44との針で連続的に、シェニール
糸42とグラウンド糸47とを単回パスで編むことによ
って、布帛が製造される。
【0049】矢印40,41の方向におけるカムボック
スの右から左への最初のパスでは、シェニール糸42が
下部針床43の針で編まれる。この場合のシェニール糸
は下部針床の全ての針で編まれる。矢印41の方向での
カムボックスの同じパスでは、約750のデシテックス
を有するエアーテクスチャードポリエステルグラウンド
糸47が図示するように編まれる。この場合には、ポリ
エステルグラウンド糸は上部針床44の全ての針と下部
針床43の交互の偶数番号の針とで編まれる。
スの右から左への最初のパスでは、シェニール糸42が
下部針床43の針で編まれる。この場合のシェニール糸
は下部針床の全ての針で編まれる。矢印41の方向での
カムボックスの同じパスでは、約750のデシテックス
を有するエアーテクスチャードポリエステルグラウンド
糸47が図示するように編まれる。この場合には、ポリ
エステルグラウンド糸は上部針床44の全ての針と下部
針床43の交互の偶数番号の針とで編まれる。
【0050】矢印45,46の方向におけるカムボック
スの左から右への逆の移動では、シェニール糸42が再
び下部針床43の全ての針で編まれる。しかし、グラウ
ンド糸47は下部針床43では交互の奇数番号の針での
み編まれるが、この場合にも上部針床44では全ての針
で編まれる。
スの左から右への逆の移動では、シェニール糸42が再
び下部針床43の全ての針で編まれる。しかし、グラウ
ンド糸47は下部針床43では交互の奇数番号の針での
み編まれるが、この場合にも上部針床44では全ての針
で編まれる。
【0051】この場合にも、図4に図示した4列の構造
が、ソフトタッチ感触を有する重質二重ジャージー布帛
を製造するために如何なる必要な度合いにも繰り返され
る。布帛の面48はベロア状感触を有し、布帛面49は
硬質のポリエステル状感触を有する。この場合にも、シ
ェニール糸のパイルの大部分が面48上での効果のため
に放出され、二重ジャージー構造体の面49にはパイル
が殆ど出現しない。後針床では、ステッチの100%が
ポリエステルグラウンド糸から形成されることが見られ
る。前針床では、ステッチの67%がシェニール糸から
形成され、33%がポリエステルグラウンド糸から形成
される。この場合にも、シェニール糸のステッチはポリ
エステル糸のステッチよりもややゆるく−−やや大きい
ループを有して−−形成される。ストール(Stoll)編成
機では、ポリエステル糸とシェニール糸とのステッチ長
さの比は典型的に10.3〜11.5である。これは前
面ループに出現するシェニール糸のパイル割合を80〜
90%範囲にする。この場合にも、このことは高価なシ
ェニール糸の非常に高い割合が布帛のベロア効果の発生
に用いられることを意味する。それ故、高価なシェニー
ルタイプ糸が布帛の内部構造に失われることは殆ど無
い。上記編成方法の他の利点は、シェニール糸が布帛中
に確実に固定され、従って布帛が非常に良好な耐摩耗性
を有することである。
が、ソフトタッチ感触を有する重質二重ジャージー布帛
を製造するために如何なる必要な度合いにも繰り返され
る。布帛の面48はベロア状感触を有し、布帛面49は
硬質のポリエステル状感触を有する。この場合にも、シ
ェニール糸のパイルの大部分が面48上での効果のため
に放出され、二重ジャージー構造体の面49にはパイル
が殆ど出現しない。後針床では、ステッチの100%が
ポリエステルグラウンド糸から形成されることが見られ
る。前針床では、ステッチの67%がシェニール糸から
形成され、33%がポリエステルグラウンド糸から形成
される。この場合にも、シェニール糸のステッチはポリ
エステル糸のステッチよりもややゆるく−−やや大きい
ループを有して−−形成される。ストール(Stoll)編成
機では、ポリエステル糸とシェニール糸とのステッチ長
さの比は典型的に10.3〜11.5である。これは前
面ループに出現するシェニール糸のパイル割合を80〜
90%範囲にする。この場合にも、このことは高価なシ
ェニール糸の非常に高い割合が布帛のベロア効果の発生
に用いられることを意味する。それ故、高価なシェニー
ルタイプ糸が布帛の内部構造に失われることは殆ど無
い。上記編成方法の他の利点は、シェニール糸が布帛中
に確実に固定され、従って布帛が非常に良好な耐摩耗性
を有することである。
【0052】1000サイクルにわたって1000gの
荷重を加えるCS10ホイールを用いたテイバー(Tabe
r)試験において、本発明に従って製造された布帛はベロ
ア織布とほぼ同じ耐摩耗性特徴を有した。1〜5のスケ
ール(1は破滅的破損、3は合格、5は糸の破断又は布
帛の障害なし)において、図4のステッチ線図によって
製造された布帛は一貫して4〜5の評価を得た。
荷重を加えるCS10ホイールを用いたテイバー(Tabe
r)試験において、本発明に従って製造された布帛はベロ
ア織布とほぼ同じ耐摩耗性特徴を有した。1〜5のスケ
ール(1は破滅的破損、3は合格、5は糸の破断又は布
帛の障害なし)において、図4のステッチ線図によって
製造された布帛は一貫して4〜5の評価を得た。
【0053】図4に示した構造は本質的に単色構造体で
あるが、異なる色のシェニール糸とグラウンド糸とを用
いる場合には、2色が出現する。
あるが、異なる色のシェニール糸とグラウンド糸とを用
いる場合には、2色が出現する。
【0054】しかし、シェニール糸の色である第3色と
調和する、2色ジャカードパターン布帛の製造が特に重
要である。このような布帛の経済的な製造のためには、
三カム系編成機が好ましく、このような編成機はこの種
の2色ジャカードパターンの製造において二カム編成機
よりも高い生産性を有する。二カム編成機では、糸が編
成中に正確な位置に確実にあるようにするために、カム
ボックスが幾つかのブランクパスを行わなければならな
い。
調和する、2色ジャカードパターン布帛の製造が特に重
要である。このような布帛の経済的な製造のためには、
三カム系編成機が好ましく、このような編成機はこの種
の2色ジャカードパターンの製造において二カム編成機
よりも高い生産性を有する。二カム編成機では、糸が編
成中に正確な位置に確実にあるようにするために、カム
ボックスが幾つかのブランクパスを行わなければならな
い。
【0055】図5は、2種類の着色部分50,51を含
み、8針の幅である布帛53の断面の概略図である。示
した4部分は全体で完全なジャカード面8列高さであ
り、ライン52によって示すように、付加的な、間隔を
置いた、完全なシェニール面16列を含む。完全な面列
は、次のラインのジャカードが形成される前に編成に必
要な特定面の針の全てが編まれる列である。
み、8針の幅である布帛53の断面の概略図である。示
した4部分は全体で完全なジャカード面8列高さであ
り、ライン52によって示すように、付加的な、間隔を
置いた、完全なシェニール面16列を含む。完全な面列
は、次のラインのジャカードが形成される前に編成に必
要な特定面の針の全てが編まれる列である。
【0056】このような構造体を製造するために必要な
編成シーケンスは、図6に部分的に示す。図6は、下部
床64と上部床66の針での、シェニール糸の2個の完
全な面列(ステッチ列方向61,70に形成)によって
間隔が置かれた、ジャカードデザイン(4部分列からス
テッチ列方向62,63,71,72に形成)の完全な
面列の製造を説明する。
編成シーケンスは、図6に部分的に示す。図6は、下部
床64と上部床66の針での、シェニール糸の2個の完
全な面列(ステッチ列方向61,70に形成)によって
間隔が置かれた、ジャカードデザイン(4部分列からス
テッチ列方向62,63,71,72に形成)の完全な
面列の製造を説明する。
【0057】図6に示す、最初の3列の完全な列と部分
的な列、は矢印61,62,63によって示すように右
から左へのカムボックスの移動によって形成される。右
から左へのカムボックスの移動は、下部床64の各針で
のシェニール糸65の最初の完全な列を形成する。次
に、矢印62方向におけるカムボックスの同じ通過中
に、文字Aで示す、第1色のエアーテクスチャードポリ
エステル糸69が上部針床66の全ての針と下部針床6
4の8針リピート(repeat)の針1と3で編まれる。従っ
て、図6に示す第2列の2本の針3と1でこの糸69が
編まれて、上部床の針上に完全な列と下部床の針上の部
分的列とを形成するのを見ることができる。
的な列、は矢印61,62,63によって示すように右
から左へのカムボックスの移動によって形成される。右
から左へのカムボックスの移動は、下部床64の各針で
のシェニール糸65の最初の完全な列を形成する。次
に、矢印62方向におけるカムボックスの同じ通過中
に、文字Aで示す、第1色のエアーテクスチャードポリ
エステル糸69が上部針床66の全ての針と下部針床6
4の8針リピート(repeat)の針1と3で編まれる。従っ
て、図6に示す第2列の2本の針3と1でこの糸69が
編まれて、上部床の針上に完全な列と下部床の針上の部
分的列とを形成するのを見ることができる。
【0058】再び、矢印63方向における右から左への
カムボックスの同じ移動中に、色Aとは異なる色Bの第
2エアーテクスチャードポリエステル糸67が上部針床
66の全ての針と下部針床64の8針シーケンス中の針
5と7で編まれる。
カムボックスの同じ移動中に、色Aとは異なる色Bの第
2エアーテクスチャードポリエステル糸67が上部針床
66の全ての針と下部針床64の8針シーケンス中の針
5と7で編まれる。
【0059】図6に示した構造体を編むために用いられ
る糸65,67,69のカウントは、図4に示した構造
体を編むために用いられる糸42,47のカウントと同
じであることができる。
る糸65,67,69のカウントは、図4に示した構造
体を編むために用いられる糸42,47のカウントと同
じであることができる。
【0060】矢印70,71,72の方向におけるカム
ボックスの逆の移動では、シェニール糸65が下部針床
64の全ての針で編まれて、完全なシェニール列を形成
する。次に、グラウンド糸69が上部針床66の全ての
針と下部針床64の8針シーケンス中の針2と4で編ま
れる。
ボックスの逆の移動では、シェニール糸65が下部針床
64の全ての針で編まれて、完全なシェニール列を形成
する。次に、グラウンド糸69が上部針床66の全ての
針と下部針床64の8針シーケンス中の針2と4で編ま
れる。
【0061】最後に、矢印72の方向におけるカムボッ
クスの同じ移動中に再び、ポリエステルグラウンド糸6
7が上部針床の全ての針と下部針床の8針シーケンス中
の針6と8で編まれる。
クスの同じ移動中に再び、ポリエステルグラウンド糸6
7が上部針床の全ての針と下部針床の8針シーケンス中
の針6と8で編まれる。
【0062】図6の編成シーケンスによって形成される
構造体では、シェニール糸が非シェニールポリエステル
糸によって構造体中に相互結合される前に、シェニール
ループの1つを介してシェニール糸を引張りさえすれば
よい。その性質がブラッシ様であるシェニール糸は1本
のシェニール糸が他のシェニール糸を通過する際にかな
りの摩擦を生ずる。従って、本発明の適用はシェニール
ループを頻繁に相互結合させる必要がない点で有利であ
る。
構造体では、シェニール糸が非シェニールポリエステル
糸によって構造体中に相互結合される前に、シェニール
ループの1つを介してシェニール糸を引張りさえすれば
よい。その性質がブラッシ様であるシェニール糸は1本
のシェニール糸が他のシェニール糸を通過する際にかな
りの摩擦を生ずる。従って、本発明の適用はシェニール
ループを頻繁に相互結合させる必要がない点で有利であ
る。
【0063】図6から察知できるように、シェニール糸
65は布帛の面73上に初めて出る。これがこの布帛の
美的表面になる。また、色Aの糸69のみが針1〜4に
よって編まれる部分において前面73上に出現し、色B
の糸67は針5〜8の部分においてのみ編まれることも
察知できる。従って、針1〜8によって形成される8ス
テッチでは、左手の4ステッチがその面上に色Aで現
れ、右手4ステッチがその面上で色Bを有する。従っ
て、色Aが色Bよりも暗色である場合には、針1〜4に
よって生ずる布帛部分は図5に示す部分50に相当し、
針5〜8によって生ずる布帛部分は部分51に相当す
る。図5に示す市松模様の色を変えるには、色Aの糸が
針5〜8で編まれ、色Bの糸が針1〜4で編まれるよう
に、編成中にカムを変えて、編成シーケンスを変化させ
ることができる。
65は布帛の面73上に初めて出る。これがこの布帛の
美的表面になる。また、色Aの糸69のみが針1〜4に
よって編まれる部分において前面73上に出現し、色B
の糸67は針5〜8の部分においてのみ編まれることも
察知できる。従って、針1〜8によって形成される8ス
テッチでは、左手の4ステッチがその面上に色Aで現
れ、右手4ステッチがその面上で色Bを有する。従っ
て、色Aが色Bよりも暗色である場合には、針1〜4に
よって生ずる布帛部分は図5に示す部分50に相当し、
針5〜8によって生ずる布帛部分は部分51に相当す
る。図5に示す市松模様の色を変えるには、色Aの糸が
針5〜8で編まれ、色Bの糸が針1〜4で編まれるよう
に、編成中にカムを変えて、編成シーケンスを変化させ
ることができる。
【0064】図6のシーケンスを用いる場合に、完全な
面色(face colour)を生ずるために6列が必要であるこ
とは理解されるであろう。図7に示すシーケンスでは、
3列のみによって完全な面色列(face course of colou
r)が得られる。このシーケンスはシェニール糸列の間隔
をさらに離して、布帛の一定領域に対して用いられるシ
ェニール糸列を少なくする効果をも有する。この布帛
は、図6のシーケンスによって生ずる布帛に比べて、や
や大きい伸張特性をも有し、少ないシェニール糸を用い
るにも拘わらず、数人の評価者によって、よりソフトな
感触を有すると見なされる。これらの変化は着色グラウ
ンド糸によってより多くの前部針で編成が行われる結果
である。図7に示すシーケンスでは、矢印61の方向へ
のカムボックスの移動で編成が生ずる場合に、シェニー
ル糸65が床64の前部若しくは下部針の全てで編まれ
る。編成の次の列は色Aの糸で実施され、この糸は再び
同じ方向(矢印62参照)において後床の針の全てと前
床の針4〜1で編まれる。次に、色Bの糸が同じ方向
(矢印63参照)において後床の針の全てと前床の針8
〜5で編まれる。カムボックスが逆になり、矢印70,
71,72方向に移動する場合に、同じシーケンスが再
び編まれる。
面色(face colour)を生ずるために6列が必要であるこ
とは理解されるであろう。図7に示すシーケンスでは、
3列のみによって完全な面色列(face course of colou
r)が得られる。このシーケンスはシェニール糸列の間隔
をさらに離して、布帛の一定領域に対して用いられるシ
ェニール糸列を少なくする効果をも有する。この布帛
は、図6のシーケンスによって生ずる布帛に比べて、や
や大きい伸張特性をも有し、少ないシェニール糸を用い
るにも拘わらず、数人の評価者によって、よりソフトな
感触を有すると見なされる。これらの変化は着色グラウ
ンド糸によってより多くの前部針で編成が行われる結果
である。図7に示すシーケンスでは、矢印61の方向へ
のカムボックスの移動で編成が生ずる場合に、シェニー
ル糸65が床64の前部若しくは下部針の全てで編まれ
る。編成の次の列は色Aの糸で実施され、この糸は再び
同じ方向(矢印62参照)において後床の針の全てと前
床の針4〜1で編まれる。次に、色Bの糸が同じ方向
(矢印63参照)において後床の針の全てと前床の針8
〜5で編まれる。カムボックスが逆になり、矢印70,
71,72方向に移動する場合に、同じシーケンスが再
び編まれる。
【0065】図7のシーケンスは付加的に、図6の布帛
よりも明色を有する布帛を製造する。
よりも明色を有する布帛を製造する。
【0066】図8は図6のシーケンスと同じであるが、
図示した第1列と第4列の各々においてシェニール糸C
hが前床64の交互針でのみ編まれる6列編成シーケン
スの変更を示す。
図示した第1列と第4列の各々においてシェニール糸C
hが前床64の交互針でのみ編まれる6列編成シーケン
スの変更を示す。
【0067】図9はシェニール糸の列に対するさらに好
ましい編成ルーチンを示す。図9にはシェニール糸のみ
を示すが、他の列の色AとBのグラウンド糸は図6に示
したシーケンスに従う。このルーチンは綾織り様(twill
-like)の面を生ずる。
ましい編成ルーチンを示す。図9にはシェニール糸のみ
を示すが、他の列の色AとBのグラウンド糸は図6に示
したシーケンスに従う。このルーチンは綾織り様(twill
-like)の面を生ずる。
【0068】パターン化のために、シェニール糸Chを
後部針で編むことができ、パターンが内側に作り出され
ることも理解されるであろう。このことは、ベロア布帛
内にパターン化のために裏面に(on the rear)、平らな構
造の部分がシェニール糸によって形成されることを意味
する。
後部針で編むことができ、パターンが内側に作り出され
ることも理解されるであろう。このことは、ベロア布帛
内にパターン化のために裏面に(on the rear)、平らな構
造の部分がシェニール糸によって形成されることを意味
する。
【0069】好ましくは、グラウンド糸のカウントはシ
ェニール糸のカウントの1/2以下である。このことの
意義は、後床と前床で形成される総量(total yield)が
大体釣り合い、布帛が非常に平らになることである。こ
れは上記特許明細書に述べられた方法による布帛の三次
元造形をより容易に製造することを可能にする。
ェニール糸のカウントの1/2以下である。このことの
意義は、後床と前床で形成される総量(total yield)が
大体釣り合い、布帛が非常に平らになることである。こ
れは上記特許明細書に述べられた方法による布帛の三次
元造形をより容易に製造することを可能にする。
【0070】本発明による布帛はシェニール糸を非常に
効果的に使用し、列方向と畝方向の両方において約10
%の伸張性を有する。これはシェニール糸が布帛中には
め込まれる方法とは対照的である。このような布帛で
は、布帛の伸張性が殆ど無い。さらに、はめ込み方法(i
nlaid process)では、高価なシェニール糸が殆ど布帛の
コア中に隠され、そのパイルは表面に出されず、本発明
の構造体によるようにベロア感触を生ずることができな
い。
効果的に使用し、列方向と畝方向の両方において約10
%の伸張性を有する。これはシェニール糸が布帛中には
め込まれる方法とは対照的である。このような布帛で
は、布帛の伸張性が殆ど無い。さらに、はめ込み方法(i
nlaid process)では、高価なシェニール糸が殆ど布帛の
コア中に隠され、そのパイルは表面に出されず、本発明
の構造体によるようにベロア感触を生ずることができな
い。
【0071】さらに、本発明による布帛はその好ましい
形態において面に多量のステッチが生ずる結果として比
較的平らな面を有する。
形態において面に多量のステッチが生ずる結果として比
較的平らな面を有する。
【0072】布帛にタックステッチ(特に、シェニール
糸のタックステッチ)を与えることによって布帛を製造
することもできるが、これらのタックステッチは使用時
に摩耗及びピッキング(picking)に対して脆いことが判
明している。従って、高度に耐摩耗性の構造のためには
最小数のタックステッチが好ましい。大きい面積に及ん
で広くシェニール糸のタックステッチを含む構造は、シ
ェニール糸が広く布帛に編み込まれて布帛の一部を形成
し、シェニール糸が布帛内に相互係合ループを形成する
本発明の利点を有さない。
糸のタックステッチ)を与えることによって布帛を製造
することもできるが、これらのタックステッチは使用時
に摩耗及びピッキング(picking)に対して脆いことが判
明している。従って、高度に耐摩耗性の構造のためには
最小数のタックステッチが好ましい。大きい面積に及ん
で広くシェニール糸のタックステッチを含む構造は、シ
ェニール糸が広く布帛に編み込まれて布帛の一部を形成
し、シェニール糸が布帛内に相互係合ループを形成する
本発明の利点を有さない。
【0073】非常に限定された一部では、シェニール糸
が列を相互に係合させる6列まで又は6列以上の布帛を
製造することも可能である。しかし、これをあまり越え
ると、布帛中の歪み蓄積が商業的生産のために好ましく
なく、例えば破裂穴又はステッチ切断を生ずることにな
る。本発明によると、今までに示唆又は教示されないや
り方で商業的に生産されうる受容される布帛の製造手段
を提供する。
が列を相互に係合させる6列まで又は6列以上の布帛を
製造することも可能である。しかし、これをあまり越え
ると、布帛中の歪み蓄積が商業的生産のために好ましく
なく、例えば破裂穴又はステッチ切断を生ずることにな
る。本発明によると、今までに示唆又は教示されないや
り方で商業的に生産されうる受容される布帛の製造手段
を提供する。
【0074】非常に意外なことには、布帛に含まれるシ
ェニール糸の量を減ずることによって、本発明の布帛が
感触のソフトさを増大させて形成されることができるこ
とが発見された。例えば、高含量のシェニール糸を有す
るオリジナル編成シーケンス(1)を、シェニール糸量
を減じた布帛を形成した、一連の他の7種類の編成シー
ケンス(2〜7)と比較した。下記シーケンスでは、各
編成列の含量を最初に述べ、次に三系ジャカード編成機
で実施され、必要に応じて数回繰り返されるプログラム
化シーケンスを述べる。その後に、シェニール糸の使用
量を記載し、シーケンス1の使用量と比較する。
ェニール糸の量を減ずることによって、本発明の布帛が
感触のソフトさを増大させて形成されることができるこ
とが発見された。例えば、高含量のシェニール糸を有す
るオリジナル編成シーケンス(1)を、シェニール糸量
を減じた布帛を形成した、一連の他の7種類の編成シー
ケンス(2〜7)と比較した。下記シーケンスでは、各
編成列の含量を最初に述べ、次に三系ジャカード編成機
で実施され、必要に応じて数回繰り返されるプログラム
化シーケンスを述べる。その後に、シェニール糸の使用
量を記載し、シーケンス1の使用量と比較する。
【0075】オリジナルシーケンス(1) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 1 2 3シーケンス(2) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:奇数針のみ使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:偶数針のみ使用列5 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 6シェニール糸の大体の使用量 コーン(cone)重量(g):編成前:210 編成後:200 シェニール糸使用量: 10 シーケンス1との比較 71% シーケンス(3) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列5 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列7 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列8 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列9 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列10 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 6 → ー 8 7 ← ー 9 10シェニール糸の大体の使用量 コーン重量(g):編成前:210 編成後:192 シェニール糸使用量: 8 シーケンス1との比較 51% シーケンス(4) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:奇数針のみ使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:偶数針のみ使用列5 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列7 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列8 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列9 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列10 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 6 → ー 8 7 ← ー 9 10シェニール糸の大体の使用量 コーン重量(g):編成前:192 編成後:187 シェニール糸使用量: 5 シーケンス1との比較 37% シーケンス(5) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列5 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列7 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 ー → 7 6 ー ← 1 2 3 → − 5 4 ← − 6 7シェニール糸の大体の使用量 コーン重量(g):編成前:187 編成後:182 シェニール糸使用量: 5 シーケンス1との比較 34% シーケンス(6) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:シェニール糸 後針床:針1,5,9等使用 前針床:使用せず列5 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列7 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:使用せず 前針床:全針使用列8 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列9 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列10 糸基準:シェニール糸 後針床:針3,7,11等使用 前針床:使用せず列11 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列12 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 6 → 9 8 7 ← 10 11 12シェニール糸の大体の使用量 コーン重量(g):編成前:162 編成後:150 シェニール糸使用量: 11 シーケンス1との比較 78% シーケンス(7) 列1 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:奇数針のみ使用列2 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列3 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列4 糸基準:シェニール糸 後針床:針1,5,9等使用 前針床:使用せず列5 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列6 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列7 糸基準:シェニール糸 後針床:使用せず 前針床:偶数針のみ使用列8 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列9 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列10 糸基準:シェニール糸 後針床:針3,7,11等使用 前針床:使用せず列11 糸基準:色Aグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択列12 糸基準:色Bグラウンド糸 後針床:全針使用 前針床:ジャカードによって選択例プログラム化シーケンス 三系編成機 → 3 2 1 ← 4 5 6 → 9 8 7 ← 10 11 12シェニール糸の大体の使用量 コーン重量(g):編成前:171 編成後:161 シェニール糸使用量: 10 シーケンス1との比較 65% オリジナル シーケンス1に比べて、他のシーケンス2
〜7は下記の利点を有する。他の各シーケンスはベース
又はグラウンド糸よりも高価であるシェニール糸を少量
使用する。この結果、布帛のコストは低くなる。シェニ
ール糸の使用量が少ないため、系中のノット(knot)数が
少なくなり、編成時間が短縮する。三系編成機は二系編
成機よりも迅速な編成が可能である。シーケンス2〜7
は前面により明色(brighter)のジャカード効果を生じ、
より大きな範囲の布帛感触並びに、場合によっては、よ
りソフトに思われるタッチをもたらす。カラー糸又はグ
ラウンド糸として700デシテックスのエアーテクスチ
ャード糸を用いることも可能であるので、シェニール糸
のより微細なカウントを用いることは不要である。オリ
ジナル シーケンス1による布帛に比べて、布帛は改良
された順応性(compliability)を有する。
〜7は下記の利点を有する。他の各シーケンスはベース
又はグラウンド糸よりも高価であるシェニール糸を少量
使用する。この結果、布帛のコストは低くなる。シェニ
ール糸の使用量が少ないため、系中のノット(knot)数が
少なくなり、編成時間が短縮する。三系編成機は二系編
成機よりも迅速な編成が可能である。シーケンス2〜7
は前面により明色(brighter)のジャカード効果を生じ、
より大きな範囲の布帛感触並びに、場合によっては、よ
りソフトに思われるタッチをもたらす。カラー糸又はグ
ラウンド糸として700デシテックスのエアーテクスチ
ャード糸を用いることも可能であるので、シェニール糸
のより微細なカウントを用いることは不要である。オリ
ジナル シーケンス1による布帛に比べて、布帛は改良
された順応性(compliability)を有する。
【0076】使用シェニール糸は好ましくはパイル成分
として1〜4デニール/フィラメントの範囲内のデニー
ル/フィラメントを有する。シェニール糸の好ましいデ
シテックスは1400〜1700デシテックス範囲内で
あるが、2000プラスまでのデシテックスも使用可能
である。典型的には、着色グラウンド糸(すなわち、非
シェニール糸)は500デシテックスまでのデシテック
スを有することができ、各フィラメントが2〜3範囲内
のデシテックスを有する、200〜300フィラメント
から形成することができる。或いは、着色グラウンド糸
を1デニール/フィラメント未満(典型的には、0.5
デニール/フィラメント)の個別デシテックスを有する
微細繊維から形成することもできる。次に、適当数の個
別フィラメントを一緒にエアーテクスチャーして(air-t
extured)、グラウンド糸を製造する。編成シーケンス中
の糸からの必要な運動量のために、糸の摩擦係数をでき
るだけ低く維持することが望ましい。エアーテクスチャ
ードポリエステルグラウンド糸に関しては、摩擦係数
(μ糸/金属)は好ましくは0.15〜0.25の範囲
内である。ポリエステルエアーテクスチャードグラウン
ド糸の好ましい最大値は、μ=0.45である。シェニ
ール糸は、それらの固有の性質によって、エアーテクス
チャードポリエステルグラウンド糸に比べて高い摩擦係
数を有し、この場合に、摩擦係数(μ糸/金属)は好ま
しくは3未満であり、好ましい範囲は0.25〜3であ
る。
として1〜4デニール/フィラメントの範囲内のデニー
ル/フィラメントを有する。シェニール糸の好ましいデ
シテックスは1400〜1700デシテックス範囲内で
あるが、2000プラスまでのデシテックスも使用可能
である。典型的には、着色グラウンド糸(すなわち、非
シェニール糸)は500デシテックスまでのデシテック
スを有することができ、各フィラメントが2〜3範囲内
のデシテックスを有する、200〜300フィラメント
から形成することができる。或いは、着色グラウンド糸
を1デニール/フィラメント未満(典型的には、0.5
デニール/フィラメント)の個別デシテックスを有する
微細繊維から形成することもできる。次に、適当数の個
別フィラメントを一緒にエアーテクスチャーして(air-t
extured)、グラウンド糸を製造する。編成シーケンス中
の糸からの必要な運動量のために、糸の摩擦係数をでき
るだけ低く維持することが望ましい。エアーテクスチャ
ードポリエステルグラウンド糸に関しては、摩擦係数
(μ糸/金属)は好ましくは0.15〜0.25の範囲
内である。ポリエステルエアーテクスチャードグラウン
ド糸の好ましい最大値は、μ=0.45である。シェニ
ール糸は、それらの固有の性質によって、エアーテクス
チャードポリエステルグラウンド糸に比べて高い摩擦係
数を有し、この場合に、摩擦係数(μ糸/金属)は好ま
しくは3未満であり、好ましい範囲は0.25〜3であ
る。
【0077】糸の摩擦係数の他に、糸が比較的弾性であ
ることが好ましい。1/2切断荷重において、5〜15
%、好ましくは5〜8%伸張の弾性が好ましい。典型的
に、好ましいシェニール糸のこの切断荷重は約1000
センチニュートンであり、500センチニュートンの荷
重において7%の弾性である。
ることが好ましい。1/2切断荷重において、5〜15
%、好ましくは5〜8%伸張の弾性が好ましい。典型的
に、好ましいシェニール糸のこの切断荷重は約1000
センチニュートンであり、500センチニュートンの荷
重において7%の弾性である。
【0078】糸を三次元ニット構造に形成する場合に、
特に縫合を与える場合に、暴露ステッチの過度の摩耗を
避けるために縫合部分においてシェニール糸が暴露され
ないことが好ましい。それ故、暴露ステッチには非シェ
ニール糸を用いることが好ましい。
特に縫合を与える場合に、暴露ステッチの過度の摩耗を
避けるために縫合部分においてシェニール糸が暴露され
ないことが好ましい。それ故、暴露ステッチには非シェ
ニール糸を用いることが好ましい。
【0079】
【発明の効果】本発明の布帛はソフトタッチの美的表面
を有する。
を有する。
【図1】シェニール糸の側面図。
【図2】矢印IIの方向から見た図1の糸の端面図。
【図3】一重ジャージーソフトタッチ布帛を製造するた
めの編成シーケンスのステッチ線図。
めの編成シーケンスのステッチ線図。
【図4】二重ジャージーソフトタッチ布帛を製造するた
めの編成シーケンスのステッチ線図。
めの編成シーケンスのステッチ線図。
【図5】2色での市松模様のソフトタッチ布帛の概略
図。
図。
【図6】図5に説明した構造体の製造に用いる編成シー
ケンスのステッチ線図。
ケンスのステッチ線図。
【図7】図6の編成シーケンスの変更形。
【図8】代替え構造体のステッチ線図。
【図9】代替え構造体のステッチ線図。
1. ポリエステルコア糸 2. ポリエステルコア糸 3. パイル 32.グラウンド糸 33.下部針床 34.上部針床
フロントページの続き (72)発明者 トニー・マイケル・レイ イギリス国レスター エルイー9・5ディ ービー,ナーバラ,アビー・ロード 7 (72)発明者 ゲイリー・ジョン・リーク イギリス国レスター エルイー6・2エル アール,レイヴァンストン,コールヴィ ル・レーン 65
Claims (15)
- 【請求項1】 グラウンド糸(32、67、69、A,
B)とシェニール糸(37、65、Ch)とを含み、シ
ェニール糸が完全ループステッチとして布帛に編み込ま
れることを特徴とする横編み室内装飾用布帛。 - 【請求項2】 一重ジャージー布帛であり、シェニール
糸(37、65、Ch)が2000〜5000の範囲内
のデシテックスを有することを特徴とする請求項1記載
のニット布帛。 - 【請求項3】 グラウンド糸(32、67、69、A,
B)が550〜900の範囲内のデシテックスを有する
エアーテクスチャードポリエステル糸であることを特徴
とする請求項1又は2記載のニット布帛。 - 【請求項4】 如何なるシェニール糸ステッチも畝方向
に6個を越える隣接シェニールステッチを有さないこと
を特徴とする請求項1記載のニット布帛。 - 【請求項5】 相互係合ステッチによって相互結合した
2層から形成される二重ジャージー布帛であることを特
徴とする請求項1記載のニット布帛。 - 【請求項6】 シェニール糸(37、65、Ch)が1
000〜2000の範囲内のデシテックスを有し、グラ
ウンド糸(32、67、69、A,B)が500〜80
0の範囲内のデシテックスを有することを特徴とする請
求項5記載のニット布帛。 - 【請求項7】 列方向に10〜16ステッチ/インチを
有し、畝方向に20〜40ステッチ/インチを有するこ
とを特徴とする請求項6記載のニット布帛。 - 【請求項8】 シェニール糸(37、65、Ch)が
0.2〜3の範囲内の糸対金属摩擦係数を有し、グラウ
ンド糸(32、67、69、A,B)が0.1〜0.4
5の範囲内の糸対金属摩擦係数を有するエアーテクスチ
ャードポリエステル糸であることを特徴とする請求項7
記載のニット布帛。 - 【請求項9】 シェニール糸(37、65、Ch)がそ
の1/2切断歪みの負荷時に5%〜15%の範囲内の伸
び率を有することを特徴とする請求項8記載のニット布
帛。 - 【請求項10】 シェニール糸(37、65、Ch)
が細長いポリエステル又はナイロンのコア(1,2)
と、ポリエステルパイル(3)を有する低融点ナイロン
ストランドとから形成されることを特徴とする請求項9
記載のニット布帛。 - 【請求項11】 ポリエステルパイル(3)が1〜4デ
ニール/フィラメントの範囲内の繊維カウントと、1.
4〜1.75mmの範囲内の長さとを有することを特徴
とする請求項9記載のニット布帛。 - 【請求項12】 少なくとも2種の糸から編まれ、その
内の1種がシェニール糸(37、65、Ch)であり、
他方の糸又は他の各糸が非シェニール糸(32、67、
69、A,B)であること、シェニール糸を布帛の所定
領域において布帛の片面(36、73)のみに出現する
ようにループステッチとして布帛に編み込むこと、シェ
ニール糸の繊維カウントが非シェニール糸の繊維カウン
トよりも大きいこと、及び布帛のバランスを保ち、実質
的に非カーリング性布帛を製造するように、非シェニー
ル面により多くの非シェニール糸ステッチを与えること
を特徴とする横編み二重ジャージー室内装飾用布帛。 - 【請求項13】 シェニール糸(37、65、Ch)が
1000〜2000デシテックスの範囲内のカウントを
有し、他方の糸又は他の各糸(32、67、69、A,
B)が600〜800デシテックスの範囲内のカウント
を有すること、及び布帛が、列方向において10〜16
畝/インチを有し、畝方向において20〜40ステッチ
/インチを有するように、10〜16範囲内のゲージを
有する機械で編まれたものであることを特徴とする請求
項12記載の布帛。 - 【請求項14】 編成が1対の向かい合った、独立的に
作動可能な針床を有する機械(33,34)で実施さ
れ、各針床の針がその床内で相互から独立的に、針床に
沿って往復運動可能な運転カムボックス路中へ移動可能
であり、布帛がシェニール糸(37、65、Ch)と非
シェニール糸(32、67、69、A,B)とから、シ
ェニール糸(37、65、Ch)が布帛に編み込まれる
ことを特徴として、形成されることを特徴とする室内装
飾用布帛の編成方法。 - 【請求項15】 少なくとも2種の糸、2000〜50
00範囲内のデシテックスを有するシェニール糸(3
7、65、Ch)と550〜900範囲内のデシテック
スを有するグラウンド糸(32、67、69、A,B)
とから形成される一重ジャージー横編み布帛であって、
該布帛の列方向に8〜16畝/インチが存在し、畝方向
に8〜30列/インチが存在し、シェニール糸(37、
65、Ch)が編まれたループステッチとして布帛に編
み込まれ、該シェニール糸がはっきりと見られる布帛の
美的表面(36、73)が布帛の技術的裏面であること
を特徴とする前記布帛。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9307381.5 | 1993-04-08 | ||
| GB939307381A GB9307381D0 (en) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | Upholstery fabric and method of manufacturing the same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073591A true JPH073591A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=10733580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6071043A Pending JPH073591A (ja) | 1993-04-08 | 1994-04-08 | 横編み室内装飾用布帛とその製造方法 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5428969A (ja) |
| EP (1) | EP0627516B1 (ja) |
| JP (1) | JPH073591A (ja) |
| KR (1) | KR0123913B1 (ja) |
| CN (1) | CN1061398C (ja) |
| AU (1) | AU673892B2 (ja) |
| BR (1) | BR9401435A (ja) |
| CA (1) | CA2120643C (ja) |
| DE (1) | DE69416894T2 (ja) |
| ES (1) | ES2132341T3 (ja) |
| GB (2) | GB9307381D0 (ja) |
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