JPH0735931A - 光機能部品及びその製造方法 - Google Patents

光機能部品及びその製造方法

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JPH0735931A
JPH0735931A JP5180137A JP18013793A JPH0735931A JP H0735931 A JPH0735931 A JP H0735931A JP 5180137 A JP5180137 A JP 5180137A JP 18013793 A JP18013793 A JP 18013793A JP H0735931 A JPH0735931 A JP H0735931A
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JP
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optical
fiber
array
functional component
arrays
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JP5180137A
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English (en)
Inventor
Toru Iwashima
徹 岩島
Kazuto Saito
和人 斉藤
Toru Yamanishi
徹 山西
Tadatoshi Tanifuji
忠敏 谷藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路単位で構成されていた光機能部品の集
積化を可能にする光機能部品の構造及びその製造方法を
提供することを目的としている。 【構成】 n×m本のファイバが所定のピッチで配列さ
れたファイバアレイ4a、4bを用い、このファイバア
レイの端部3a、3bに各ファイバからの出射光をそれ
ぞれ収束にコリメートする平面レンズが配置された平面
レンズアレイ2a、2bが固定配置された間に、1又は
2以上の光学素子1を挟み込んで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信の分野で用い
られる光フィルタモジュール、光アイソレータ、光合分
波モジュール、光分岐結合モジュール等の光機能部品の
構成及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信の分野で用いられる光フィ
ルタモジュール、光アイソレータ、光合分波モジュー
ル、光分岐結合モジュール等の光機能部品のほとんど
は、伝送路ごとに(ファイバ1心単位)構成され、その
構造は、それぞれの光機能部品を構成する光学素子の両
端部にファイバを接続した構造としていた。
【0003】また、上記光学素子としては例えばフィル
タ、ビームスプリッタ、偏光素子、波長板等があるが、
光機能部品として光導波路を用いたものでは同一の基板
上に複数個の光機能部品(ファイバ1心単位)を形成す
ることである程度の集積化を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光機能部品は以
上のように、ファイバ1心単位で構成された光機能部品
に用いて複雑な光回路を並列に数多く構成する場合、光
機能部品自体のスペースもさることながら各光機能部品
間を結ぶファイバの収納スペース等を必要とする。
【0005】さらに、その製造過程においても各光機能
部品のそれぞれについて光軸調整等の工程が必要となる
とともに、各光機能部品を接続するための工程が別途必
要であった。
【0006】したがって、従来の伝送路であるファイバ
1心単位に構成される光機能部品を高密度に集積化する
ことが困難となっているばかりでなく、この集積化に供
する光学素子の数が多くなればるだけ高価になり、光機
能部品の製造を困難にするという課題があった。
【0007】また、上述したように光機能部品として光
導波路を用いて集積化することは可能であるが(同一基
板上に構成する)、その場合であってもこの光導波路が
平面に構成されるため、3端子型、あるいはそれ以上の
端子を有する構成をとることは困難であり、例えばこの
ように光導波路を用いた構成では1/2波長板等のある
程度厚みがある光学素子を用いることが出来ない上に、
伝送路であるファイバとの接続において損失を生じるな
どの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、伝送路単位で構成されていた光機
能部品の集積化を可能にする光機能部品の構造及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光機能部
品は、光伝送路としてn×m本のファイバが所定のピッ
チで配列されたファイバアレイを用い、このファイバア
レイの端部に各ファイバからの出射光をそれぞれ平行に
コリメートする平面レンズ(各ファイバに対応させて配
置され、それぞれ対応するファイバの光軸と一致してい
る)が配置された平面レンズアレイを固定配置するとと
もに、これら各平面レンズアレイ間に1又は2以上の光
学素子、例えばフィルタ、ビームスプリッタ、偏光素
子、波長板等を挟み込んで構成することを特徴としてい
る。
【0010】特に、上記光学素子としてビームスプリッ
タ、波長選択フィルタ等を用いることにより、当該光機
能部品として光合分波器を構成する場合、これら第1及
び第2の平面レンズアレイ間の各収束光の光軸に対し、
その光軸が光学素子の機能面の法線となす角度の2倍の
角度となる位置に(特に、収束光の光軸と機能面の法線
との角を45°とした場合、これら収束光の光軸となす
角が90°となる位置)、第3の平面レンズアレイをそ
の端面側に固定配置した第3のファイバアレイで構成す
る。
【0011】さらに、当該光機能部品は、上記第1及び
第2の平面レンズアレイ間に挟み込む光学素子を複数多
段結合させることにより、より多くの光伝送路について
の多重送受信モジュールとして機能する光機能部品を実
現するほか、これらファイバアレイのいずれか一方に代
えて、n×m個のLDあるいはPDが接着固定される平
面レンズアレイと同一ピッチで配列したLDアレイある
いはPDアレイにより実現することができる。
【0012】一方、この発明に係る光機能部品の製造方
法は、特に平面レンズアレイ、ファイバアレイ、上記光
学素子の各部材を固定するため、第1の製造方法では、
予め各平面レンズアレイのレンズ配置領域外の領域に光
学的位置合わせ用の少なくとも2個のガイド穴を設ける
とともに、これら各平面レンズアレイと接着固定される
各ファイバアレイの端部及び光学素子にも対応する少な
くとも2個のガイド穴を設けておき、これら各部材につ
てガイド穴を一致させた後、ガイドピンで固定すること
を特徴としている。
【0013】また、第2の製造方法によると、予め等間
隔の位置合わせ用のガイド溝あるいは穴を加工した部材
に屈折率分布型ロッドレンズを挿入して固定し、この固
定された部材の両端面からの距離が所定の長さ(各平面
レンズアレイの厚み)になるように部材の中間部分を除
去することで対向して固定配置された平面レンズアレイ
を作成し、これら対向して固定配置された各平面レンズ
アレイ間であって、部材が除去された空間に挿入された
1又は2以上の光学素子のそれぞれを各平面レンズアレ
イに接着固定することを特徴としている。
【0014】
【作用】この発明における光機能部品は、n×m本のフ
ァイバから構成されたファイバアレイの端部に接着固定
され、それぞれ対向して固定配置された平面レンズアレ
イの間に1又は2以上の光学素子を挟み込んで構成した
ので、複数の光機能を同時に持たせることができるとと
もに、n×m心の集積化が可能となり、必要とされた
(光学機能)×(必要なファイバ心線の数)個の光機能
部品(ファイバ心線単位)をファイバを介して接続収納
していた従来と比較して、大幅に小型化(集積化)が可
能となる。
【0015】また、以上のようにして構成された光機能
部品は、光学素子として入射された信号光を光軸に対し
て直角方向に出射するビームスプリッタ、波長選択フィ
ルタ等を用いることにより、これらの機能面で反射され
る反射光をやはり同一のピッチに配列されたn×mファ
イバアレイ(その端部に平面レンズアレイが接着固定さ
れている)を用いることにより取り出すことを可能にす
る。
【0016】一方、この発明における光機能部品の製造
方法は、予め各部材に光学的位置合わせ用のガイド穴を
設けておいて一括してガイドピンで接着固定するか(第
1の製造方法)、あるいは平面レンズアレイを予め固定
した状態で作成し、この平面レンズアレイを基準にして
各部材を接着固定する(第2の製造方法)ことにより、
各アレイ(ファイバアレイ及び平面レンズアレイ)の配
列ピッチ精度を所定の精度以上に保つことにより、一括
した調心(光軸を一致させること)を可能にするととも
に、製造工程の簡略化を可能にする。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図8を
用いて説明する。なお、図中同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0018】図1は、この発明に係る光機能部品の第1
の実施例による構成を示した図であり、当該光機能部品
はn×m本のファイバが等間隔に配列されたファイバア
レイであって、各ファイバのそれぞれの光軸を一致させ
て対向配置された第1及び第2のファイバアレイ4a、
4bの各端部3a、3bに、それぞれが対向すべく固定
配置され、かつ各ファイバからの出射光をそれぞれ平行
にコリメートさせる平面レンズが各ファイバの配列ピッ
チと同じピッチで配列された第1及び第2の平面レンズ
アレイ2a、2bを接着固定し、さらに、これら第1及
び第2の平面レンズアレイ2a、2b間に光学素子1と
して、例えばフィルタ、ビームスプリッタ、偏光素子、
波長板等を挟み込んで構成されている。
【0019】特に、上記第1及び第2のファイバアレイ
4a、4bは、図2に示すように、8心テープファイバ
6を、この8心テープファイバ6と同じ250μmピッ
チでV溝加工を行ったV溝加工部材5に接着固定し(同
図(a))、さらにガイドピン7により各V溝加工部材
5の位置ずれを防止しながら4個積層した後、全体を接
着固定し(同図(b))、最後にその端面部分を研磨加
工して製造する。
【0020】また、上記第1及び第2の平面レンズアレ
イ2a、2bについても上述した第1及び第2のファイ
バアレイ4a、4bを製造する場合と同様に、V溝加工
部材5にGI光ファイバを接着固定し、4個を積層した
後にその両端面を厚みが1.18mmもしくは2.36
mmになるように研磨加工して製造する。
【0021】一方、上記光機能部品の一般的な製造方法
は、一般的に、まずファイバを固定された8心コネクタ
を縦に4層積層して固定することで8×4本のファイバ
から構成された第1及び第2のファイバアレイ4a、4
bを製造し、続いて上述した方法により製造した厚さ
1.18mmに研磨された第1及び第2の平面レンズア
レイ2a、2bと、上記第1及び第2のファイバアレイ
の各端部3a、3bを各ファイバの光軸を合わせて接着
固定し、レンズ付きファイバアレイとする。
【0022】その後、所定の構造となるように、順々に
各部材を使用する波長の光を用いてモニタしながら調心
固定していく。
【0023】以上のような調心作業を簡単化する方法と
しては、接着固定される各部材に予め固定するための対
応したガイド穴を設けておき、一括してガイドピンで固
定することにより、上記調心作業を不要にするか(第1
の製造方法)、あるいは予め上記第1及び第2の平面レ
ンズアレイ2a、2bを固定した状態で製造し、この固
定された第1及び第2の平面レンズアレイ2a、2bを
基準にして各部材を接着固定させる方法もある(第2の
製造方法)。
【0024】次に、この発明の第2の実施例について図
3及び図4を用いて説明する。この実施例では、上記第
1及び第2の平面レンズアレイ2a、2b間に挟み込ま
れる光学素子として、ビームスプリッタ9aを利用して
2種類の光信号を合分波する3端子光機能部品について
説明する。
【0025】通常、図3に示すように、第1及び第2の
平面レンズアレイ2a、2b間に挟み込まれる光学素子
1は、これら第1及び第2の平面レンズアレイ2a、2
b間の各収束光の光軸8aに対して、この機能面1bの
法線1cとなす角度A(0°〜90°)に固定配置され
た場合、入射された光信号の一部をこれら収束光の光軸
8aに対して角度2Aとなる方向に反射させる。
【0026】したがって、上記光学素子1としてブーム
スプリッタ、波長選択フィルタ等を利用する場合には、
上記収束光の光軸8aに対して直角方向に光軸をとる第
3のファイバアレイ4c(この第3のファイバアレイの
端部3cは第3の平面レンズアレイ2cと接着固定され
ている)を設けることにより、図4に示すような光機能
部品(合分波器)を構成することができる。
【0027】具体例として、この第2の実施例による光
機能部品によれば、光学素子1として1.30μmの光
を透過し、その機能面1aで1.55μmの光を反射す
るビームスプリッタ9aを利用すると、第1のファイバ
アレイ4aから入射された1.30μmの光信号は、そ
の端部3aに接着固定された第1の平面レンズアレイ2
aで収束光となり、ビームスプリッタ9aを透過し、第
3のファイバアレイ4cから入射された1.55μmの
光信号は、その端部3cに接着固定された第3の平面レ
ンズアレイ2cで収束光となり、ビームスプリッタ9a
の機能面1aで反射されることにより、これら2種類の
光信号が合波された合波光が対向配置されている第2の
平面レンズアレイ2bで集光され、その端部3bから第
2のファイバアレイ4bへ出射される。
【0028】一方、第2のファイバアレイ4bから入射
した1.30μmと1.55μmの合波信号は、端部3
bに固定される第2の平面レンズアレイ2bで収束光と
なり、ビームスプリッタ9aの機能面1aで1.55μ
mの光信号のみが反射され、1.30μmの光信号は第
1の平面レンズアレイ2aで集光され第1のファイバア
レイ4aに出射される。また、1.55μmの光信号は
第3の平面レンズアレイ2cで集光され第3のファイバ
アレイ4cに出射される。
【0029】次に、この発明の第3の実施例として、上
記第1予備第2の平面レンズアレイ2a、2b間に例え
ば2個のビームスプリッタ9a、9bが挟み込まれた光
機能部品(3端子合分波器)を図5を用いて説明する。
【0030】なお、この実施例では、第1及び第2のビ
ームスプリッタ9a、9bを平面レンズアレイ2eを挟
んで接着固定し、また、この第1のビームスプリッタ9
aには1.30μmの光を透過して1.55μmの光を
反射するものを利用し、第2のビームスプリッタ9bに
は1.30μm、1.55μmの光を透過して1.65
μmの光を反射するものを利用する。
【0031】上記3種類の光信号を合波する場合、第1
のファイバアレイ4aから入射した1.30μmの光信
号は端部3aに接着固定された第1の平面レンズアレイ
で収束光となり、第1のビームスプリッタ9aを透過す
る一方、第4のファイバアレイ4dから入射した1.5
5μmの光信号は端部3dに接着固定された第4の平面
レンズアレイ2dで収束光となり、同じく第1のビーム
スプリッタ9aの機能面1aで反射され、これら1.3
0μm及び1.55μmの合波光は平面レンズアレイ2
eで集光されて再び収束光となり第2のビームスプリッ
タ9bに入射される。
【0032】そして、この第2のビームスプリッタ9b
に入射された1.30μm及び1.55μmの合波光は
そのまま第2のビームスプリッタ9bを透過する一方、
第3のファイバアレイ4cから入射した1.65μmの
光信号は端部3cに接着固定された第3の平面レンズア
レイ2cで収束光となり、最終的にこれら1.30μ
m、1.55μm及び1.65μmの合波光が第2の平
面レンズアレイ2bで集光された後、第2のファイバア
レイ4bから出射される。
【0033】逆に、合波された3種類の光信号をそれぞ
れ分波する場合、第2のファイバアレイ4bから入射し
た合波光は端部3bに固定配置された第2の平面レンズ
アレイ2bで収束光になり、第2のビームスプリッタ9
bの機能面1aで1.65μmの光信号のみが反射さ
れ、第3の平面レンズアレイ2bで集光されて第3のフ
ァイバアレイ4bから出射される。
【0034】さらに、この第2のビームスプリッタ9b
を透過した合波光は平面レンズアレイ2eで集光され再
度収束光として第1のビームスプリッタ9aに出射さ
れ、1.30μmの光信号はこの第1のビームスプリッ
タ9aを透過し、第1の平面レンズアレイ2aで集光さ
れた後、第1のファイバアレイ4aから出射される一
方、1.55μmの光信号は第1のビームスプリッタ9
aの機能面1aで反射され、第4の平面レンズアレイ2
dで集光された後、第4のファイバアレイ4dから出射
される。
【0035】次に、この発明の第4の実施例について図
6を用いて説明する。
【0036】この図6は、波長1.31μmと波長1.
55μmの2つの光信号を用いた双方向波長多重型光通
信システムにおいて光ケーブル11の異常を試験するた
めの試験光(波長1.65μm)を合分波する機能を実
現する場合の構成例を示した図である。
【0037】なお、説明の都合上平面図でその構成を説
明するが、各部材は前述したようにマトリックス状に構
成されおり、光機能部品としては波長選択フィルタ10
a、10b、10cを利用する。
【0038】通常、双方向波長多重型光通信システムの
上り側(説明の都合上、図面右側を下り方向とし、図面
左側を上り方向とする)では、第1のファイバアレイ4
aから入射された波長1.31μmの下りの信号光を端
部3aに接着固定された第1の平面レンズアレイ2aに
よって収束光となり、第1の波長選択フィルタ10a
(1.31μmの光信号を透過し、1.55μmの光信
号を反射する波長選択フィルタ)を透過した後、平面レ
ンズアレイ2eにより集光されて再度収束光として第2
の平面レンズアレイ2b及び端部3bを介して光ケーブ
ル11に出射される。
【0039】その後、下り側では上記光ケーブル11を
伝搬してきた1.31μmの光信号を端部304、平面
レンズアレイ204及び293を介して波長選択フィル
タ10c(1.31μmの光信号を反射し、1.55μ
mの光信号を透過する波長選択フィルタ)の機能面で反
射され、平面レンズアレイ201で集光した後、再度収
束光として端部301からファイバアレイ401に出射
される。
【0040】一方、下り側からはファイバアレイ402
から出射された1.55μmの上りの光信号を端部30
2に接着固定された平面レンズアレイ202によって収
束光となり、波長選択フィルタ10cを透過して平面レ
ンズアレイ203及び204により集光されて再度収束
光として端部304を介して光ケーブル11に出射され
る。
【0041】その後、上り側では上記光ケーブル11を
伝搬してきた1.55μmの光信号を端部3b、第2の
平面レンズアレイ2b及び平面レンズアレイ2eを介し
て第1の波長選択フィルタ10aの機能面で反射され、
第4の平面レンズアレイ2dで集光した後、再度収束光
として端部3dから第4のファイバアレイ4dに出射さ
れる。
【0042】以上のように、双方向波長多重型光通信シ
ステムでは異なる波長の光信号を用いて双方向の光通信
を行っているが、このシステムにおける光ケーブル11
の試験を行う場合は、図中Aに示すように構成する。こ
れは前述した図5と同様の構成であり、当該双方向波長
多重型光通信システムの説明もこの図5の構成部の名称
に対応させて説明した。
【0043】なお、この図6において10bは1.31
μm及び1.55μmの光信号を透過し、1.65μm
の光信号を反射する波長選択フィルタであり、試験光で
ある1.65μmの光信号を取り出すために平面レンズ
アレイ2eと第2の平面レンズアレイ2bとの間に設置
している。
【0044】したがって、この波長選択フィルタ10b
の機能面で反射された光信号(1.65μm)は、第3
の平面レンズアレイ2cで集光した後、再度収束光とし
てフィルタ12を介して取り出される。そして、心線選
択スイッチ13により試験する伝送路(光ケーブルを構
成するファイバ)の出射光のみを選択し、この選択され
た出射光の波形等に基づいて線路試験部14において故
障判断を行う。
【0045】なお、以上のような試験手段は図中Bの位
置に設置してもよく、上述した場合と同様に図5に示す
構成で線路試験を行うことができる。これらのことか
ら、この発明によれば、より多くの光機能部品を直列
に、かつファイバを介さずに配置することが出来るた
め、光路中に配置した光機能部品(この実施例では波長
選択フィルタ)によって、伝送路であるファイバの異常
を試験するための波長1.65μmの試験光を合分波す
ることが可能となることが分かる。
【0046】さらに、以上の実施例ではすでに構成され
たシステムにその端末部分が図5に示す構成となるよう
に試験を行うための手段を設けたが、上述した図6にお
けるAの構成は、例えば図7に示すように、第1のファ
イバアレイ4aに代えてLD(レーザダイオード)アレ
イ15を用いるとともに、第3のファイバアレイ4dに
代えてPD(フォトダイオード)アレイ16を用いても
よく、このような構成とすると、当該システムの一部分
を単独の試験端末部分として実現することができ、他の
端末部分の構成を変更することなく同様の効果が得られ
る。
【0047】一方、上記実施例(図6)で説明した波長
選択フィルタ10a、10b、10cは、図8に示すよ
うなプリズム内に入射される信号光の光軸8aとその法
線1bとが30°をなす誘電体多層膜(機能面1a)を
用い、反射された信号光の光軸8bと上記光軸8aのな
す角度が60°となるように設計し、この波長選択フィ
ルタの製造は、誘電体多層膜として0.34μmのSi
2 と0.29μmのAl2 3 を交互に100層積層
することで構成した。
【0048】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、従来は
複数の光機能部品を必要としていた構成を、伝送路であ
る複数のファイバをアレイ上に構成することにより、一
体構成とすることができ、また、複数種類の光機能部品
をファイバを介することなく、接着固定することができ
るので、従来と比較して非常に簡単に、かつ小型に集積
化された光機能部品が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光機能部品の第1の実施例によ
る構成を示す図である。
【図2】この発明に係る光機能部品を構成するファイバ
アレイの構造を説明するための図である。
【図3】この発明に係る光機能部品を構成する光学素子
の固定位置を説明するための図である。
【図4】この発明に係る光機能部品の第2の実施例によ
る2信号の光合分波器の構成を示す図である。
【図5】この発明に係る光機能部品の第3の実施例によ
る3信号の光合分波器の構成を示す図である。
【図6】この発明に係る光機能部品の第4の実施例とし
て双方向多重光通信システムに適応した応用例を示す図
である。
【図7】この発明に係る光機能部品の第5の実施例によ
る光送受信モジュールの構成を示す図である。
【図8】この発明に係る光機能部品を構成する光学素子
として波長選択フィルタの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…光学素子、2a、2b、2c、2d、2e、20
1、202、203、204…平面レンズアレイ、3
a、3b、3c、3d、301、302、304…ファ
イバアレイ端部、4a、4b、4c、4d、401、4
02…ファイバアレイ、5…V溝加工部材、6…テープ
ファイバ、7…ガイドピン、9a、9b…ビームスプリ
ッタ、10a、10b、10c…波長選択フィルタ、1
1…光ケーブル、12…フィルタ、13…心線選択スイ
ッチ、14…線路試験、15…LDアレイ、16…PD
アレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山西 徹 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 谷藤 忠敏 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n×m本のファイバが等間隔に配列され
    たファイバアレイであって、各ファイバのそれぞれの光
    軸を一致させて対向配置された第1及び第2のファイバ
    アレイと、 前記第1及び第2のファイバアレイが対向する端部側に
    それぞれが対向すべく固定配置され、かつ各ファイバか
    らの出射光をそれぞれ平行にコリメートさせる平面レン
    ズが該各ファイバの配列ピッチと同じピッチで配列され
    た第1及び第2の平面レンズアレイと、 前記それぞれが対向配置された第1及び第2の平面レン
    ズアレイ間に挟み込まれた1又は2以上の光学素子を備
    えた光機能部品。
  2. 【請求項2】 n×m本のファイバが等間隔に配列され
    たファイバアレイであって、各ファイバのそれぞれの光
    軸を一致させて対向配置された第1及び第2のファイバ
    アレイと、 前記第1及び第2のファイバアレイが対向する端部側に
    それぞれが対向すべく固定配置され、かつ各ファイバか
    らの出射光をそれぞれ平行にコリメートさせる平面レン
    ズが該各ファイバの配列ピッチと同じピッチで配列され
    た第1及び第2の平面レンズアレイと、 前記第1及び第2の平面レンズアレイ間の各収束光の光
    軸に対して所定の角度で固定配置された光学素子と、 前記光学素子に接着固定されるとともに、前記各収束光
    の光軸に対してその光軸が該光学素子の機能面の法線と
    なす角度の2倍の角度となる位置に、第3の平面レンズ
    アレイがその端部側に固定配置された第3のファイバア
    レイを備えた光機能部品。
  3. 【請求項3】 前記光学素子は、前記第1及び第2の平
    面レンズアレイ間の収束光の光軸に対してその機能面の
    法線となす角度が45°となる位置に固定配置され、か
    つ前記第3の平面レンズアレイがその端部側に固定配置
    された前記第3のファイバアレイは、該収束光の光軸に
    対してその光軸となす角度が90°となる位置に固定配
    置されたことを特徴とする請求項2記載の光機能部品。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の平面レンズアレイ間
    に挟み込まれ、かつ前記収束光の光軸に対し、その機能
    面の法線となす角度が所定の角度となる位置に固定配置
    された光学素子が複数個配列されたことを特徴とする請
    求項2又は3記載の光機能部品。
  5. 【請求項5】 前記第1あるいは第2のファイバアレイ
    のいずれか一方に代えて、n×m個のLDあるいはPD
    が前記第1あるいは第2の平面レンズアレイと同一ピッ
    チで配列したLDアレイあるいはPDアレイを備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光
    機能部品。
  6. 【請求項6】 予め各平面レンズアレイのレンズ配置領
    域外の領域に光学的位置合わせ用の少なくとも2個のガ
    イド穴を設けるとともに、該各平面レンズアレイと接着
    固定される各ファイバアレイの端部及び光学素子にも対
    応する少なくとも2個のガイド穴を設けておき、 前記各部材に予め設けられたガイド穴を一致させた後、
    ガイドピンで固定する光機能部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 予め等間隔の位置合わせ用のガイド溝あ
    るいは穴を加工した部材に屈折率分布型ロッドレンズを
    挿入した状態で固定し、 前記固定された部材の両端面からの距離が所定の長さに
    なるように該部材の中間部分を除去することで対向して
    固定配置された平面レンズアレイを作成し、 前記対向して固定配置された各平面レンズアレイ間であ
    って、前記部材が除去された空間に、1又は2以上の光
    学素子を挿入して該各平面レンズアレイと接着固定する
    光機能部品の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004109498A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 光モジュール
JP2007086819A (ja) * 2007-01-05 2007-04-05 Oki Electric Ind Co Ltd 光モジュール
JP2008145796A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Photonic Science Technology Inc 2次元光学アレイ

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