JPH0735932Y2 - 建物の基礎構造 - Google Patents

建物の基礎構造

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JPH0735932Y2
JPH0735932Y2 JP7441792U JP7441792U JPH0735932Y2 JP H0735932 Y2 JPH0735932 Y2 JP H0735932Y2 JP 7441792 U JP7441792 U JP 7441792U JP 7441792 U JP7441792 U JP 7441792U JP H0735932 Y2 JPH0735932 Y2 JP H0735932Y2
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copper
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based metal
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博 楠川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、シロアリ等の害を防
止する建物の基礎構造に関する。
【0002】
【従来の技術】銅の緑青は殺虫剤に使用できることが知
られている。銅は、炭酸ガスと水分とが反応して緑青に
変化する。緑青の殺虫作用を利用した、電線を防虫構造
とし、あるいは、建物の基礎をシロアリの害から防止す
る構造が開発されている。例えば、実公平4−2137
2号公報には、建物の基礎と土台との間に銅系金属板を
挟着してシロアリの被害を防止する技術が記載される。
この公報に記載される防虫構造は、銅系金属板の両側を
折り返し、基礎と土台との間に挟着している。この構造
の基礎は、銅系金属板から発生する緑青の毒性によっ
て、シロアリを死滅させ、あるいは、土台への侵入を防
止する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この構造の建物の基礎
構造は、銅系金属板が変化する緑青によって、極めて長
期間に土台をシロアリの被害から防止できる特長があ
る。しかしながら、このように加工した銅系金属板は、
基礎と土台との間に取り付けるのに手間がかかる欠点が
ある。それは、銅系金属板を基礎に固定した後、その上
の土台を固定するからである。この方法で銅系金属板を
基礎に固定する場合、基礎のアンカーボルトの位置に合
わせて銅系金属板に貫通孔を穿設する必要がある。貫通
孔の位置がずれると、銅系金属板を基礎の正確な位置に
取り付けできなくなり、銅系金属板が土台の側面から突
出し、あるいは、土台の内部に位置することになる。土
台から銅系金属板が突出すと邪魔になる。このため、銅
系金属板には極めて正確に位置決して貫通孔を開ける必
要があり、この作業に手間がかかる欠点がある。
【0004】さらに、前述のように、基礎と土台との間
に銅系金属板を挟着した構造は、銅系金属板から変化し
た緑青を、土台の内部に効果的に浸透できない欠点があ
る。緑青を土台に効果的に浸透できるなら、緑青の毒性
によって、土台はシロアリの害から有効に防止される。
【0005】この考案は、この欠点を解決することを目
的に開発されたものである。この考案の重要な目的は、
基礎と土台とに簡単にしかも正確な位置に取り付けでき
ると共に、土台をシロアリから効果的に防蟻できる建物
の基礎構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の建物の基礎構
造は、前述の目的を達成するために下記の構成を備え
る。すなわち、この考案は、コンクリート製の基礎1と
土台2との間に銅系金属板3を挟着する基礎構造を改良
したものである。この考案の基礎構造は、土台2の下面
に、縦に延長して溝4を設けている。銅系金属板3は、
土台2の溝4に嵌着される凸条5を有する。銅系金属板
3の凸条5を土台2の溝4に嵌入して銅系金属板3は土
台2に連結される。さらに、銅系金属板3は、両側を上
方に折曲して、土台2の側面を覆う。
【0007】
【作用】この考案の建物の基礎構造は、銅系金属板3の
凸条5を土台2の溝4に嵌入して、銅系金属板3を土台
2に連結できる。このため、この考案の建物の基礎構造
は下記のようにして施工できる。 凸条5を溝4に嵌入して、銅系金属板3を土台2に
仮り止めする。このとき、土台2にはあらかじめ基礎1
のアンカーボルト6を挿入する貫通孔を設けている。銅
系金属板3には、アンカーボルト6の位置に貫通孔を穿
設する必要はない。 土台2の貫通孔に基礎1のアンカーボルト6を挿入
する。銅系金属板3は土台2の下面に仮り止めされてい
るので、土台2をアンカーボルト6に押し付けることに
よって、土台2の重量と押圧力とで、アンカーボルト6
の先端が銅系金属板3の一部を破断する。アンカーボル
ト6が銅系金属板3を破断する位置は、土台2の貫通孔
に位置する。この状態で土台2と基礎1との間に挟着さ
れる銅系金属板3は、アンカーボルト6の位置に合わせ
て貫通孔を設ける必要がなく、土台2をアンカーボルト
6に押圧して銅系金属板3を正確な位置に挟着できる。 この状態で土台2と基礎1との間に挟着された銅系
金属板3は、土台2の溝4に侵入する凸条5部分の緑青
が効果的に土台2に侵入する。特に、土台2の溝4内
は、木製の土台2に吸湿された水分によって湿潤な状態
となりやすく、銅系金属板3が緑青になりやすい。溝4
内で発生した緑青は、溝4の表面から木製土台2の内部
に効果的に浸透する。土台2に浸透した毒性のある緑青
は、土台2をシロアリが食害するのを有効に防止する。
さらに、土台2の下端縁に沿って上方に折曲された銅系
金属板3も土台2の表面を覆い、土台2との対向面に発
生する緑青を土台2に浸透させて土台2をシロアリの害
から防御する。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。ただし、以下に示す実施例は、この考案の技術
思想を具体化するための建物の基礎構造を例示するもの
であって、この考案の基礎構造は、構成部品の種類、材
質、形状、構造、配置を下記のものに特定するものでな
い。この考案の基礎構造は、実用新案登録請求の範囲に
おいて、種々の変更を加えることができる。
【0009】さらに、この明細書は、実用新案登録請求
の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「作
用の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登録請求
の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するもの
では決してない。
【0010】図1に示す建物の基礎構造は、基礎1と土
台2と銅系金属板3とを備える。基礎1はコンクリート
で構築されたもので、一定の間隔で垂直にアンカーボル
ト6を固定している。
【0011】土台2は木製の角柱で、基礎1の幅よりも
多少細く加工されている。土台2は、下面に縦に延長し
て溝4を設けている。溝4は、ここに銅系金属板3の凸
条5を嵌入して仮り止めできるように、その幅を、例え
ば1mm〜10mm、好ましくは2mm〜7mmの範囲
に設計する。溝4の深さは、例えば5mm〜70mm、
好ましくは10mm〜50mmの範囲に設計される。さ
らに、溝4は、好ましくは図2に示すように、土台2の
中心から多少横にずらせた位置に設けられる。この位置
に溝4を設けた土台2は、図2に示すように、銅系金属
板3を貫通するアンカーボルト6が溝4から離れた位置
を貫通する。このため、土台2の下面の全体に溝4を設
け、この溝4に凸条5を嵌入した状態で、銅系金属板3
をアンカーボルト6に挿入できる。ただ、アンカーボル
ト6を貫通する部分の近傍に凸条5を設けない銅系金属
板3を使用する場合、土台2の中心に溝4を設けること
も可能である。溝4は、鋸や溝堀機を使用して設けられ
る。
【0012】銅系金属板3は、銅板、表面を銅メッキし
た鉄板、銅合金板等が使用される。銅系金属板3は、例
えば厚さを0.1mm〜1.5mm、好ましくは0.2
〜0.5mmの範囲に設計する。銅系金属板3は、中間
を折曲して凸条5を設け、両側を土台2の側面に沿って
上方に折曲している。凸条5は土台2の溝4に位置して
設けられている。さらに、凸条5は、これを溝4に嵌入
した状態で弾性的に溝4の内面に押圧される幅に折曲さ
れる。銅系金属板3の両側は、土台2の側面に密着する
ように折曲され、あるいは、図2に示すように、土台2
の側面から多少離れる状態に折曲される。土台2の側面
に密着するように折曲された銅系金属板3は、土台2と
の間にできる緑青が土台2に移行しやすく、緑青によっ
て土台2をシロアリの食害から有効に防止できる。土台
2の側面との間に隙間ができるように折曲された銅系金
属板3は、隙間7にシロアリの殺虫剤8を充填すること
によって、より効果的にシロアリの害を防止できる特長
がある。土台2の側面を覆う両側の折曲片は、好ましく
は土台2下方の1/5以上を覆う。ただ、折曲片は、土
台2の側面全体を覆うようにすることもできるのは言う
までもない。
【0013】
【考案の効果】この考案の建物の基礎構造は、銅系金属
板を土台に仮り止めして基礎に取り付けできる。とく
に、銅系金属板にアンカーボルトの貫通孔を穿設するこ
となく、土台をアンカーボルトに押し付けることによっ
て、アンカーボルトで銅系金属板の一部を破断できる。
このため、アンカーボルトの位置に正確に合わせて銅系
金属板に貫通孔を穿設する必要がなく、土台を基礎に押
し付けて、銅系金属板を土台と基礎とで挟着して定位置
に取り付けできる。したがって、この考案の建物の基礎
構造は、極めて簡単に、しかも正確な位置に銅系金属板
を取り付けできる特長がある。
【0014】さらにこの考案の建物の基礎構造は、土台
の下面に溝を設け、この溝に銅系金属板の凸条を嵌入し
ている。このように土台と基礎とに挟着されて、溝に銅
系金属板の凸条を嵌入した基礎構造は、銅系金属板が化
学変化した緑青を効果的に土台に侵入して、土台をシロ
アリの食害から有効に防止できる特長がある。とくに、
土台の下面に設けられた溝は、基礎の上面で閉塞される
ので、湿潤な状態となりやすく、銅系金属板は緑青とな
りやすい。さらに、ここで発生した緑青は、溝の表面か
ら土台の内部に浸透しやすい。内部に緑青が浸透した土
台は、緑青の毒性によってシロアリの食害から効果的に
防止される。このように、銅系金属板を毒性のある緑青
に化学変化させ、これを土台に浸透させて土台をシロア
リから防御する基礎構造は、薬剤を散布する等の方法に
比較すると、長期間にわたって土台をシロアリの食害か
ら有効に防御できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に建物の基礎構造を示す斜視
【図2】図1に示す建物の基礎構造の断面図
【符号の説明】
1…基礎 2…土台 3…銅系金属板 4…溝 5…凸条 6…アンカーボルト 7…隙間 8…殺虫剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製の基礎(1)と土台(2)との
    間に銅系金属板(3)が挟着されている基礎構造におい
    て、 土台(2)の下面には縦に延長して溝(4)を設けており、銅
    系金属板(3)はこの溝(4)に嵌着される凸条(5)を有し、
    凸条(5)を溝(4)に嵌入して銅系金属板(3)が土台(2)に連
    結され、さらに、銅系金属板(3)の両側は上方に折曲さ
    れて土台(2)の側面を覆っていることを特徴とする建物
    の基礎構造。
JP7441792U 1992-09-30 1992-09-30 建物の基礎構造 Expired - Lifetime JPH0735932Y2 (ja)

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JP7441792U JPH0735932Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 建物の基礎構造

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JP7441792U JPH0735932Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 建物の基礎構造

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Publication Number Publication Date
JPH0671612U JPH0671612U (ja) 1994-10-07
JPH0735932Y2 true JPH0735932Y2 (ja) 1995-08-16

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JPH0671612U (ja) 1994-10-07

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